写真編集パソコンおすすめ11選 | ノート+デスクトップ【RAW現像ソフトで使うスペックを解説】

Photo editing computer

妥協せず沼ったPC (執筆/藤田康太郎)

RAW現像をするノートパソコンを選ぶとき、「sRGB100%対応の画面が必要なのか」「Lightroomで動作が軽いスペック」で迷う方は多いはずです。
写真編集では、色域・解像度・処理スピードの差が、そのまま補正作業の正確さに影響する。

本記事では、写真を扱う方向けに、ノートパソコンをご紹介。比較表があり、CPU・メモリ・GPU・ディスプレイの基準でまとめています。
「おすすめ機種」と「選び方」をセットで確認できます。撮影後の編集環境を見直したい方は、比べて選んでみてください。

結論、写真編集パソコンはメモリ・CPU・GPU・色精度で選ぶ

結論、写真編集パソコンはメモリ・CPU・GPU・色精度で選ぶ

  • メモリ(RAM):購入基準は16GB。高画素RAWを扱いながらLightroom ClassicとPhotoshopを併用するなら32GBが快適。DDR5でもLPDDR5Xでもよいが、LPDDR5Xは購入後に増設できない機種が多い。
  • CPU:プレビュー生成、一括現像、JPEG書き出しの待ち時間に影響する。

  • GPU:AIノイズ除去、レンズぼかし、反射除去を使うなら重要。
  • 画面の色精度:WebでフォトグラフをチェックするならsRGBカバー率100%、印刷まで行うならAdobe RGB対応が良い。
  • SSD:容量は1TB以上がお薦め。512GBでは高画素RAW、Lightroomのプレビュー、Photoshopのキャッシュによって空き容量が少なくなりやすい。

写真編集パソコンとは?

写真編集パソコンとはRAW現像に適したモデルのことです。フォト加工できる性能が必要になるでしょう。

RAW現像とはRaw image formatのローのことで、デジタルカメラで撮影をしてから「RGBデータ」の未加工な状態から補正する写真加工のことです。シャッターを押した後の表現で、撮影したデータを仕上げて最終的にJPEGなどに変換します。

効果的に仕上げていくためRAW現像の作業では露出補正や露光、画像の明度を調整します。また、レタッチや画像をぼかしたり、被写体に焦点を絞ってシャープにもあるでしょう。

色合いを鮮やかにして色調補正、コントラストで明暗調整したり、構図を切り取ったりトリミング作業も重要です。写真全体が暗ければ明るくもあり、撮影機材に合わせた現像や、調整機能を活用します。

特に色補正やトーンカーブの設定は写真の印象に影響します。また、完成画像のレイアウトやフレームも作品の仕上がりに影響を与えます。

つまり、カメラのシャッターを切った後の表現。未加工の写真から写った印象を魅力的にが目的で、エフェクトはフォトグラファーの感性でます。

ソフトの推奨スペックが導入のコツ

写真用のパソコンを導入時のポイントは、ソフトの動作環境に対応かどうかです。
RAW現像ソフトウェアはAdobe PhotoshopやAdobe Lightroom、DxO PhotoLabが人気で、LuminarやSILKYPIXなども人気。また、NikonやCanonのカメラメーカーのソフトウェアも高性能です。いずれにしても、推奨動作があるのでスペックを確認しておきます。

ソフトウェアが求める性能以上のパソコンであれば、オーバースペックことになります。

とはいえ、露出・コントラスト・色調スライダーを動かした瞬間に画面が反映されるリアルタイムプレビューの性能は必要です。CPUのシングルスレッド性能+メモリが重要になります。

ノートパソコン比較表

RAW現像や写真編集におすすめのモデルの一部をご紹介します。結局、一番こういうのをがちで選ぶ、というのは「HP OmniBook 7」あたり。デザインがいいと所有欲が高まるし、構成を選べるのがいいんですよね。

