【2025年版】クリエイターパソコンおすすめ14選

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クリエイティブにパソコンで制作するには、グラフィックス性能があると、快適に動作します。イラストを描いたりRAW現像、動画編集などをする用途では、ソフトの推奨条件として描画能力が求められる場合があります。3Dで負荷がかかっても利用できるような高性能なモデルもあります。そこで、クリエイター向けパソコンをご紹介します。

カテゴリとしてはデスクトップPCやノート型があります。CGデザインや色彩にこだわるデジタル表現を行う場合には、広い色再現範囲に対応したディスプレイを備えたノートパソコンが必要があります。

この記事で理解できること

クリエイターパソコンの選び方を解説

おすすめクリエイターパソコン

これから導入したい人向けにピックアップ。選び方も解説していますので、ぜひ目安にしてください。

クリエイターパソコンとは?

クリエイターパソコンとは、動画編集やグラフィックデザインのように、クリエイティブな作業に対応できるPCのことです。ゆえに、パソコンによる色などの表現力が高いコンセプトで開発されたモデルが多くなっています。

「動画編集や映像制作において、解像度の高いクリップを処理する作業では高負荷になるため、NVIDIA GeForceやAMD Radeonのようなグラフィックカードを搭載しているモデルがおすすめ。CPUやメモリがソフトの推奨スペックを上回る方が操作が快適になります。

クリエイティブといっても、映像制作業界やデザイン業界など仕事によって、制作に必要なパフォーマンスが違ってきます。制作に必要な性能を把握することが重要です。

クリエイターPCは何が違う?

クリエイターノートパソコンの場合には、ディスプレイがついているので、色空間が広いのが特徴です。色合いを正確に表示することが可能になります。さらに、キャリブレーションされているモデルでは色の誤差が少なくなるのもポイントです。

また、クリエイター用の方がゲーミング用に開発されたモデルと比べて、グラフィックカードがハイスペックよりもミドルスペックぐらいで、ストレージの容量が大きめの場合が多いです。

ノートパソコンの場合には、ゲーミング用では素早い動きに対応できるように、リフレッシュレートが高い設計になっています。また、ディスプレイの箇所が色幅が広いことが特徴です。
つまり、レスポンスの速さが重要になっていて、なおかつ3Dの描画が可能になっています。

一方で、クリエイター用は色の再現範囲やデータを保存するストレージの容量も確保する必要があります。グラフィック性能が高く、創造しやすい設計です。されているといえるでしょう。ゆえに、ゲーミングパソコンを選んでも使うことはできるのですが、過剰なスペックになることがあります。

クリエイターパソコンのおすすめ

GIGABYTE AERO ノートPC / AI 9 HX 370

シリーズ GIGABYTE AERO X16 2WHA3JPC65DP
OS Windows 11 Pro 64bit
CPU AMD Ryzen™ AI 9 HX 370
GPU NVIDIA® GeForce® RTX™ 5070 Laptop GPU(8GB)
メモリ 32GB(16GB×2/DDR5-5600)※最大64GB
ストレージ M.2 NVMe 1TB(PCIe 4.0×4)+ 1TB(PCIe 4.0)
画面 16インチ WQXGA/165Hz/sRGB 100%/4辺スリムベゼル(画面占有率92%)
ネットワーク 有線:ギガビットLAN 無線:IEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)+ Bluetooth 5.2
サイズ 約W355 × D250.7 × H16.7mm / 約1.9kg

特徴

  • Ryzen™ AI 300シリーズのNPUとRyzen™ AI 9 HX 370で、生成AIのローカル推論にも対応できる設計
  • GeForce RTX 5070 Laptop GPU 8GBを搭載していてNVIDIA StudioとDLSS 4に対応し、BlenderやUnreal Engine、Adobe系のGPUアクセラレーションで描画や事前表示を高速化
  • 16インチ・WQXGA 165HzパネルはsRGB 100%。色を合わせやすい表示
  • DDR5-5600の32GBを標準搭載。最大64GBまで拡張可で、RAW現像やAfter Effectsのコンポジットでもスワップ発生を抑えやすい構成
  • M.2 NVMe 1TB+1TBのデュアル構成。OS用とプロジェクト用を分けて、キャッシュやプロキシのI/Oを捌きやすいレーン設計
  • 大型タッチパッドで長時間の編集も快適

