クリエイターPCのおすすめモデルをご紹介です。
クリエイティブに作品を制作するにはグラフィックスを搭載している機種を選ぶと良いですね。GPUが無いノートPCに比べて快適に表示ができます。とくにイラストを描いたりRAW現像、動画編集などを創る用途では、PC環境が大事です。
種類としてはデスクトップパソコンやノートPCがあり、使いやすいパソコンでは制作がはかどります。
CGデザインなどデジタルで表現するには色域が広いディスプレイを搭載しているノートPCがおすすめです。プロのクリエイターも満足できるPCもピックアップしています。選び方も解説しているので、ぜひお役立てください。
目次
- クリエイターPCとは?
- クリエイターPCの選び方
- クリエイター向けノートPCのおすすめ
- HP ノートパソコン HP ENVY / 初心者に最適
- Dell ノートPC XPS 16 クリエイティブ向け
- DAIV ノートパソコン RTX 4060 LAPTOP:動画編集に最適
- MSIノートPC WQXGA 16インチ広色域ディスプレイ
- マウスコンピューター DAIV ノートパソコン 14インチ
- パソコン工房 クリエイターノートパソコン SENSE Corei7
- Apple MacBook Pro 14.2インチ M3
- ASUS ノートパソコン ProArt Studiobook Pro 16 OLED
- GIGABYTE AERO 14 有機ELパネル高性能 クリエイターノートPC
- ドスパラ raytrek クリエイターノートPC
- クリエイター向けデスクトップPCのおすすめ
- ランキングで商品を選ぶ?
- クリエイターPCに関するよくある質問(Q&A)
- 商品まとめ
クリエイターPCとは?
![クリエイターPCとは](https://osusumepc.com/wp-content/uploads/2020/10/What-is-a-notebook-computer-for-creators-2.jpg)
出典:MSI
クリエイターPCとは、動画編集クリエイターやグラフィックデザインをするクリエイターの作業に対応できるPCのことです。
映像を制作で動画の編集をする場合には、解像度が高いと高負荷な作業になるため、グラフィックスを搭載しているモデルがおすすめです。映像の場合には、CPUやメモリの性能にも余裕があったほうが作業も快適です。もし、デザインの場合にはグラフィックス内蔵型でも作業できます。
また、デジタルのペンで描く場合にはタブレットをPCに接続できるかチェックしましょう。タワー型デスクトップパソコンでは入力端子の種類が多いですがノートパソコンの場合は注意です。HDMIポートやUSB Type-Cはあると便利です。
クリエイターPCとゲーミングPCの違い
クリエイターPCとゲーミングノートPCの違いは、パーツの種類が異なります。ゲーミング用の場合にはRGBライティングに対応していることが多いです。
また、クリエイターPCの方がゲーミングPCと比べてグラフィックボードがハイスペックなタイプよりもミドルスペックぐらいで、ストレージの容量が大きい傾向があります。
ノートパソコンの場合には、ゲーミング用では速い動きに対応できるように、リフレッシュレートが高い場合があります。また、ディスプレイの部分が色域が広いことが特徴です。
つまり、ゲーミング用の場合には速さが重視されていて3Dの描画が可能であり、クリエイター用は色域やデータを保存するストレージの容量が重視されている場合があります。
そのため、ゲーミングパソコンを選ぶと、使えますが過剰なスペックになる可能性があります。
クリエイターPCの選び方
クリエイター向けPCの予算としては、10万円~20万円ぐらいが目安です。理由はグラフィックを処理するため、CPUやGPUにある程度のスペックが必要になるためです。性能を抑えてコストを下げようとすると、制作するときに動作が悪くなってしまうため、どうしても最低限のスペックは必要になります。
購入するのにまず検討したいのは、BTOショップのパソコンです。自作パソコンなどパーツに詳しければ、予算を抑えて安く構成することができます。BTOショップのクリエイター向けPCはパソコン工房やドスパラのRaytek、マウスコンピューターのDAIVなどが人気です。
CPUはインテル Core iシリーズやRyzenが人気