初めてのノートパソコンなら「IdeaPad」もいいけど、そこそこ重い処理をしようとすると苦しいかもしれない。それでも最大 4.6 GHzのCPUだから価格で選ぶなら大正解。

デザイン製品-価格更新サイズ/inchCPUメモリGPU特徴
HP OmniBook 7 14-hg(パフォーマンスモデル)詳細へ369,600円2026/07/20 03:1414Core Ultra 7 356H32GBインテル グラフィックスOLED
Lenovo IdeaPad Slim 5a Gen 11詳細へ159,830円2026/07/20 03:2416Ryzen AI 7 445 16GBRadeon 840MOLED
GIGABYTE AERO X16詳細へ462,941円2026/07/20 03:1916Ryzen AI 9 HX37032GBRTX 5070色域sRGB 100%
DAIV Nシリーズ詳細へ549,800円2026/07/20 03:2016インチCore™ Ultra 7 プロセッサー 255HX32GB RTX™ 5070 Ti Laptop GPUNVIDIA Studio 認定PC
  • 価格や製品でソートできます。
  • 比較表は横に動かせます。
  • スペックと価格はチェックした日の時点です。変わることがあるため、詳細にてご確認ください。

写真編集パソコンおすすめ【ノートPC】

HP OmniBook 7 14-hg

CPU インテル® Core™ Ultra 7 356H、16コア16スレッド、最大4.7GHz
GPU 内蔵型
画面 14型OLED、300nit、DCI-P3 100%
メモリ 32GBオンボード、LPDDR5x-8533 MT/s
SSD 1TB PCIe® NVMe™ M.2
外部出力 Thunderbolt 4 、USB Type-C、HDMI 2.1
バッテリー FHD動画再生最大39時間、200nit・無線未接続でHPが測定
本体 約1.43kg、314×227×14.9mm

総合評価6.2

  • RAW現像処理8.0
  • メモリ増設4.0
  • 保存拡張6.5

特徴は?

  • スタンダードのIPSからOLEDへ変わり、夜景RAWの暗部差を見分けやすい
  • 公称DCI-P3 100%により、sRGB表示より広い色域を確認できる
  • Thunderbolt 4は、測色済みモニターと高速SSDをドック経由で使える

良い

  • Core Ultra 7 356Hの16コアは、RAW一括書き出しの並列処理に使える
  • OLEDは画素ごとに消灯でき、RAWの黒が綺麗に見える
  • 32GBは、大容量RAW編集中のアプリ切替に余裕
  • 約1.43kgなので、カメラバッグに14型写真編集環境を追加できる
  • 電源オフなら約45分で50%充電でき、休憩後にRAW選別へ戻りやすい

気になる

  • OLEDは、照明反射は実機で確認したい
HP OmniBook 7 14-hgのパフォーマンスモデルは、撮影先でもRAWの色と階調を確認しやすい14型写真加工PC。公称DCI-P3 100%のOLEDは、夕景の赤や肌色の差を見分けやすく、夜景の黒も綺麗に表示できる。Core Ultra 7 356Hと32GBメモリにより、Lightroomで写真を選びながらPhotoshopで補正する作業にも余裕がある。1TB SSDはスタンダードの2倍あり、RAWを外付けSSDへ移す頻度を減らせる。約1.43kgで持ち出せるため、撮影後すぐに14型画面で選別や現像を始められる。OLEDと32GBへの強化が写真加工の使いやすさへ直結している。

構成によってCPUやメモリなどパーツが違うので注意。


Lenovo IdeaPad Slim|AMD Ryzen AI 7 445|16 インチ OLED DCI-P3 100%

CPU AMD Ryzen AI 7 445(最大4.60GHz / 6コア)
メモリ 16GB DDR5-5600
ストレージ 512GB SSD
画面 16.0型 OLED 1920×1200

