クリエーター向けの動画編集用ノートパソコンのご紹介です。
動画編集のノートパソコンでWindowsやMacをそれぞれご紹介しています。
動画の編集はPCへの負荷が高くスペックも必要になります。
サクサク動く快適に使える機種を選べば効率的です。
持ち運びのできる小さめの13インチから作業性の良い17インチまでいろいろあります。
目次
動画編集に最適なノートパソコンの選び方
動画編集をするのに最適なノートパソコンはスペックが高めになります。
ある程度スペックがないと編集をしようとしても重くて固まってしまったりするからです。
もしくは、編集作業がもたついて時間がかかってしまうということもあります。
動画編集PCの選ぶポイント
- CPUはCorei7以上(最低でもCorei5、またはRyzen7 以上)
- 8GB以上のメモリ
- グラフィックカードを搭載していること
これは最低限のスペックで、動画編集のソフトウェアや動画サイズによってはもたつくこともあるかもしれません。
それだけ動画編集って機能が必要なんですよね。You Tube(ユーチューブ)用の動画編集でもソフトウェアの推奨環境を満たすスペックがあった方が良いです。
とはいえ動画編集のノートパソコンは少しでも安く買いたいものです。
CPU、メモリ、GPU以外で費用を抑えると良いと思います。
また、有名ブランドのPCは避けて、BTOショップのクリエイターモデルもコスパが良いです。
CPUは基本的な性能で大事なポイント
CPUは動画編集のノートパソコンのスペックを把握するうえで基本的な性能で大事なポイントになります。
インテルならCore i5、Core i7、Core i9が目安です。AMD RyzenならRyzen5、Ryzen7ぐらいで検討すると良いですね。
CPUの世代やスレッド数などをチェック。クロック数(Hz)で処理速度のスピードを把握できます。
メモリは8GB以上は必要
メモリは8GB以上必要です。できれば16GB以上あると良いです。ノートパソコンのメモリ増設は裏のパネルを開けて入れるんですが、機種によっては狭いので結構めんどくさいです。
作業時間の投資だと思ってメモリは多めに積むと動画編集もスムーズになります。
GPU・グラフィックボードで選ぶ

グラフィックカードはいわゆる「GPU」です。
動画の場合は映像なのでグラフィック処理が重要になります。NVIDIAのGeForceやAMDのRadeonが有名です。
特に4K動画を編集するような場合にはハイスペックなGPUが必要です。そのため、予算としては20万円ぐらいはかかるでしょう。負荷のかかる動画編集であればGTX 1650ぐらいの性能があると良いですね。
ストレージの容量で選ぶ
動画編集の場合にはストレージを選ぶのは大事なポイントになります。
写真の保存と違い動画ファイルを保存するストレージは容量もたくさん使うので、ノートパソコン内に保存する必要はないかなと思います。
高速なUSB 3.0やThunderboltに対応している外付けのSSDなら容量も選べますしデータの読み書きも高速です。コストを抑えて容量を優先させるならHDDを選ぶという方法もあります。
色域で選ぶ
色域が広くAdobe RGBやsRGB、DCI-P3などをそれぞれ100%カバーしているようなモデルでは、映像で色を調整するときに正確に表示することができます。
解像度は4Kなどピクセル数が細かいほうが高画質で、表現できる色数も多いですね。
動画編集 ノートパソコンのおすすめ8選
マウスコンピューター ノートパソコン DAIV
マウスコンピューターの「mouse DAIV」は、動画編集も楽しめるGeForce RTX™ 3050 Ti Laptop GPU グラフィックスを搭載しています。
16インチなので、一般的な15.6インチと比べて画面サイズが大きく作業も快適。画質はフルHDよりも高精細なWQXGAを採用しています。
CPUは第12世代のインテルCore i7 12700Hプロセッサー(最大4.70GHz)、メモリは16GB (8GB×2 / デュアルチャネル DDR4-3200)、ストレージは512GBのM.2 SSDで動画の保存も容量があり、BTOショップのノートPCなのでカスタマイズも可能です。(マルチタスクならメモリを32GBや64GBにするのも快適ですね。)
スピーカーやマイクを内蔵しています。WEBカメラは200万画素です。サイズは353.7×245.3×18.5mmで薄型のデザインも魅力ですね。重量は約1.55kgです。
2023年05月22日19:09の時点で、価格は税込み229,900円~です。
スペック
- 製品名:DAIV Z6-I7G5TSR-A
- 解像度:2,560×1,600 (WQXGA)
- 発売日:2022年
- sRGB比 100%
- インテル® Wi-Fi 6対応 + Bluetooth 5
OS | Windows 11 Home 64ビット |
---|---|
CPU | インテル® Core™ i7-12700H プロセッサー |
