イラストレーター向けパソコンおすすめ14選!人気機種

Computer for illustrators

イラストレーターが作業しやすいパソコンをご紹介。とくに、AdobeのIllustratorやCLIP STUDIOが使えるように、必要なメモリやCPUがあるか性能を確認する必要があります。そこでイラスト作業に対応できるノートパソコンや、高性能なデスクトップPCを揃えてみました。

この記事でわかること

  • イラストレーターで使えるスペックは?知っておきたいこと
  • パソコンの選び方を解説
  • おすすめのイラストレーター向けパソコンを紹介

ということで「製品を探している、必要な推奨スペックがわからない」という方向けに説明します。特徴を知って製品選びにお役立ていただけます。

まずは、検討するときに気をつけたいポイントを含めて、基本的な選び方を解説。迷っている方は、ぜひご参考ください。

Illustrator(Adobe Creative Cloud)で制作


アドビのソフトにはAdobe Creative CloudのIllustratorやPhotoshopなどがあり、パソコンで使用するにはある程度のスペックが必要です

特にグラフィックデザインのように、ベクターのオブジェクトが多い表現では、PC性能が低いと編集したときに、もたつく可能性があります。チラシなどの制作であっても、フォントをアウトライン化した時点で動作が重くなったりします。

イラストレーターなら、パスで図形を描いたりテキストを入れてデザインすることもあるでしょう。絵を描く方はペンツールで制作する方法が多いです。オブジェクトの変形など機能も豊富。ポスターのようにグラフィック中心であれば、ある程度のパフォーマンスは必要です。

また、Adobe CCの場合にはインターネットで認証ができる環境が必要です。

イラストレーターのソフトが使えるスペックは?

Adobe Illustratorのソフトが使えるスペックは、Windowsの場合にCPUはインテル マルチコアプロセッサーまたは AMD Athlon 64です。CeleronよりCore iシリーズの方が適しているでしょう。

メモリーは16GB以上のRAMを推奨しています。規格はDDR4でもDDR5でも使えます。

保存するためのハードディスクは2GB以上の空き容量があるSSDを推奨。GPUは1GB以上のVRAM、OpenGL 4.0 以降がサポートされている必要があります。

また、macOSのハードディスクは3 GB 以上の空き容量が必要です。
>>Illustrator の必要システム構成 公式サイト

そのため、普段使いするようなパソコンと比べると、メモリとグラフィックは高いスペックが必要になります。

Windows


Adobe CC (creative cloud)の推奨スペックは以下の通りです。

  • OSはWindows 11またはWindows 10
  • Intel 64bitまたは AMD Athlon 64 プロセッサー
  • 64bitの場合に必要なメモリ:8GB 以上のRAM(16GB 以上を推奨)
  • ハードディスクは2GB以上の空き容量(インストール時には追加の空き容量が必要)、SSDを推奨
  • モニターの解像度 1,024 x 768 以上の画面解像度のディスプレイ(1,920 x 1,080 以上を推奨)
  • インターネットに接続可能であること

Mac

引用元:Apple

Macはプロフェッショナルなグラフィックデザインの現場でもよく使われています。
イラストレーターではIntel マルチコアプロセッサーで64bitまたは、ARM ベースの Apple Silicon プロセッサーをサポート。macOS 10.15(Catalina)以降に対応しています。

  • 必要なメモリ:8GB 以上(16GB 以上を推奨)
  • ハードディスクは2GB以上を推奨しています。SSDを推奨
  • モニターの解像度は1,024 x 768 以上の画面解像度(1,920 x 1,080 以上を推奨)

Windowsと同じくインターネットに接続可能である必要があります。

イラストレーター向けパソコン選び方

通常のパソコンよりも高いスペックのパソコンが必要です。
モニタは大きめの方がイラストレーターのアートボードを広く使えるのでおすすめ。サイズは大きい方が情報を多く表示できるため、作業の効率がいいでしょう。一方でサイズが小さい軽いので、持ち運びで扱いやすくなります。

予算は10万円~20万円を一つの目安です。あまりにも価格が抑えられたモデルは性能が低いので、動作が遅く操作する際にもたつきます。また、映像や動画編集をするならGPUの性能がハイスペックな方がぴったり。

