Raspberry Pi とは「ラズベリー パイ」と読みます。
名前が長いのでネットでは「ラズパイ」と略すのも一般的ですね。
なにかというと、おもに電子工作で使われるパソコンです。
ラズベリーパイ財団は「Raspberry Pi 4」を発表してから話題沸騰中です。
今ならRaspberry Pi 4 Model Bが最新ですね。
イギリスで教育用に作られたパソコンなので創意工夫でいろいろなことができます。
できる可能性が多く、本体だけなら価格は1万円以内で買えます。
Raspberry PiのOSはLinaxなので、子供だけでは使いこなせないので大人が見てあげる必要があります。
学生のハッカーが勉強とか楽しみで使っている状況もありますね。
Raspberry Piは世界中でファンがいるので情報も豊富です。
日本語だけでなく英語でも様々な情報があります。
では、なにに使えるパソコンなのかというと色々とできます。
最初は、Raspberry Piの本を見ながら作っていくのもおすすめです。
Contents
Raspberry Piでできること
Raspberry Piを使ってできることは様々です。拡張性があるためGPIOポートを利用すればアイディア次第で色々な作品ができます。
Raspberry Piの起動も簡単。電源コードをアダプタのソケットに指すだけでスイッチも無いです。
でも、いざ何かを作ろうとすると奥深いですね。
難易度もかなり幅があるのですが一先ずご紹介していきます。
プログラミング学習
Pythonが入っているので機能学習などの勉強としてプログラミングができます。
子供にパソコンとはどんなものなのか教えるにはちょうど良いですね。
教育用が発端なので最初からScratchのアプリが入っています。
Scratchでプログラミングを覚えるのも楽しいですね。
>>子供におすすめのノートPC
Raspberry PiでIOTシステムを作る
センサーとプログラムを使えば植物などの環境オートメーションをRaspberry Piで作ることもできます。いわゆるIOTシステムですね。
Raspberry Piのセンサーはいろいろな種類があります。
湿度センサーや温度センサー、光センサーなどを使えば植物が育つようにIoTでエアコンを操作したりできますね。
センサーを使ってプログラムを組めば植物などの環境オートメーションを構築することができます。
オープンソースのソフトウェアなどを使ってスマートホームのシステムを作ることも可能です。
Webサーバとして使う
Raspberry Pi をWebサーバとして使うこともできます。
セキュリティーやデータベースなど幅広い知識が必要になります。
DNSの設定などもあるので子供にはちょっと難しいでしょう。
また、Webサーバの場合には常時稼働させておく必要があるので、十分に冷却する必要があります。
自作する場合には熱がこもって火事にならないように注意ですね。
パソコンとして使える
当たり前ですが、パソコンとして使うことができます。
Windowsをラズベリー パイにインストールすることもできます。という情報もありますが普段PCをカスタマイズしているようなひとならできるといった方が良いでしょう。
なかなか初心者ではWindows10のOSをインストールするのは難しく、できたとしてもスペックが重いPCになってしまいます。Raspberry Pi 4ならいけそうですが、ソフトを入れるのはUWPアプリを使うのですかね。
デフォルトで入っているRaspbianのOSで使った方がサクサク動いて軽快です。linuxなので通常はwindowsの代替として使うことはできません。ファイルを保存するようなサーバー用として使う方が適していると思います。
ラズベリーパイは色々な設定など苦労や試練も含めてできた時の達成感があり楽しいです。
とはいうものの、ラズパイはメモリーも少ないので効率的にパソコンを動かしたいというときにはWindowsで小さなノートパソコンのOne-Netbookが良いでしょう。
ラズベリー パイは買うとキーボードやマウスは付いていませんので、USBのキーボードやマウスでつなげることができます。
古いキーボードではUSBではなかったりするので新たに用意した方が良い場合もあります。
ラズベリーパイは小さなパソコンなので熱がこもりやすい特徴があります。
アルミのケースなら放熱性も高く長く使うことができるのでおすすめです。
>>Raspberry Pi ケースのおすすめ
Raspberry Piにディスプレイは付いていない
Raspberry Piのディスプレイは付いていないので別で購入する必要があります。
いろいろなサイズがあるので選ぶのも楽しいですね。
ディスプレイは4000円ぐらいで売っているのでつなげることができます。
タッチパネルもできるっていうのはすごいですね。
Raspberry piで機械学習をする
「Raspberry Piではじめる機械学習」は書籍ですがAIについて学ぶことができます。
プログラミングのコードを書き込む時に参考になります。非常にわかりやすい本なのでAmazonで高い評判があります。
linuxだけでなくWindowsでも参考になるようですね。
機械学習をやりたいひとにはおすすめです。
Raspberry piでカメラを使う
Raspberry piではカメラを使うことができます。
定点観測カメラや監視カメラとして動作させることができます。
オートフォーカスやデイカメラなどカメラモジュールに依存する部分もあります。
そのため、買うときにはカメラの機能を把握しておくことをおすすめします。
Raspberry piはいくらからできる?
ラズベリー パイの本体は7,500円ぐらいから販売されています。
セットになっているのが楽で、Raspberry piのセットは1万円5千円ぐらいで買うことができます。
セットの内容は電源アダプターやラズベリーパイのロゴが入ったケースが付いています。
Raspberry piでロボットが作れる
ラズパイのキットを使って車やアームのロボットを作ることができます。
上の写真はロボットカーを作るロボット学習キットです。
(価格は変動します。)
電子工作とプログラミングができれば自作でロボットを作ることもできます。
センサーやカメラなど部品も多いので自由自在でクリエイティブ。
>>ラズパイでロボットを作る
サーボモーターを制御することもできます。
電子パーツの組み合わせで色々なものが作れます。
制御するためには「サーボモータドライバ」を使います。PWMでアナログ出力することで動作が安定します。
Raspberry Pi Zeroでラジオを作る
Raspberry Pi Zeroでラジオを作ることができます。
Pimoroni Pirate Radioというキットで販売されています。
スピーカーやステレオアンプなどがセットになっており、ハンダ付け作業が必要になります。
Raspberry Pi まとめ
raspberry piはWindowsのパソコンとは違って効率的に便利使うというよりも、作る楽しさや動く喜びがある小さなコンピューターです。
ラズベリーパイを使ってIOTの機器を独自でつくるひともいるぐらい奥が深いですね。
子供だけでなく大人のコアなファンが多いのはモノづくりの楽しさがつまっているからと言えるでしょう。
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>>raspberry piで使えるキーボードのおすすめ
ラズベリーパイでできることは解った。
これから始めてみたい。という方は入門の記事をご参考ください。
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