おすすめしたい人

  • Premiere Pro/DaVinci Resolveなど負荷のかかるソフトで編集したいクリエイター
  • RAW現像や大型PSDのレイヤー編集を多用し、メモリ32GB以上と高速NVMeを前提にしたPC環境を探している人
  • 色をsRGBで合わせて広い16型WQXGAで制作したい人
  • 出先でのオフラインAI処理でNPU活用していきたい人


パソコン工房 BTOモデル RTX4080 クリエイター向けノートパソコン

モデル iiyama PC SENSE-15FX166-i7-RKPX
CPU インテル® Core™ i7 14650HX(16コア24スレッド / 最大5.2GHz)
メモリ 16GB(DDR5)
GPU NVIDIA® GeForce RTX™ 5060 Laptop GPU
ストレージ 1TB NVMe対応 M.2 SSD
画面 15型 フルHD(1920×1080)非光沢液晶 / 144Hz対応
OS Windows 11 Home(変更可)
キーボード Copilotキー搭載

特徴

  • インテル® Core™ i7 14650HX搭載で、8つの高性能コア+8つの高効率コア、合計16コア・24スレッドを搭載。最大5.2GHzの動作周波数で、動画編集や3Dモデリング、AI系処理も快適にこなせるハイスペック設計。
  • NVIDIA® GeForce RTX™ 5060 Laptop GPUを搭載し、BlackwellアーキテクチャによるAI機能強化。Neural Renderingやリアルタイムレイトレーシングも対応し、PhotoshopやAdobe Premiere、Blenderなどクリエイティブ用途で高いパフォーマンスを発揮。
  • 16GBのDDR5メモリと1TB NVMe SSDで、複数ソフトの同時起動や大容量データの保存もスムーズ。
  • Copilotキー搭載キーボードで、ワンタッチでAIアシスタントを起動します。文章作成やアイデアの創出、タスク効率化など日常業務もサポート。

おすすめしたい人

  • AIアシストや高速なGPU処理を活用したいイラストレーター・動画編集者
  • データ量の大型写真編集や4K映像制作、3DCGレンダリングなど高負荷な作業をしたい方
  • 出先やクライアント先でもスペックに妥協せず制作・編集したいクリエイター


mouse クリエイターノートPC

モデル DAIV N8-I9G90BK-A
CPU インテル® Core™ Ultra 9 275HX(24コア/24スレッド)
GPU NVIDIA® GeForce RTX™ 5090 Laptop GPU(24GB VRAM)
メモリ 32GB(16GB×2/デュアルチャネル/最大128GB対応)
ストレージ 2TB NVMe SSD(Gen4×4)
画面 18型 UHD+(3840×2400)液晶/ノングレア/DCI-P3 100%
OS Windows 11 Home 64ビット

特徴

  • GeForce RTX 5090 Laptop GPU(24GB VRAM)を搭載し、3Dレンダリングやシミュレーション、AI処理まで対応
  • インテル Core Ultra 9 275HX(24コア/24スレッド)により、高負荷なマルチタスクや高速レンダリングも快適
  • 最大128GBメモリに拡張可能で、構造解析・大規模設計や映像制作において高いパフォーマンスを実現
  • DCI-P3 100%液晶で忠実な色再現と18インチの広い作業エリアを確保
  • Wi-Fi 7/Bluetooth 5標準搭載で、最新の無線環境に対応
  • クリエイター向けに静音性を重視した特注のチューニング
  • AIコア(NPU)搭載CPUによるAIの高速処理