プロがグラフィックソフトを使う場合には、Adobe Creative Cloud (Adobe CC)推奨スペックパソコンワークステーションなどを選ぶのも一つの方法で、安定した動作が魅力です。

CPUはマルチコアプロセッサーが必要


CPUは性能を決める大切なパーツで、イラストレーターではマルチコアプロセッサーの性能が必要で、推奨スペックの条件になっています。デュアルコアやクアッドコアのCPUを搭載しているモデルを検討してみてください。

インテルならCore i5・Core i7・Core i9ぐらいだと、負荷がかかった際に処理動作が軽快です。処理スピードや内部キャッシュに差があるためです。同等スペックのAMD Ryzenでも使えます。インテルなら13~14世代を搭載しているパソコンがおすすめです。

クリエイションするワークによっても異なってきますが、画像編集よりも動画編集の方が高い性能が必要になります。
ですので、Adobe Premiere ProにIllustratorファイルを読み込むような場合は、CPUは上位の方が快適に動きます。

グラフィックボード


GPUとは、Graphics Processing Unitのことでグラフィックで、レンダリングのパフォーマンスが向上します。

そのため、クリエイティブでイラストレーターやPhotoshopを使うような場合は、表示をスムーズに処理するためにグラフィックボードを搭載されてるタイプがおすすめです。

GPUはNVIDIA Quadro、Intel HD Graphics、AMD Radeonなどに対応しています。目安としては、GeForce RTX 4050ぐらいのスペックだとエフェクトが使いやすいです。できればRTX 4050 ~ 4070 Tiぐらいが条件となるでしょう。

RTX4080 SUPERではかなり高性能といえます。(参考:Illustrator での GPU パフォーマンス)

イラストレーターやフォトショップをノートパソコンで使う場合にはGPU(グラフィックボード)はあるといいです。GPUは搭載されていれば、プレビューで描画のパフォーマンスが良くなります。また、CLIP STUDIO PAINTではOpenGL 2.1対応を推奨しています。とくに、イラスト制作で細かく作り込んでいったり、動画まで手がけたりする場合にGPUは大事になります。

メモリの容量


メモリはイラストレーターの必要なスペックとしては最低でも8GB、推奨は16GB以上です。そのため、8GB以上のモデルを選択するようにします。

RAMは多いほうが快適、とくにイラレとフォトショを同時に立ち上げて使うような場合には、容量は多いほうが快適です。

イラレでよくあるパターンとして複数のソフトやアプリを、同時使用するときがありますが、効率的にパソコンを使いたいときに容量はあった方がいいです。

ストレージの容量


イラストレーターの空き容量は2GB以上のSSDを推奨しています。ストレージはHDD(ハードディスク)とSSDがありますがどちらでもソフトは動作します。また、SSDの方がパソコンの起動も速くなります。

容量は256GB以上あるとデータを保存をするのに余裕があるでしょう。専用のパソコンとして使用するなら、なるべく大きめの容量があったほうが快適です。イラストレーターでは写真など画像ファイルを埋め込んで保存するとファイルサイズが大きくなります。

もし、容量が足りなければ、外付けのドライブを活用する方法もあります。

ペンタブを接続できるポートの有無

周辺機器はイラストレーターでデザインする方にとっては、接続できる端子が必要になる場合があります。

ペンタブも揃えてパソコンで使いたいという人もいるでしょう。そのため、HDMIやUSB Type-Cのように接続端子で周辺機器が利用できるポートの種類と、数を確認しておくべきです。とくに創造性を高めるためにペンタブを使いたいときに接続性は重要になります。

また、制作するためのデータ管理するために外付けのSSDを使うことまで想定しておくなら、速いUSB規格を搭載したパソコンを選ぶのもポイントです。

解像度の表示

モニターの解像度はフルHD(1,920 x 1,080 以上)を推奨しています。Windowsの場合にはタッチスクリーンに対応していれば直感的な操作で使うこともできます。また、4Kのような高精細な製品もあります。色にこだわる場合は発色がいいか確認するのがポイントで、ディスプレイはAdobe RGBなど色域が広いと方が、制作用にはぴったり。

