Webデザイナー向けパソコンおすすめ10選【2025年版】

Web designer's computer

この記事では、Webデザイナー向けのおすすめパソコンをご紹介しています。デザイン制作に必要なスペックを詳しく解説。

レイアウトが把握しやすいディスプレイサイズや、グラフィックソフトが使いやすいスペックなど、性能を決めるパーツの構成が重要です。

パソコンについてそれぞれ特徴を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

Webデザイナー向けパソコンのスペック


Webデザインでフロントエンドを制作するなら、エディタなどで作業することもあります。そのため、高スペックなパソコンは不要です。

画面は大きめだと効率的。WebデザインではCSSでレイアウトを組むデザイナーさんもいることでしょう。とくに、大きい画面のPCなら、ウィンドウやツールを並べられるのでおすすめです。

ディスプレイは表示範囲が広い方が常に複数のWindowを出しておけるため、Webデザインの勉強をする時に構成が見やすくなります。また、デスクトップとモバイルの違いなどWebページの見え方もチェックすることもあります。

ソフトごとのスペックの違い

IllustratorやPhotoshopは必要?

インターネットでデザイン全般を任されているWebデザイナーの場合には、IllustratorやPhotoshopのようにクリエイティブ向けソフトを使うこともあるかもしれません。
>>イラストレーターのスペックで使えるノートパソコン

Webデザインではあまり性能は必要ありませんが、イラレのようなグラフィックソフトを使うなら、CPUやメモリなどは高いスペックが必要です。また、作業でAdobe XDを同時に使うときなど、複数のソフトを使うときには注意です。効率的に制作するために処理能力があるかチェックしましょう。

Webデザインのスキルを身につけるなら、クリエイター向けノートパソコンだと、色表現が正確です。

Adobe XDの推奨スペックは?


推奨スペックというのは使うソフトによって変わってきます。Visual Studio Codeなどのエディタならそれほど高いスペックではなくても動きます。ただし、グラフィックまで手掛けるならグラボも必要になります。

Webデザインでよく使われるAdobe XDの場合には下記のようになります。ただし、あくまで最低限なのでメモリは16GB~32GBあった方が快適です。また、SSDは1TB以上の容量があれば写真なども保存できます。

スペックの目安
メモリ:4GB 以上の RAM
ストレージ:クラウドドキュメントを推奨
システム:windows 10 以降、macOS v10.15 以降

>>出典:Adobe「Adobe XDの必要システム構成

画面のサイズは大きいと全体が把握できる

Webデザイナー向けのノートパソコンを探すなら、軽いかどうか重さは選ぶ基準にしない方がいいです。軽いPCを探し始めると小さな画面のPCを選びたくなるからです。

重さよりも画面のサイズのほうが重要で、ディスプレイのサイズは大きい方が作業する時に楽です。画面のサイズは15~17インチぐらいあった方が作業性に優れています。場合によっては外付のモニターを付けるのおすすめです。

Webデザインでは画面サイズは大きめの方が全体を把握しやすくなります。とくに、UIやUXなど幅広くチェックしようとした場合に、大きいディスプレイの方が効率が良いからです。フロントエンドをコーディングするWebデザイナーは画面大きめが基本です。初心者のかたがホームページを作るのとは違って、クライアントの要求を納期までに反映する必要があるので作業性は重要なポイントです。

Webデザイナー用パソコンの選び方

Webデザインのパソコンを選ぶポイント

  • CPUは作業を処理する速くするなら、Core i5以上だと動作が快適
  • メモリは8GB以上は必須。マルチタスクで複数のソフトを立ち上げても、もたつきにくい
  • グラフィックボードはなくてもOK、イラレ使うならあると表示が速い
  • ストレージは、500GB以上の容量はあったほうが保存領域を気にしなくてすむ
  • 画面は色域の広いモニターの方が色を正確に把握できるので、カバー率をチェック

