【2025年版】タワーPCおすすめ11選|人気機種を比較

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人気があるタワー型PCのおすすめ製品をご紹介しています。

デスクトップパソコンは拡張性が高いのが魅力で、ストレージのパーツをあとから増やす作業も可能です。高性能なゲーミング用では14世代のCPUや、GeForceのRTXシリーズのグラフィックスを搭載しているモデルもあります。

ゲームやビジネスの用途で便利な製品をまとめています。選び方も解説しているので、パソコンで迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

タワー型PCの魅力と特徴


タワー型PCの魅力は、自由にパソコン環境を構築できるところです。デスクトップパソコンなら後からストレージやメモリを交換したり、増設したりが可能です。

タワー型パソコンの特徴は本体と、周辺機器が分かれていることです。そのため、ディスプレイを変えたり、キーボードを交換することもできます。32インチ以上の大画面のモニターを使いたい人もいるでしょう。また、キーボードはゲーミング用を使いたい人もいるでしょう。

また、ノートPCでは搭載しにくい光学ドライブを搭載したり、安くて大容量のHDDを内蔵することも可能です。重さにとらわれず、カスタマイズできるのもデスクトップならではです。

タワー型PCのコスパモデルも


価格は、エントリー向けならコスパに優れたモデルもあります。

一方でハイスペックな製品では50万円以上の製品もあり、CPUとグラフィックボードの性能によって価格に大きな違いがあります

予算を低めに設定をしていて、価格を抑えて探すなら、アウトレットで検討してみるのもおすすめ。ただし、カスタマイズができなかったり、保証の期間が1年未満のモデルもあります。
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タワー型PCのメリット・デメリット

拡張性が高いのがメリット

メリットは拡張性が高いことです。検討してからストレージを追加したいような場合でも、ネットでパーツを買えば取り付けることもできます。

後からパーツを交換したり、空きスロットがあれば増設できる魅力があります。また、出力端子が複数あるタワー型なら液晶ディスプレイをマルチで配置もできます

サイズが大きいのがデメリット

デメリットはサイズが大きいことで、タワー型パソコンの中にはミニサイズの大きさもありますが、ノートPCと比較すると設置するスペースは必要になります。重さも5kg以上ある製品もあるので、一度設置をすればあまり動かすことはできません。

タワー型PCの種類を比較


それぞれのタワー型PCには、目的に応じた特長があります。ミニタワーPCはコンパクトで価格がリーズナブル、ミドルタワーはミニタワーと比べて拡張性とカスタマイズ性が高く、フルタワーPCは最大の拡張性と高性能が求められる用途に適。選択肢としては、拡張性や使用環境に合わせてぴったりなサイズを選ぶことが重要です。

また、サイズによって価格も大きく違ってきます。理由としては、拡張性がある大きなケースのタイプは、容量の大きい電源や冷却性能が高いシステムになっている場合があるためです。ミドルタワーの場合には、同じサイズであっても価格幅が大きいので性能を確認しておく必要があります。

種類 サイズ 特徴 用途例
ミニタワーPC 横幅:20cm、高さ:36~42cm、前後:40cm 省スペースで設置可能。コンパクトでリーズナブルな製品が多い。 ビジネス用途、エントリー向けゲーミングPC
ミドルタワーPC 横幅:20cm、高さ:40~43cm、前後:50cm 拡張性があり、本格的なゲーミングPCやクリエイター向け製品。 スリムタワーも選択可能。 ゲーミング、動画編集作業など
フルタワーPC 横幅:23~25cm、高さ:48~60cm、前後:50~55cm 拡張性が高く、作業性が優れている。 水冷パーツの導入が容易。 ゲーミング、高負荷作業、高画質な動画編集など

人気のタワー型PC比較

厳選しておすすめの人気モデルをご紹介します。

デザイン製品名詳細価格調査日CPUGPUメモリ   特徴   
ASUS ROG Strix G13CHR詳細へ197,820円2025/07/10 21:37Core i5 14400FRTX 406032GB冷却性が高いエアフロー
NEXTGEAR JG-A7G6T詳細へ174,900円2025/07/10 22:18Ryzen 7 5700XRTX 5060 Ti16GB側面にガラスパネル搭載
iiyama PC LEVEL-M88M-225F-RRX詳細へ219,800円2025/07/10 22:56Core Ultra 5 プロセッサー 225FRadeon RX 9060 XT16GBRGBのイルミネーション空冷ファン搭載

