【2025年版】クリエイターパソコンおすすめ12選

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クリエイティブにパソコンで制作するには、グラフィックス性能があると、快適に動作します。とくにイラストを描いたりRAW現像、動画編集などを創る用途では、ソフトの推奨条件として描画能力が求められる場合があります。3Dで負荷がかかっても利用できるような高性能なモデルもあります。そこで、クリエイター向けパソコンをご紹介します。

種類としてはデスクトップPCやノート型があり、CGデザインや色彩にこだわるデジタル表現を行う場合には、広い色域に対応したディスプレイを備えたノートPCが適しています。

この記事でわかること

クリエイターパソコンの選び方を解説

おすすめクリエイターパソコン

これから導入したい人向けにピックアップ。選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

クリエイターパソコンとは?


クリエイターパソコンとは、動画編集やグラフィックデザインのように、クリエイティブな作業に対応できるPCのことです。そのため、パソコンによる色などの表現力が高いコンセプトで開発されているモデルが多くなっています。

また、「動画編集や映像制作において、解像度の高いクリップを処理する作業では高負荷になるため、NVIDIA GeForceやAMD Radeonのようなグラフィックカードを搭載しているモデルがおすすめ。CPUやメモリがソフトの推奨スペックを上回る方が操作が快適になります。

ただし、クリエイティブといっても、映像制作業界やデザイン業界など仕事によって、制作に必要なパフォーマンスが違ってきます。制作に必要な性能を把握することが重要です。

クリエイターPCは何が違う?


クリエイターPCとゲーミングPCの違いは、パーツの種類が異なります。ゲーム用の場合にはRGBライティングに対応していることが多いです。

また、クリエイター用の方がゲーミング用に開発されているモデルと比べて、グラフィックボードがハイスペックよりもミドルスペックぐらいで、ストレージの容量が大きい場合が多いです。

ノートパソコンの場合には、ゲーミング用では速い動きに対応できるように、リフレッシュレートが高い設計になっています。また、ディスプレイの部分が色域が広いことが特徴です。
つまり、レスポンスの速さが重視されていて、なおかつ3Dの描画が可能になっています。

一方で、クリエイター用は色域やデータを保存するストレージの容量が重視されている場合があります。グラフィック性能が高く、創造のしやすさに特化されているといえるでしょう。そのため、ゲーミングパソコンを選んでも使うことはできるのですが、過剰なスペックになる可能性があります。

クリエイターパソコンの選び方


クリエイター向けPCの予算としては、10万円~20万円ぐらいが目安。理由はグラフィックを処理するため、CPUやGPUにある程度のスペックが必要になるためです。性能を抑えてコストを下げようとすると、制作するときにソフトが重くなってしまうため、推奨スペックは明確な基準になるので抑えておきたいところ。ご自分の制作に必要な性能を把握しておくことが重要です。

まず検討したいのは、BTOショップのパソコンです。自作パソコンなどパーツに詳しければ、予算を抑えて安く構成できます。BTOショップのクリエイター向けPCはパソコン工房やドスパラのRaytek、マウスコンピューターのDAIVなどが人気です。

デスクトップPCの場合にはオプションで光学ドライブを選択できるのもポイントです。

また、イラストやマンガなどでペンタブレットを使う場合には、接続端子としてHDMIやUSBなどがあるかどうかも確認しておきましょう。

CPUはインテルとAMDどっち?


CPUはインテルとAMD Ryzenシリーズがありますが、メーカーはどちらでも問題ありません。選択する際は、種類によってCPUの処理スピードが異なるので、速い方がクリエイティブの制作活動も効率的です。

Core i3・i5・i7・i9、Ultraシリーズがありますが最低でもCore i5以上、AMDならRyzen 5やRyzen 7ぐらいあった方が快適です。世代によっても性能が大きく変わるため、処理スピードはクロック数で確認するとよいです。※CeleronやPentium搭載モデルは入門用が多く、性能はあまり高くありません。