メモリ | 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル) |
ストレージ | 512GB (NVMe対応) |
ディスプレイ | 16インチ |
選ぶポイント:
コスパに優れたRTX 3050 Ti搭載モデル
- GeForce RTX™ 3050 Tiを搭載したクリエイター向けのノートパソコン
Microsoft Surface Laptop Studio
Microsoft(マイクロソフト) Surface Laptop Studioはクリエイティブ用のノートパソコンです。
14.4インチの画面で解像度は2400 x 1600です。リフレッシュレートが最大 120Hzに対応しているパネルが魅力です。
CPUはインテル第11世代でCore H35 i5-11300H(最大 4.40GHz)またはH35 i7-11370H(4.80 GHz)プロセッサを搭載しています。メモリは16GB、ストレージは256GBまたは512GBを選択できます。
選ぶときの注意点として、Core i7の場合のみNVIDIA® GeForce RTX™ 3050 Ti laptop GPUが搭載されます。Core i5のときは内蔵型のIris® Xe グラフィックスです。
もし、負荷の高い作業をするならCore i7の方がハイスペックで快適に動画の編集作業ができます。
入力端子はUSB 4.0/Thunderbolt™ 4 搭載 USB-Cを搭載。バッテリーの駆動時間は18 時間~で重さは約1.82kgでスペックにより違いがあります。
OS | Windows11 Home |
---|---|
CPU | インテル® Core™ H35 i5-11300H / i7-11370H |
メモリ | 16GB または 32GB LPDDR4x |
ストレージ | SSD 256GB、512GB、1TB、2TB (容量は選択できます) |
ディスプレイ | 14.4 インチ |
●選ぶポイント
- リフレッシュレートが高いノートPC
Apple MacBook Pro 16.2インチ
Apple MacBook Proで16.2インチです。パワーのある12コアのApple M2 Proチップ プロセッサを搭載しています。
Liquid Retina XDR ディスプレイで画面が綺麗。トラックパッドが使いやすいのも魅力です。
グラフィックはAppleの統合型グラフィックプロセッサのGPUを搭載しています。インターフェースは使いやすいThunderbolt 4(USB-Cポート)・DisplayPortで接続できます。
用途としてはYoutubeのような簡単な動画編集ならできるスペックです。Macの場合、ソフトはiMovieから書き出すのも良いでしょう。
OS | Mac OS |
---|---|
CPU | Apple M2チップ |
メモリ | 16GB ユニファイドメモリ |
ストレージ | SSD 512GB |
ディスプレイ | 16.2 インチ |
●選ぶポイント
- MacBookでスタイリッシュに動画編集
HP ENVY ノートパソコン
HP(ヒューレット・パッカード)のHP ENVY x360 13-bfです。
13.3インチワイドのディスプレイはモデルにより違いがあり、WQXGAや2.8Kの高精細なモデルも選べます。視野角が広くて見やすいアンチグレア(非光沢)の液晶IPSパネルまたは光沢があるOLED(有機EL)の2種類です。タッチディスプレイに対応しているので、タッチ操作したい方は便利ですね。
CPUはインテルの第12世代 インテル® Core™ i5-1230U プロセッサー (最大 4.40GHz)または Core™ i7-1250U(最大 4.70GHz)を搭載しており動作も快適です。グラフィックスはインテル® Iris® Xです。どちらかといえば簡単な動画編集で使えるスペックです。
メモリは8GB ~ 16GB、ストレージは512GB ~ 1TBで基本的なスペックに優れています。
OS | Windows 11 Home |
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CPU | インテル Core™ i5-1230Uプロセッサー / Core™ i7-1250U |
メモリ | 8GB / 16GB |
ストレージ | 512GB ~ 1TB SSD (PCIe Gen4x4 NVMe M.2) |
ディスプレイ | 13.3インチ |
●選ぶポイント
- HPのスタイリッシュなノートパソコン
※リンク先の下のほうにスペックがありますが、それぞれ製品ごとに構成が違うのでチェックした方が良いです。
Dell ノートパソコン Inspiron 15
Dell ノートパソコン Inspiron 15 3593です。
Intel Core i7なのでなんとか動画編集もできるスペックです。※本格的に動画を編集する方にはややスペック不足で適していません。