CPUで作業性に違いがでる


Webデザインでの作業性を高めるためにはCPU選びは大事なポイント。サクサク動作する方が制作もはかどります。

CPUのブランドはインテルとAMDがありますがどちらでも使えますが、同じぐらいの性能ではわずかにAMDの方が価格がリーズナブルな場合が多いです。

インテルではIntel Core i5やCore i7ぐらいを選ぶのが目安です。Core i9が一番速いですがWebデザインの用途では過剰スペックかもしれません。とはいえ、クリエイター向けPCとして使うならCore i3だと遅く感じることでしょう。また、第13世代や14世代のプロセッサーのシリーズだと速いです。

AMDならRyzen7やRyzen9ぐらいあると動作も速いので作業に集中できます。

性能を見極めるポイントとしては、コア数とスレッド数をチェックします。クロック数の数値で判断すると速さが選びやすいでしょう。

グラフィックボード(GPU)


グラフィックボード(GPU)の種類にはNVIDIA GeForceやAMD Radeonなどがあります。IlustratorやPhotoshopなどのグラフィックも手がける作業の場合にはグラフィックボード(GPU)があった方が快適。特に動画や3Dまで扱う場合にはCPU内蔵型よりも、GeForce RTXやRadeon RXシリーズのほうが、滑らかで綺麗に表示ができます。
もちろん、Webデザインのみ作業するのであればグラボが無くても問題ありません。

Webデザインの場合は一般的なデザインを仕上げるのと違い、CSSはグラフィックボードの性能とは関係がないためです。

必要なメモリは8GB~16GB

メモリ(RAM)の容量は8GB以上は必要です。できれば8GB x2枚のようなデュアルチャネルで16GB以上あると高速です。
メモリを使うシーンとして、Webデザイナーの場合、コーディングの開発環境やWebブラウザなど複数のソフトを立ち上げて使うことになります。そのため、マルチ作業をしたときのメモリの使用量まで考えると、容量は多い方が快適です。
 
また、新しいPCではDDR5 SDRAM規格のメモリを搭載している機種もあり、DDR4 SDRAMに比べて約1.5倍の速度があり高速です。

Webデザインするにあたり、メモリの条件はないですが8GBを満たさず4GBぐらいだと動作がもたつく感じがあるでしょう。メモリが少ないと体感としてもスペックが低く感じられます。
メモリが足りないと複数のソフトを同時に動かす場合や、起動する時に遅くなるので注意。スピード低下の原因を回避するには、後から増設することになりますが、オンボードの場合には交換できない場合があります。

そのため、パソコン初心者の方は最初から、メモリの容量がある方が快適です。

ストレージはSSDを選ぶ


ストレージはSSDとハードディスク(HDD)があります。SSDの方がHDDよりも保存した時にデータの読み書きは速いです。容量の目安としては256GBぐらいあると使いやすいです。

HDDは1TBや2TBのような大容量でも安価なのがメリットで、デスクトップパソコンのサブストレージとして使われます。

また、ノートPCならSSDを搭載していると静かなのでおすすめです。もちろん、静音性についてはCPUに負荷がかかれば冷却ファンの音はします。
>>ファンレスのノートパソコンおすすめ

Webデザインで使う素材はjpgやgifなどの画像もありますが、編集前のデータまで世代で保存する場合には容量も必要になってきます。グラフィックまで手掛けるフロントエンジニアも実務では多くなります。もし大容量のストレージが必要な場合には、ローカル環境に追加してオンラインストレージなどのクラウドサービスを使うやり方もあります。

色域はsRGBに対応するといい


ノートパソコンの場合にはディスプレイが付いているので、色域がsRGB規格に対して色をどれぐらいカバーしているかチェックするのがポイントです。
CSSやHTMLでカラーを調整していくような目的でも、RGBで色を正確に把握できるほうがWebサイト制作ではデザインしやすいです。

また、Adobe RGBの表記がある場合にはsRGBよりも色域が広いのでさらに良く、印刷物のカラーマネジメントまで行うデザイナーさんには必要になってきます。

イメージした色を表現するときにモニターが再現できる色の幅が多い方が対応できます。ですので8bitより10bitカラーの方がおすすめです。

Webデザインの初心者なら中古パソコンもあり


Webデザインをこれから始める、初心者の方なら中古パソコンもありでしょう。
中古の場合には、状態がランク分けされているので、ある程度いいものを選びましょう。
中古ならグラフィックボードを搭載しているPCでも10万円ぐらいで見つかります。

リーズナブルのがメリットですが、デメリットはバッテリーの駆動時間が短い場合もあります。長時間の使用なら新品のバッテリーを搭載している製品がおすすめです。

>>リコレ! ソフマップの中古PCサイトをチェックicon

ノートパソコンとデスクトップパソコンどっちを選ぶ?

