カスタマイズできるパソコンおすすめ6選|BTOを紹介

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カスタマイズができるパソコンは、自由に用途に合わせたスペックで注文ができます。
BTOのパソコンショップのマウスなどの通販サイトや、富士通のようなカスタマイズができるメーカーもご紹介。デスクトップPCだけでなく、ノートパソコンもカスタマイズができるモデルもあります。
購入するときの画面はメーカーにより違いがあるため、やり方で選択するポイントなども解説しているので、ぜひご参考ください。

カスタマイズ注文のやり方

パソコンのカスタマイズ注文のやり方は大きくわけて3つのステップがあります。

1.製品を選択

製品を選ぶことになりますが、10万円以下・20万円以下のように予算で選ぶか、性能で選ぶかどちらかが多いでしょう。
また、カスタマイズができる製品はノートパソコンよりもデスクトップパソコンの方が多いです。
製品を選んパーツを選ぶ、といった流れになります。

2.用途に合わせてパーツを選ぶ

用途に合わせてパーツを選びます。パーツは、BTOショップや製品によっても違いがあります。基本的にはグラフィックボードは選べない場合が多いです。そのため、グラフィックボードを搭載している構成を選んでから、メモリの容量やストレージの容量を選択します。

CPUは製品を選ぶときに構成の段階で選択する場合もあります。そのため、どのパーツがカスタマイズできるのか確認してから製品を選ぶとよいです。

3.オプションを選ぶ

保証期間を延長したり、オフィスを選んだり、OSのhome proの選択などがよくあります。オプションもBTOショップによって違います。
ゲーミング用では、CPUクーラーを空冷と水冷の選択ができたり、グリスを選べるようなこともあります。デスクトップPCで後から自分でストレージを追加するような場合には、電源の容量を大きめにして電力を余分に確保しておいた方が安定します。

BTOパソコンのカスタマイズのメリット

BTOパソコンのカスタマイズにはメリットとデメリットがあります。
デメリットはパソコン初心者の場合に、どれを選べばよいかパーツの知識がないとよくわからないといった点です。そのため、BTOショップの通販サイトで注文するのは、あるていどパソコンを知っている方ということになるでしょう。

とはいえ、パーツの相性まで考えなくても、自由に用途にあった一台を注文できることがメリットです。とくに、自作PCを作ってきた方にとっては便利に感じるでしょう。

カスタマイズできるパソコンのポイント

カスタマイズできるパソコンを選ぶポイント

  1. CPU:動作クロックやコア数を確認し、用途に応じてCore i5/i7やRyzen 5/7以上を選定
  2. メモリ:8GB以上を基本に、増設スロットの有無や最大搭載容量をチェック※ゲームなら16GB以上
  3. ストレージ:SSD 512GB~1TBを目安に、交換や増設ができる構造かを確認
  4. グラフィック性能:GPUのクロックやメモリ容量が動画編集やゲーム性能に直結
  5. 拡張性:空きPCIeスロットやM.2スロット、メモリスロット数など後から交換・増設できる余地
  6. 冷却とケースサイズ:高クロックCPUや高性能GPUに対応できる冷却性能と内部スペース

パソコンを選ぶとき重要になるのは、CPU・メモリ・ストレージです。ゲームやクリエイティブをするならグラフィックカードがあると快適です。
ディスプレイを複数つなげる場合には、入力端子の種類と数をチェックしておきましょう。周辺機器を接続するときにもインターフェースは重要になります。
ストレージは、起動するときに使うSSDのほか、2つめのHDD(ハードディスク)を入れておけると容量に余裕ができます。

基本的にBTOパソコンは受注生産のため納期は、パソコンショップによって違いがあります。そのため、画面に出てくる見積もりの時に、同時に納期も確認しておきましょう。ただし「最短翌日出荷」の表示があるような場合には、カスタマイズができない製品が多いので注意が必要です。

初心者の方は、サポートがあるところが便利。また、保証の長さもオプションのところで選択できる場合があります。

カスタマイズできるパソコンのおすすめ

マウスコンピューター(mouse) DAIV Core i7

モデル マウスコンピューター DAIV FX-I7G7T
CPU Intel Core i7-14700KF(20コア[P 8/E 12]28スレッド)P最大5.60GHz / E最大4.30GHz / 33MBキャッシュ
冷却 240mmラジエーター水冷クーラー
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti(GDDR7 16GB)
メモリ 32GB(16GB×2 / DDR5-5600 / デュアルチャネル)※最大128GB(空き2スロット)
ストレージ M.2 NVMe SSD 2TB(PCIe Gen4×4)
チップセット/拡張性 Intel Z790 / PCIe 5.0 x16対応
映像出力 背面 DisplayPort×3、HDMI×1(DP: 7680×4320@120Hz、HDMI: 7680×4320@60Hz / 1677万色)
USB USB 2.0 Type-A×2(背面) / USB 5Gbps: 背面 Type-A×4、上面 Type-C×1・Type-A×2 / USB 20Gbps: 背面 Type-C×1
ケース 上面に電源ボタンとUSB、スライド式カバーでポート部のホコリ侵入を抑える設計。HDD・光学ドライブの追加オプションあり
OS Windows 11 Home 64ビット