タワーPCのおすすめ11選

mouse(マウスコンピューター)ミニタワー JG-A7G6T / ミドルクラス


製品名NEXTGEAR JG-A7G6T
特徴側面にガラスパネル搭載
CPURyzen 7 5700X
GPURTX 5060 Ti
メモリ16GB
mouse(マウスコンピューター)のゲーミングPCでミドルクラスのNEXTGEAR JG-A7G5Aです。

特徴

  • AMD Ryzen 7 5700X搭載で、8コア16スレッドによる高負荷作業やマルチタスクに対応
  • NVIDIA GeForce RTX™ 5060 Ti(16GB GDDR7)を搭載し、DLSS 4やRTX Neural ShadersによりAIを活用した高品質なグラフィック描写が可能
  • 1TBのNVMe Gen4×4 SSDによる高速なデータアクセスが可能
  • 基本的に受注生産で国内なので日本品質
  • 端子はHDMIやDisplayPortがあり、裏にUSB Type-AやType-Cが使える

おすすめしたい人

  • 高い解像度で快適にプレイしたいユーザー
  • AI活用やニューラルレンダリング、RTX Neural Shadersなど先端機能を重視する方
  • 冷却性能を重視しつつ、省スペースなミニタワーで設置したい方

サイドがガラスパネルのケース

サイドがガラスパネルなので、光らせるのが好きな人はRGBのパーツで拡張していくこともできる


ASUS ROG Strix G13CHR RTX4060


製品名ASUS ROG Strix G13CHR
特徴冷却性が高いエアフロー
CPUCore i5 14400F
GPURTX 4060
メモリ32GB

特徴

  • 第14世代インテル Core i5-14400Fと32GB DDR5メモリ搭載で、AAAタイトルの快適なプレイや配信・ボイスチャットの同時進行もスムーズ
  • NVIDIA GeForce RTX 4060がレイトレーシングやDLSS 3に対応し、没入型グラフィック体験が可能
  • コンパクトながら高効率エアフロー構造で冷却性能を強化。前面・上面パネルの通気孔と内部の2層構造設計により長時間の高負荷動作も安定
  • ストレージはPCIe 4.0×4対応1TB NVMe SSDを標準搭載し、追加のM.2スロットや3.5インチベイもあるので拡張も柔軟
  • RGBライティングやAura Sync対応ライトバー搭載。クリアサイドパネルも付属し、ゲーミング環境のカスタマイズ性も高い

おすすめしたい人

  • 最新PCゲームを高画質・高フレームレートで楽しみたいプレイヤー
  • コンパクトケースでハイスペックを求めるユーザー
  • Wi-Fi 6Eや2.5G有線LANなど最新ネットワーク環境でラグの少ないオンラインゲームをしたい人


BTOパソコン ミニタワー LEVEL∞ / Ultra 5 Radeon RX 9060 XT【コンパクトな機種】

製品名iiyama PC LEVEL-M88M-225F-RRX
特徴RGBのイルミネーション空冷ファン搭載
CPUCore Ultra 5 プロセッサー 225F
GPURadeon RX 9060 XT
メモリ16GB
パソコン工房のミニタワーPC LEVEL∞シリーズです。BTOでカスタマイズができるのが特徴。横幅が約20cmほどのコンパクトなサイズで設置しやすい設計です。

特徴はBTOパソコンなので、メモリやストレージの容量は自由に増やして注文が可能です。自分好みのパソコンにしたい方におすすめです。

特徴

  • インテル Core Ultra 5 225F(10コア・10スレッド)でゲームに対応
  • AMD Radeon RX 9060 XTは前世代比2倍のレイトレーシング性能・FSR 4対応で高フレームレートを実現
  • 12cm RGB LEDケースファンを最大5基搭載。ケースカラーはブラック・ホワイトから色を選択可能で、LED切り替えボタンで発光パターンを変更できる
  • ガラスサイドパネルと多彩なライティングで、デスク周りを演出
  • 天面・前面・底面に着脱式メッシュダストカバーを標準装備。掃除や内部パーツ交換が簡単