まずパソコンを選ぶときに、「ノートパソコン」と「デスクトップパソコン」の2種類があります。
それぞれのメリットとデメリットをまとめてみます。

ノートパソコン デスクトップパソコン
ノートパソコンのメリットは、持ち運びが可能。お客さんのところでWebデザインを見せるような時に使えます。
デメリットは画面が大きくなると重くなること。
デスクトップパソコンのメリットは、拡張性の高さ。キーボードやモニターを選ぶことができる。デメリットは周辺機器も合わせて用意する必要があるので導入時にコストがかかる。

どっちを選ぶかは、どこで使うかということになるでしょう。
ノートPCの場合には薄型の製品なら持ち運びができるので、外でも使用できます。デスクトップパソコンの場合には、インターフェースが多く、ストレージを追加したり拡張性を重視したい場合はおすすめです。

マウスコンピューター DAIVシリーズでは、CPUがインテル 14世代のモデルやRyzenなど幅広く、クリエイター向けPCを選べます。

WEBデザイナーにはWindowsとMacどっち?


WindowsとMacを比べると、Windowsの方が種類が多いのでコスパは高いです。もちろん、WEBデザイナーさんではどちらのOSも両方使う方もいます。

いわゆるBTOパソコンのように、自由に構成を選んで注文ができるネット通販は、必要なスペックで構成ができて余計な機能が付かないので、その分安くなります。そのため、活用する範囲のスペックで注文することができます。

WindowsでWebデザイナー向けのノートパソコンをBTOで注文する場合には、クリエイターモデルをカスタマイズして注文するのがおすすめです。
ゲーミングパソコンの場合、エントリーモデルがねらいめ。ハイスペックなモデルだとスペックの高いグラボが搭載している場合があるので、コスパが悪くなる場合があります。

また、Windowsのメリットは多くのユーザーが使っているブラウザで作業したWebサイトを確認できること。また、エクセルやワードが使えるということです。Webデザインとは直接関係のないソフトですが、クライアントから送られる資料はエクセルなども多いためです。

4種類のOS


あらためてOSをまとめてみると次のようになります。

  1. Windows
  2. Mac
  3. ChromeOS
  4. Linux

基本的にはWindowsまたはMacでスタートすると快適です。ChromeOSはオンラインで使うには問題ないですが、ローカルでの開発には適していません。
また、初めてWebデザインを行うならWindowsだと情報が多いので迷ったときに調べやすいでしょう。バックエンド側まで扱うならLinuxが使われることが多いです。

一般的なWindowsをおすすめする理由としてはCSSやhtmlで編集をして、ブラウザごとにチェックをしてリリースする流れになります。閲覧が多いWindowsということや、慣れた環境なら使いやすいという点も大切になるためです。最初は技術的にも迷ったりすることがあるため、情報が多いOSだとわからない時に調べられるのでスキルアップでつまづきにくくなります。

Webデザイナー向けパソコンおすすめ10選

マウスコンピューター DAIV クリエイター向けノートパソコン 第13世代 Core i7 / 16GB



BTOショップでおなじみのマウスコンピューターのクリエイター向けノートパソコンで、カスタマイズをして注文することができます。
DAIV Zシリーズで内蔵型グラフィックスを搭載しているのが特徴。動画編集まで手掛けるかたにおすすめです。

14インチのコンパクトな大きさで、重さは約975gと軽量です。ディスプレイはsRGB約100%カバーしている液晶パネルで、Webデザイナーさんにおすすめです。

CPUは標準で第13世代のインテル Core i7-1360P プロセッサー、グラフィックスはインテル Iris Xeを搭載しています。
メモリは16GB (8GB×2)、ストレージは500 GB SSD。OSはWindows 11 Home 64ビットです。