特徴

  • 第14世代CoreとIntel Thread Directorにより、P-coreに重いレンダーやエンコード、E-coreにバックグラウンド処理を割り振って効率良く処理
  • RTX 5070 TiはBlackwellベース。DLSS 4やRTX Neural Shaders、FP4推論でAI系ワークロードや4Kゲーミングを高速化
  • 第9世代NVENC+第6世代NVDECは4:2:2のH.264/H.265に対応。Premiere ProやDaVinci Resolveの書き出しや配信で活躍
  • DDR5-5600の32GBを標準搭載。計4スロットで最大128GBまで増設でき、大規模プロジェクトのメモリ消費に備えやすい
  • 2TBのNVMe Gen4×4は連続読み書きが速くスムーズに処理
  • 240mmの水冷CPUクーラーで高発熱のブースト動作を長時間キープしやすく、長尺レンダリング中のクロック低下を抑えやすい
  • Z790+PCIe 5.0 x16で将来の高速GPUや拡張カードに備えた余地がある
  • ケース上面のType-C/Type-Aとスライドカバーで、外付けSSDの抜き差しがしやすく、未使用時はポート部の防塵性を高められる

おすすめしたい人

  • Premiere Pro、DaVinci Resolve、After Effects、Blenderで4K編集や重いエフェクトを多用するクリエイター
  • AIでローカル推論を回す人、生成結果のバッチ処理を短時間で片付けたい人
  • 将来的に自分でメモリ増設を見込んで、空きスロットありのモデルを探している人

 


マウスコンピューター(mouse) G-Tune Ultra 7

モデル G-Tune FZ-I7ATX(フルタワー)
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU Intel Core Ultra 7 265K(20コア[Pコア8+Eコア12]/ 20スレッド / Pコア 3.90GHz 最大5.50GHz、Eコア 3.30GHz 最大4.60GHz / 30MB Smart Cache)
CPUクーラー 水冷 360mmラジエーター
グラフィックス AMD Radeon RX 7900 XTX / GDDR6 24GB
メモリ 64GB DDR5-5600(32GB×2)

スロット4(空き2)/ 最大128GB
ストレージ M.2 SSD 2TB(NVMe Gen4×4)
チップセット Intel Z890(Thunderbolt 4、PCIe Gen5 SSD対応 / PCIe 5.0 x16)
光学ドライブ DVDスーパーマルチ

特徴

  • AMD Radeon RX7900 XTXの24GB VRAMで4K高画質設定や高フレームレート環境に対応。FSRやHYPR-RX、Smart Access Memory、Radeon Boostなどの機能に対応し、対応タイトルでは滑らかさや描画品質を高めやすい(AMD Softwareの導入が必要)
  • Intel Core Ultra 7 265KはNPUを内蔵。ノイズ除去や背景差し替えなどのAI処理をローカルでさばける
  • 水冷360mmで熱を効率よく処理し、長時間のレンダリングやゲームセッションでもクロックをキープしやすい
  • 64GBメモリと2TB NVMe Gen4で、必要なデータ容量や読み書き速度を確保し、大規模プロジェクトにも対応可能
  • Z890はPCIe 5.0 x16とGen5 SSDに対応。次世代GPUや超高速ストレージへの拡張余地が広い
  • DVDスーパーマルチ搭載で、手元のメディア資産の読み書きやソフトのインストールに対応

おすすめしたい人

  • 4K ULTRAプリセットや高リフレッシュ設定でゲームを楽しみたい人
  • OBSでAV1配信を行うストリーマー、長時間録画やマルチトラック収録を行う配信者
  • ローカルの画像生成や音声認識など、NPUを活かしたAIワークフローを使いたい人
  • 拡張スロットやストレージベイで段階的にアップグレードしたい自作派


iiyama デスクトップパソコン AMD Ryzen7 5700X

モデル名 iiyama PC LEVEL-M1P5-R57X-LAX
OS Windows 11 Home
マザーボード ミニタワー / microATX
CPU AMD Ryzen 7 5700X(8コア16スレッド / 3.4GHz ベース / 最大4.6GHz)
CPUクーラー 空冷
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 3050 6GB GDDR6
メモリ 16GB(8GB×2) DDR4-3200 / スロット4
ストレージ 500GB NVMe対応 M.2 SSD
チップセット AMD B550
ネットワーク 1000BASE-T(有線LAN)
オーディオ High Definition Audio subsystem
光学ドライブ 非搭載
ケース 強化ガラスサイドパネル / LEDケースファン(ブラック・ホワイトの2色展開、LED色は注文時選択・点灯固定・起動中は消灯不可)