おすすめしたい人

  • 動画編集や3DCG制作、AI画像の出力など、重いクリエイティブ用途をメインにするプロフェッショナル
  • ガマット重視の現場(映像の編集・写真現像)などで忠実な表示を求めるクリエイター
  • パフォーマンスと高い解像度・色の忠実さの両方にこだわるハイエンド志向の人


mouse デスクトップPC / 3DCGに対応できるスペック

マウスコンピュータのDAIVシリーズで、クリエイター向けデスクトップPCです。3DCGやデザイン製作などクリエイティブで、Blenderが動作する性能を備えています。OSはWindows 11 Home 64ビットです。ハイスペックのため性能をポイントにして利用者にぴったり。

性能はNVIDIA RTX 5070 Tiを搭載。
CPUはAMD Ryzen 7 9700X プロセッサー(最大5.50GHz )。メモリは32GB DDR5-5600、ストレージは2TB (NVMe Gen4 ×4) M.2 SSDで大容量です。

冷却性能も高く、水冷CPUクーラー (240mm)を搭載しているのも魅力。前面吸気で、フロントパネルにより効率的に発熱を抑えて冷却できるので、高負荷でも安定して使えます。

また、入力端子はUSB Type-Cや、USB Type-Aもあり、上面と背面に内蔵されています。映像出力はDisplayPortやHDMIでモニターを接続できます。

(¥429,800 ― 2025/10/02 13:05 時点、mouse 調べ)

特徴

  • メンテナンスしやすいフルタワーモデル
  • レイトレーシング性能が高いNVIDIA RTX 5070 Ti搭載モデル
  • 新しいZen 5 マイクロアーキテクチャーのRyzen 9000 シリーズ


ASUS ノートパソコン ProArt P16 / WQUXGA

ASUSのノートパソコンで16インチのASUS ProArt P16 OLED (H7606WV-AI9321R4060W)です。
クリエイター向けのシリーズで、色が鮮やかなOLEDディスプレイを搭載しているのが特徴。色再現度が高いため、クリエイターのかたにおすすめ。

DCI-P3 100%で色精度が高いのでディスプレイで色を調整しやすくなり、ぴったりの色でデザインを制作できます。解像度はWQUXGA(3840×2400)のグレアで高画質な表示です。

性能が高いので動画編集も可能で、画面が広いためイラスト制作もこなせるでしょう。

CPUはAMD Ryzen AI 9 HX 370 プロセッサー(最大 5.1 GHz)、GPUはNVIDIA RTX 4060 Laptop GPU グラフィックスです。メモリが32GB DDR5-7500、ストレージはSSDで1TBを搭載しています。

バッテリーが約12.4時間のため、長時間使用できます。また、付属のACアダプターで電源の供給も可能です。重さは約1.85 kgです。

スペック情報

  • H7606WV-AI9321R4060W
  • Copilotキー搭載
  • タッチスクリーン対応


mouse DAIV クリエイター向けノートPC 16インチ / 大画面

マウスのDAIV「Z6-I7G60SR-A」は、映像や画像の編集にぴったりなクリエイター向けノートPCです。ディスプレイのサイズは16インチで大画面のため作業がしやすいモデルです。

アスペクト比が16:10のWQXGAを搭載。このデバイスはsRGBを網羅しています。

HDMIやThunderbolt 4が備わっているため、外部モニターで作業スペースを増やすことで、編集作業がより効率的になります。

CPUは第13世代のインテル Core i7-13700H プロセッサー(最大5.00 GHz)、メモリが32GB (16GB×2) DDR5、ストレージは1TB (NVMe Gen4) M.2 SSDです。
グラフィックスはGeForce RTX 4060 Laptop GPUを搭載しているのが魅力。

重さが約1.60kgで、サイズが小型の設計になっており大きさは353.7×245.3×18.5mmのため、持ち運びをしたい方にぴったり。

Adobe IllustratorやClip Studio Paintなどの制作向けソフトを、快適に動かせるスペックです。

出荷前に調整されていて、Delta E≦2の精確な色味が魅力


Lenovo(レノボ) ThinkPad ワークステーション

人気メーカーLenovo(レノボ) のワークステーションで、ThinkPad P16 Gen 2です。

ディスプレイは16インチ、WQUXGAの解像度のため細部まで表示できるのが魅力。パネルはIPSやOLEDディスプレイを選択することも可能です。 

色管理として、Pantoneのファクトリー・カラー調整を標準で搭載色にこだわりを持つクリエイターにぴったりです。sRGB100%を網羅しています。

スペックはカスタマイズが可能で、CPUはCore i7-14700HXやCore i9-13950HXなどを選択ができます。(※選択できるCPUは変更されます。)メモリが16~192GB DDR5、ストレージは512 GB ~4TB SSDです。