総合評価6.7

  • RAW現像処理7.5
  • メモリ増設6.0
  • 保存拡張6.5

特徴

  • PCIe Gen4 SSD 512GBで、数百枚単位の写真フォルダでも読み込み待ち時間を短縮
  • 16:10比率で、プレビューを同時表示しても作業領域を確保
  • 約1.69kgの筐体と60Whバッテリーで、外出先でも連続編集が続けられる
  • USB Type-C×2とHDMIで外部モニター接続し、色確認用のデュアル環境を構築可能
  • LightroomでRAW現像を行い、書き出し時間を短縮したい人
  • Photoshopのレイヤーやブラシ補正で動作の引っかかりを減らしたい人

ひとことレビュー(編集部)

  • 色精度が高くノートPC単体でも作業しやすい
  • メモリは最大16GB固定のため、大量レイヤーや高解像度合成向きではない

OLED DCI-P3 100%で色域確認

ディスプレイは100%DCI-P3に対応し、RGBより広い色域。露出補正や色温度調整時に、色ズレを確認して進められます。16:10比率でツールパネルと画像表示を同時に配置でき、作業効率を下げにくい点も特徴です。


MacBook Pro|M5チップ|14.2 インチ|16GB|1TB

ディスプレイ 14.2インチ
チップ Apple M5
メモリ 16GB
ストレージ 1TB SSD
質量 1.55kg

総合評価7.0

  • RAW現像処理8.5
  • メモリ増設5.5
  • 保存拡張7.0

特徴

  • 最大1,600ニトのLiquid Retina XDR。逆光カットでもハイライト階調を画面上で確認でき、露出補正の往復を減らせる
  • 高コントラスト比で黒つぶれ・白飛びの判別がしやすく、RAWデータのトーンカーブ調整しやすい
  • M5(10コアCPU/10コアGPU)+Neural Accelerator。Adobe LightroomのAIノイズ除去や処理を短時間で実行
  • 16GBユニファイドメモリ。高画素RAWを複数枚同時読み込みしてもプレビュー生成
  • 1TB SSD。1枚50MB級RAWなら約20,000枚保存目安、外付けなしで撮影データを持ち出せる
  • SDXCスロット搭載。撮影後すぐに取り込み、現地でセレクトから現像まで進行
  • Thunderbolt 4×3とHDMI。最大2台の外部モニター接続に対応
  • Wi-Fi 6E、クラウドバックアップや納品データ転送を高速化
  • 色再現、XDRディスプレイ重視の写真クリエイター
  • MacでAdobe Creative Cloudを使い、プロ仕様ワークフローを構築したい人

ひとことレビュー(編集部)

  • ロケ撮影に持参できる約14インチの大きさで、SDXC直挿しで即現像。AIノイズ除去もM5で高速
  • 消費する電力が増えるため、長時間の屋外作業では電源が必要


mouse DAIVクリエイターノート(NVIDIA Studio 認定PC) / カラーキャリブレーション対応

特徴NVIDIA Studio 認定PC
製品 DAIV N6-I7G7TBK-C(NVIDIA Studio 認定)
CPU Intel Core Ultra 7 255HX
GPU NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU 12GB GDDR7
メモリ 32GB デュアルチャネル(最大64GB)
ストレージ M.2 SSD 1TB NVMe Gen4×4(BTOでGen5選択可)
ディスプレイ 16インチ WQXGA ノングレア sRGB比100% 180Hz
OS Windows 11 Home 64ビット
サイズ 356×271×19.9mm 約2.23 kg
入出力 Thunderbolt 4×2