なるべく広いワークスペースを使うためには、表示するスクリーンも大きい方が作業性がいいです。アートワークの外側にレイヤーなどのツールバーを活用したいなら、画面は大きめの方が便利。ノートパソコンの場合には、モニターの解像度を確認しておいた方がいいです。解像度が高いと情報を多く表示できます。

イラストレーター向けパソコンおすすめ14選

クリエイティブ向けノートPC / GeForce RTX搭載


MouseComputerのDAIVでノートパソコンのタイプです。カスタマイズできるパソコンなのでメモリを交換したりストレージを拡張が可能になっています。

イラストレーターを使うPCを選ぶときに、製品の構成がいくつかあります。Windows 11 Home、CPUはインテル Core i7-13700H プロセッサー(最大5.0GHz)、グラフィックスはGeForce RTX™ 4060 Laptop GPUです。
メモリが32GB (16GB ×2)、ストレージがSSD 1TB NVMeです。クリエイティブな作業環境に合わせて決められるのが魅力です。

16インチの大画面で没入感のあるディスプレイで作業したい人にぴったり。マルチタスクを気にせずスキルを活かせる32GBの仕様です。

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特徴

  • 大画面の16型液晶ディスプレイ搭載
  • フル充電で約15.5時間
  • プロ向けグラフィックスのNVIDIA Ada Lovelace アーキテクチャのRTX4060搭載

DAIV R クリエイターノートPC 16インチ / DCI-P3対応


パワフルなパフォーマンスのクリエイターノートPCです。ディスプレイの部分は、DCI-P3 100%をカバーしているため色再現性が高くリエイティブワークしたい人にぴったり。 Dolby Visionにも対応しています。

CPUはインテル Core i9-13900HX プロセッサー、メモリは32GB (16GB×2) DDR5-5600を搭載。ストレージは1TB NVMe対応 M.2 SSDです。
グラフィックボードはGeForce RTX 4070なのでハイスペックです。

価格帯は30万円台のモデルですが、効率の良い作業をしたい方におすすめです。16インチの大きな画面なので、イラストレーターのツールを表示しておきたい時にも作業範囲の影響が少ないと言えます。
また、HDMIもあるので外部モニターを繋げることもできます。


DELL(デル) ノートパソコン XPS 16


DELL(デル)のクリエイティブ向けノートパソコンでXPS 16です。ディスプレイは16.3インチで大画面で映すことが可能。解像度は2種類から選択できるようになっています。FHDの場合にはsRGB 100%で、OLEDの4Kを選んだ場合にはDCI P3 100%でコントラスト比1,000,000:1に対応していて鮮明で、色味にこだわる方は4Kがぴったりです。

スペックは、CPUがインテル Core Ultra 9 185H(最大5.1 GHz)またはUltra 7 155H (最大 4.8 GHz)プロセッサー、メモリが16GB~64GB LPDDR5X, 6400MT/s、ストレージは512GB M.2 PCIe NVMe SSDです。グラフィックボードはオプションでRTX4060やRTX4070などが選べます。

※デフォルトや選べる構成は変更されることがあるので確認が必要です。

サイズは前後240.05 x 幅 358.18 mmで横幅もあるので、キーボードには数字のタイピングがしやすいテンキーも使えます。日本語なので指紋認証リーダーもありセキュリティも高いため実用的です。

DELLのメーカーは全ての製品において見た目がおしゃれで、アルミニウムのデザインが好きな方にぴったりです。

XPS 16 ノートパソコン(9640)

XPS 16の特徴

  • 選べる解像度はFHDと4Kの2種類
  • 静音性が高い
  • Eyesafeテクノロジーにより色のトーンをあまり変えずにブルーライトを軽減
  • マルチタッチ ジェスチャー対応のタッチパッド


ASUS(エイスース) ProArt


ASUS(エイスース)のノートパソコンでProArt P16 H7606WVです。15.6インチと比べて少し大きい16インチの画面でグレア(光沢)があるタイプです。
CPUはAMD Ryzen AI 9 HX 370 プロセッサー、メモリは32GB LPDDR5X、ストレージは大きめ容量の1TBです。
グラフィックボードはNVIDIA® GeForce RTX™ 4060 Laptop GPUを搭載しており、動画編集などもできる高性能なグラボです。

