大学生向きノートパソコンのおすすめ製品をご紹介しています。
どのような大学の学部で使うかによっても、学校生活で必要なノートパソコンの特徴は変わってくるでしょう。 高性能なスペックや駆動時間が長いモデルもあります。
人気があるノートPCの製品を解説しています。
迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
なぜ大学生はノートパソコンが必要か
なぜ大学生はノートパソコンが必要かといえば、論文やゼミなどで使います。また、留学を考えている学生さんなら特に必要になってきます。
高校生の時にはあまり使ってこなかったけれど、大学に入学したらパソコンを使う必要がでてきたという場合もあるでしょう。大学に入れば海外の論文を読んだりする時にもPCがあると便利。
大学生のうちにパソコンの基本操作はできるようにしておいた方がいいです。とくにブラインドタッチはできるようにしておく必要があるでしょう。
大学を卒業したら社会人になりますが、会社ではパソコンのスキルが重要になります。そのため、大学生活のうちにできるだけパソコンを使うようにして、前準備をしておけばスキルとして優位になります。
大学の講義で使えるノートパソコン
大学の講義で使う勉強用のノートパソコンは14インチぐらいのノートがいいです。学習方法もインターネットを使うことがあるため、少なくとも13インチ以上のディスプレイだと見やすいです。
大学生活の4年間はパソコンは使いたいもの。コスパを重視しすぎてパフォーマンスが低いものを選ばないように注意です。CPUとメモリはチェックしてみてください。
バッテリーが長持ちするタイプもおすすめ。
一つの講義の時間が90分なら3時限の授業を受けても4時間30分のノートパソコンのバッテリーがもたなければいけません。バッテリーのノートパソコンは必須といえるでしょう。
大学生向けのノートパソコンの選び方
目的に合ったスペックを選べば予算もおさえて用意できます。
大学生は勉強やアルバイトなど忙しいひともいるでしょう。勉強やレポート作成などサクサク動作できる機種が快適です。
オンライン授業の場合にはWebカメラやマイクが搭載されているタイプがおすすめ。
CPU
スペックで選ぶならCPUはインテルのCore i5以上だと軽快に動きます。Core i7以上あれば負荷がかかったときに速いです。インテル以外の種類では、AMD Ryzenシリーズがあります。もし、比較したい場合にはクロック数を確認します。Hzの数値が大きい方が性能がいいことになります。
メモリは同時の作業で必要
メモリは4GBや8GBなどの容量がありますが、できれば8GB以上はほしいところです。
複数のソフトを同時に立ち上げて作業するときに、スムーズに動かすなら8GB以上は必要でしょう。16GBぐらいあるとマルチタスクで快適です。
ただし、ハイスペックなモデル以外は32GBや64GBのようなスペックは少ないです。
また、必要最低限のメモリとストレージはOSによっても違ってきます。WindowsよりもChromeのほうが低いスペックでも快適です。
ストレージ
大学生にとってストレージは大事な部分です。というのも、大学によってはクラウドで共有するようなサービスはルールがある場合がほとんどです。
そのため、自分で学んだノート代わりのデータや、配布物はパソコンの本体に保存していくということになります。
容量によって動作するスピードはあまり変わりません。動画を保存したりする場合には少なくとも256GB以上は必要でしょう。また、データを活用していくなら500GB~1TBのように容量が大きいと快適です。
ディスプレイ
液晶ディスプレイのサイズは14~15.6インチぐらいだと、持ち運びは楽です。17インチを超える大画面であれば、重量は重くなりますが作業性が高くなります。
画像編集のようにクリエイティブで使う方はカラー表現が豊かなモデルを検討してみてください。色域はなるべく広いほうが再現性が高くなるのでsRGB 100%、P3 95%以上がおすすめです。
大学生向けのノートパソコンおすすめ
Lenovo ThinkBook 14 Gen 8 Arrow Lake(14型 Intel)
Lenovo(レノボ)のノートパソコンで、ThinkBook 14 Gen 8 Arrow Lake(14型 Intel)です。AIにより効率化されていてパフォーマンスが向上。ニューラル プロセッシング ユニットにより、電力使用量が最適化されるようになっています。
14インチのコンパクトなサイズで重さは約1.36kgなので、一日中、持ち運びをしたい人にぴったり。 授業中にタイピングしやすいソフトな打鍵感のキーボードが搭載されています。
スペックはインテル Core Ultra 5 プロセッサー 225Hまたは225U、メモリは8~16 GB DDR5-5600MT/s (SODIMM)、ストレージは256GB~512GBです。
在学中だけでなく卒業後も長く使用できるスペックです。
耐久性がある
耐久性はMIL-STD-810Hに準拠していて、圧力や振動、温度のテストでチェックされています
FMV LIFEBOOK WMB/J3【コンパクトサイズ】
富士通 ノートパソコン FMV LIFEBOOKノートパソコンです。14インチで解像度はWUXGA(1920×1200)なので、少し縦に広い作業領域が特徴です。