総合評価9.0

  • RAW現像処理9.5
  • メモリ増設9.5
  • 保存拡張8.0

mouse(マウスコンピューター)のDAIVでクリエイター向けのノートパソコンです。

sRGB比100%のWQXGA

  • Lightroom ClassicやPhotoshopでのraw現像をする構成で、Core Ultra 7 255HXとRTX GPUで現像とプレビュー処理
  • CUDAコア5888と12GB VRAMでCamera Rawのノイズ低減処理で余力
  • 32GBメモリでRAWとJPEGの同時書き出しやBridgeの並列作業が安定
  • M.2 NVMe 1TB Gen4×4で大量RAWの読み込みやスマートプレビュー生成が短時間
  • sRGB比100%のWQXGAパネルはキャリブレーションされていて色基準のチェックがしやすい
  • Wi-Fi 7と2.5GbEでNASからのRAW転送やクラウド同期が快適
  • ベイパーチャンバーと89枚ブレードファンで現像中の高負荷でもパフォーマンスを安定させやすい
  • 16インチで作業領域が広く、WQXGA解像度でサムネイル一覧と現像画面を同時表示
  • プライバシーシャッター付き500万画素WebカメラとHPD機能でリモート打ち合わせ

おすすめの人

  • Photoshopでレイヤー合成やAIノイズ低減するフォトグラファー
  • sRGB基準で色管理してノートPCでチェックしたい現場担当
  • Thunderbolt接続や外付けSSDを使うフローのクリエイター

ひとことレビュー(編集部)

    決して安い製品ではないが、上位モデルを使うことで、RAW用途でも、もたつきにくく編集スピードを発揮します。


ASUS ProArt P16 HX 370【有機EL】

特徴OLED、Copilotキー搭載、6スピーカー
製品 ASUS ProArt P16 H7606WM-AI9321R5060W
CPU AMD Ryzen AI 9 HX 370
GPU NVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPU(最大105W)
メモリ 32GB LPDDR5X-7500(オンボード)
ストレージ 1TB SSD(PCIe 4.0 x4 NVMe/M.2)
ディスプレイ 16インチ OLED 2,880×1,800 タッチ
色域/色精度 DCI-P3 100%/Delta E<1
入出力 USB4 Type-C×1(給電/映像)・USB 3.2 Gen2 Type-C×1(給電/映像)・USB 3.2 Gen2 Type-A×2・HDMIなど
OS Windows 11 Home 64ビット

総合評価8.0

  • RAW現像処理9.0
  • メモリ増設7.5
  • 保存拡張7.5

DCI-P3 100%の3K OLED

  • RAW現像とJPEG書き出しで高負荷が続くワークに対応、Ryzen AI 9 HX 370と32GBメモリで快適
  • 5000シリーズのRTXのためLightroom ClassicのDenoise AIやSuper ResolutionなどGPUアクセラレーション機能を搭載
  • 色域が広い有機EL搭載していてDCI-P3 100%の3K OLEDで、写真の細かな階調をモニター上で厳密にできる
  • 2,880×1,800の解像度と120 Hz表示で拡大・スクロールが滑らかになり、写真選別も軽快になる
  • 1TB NVMe SSDの容量で、現像キャッシュをまとめて格納
  • USB4とHDMI 2.1でsRGBとDCI-P3の外部モニター切替しやすい
  • Wi-Fi 7でAdobe Creative Cloudの同期やクラウドバックアップも転送しやすい
  • USB Type-C給電に対応のため、モバイル用バッテリーから運用しやすい
  • 約1.85 kgの16インチ筐体はスタジオに持ち出しやすく、バッテリー駆動も長く撮影日程に合わせた運用がしやすい

おすすめの人

  • Lightroom ClassicでRAW現像と、JPEGで一括書き出しする人
  • Photoshopで多レイヤー合成やAIノイズ低減するレタッチ寄りのクリエイター
  • DCI-P3基準で色確認を行い、外部モニター併用の色管理を重視する人
  • 撮った写真を大きく表示ができる16型の広い画面で作業したい人


GIGABYTE AERO X16 クリエイターノートPC / WQXGA


製品GIGABYTE AERO X16
特徴色域sRGB 100%
CPURyzen AI 9 HX370
メモリ32GB
GPURTX 5070

総合評価8.2

  • RAW現像処理9.0
  • メモリ増設7.5
  • 保存拡張8.0

GIGABYTE AERO X16はクリエイターノートPCです。16インチで解像度がWQXGA(2560x1600)のIPSパネルを搭載しています。
色域はsRGBを100%カバー。Pantone 社キャリブレーションされていて、色精度が高いディスプレイです。色鮮やかに表示をしたいひとにぴったり。