クリエイターPCの場合、重要なのがCPUのスペックとメモリーになります。CLIP STUDIO PAINTではレイヤーを多く使う場合には、CPUやメモリーを性能が高い方が処理が速く8GBを推奨。また、制作環境として解像度がWXGA以上のディスプレイを推奨しています。

メモリ

メモリは複数のソフトを立ち上げて、同時作業をするような場合には必要になります。例えば、DTMでは8~16GBぐらいの容量は必要です。32GB以上あればかなり快適な処理能力です。

ノートPCの場合にはオンボードでは増設できないため、最低でもメモリが8GB以上搭載してある製品がおすすめ。

デスクトップで価格を重視してPCを選ぶなら、後で増設できるように、空きスロットがあるか確認しておきます。もし迷ったら16GB以上を検討してみてください。

イラストレーター向けグラフィックカード


グラフィックカード(GPU)は映像または画像を表示するためのパーツです。
映像制作やゲームなどでは無いと処理が遅い場合があります。GPUはグラフィックソフトでも対応しており、とくに3Dなどに取り組んでいる方は体感速度は速くなります。

Adobe イラストレーターでグラフィックカード(GPU)は、NVIDIA Quadroシリーズ、Intel HD Graphics、AMD Radeonなどが対応しています。
Illustratorの必要な構成をページで確認しましょう。
また、グラフィックカードが無くても1GB以上のVRAMがあれば最新バージョンを動かすことも可能です。

VRAMとはビデオメモリーのことでGPUメモリを差します。VRAMが限界に達するとメインメモリ(RAM)を使うため、クリエイティブで使う場合にはメモリ多めのPCがおすすめ。

(参考:adobe IllustratorでのGPU パフォーマンス)

3DCGでモデリングをする場合にもグラフィックカードを搭載したパソコンが必要になります。(音楽制作でDTM向けの場合にはなくても使えます。)

3Dの場合にはなるべくベンチマークのスコアが高いモデルを選ぶようにします。また、GPUの性能によってレンダリングのスピードも変わってきます。ソフトの動作検証や必要な構成か確認しておきましょう。

NVIDIA GeForce RTX 4060ぐらいでも使えます。もしくは、グラフィックカードより性能は落ちますがインテル Iris Xe Graphicsを搭載しているモデルを検討してみるのもいいでしょう。

2025年の時点で性能に優れたパソコン向けNVIDIA GPU

  • GeForce RTX 5070 Laptop GPU
  • GeForce RTX 4090 Laptop GPU
  • GeForce RTX 4080 Laptop GPU
  • GeForce RTX 4070 Laptop GPU
  • GeForce RTX 4060 Laptop GPU

RTX 4060→5070のように、数字が高い方が性能は高くなり、描画が速くなることで作業効率がよくなる可能性があります。

ストレージは500GB~


クリエイターの場合には作品をデータで保存するので、ストレージは重要です。
ストレージにはSSDやHDDなどの種類があります。

ノートパソコンではSSDが搭載されており、HDDはデスクトップPCで増設するときに使われます。
容量は多い方がたくさんデータを保存が可能です。目安としては最低でも256GB、できれば500GB~1TBほしいところ。容量が大きいほど、ファイル管理が快適です。

サイズと制作効率


ノートパソコンのサイズは液晶ディスプレイが大きい方が、画面が大きいことでツールの視認性が向上します。たとえば、作業の切り替えがスムーズになるので作業性が高くなります。

また、Adobeのグラフィックソフトなどではツールバーも多いので、小さな画面よりも大画面である方が、操作パネルを多く並べられるので制作も効率的に進められます。

15.6インチ以上であれば見やすいサイズ感です。一方で、携帯性を重視するなら14インチ以下で検討してみてはいかがでしょうか。

色域と解像度

引用元:MSI

色の表現はクリエイターにとって、センスや創造性を引き出すため大事なポイントになります。そのため、ノートパソコンの場合にはディスプレイ部分の色域を確認しましょう。
画面の色域が広いかどうか調べるには、sRGBカバー率100%など色を再現できる割合を確認します。とくに写真の編集向けの用途なら、色の正確性は重要なポイントです。