さらに、デフォルトではCPU内蔵型のグラフィックカードですが、NVIDIA RTX™ A1000 Laptop GPU 6GB GDDR6やNVIDIA RTX™ 4000 Adaも選べます。3Dグラフィックによる制作ではGPUはあると快適に制作ができます。


Dell ノートPC XPS 16 クリエイティブ向け

Dellの「XPS 16」はクリエイティブに向いているノートPCです。ディスプレイの箇所は16.3インチで見やすい大きさで、解像度がFHD+(1920x1200)です。色が鮮やかでsRGBは100%網羅しています。

CPUは処理速度の高速なインテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 155H (16コア、最大4.8 GHz)または Core™ Ultra9 プロセッサー 185H (16コア、 最大 5.1GHz)も選択可能です。
メモリは16GB ~ 64GB(DDR5)、ストレージは512GB ~ 4TB M.2 PCIe NVMe SSDを搭載しています。GPUはインテル® Arc™ グラフィックス~NVIDIA® GeForce RTX™ 4070を選択できるので、クリエイティブでも使いやすいスペック。Thunderbolt 4(USB Type-C)などに対応しています。

illustratorで制作物を多く作ってもデータを保存できる大きめの容量のストレージです。大きなデータも扱えるので動画や写真で表現するアーティストにおすすめ。ハイスペックなノートパソコンを使いたい利用者にぴったり。

※スペックはカスタマイズができるので、パーツの性能によって価格に違いがあります。


DAIV ノートパソコン RTX 4060 LAPTOP:動画編集などに

マウスのクリエイティブ向けノートPCで「DAIV」です。OSはWindows 11 Home 64ビットを搭載しているモデルです。
16インチのディスプレイでWQXGA の解像度。

CPUは第13世代 インテル Core i7-13700H プロセッサー 14コア / 20スレッド / 最大5.00 GHz 、グラフィックカードはGeForce RTX™ 4060 Laptop GPUを搭載しています。
メモリは32GB (16GB×2 DDR5)で空きスロットがなく、増設済みのモデルです。ストレージの容量も多くM.2 SSD 1TB(NVMe)あります。
動画を編集するクリエイターのかたにおすすめです。フォトクリエイターではLightroomやPhotoshopでRAW現像でも使えるスペックで、Adobe® Creative Cloudも快適に使える性能です。

バッテリー駆動は約16時間のため、持ち運びしたい利用者にぴったり。

DAIVはコスパもいいので、予算を抑えたい方にも合います。

スペック情報

  • 液晶パネル:ノングレア
  • 入力端子:HDMI、Thunderbolt 4、USB Type-C・Type-A

色鮮やかなモニターを搭載

sRGBの色域が100%の色鮮やかなモニターを搭載しているクリエイターパソコンで、色にこだわって画像を処理したり創作する利用者にぴったり。


MSI Prestige 16 AI Studio WQXGA 16インチ

MSIのPrestige 16 AI Studioで、解像度がWQXGAのノートPC。液晶ディスプレイはおおよそDCI-P3の範囲に対応します。

CPUはインテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H(最大4.80GHz)、メモリが32GB、ストレージはSSD 1TB。グラフィックスはNVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPUを搭載している点が特徴です。統合グラフィックカードと比べて描画性能のパフォーマンスに優れています。

入力の端子は、Thunderbolt 4 Type-C(PD対応)、USB3.2 Gen2 Type-C・USB3.2 Gen2 Type-A・HDMIなどを備えています。

