VAパネルのモニターでパソコン用のおすすめ機種をご紹介しています。コントラスト比が高く視野角が広い機種が多いのが特徴です。
仕事で使いやすい目に優しいモニターやゲーム用のリフレッシュレートが滑らかな液晶ディスプレイもあります。
VAパネルでメーカーごとに人気機種を選定していますので選ぶ時のご参考になれば幸いです。
便利なナビゲーション
- VAパネルとは?
- VAパネルのメリット・デメリット
- VAパネルモニターの選び方
- VAパネルのモニターのおすすめ
- アイリスオーヤマ モニター DT-FF233S-B 24インチ VAパネル
- Dell VAパネル ゲーミング曲面モニター 27インチ
- LG フレームレス モニター 4K VAパネル 31.5インチ
- ASUS 湾曲ゲーミングモニター ROG STRIX 35インチ VAパネル
- MSI Optix MPG341CQR 湾曲ゲーミングモニター VAパネル 34インチ
- AOC ゲーミングモニター 曲面 C27G2ZE/11 27インチ
- iiyama ProLite モニター 23.8インチ VAパネル
- JAPANNEXT 23.6インチ モニター JN-V236FHDR-C65W
- GIGABYTE AORUS FV43U Gaming Monitor ゲーミングモニター 43インチ
- BenQ VAモニター GW2280 21.5インチ
- I-O DATA VAパネル ゲーミングモニター 23.8インチ
- 商品についてひとこと
VAパネルとは?
VAパネルはVertical Alignmentの略で液晶モニターの表示方式です。分子を垂直に並べて電圧により液晶分子が平行に並ぶことで、バックライトの光を透過させます。
また、IPSやTNパネルと違いコントラスト比が高いのが特徴です。そのため、黒色から白色のレベルの差があるため、画面がキレイに感じます。
黒の再現性が高い特性があるのでメリハリのある映りが楽しめます。そのため、色彩が鮮やかなモニターは、映画鑑賞など暗いシーンが多いコンテンツを綺麗に表示できるので最適です。
VAパネルのメリット・デメリット
メリットは白と黒のコントラスト
メリットはVAパネルの場合、非常に高いコントラスト比です。これにより、黒がより深く、白がより明るく表示され、画像がより鮮明でリアルに見えます。特に暗いシーンを含む映画やゲームを楽しむ際に優れた視覚体験を提供します。また、色再現性が高く広い色域をカバーしているので色再現性が良好です。
デメリットは視野角?
VAパネルのデメリットは、IPSやTNパネルに比べて応答速度が遅いことです。特に高速な動きを伴うゲームをプレイする際に、モーションブラー(動きのぼやけ)や残像が発生しやすくなります。また、製品によってはIPSパネルに比べると視野角が狭く、特定の角度から見ると色の変化が見られることがあります。ただし、最近の製品はVAパネルでも178°まで見られるモニターもあるので、気になる場合にはチェックしてみてください。
VAパネルモニターの選び方
出典:I-O DATA
サイズで選ぶ
VAパネルは21.5インチぐらいから選ぶことができます。
24インチから27インチなど大きいサイズになるほどVAパネルの種類が多くなり選びやすくなります。映画鑑賞モニターなど視聴するなら大きいサイズで曲面パネルを選ぶのも良いですね。
仕事用を選ぶ
仕事用で使うなら目に優しい機能を搭載しているモデルがおすすめです。
ブルーライトカットやフリッカーフリー機能と呼ばれます。
長時間モニターを見続けるようなパソコン作業をするときに目が疲れにですね。
動画を視聴する
VAパネルのモニターはコントラスト比が高く、メリハリの付いた映像が楽しめます。
黒の締りが良いとされており動画を視聴するのにも最適です。
映画を見るような場合にはモニターにスピーカーが内蔵されているかチェックすると良いですね。
ゲーミングモニターを選ぶ
出典:ASUS
ゲーミングモニターではリフレッシュレートと応答速度をチェックすると良いですね。
リフレッシュレートは普通は60Hzで100Hz、144Hz、240Hzと数値が上がるほど1秒間に更新する回数が増えていくため表示が滑らかになります。
応答速度は5msや1ms以内であれば高速にレスポンス良くゲームができます。
また、AMD FreeSyncテクノロジーやG-SYNCのように、グラフィックボードと同期できる機種では遅延がないゲームを楽しめます。