また、色数は解像度ではなく、ビット深度(8ビットや10ビット)に依存します。10ビットは約10億色、8ビットは約1680万色の表示が可能です。また、液晶パネルの種類(IPS、VA、TNなど)によって階調表現が異なるため、スペック表に記載されている色域カバー率(例: sRGB、Adobe RGB、DCI-P3など)を確認するのがおすすめです。

色空間の対応

クリエイターの方がよく使うのはsRGBとAdobe RGBの色空間です。sRGBは国際的な標準規格で、ディスプレイで入稿データと色の整合性が高いです。一方、Adobe RGBは画像処理など、高精度な色の表現が必要な場合に適しており、色域が広いため、より多くの色を表現できます。

特徴 sRGB Adobe RGB
カラースペース 国際的な標準で、メディアで使用 画像処理に適しています
色をカバーする広さ NTSCと比べて緑の色域での表現が少ない 色域が広い
主な用途 ディスプレイ、グラフィックス 高彩度な印刷用途や、写真の編集
色の表現の一貫性 より一貫性があり、異なるデバイスでの整合性が高い 調整される場合もある
カラープロファイルの選択 基本sRGBカラープロファイルを使用 プロジェクトや目的に応じて選択可能
色の範囲 明るい青や緑が制限されています 色域が広く、より多くの色を表現できます

クリエイターパソコンのおすすめ12選

mouse デスクトップPC / 3DCGに対応できるスペック



mouse(マウスコンピューター)のDAIVシリーズで、クリエイター向けデスクトップPCです。3DCGやデザイン製作などクリエイティブで、Blenderが動作する性能を備えています。OSはWindows 11 Home 64ビットです。ハイスペックなので性能を重視して作業したい人にぴったり。

性能はNVIDIA RTX 5070 Tiを搭載。
CPUはAMD Ryzen 7 9700X プロセッサー(最大5.50GHz )。メモリは32GB DDR5-5600、ストレージは2TB (NVMe Gen4 ×4) M.2 SSDで容量が大きいです。

冷却性能も高く、水冷CPUクーラー (240mmラジエーター)を搭載しているのも魅力。前面吸気で、フロントパネルからファンにより効率的に冷却することができるので、高負荷でも安定して使えます。

また、入力端子はUSB Type-Cや、USB Type-Aもあり、上面と背面に内蔵されています。映像出力はDisplayPortやHDMIでモニターを接続できます。

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特徴

  • メンテナンスしやすいフルタワーモデル
  • レイトレーシング性能が高いNVIDIA RTX 5070 Ti搭載モデル
  • 新しいZen 5 マイクロアーキテクチャーのRyzen 9000 シリーズ


ASUS ノートパソコン ProArt P16 / WQUXGA



ASUSのノートパソコンで16インチのASUS ProArt P16 OLED (H7606WV-AI9321R4060W)です。
クリエイター向けのシリーズで、色が鮮やかなOLED 有機ELディスプレイを搭載しているのが特徴。色再現度が高いため、クリエイターのかたにおすすめ。

DCI-P3 100%で色精度が高いのでディスプレイで色を調整しやすくなり、正確な色合いでデザインを制作にぴったり。解像度はWQUXGA(3,840×2,400)のグレアで高精細な表示です。

性能が高いので動画編集も可能で、画面が大きいためイラスト制作もこなせるでしょう。

CPUはAMD Ryzen AI 9 HX 370 プロセッサー(最大 5.1 GHz)、GPUはNVIDIA RTX 4060 Laptop GPU グラフィックスです。メモリが32GB DDR5-7500、ストレージはSSDで1TBを搭載しています。

バッテリーが約12.4時間なので、長時間使用することができます。また、付属のACアダプターで電源の供給も可能です。重さは約1.85 kgです。

スペック情報

  • H7606WV-AI9321R4060W
  • Copilotキー搭載
  • タッチスクリーン対応


mouse DAIV ノートパソコン 16インチ / Z6-I7G60SR-A



マウスコンピューターのDAIV「Z6-I7G60SR-A」は、映像や画像の編集にぴったりなノートパソコンです。ディスプレイのサイズは16インチの大きめで作業がしやすいモデルでアスペクト比が16:10のWQXGAを搭載。色域はsRGBの色空間を100%カバーしています。