16インチのサイズのため大ですが重さは1.6kg程度で、持ち運びしたいクリエイターにおすすめ。高機能なノートパソコンで動画制作やデザインで快適。

スペック情報

  • サイズ:358.4×254.4×18.95mm
  • 重さ:1.6kg

広ガマットで映像クリエイターも使える

色味はDCI-P3の範囲におおよそ対応しているモデルです。映像クリエイターに向くノートパソコンで、スペックとしてはPremiere Proが動作する構成になっています。ノートパソコンのためいろいろなスペースで動画編集をしたいときにおすすめです。


MacBook Pro / M4 / 14.2インチ Liquid Retina XDR

クリエイターやデザイナーに人気のApple(アップル)製のMacBook Proです。直感的に使用できるmacOSと、おしゃれな筐体のデザインが特徴。Adobeのソフトを使うような、クリエイティブな仕事をしているかたに好まれています。

直感的に使用できるmacOSと、おしゃれな筐体のデザインが特徴。
画面は14.2インチのコンパクトな大きさで、広い色再現性を実現する鮮やかな色で表示ができます。ディスプレイは明るく、色表現が美しいLiquid Retina XDRで、鮮やかな表示が魅力。

CPUはApple M4を搭載している最新モデルのMacBook Proです。M4はM3よりも効率コアが増えたことにより、性能が高くなっています。GPUは統合型のグラフィックスですが性能が高く、画像処理なども高速。創造的に使える10コアのGPUを積んでいます。スペックはいくつか構成が選べるようになっています。

MacはWindowsに比べて価格が高いですが使われているのには、"デザイン"と"操作性"が上げられます。デザインはMacを使う現場が多い、のも選ばれる理由の1つです。

また、価格をポイントにするならPro以外にMacBook Airを検討することもできます。バッテリーの長さやグラフィックスに違いがあります。

気軽に持ち運ぶノートパソコンとしては重いですが、画面が広いので作業性がいいので、日常的にイラストレーターを使うパソコンとして使えます。

スペック

  • MacOS
  • メモリ :16GB ~ 48GB RAM
  • 512GB ~ 1TB SSD
  • 重さ:1.55 kg
  • 発売日:2024年11月8日

選ぶポイント:

クリエイティブなMacノート

  • かっこいいデザインで、カメラマンのクリエイティブな制作で、持ち運びたくなるMacのノートPC


レイアウト クリエイターノートPC raytrek

GALLERIAのraytrekはクリエイター向けノートPCです。
ディスプレイのサイズが15.6インチで解像度がフルHDよりも高い解像度なWQHD。色を忠実に再現するsRGB表示範囲約99%に対応しています。

CPUは第13世代のインテル Core i7-13700HX (最大5.00 GHz/16コア/24スレッド)、グラフィックカードはNVIDIA GeForce RTX 4060 8GBです。
メモリは16GB DDR5 SO-DIMMで、ストレージの容量は1TBを搭載しています。

詳細スペック

  • OS:Windows 11 Home
  • バッテリー (約5.1時間)

動画編集ができる性能

動画編集のクリエイターも使えるハイスペックな製品で、イラストやデザイン制作の用途にも使えます。ガレリアよりも性能が高いモデルです。




ark / ASUS ProArt ワークステーション

arkのクリエイター向けワークステーションで、ASUS ProArtを搭載。
CPUは第14世代 インテル Core i7 プロセッサー i7-14700F(最大5.4GHz)、メモリが96GB (48GBx2 DDR5-5600)、ストレージはSSD M.2 2TBを搭載しています。
グラフィックスカードはGeForce RTX 4070 SUPERを備えていて、ハイスペックな性能です。

カスタマイズが可能で、動作が速いOCメモリを選択できるのも特徴です。
冷却設計は空冷で、静音性を備えたヒートシンクの設計。エアフローに優れたおしゃれなデザインのケースで、高性能なタワー型PCを使いたいコンテンツクリエイターにおすすめです。


DAIV デスクトップパソコン RTX 5080搭載【3Dモデリング】

DAIVのデスクトップパソコンです。RTX 5080搭載しているハイエンドモデルです。AI性能が高いアーキテクチャBlackwellとDLSS 4により利用者にぴったり。

