CAD用のパソコンを購入するときにスペックをチェックして選ぶと良いです。
Jw_cadやAutoCAD、VectorWorksなどがありますがソフトによってはグラフィックボードが必要になります。
とくに3Dでモデリングをするような場合にはNVIDIAのQuadroのようなGPUを搭載しているPCがおすすめです。
Contents
CAD向けパソコンの選び方
出典:マウスコンピューター
CAD向けパソコンを選ぶときにはまずCADのソフトウェアに適応した機種を選ぶと良いです。
ソフトによって推奨するスペックは変わってくるので購入前にチェックしましょう。
2DCADと3DCAD
CAD (Computer-Aided Design)のパソコン選びでは2DCADと3DCADがあります。
2DCADの場合には設計図のようにプロダクトデザインなど製品や図面を作成する時に使います。
PCのスペックは3Dに比べれば低めでも大丈夫ですが、メモリは8GB以上あったほうが快適に操作ができます。
3DCADではモデリングをする必要があるのでワイヤーフレームの表示でもグラフィックボードを搭載している方が速いです。
3次元で設計していくので直感的にオブジェクトを作っていくなら処理速度の速い高性能なパソコンが必要になります。
グラフィックボードを選ぶ
グラフィックボード(GPU)は3D CADで使う場合には必要になってきます。
最低でも1GB GPU (DirectX 11 互換)は必要です。4GB以上のグラフィックボードだと対応できるCADソフトウェアも増えますね。
作業をスムーズに表示するためには速いほうが良いです。
メモリを選ぶ
メモリは複数アプリケーションを立ち上げるような場合には多く積んでいた方が速く動作します。
デスクトップの場合にはスロットに空きがあれば増設することもできます。
例えばAutodesk AutoCADの場合には基本は8GBで推奨が16GBになっています。
ストレージ
ストレージは3Dの場合は容量が大きい方が便利です。
高速にデータを読み込むならSSDが便利です。予算を抑えて大きい容量にするならHDDが良いですね。
CADで仕事をする時には外部ストレージやファイルサーバなどを使う場合もあるのでローカルに保存するサイズで選べば良いと思います。
目安としては240GB以上あると便利ですね。
OSで選ぶ
CADのソフトウェアはWindowsとMacの両方に対応しているソフトが多くどちらを使っても大丈夫です。
Macはデザインが優れておりクリエイターに人気があります。
CADでは数値や計算などを扱うことも多く、エクセルを使うならWindowsが便利です。
CAD パソコンのおすすめ
パソコン工房 CAD向けパソコン
パソコン工房のCAD向けのクリエイター パソコンです。
CPUやメモリなどをカスタマイズして注文することができます。
「Autodesk Fusion 360」で最適なスペックになるように調整されているモデルです。
フォームファクタはATXのミドルタワーです。
インターフェイスも豊富で使いやすいです。マルチモニターで使うのも良いですね。
HDMI×1/DisplayPort×1、PDIF出力(角型)×1 ,USB 3.1×3(背面×3) ,USB3.1-Type-C ×1(背面×1) ,USB 3.0×6(前面×2/背面×4)
CPU | Ryzen 7 3700X |
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グラフィックス | GeForce RTX 2060 6GB GDDR6 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB |
(価格は変動します。)
MacBookPro
AppleのMacBookPro 16インチです。Retinaディスプレイを搭載しており美しく見やすい画面です。
Macでは「Fusion 360」や「AutoCAD」のソフトウェアが使えます。
Touch Bar搭載モデルでタイピングしやすいMagic Keyboardです。バッテリーは最大で11時間使えるので持ち歩きもできますね。
スタイリッシュでおしゃれなPCを使いたいクリエイターさんにおすすめです。
CPU | 2.6GHz 6コアIntel Core i7 |
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グラフィックス | AMD Radeon Pro 5300M |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD |
(価格は変動します。)
富士通 パソコン CAD向け
富士通のデスクトップパソコンでカスタムメイドモデルのESPRIMO WD-G/E2です。
GeForce RTX 2060は冷却ファンが2つ搭載しておりリアルタイムのレイトレーシングに対応しています。
キーボードとマウスが標準で付いているのでカスタマイズ画面でディスプレイを選べばフルセットで用意できます。
AutoCADではエクセルの表を貼り付けることもできるので、Microsoft Store Office Personal 2019をオプションで選択するのも良いと思います。
CPU | Intel Core i5-10500 (Core i7に変更可能) |
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グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 2060 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB SSD |
(価格は変動します。)
マウスコンピューター DAIV Z7
マウスコンピューターのBTO デスクトップPCです。
mouse DAIV Z7は、クリエイター向けでCADやDTP、RAW現像などクリエイティブに最適です。
グラボはGeForce RTX 2060 SUPERなので3DのCADにおすすめです。フロントとサイドに通気孔がありエアフローに優れています。
Thunderbolt 3もあるので接続できるデバイスも増えますね。
CPU | インテル Core i7-10700 |
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グラフィックス | GeForce RTX 2060 SUPER |
メモリ | 16GB PC4-21300 |
ストレージ | 256GB SSD + 2TB HDD |
(価格は変動します。)
HP Pavilion ノートパソコン
HPのゲーミングノートパソコンでPavilion Gaming 15-dk1000です。
ディスプレイは15.6インチワイドで解像度はフルHD 非光沢。リフレッシュレートは144Hzです。
テンキー付きの日本語配列キーボードでバックライトを搭載しています。
グラフィックボードが使えるのでCADやゲームで使えます。
光学ドライブはDVD スーパーマルチドライブを選択することも可能です。
CPU | インテル Core i5-10300H |
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グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1650 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 256GB SSD |
(価格は変動します。)
Dell XPS 8940
DellのゲーミングデスクトップパソコンでXPS 8940です。
作業負荷の高いワークロードに対応できるCPUで第10世代Intel Core i7-10700(コア:8/キャッシュ:16MB/最大:4.8GHz)を搭載しており処理速度が速く高性能です。
電源ユニットやマザーボードも効率的に冷やす4,500rpmの高回転ファンを装備しています。
3D CADにおすすめのデスクトップです。
色はブラックとホワイトがあります。
Win10/Core i7-10700/16GB/512GB SSD+1TB HDD/RTX2060 DX90VRA-ANLB
CPU | Intel Core i7-10700 |
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グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 2060 |
メモリ | 16GB RAM |
ストレージ | 512GB SSD+1TB HDD |
(価格は変動します。)
エプソン·ゲーミングPC Endeavor
エプソン・ゲーミングPCでEndeavor MR8000です。
整備済み品(再生品)なので新品ではありません。
格安にコスパの良いデスクトップを購入したいかたにおすすめです。
Officeソフトはキングソフトが付いています。
CPU | Intel Core i7 6700- |
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グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX1050TI |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD 512GB |
(価格は変動します。)
まとめ
平面や建築のCADのパソコンは性能の優れたPCがおすすめです。
ソフトウェアの最低スペックが上がっており求められるパーツのスピードもバージョンごとに上がっていますね。
ソフトごとに必要な性能は異なるので必ず推奨スペックは確認をした方が良いです。同じソフトでもWindows版とMac版で求められるスペックが異なる場合もあります。
予算が許すなら高機能な方が快適にCADの作業が行えます。
CADを独学している初心者の方や大学生はBTOのCAD用パソコンなら安いので検討するのも良いですね。
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