ハイエンドなモデルなのでイラストレーターやフォトショップでフィルタをかけるような作業でも快適。ハイスペックな性能でプロにもおすすめです。

スペック

  • メーカー:ASUS
  • 製品名:H7606WV-AI9321R4060W
  • 入力端子:HDMI×1、USB Type-C 、USB3.2 (Type-A/Gen2)
  • バッテリー時間:約12.4時間

有機ELで鮮やか

有機ELのパネルを搭載していて解像度が3,840×2,400ピクセルなので、高精細で色域が広いのが特徴。


ASUS Vivobook Pro 16X OLED クリエイターパソコン


ASUSの「Vivobook Pro 16X OLED」は、16インチのノートパソコンで、15.6インチよりもひとまわり大きいサイズです。ディスプレイが美しいOLED(有機EL)なので、クリエイターパソコンにぴったり。色の表現をこだわる方は注目です。
 
OSはWindows 11 HomeCPUは第13世代 インテル Core i9-13905Hプロセッサー(最大 5.40GHz)で、グラフィックスはNVIDIA GeForce RTX 4080 Laptop GPUを搭載しています。
メモリは32GB LPDDR5X-7467、ストレージの容量はSSD 1TBです。

インターフェースはThunderbolt Type-C(USB PD対応)や、USB3.2 Gen2 Type-Aが使えるので、イラストレーターで作成したデータを外付けストレージなどへ保存するのに便利。

選ぶポイント:

プロにもおすすめ

  • GeForce RTX 4080 のグラフィックボードを搭載しているモデル


MSI Prestige16 AI Studio / 作業しやすい16インチWQXGA


MSI Prestige16 AI Studioは、作業しやすい16インチのクリエイターノートPCでWQXGAの解像度です。DCI-P3相当に対応していて、色彩に妥協しないクリエイティブな方におすすめです。

性能はCPUがCore Ultra 7 プロセッサー 155H(最大4.8 GHz)、メモリは32GB LPDDR5 オンボードメモリ、ストレージはSSD 1TB(M.2 NVMe)です。グラフィックはRTX 4060 Laptop GPUを搭載しています。

大画面で領域が広いため、イラストレーターでオブジェクトの配置する位置がわかりやすくなります。

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HP Pavilion Plus パフォーマンスモデル Ultra 7 / RTX 4050


HPのPavilion Plus パフォーマンスモデルです。発色の良いIPSディスプレイで、16インチなので作業もしやすい大きさです。解像度はWQXGAの画質です。

ハイスペックなモデルで、グラフィックカードもあるのでイラストレーターで使いたい人にぴったり。

OSはWindows 11、CPUはインテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H プロセッサー(最大 4.80GHz) 、NVIDIA GeForce RTX 4050 Laptopグラフィックスを搭載しています。

メモリは32GBオンボード (LPDDR5x-7467MHz)、ストレージは1TB SSD (PCIe NVMe M.2)です。

日本語配列のバックライト付キーボード。また、Illustrator以外の制作物も作るならOfficeソフトをオプションで選ぶことも可能です。

スペック情報

  • WQXGA・液晶IPS
  • インターフェース:HDMI2.1 出力端子、Thunderbolt4 (USB4 Type-C 40Gbps)、SuperSpeed USB Type-A 10Gbpsなど
  • webカメラ
  • バッテリー:最大 9時間30分


Apple MacBook Pro / M4


デザインにこだわる人なら、人気のApple(アップル)のノートパソコンがおすすめ。2024年発売のMacBook Proです。直感的に使用できるmacOSと、おしゃれな筐体のデザインが特徴。Adobeのソフトを使うような方に好まれています。
画面は14.2インチの大きさで、広色域をカバーする鮮やかな色で表示ができます。ディスプレイは輝度が高く、色表現が美しいLiquid Retina XDRで、鮮やかな表示が魅力です。

CPUはApple M4を搭載している最新モデルのMacBook Proです。M4は、さらに効率コアが増えて性能が高くなっています。GPUは統合型のグラフィックスですが性能が高く、画像の処理が高速。創造的に使える10コアのGPUを積んでいます。スペックはいくつか構成が選べるようになっています。