特徴

  • Ryzen 7 5700XとRTX 3050の組み合わせで、フルHDのeスポーツ系タイトルを中心に60fps。レイトレーシングは軽めの作品や設定調整とDLSS活用でスムーズさを確保しやすい。
  • 16GBメモリを標準搭載。配信ソフトやブラウザを同時に開く運用が多いなら、BTOで32GBへ拡張すると余裕が生まれる。
  • 500GB NVMe M.2 SSDでOSやよく遊ぶタイトルのロードが俊敏。ゲームのインストール数が増える見込みなら、注文時に1TB以上へ変更がおすすめ。
  • microATXミニタワー筐体に強化ガラスサイドパネルとLEDファンを装備。見た目を重視しつつ内部の状態を確認しやすい。
  • 天面にマグネット式ダストフィルターを搭載。取り外してホコリを払う手順が簡潔で、清掃サイクルを回しやすい。
  • 左サイドはスイングドア式で開閉がスムーズ。増設や清掃の際にネジを外す手間が少ない。
  • B550プラットフォームにより、将来的な拡張や高帯域デバイスとの相性が良い。NVMe SSDの増設や周辺機器の拡充に向く。
  • NVIDIA NVENCハードウェアエンコードにより、ゲーム配信時の負荷を抑えやすい。軽い編集や録画にも適した構成。

おすすめしたい人

  • フルHD中心でコスパ重視のゲーミングPCを選びたい人
  • ブラックまたはホワイトの筐体とLEDカラーを選んで、デスク周りのトーンを合わせたい人
  • microATXのミニタワーで設置性と拡張性のバランスを求める人
  • 定期的に清掃してコンディションを保ちたい人。マグネット式フィルターとスイングドアでメンテが手早い

秋葉原の本店をはじめ全国に店舗がある、パソコン工房のBTOショップです。サポートやパソコン修理などしっかりしています。
iiyamaのパソコンを扱っており、カスタマイズして注文が可能になっています。


HP ノートパソコン

HPのノートパソコンでHP ProBook 635 Aero G8シリーズは、カスタマイズができるモデルです。
OSがWindows 11 Proのため、ビジネス用のパソコンとなっていますが、OSをhomeにすれば初心者向けにも最適です。
最初の段階で、ユニット構成がいくつか選べるようになっており、例えば、CPUがAMD Ryzen™ 3 5400Uプロセッサー・Ryzen™ 5 5600U・AMD Ryzen™ 7 5800U搭載モデルが選択できます。
メモリは8GB~16GB、ストレージは128GB~256GBです。HPの場合はネット通販でも自由に選択できるので、お店で選ぶよりもおすすめです。

選ぶポイント:

初心者の方も選びやすいサイト

  • 公式サイトではキャンペーンしていることも多いメーカー


富士通 FMV LIFEBOOK

富士通はビジネスで使えるようなノートPCを多く発売しているメーカーです。そのため、安定して使いやすいパソコンを探している方におすすめです。
カスタマイズが可能でカートに入れる前に、スペックを選択するような流れになっています。
CPUがIntel Core i7-1260P (12コア/16スレッド/最大4.7GHz)、メモリは4GBから64GB、ストレージは4GB~2TBを搭載してます。光学ドライブが付いている点が魅力です。

OSはWindows 11 Homeのためソフトウェアも使いやすいです。

富士通 FMV LIFEBOOKのカスタムメイドモデルは、いくつかあるので、公式サイト(ラインナップ一覧)で見てみてください。

選ぶポイント:

カスタマイズができるノートパソコン

  • メモリやストレージの容量を自由に選択できる


ドスパラ GALLERIA(ガレリア)

THIRDWAVEのドスパラ GALLERIA(ガレリア)はゲーミング用のデスクトップPCで、ゲーマーさんに人気です。その他に、クリエイター用のraytrekシリーズなどがあります。

ドスパラもカスタマイズができるBTOショップです。ドスパラの場合には、カスタマイズせずにYahoo!ショッピングを通した方がお得です。購入する本体の価格にもよりますが、10万円のポイント5%だと、5,000円ぐらいPayPayポイント付きます。

まとめ

ネットでカスタマイズをして、注文できるサービスは便利です。お店にいかなくても検索をしてクリックしていくだけでカスタムできます。

ただし、初心者の方は、パーツを選ぶ時にCPUが動作する処理速度など情報を調べてから、買うようにしましょう。
また、通販サイトによっては電話やメールでスタッフの方に確認できる場合もあります。


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