HDMIやThunderbolt 4が備わっているため、外部モニターで作業スペースを増やすことで、編集作業がより効率的になります。

CPUは第13世代のインテル® Core™ i7-13700H プロセッサー(最大5.00GHz)、メモリが32GB (16GB×2) DDR5、ストレージは1TB (NVMe Gen4) M.2 SSDです。
グラフィックスはGeForce RTX 4060 Laptop GPUを搭載しているのが魅力。

重さが約1.60kgで、サイズが小型の設計になっており大きさは353.7×245.3×18.5mmなので、持ち運びをしたい方にぴったり。

Adobe IllustratorやClip Studio Paintなどの制作向けソフトを、快適に動かせるスペックです。

キャリブレーションされた画面

出荷前にキャリブレーションされているため、Delta E≦2の精確な色合いが魅力


Lenovo(レノボ) ThinkPad ワークステーション


人気メーカーLenovo(レノボ) のワークステーションで、ThinkPad P16 Gen 2です。

ディスプレイは16インチ、WQUXGAの解像度なので細部まで表示できるのが魅力。パネルはIPSやOLED(有機EL)ディスプレイを選択することも可能です。 

本体にはX-Rite Pantoneのファクトリー・カラー・キャリブレーションを標準で搭載されているため、色にこだわりのあるクリエイターにぴったり。sRGB100%をカバーしています。

スペックはカスタマイズが可能で、CPUはCore i7-14700HXやCore i9-13950HXなどを選択ができます。(※選択できるCPUは変わるので注意してください。)メモリが16~192GB DDR5、ストレージは512 GB ~4TB SSDです。

さらに、デフォルトではCPU内蔵型のグラフィックカードですが、NVIDIA RTX™ A1000 Laptop GPU 6GB GDDR6やNVIDIA RTX™ 4000 Adaも選べます。3Dグラフィックによる制作ではGPUはあると快適に制作ができます。


Dell ノートPC XPS 16 クリエイティブ向け



Dellの「XPS 16」はクリエイティブに向いているノートPCです。ディスプレイの部分は16.3インチで見やすい大きさで、解像度がFHD+(1920x1200)です。色が鮮やかでsRGBは100%カバーしています。

CPUは処理スピードの速いインテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 155H (16コア、最大4.8GHz)または Core™ Ultra9 プロセッサー 185H (16コア、 最大 5.1GHz)も選択可能です。
メモリーは16GB ~ 64GB(DDR5)、ストレージは512GB ~ 4TB M.2 PCIe NVMe SSDを搭載しています。GPUはインテル® Arc™ グラフィックス~NVIDIA® GeForce RTX™ 4070を選択できるので、クリエイティブでも使いやすいスペック。Thunderbolt 4(USB Type-C)などに対応しています。

illustratorで作品を多く作ってもデータを保存できる大きめの容量のストレージです。大きなデータも扱えるので動画や写真で表現するアーティストにおすすめ。ハイスペックなノートパソコンを使いたい人にぴったり。

※スペックはカスタマイズができるので、パーツの性能によって価格に違いがあります。


DAIV ノートパソコン RTX 4060 LAPTOP:動画編集などに



おすすめしたい第1位は、マウスコンピューターのクリエイティブ向けノートPCで「DAIV」です。OSはWindows 11 Home 64ビットを搭載しているモデルです。
16インチのディスプレイでWQXGA の解像度。

CPUは第13世代 インテル Core i7-13700H プロセッサー 14コア / 20スレッド / 最大5.00GHz 、グラフィックカードはGeForce RTX™ 4060 Laptop GPUを搭載しています。
メモリは32GB (16GB×2 DDR5)で空きスロットがなく、めいっぱい増設されているモデルです。ストレージの容量も多くM.2 SSD 1TB(NVMe)あります。
動画を編集するクリエイターのかたにおすすめです。フォトクリエイターではLightroomやPhotoshopでRAW現像でも使えるスペックで、Adobe® Creative Cloudも快適に使える性能です。