スペック

  • 製品型番:‎AERO X16
  • 日本語配列

特徴

  • 薄さ16.7mm、重さ1.9 kgの薄型軽量で、外出先でも高性能を維持できる
  • Ryzen AI 9 HX370搭載によるAI機能強化と、RTX 5070 Laptop GPUでAdobe PhotoshopやLightroomのAI処理やRAW現像が高速
  • WQXGAの16型Pantone対応のディスプレイは、sRGB 100%の色域と400nitsの高輝度で色編集の精度を追求
  • 32GB DDR5メモリと1TB Gen4 SSD搭載で、大容量RAWデータや高精細な画像も快適
  • おすすめの人

    • 写真編集やレタッチで、Adobe Lightroom・PhotoshopのAI機能を活用したいクリエイター
    • RAW現像や高い解像度データを編集したい人
    • HDMI 2.1で外部モニターや複数周辺機器を同時接続して編集する制作現場の人


    XPS ノートPC 【高輝度】

    データがありません

    総合評価8.0

    • RAW現像処理9.0
    • メモリ増設7.0
    • 保存拡張8.0

    DELLのノートPCで「XPS 16」は16.3インチの大画面。

    特徴

    • インテル® Ultra 7 255HまたはUltra 9 285H、NVIDIA® GeForce RTX 5060~70の仕様がある
    • 16.3インチの4Kディスプレイは、400nitの高輝度と広視野角なOLEDパネル。写真の細部や色の編集作業に向いている
    • 32GB~64GB LPDDR5Xメモリ&1TB~2TB NVMe SSDの保存環境で、重いRAWデータや複数レイヤーの画像補正も快適
    • Thunderbolt Gen 2ポートがあり、ミラーレス一眼や外部ストレージにつなげる(RTX5070モデルではThunderbolt5を搭載)

    おすすめの人

    • RAW現像や解像度が高い写真の編集を高い速度でこなしたいプロカメラマン
    • Adobe系ソフトやLuminar NeoなどAI系プラグインの同時に使用する人
    • 大型画面で細部確認してレタッチ作業をしたい方


    写真編集パソコンおすすめ【デスクトップPC】

    パソコン工房|SENSE

    CPU インテル Core™ i7 プロセッサー 14700
    メモリ 16GB(8GB×2)
    ストレージ 1TB NVMe対応 M.2 SSD
    価格 189,800円~(2026/07/20 01:18現在)

    総合評価8.7

    • RAW現像処理9.0
    • メモリ増設8.5
    • 保存拡張8.5

    特徴

    • SENSE∞の30L級ミニタワーにより、デスク横へ置きやすく、内蔵ストレージ追加も可能
    • 垂直エアフローレイアウトで、内部の温度上昇を抑える
    • DisplayPort×1とHDMI×1で、WQHDや4Kの外部モニター環境を作れる
    • ミラーレス一眼の高画素を扱い、保存容量を重視する写真編集ユーザー
    • 外部4Kモニターを接続し、拡大表示でピント、ノイズ、階調を確認したい人

    良い点

    • Core i7 14700搭載。CPU負荷の高いPCとして選びやすい
    • microATXミニタワーなので、ノートPCよりメモリやストレージを追加しやすい
    • 底面吸気・上面排気により、長時間の一括書き出しで冷却性能を確保

    デメリット

    • 標準メモリ16GBは、Photoshopの多層編集では不足する場合があるため、32GBへカスタマイズを検討
    • 光学ドライブは無いため、DVDで写真納品するなら外付けドライブが必要(最近のノートPCには、ほとんど無いですが、、。)

    RAW現像の待ち時間を減らす、Core i7 14700モデル

    Core i7 14700の20コア28スレッドと1TB SSDにより、Lightroom Classicの読み込み、プレビュー生成するスペックに対応できます。16GBでも始められますが、Photoshopでレイヤー、マスク、Camera Rawフィルターを使うなら32GB以上へBTO変更すると作業停止を減らせます。