GPUは、Intel Iris Plus Graphicsを搭載しています。
Amazonの商品詳細ページでは、5万円以内も選択できますがPentiumではスペック不足で動画の編集ソフトも重くて使いものにならないため注意です。
OS | Windows 10 Home 64bit |
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CPU | 第10世代 Intel Core i7 1065G7 (コア:4/キャッシュ:8MB/最大:3.90GHz) |
メモリ | 8GB DDR4 2666MHz |
ストレージ | 512GB SSD |
ディスプレイ | 15.6 インチ |
●選ぶポイント
- 負荷の少ない簡単な動画編集
ASUS ノートパソコン ZenBook Duo
ASUSのノートパソコンでZenBook Duo UX481FLです。セカンドディスプレイがキーボードの上にあるのが特徴です。
簡単な動画編集を行うことができます。本格的に編集したい方はCorei 9を選ぶと良いですね。
Webカメラやアレイマイクも内蔵しています。
OS | Windows 10 Home |
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CPU | インテル Core i5-10210U |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 512GB |
ディスプレイ | 14 インチ |
●選ぶポイント
- キーボードの上にサブディスプレイがある
ドスパラ GALLERIA ガレリア GCR2070RGF-QCB
ドスパラのノートパソコンでクリエイターとゲーマー向けの「GALLERIA GCR2070RGF-QCB」です。サードウェーブのガレリアシリーズはグラフィックスカードが良く評判に優れています。
グラフィックはNVIDIA GeForce RTX 2070 Max-Qで、CPUはインテル Core i7-9750Hを搭載しています。
いろいろWindowsのパソコンはありますがMax-Qのグラフィックスは高性能で動画編集用PCとして最適です。
ディスプレイのリフレッシュレートが144Hzと高く映像も滑らかに表示できます。
OS | Windows 10 Home 64ビット |
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CPU | インテル Core i7-9750H (2.60-4.50GHz/6コア/12スレッド) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 1TB |
ディスプレイ | 15.6 インチ |
●選ぶポイント
- 1TBの大容量ストレージで16GBのメモリを搭載
- 動画編集ができるスペックでコスパが優れている
GIGABYTE AERO 15
クリエイター向けのノートパソコンでGIGABYTE AERO 15です。
ディスプレイの解像度は4KなのでフルHDと比較して高精細に表示できます。15.6インチ有機ELパネルで色が鮮やかです。CPUはインテル Core i7 11800H 8コアでグラフィックカードはNVIDIA GeForce RTX 3070 Laptop GPU GDDR6 8GBを搭載しています。
クリエイター向けのノートPCなので動画編集などコンテンツを作るのに最適です。
Premiere Proのようなビデオエディターもサクサク動作します。
インターフェースはHDMI 2.1ポートを装備しており最大8Kで120Hzをサポートしているのが魅力ですね。
OS | Windows 10 |
---|---|
CPU | インテル Core i7 11800H |
メモリ | 16GB(8GB × 2) |
ストレージ | 1TB SSD |
ディスプレイ | 15.6 インチ |
●選ぶポイント
- 動画編集に最適なGIGABYTEのノートPC
担当よりひとこと
動画編集をする方は初心者向けの軽い動画でも、基本的にPCへの負荷が高くなるためある程度のスペックは必要になります。
おそらく動画制作のベテランの方ほど、スペックが低いと、動画の再生や編集でもたついてどうにもならない感じがご理解いただけるかと思います。また、動画素材をパソコンのストレージ内に保存するのであれば容量が多い方が良いです。正直なところ、動画編集作業の長さや解像度によっても違うので、実際どれだけのスペックがあれば大丈夫というのは難しいです。そのため、現在、利用しているPCの情報を把握して、さらにどれだけの性能が必要か検討するのが確実です。
購入する予算も大事ですが、作業時間を考えるとある程度のスペックは必要になります。コスパ重視であれば、BTOパソコンは比較的安く買えるのでおすすめです。
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