Webデザイナーにとってノートパソコンは大事な道具です。
web制作に最適なノートパソコンとは何かおすすめをまとめました。
デザインの未経験や初心者の方にも使いやすいPCです。
Contents
Webデザイナーに必要なノートパソコンのスペック
webデザインでもテキストエディタが中心でフロントエンドを制作するなら高スペックなノートパソコンは必要ありません。例えばパーツから組み上げる自作PCのようにスペックにこだわらなくても大丈夫です。
しかし、IlustratorやPhotoshopなどのグラフィックも手がける作業の場合にはグラフィックボード(GPU)があった方が良いですね。
特に動画や3Dまで扱う場合には安いノートパソコンではストレスがあります。
イラストレーターのスペックで使えるノートパソコンは、WebデザインでOSはあまり関係ないですが、マシンのCPUやメモリなどはある程度高いスペックの必要があります。また、同時にDreamweaverでCSSやHTMLのコーディングをすることもあるでしょう。
スキルによっても使うアプリケーションが変わるので必要な性能やスペックも変わってきます。
Webデザインを勉強中の大学生や初心者の方なら色々なことを試す可能性があるので一般的なスペックのノートパソコンを買っておいた方が良いでしょう。
Webデザイナーになりたいという方は少し大きめの画面だと良いですね。仕事ではWebデザインをする場合には工数(リソース)を効率よく使うことが求められます。表示範囲が狭いディスプレイよりも広い方がWebデザインの勉強をする時にコードが読みやすいですし、ウィンドウを並べてデバッグすることもできます。また、モバイルでWebページの見え方もチェックすることもありますね。
スペックの目安
メモリ 16GB~32GB
CPU intelプロセッサの4~8コア
グラフィックカード(ビデオカード)は無くても良いです。
Webデザイナー向けのノートパソコンを探すなら、軽いかどうか重さは選ぶ基準にしない方が良いです。軽いPCを探し始めると小さな画面のPCを選びたくなるからです。
重さよりも画面のサイズのほうが重要で、ディスプレイのサイズは大きい方が作業する時に楽です。
画面のサイズは15~17インチぐらいあった方が作業性が良いですね。場合によっては外付のモニターを付けるのおすすめです。
※最低でも15インチの画面で、メモリ8GB、ストレージ512GBは必要です。
必要なCPUは?
Webデザインをするために必要なCPUの種類はIntel Core i5ぐらいあると良いですね。
Core i7ほどスペックがなくても大丈夫です。とはいえ、Corei 3だと複数のアプリケーションを動かしたりすると遅くなります。
AMDだとRyzen9ぐらいあると動作も速いので作業に集中できます。
必要なメモリは?
メモリ(RAM)の容量は8GB以上は必要です。4GBだと少しもたつきます。16GB以上あると高速ですが価格は高くなります。
Webデザイナーは、コーディングの開発環境やWebブラウザ、FTPクライアントなど複数のソフトを立ち上げて使うことになるので8GBぐらいあれば良いと思います。
新しいPCではDDR4 SDRAM規格のメモリを搭載している機種もありDDR3 SDRAMに比べて2倍の転送速度があり高速です。
ストレージは?