バッテリー駆動は約16時間なので、持ち運びしたい人にぴったり。

DAIVはコスパもいいので、予算を抑えたい方にも適しています。

スペック情報

  • 液晶パネル:ノングレア
  • 入力端子:HDMI、Thunderbolt 4、USB Type-C・Type-A

sRGB対応のハイスペックなPC

高精細なクリエイターパソコンで、sRGBのカバー率が100%の広色域なパネルで、色にこだわって画像を処理したり創作活動したりする人にぴったり。


MSI Prestige 16 AI Studio WQXGA 16インチ



MSIのPrestige 16 AI Studioで、解像度がWQXGAのノートPC。液晶ディスプレイはおおよそDCI-P3の範囲に対応する広色域です。

CPUはインテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H(最大4.80GHz)、メモリが32GB、ストレージはSSD 1TB。グラフィックスはNVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPUを搭載している点が特徴です。統合グラフィックカードと比べて描画性能のパフォーマンスに優れています。

入力の端子は、Thunderbolt 4 Type-C(PD対応)、USB3.2 Gen2 Type-C・USB3.2 Gen2 Type-A・HDMIなどを備えています。

16インチのサイズなので大きいですが重さは1.6kgほどで、持ち運びしたいクリエイターにおすすめです。高機能なノートパソコンで動画制作やデザインで快適。

スペック情報

  • サイズ:358.4×254.4×18.95mm
  • 重さ:1.6kg

広色域で映像クリエイターも使える

色合いはDCI-P3の範囲におおよそ対応している広色域のモデルです。映像クリエイターに適したノートパソコンで、スペックとしてはPremiere Proが動作する構成になっています。ノートパソコンなのでいろいろな場所で動画編集をしたいときにおすすめです。


パソコン工房 BTOモデル RTX4080 クリエイターノートパソコン



パソコン工房は、サポートも対応しているBTOショップ。デフォルトのパーツから、必要な性能に変更できるのが便利。高性能でハイスペックなクリエイターノートパソコンです。

SENSE∞シリーズは人気のクリエイター向けノートパソコンです。自由度が高い注文が可能で、iiyama PCをもとにカスタマイズできる製品です。
ディスプレイは17.3インチの画面で作業性に優れています。解像度はWQHDのノングレアの液晶パネルを搭載しています。

CPUは第13世代インテルのCore i7-13700HXプロセッサー(16コア / 24スレッド / 最大5.0GHz)を搭載しているWindows 11 HomeのPCです。グラフィックスはNVIDIA GeForce RTX 4080 12GB GDDR6のGPUを搭載、メモリの容量は、32GB(16GB×2) DDR5 S.O.DIMMです。BTOなので自由にカスタマイズが可能で、ストレージは500GB NVMe対応 M.2 SSD。(容量は変更可能で価格は変わりますが、2TBを2つの構成にすることも可能です。)

BTOでカスタマイズができるパソコン

カスタマイズができるノートPC。BTOパソコンなので最大で5日ぐらいで届く製品です。


MacBook Pro / M4 / 14.2インチ Liquid Retina XDR

クリエイターやデザイナーに人気のApple(アップル)製のMacBook Proです。直感的に使用できるmacOSと、おしゃれな筐体のデザインが特徴。Adobeのソフトを使うような、クリエイティブな仕事をしているかたに好まれています。

直感的に使用できるmacOSと、おしゃれな筐体のデザインが特徴。
画面は14.2インチのコンパクトな大きさで、広色域をカバーする鮮やかな色で表示ができます。ディスプレイは明るく、色表現が美しいLiquid Retina XDRで、鮮やかな表示が魅力。

CPUはApple M4を搭載している最新モデルのMacBook Proです。M4はM3よりも効率コアが増えたことにより、性能が向上しています。GPUは統合型のグラフィックスですが性能が高く、画像処理なども高速。創造的に使える10コアのGPUを積んでいます。スペックはいくつか構成が選べるようになっています。