CPUはインテルとAMD Ryzenシリーズがありますが、メーカーはどちらでも問題ありません。
ただ、種類によって処理スピードが異なるので速い方がクリエイティブの制作活動もスムーズです。
Core i3、Core i5、Core i7、Core i9、Ultraシリーズがありますが最低でもCore i5以上、AMDならRyzen 5やRyzen 7ぐらいあった方が快適です。世代によっても性能が大きく変わるため、処理速度をクロック数で確認するとよいです。※CeleronやPentium搭載モデルは入門用のエントリー向けが多く、性能はあまり高くありません。
クリエイターPCの場合、重要なのがCPUのスペックとメモリーになります。CLIP STUDIO PAINTではレイヤーの枚数を多く使う場合にはCPUやメモリーを性能が高い方が良く8GBを推奨しています。また、制作環境として解像度がWXGA以上のディスプレイを推奨しています。
メモリの容量
メモリは複数のソフト(アプリ)を立ち上げて、マルチタスクの作業をするような場合には必要になります。
例えば、DTMでは8GB~16GBぐらいの容量は必要です。32GB以上あればかなりハイパフォーマンスで安心ですね。
ノートPCの場合にはオンボードの場合もあるので、メモリが8GB以上搭載してある製品がおすすめです。デスクトップなら後から増設することもあるので、価格を重視してPCを選ぶならDDR4やDDR5かどうかと、空きスロットがあるか確認しておくのも良いと思います。パソコンのスペックに合わせて仕様を決めるのが簡単でしょう。もし迷ったら16GB以上にしておくと安心です。(個人的には、もたつきを感じたときに、まず気になるのがメモリの容量が多いです。)
イラストレーターに最適なGPU
GPUはグラフィックボードやグラフィックカードと呼ばれるもので表示するためのパーツです。
動画編集やゲームなどでは必須になります。またグラフィックソフトでも対応しており、とくに3Dなどに取り組んでいる方は体感速度は速くなります。
Illustratorの必要なシステム構成の公式ページでチェックすると良いですね。
また、グラフィックカードがリストに無くても1GB以上のVRAMがあれば最新バージョンを動かすことができます。
VRAMとはビデオメモリーのことでGPUメモリのことを差します。VRAMが不足した場合にはメインメモリ(RAM)を使うことになるので、クリエイティブで使う場合にはメモリ多めのPCがおすすめです。
3DCGでモデリングをする場合にもグラフィックボードを搭載したパソコンが必要になります。なるべくベンチマークのスコアが高いモデルを選びましょう。また、GPUの性能によってレンダリングのスピードも変わってきます。ソフトウェアの動作検証のリストにない場合には必要なシステム構成などをチェックすると良いですね。もし、予算を抑えるならNVIDIA GeForce GTX 1660ぐらいでも良いかもしれません。もしくは、代わりにインテル Iris Xe Graphicsを搭載しているモデルにするという方法もあります。
2024年の時点で性能の良いノートパソコン向けNVIDIA GPU
- GeForce RTX 4090 Laptop GPU
- GeForce RTX 4080 Laptop GPU
- GeForce RTX 4070 Laptop GPU
- GeForce RTX 4060 Laptop GPU
- GeForce RTX 4050 Laptop GPU
- GeForce RTX 3090 Laptop GPU
- GeForce RTX 3080 Laptop GPU
- GeForce RTX 3070 Laptop GPU
- GeForce RTX 3060 Laptop GPU
- GeForce RTX 3050 Laptop GPU
ストレージはSSDが高速
クリエイターの場合には作品をデータで保存するので、ストレージは重要です。
ストレージにはSSDやHDDなどの種類があります。基本的には読み書きが速いSSDが搭載されており、HDDは安いので増設するときに使われます。
容量は多い方がたくさんデータを保存できます。目安としては最低でも256GB、できれば500GB~1TBあると余裕があります。