CPUはインテル Core Ultra 7 プロセッサー 265K、メモリは32GB、ストレージはM.2 SSD 2TBです。グラフィックスはNVIDIA GeForce RTX 5080でビデオメモリ GDDR7 16GBを搭載しています。

NVIDIA Studio認定PCで、NVIDIAのStudioドライバーはクリエイティブのソフトと連動する仕組みを最適化しています。

クリエイターパソコンの選び方

クリエイター向けパソコンを選ぶポイント

  1. CPUCore i7・i9やRyzen 7以上、世代や動作周波数にも注目
  2. メモリ:16GB以上、画像編集や3DCG用途なら32GB推奨
  3. ストレージSSD 500GB~1TB、NVMe対応なら転送速度も高速
  4. グラフィックカード:NVIDIA GeForce RTX 4060/5070など、GPU支援やVRAM容量(1GB以上)がポイント
  5. 画面サイズ:15.6インチ以上なら作業スペースが広く、色再現性やIPSパネルも確認

クリエイター向けPCの予算としては、10万円~20万円ぐらいが目安。理由はグラフィックを処理するため、CPUやGPUにある程度のスペックが必要になるためです。

性能を抑えてコストを下げようとすると、制作するときにソフトが重くなってしまうため、推奨スペックは明確な目安になる。ご自分の制作に必要な性能を把握しておくことが重要です。

検討したいのは、BTOのパソコンです。自作パソコンなどパーツに詳しければ、予算を抑えて安く構成できます。クリエイター向けPCはパソコン工房のraytrekやマウスのDAIVなどが人気です。

デスクトップPCの場合にはオプションでドライブを選択できるのもポイントです。

また、イラストやマンガなどでペンタブレットを使う場合には、ポートとしてHDMIやUSBなどがあるかどうか確認しておきましょう。

推奨CPU

推奨したいCPUはインテル CoreiとAMD Ryzenシリーズで、どちらのメーカーも人気があります。選択する際は、種類によってCPUの処理スピードが違うので、素早い方がクリエイティブの制作も効率的です。

Core i3・i5・i7・i9、Ultraシリーズがあります。Core i5以上、AMDならRyzen 5やRyzen 7ぐらいあった方が快適です。世代によっても性能が大きく異なるため、処理速度は動作周波数で確認するとよいです。

動画編集や3DCGなどは並列処理ができるマルチスレッドのCPUがおすすめ。

クリエイターPCの場合、重要なのがCPUのスペックとメモリになります。CLIP STUDIO PAINTは複雑な作業では、CPUやメモリを性能が高い方が処理が速く8GBを推奨。

メモリ

メモリは複数のソフトを立ち上げて、同時作業をするような場合には必要になります。一例として、DTMでは8~16GBぐらいの容量は必要です。32GB以上あれば快適な処理能力です。

ノートPCの場合にはオンボードでは増設できないため、メモリが8GB以上搭載してある製品がおすすめ。

デスクトップで価格をポイントにしてPCを選ぶなら、後で増設できるように、空きスロットがあるか確認しておきます。もし分からなければ16GB以上を検討してください。

イラストレーター向けGPU

グラフィックカード(GPU)は映像または画像を表示するためのパーツです。GPUはグラフィックソフトでも対応していて、特に3Dなどに取り組んでいる方は体感速度は速くなります。

Adobe イラストレーターでグラフィックカード(GPU)は、NVIDIA Quadroシリーズ、インテル HD Graphics、AMD Radeonなどが対応しています。
Illustratorの必要な構成をページで確認してみましょう。
また、グラフィックカードが無くても1GB以上のVRAMがあれば最新バージョンを動かすことも可能です。

VRAMとはビデオメモリのことでGPUメモリを差します。VRAMが限界に達するとメインメモリ(RAM)を使うため、クリエイティブで使う場合にはメモリ多めのPCがおすすめ。

(出典:adobe IllustratorでのGPU パフォーマンス)

3DCGでモデリングをする場合にもグラフィックカードを搭載したパソコンが必要になります。(音楽制作でDTM向けの場合にはなくても使えます。)

