ラズパイ(Raspberry Pi)でロボットを作ってみたい。
電子工作やプログラミングが得意なかたなら一度は思ったことがあるでしょう。自分の思い通りにロボットを動かせるのはとても楽しいです。
「ラズパイでロボットを作りたい」
初めてラズパイでロボットを作るときには、何からはじめて良いかよくわからないものですよね。
これからラズベリーパイでロボット制作にチャレンジするという方はキットがおすすめです。
例えば「ロボットカーキット」のようにゴールが決まっているので、ラズパイを子供と勉強しながら遊べます。
コツコツ技術を積み上げていくことで、ラズパイでロボットが作れるのでぜひご参考ください。
目次
ラズパイでロボットの作り方
ラズパイでロボットが作れたら楽しいですね。ブレッドボードでLEDを光らせるような基礎的なことができたらロボットにも挑戦していきたいですね。
やり方としてはキットを使うか、自作で部品からそろえてモジュールを搭載して自分で考えて組み上げていくかのどちらかになります。また、キットを活用してベースとして開発するのも効率的ですね。
おすすめはラズパイのキットを使う方法です。
初心者の方でも作りやすいし、子供といっしょに動かして遊べます。
Raspberry Pi ロボット キットで作れるもの
- ラズパイでロボットカーを作る
- ラズパイでロボットアームを作る
車のタイプかアームのタイプが入門としては良いですね。
とくに車の形はシンプルなので初めてラズパイでモノを動かすという方におすすめです。
ラズパイでロボットを作る時にはプログラミングを勉強する必要もあります。
つまり電子工作の技術とプログラムで制御する技術を使うということですね。プログラミングでソフトウェアを作らなくてもアプリで動かせるキットもあります。
プログラムは得意だけど電子工作は苦手という方もいると思います。
そんな方にはプログラミングのロボット RVRから始めるのも良いですね。まずはプログラミングで車のロボットを動かしてみてラズパイで拡張できるという感じです。
まずは電子工作のようにラズパイのGPIOにブレッドボードを接続して遊んで、少しづつPythonでロボットを動かすという流れが良いですね。
ラズパイでロボットの自作をする
ラズパイを使って自作でロボットを作るのはかなりハードルが高いです。
なかにはタミヤのロボットにラズパイをのせたり二足歩行ロボットを作るかたもいます。
サーボもご紹介していますが、この記事では初心者向けの製品をご紹介しています。
それでもやっぱり、キットじゃなくてパーツから自作したいという方はRaspberry Piの公式サイトがわかりやすいです。↓
>>ラズパイでバギーのロボットを自作する
この公式サイトでは、モーターにはんだ付けをしてRaspberry Pi GPIOピンに接続する方法などが動画や写真付きで具体的に紹介されています。
GPIOピン番号やPythonのコマンドまで記載されていてわかりやすいですね。
ラズパイ ロボット キットのおすすめ8選
ロボット 2足歩行 ラズパイ用:SunFounder PiSloth
ラズパイで使えるWi-Fiで動かすAIロボットキットです。
Raspberry Pi 4B/3B+/3Bに対応しているキットでロボット工作で必要なパーツがそろっています。STEAM教育向けで物体を追跡したり障害物を回避することができます。
ロボットはRobot HATによりサーボモーターで駆動。歩く、立つなどの生体工学的な動きを実行できる関節があります。Blocklyによるプログラミングなので簡単です。
※ラズベリーパイ本体は別途必要です。
選ぶポイント:
Ezblockアプリでラズベリーパイを制御
- Ezblockのアプリでラズベリーパイを制御
- ラズパイで組み立てられる初心者向けのキット
SunFounder Raspberry pi robot kit DIYラズベリーパイロボットキット
SunFounderのラズパイで使えるロボットのカーキットで、Raspberry Pi 4B /3B + /2B +と互換性があります。Pythonでプログラミングをしたり、アプリで制御をして動かすことができます。Amazonで評価が良いロボットのキットです。(Raspberry Pi本体は別途必要です。)