データ保存ということでは、光学ドライブがあればディスクに保存することができます。
光学ドライブはDVD・BD・CDなどのディスクを使えますが、ノートパソコンには非搭載が主流になっています。理由はドライブはノートパソコンが重くなるということがあると思われます。
クリエイターさんが作品を保存するのに必要な場合には外付けドライブを購入しておくと便利ですね。2,000円前後で販売されています。また、メディアとしてはカードリーダーなどもあります。
サイズと作業効率
ノートパソコンのサイズは液晶ディスプレイが大きい方が作業性は良くなります。
Adobeのソフトウェアなどではツールバーも多いので小さいサイズに比べると操作パネルを多く並べられるので制作も効率的に進められます。
ディスプレイの色域はカバー率をチェック
色の表現はクリエイターにとって、センスや創造性を発揮する大事なポイントになります。そのため、ノートパソコンの場合にはディスプレイ部分の色域をチェックしましょう。
画面の色域が広いかどうかチェックするには、sRGBカバー率100%など色を再現できる割合をチェックします。とくに写真編集向けの用途なら、色の正確性は重要なポイントです。
また、基本的には高解像度なほうが色数が増えます。4K 10ビットで約10億色、WQHD 8ビット 約1680万色で表示に対応します。階調表現はノートPCに搭載されている液晶パネルの種類も関係するのでスペックでカバー率をチェックするのがおすすめです。
sRGBとAdobe RGBの比較
クリエイターの方がよく使うのはsRGBとAdobe RGBの色域です。sRGBは国際的な標準規格で、一般的なディスプレイでの色の整合性が高いです。一方、Adobe RGBはプロフェッショナルな画像処理や印刷など、高精度な色の表現が必要な場合に適しており、色域が広いため、より多くの色を表現できます。
特徴 | sRGB | Adobe RGB |
---|---|---|
カラースペース | 国際的な標準で、一般的なメディアで使用 | プロフェッショナルな画像処理に適しています |
色をカバーする広さ | 色域が比較的狭い | 色域が広い |
主な用途 | ディスプレイ、一般的なグラフィックス | 印刷、プロフェッショナルな画像処理、写真編集 |
色の表現の一貫性 | より一貫性があり、異なるデバイスでの整合性が高い | 印刷プロセスに合わせて調整される場合も |
カラープロファイルの選択 | 通常はsRGBカラープロファイルを使用 | プロジェクトや目的に応じて選択可能 |
色の範囲 | 色域が比較的狭く、特に明るい青や緑が制限されています | 色域が広く、より多くの色を表現できます |
クリエイター向けノートPCのおすすめ
HP ノートパソコン HP ENVY / 初心者に最適
HP(ヒューレット・パッカード)のノートパソコン「ENVY 16」です。クリエイター向けで開発されたモデルではないですが、色鮮やかなディスプレイを搭載しています。スタンダードモデルの場合にはIPSパネルで、パフォーマンスモデルではOLEDです。どちらも16インチで大画面で作業できるのが魅力です。また、タッチディスプレイなのでペンタブレットのように、ペンで操作することができます。
OSはWindows 11 Home。CPUはインテルのCore™ Ultra 5 プロセッサー 125U(最大 4.30GHz)またはUltra 7 プロセッサー 155U(最大 4.80GHz)、メモリは16GB~32GB LPDDR5、ストレージは1TB ~ 2TB SSD (PCIe Gen4)、重さは約1.87 kgです。
日本語配列のバックライト付キーボードで、スピーカーを内蔵。
GPUは搭載していないので、初心者向きといえるスペックです。動画編集でエフェクターをかけるような作業は難しいですが、簡単なペイントソフトなどなら使えます。
スペック情報
- 液晶IPS(OLEDタッチディスプレイのモデルもあります)
- HDMI2.1 出力端子、Thunderbolt4 with USB4 Type-C 40Gbps (Power Delivery、DisplayPort™ 2.1、電源オフUSBチャージ機能対応)、SuperSpeed USB Type-A 10Gbpsなど
- webカメラ
- IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6E対応)、 Bluetooth 5.3
- バッテリー:最大11時間~14時間30分(構成により違いがあります)
Dell ノートPC XPS 16 クリエイティブ向け
Dellの「XPS 16」はクリエイティブに向いているノートPCです。ディスプレイの部分は16.3インチで見やすい大きさで、解像度がFHD+(1920x1200)です。色が鮮やかでsRGBは100%カバーしています。
CPUは処理スピードの速いインテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 155H (24MB キャッシュ、16コア、最大4.8GHz)または Core™ Ultra9 プロセッサー 185H (24MB キャッシュ、16コア、 最大 5.1GHz)も選択可能です。
メモリーは16GB ~ 64GB(DDR5)、ストレージは512GB ~ 4TB M.2 PCIe NVMe SSDを搭載しています。GPUはインテル® Arc™ グラフィックス~NVIDIA® GeForce RTX™ 4070を選択できるので、クリエイティブでも使いやすいスペック。Thunderbolt4(USB Type-C)などに対応しています。
illustratorで作品を多く作ってもデータを保存できる大容量なストレージです。大きなデータも扱えるので動画や写真で表現するアーティストにおすすめ。ハイスペックなノートパソコンを使いたい方に最適です。
※スペックはカスタマイズができるので、パーツの性能によって価格に違いがあります。
XPS 16 ノートパソコン(9640) (2024年2月20日発売)
DAIV ノートパソコン RTX 4060 LAPTOP:動画編集に最適
おすすめしたい第1位は、マウスコンピュータのクリエイティブ向けノートPCで「DAIV」です。OSはWindows 11 Home 64ビットを搭載しているモデルです。
16インチのディスプレイでWQXGA (2,560×1,600)の解像度。sRGBのカバー率が100%の広色域なパネルで、画像を処理したり創作活動したりするのに最適です。
CPUは第13世代 インテル® Core™ i7-13700H プロセッサー 14コア / 20スレッド / 2.40GHz(P-cores) 1.80GHz(E-cores) 最大5.00GHz(P-cores) 3.70GHz(E-cores) 、グラフィックカードはGeForce RTX™ 4060 Laptop GPUを搭載しています。
メモリは32GB (16GB×2 DDR5-4800)で空きスロットがなく、めいっぱい増設されているモデルです。ストレージの容量も多くM.2 SSD 1TB(NVMe)あるのも良いですね。
動画を編集するクリエイターのかたにおすすめです。フォトクリエイターではLightroomやPhotoshopでRAW現像や写真編集でも使えるスペックで、Adobe® Creative Cloudを使用するのに最適です。
バッテリー駆動時間は約16時間なので外出先でも使えます。持ち運びしたい方は注目ですね。
DAIVはコスパもいいので、予算を抑えて本格的なスペックを使いたい方に適しています。
スペック情報
- 液晶パネル:ノングレア(非光沢)
- 入力端子:HDMI、Thunderbolt 4、USB Type-C・Type-A
- ネットワーク:無線 インテル® Wi-Fi 6 (最大2.4Gbps/ IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n) + Bluetooth 5モジュール内蔵
- スピーカー (内蔵)
- デュアルアレイマイク (内蔵)
選ぶポイント:
色表現がsRGB100%対応のハイスペックPC
- 高精細なクリエイターパソコン
MSIノートPC WQXGA 16インチ広色域ディスプレイ
MSIのPrestige 16 AI Studioで、解像度がWQXGA(2560x1600)のノートPCです。
液晶ディスプレイはDCI-P3相当に対応する広色域です。
CPUはインテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H(最大4.80GHz)、メモリが32GB、ストレージはSSD 1TB。グラフィックスはNVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPUを搭載している点が特徴です。統合グラフィックカードと比較して描画性能のパフォーマンスに優れています。
入力の端子は、Thunderbolt 4 Type-C(PD対応)、USB3.2 Gen2 Type-C・USB3.2 Gen2 Type-A・HDMIなどを備えています。
16インチのサイズなので大きいですが重さは1.6kgほどで、持ち運びしたいクリエイターにおすすめです。高機能でハイエンドなノートパソコンで動画制作やデザインなど快適に動作します。
スペック情報
- サイズ:358.4×254.4×18.95mm
- 重量:1.6kg
- 保証:2年間
映像クリエイターに最適
映像クリエイターに適したノートパソコンで、スペックとしてはPremiere Proが動作する構成になっています。ノートパソコンなのでいろいろな場所で動画編集をしたいときにおすすめです。
マウスコンピューター DAIV ノートパソコン 14インチ
マウスコンピューターのDAIV「Z4-I7G50SR-B」は、画像編集に最適なノートパソコンです。ディスプレイサイズは14インチですが、HDMIやThunderbolt 4で外部モニターを使えば、効率的に表示ができるので編集作業の制作でも快適になります。色域はsRGBを100%カバーしています。
CPUは第13世代のインテル® Core™ i7-13700H プロセッサー(最大5.00GHz)、メモリが32GB (16GB×2) DDR5-4800、ストレージは500GB M.2 SSDです。
グラフィックスはGeForce RTX™ 3050 Laptop GPUを搭載しているのが魅力。重量が約1.32kgで、サイズが308.8×213×16.8 mmのように小型の設計なので持ち運びでも活用できます。
Adobe IllustratorやClip Studio Paintなどのソフトを、快適に動かせるスペックです。また、スピーカーやマイク・Webカメラも備えています。
パソコン工房 クリエイターノートパソコン SENSE Corei7
パソコン工房は、サポートやレビューの評価も高いBTOショップ。通販でパーツを変更して注文できるのが便利です。高性能でハイスペックなクリエイターPCです。
SENSE∞シリーズは人気のクリエイターノートパソコンです。iiyama PCをもとにカスタマイズをして購入できる製品です。
ディスプレイは17.3インチの画面で作業性に優れています。解像度はWQHD(2560×1440ドット)のノングレアの液晶パネルを搭載しています。
CPUは第13世代インテルのCore i7-13700HXプロセッサー(16コア / 24スレッド / 最大5.0GHz)を搭載しているWindows 11 HomeのPCです。グラフィックスはNVIDIA GeForce RTX 4080 12GB GDDR6のGPUを搭載、メモリの容量は 32GB(16GB×2) DDR5-4800 S.O.DIMM (PC5-38400)です。BTOなので自由にカスタマイズが可能で、ストレージは500GB NVMe対応 M.2 SSD。(容量は変更可能で価格は変わりますが、2TBを2つの構成にすることも可能です。)
スペック情報
- サイズ:約幅401mm×奥行285mm×高さ30.2mm
- 重量:約3.44kg(バッテリー含む)
- LAN:無線:IEEE802.11 ax/ac/a/b/g/n対応 Wi-Fi + Bluetooth 5 / 有線:2.5GBASE-T LANポート
- キーボード:日本語配列
BTOでカスタマイズができるパソコン
カスタマイズができるノートPC。BTOパソコンなので最大で5日ぐらいで届く製品です。
Apple MacBook Pro 14.2インチ M3
クリエイターやデザイナーに人気のApple(アップル)製のノートパソコンです。2023年発売のMacBook Proです。直感的に使用できるmacOSと、おしゃれな筐体のデザインが特徴。Adobeのソフトを使うような、クリエイティブな仕事をしているかたに好まれています。Macbookは外出先でも使いたくなります。
MacOSは、iPadのiOSとは違いますが、わかりやすいUIが魅力です。