ストレージはSSDとハードディスク(HDD)がありますがどちらでも良いと思います。SSDの方が保存した時にデータの読み書きは速いです。目安としては256GBぐらいの容量があると使いやすいですね。
Webデザインで使う素材はjpgやgifなどの画像ファイルもありますが、編集前のデータまで世代で保存する場合には容量も必要になってきます。グラフィックまで手掛けるフロントエンジニアも実務では多いと思いますが、大容量で使うならローカル環境に合わせてオンラインストレージなどクラウドサービスも使えます。
WebデザイナーにはWindowsとMacどっちが良いのか
WindowsとMacを比較した場合にはWindowsの方がコストパフォマンスが良いです。
いわゆるBTOパソコンのようなカスタマイズをして注文ができるネット通販だと不要なスペックが付かないのでその分安くなります。
windowsでWebデザイナー向けのノートパソコンをBTOで注文する場合には、ゲーミングモデルをカスタマイズして注文するのがおすすめです。
なぜならグラフィックボードが通常のものよりもスペックが高いからです。
Windowsのメリットはエクセルやワードが使えるということです。
Webデザインとは直接関係のないアプリケーションですが客先から送られる資料はエクセルなどオフィスのファイルが多いです。
SSDを搭載したWindowsのPCなら静かなのでおすすめです。
>>ファンレスのノートパソコンおすすめ
ファンの音がうるさかったりするとクリエイティブな活動を妨げになります。
Macのメリットは楽しさにあります。
Windowsと操作は変わらないのですがアップルのロゴマークが好きなひとにはたまらない魅力があります。
シンプルでクリエイティブな雰囲気を出すMacならではのプロダクトデザインの力ですね。
ミュージシャンが多く使うのもそういったところでしょう。
WebデザイナーにおすすめのwindowsノートPC
Lenovo IdeaPad L340はアドビのイラストレーターが動かせるぐらいのスペックがあります。
15インチでSSDを搭載しており、高速なRyzen5を搭載しています。
画面も大きめで価格的にも7万円以下で買えるのでWebデザイナーさんにおすすめです。
(価格は変動します。)
Lenovo ThinkPad
Lenovo ThinkPad E15 Gen 2は2020年の最新モデルで15.6インチの大きい画面で作業性に優れています。
CPUは第11世代インテル Core i5-1135G7 プロセッサー、メモリーは8GB、256GB ソリッドステートドライブを搭載しています。
内蔵グラフィックスNVIDIA GeForce MX450もありWebデザイナーにちょうど良いスペックです。赤ポチのトラックポイントもあります。
(リンク先の公式サイトでEクーポンを使うと割引で安く買えます。)
(価格は変動します。)
WebデザイナーでWindowsを使うならSONYのVAIOやThinkPadを使うひとも多いですね。
vaio sx14は4Kのモニタを搭載したノートパソコンです。
Webのフロントエンドで写真などを使ってグラフィックデザインするWebデザイナーさんは良いですね。
ThinkPadはプログラマも多く使われています。
キーボードの中心にあるトラックボールの使いやすさがその理由の一つでしょう。
私がおすすめしたいのはゲーミング用のノートパソコンをあえてグラフィックデザイナー用のノートPCとして使うということです。なぜなら、ゲーム用のPCというのはグラフィックボードも搭載している高性能なグラフィックスな機種が多いです。Webデザインで3Dで表現するような場合にはモデリングができるスペックが良いですね。
クリエイター向けノートパソコン 15インチ
MSIのクリエイター向けのノートPC 「Prestige-15」です。ゲーミング用を多くつくるメーカーですが、15インチあってハイスペックなので、デザイナーさんにおすすめしたいノートパソコンです。
CPUは第11世代のインテル Core i7-1185G7を搭載しておりグラフィックボードはNVIDIA GeForce GTX 1650 Ti Max-Qを搭載しています。
アドビのイラストレーターやフォトショップなどクリエイティブなソフトもサクサク動きます。
メモリーは16GBあって十分なスペックがあり、ストレージの容量は1TB SSDでおすすめです。
メモリー不足はスピード低下の原因になりますが、後から増設する必要もなく快適です。
(メモリ増設は、おそらくデザイナーさんが力を入れる作業ではないでしょう。)
フォトグラファーや動画のクリエイターも使えるスペックです。
(価格は変動します。)
WebデザイナーならMacBookという選択も