    写真データを増やせる、M.2×2とSATA 6Gbps×4

    写真編集パソコンでは、CPUだけでなく保存も重要です。M.2スロット2基とSATA 6Gbps 4基あり、OS用NVMe SSD、作業用SSDと保存用HDDに分けられます。RAWファイル書き出し済みJPEGを同じドライブへ集めずに済むため、写真枚数が増えた後も管理しやすい。

    RAW現像ノートパソコンの選び方

    sRGB or DCI-P3 100%

    ディスプレイ表示はsRGBまたは DCI-P3 100%がおすすめです。正確に色を把握、ベースとなる色域です。

    色域で選ぶ

    • sRGB 60%前後:Office、Web閲覧、動画視聴向け。赤や緑の表示範囲が狭く、SNS投稿後に色が強く見える場合がある
    • sRGB 100%:Web公開、ECの商品写真向けの基準。編集画面と一般的な表示環境の色差を抑えたい人に向く
    • DCI-P3 100%:sRGBより広い色域。10億色を超える色数(8bitの約1677万色の約60倍)を表現でき、グラデーションが滑らか
    • AdobeRGB対応:プリント、印刷、作品制作向け。RAW現像後に入稿まで行う人は、カバー率を確認

    モニター性能が悪いと、目で見ている色とデータが一致しないので、選ぶときにはカバー率で検証。もちろん、広い方が再現性が高くなります。色が綺麗というのとは異なります。

    RAW現像に適したPCはノートかデスクトップか?

    RAW現像向けには、ノートパソコンとデスクトップパソコンがあり、特性を理解し、自分の作業に合ったものを選ぶことが重要です。

    ノートパソコンは、持ち運びができることがメリット。撮影現場で写真を確認して作業を進めるフォトグラファーなら軽量なノートPC。特にロケ撮影や、クライアントとの打ち合わせでその場で写真を見せたいときには有効です。

    また、ディスプレイを見て撮影するなら、ノートPCをテザー撮影(カメラとPCを接続し、リアルタイムでプレビューする撮影方法)用の端末の活用もできます。

    ノートPCには拡張性の制約があります。大容量のRAWデータを保存する場合は外付けSSDが必要になることもあります。

    また、モデルによりメモリの増設ができないため、オンボードメモリの場合は必要な容量を選ぶ必要があります。屋外で編集作業を行う場合にはバッテリーの持ち時間も必要です。

    対して、デスクトップPCのメリットは拡張性の高さです。RAW現像はCPUやメモリの性能に大きく関わるため、デスクトップPCなら大容量メモリを搭載でき、32GB以上のメモリが必要な作業にも対応。

    また、ストレージを複数増設できるため、RAWデータを多く保存しやすいのも特徴です。グラフィックボードを搭載すれば、LightroomやPhotoshopのGPU支援機能を活用し、より快適な編集の環境を構築できます。

    特に、RAW現像をするフォトグラファーには、BTOでパーツを選べるクリエイター向けデスクトップPCを選択。

    持ち運びはできないため、作業場所が固定される点に注意です。自宅やスタジオで編集作業を行うにはぴったりです。

    持ち運びをしてRAW現像を行うならノートPC、自宅やスタジオで作業するならデスクトップPCのほうが拡張性があります。

    CPU

    CPUはインテルとAMDがあり、並列処理できれば両方ともに使えます。また、アドビセンターによると、Photoshopで必要なスペックは64bitをサポート、2コア以上のCPUを推奨(AVX2対応)しています。Lightroom ClassicやPhotoshopのAI機能を使うなら、8コア級が実務向け。

    インテルの場合にはCore i5、i7、i9などがおすすめ。処理ユニット数は少なくとも4コアは必要で6コア以上なら快適です。

    AMDならRyzen 5~7が価格とのバランスに優れていて、Ryzen 9だと価格が高いです。動作の速度で選ぶ場合は、世代により性能が違うので周波数を確認します。