MacはWindowsに比べて価格が高いですが使われているのには、"デザイン"と"操作性"が上げられます。デザインはMacを使うという現場が多い、というのも選ばれる理由の1つです。

また、価格を重視するならPro以外にMacBook Airを検討することもできます。バッテリーの長さやグラフィックスに違いがあります。

気軽に持ち運ぶというノートパソコンとしては少し重いですが、画面が広いので作業性がいいので、日常的にイラストレーターを使うパソコンとして使えます。

スペック

  • MacOS
  • メモリ :16GB ~ 48GB RAM
  • 512GB ~ 1TB SSD
  • 重さ:1.55 kg
  • 発売日:2024年11月8日

選ぶポイント:

特徴:クリエイティブなMacノート

  • かっこいいデザインで、カメラマンのクリエイティブな活動のように持ち運びたくなるMacのノートPC


GIGABYTE AERO 有機ELパネル クリエイターノートPC


GIGABYTE AERO 16はクリエイターノートPCです。解像度が4K 3840x2400の有機ELパネルです。
ハイダイナミックレンジのHDR規格に準拠しており、DCI-P3の色域(sRGBよりも25%多くの色)を100%カバー。X-Rite Pantone 社キャリブレーションされており色精度が高いディスプレイです。

CPUは第13世代のインテル Core i7-13620Hプロセッサー(最大周波数 4.90GHz)、メモリが16GB(DDR5)、ストレージは1TB SSD。
グラフィックカードはNVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop GPU 8GB GDDR6を搭載しています。

16インチの大きめの画面で制作をしたい人や、写真・動画編集をしているクリエイターは注目です。HDMI・USB3.2・USB Type-Cなど外部機器との端子も豊富。

スペック

  • 製品型番:‎AERO 16 OLED BSF-H3JP994SP
  • 日本語配列 キーボード


サードウェーブ raytrek クリエイターノートPC



サードウェーブのドスパラ raytrekはクリエイター向けノートPCです。
ディスプレイのサイズが15.6インチで解像度がフルHDよりも高解像度なWQHD。色を忠実に再現するsRGBカバー率約99%に対応しています。

CPUは第13世代のインテル Core i7-13700HX (最大5.00GHz/16コア/24スレッド)、グラフィックカードはNVIDIA GeForce RTX 4060 8GBです。
メモリは16GB DDR5 SO-DIMMで、ストレージの容量は1TBを搭載しています。

詳細スペック

  • OS:Windows 11 Home
  • バッテリー (約5.1時間)

動画編集ができる性能

動画編集のクリエイターも使えるハイスペックな製品で、イラストやデザイン制作の用途にも使えます。ガレリアよりも性能が高いモデルです。




ark / ASUS ProArt ワークステーション



arkのクリエイター向けワークステーションで、ASUS ProArtを搭載。
CPUは第14世代 Intel Core i7 プロセッサー i7-14700F(最大5.4GHz)、メモリが96GB (48GBx2 DDR5-5600)、ストレージはSSD M.2 2TBを搭載しています。
グラフィックスカードはGeForce RTX 4070 SUPERを備えていて、ハイスペックな性能です。

カスタマイズが可能で、メモリーはオーバークロックのOCメモリを選択することができるのも特徴です。
冷却設計は空冷で、静音性のあるヒートシンク付きの仕様。エアフローに優れたおしゃれなデザインのケースで、高性能なタワー型PCを使いたいコンテンツクリエイターにおすすめです。

クリエイターパソコンに関するよくある質問(Q&A)

クリエイターパソコンで、こんな質問ありそうという疑問点をQ&Aでまとめました。質問は受け付けていませんが、選択するときに役立ちそうなことを回答しています。

Q: クリエイター向けで価格を抑えたノートPC

A: 価格を抑えたパソコンでは、自分のスキルが出せないこともあります。そのため、用途で必要なスペックや機能を搭載しているモデルを選択することが基本です。
とはいえ、使わないにもかかわらず、性能が高い製品を選んでしまうと、価格が高くなってしまいます。クリエイター向けパソコンでは、写真の編集と比べて動画向けモデルの方がGPUを搭載しているため価格が高くなります。グラフィックカードの種類で1万円以上の違いがでることもあります。
 