Raspberry Piのロボット キットにはカメラや超音波障害物回避する部品やセンサーモジュールなど色々な部品が付いています。電子工作のような楽しさがありますね。
付属品
- プレートセット
- モータードライバー
- 2x18650バッテリーホルダーなど
●選ぶポイント
- Pythonコードでコーディングをして開発を学習することができる
4足歩行ロボットキット ラズパイ対応:Adeept
Adeeptのラズパイで動く4足歩行ロボットです。
Raspberry Pi 4/3B/3B+/2B/2B+ に対応しています。
ロボットはPythonで動かします。
チュートリアルは英語ですが写真が多く解りやすいですね。
マニュアルにはインストールの方法や作り方についてのQ&Aのページもあり丁寧です。
>>ラズパイ ロボットの作り方のマニュアル
蜘蛛のように足が動くロボット。
土・日の休みの時にラズパイでこれを作ったら楽しいですね。
モーター付き4WDロボットシャーシキット ラズパイ対応
ラズパイに対応している4WDで動く車のロボットです。
シンプルな構造なのでわかりやすいスターターキットになっており、電子工作の初心者におすすめです。
シャーシーに回路が組まれており、モーターやタイヤ、ドライバーなどが付いています。
GoPiGo3 ロボット ベースキット ラズパイ
GoPiGo3はラズパイで使える車の形のロボットです。
Raspberry Pi B+/2B/3Bに対応しています。
シャーシーやフレーム、車輪、モーター、エンコーダー、GoPiGo3のボードなどがセットになっています。
組み立てながらラズパイで学ぶことができます。
ロボットアームキット RaspArm ラズパイ対応
RaspArmはロボットアームのキットです。
互換性のあるラズパイは、Raspberry Pi 4、3、2B、B+です。
有線リモコンでアームを制御します。
Pythonなどのプログラムで人間の腕のように動かせるのは魅力的ですね。
LCDディスプレイモジュールで動作状態を表示できるのが特徴です。
サーボモーター ロボット自作用 ラズパイ
自作でロボットを作るためのサーボモーターです。
ラズベリーパイで動作します。動作を研究しながら開発していくような場合にはシンプルなパーツは便利ですね。
中心からそれぞれ90度動く仕様で、サーボは約180度回転します。(最大角度:120°)
スペック
- サイズ:30mm*12mm*32mm
- 回転トルク:1kg/cm
- 作動電圧:4.8V
プログラミング ロボット RVR:Raspberry Pi対応
RVRはRaspberry Piと接続できるプログラミングできるロボットです。
Sphero EduアプリでRVRを動かしたりプログラミングできます。
スフィロ社が作った教育目的のロボットなので子供といっしょに遊ぶと良いですね。
箱から出してすぐ使える状態になっており、ラズパイは拡張して使うような使い方です。
●選ぶポイント
- プログラミングでロボットを動かせる
- 色のセンサーがありスマホを使ってプログラミングが可能。
まとめ
ラズベリー・パイで実際にロボットを作れるような商品を解説しました。これからロボット作りに挑戦するならラズパイのロボット キットは良いですね。
電子工作やプログラミングも、動かすために理解をして自然と勉強になります。
まったくプログラミングをしたことがないかたは、ラズパイでも使える「scratch」のような初心者向けのソフトウェアで考え方を学習すると良いですね。
自分が考えた設計でロボットを動かせたら最高です。
クリエイティブに色々なものが作れますね。
ラズパイ ロボットの関連情報
プログラミングも回路図を書いてパイソンでプログラミングもできるという方は下記の記事もご参考ください。
>>ラズベリーパイ できること
Scratch 2(スクラッチ)ではラズパイのGPIO制御するライブラリがあるのでプログラムをしてロボットを動かすのも楽しいですね。
これから始めるならラズパイ 入門の記事もどうぞ。
参考文献
Raspberry Pi 公式のサイト