MacはWindowsに比べて価格が高いですが使われているのには、"デザイン"と"操作性"が上げられます。デザインはMacを使うという現場が多い、というのも選ばれる理由の1つです。また、Macの場合はOSの使いやすさが好きで利用する方もいるでしょう。

価格を抑えるならMacBook Airも検討してみてください。バッテリーの長さやグラフィックスに違いがあります。

気軽に持ち運ぶというノートパソコンとしては少し重いですが、画面が広いので作業性がいいので、日常的にイラストレーターを使うパソコンとして使えます。

スペック

  • MacOS
  • メモリ :16GB ~ 48GB RAM
  • 512GB ~ 1TB SSD


Acer Swift X 14 ノートブック/ Core Ultra 7 RTX4070搭載


Acer(エイサー) Swift X 14は、14.5インチのコンパクトなサイズのディスプレイを搭載しているノートブックです。特徴は色が鮮やかなディスプレイで、色域はDCI P3 100%をカバーしています。解像度はWQXGA+ (2880 x 1800) に対応しています。Calman Verifiedのキャリブレーションに対応しているため精確な色彩で表示できる点が魅力で色精度はΔE 2未満です。

スペックは、高性能なIntel Core Ultra 7 155H プロセッサー(最大 4.8 GHz)、メモリが32GB LPDDR5X、ストレージが1TB SSD、グラフィックアクセラレーターはNVIDIA® GeForce RTX4070を搭載しています。
イラストレーターを動作させる性能があります。


クリエイティブ向けデスクトップ 第14世代Core i7搭載


MouseComputerのクリエイティブ向けのシリーズDAIVです。
フルタワーのデスクトップ製品なので拡張性に優れている点が特徴です。

詳細なスペックとしては、CPUがインテル® Core™ i7 プロセッサー 14700F(最大5.40GHz)、グラフィックスはNVIDIA® RTX™ 4060 Tiを搭載しています。
メモリは16GB (8GB×2 DDR5-5600)、ストレージはM.2 SSD 1TB (NVMe)です。

インターフェースは、 Mini DisplayPortを3つあり、複数のディスプレイを使う目的にぴったりです。

これからイラストレーター始める方でも、買いやすい価格です。


パソコン工房 SENSE デスクトップPC


タワー型のデスクトップPCで高性能なモデルです。
ハイスペックなグラボ搭載モデルならイラストレーターなども使いやすいです。また、大きめのディスプレイを接続すれば、メニューなども表示しても作業しやすくゆとりがあります。モニターを選べるのはデスクトップのメリットです。

パソコン工房のsenseシリーズはクリエイター向けのモデルです。GPUはGeForce RTX 4060 8GB GDDR6で、品質の高いグラフィックを内蔵。マザーボードはミドルタワーのATXを搭載しています。
CPUは第14世代のインテル Core i7-14700Fプロセッサー(20コア 28スレッド 最大5.40GHz)、メモリは32GB(16GB×2) DDR5-4800(PC5-38400)、ストレージは1TB NVMe対応 M.2 SSDです。

また、ミドルタワーでは拡張性があり、カスタマイズしやすいのが特徴です。オプションでOSもHomeとProを選べます。また、オプションでメモリを増やしたり、DVDドライブを選択できるのは便利です。

選ぶポイント:

イラスト制作に適した性能

  • イラストが効率良く製作できる、ハイスペックなモデル


クリエイター向けデスクトップPC


クリエイター向けデスクトップPCで、「DAIV FX-I9G90」です。フルカスタマイズが可能で、CPUは第14世代のインテル(R) Core(TM) i9-14900KF プロセッサー ( 24コア / 32スレッド / TB時最大6.0GHz)を搭載していて、パワフルな性能で快適にイラストレーターを使えます。メモリは64GB (32GB×2 DDR5-4400)で、128GBも選択が可能。

ストレージは2TB NVMe SSD ( M.2 PCIe)です。グラフィックスはGeForce RTXシリーズを搭載しています。4K解像度にも対応しているので、カラーにこだわるクリエイターさんは注目です。