DAIVシリーズはクリエイターが使うソフトに適しています。グラフィックスの処理速度が速いパソコンで、Webデザインやイラストレーターを使う、高い性能を求めるデザイナーさんにおすすめです。

Z4I7I01SRACAW101DECの特徴

  • 自分仕様にカスタマイズできるBTOモデル
  • 14インチで1kg以下のモバイルノートパソコン
  • 色の階調が豊かな液晶ディスプレイを搭載


16インチ タブレット型 2in1 HP Spectre x360 / 大画面


16インチ タブレット型 2in1 HP Spectre x360 / 15インチ以上
HPのタブレットとしても使える2in1タイプのコンバーチブルタイプ ノートパソコンで「HP Spectre x360 16-f」です。

画面を360°回転させてタブレットモードやテントモードなどが使えます。作品をWebプロデューサーに見せる場合にも便利。

ディスプレイは16インチの大画面で、15インチ以上のサイズを使いたい方におすすめです。解像度は2880×1800のタッチディスプレイになっています。タッチ対応なので指での操作やアクティブペンなども使えます。
有機EL(OLED)で DCI-P3 100%の鮮やかな画面が魅力です。
CPUはインテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H(最大 4.80GHz)、メモリが16GB~32GB、ストレージは512GB~1TB SSD(PCIe NVMe M.2)で大容量です。
※スペックは製品の種類によって違いがあります。

ロングバッテリーで最大10時間30分の使用ができるため、屋外で長時間使えるも魅力です。
インターフェースはHDMI 2.1 出力端子、SuperSpeed USB Type-A、Thunderbolt 4 with USB4™ Type-C® 40Gbpsなどがあります。
また、顔認識のセンサーや指紋認証センサーも備えています。

キーボードが使えるのでタイピングで文字入力したい時には便利な製品ですね。

選ぶポイント:

ストレージの容量が大きめサイズ

  • 容量が大きいデータも保存しやすいのが魅力


ASUS(エイスース) ノートパソコン Zenbook S 16 UM5606WA【有機EL】


ASUS(エイスース) ノートパソコンで、Zenbook S 16 UM5606WAです。
サイズは16型の有機ELパネルを搭載していて、色が鮮やかでDCI-P3を100%カバーするため色域が広いのが特徴です。少し大きめの画面で正確に色表示したい方にぴったり。Webデザインで作業しやすい大きさです。

ハイパフォーマンスなスペックで、CPUはAMD Ryzen AI 9 HX 370(最大 5.1 GHz) 、メモリが32GB LPDDR5X-7500、ストレージは1TB SSDを搭載しています。GPUはRadeon グラフィックスです。

インターフェースとしてUSB Type-CやType-A、HDMIポートなどがあり周辺機器や外部モニターなどでも使いやすいです。配列は日本語のキーボード。

>> 口コミ・レビュー

UM5606WAの特徴

  • OLEDの色鮮やかな映り
  • 16インチの大画面で作業性に優れている
  • 映像出力はUSBとHDMIで外部モニターに接続が可能

mouse DAIV / ハイスペックなCore i9搭載モデル

mouse DAIV / ハイスペックなCore i9搭載モデル
mouse DAIV Z6は、マウスコンピューターのデザイン向けシリーズの中でも、ハイスペックなモデル。パソコンのカスタマイズができるショップなので、さらに性能を高くすることも可能です。

標準の状態では、CPUがインテル Core i9 プロセッサー 14900KF(最大6.00GHz)、メモリが32GB DDR5-5600 DIMM、ストレージは2TB SSDです。
グラフィックボードはNVIDIA GeForce RTX 4080 SUPER(GDDR6X 16GB)を搭載しているタイプ。性能が高いのが魅力で、水冷CPUクーラー を搭載しています。

こちらのパソコンは、WebのCSSなどコーディングでデザインするような使い方もできます。Webサイトを制作するだけでなく、3Dのモデリングから動画の編集などの作業まで、幅広く使いたい人にぴったり。