14.2インチの大きさで、P3の広色域をカバーする鮮やかな色で表示ができる画面です。ディスプレイの色表現が美しいLiquid Retina XDRで、鮮やかな表示が魅力。
CPUはApple M3 MaxまたはProを搭載している最新モデルのMacBook Proです。M3はM2と比較して性能が向上しています。GPUは統合型のグラフィックスですが性能が高く、画像処理なども高速。創造的に使える18コア~30コアのGPUを積んでいます。バッテリーは最大で18時間使えるので持ち運びで外で使うのに便利です。
カラーはシルバーとスペースブラックから選べます。
MacはWindowsに比べて価格が高いブランドですが使われている理由は、デザインと操作性が上げられます。デザインはMacを使うという現場が多い、というのも選ばれる理由の1つです。また、Macの場合は良い悪いよりもOSの使いやすさが好きで利用する方もいると思います。
価格を重視するならMacBook Airを選ぶのも良いでしょう。バッテリーの長さやグラフィックスに違いがあります。
スペックは選択できるようになっています。
スペック
- MacOS
- メモリ :18GB~36GB RAM
- 重量:1.61 kg
- 512GB ~1TB SSD
- 発売日:2023年11月7日
選ぶポイント:
デザインにも最適なMacノート
- かっこいいデザインで持ち運びたくなるMacのノートPC
ASUS ノートパソコン ProArt Studiobook Pro 16 OLED
ASUSのノートパソコンで16インチのASUS ProArt Studiobook Pro 16 OLED (H7604JI-MY092XS)です。
クリエイター向けのシリーズで、色が鮮やかなOLED 有機ELディスプレイを搭載しているのが特徴です。
色の再現性が高くクリエイターのかたにおすすめです。色精度が高いのでディスプレイで色を調整しやすくなり、正確な色合いでデザインを制作するときに最適ですね。解像度は3,200×2,000のグレアで高精細な表示です。
画面が大きく初心者のかたにもおすすめです。マンガを描いたりイラストを制作にも良いですね。性能が高いので動画編集も可能です。
CPUは第13世代のインテル® Core™ i9-13980HX プロセッサー(最大 5.60GHz)、GPUはNVIDIA RTX™ 4070 Laptop GPU グラフィックスです。メモリが32GB DDR5-5600、ストレージはSSDで1TBを搭載しています。
バッテリー駆動時間が約7.3時間なので、長時間使用するなら付属のACアダプターで使用するほうが良いでしょう。重量は約2.46kgです。
スペック情報
- 発売日:2023年5月12日
- H7604JI-MY092XS
- あんしん保証
- サイズ:幅356mm×奥行き271mm×高さ21.9~24.8mm
選ぶポイント:
公式の通販サイト
- 公式の通販サイトなので保証も長い(2年)
GIGABYTE AERO 14 有機ELパネル高性能 クリエイターノートPC
GIGABYTE AERO 14はクリエイターノートPCです。14インチで解像度がQHD+ 2880x1800の有機ELパネルを採用しています。
ハイダイナミックレンジのHDR規格に準拠しており、DCI-P3の色域(sRGBよりも25%多くの色)を100%カバー。
X-Rite Pantone 社キャリブレーションされており色精度が高いディスプレイです。
CPUは第13世代のインテル Core i7-13700Hプロセッサー(最大周波数 5.00 GHz)、メモリが16GB(LPDDR5)、ストレージは1TB SSDです。
グラフィックボードはNVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop GPU 6GB GDDR6を搭載しています。
写真編集だけでなく、動画編集をしているクリエイターさんも気になるスペックですね。
スペック
- 製品型番:AERO 14 OLED BMF-72JPBB4SP
- 日本語配列 キーボード
- 仕上:フライス加工の技術
選ぶポイント:
クリエイティブな目的に最適
- 高解像度ディスプレイを搭載したWindowsノートパソコン