    高解像度RAWを100枚以上現像したり、巨大パノラマ合成、生成フィル生成補助を使う人は、なるべく処理能力が高いCPUを検討してみてください。

    メモリと編集動作

    メモリは写真編集で重要です。メモリは少ないと重くなるため8GB以上のRAMは必要です。同時並行の処理なら、できれば16GB以上あったほうが作業しやすいでしょう。

    複数のソフトで並行作業した場合に速度がもたつく感じがでてきて、写真編集の作業にも影響してします。容量は少ないよりは多いほうがよいです。

    メモリが少ない場合には、ソフトを多く起動したときにメモリの消費で遅延があります。

    メモリの増設は、BTOでは選択が可能です。また、PCに詳しければ8GBから16GBに自分で増設もできます。(オンボードメモリの場合には増設ができないので注意)

    写真の編集でGPUは速い

    グラフィックボード(GPU)はRAW現像であった方が処理が高速です。Photoshopで高い解像度の写真を編集するなら、GPUがあるとパフォーマンスが高くなります。

    また、Lightroomの場合でも、DirectX 12をサポートのGPUを推奨しています。AIノイズ除去・レンズぼかし等の“フルGPU加速”は専用VRAM 8GB(または共有16GB)を基準に選定してみてください。

    ディスプレイを4Kで使う場合には4GB以上のGPU RAMを搭載のモデルが必要です。NvidiaではGeForce RTX シリーズで対応の機種が多いです。AMDではRadeon RXシリーズです。

    4K(3,840×2,160)で表示倍率を100〜125%のスケーリングを低めに設定する運用なら、描画負荷が上がるため前述のVRAMの上振れを想定してください。1枚のフレームバッファやプレビュー画像サイズが大きくなるため、同じ作業でもGPUのメモリと処理の負荷が大きくなります。

    一方で、ソフトウェアにより処理が違うのでグラボ無しの場合には、CPU統合型を使っている方もいます。

    撮影した画像をストック

    ストレージは撮影した画像データを保存する目的で使うパーツです。RAWデータは大容量になりやすく圧迫される。パソコンを用意する時にはストレージは大きい方がよい。クラウドに保存もできますが、カメラのデータを取り込む際にはストレージに移すため、パソコン内部に保存容量は大きめサイズを検討してみてください。

    ストレージにはSSDとHDDがあります。
    HDDは容量が大きく低価格メリットがあり1TBぐらいある製品もあります。HDDは長期保管や二次バックアップに向きます。

    SSDは読み書きが速く256GB / 512GB / 1TB~のストレージがあり、SSDは容量が大きいほうがデータの転送が速いのが特徴。Thunderbolt接続のSSDはポータブル作業や、空きスロットのないパソコンです。

    BTOパソコンでは、選択できるので検討してみてください。

    ディスプレイサイズ

    ディスプレイのサイズは、大画面だと編集の作業性が高いです。15.6~17インチぐらいのサイズは、作業がしやすいノートパソコン。画面が大きければ、複数写真を並べたり情報を多く表示できたりが可能です。

    Photoshopでの編集時にはツールバーはいつも表示しておきます。ベゼルが細く、ディスプレイサイズの表示範囲が広いほうが作業性がよいです。

    一方で、ノートパソコンをデジタルカメラと持ち運びをするなら、大きなサイズだと重くなります。携帯性をポイントにするなら、14インチ以下のサイズで1kgぐらいだと軽くておすすめ。

    モバイルノートは軽量のため、移動する際に最高に便利。タッチ操作に対応のモデルもあり、直感操作できます。

    大画面のディスプレイで、24~27インチを使うならデスクトップPCに接続する方が適しています。32インチ以上の大きな画面サイズになると、解像度が高いモニターが増えてきます。

    また、カラーキャリブレーションが可能でsRGBをカバーの、色域の広いプロ向けのモニターを接続もできます。また、精確な色で表示ができるモニターでは色味の再現度が高いです。