ツールバーを表示して広く使いたい人にぴったり。Office Home and Businessが付いておりエクセルやワードなどが使えます。
コンパクトサイズで、大きさは313.4×223mm、厚みが20.4mm 。重さが約1.3kgで軽量なので運びやすい重さです。学内のキャンバスでノートPCを持ち歩く場合や文系の女子にも使いやすいです。
CPUはAMD Ryzen 5 7520U プロセッサー、16GBのメモリ(デュアルチャネル)、SSDは約512GB。スタンダードに使えるスペックです。
16.3時間使えるバッテリー
バッテリーの駆動時間はアイドル時は、約16.3時間使えるバッテリーを搭載
MacBook Air 15.3 インチ M4チップ : おしゃれ
美大生ならデザインなどクリエイティブで制作することになります。絵を描くならPhotoshopです。写真の加工などエフェクト機能もあります。
また、デザイン科の学生ならイラストレーターはかかせません。デザインをするための基本ソフトになります。そんなわけで、アドビのソフトがサクサク動くAppleのノートパソコンはおすすめです。
MacBook Proと比較して価格が抑えられているのはMacBook Airです。
MacBook AirでCPUはApple M4チップを搭載しており、RAW現像や写真編集におすすめです。メモリは16~24GB、ストレージはSSD 256~512GBを搭載。
対角15.3インチのLiquid Retinaディスプレイで、色が鮮明な10億色の広色域に対応しています。
また、充電をすればバッテリ駆動時間は最大15時間です。インターフェイスはThunderboltで接続できます。
重さは1.51kgで、軽量に持ち運びができます。MacBookはスタイリッシュなデザインが好きな人に人気、おしゃれなデザインで大学の構内で使いたい学生さんにぴったりです。
美大生やデザイン科はadobeのソフトで動くPC
Macのノートパソコンではある程度スペックが必要になります。
フォトショとイラレを両方動かすとなると速いノートパソコンでないと、どうしても動きは遅くなりますが、M4チップなら快適に動作します。
dynabook モバイルノートパソコン : 1kg以下で軽い
dynabookのモバイルノートパソコンでRZ/MWモデルです。
軽量なノートパソコンを仕事で使いたい方におすすめです。1kg以下で軽い製品で重さは約940g。また、バッテリーは約20.5時間なので研究指導が長いときでも、バッテリー切れもないでしょう。
ディスプレイは14.0型の細いベゼルで解像度はWUXGAで、周囲が明るくても見やすい高輝度な画面です。OSはWindows 11 Home 64ビット、CPUは性能が高いインテル第13世代 Core i7-1360P プロセッサーです。メモリは高速な32GB、ストレージは1TB SSDを搭載しています。
Microsoft Office Home & Businessが付属しており、Word/Excel/PowerPoint/Outlookが使用できます。オフィスソフトを一通り学びたい大学生におすすめです。
スペック
- メーカー:dynabook
- Wi-Fi 6E
- 重さ:約940g
選ぶポイント:
軽量なモバイルノートPC
- 重さが約1kg以下で軽いので移動するときに携帯しやすい
ASUS(エイスース) Zenbook S 14 UX5406SA OLED タッチパネル
ASUS(エイスース)のノートパソコン Zenbook S 14 UX5406SAは、 OLED (有機EL)のタッチパネルです。84キーの日本語キーボードでポインティングデバイスとして、タッチパッドもあります。タッチパネルは講義で図を書いておきたい場合に便利。
スペックは、インテル Core Ultra 7 258V プロセッサー(Arc グラフィックス 140V)、メモリが32GB LPDDR5X-8533、ストレージは1TBです。
Copilot Plus PCなので、AIを使いたい人にぴったり。スタンダードに使えるノートパソコンです。
※同じシリーズで Core Ultra 5 プロセッサー 226V搭載モデルもありますが、タッチパネル非搭載もあるので注意です。
Lenovo Chromebook Plus クロームブックプラス 3i N305 83BN002WJP
最新のクロームブックプラスで、以前のクロームブックと比べてスペックが強化されたことにより、CPUが高速化されていて2倍の処理能力の、インテルCoreやAMD Ryzenを搭載しているモデルです。
IdeaPad Slim N305のスペックは、インテル Core i3-N305 プロセッサーでメインメモリが8GB LPDDR5、ストレージは128GB eMMCです。ディスプレイは14インチで1080pのFHDで高精細なのも魅力。Geminiを搭載しているので、アイデアを使いたいときに便利です。
クロームブックはWindowsのOSではないので、それだけ注意です。
エクセルやパワーポイントは使えません。(Google Playのアプリのオフィスなら使えます。)
>>Chromebookがおすすめ
選ぶポイント:
文系大学の学生さんにもおすすめ
- スペックはそれほど高くないエントリー向けのノートパソコン
NEC LAVIE N13 13.3インチモバイルノート