おすすめしたい人

  • デスク周りに映えるライティングやガラスサイドパネルを使いたい人
  • ストレージやメモリの容量をカスタマイズしたい方


ARK (アーク)ミニタワーPC【強化ガラス】Ultra 7 265 / RTX5070Ti


ARK (アーク)のミニタワーPCです。グラフィックボードがRTX 5070 TiでGDDR7のビデオメモリの高速なモデルです。コンパクトでハイスペックなモデルを使いたい人にぴったり。

スペックはCPUがインテルのUltra 7 265(4.6 GHz)、メインメモリは32GB (16GBx2) DDR5-5600 PCB Editionを搭載。 システムストレージはSSD NVMe・PCIe4.0 2TBです。

ケースは Antec CX200M RGB Eliteで、フロントパネルからサイドまで強化ガラスなので、RGBの発光パターンが楽しめます。

特徴:GeForce RTX 5070 Ti搭載

GeForce RTX 5070 Ti搭載モデルでNVIDIA DLSS 4による速いスピードのグラフィックに対応

 


Lenovo(レノボ) IdeaCentre Tower



Lenovo(レノボ) IdeaCentre Towerはタワー型デスクトップPCで、ワークで使えるパワフルなパソコンです。同時のタスクでも快適に使いたい人にぴったり。

CPUは第14世代のインテル Core i7-14700 プロセッサー (Eコア 最大 4.20 GHz、Pコア 最大 5.30 GHz)、メモリーが16GB DDR5-5600MHz (UDIMM)、ストレージは1TB SSDの容量です。

Officeのソフトウェア付きです。スーパーマルチ ドライブが付いているのも便利。

14IRR9の特徴

  • マイクロソフトオフィス付き
  • ネットワークはワイヤレスと安定性の高い1GB LANの両対応
  • タワー型でも高さが約34cmのコンパクトモデル


SEVEN ZEFT G28N-Cube / Ryzen 7 7800X3D RTX4060 Ti



パソコンショップSEVENのゲーミングPCでZEFTシリーズです。小型Mini-ITXケースながら、冷却装置として水冷CPUクーラーが標準で搭載されているのが魅力。

また、2基の140mmファンを搭載していて、安定動作を求める人にぴったり。

CPUはZen 4アーキテクチャーのRyzen 7000シリーズ、グラフィックスはRTX 4060でレイ トレーシングとニューラル グラフィックスに対応しています。

また、スーパーマルチドライブが使えるのも魅力。ライティングソフトが付いています。

CPU AMD Ryzen 7 7800X3D プロセッサ(最大 5 GHz)
GPU GeForce RTX 4060Ti
メモリ 32GB DDR5メモリ DDR5-5600
ストレージ 1TB SSD

ZEFT G28N-Cubeの特徴

  • コンパクトケース
  • 有線LAN 2.5ギガビットLAN、無線LAN Wi-Fi 6E・Bluetooth 5
  • 水冷クーラーのCooler Master MASTERBOX NR200P MAX


HP Pavilion Desktop TP01 タワー型デスクトップPC



HP製のPavilion Desktop TP01は、スタンダードなタイプのタワー型デスクトップPCで、OSはWindows 11を搭載しています。

CPUは第14世代 インテルのプロセッサーを搭載、Core™ i5-14400やCore™ i7-14700の構成から選べます。メモリーは16GB~32GB、GPUは内蔵型。ストレージは1TB M.2 SSD (PCIe NVMe)です。

構成がいくつかあり、レイトレーシングに対応するNVIDIA GeForce RTX 4060搭載モデルもあります。※すべての構成で搭載されているわけではないので確認が必要です。

パソコン本体の他、キーボードとマウスが付いているのが魅力。モニタを準備すればすぐに使えるので、これからPCを始めたい人にぴったり。本体前面にポートがあるので使いやすさがよく、オンラインでWebカメラを繋げるなど、周辺機器が使いやすいデザインです。

選ぶポイント:

  • コスパがいいタワー型デスクトップPC


FRONTIER(フロンティア) Ryzen 7 7800X3D搭載ミニタワーモデル


FRONTIER(フロンティア)のミニタワーモデルです。デザインの色を選べるので、ホワイトのカラーでゲーム環境を整えたい人にぴったり。

スペックはCPUプロセッサーが、Ryzen 7 7800X3Dを基本構成として搭載していて、Ryzen 7 9700xをオプションで選べます。メモリは16GB (8GB x2) PC5-44800 (DDR5-5600)、ストレージは1TB M.2 NVMe SSD。グラフィックスカードは RTX 4060 Tiです。