パソコン動作を安定させるための、6つの冷却ファンがあるため、長時間でも耐久性にメリットがあります。動作の速度が速くイラストレーターで上級者の方におすすめです。


FRONTIER クリエイターPC / RTX 5070 Ti


FRONTIER(フロンティア)のデスクトップ型の クリエイターPCです。クリエイティブワークまでサポートしているRTX 5070 Tiのグラフィックボードを搭載しており、イラストレーターの制作にぴったり。

CPUはインテル Core Ultra 7 プロセッサー 265F(最大5.3GHz)、メインメモリが32GB PC5-44800 (DDR5-5600) DDR5 SDRAM、ストレージは1TB M.2 NVMe SSD です。

静音設計のケースに静音電源のユニットが搭載されている仕様です。また、エアフローによる冷却のCPUクーラーですが、イラレ作業において高負荷時になることが多い方は水冷CPUクーラーを選択することも可能です。


Lenovo(レノボ) LOQ ノートパソコン / sRGB対応


Lenovo(レノボ) LOQで15.6インチ ノートパソコンです。
100%sRGBで色彩を高精度な色表示ができるため、デザイン制作で使いたい人にぴったり。

イラストレーターが動作するスペックで、グラフィックボードはNVIDIA GeForce RTX 4060、CPUはAMD Ryzen 7 8845HS (3.80 GHz 最大 5.10 GHz) プロセッサー を搭載。メモリーは 16GB DDR5-5600MHz、ストレージの容量は512 GB SSDです。

クリエイティブ専用のモデルではないですが、ハイスペックでイラストレーターの利用にも適しています。コスパが高いモデル。

イラレ用パソコン選びの選定基準

イラレ用パソコンを買うときに確認したい点

  1. デザインを制作する場合にはソフトが快適に動くスペックが必要。
  2. ディスプレイが使いやすいこと。(ノートPCでは16インチで作業しやすいモデルもあります。)
  3. 緻密なグラフィックであればGPU搭載モデルを選ぶ。

選ぶポイントさえわかれば、選びやすくなります。大事な部分として、CPUとGPUはベンチマークで性能を確認すると解りやすいです。

制作に合った一台を探そう

イラストレーター向けのパソコンをラインナップして解説しました。
探すときにはクリエイター向けモデルだけでなく、ゲーミングノートもグラフィックボードを搭載しているのでイラストレーターを快適に利用できます。しかし、必要以上にスペックが高い場合もあるため、探すときには、制作で求めている性能を超えてないか確認しておきましょう。

ノートPCでもデスクトップPCでもどちらも使えるのですが、ノートパソコンは省スペースに仕事ができるので、作業環境の設置場所をコンパクトにしたい際にメリットです。

また、ペンを使いたいたい人は、タッチ操作に対応しているモデルを検討してみてください。

一方でデスクトップPCの場合には別売りで自由にキーボードを選べるのがメリットです。イラストレーターは複数のキーでショートカットキーを多用して操作しますが、効率的に操作できるキーボードもあります。

さらに必要に応じて、構築していける拡張性がありるので、自分でカスタマイズしていくのであれば、ミニタワーよりフルタワーの方が作業しやすいかもしれません。

絵を描くパソコンはペンタブと同じぐらい制作で大事なアイテムです。
ソフトは、IllustratorやPhotoshopは動作するかどうか確認するには、いま使っているパソコンに入れてみて、遅いかどうか確認して、その動作スピードをもとに検討するPCの仕様を決めるのもいいでしょう。(安価なモデルは価格のメリットはありますが、性能面でデメリットが出てくるでしょう。基本的にはマイクロソフトのオフィスよりもイラレの方が重くなるため注意です。)

使いやすいパソコンはデザインやイラストなど、クリエイティブな制作の作業で快適になります。



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Webデザイナーにおすすめのノートパソコン

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イラストレーターにiMacも人気があります。
ディスプレイとの一体型のパソコンは省スペースで設置ができるので人気があります。
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オススメPCドットコム編集部

PC歴20年のTechGeekのライターが機能をデータシートまで調べて、用途ごとに製品をご紹介。買うときに知っておきたい情報をまとめています。

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