Webサイトを構築で動画向け

Webサイトを構築から動画編集まで、デザイン系のソフトウェアも対応できるスペック


Lenovo ThinkPad / Ultra 5搭載

Lenovo ThinkPad / Ultra 5搭載

Lenovo(レノボ) ThinkPad P14s Gen 5は人気シリーズで、14.5インチの画面のため小型で持ち運びにぴったり。

CPUはインテル Core Ultra プロセッサーを搭載、Core Ultra 5 125H (最大 4.50 GHz)またはUltra 9(最大 5.10 GHz)が選べます。メモリーは16GB ~ 32GB DDR5-5600MHz (SODIMM)、ストレージは 256GB ~ 512GB SSD M.2 ソリッドステートドライブを搭載しています。
内蔵グラフィックスまたは、オプションでNVIDIAのRTXグラフィックスを選択することも可能です。RTX A500 AdaならWebデザイナーにちょうど良いスペックです。セキュリティー対策としては指紋センサー機能を備えています。

OSはWindows 11 HomeまたはPro 64bitのいずれかの構成があります。

スペックによって価格に違いがありますが、納期が短いモデルはリーズナブルなので、初心者向けとしてこれからWeb制作するのに適しています。

ThinkPadはプログラマにも多く使われています。キーボードの中央にあるポインタの使いやすさがその理由の一つでしょう。


GIGABYTE AERO 有機ELパネル クリエイターノートPC


GIGABYTE AERO 16はクリエイターノートPCです。解像度が4K 3840x2400の有機ELパネルです。
ハイダイナミックレンジのHDR規格に準拠しており、DCI-P3の色域(sRGBよりも25%多くの色)を100%カバー。X-Rite Pantone 社キャリブレーションされており色精度が高いディスプレイです。

CPUは第13世代のインテル Core i7-13620Hプロセッサー(最大周波数 4.90GHz)、メモリが16GB(DDR5)、ストレージは1TB SSD。
グラフィックカードはNVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop GPU 8GB GDDR6を搭載しています。

16インチの大きめの画面で制作をしたい人や、写真・動画編集をしているクリエイターは注目です。HDMI・USB3.2・USB Type-Cなど外部機器との端子も豊富。

スペック

  • 製品型番:‎AERO 16 OLED BSF-H3JP994SP
  • 日本語配列 キーボード


Dell(デル) ノートパソコン Inspiron 15 3530 15.6インチ / Core i5


Dell(デル) ノートパソコン Inspiron 15 3530 15.6インチ / Core i5
Dell(デル)のノートパソコンでInspiron 15 3530です。
15.6インチのディスプレイで解像度はFHD(1920x1080)で広視野角の画面。リフレッシュレートは120Hzに対応しています。

CPUは第13世代Intel Core i5-1335U(10コア、最大:4.6GHz)、メモリが16GB(8GB×2)2,666MHz DDR4 SDRAM、ストレージの容量は512GB PCIe SSDです。
グラフィックスは内蔵型のIntel Iris Xe グラフィックスを搭載しています。

インターフェースはUSB3.2Gen1(Type-A)・USB Type-C・HDMIなどが使えて便利です。(DisplayPortはありません)インターネットはWiFiに対応しています。動きもスムーズで利用しやすい製品でしょう。

スペック

  • 製品型番:NI365A-DWLB
  • 色: ブラック
  • 有線: なし / 無線:Bluetooth, WiFi
  • サイズ:235.60 x 358.50 x 19.00 mm
  • 重量: 1.90 kg


MSI クリエイター向けノートパソコン 17インチ

MSI クリエイター向けノートパソコン 17インチ
MSIのクリエイター向けのノートPC 「Creator-Z17」です。ゲーミング用を多くつくるメーカーです。ディスプレイはDCI-P3相当で色域が広く美しい映像を実現しており、17インチあってハイスペックなので、デザイナーさんにおすすめしたいノートパソコンです。

CPUは第13世代のインテル Core i7-13700HXを搭載。グラフィックボードはNVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPUにより高いパフォーマンスがあります。
アドビのイラストレーターやフォトショップなどクリエイティブなソフトもサクサク動きます。動画編集まで対応できるスペック。

メモリーは32GBのスペックがあり、ストレージの容量は1TB SSDでおすすめです。

選ぶポイント:

動画編集もできるモデル

  • 動画編集やデザイン用ソフトも快適に動作


MacBook


Webデザイナーのようなクリエイターが使っているのがMacBookです。
美大のデザインを学ぶ現場ではMacが多くその影響も大きいわけです。

MacBook AirやMacBook Proなどのパソコンがありますがmacbook proの方がmacならスペックが高いです。
CPUの動作も速いので、上級者のクリエイターで使っているひとも多いです。

Apple MacBook Proで16.2インチあると画面が広いので、Webのコーディングでも効率的です。またRetina XDRディスプレイの画面が美しいのが特徴です。

CPUはApple M4 ProまたはM4 Max、メモリが24GB ~ 48GB RAM、ストレージの容量は512GB ~ 1TB SSD。14~16コアGPUを搭載しています。

スペック

  • サイズ:幅 35.57 cm × 奥行き24.81 cm × 厚み 1.68 cm
  • 重量:2.14 kg

選ぶポイント:

ディスプレイの機能

  • ディスプレイは1,600ニトの輝度で色鮮やか


Apple iMac / プロにもおすすめ


AppleのiMacで27インチです。
一体型デスクトップPCでCPUはM3を搭載しています。画面の大きさは24型のサイズです。

解像度が4Kと比べてさらに高精細なRetina 4.5Kディスプレイモデルを搭載。画面が美しくWebデザインで写真などグラフィックも手掛けるデザイナーさんにおすすめです。
GPUはAppleの8コア~10コアを搭載しています。

プロにもおすすめの色鮮やかな4.5Kディスプレイがおすすめです。Webデザインの作業がしやすい性能です。
スペックは選択できるようになっていて、変わることがあるのでチェックが必要です。

スペック情報

  • ディスプレイ:解像度 4,480 x 2,520ピクセル、10億色対応 500ニトの輝度 広色域(P3)True Toneテクノロジー
  • サイズ:高さ46.1cm x 幅54.7cm x 厚さ14.7cm
  • 重量:4.43kgまたは4.48kg


Apple MacBook Air


Apple(アップル) MacBook Airの13インチではモバイルサイズなので、いろいろな場所でWebデザインをするかたにおすすめです。モニタサイズは13.6インチ。Display P3対応の広色域なLiquid Retinaで緻密に表示できます。画面は小さめですが、持ち運びをせずにデスクで作業する場合には、外部ディスプレイに接続することもできます。

CPUはApple M2と比べて速くなっているM3(8コア)を内蔵、グラフィックスは10コアのGPUを搭載しているのが特徴です。メモリーが16GB RAM、ストレージが512GB SSDです。
バッテリーは最大18時間駆動します。

Touch IDセンサーでセキュリティー対策できます。

スペック

  • サイズ:幅30.41 cm×奥行き21.5cm×厚み1.13 cm
  • 重量:1.24kg
  • OS:macOS
  • 色:スペースグレイ

Webデザインを制作で必要なもの

Webデザインをノートパソコンで制作するなら最低限エディタが必要です。
HTMLやスタイルシートなどでフロントエンドのエンジニアならをWebサイトを作る時にコーディングするウィンドウと表示するウィンドウを並べられた方が効率が良いです。

モニターはできるだけ大きい方が、作業性が高くなります。
最低でも15インチ以上は必要です。ALT+TABキーで画面を切り替えても良いですが、デザインをする時に仕上がりも合わせて表示できた方が効率的です。

デザインを表示するWebデザイナー向けモニター



周辺機器もWebデザインに大事になります。とくに、重要なのがWebデザインを表示する画面で、EIZOのモニターでColorEdge CS2731は、USB Type-Cケーブルでノートパソコンと接続することもできます。

27.0インチで解像度がWHQDなので大きめ画面なのでWebのコーディングでも作業性が良いです。ノングレアで色域が広いIPSパネルになっておりAdobe RGB 色域を99%カバーしておりPhotoshopなどのカラープロファイルで扱いやすいです。

また、Japan Colorもカバーしています。Webコンテンツ制作などクリエイティブな用途で使えるカラーマネージメント対応の液晶モニターです。繊細な配色で色のスキルが高いかたにも使いやすいです。