Webデザイナーのようなクリエイターが使っているのがMacBookです。
美大のデザインを学ぶ現場ではMacが多くその影響も大きいわけです。
MacBook AirやMacBook Proなどのアップルのパソコンがありますがmacbook proの方がmacならスペックが高いです。
動作も速いのでクリエイターでは使っているひとも多いですね。
>>MacBook Airはおすすめ【カッコいい!】
Apple MacBook Proなら16インチがあるので作業スペースが広く、Webのコーディングでも効率的です。
またRetina ディスプレイの画面が美しいのが特徴です。
(価格は変動します。)
Apple iMac
Apple(アップル)のiMacで21.5インチです。
一体型デスクトップPCでCPUはCorei5を搭載しています。
Retina 4Kディスプレイモデルは画面が美しくWebデザインで写真などグラフィックも手掛けるデザイナーさんにおすすめです。
GPUはRadeon Pro 560Xを搭載しています。
(価格は変動します。)
Webデザインを制作するには
Webデザインをノートパソコンで制作するなら最低限エディタが必要です。
HTMLやスタイルシートなどでフロントエンドのエンジニアならをWebサイトを作る時にコーディングするウィンドウと表示するウィンドウを並べられた方が効率が良いです。
モニターはできるだけ大きい方が作業性が良いですね。
最低でも15インチ以上は必要です。ALT+TABキーで画面を切り替えても良いですが、デザインをする時に仕上がりも合わせて表示できた方が効率的です。
作業性の良い大きなモニターならデスクトップ
作業性の良い大きなモニターならデスクトップがおすすめです。プロのWebデザイナーを目指しているかたの場合は作業性が重要になるためです。
Webデザインの場合はコーディングとブラウジングした時の表示の検証をするため左右にウィンドウを配置すると作業効率が上がります。
そのためには27インチ以上の大きめのモニター、またはツインモニターだと作業性は格段に上がります。レシポンシブなWebデザインの場合などブラウザでチェックする場合には頻繁にリロードすることもあると思います。外付けのディスプレイなら画面を縦にしたりすることもできます。
もちろん、ノートパソコンにサブモニターとしてHDMIなどで接続をして使うことも可能です。
WebデザインにおすすめのモニターEIZO
EIZOのモニターでFlexScanは、USB Type-Cケーブルでノートパソコンと接続することもできます。
27.0インチで4K UHDのディスプレイモニターで、大きめ画面なので作業性が良いです。ノングレアのIPSパネルで見やすく、自動調光機能を搭載しています。色域はsRGB相当、約1677万色: 8-bit対応の表示色です。
長時間の作業でも快適な疲れ目防止のブルーライトカット機能を搭載しており、「Paperモード」をオンにするとブルーライトを抑止できます。
電子書籍のような紙に近い見え方でWebのコーディングなど文字が読みやすくなります。
VESAマウント規格は100mmに対応しておりデュアルディスプレイにすることもできます。
(価格は変動します。)
まとめ
Webディレクターもデザイナーと同じぐらいの画面サイズがあった方が良いですね。結局UIやUXなど幅広くチェックしようとした場合に大きいディスプレイの方が効率が良いからです。フロントエンドをコーディングするWebデザイナーは画面大きめが基本です。初心者のかたがホームページを作るのとは違ってクライアントの要求を納期までに反映する必要があるので作業性は重要なポイントです。
プロの現場で働くならWindowsとMacの両方が使えた方が良いですが、取引先がWindowsということも多く、初めはMacではなくても良いと思います。慣れればどちらのOSでも使えるようになります。
Webデザイナーで手打ちでタグを書いていくコーダーさんならシンプルなデザインのノートパソコンも良いと思います。
WindowsならthinkpadやDELLのゲーミングPCがつかえますね。BTO系ではマウスコンピューターがDAIVシリーズでクリエイティブ用のPCを手がけています。MacならMacbook proの17インチがおすすめです。
グラフィック中心のワクワクできるWebデザインを作るならスペックはちょっと良いものをそろえておくと良いですね。
また、グラフィックデザイナーならディスプレイは少し大きめの方が良いのでデスクトップがおすすめです。
>>デザイナーのデスクトップPCのおすすめ
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