VAパネルはTNパネルのゲーミングモニターと比較してハイスペックな機種が多いですね。
ノングレア(非光沢)とグレア(光沢)
画面の表面処理にはノングレア(非光沢)とグレア(光沢)があります。
VAパネルの場合にはグレア(光沢)やハーフグレア(半光沢)のモデルも多く、鮮やかに映像を楽しみたいかたにはグレアを検討するのも良いと思います。
ただし、光の反射をするので窓際にディスプレイを設置するような場合には見づらくなるため、PC作業がメインで使用する場合にはノングレア(非光沢)のほうが見やすいですね。
VAパネルのモニターのおすすめ
アイリスオーヤマ モニター DT-FF233S-B 24インチ VAパネル
アイリスオーヤマのモニターDT-FF233S-Bは、サイズが約24インチ(23.8インチ)のモニターで、発売日は2022年12月5日で定番の商品です。
モニターの大きな特徴は、VAパネルということで、一般的なIPSパネルと比べてコントラスト比が高く3000:1に対応しています。VAパネルは黒の再現性が高いため、メリハリの高い表示が可能になります。
設定は正面から見て、右下にあるメニューのボタンから変更ができます。明るさや黒のレベルなどを調整できます。スタンド部分は簡単な設計で、上下の角度調整(チルト)に対応していて、下に-5°で上に15°の範囲で動かせます。スピーカーを内蔵していて1W x2で、音を出力できます。
評価できる良い点としては、VAパネルなのでコントラスト比が高く感じられるメリハリのある表示。また、視野角が広く上下左右178度まで色変化が少なく見やすい画面です。パソコン初心者の方や基本性能があればいいという人にはおすすめです。日本のメーカーなのでサポートも安心で、保証は3年間なのもポイントです。
選ぶポイント:
スピーカー内蔵
- 23.8ワイドの使いやすいサイズでスピーカー内蔵しているモニター
Dell VAパネル ゲーミング曲面モニター 27インチ
Dell(デル)のゲーミングモニターでVAパネル「S2721HGF」で解像度はフルHDです。
27インチの1500R曲面ディスプレイで没入感のあるゲームを楽しめます。
リフレッシュレートが144Hzで滑らかです。1msの高速な表示ができるのでFPSなど速い映像にも対応できます。
グラフィックボードはAMD FreeSync PremiumとNVIDIAR G-SYNCR Compatibleに対応しており、GPUと同期をするとティアリングとスタッタリングを抑えられます。また、ブルーライトを軽減する機能もあります。
スタンドは高さ調整や傾き調整に対応しています。(※スピーカーは非搭載です。)
3年間無輝点交換保証があるのでドット抜けがあっても安心ですね。
レビューではコスパが良いという口コミがあります。
スペック
- 製品型番:S2721HGF
- 接続:HDMI x 2、ディスプレイポート
- アスペクト比 16:9
- 応答時間:4ms(GtoG); 1ms(MPRT)
- 輝度:350 cd/m2
- VESAマウント:100 mm
- 寸法: 幅 60.84 cm × 奥行き 19.04 cm × 高さ 39.3 cm
● 選ぶポイント
- 湾曲パネルでリフレッシュレートが144Hzモニター
LG フレームレス モニター 4K VAパネル 31.5インチ
LGのモニターで解像度は4K(UHD 3840 x 2160ピクセル)で高精細なVAパネル。
「32UN500-W」は31.5インチの非光沢なディスプレイでフレームレスです。
HDR10に対応しており色域はDCI-P3 90%カバー。MaxxAudioの5W+5Wのスピーカー内蔵しています。
遅延を低減するDAS(Dynamic Action Sync)モードを搭載しています。
スペック
- 製品型番:32UN500-W
- 接続:HDMI×2、DP
- FreeSync対応
- フリッカーセーフ、ブルーライト低減機能搭載
- 寸法:714x512x209mm(スタンドあり)
- 重量:7.7kg
● 選ぶポイント
- VAパネルで解像度が高精細な4Kモニター
ASUS 湾曲ゲーミングモニター ROG STRIX 35インチ VAパネル
ASUS(エイスース)の湾曲ゲーミングモニターでROG STRIX 「XG35VQ」です。
35インチで解像度はUWQHD (3440x1440)、リフレッシュレートは100Hz、応答速度は4msに対応しています。