NEC LAVIE N13は、小型サイズで持ち運びやすいモバイルノートPCで、13.3型のIPS液晶ディスプレイで、解像度はフルHD(1920×1080)です。
端子はUSB 3.2 Gen 2 Type-Aコネクタ・USB3.2 Type-C、HDMIを搭載しています。CPUはAMD Ryzenシリーズのプロセッサーで処理速度が速いRyzen 7のほか、Ryzen 5・Ryzen 3のモデルが選択できます。メモリは8GB ~ 16GB、ストレージは約256GB ~ 1TB SSDです。
スペック構成はいくつかから選べるようになっています。
コンパクトで堅牢なのが特徴で、落下試験が実施されています。
インターネット環境はWi-Fi 6Eなので、快適にワイヤレス環境を利用できます。また、SDメモリーカードスロットも搭載。ビジネスで外で使うことが多い方には便利です。
国内メーカーでアフターサポートもあります。これから大学生活が始まる前にパソコンを使いたい方にぴったり。
DELL Inspiron 14 ノートパソコン : オフィス付き
DELL(デル)のノートパソコンでInspiron 14は、マイクロソフトのオフィス付きノートパソコンでMicrosoft Office Home&Businessが使えます。Word/ Excel/ PowerPoint/ Outlookを覚えるのにぴったり。
授業内容をまとめたり、勉強した内容をワードでまとめたりするのに便利です。タイピングでも使用しやすい日本語キーボードです。
14インチの薄型ノートパソコンで重さは約1.54 kgと軽量です。幅314mm×前後227mmで厚みは19mm。A4サイズより一回り大きいぐらいなので大学へ通学する時にカバンにも入るサイズ持ち運びもできます。CPUが第12世代のCorei5でもたつきなく動作するので操作性に優れているのが魅力です。
入力の端子にはUSB3.2Gen1(Type-A)x2,USB3.2Gen2x2(Type-C)x1、HDMI1.4x1,USB Type-C(DisplayPort)などを備えています。SDカードスロットがあるのでカメラで撮影した写真をPCへ取り込むことができます。
公式サイトだと学生さんは安く検討できます。→デル学割専用オンラインサイト
OS | Windows 11 Home 64bit |
---|---|
CPU | 第12世代Intel Core i5-1235U(最大:4.4GHz) |
メモリ | 8GB(2x4GB)DDR4, 3200MHz |
ストレージ | 256GB M.2 PCIe NVMe SSD |
ディスプレイ | 14 インチ |
選ぶポイント:
特徴:Office付き
- 14インチで軽量なモバイルノート
大学の指定パソコンとは?
大学によっては、特定のスペックを満たしたパソコンを指定していることがあります。特に、理系・工学系・デザイン系の学部では、専用ソフトの動作要件を満たすPCが必要な場合があります。例えば、プログラミングを学ぶ情報系の学部では「Windows 11搭載・メモリ16GB以上」といった指定があることも。
また、大学生協が推奨する「生協モデル」のパソコンが販売されていることもあります。これらは保証やサポートが充実している一方で、市販モデルと比べて価格が高めになることが多いです。そのため、大学の指定要件を確認しつつ、自分に合ったPCを選ぶのがおすすめです。
購入前にチェックすべきポイント
- 大学の公式サイトや入学案内で推奨スペックを確認
- 専用ソフト(CAD・Adobe・統計ソフトなど)の動作要件をチェック
- 生協モデルと市販モデルのスペック・価格を比較
もし特に指定がない場合は、用途に応じたスペックを選べば問題ありません。文系なら軽量でバッテリー持ちの良いモデル、理系なら処理能力の高いモデルを選ぶと快適に使えます。
理系大学ならBTO
理系の大学生ならBTOでノートパソコンを検討してみてください。HDDやSSD、メモリなど全て把握しているならBTOだとスペックを選べます。
こだわりのノートパソコンで動作を処理して勉強したり、学生生活の大事な一台になります。
電子工作をやるような学生さんならRaspberry Piも面白いです。
大学の工学部ならスペック高めのノートパソコン
大学の工学部ならスペック高めのノートパソコンがいいでしょう。
プログラマの場合はLinuxやMac、Windowsなどクロスプラットフォームで使う場合もあるでしょう。
複数の環境で学習するためにオペレーティングシステムを複数入れる場合もあるでしょう。たとえOSが1つでも統合開発環境などをいれるとなかなか重くなるので、スペックは高いほうがおすすめです。
今回のまとめ
大学生向きのノートパソコンを解説しました。大学では課題の作成をノートパソコンで求められる場合もあり、必要になります。部活でビデオ通話をするようなこともあるでしょう。
また、学業以外でゲームをしたいという人はゲーミングノートPCを用意する必要があります。これはNVIDIA GeForce RTX 4050といったグラフィックボード搭載しているモデルを選ぶ必要がでてきます。
もし、パソコンを買うのが最初の一台という人であれば、スタンダードモデルのような標準的な性能があるノートパソコンを検討してみてください。
つながるトピック
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