ドスパラ raytrek クリエイターノートPC
ドスパラ raytrekはクリエイター向けノートPCです。
ディスプレイのサイズが15.6インチで解像度がフルHDよりも高精細なWQHD。色の再現性が高くsRGBカバー率約99%に対応しています。
CPUは第13世代のインテル Core i7-13700HX (最大5.00GHz/16コア/24スレッド)、グラフィックボードはNVIDIA GeForce RTX 4060 8GB + Intel UHD Graphics グラフィックスです。
メモリは16GB DDR5 SO-DIMMで、ストレージの容量は1TBを搭載しています。
店舗があるBTOショップなので近くにある場合には、実際に見てみるのも良いですね。
詳細スペック
- OS:Windows 11 Home
- Wi-Fi 6E AX211NGW (IEEE802.11 ax/ac/a/b/g/n 2x2 Max2.4Gbps) / Bluetooth 5.3
- バッテリー (約5.1時間)
- 保証期間1年
動画編集の作業ができる性能
動画編集のクリエイターも使えるハイスペックな製品で、イラストやデザイン制作の用途にも使えます。ガレリアよりも性能が高いモデルです。
クリエイター向けデスクトップPCのおすすめ
マウスコンピューター デスクトップPC 3DCGに対応できるスペック
マウスコンピューターのブランドでDAIVのクリエイター向けデスクトップPCです。3DCGやデザイン製作などクリエイティブに最適で、Blenderが動作する性能を備えています。OSはWindows 11 Home 64ビットです。実際、ハイスペックなので性能を重視して作業したい、上級者の方におすすめです。
性能はグラボがNVIDIA RTX 4070 SUPERを搭載。ベンチマークでは3DMarkで21062のスコアがあります。通常のRTX 4070と比較すると17863のスコアなので約18%性能が向上しています。
CPUはインテルの第14世代のCore™ i7-14700KF プロセッサーを搭載。メモリは32GB DDR5-5600、ストレージは2TB (NVMe Gen4 ×4) M.2 SSDで大容量です。
前面に吸気ファンがあるケースで、フロントパネルから効率的に冷却することができるので、高負荷でも安心ですね。
また、入力端子はUSB3.2ポートType-Cや、USB Type-Aの形状もあり、上面と背面に内蔵されています。モニターはDisplayPortやHDMIで接続できます。
ランキングで商品を選ぶ?
クリエイターPCを、ランキングで選ぶのはあまり適していません。
なぜなら、クリエイターといっても動画編集する方もいれば、画像編集する場合もありますし、デザインする方もいます。
つまり、パソコンに求める性能の幅が大きいため、ゲーミングPCのようにランキングで選びにくいためです。
たとえば、クリエイター向けならマウスコンピューターのDAIVシリーズがありますが、CPUとメモリ、ストレージ、グラフィックスが一覧のように見られるので選びやすいです。また、イラスト作成など用途で選択できるため、スペックを選ぶ参考になります。
クリエイターPCに関するよくある質問(Q&A)
クリエイターPCで、こんな質問ありそうという内容をQ&A形式でまとめました。実際には質問は受け付けていませんが、商品選びで役立ちそうなことを回答しています。
価格が安いノートPCを購入するなら?
価格が安いノートPCを選ぶためには、自分に最適なスペックや機能を搭載しているモデルを選択することが基本です。
つまり、使わないにもかかわらず、性能が高い製品を選んでしまうと、商品としての価格が高くなってしまいます。そのため、クリエイター向けのラインアップでも、写真編集用と比べて動画編集用は価格も高くなるでしょう。グラフィックボードの種類で1万円以上の違いがでることもあります。
どうしても、安く購入したいという状況なら、新品よりもアウトレットや中古品を扱う通販サイトから探すのも1つの方法です。とはいえ、修理などのサポートは新品の方が安心という点と、CPUの世代は新しい方が性能が高いのでリーズナブルであれば、PCの性能はそれなりでクロック数は劣るでしょう。また、メーカーの直販サイトの場合にはキャンペーンやクーポンなどで安く買える場合もあります。
10万円以下のモデルは使える?