Extreme Low Motion BlurとAdaptive Sync (FreeSync)を設定すればモーションブラーやティアリングを抑えられます。
色域が広いVAパネルで色空間はsRGB 100%カバーしています。
インターフェイスはDisplayPort1.2、 HDMI2.0 x 1、HDMI1.4 x 1を搭載しています。
スペック
- 製品型番:ROG Strix XG35VQ
- 寸法:834.7mm×317.3mm×468.3mm(スタンド含む)
- 重量:約12.2kg
● 選ぶポイント
- 35インチでリフレッシュレートが100Hzの1800Rの湾曲パネル
- 高さ調整、チルト、スイーベルに対応したスタンド
MSI Optix MPG341CQR 湾曲ゲーミングモニター VAパネル 34インチ
MSI Optix MPG341CQRは、VA湾曲パネル(1800R)のゲーミングモニターです。34インチでHDR400に対応しており鮮やかな色彩表現ができるUWQHD。
リフレッシュレートは144Hz、応答速度は1msで高速な画面でFreeSync Premiumに対応しています。
インターフェイスはHDMI 2.0 ×2、DisplayPort 1.4 ×1、USB Type-C(DP Alt Mode)×1、USB 3.2 Gen1 Type-A(USB ハブ)×3、USB 3.2 Gen1 Type-B(PC接続用)×1で接続できます。
スタンドは高さ調整が可能です。(スピーカー非搭載)
スペック
- 製品型番:Optix MPG341CQR
- 3年保証
- スリムベゼル
- スマートRGBライト機能
- 付属品:DPケーブル、HDMIケーブル、USB Type-A - Type-Bケーブル、電源ケーブル、クイックスタートガイドなど
- 寸法:810.2 × 269.94 × 564.59mm
- 重量:9.6Kg
● 選ぶポイント
- 3,000:1のコントラスト比が高いVAパネル
AOC ゲーミングモニター 曲面 C27G2ZE/11 27インチ
AOCのゲーミングモニター「C27G2ZE/11」27インチワイドで、VAパネルを搭載しています。 ワイドな1500Rの曲面モニターにより、没入感のあるゲームが楽しめます。
解像度がFHDで、リフレッシュレートが240Hz・応答速度は0.5msのスペックで、残像を感じにくくプレイできるので、ゲーマーの方も使いやすいですね。暗いシーンでも鮮明に見えるような機能もあり高性能です。
接続端子はHDMI2.0 x 2、DP1.2 x1が使えます。
リフレッシュレートは満足ができる性能で、プロのような方にもおすすめです。ただし、スピーカーが付いていないので初心者の方は注意です。
スペック情報
- 解像度:1920x1080ピクセル
- 保証:3年間
- VAパネル
- 輝度300cd/㎡
- コントラスト比80,000,000:1
- サイズ: 612.4 (W)x 464.6 (H) x 227.4 (D) mm
選ぶポイント:
リフレッシュレートが240Hz
- リフレッシュレート240Hz/応答速度0.5msの高速なゲーミングモニター
iiyama ProLite モニター 23.8インチ VAパネル
iiyamaのVAパネルのモニターで「B2481HSU-B4E」です。
23.8インチで解像度がフルHDのディスプレイ。
ブルーライトカット機能やちらつきを低減するLEDのフリッカーフリー機能を搭載しています。
デジタルではDisplayPortコネクタとHDMIコネクタがあり、アナログ D-Subミニ15ピンコネクタも使えます。
多機能スタンドで縦から横への回転(ピボット)や、上下の昇降機能も便利です。
レビューでVESA規格に対応しており使いやすいという評判の良いモニターです。
スペック
- 製品モデル名:ProLite B2481HSU-B4E
- スピーカー内蔵
- サイズ:552.5(幅) × 373.0~503.0(高) × 210.0(奥行) mm
- 重量:5.5kg
● 選ぶポイント
- VAパネルでアナログD-Sub端子で接続したいかたにおすすめ
JAPANNEXT 23.6インチ モニター JN-V236FHDR-C65W
JN-V236FHDR-C65Wは、JAPANNEXTのなかでもコンパクトなサイズです。