VESAマウント規格に対応しておりデュアルディスプレイにすることもできます。作業効率をアップしたいかたは検討してみてください。

Webデザイナーの仕事をするうえで正しい色を表現できるモニターは大事ですよね。色の感覚を大切にするデザイナーさんにおすすめです。

色域を判断する場合にはAdobe RGBのカバー率をチェックしておけば、sRGBをほとんどの色をカバーできます。チェックするポイントとして、RGBとsRGBは規格が違うため完全に色の範囲が同じではありません。
WebデザインではHEX(16進数のカラーコード)で設定したときに、色の正確性に役立ちます。

作業性の良い大きなモニターならデスクトップ

作業性の良い大きなモニターならデスクトップがおすすめです。プロのWebデザイナーを目指しているかたの場合は作業性が重要になるためです。
Webデザインの場合は、コーディング作業とブラウジングした時の表示の検証をするため、左右にウィンドウを配置すると作業効率が上がります

そのためには27インチ以上の大きめのモニター、またはツインモニターだと作業性は格段に上がります。レスポンシブなWebデザインの場合などブラウザでチェックする場合に便利です。また、外付けのディスプレイなら画面を縦にしたりすることもできます。

逆に、作業効率が悪いのは、小さな画面で作業するようなスタイルで非効率です。そのため、小型のノートパソコンの場合には、サブモニターとしてHDMIなどで接続をして使う方法も合わせて検討しておきましょう。

パソコンの性能

パソコンの性能は、Webデザイナーでタグを書いていくコーダーさんなら、パフォーマンスがそれほど高くなくても問題ないでしょう。
ハイスペックなモデルを使いたい方は、ゲーミングPCがつかえます。BTO系ではマウスコンピューターがDAIVシリーズでクリエイティブ用のPCを手がけています。MacならMacbook proの17インチがおすすめ。

グラフィックがメインのWebデザインを作るなら、スペックはちょっと良いものをそろえておくと制作のやる気が出ます。また、ゲーミング用のノートパソコンをあえてグラフィックデザイナー用のノートPCとして使っても問題ありません。なぜなら、ゲーム用のPCというのはグラフィックボードも搭載している高性能なグラフィックスな機種が多いからです。※ただし、ディスプレイの色域はそれほど広くないタイプもあります。

Webデザインで3Dで表現するような場合はGPUの性能が高いスペックを検討してみてください。

プロの現場で働くならWindowsとMacの両方が使えた方が良いですが、取引先がWindowsということも多く、初めはMacではなくてもいいでしょう。慣れればどちらのOSでも使えるようになります。制作する際はどちらのOSでもクオリティが変わることはありません。

おわりに

Webデザイン向けのおすすめパソコンをご紹介してきました。

パソコンはクリエイティブに仕事をしていく方にとって大事な仕事道具になります。スマートフォンでブログを書くかたもいますが、Webメディアの制作となるときちんとした環境は必要です。
ネット化が進むなかでWebデザインのスキルは将来性も考えると職につくためにもおすすめです。

そのため、力をつけてWebデザイナーに転職したり、センスがある方はフリーランスで独立するかたもいるようです。もちろん、Webディレクターのように組織的に実務経験を積んでいく人もいるでしょう。

まずは、パソコンの作業環境を作るところから一歩づつ進めていけるように、ぜひ自分に合ったスペックを探してみてください。

また、グラフィックデザイナーなどの作業環境では、素材を扱うことも多いためディスプレイは少し大きめのデスクトップがおすすめです。
>>デザイナーのデスクトップPCのおすすめ

ノートパソコンのメーカーではWindowsを使うならVAIOやThinkPadを使うWebデザイナーも多いです。
vaio sx14は4Kのモニタを搭載したノートパソコンです。
Webのフロントエンドで写真などを使って、デザインする場合があります。グラフィックまでデザインするWebデザイナーさんには高解像度なモニターを搭載しているモデルは適しているでしょう。

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この記事を書いた人

オススメPCドットコム編集部にて記事の執筆及び監修。マニアックなライターが機能を徹底的に調べて、用途ごとに製品をご紹介。買うときに知っておきたい情報をまとめています。

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●ご紹介している製品について、参照している情報をご確認ください。スペックが変わることがあります。