発熱を抑えるためにサーマルパッドを付けるなど冷却効率を上げるため仕様のメーカーなので、ミニタワーぐらいのサイズ感で探すのにおすすめです。

設置しやすいミニタワー

省スペースで設置しやすいミニタワー


ミドルタワー型 パソコン工房 ゲーミングPC LEVEL∞ R-Class



パソコン工房のミドルタワーのゲーミングPCで、最新のLEVEL∞ R-Classです。標準的なATXミドルタワーでB760のチップセットです。

性能が高く効率が高い動作をするCPUを搭載しています。第14世代 Intel Core i7-14700F(20コア 28スレッド 最大5.4GHz)で高いクロック数が魅力です。グラフィックボードはNVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER 12GB GDDR6Xを搭載しています。

OSはWindows 11 Homeを搭載しています。メモリが32GB(16GB×2) DDR5なので、メモリの容量が大きめで使用率を抑えて快適に動作。ストレージの容量はSSD 1TB NVMe対応 M.2 PCIeです。電源は700W 80PLUS BRONZE認証で余裕もあります。

サイドパネルは基本の構成としてはスチール製ですが、カスタマイズのオプションサービスでガラスパネルを選択することも可能です。強化ガラスに変更することも可能なのでケース内を見せるような仕様にしたい人におすすめです。ゲーミングPCの場合には光るパーツで組み上げるのも楽しいです。

カスタマイズで自由に構成できる

注文の画面で自由にパーツをカスタマイズできるのが楽しいBTOです。1stストレージから4stまでSSDとHDDなど4台で構成することもできます。光学ドライブや電源を増やすことも可能になります。また、冷却性能を重要な点にするならグリスを交換することも。自分好みのこだわった、ミドルタワーパソコンの構成にできます。


Dell タワー型ゲーミング用デスクトップパソコン 第14世代 Core i7 / RTX 4060


DELL(デル)のタワー型ゲーミング用デスクトップパソコンでAlienware aurora R16です。ゲームをプレイしたくなるデザインが魅力的です。
スペックはCPUが第14世代Intel Core i7-14700F(20コア/28スレッド/最大:5.4 GHz)プロセッサー、メモリが16GB(8GB×2)5,600MHz DDR5 、ストレージは1TB M.2 PCIe NVMe SSDで大容量です。
GPUはNVIDIA GeForce RTX 4060 8GB GDDR6を搭載しています。

用途としてはゲーミングや動画編集などに使える、高い性能があります。冷却システムとしては、サイズが240mmのラジエーターにより静音です。パソコンに負荷がかかってCPUが熱くなったときに、ファンの音がうるさくて悩んでいる人におすすめです。

スペック

  • 型番:DA8H0A-EHLB
  • OS:Windows 11 Home 64bit(日本語版)
  • サイズ:‎‎45.84 x 19.7 x 41.8 cm
  • 重さ: 14.7 kg
  • 入力端子: USB3.2 Gen1(Type-A)ポート、USB3.2 Gen2 Type-C、DisplayPort 1.4、HDMI2.1など

処理性能に優れたゲーミングPC

処理性能に優れたゲーミングPCで、CPUのクロック数が最大5.4GHzとNVIDIA GeForce RTX4060を搭載しています。長時間のゲーミングでも冷却効果の高い水冷システムを内蔵しているため、FPSゲームの上級者もできる仕様になっています。


GALLERIA(ガレリア) GALLERIA RM7C-R46-C


ドスパラのブランドでGALLERIA (ガレリア)のクリエイターPC「RM7C-R46-C」です。

イラストレーターも快適に動作するスペックで、グラフィックボードはNVIDIA GeForce RTX 4060、CPUはCore i7-14700Fプロセッサー (ブースト時最大 5.4 GHz) を搭載。メモリーは 16GB (8GBx2) DDR5、ストレージの容量は1TB SSDです。

映像出力端子は、HDMI x1,DisplayPort x3が使えるのでマルチディスプレイにも対応。

ケースの正面はRGBのグラデーションカラーで光らせるようになっています。エアフローは上の天面に排気口があるのが特徴です。

タワー型PCの選び方

CPUのプロセッサーの性能


CPUにはIntel(インテル) Core iシリーズとAMD Ryzenシリーズが人気があります。

Core i3は購入しやすいエントリー向けに搭載されていることがあります。性能で選ぶならCore i5以上のプロセッサーがおすすめ。Core i7やCore i9だと快適でしょう。