どうしても、予算を抑えたいという状況なら、新品よりもアウトレットを扱うサイトにも使えるマシンが販売されている可能性があります。とはいえ、CPUの世代は新しい方が性能が高いのでリーズナブルであれば、PCの性能はそれなりでクロック数は低い場合があります。

10万円以下のモデルは使える?

A: 10万円以下のモデルではグラフィックカードが搭載されていないパソコンが多いです。もし、表示のスピードにこだわらなければ使えるでしょう。ただし、CPUやメモリは余裕のある性能が必要でしょう。

デスクトップの方が動作が速いモデルを選択すれば効率的で、高負荷な作業ができる製品が選べるでしょう。

Q: デスクトップPCとノートパソコンはどっちがいい?

A: ノートパソコンは持ち運びができて、ディスプレイやキーボードが最初からあります。ただし、ノートPCでは拡張性が少なく、オンボードメモリの製品では購入後にメモリを増やすことはできません。

デスクトップは拡張性があり、複数のディスプレイを接続できます。また、高性能なグラフィックカードなどを搭載されているモデルは選びやすいでしょう。

Q: クリエイター向けPCでスペックの目安は?

A: 必要なスペックは、使うソフトに合わせて選択します。クリエイター向けPCといっても、動画編集や3Dのグラフィック、またはイラスト制作では必要なスペックは異なります。動画編集で4K出力がしたい場合には、映像の端子も対応している必要があります。3Dではグラフィックカードが必ず必要になるでしょう。イラストレーター向けにパソコンを探すなら、GPUは不要だとしてもCPUやメモリは高い付加に備えておいた方が快適に動作します。

また、これから絵をデジタルで描きたいという方であれば、まずは導入しやすい価格帯のPCを検討してみてはいかがでしょうか。

おわりに

クリエイターPCを一覧で解説しました。クリエイティブな創作活動でデジタルの場合にはパソコンはスキルと同じぐらい大事。基本的な性能がなくスペックが低いと、遅い場合があるため適切なモデルを用意すべきです。

ただ、動画制作とイラストレーターなどのグラフィックでは、必要なパーツにかなり差があります。デザイナーさんなら動画制作ほどの性能は必要ないですし、新しいアイデアを出すときだけで使うならさらにスペックは不要になります。そのように、クリエイティブ用PCのスペックは、制作する作品もよっても違うので、お店などに問い合わせて質問してみても明らかな答えは難しい部分です。

ノートパソコンではディスプレイのAdobeRGBカバー率は確認しておくべきです。また、動画編集ならゲーミングPCと同じぐらいのノートPC、もしくはデスクトップもおすすめです。理由としてはクリエイター向けのソフトは高い性能を必要とする場合があるからです。たとえば、Adobe Premiere ProではDisplayHDR 400を推奨しており、ディスプレイにも推奨スペックがあります。

とくに、3D CAD・CAM(CAE)などで複雑で数が多い場合や、3Dで動画まで制作する場合など、明らかに負荷が高い作業なら、デスクトップPCにするのも検討しておく必要があります。ノートパソコンとは冷却性や拡張性に違いがあります。

デスクトップを選ぶならワークステーションではクリエイター向けPCが多いです。インテル XeonのCPUをではコア数が多くCPUの性能をフルに処理ができるのが特徴です。

マウスコンピューターでは、クリエイターPCをWEBでカスタマイズができるので便利。個人だけでなく法人にも対応しており、サポートがしっかりしています。


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オススメPCドットコム編集部

記事の執筆及び校閲。PC歴20年のTechGeekのライターが機能をデータシートをまで調べて、用途ごとに製品をご紹介。買うときに知っておきたい情報をまとめています。

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