    画質(ピクセル数)


    表示する画面は、高いピクセル数で映せるディスプレイを選びます。カメラの画素数で、ピクセル数が多いと細やかで、解像度が高いディスプレイは高精細に表示ができます。

    画質はピクセル数で細やかさに違いがあり、クリエイティブ向けディスプレイの解像度は、主にFHD(1,920 x 1,080)、WQHD (2,560 × 1,440)、4K(3,840 × 2,160)があります。解像度により色に違いはなく、画面へ細かな写真出力をするならWQHDや4Kがぴったり。

    部分的に修正するなど、細かな後加工をするなら、アンチグレアの方が光の映り込みが少ないパネルで見やすいです。

    広い領域で編集作業をするなら、高い解像度のモニターを検討してみてください。

    sRGB 100%が目安で、Adobe RGB 90%以上だと印刷で合わせやすくなります。10bit表示(8bit+FRC含む)、ΔE<2、ハードウェアキャリブレーション対応、3D-LUT、ガンマ2.2、ICCプロファイル運用とソフトプルーフにすると調整が早く済みます。

    RAW現像ソフトで必要なスペックは?

    RAW現像ソフトの推奨スペックに合わせて、パソコンのスペックを決めるのも1つの方法です。Lightroom・Photoshop・Luminarなどを使うフォトグラファーは多いでしょう。

    たとえば、Lightroomに絞ってPCの推奨スペックを確認してみます。
    OSはWindowsとmac OSの両方に対応しています。CPUは64bitの2.0GHz以上のため4コアのCore i3以上となるでしょう。メモリは8GB以上、推奨16GB以上のため多めのほうが快適。ストレージは2GB以上です。

    GPUはDirectX 12をサポートのGPUのため、GeForce RTXシリーズです。写真編集では5000シリーズがおすすめ。

    色を凝視しすぎず目を大切にしよう

    By:ロートデジアイ
    RAWデータでホワイトバランスや、肌の階調を整えたりして、本気で写真編集にのめり込んでいると、まばたきを忘れやすい。気づけば乾燥感やかすみが出ていた。そんなドライアイの不快感を避けるには、一旦休憩するタイミングを先に決めておく

    空調にも注意したい。冷暖房の風が直接当たる席では、涙が乾きやすいので、風向きを変える、湿度を保つ、吹き出し口から離れる。目の異常を感じる前に防ぐのが現実的。

    画面が原因で目の疲れを感じたら、数分離れる行動は、ドライアイへの配慮だけでなく、仕上がりを客観的に評価するうえでも役立つ。

    まとめ

    RAW現像など写真編集に適したパソコンをご紹介。写真編集でPCを活用するには、CPUやGPUのスペックがあったほうが画像加工や取り込みしやすくなります。

    スペックが低いパソコンではRAWからJPEGの変換に時間がかかるので、クリエイター向けの機種がおすすめです。価格をポイントにするならリコレのパソコンを利用して、なるべく新しいモデルを探すのもありでしょう。

    最近のノートはUSB-Aポートがマジでないです。従来の周辺機器を繋げたい人は不便なので、差込口がある確認しておいたほうが失敗のリスクが減ります。

    価格で悩んだら検討の製品に基本の性能があるか、あらためて確認してみるのも重要です。

    BTOショップのパソコンは、価格を抑えてデスクトップPCを導入するのにぴったりな製品です。自作で最初からPCを組み上げずに済むし、BTOならパーツを選ぶだけです。写真編集の場合には、データを保存する量が大きくなるため、撮影する枚数が多いカメラマンなら、複数のストレージでパソコンを構成しておく方法もあります。

    解像度は4Kのような高い解像度のモデルは、クリエイター向けモデルに多いです。また、表示領域が広く表示できるので作業性を高めたい人にぴったり。



    ・ノートパソコン関連

    参考:Lightroomの必要システム構成

    ▲記事のトップへ「写真編集パソコン おすすめ

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