10万円以下のモデルではグラフィックボードが搭載されていないパソコンが多いです。もし、表示のスピードにこだわらなければ使えると思います。ただし、CPUやメモリは十分な性能が必要でしょう。ビジネスでクリエイティブ専門で使用するならデスクトップの方が、高負荷な作業ができる製品が選べるでしょう。
デスクトップPCとノートパソコンはどっちがいい?
ノートパソコンは持ち運びができて、ディスプレイやキーボードなど一式が揃う手軽さがあります。
一方でデスクトップは拡張性があり、複数のディスプレイを接続できるメリットがあります。また、高性能なグラフィックカードなどを搭載されているモデルは選びやすいでしょう。支払う金額については、搭載されているスペックによって変わってくるのでどちらが低価格ということはありません。
クリエイターパソコンで必要なスペックは?
必要なスペックは、使うソフトに合わせて選択します。クリエイターパソコンといっても、動画編集や3Dのグラフィック、またはイラスト制作では必要なスペックは異なります。動画編集で4K出力がしたい場合には、映像の端子も対応している必要があります。3Dグラフィックではグラフィックボードが必ず必要になるでしょう。イラストレーターを動作させるなら、GPUは不要だとしてもCPUやメモリは高い付加に備えておいた方が快適に動作します。
自作PCのメリットは?
自作PCをするメリットは自由にパーツを選べる点にあります。とはいうものの、パーツの組み合わせにはルールがあり、さらには相性もあります。
クリエイティブとは違った才能が必要ですが、自分でPCを組んだ経験があり得意な人にはおすすめです。パソコンとして機能しなかった場合にはそれぞれ返品するわけにいかないので、初心者の方にはおすすめしません。
商品まとめ
クリエイター向けノートパソコンをラインナップして一覧で解説しました。クリエイティブな創作活動でデジタルの場合にはパソコンはスキルと同じぐらい大事。安いノートPCを買って、スペック不足で購入しなおすよりもきちんとしたモデルを用意した方が良いです。
ただ、動画制作とイラストレーターなどのグラフィックでは、必要なスペックもかなり差があります。デザイナーさんなら動画制作ほどのスペックは必要ないですし、新しいアイデアを出すときだけで使うならさらにスペックは不要かもしれません。そのように、クリエイティブ用PCのスペックは、制作する内容にもよっても違うので、お店などに問い合わせて質問してみても明らかな答えは難しい部分です。
ノートパソコンではディスプレイのAdobeRGBカバー率のような色の再現性はチェックしておくべきですね。また、動画編集ならゲーミングPCと同じぐらいのノートPC、もしくはデスクトップもおすすめです。理由としてはクリエイター向けのソフトは高い性能を必要とする場合があるからです。たとえば、Adobe Premiere ProではDisplayHDR 400を推奨しており、ディスプレイにも推奨スペックがあります。
とくに、3D CAD・CAM(CAE)などで複雑で数が多い場合や、3Dで動画まで制作する場合など、明らかに高付加な場合にはデスクトップPCにするのも選択肢として検討しておく必要はあるかなと思います。ノートパソコンとは冷却性や拡張性に違いがあります。
持ち運びができるノートPCなら外出先で空いた時間で動画編集をするなど、思いのまま創作できれば快適ですね。
ちなみに、デスクトップを選ぶならワークステーションではクリエイター向けPCが多いです。インテル XeonのCPUをではコア数が多くCPUの性能をフルに処理ができるのが特徴です。
マウスコンピューターのセールでクリエイターPCを安く購入できる場合があります。"WEBでカスタマイズができるので便利です。個人だけでなく法人にも対応しており、サポートがしっかりしています。
最後に自分の考えですが、パソコン選びで悩んでいる方のお役に立てられれば嬉しく思います。最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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