解像度はフルHD(1920x1080)でUSB Type-C接続に対応しており、ケーブル一本で給電が可能です。また、一般的なHDMIポートも搭載しています。
ビジネスの用途におすすめの製品ですね。ディスプレイはVAパネルの半光沢のタイプです。
● 選ぶポイント
- USB Type-Cで65W給電が可能な23.6型モニター
GIGABYTE AORUS FV43U Gaming Monitor ゲーミングモニター 43インチ
GIGABYTE AORUS FV43U Gaming Monitorは、43インチのゲーミングモニターです。
解像度が4K UHDで、リフレッシュレートは144Hz、応答速度は1ms (MPRT)に対応しています。
HDMI2.1の入力で4K@120Hzで出力することも可能です。
スピーカーは12Wを2つ内蔵。接続端子は、HDMI2.1x2、Displayport1.4(DSC) x1、USB Type-C x1が使用できます。
売り切れ
スペック
- メーカー:GIGABYTE
- 解像度:3840x2160
- Display HDR1000対応
● GIGABYTE AORUS FV43Uを選ぶポイント
- 4Kの高解像度で144Hzに対応しているVAパネルのゲーミングモニター
BenQ VAモニター GW2280 21.5インチ
BenQ(ベンキュージャパン)の21.5インチのVAパネルのモニター「GW2280」です。
解像度はフルHDで(1080p)で見やすいディスプレイです。
アイケア機能があり輝度自動調整機能(B.I.)搭載やブルーライト軽減機能、ちらつきを抑えるフリッカーフリーに対応しています。
ウルトラスリムベゼルでスマートなデザインで仕事におすすめです。
リフレッシュレートは60Gz、応答速度は5ms (GtG)。接続はHDMI (v1.4)x2、D-sub端子を備えています。
レビューでは初期状態から画面設定で白っぽさは改善できるという口コミがあります。
スペック
- 製品型番:GW2280
- スピーカー内蔵(1W×2)
- VESAマウント 100mm
- 色域:72% NTSC
- 本体カラー:ブラック
- 寸法:幅489.5*高さ391.6*奥行き183mm
- 重量:3.5Kg
● 選ぶポイント
- VAパネルで目に優しい機能を搭載した21.5インチのBenQモニター
I-O DATA VAパネル ゲーミングモニター 23.8インチ
I-O DATA(アイ・オー・データ)のゲーミングモニターで23.8インチの「LCD-DF241SXVB」です。
VAパネルで3辺が細いフレームレスです。リフレッシュレートは75Hzで応答速度が4ms(GTG)に対応しています。
上下左右178°の広視野角で斜めからでも色の変化の少ない画面です。PS4でゲームするのに丁度良いですね。
1W+1Wのスピーカーを内蔵しています。
レビューでは色ムラが無く表示が綺麗という口コミがあります。
スペック
- 製品型番:LCD-DF241SXVB
- 発売日:2020年2月
- 入力端子:HDMI×2、DisplayPort
- 付属品:DisplayPortケーブル(1.8m)、HDMIケーブル(1.5m)、電源コード(1.8m)、取扱説明書
- 寸法:約539(W)×186(D)×396(H)mm
- 重量:約3.8kg
● 選ぶポイント
- エンハンストカラー対応で色が鮮やか
商品についてひとこと
VAパネルを搭載しているモニターはTNパネルに比べると価格もやや高いですが、TNパネルを使っていて白っぽいと感じているかたにはVAパネルはおすすめです。
VA方式のパネルはPC向けだけでなくテレビの液晶ディスプレイにも採用されており、高コントラストでHDRなどに対応していれば美しい映像を表示することができます。
ちなみにIPSパネルとVAパネルはどっちがいいかといえば1人で使うならVAパネルで良いと思います。IPSパネルは広視野角で色が代わりにくい特徴があるので複数人で画面を見る時には良いと思います。見やすいディスプレイがあればパソコン作業も快適ですね。
VAパネルのモニターの関連情報
21.5インチモニター
27インチ モニター
HP モニター
DisplayPortモニター・液晶ディスプレイ
HDRモニター
EIZOのモニターでは、21.5インチでタッチパネルのDuraVision FDF2121WT-Aという製品もあります。
VAパネル以外では、4Kで色が鮮やかなEIZO ColorEdgeシリーズが人気です。