AMDではRyzen7やRyzen9も動作は速いです。インテルの場合、第13世代と第14世代でパフォーマンスが違うのでコア数や最大周波数が参考になります。

ドライブベイなどスロットの数を確認

タワー型PCでミドルタワーやフルタワーなら、空きのドライブベイが多いほうが拡張性が高いということになります。

ドライブベイがあればストレージなどを搭載できます。2.5インチや3.5インチの空きがあれば増設可能です。5.25インチは光学ドライブなので増設することはないでしょう。デフォルトで500GBぐらいであっても、後から1TBや2TBへ増やせるのはタワー型の魅力です。

スロットは、メモリを取り付けるメモリスロットやグラフィックボードを取り付ける、PCI-Expressスロットなどがあります。

メモリ

メモリはデータを一時的に保存する領域なので、複数のタスクを同時にこなすならメモリサイズは重要です。DDRのメモリモジュールにはDDR4やDDR5があります。互換性がないため、わずかな速度にこだわるなら、DDR5といえるでしょう。

空きや種類を確認を確認して空きがあれば、後からメモリやSSDを増設できます。

GPU

タワー型PCの大きな魅力の一つが、高性能なグラフィックスボード(GPU)を搭載できることです。コンパクトなスリムPCやノートパソコンと違い、タワー型PCは適切なスペースと冷却性能を確保できるため、ハイエンドなGPUを搭載しやすく、快適な動作が可能になります。

特に、ゲーミングPCやクリエイター向けPCを選ぶ際には、グラフィックスボードの性能が重要です。ゲームのフレームレートを安定させたり、動画編集や3DCG制作で高速レンダリングを実現したりするため、用途に応じたGPU選びが求められます。

また、AIでの作業向けで使いたい場合にはハイエンドクラスのRTX 5080もおすすめ。

ケースのファンごとの違い


ケースはメーカーによって違うので、エアフローといわれる通気性の高さを確認します。

PCタワーケースによって、ファンの位置やサイズに違いがあり、120mmまたは140mmのサイズで、フロントとリアに付いていることが多いです。また、ハイスペックなモデルでは上部や側面に付いていることもあります。

空気が循環することにより、吸気から排熱まで温度の上昇を抑える効率性の高さは、タワー型デスクトップのメリット。静音性があるタイプなどケースのファンを選べる場合もあります。

BTOショップでタワーPCを検討するときには、ミドルタワー以上では水冷ラジエーターをオプションで選べる製品もあり、冷やしたい人にぴったり。

接続端子


本体の背面にある映像出力用の接続端子は、モニターに接続するための部分です。HDMIやDisplayPortなどの種類があり、使いたいモニターがあったときにパソコン本体が接続できる必要があります。とくにゲーミング用モニターではDisplayPortの方が、リフレッシュのレートが高い数値に対応していることがあります。

また、端子の数も確認しておきましょう。例えば、HDMI x2、DisplayPort x1の3つのポートがある場合、最大で3画面のマルチモニターが使えることになります。

一方で、HDMI x1、DVI x1、DisplayPort x1のような場合では、DVI端子のモニターは少ないので2画面になることも。そのため、後々のパソコン環境まで検討するには映像用の接続端子は要確認してみてください。

電源と消費電力

デスクトップパソコンの消費電力は100W~150Wぐらいです。高性能なグラフィックボードを搭載すると、消費するワット数は増えます。
つまり、後からパーツを取り付けるような場合には、それを見越して電源の容量も多めのモデルを選んでおいた方が、あとでパーツ交換するときに役立ちます。また、大きい電源容量のほうが安定します。

増設しなければメーカーが取り付けている電源で問題ありません。

おわりに

タワー型PCは拡張性と作業性に優れているのが特徴で、パーツ交換がしやすいです。

ゲーミングでは高い性能のミドルタワーPCが選べて、とくにフルタワーはハイスペックです。小型モデルが好きな人は、スリムタワーPCよりもミニタワーのほうが拡張性はあるでしょう。

長く使うのであれば、タワー型のデスクトップパソコンが快適です。既製品をそのまま使うのもいいですが、自分の用途に合わせてパーソナライズできるのが魅力といえるでしょう。


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