3Dの場合にはなるべく評価点の高いモデルを選ぶようにします。また、GPUの性能によってレンダリングのスピードも変化します。ソフトの動作検証や必要な構成か確認しておきましょう。

NVIDIA GeForce RTX 4060ぐらいでも使えます。

性能に優れたパソコン向けNVIDIA GPU

  • GeForce RTX 5070 Laptop GPU
  • GeForce RTX4090 Laptop GPU
  • GeForce RTX 4080 Laptop GPU
  • GeForce RTX 4070 Laptop GPU
  • GeForce RTX 4060 Laptop GPU

RTX 4060→5070のように、数字が高い方が性能は高くなり、描画が速くなることで作業をスムーズにして効率がよくなることがあります。

ストレージは500GB~

クリエイターの場合には制作物をデータで保存するので、ストレージは重要です。
ストレージにはSSDやHDDなどの種類があります。

ノートパソコンではSSDが搭載されており、HDDはデスクトップPCで増設するときに使われます。
容量は多い方がたくさんデータを保存が可能です。目安としては500GB~1TBほしいところ。容量が大きめくらい、データ管理が快適です。

サイズと制作効率

ノートパソコンのサイズは液晶ディスプレイが、画面の視認性が高くなります。一例として、作業の切り替えがスムーズになるので作業性が高くなります。

また、Adobeのグラフィックソフトなどではツールバーも多いので、小さな画面よりも大画面である方が、操作パネルを多く並べられるので制作も効率的に進められます。

15.6インチ以上であれば見やすいサイズ感です。一方で、携帯性をポイントにするなら14インチ以下で検討してはいかがでしょうか。

色再現性と解像度

引用元:MSI

制作環境で重要になるのがモニターです。色の表現はクリエイターにとって、センスや創造性を引き出すため重要なポイントになります。

ノートパソコンの場合にはディスプレイの色再現性を確認して試してください。
画面の色再現率が広いかどうか調べるには、色域100%など色を再現できる割合を確認します。写真の編集用途では、色の精度が重要なポイントです。

また、ビット深度(8ビットや10ビット)に左右されます。10ビットは約10億色、8ビットは約1680万色の表示が可能です。また、液晶パネルの種類の(IPS、VA、TNなど)によって階調表現が違うため、スペック表に明記された色域(例: sRGB、Adobe RGB、DCI-P3など)を確認するのがおすすめ。

ディスプレイの色の対応

クリエイターがディスプレイ表示でよく使うのはsRGBとAdobe RGBのガマットです。sRGBは国際的な標準規格で、ディスプレイで入稿データと色の整合性が高いです。一方、Adobe RGBは画像処理など、高精度な色の表現が必要な場合に向いていて、色域が広いため、より多くの色を表現できます。

特徴 sRGB Adobe RGB
カラースペース 国際的な標準で、メディアで使用 画像処理に合います
色を隠す広さ NTSCと比べて緑の色の表現範囲が限定的である 色の表現範囲が広い
主な用途 ディスプレイ、グラフィックス 高彩度な印刷用途や、写真の編集
色の表現の一貫性 より一貫性があり、違うデバイスでの整合性が高い 調整される場合もある
カラープロファイルの選択 sRGBカラープロファイルを使用 プロジェクトや目的に応じて選択可能
色の範囲 明るい青や緑が制限されています 表現できる色の幅が広く、より多くの色を表現できます

クリエイターパソコンに関するよくある質問(Q&A)

クリエイターパソコンで、こんな質問ありそう点をQ&Aでまとめました。質問は受け付けていませんが、選択するときに役立ちそうなことを回答しています。

Q: クリエイター向けノートPCの価格

A: 価格を抑えたパソコンでは、自分のスキルが出せないこともあります。ゆえに、用途で必要なスペックや機能を搭載しているモデルを選択するようにします。
それでも、使わなくても、性能が高い製品を選ぶと、価格が高くなります。クリエイター向けパソコンでは、写真の編集と比べて動画向けモデルの方がGPUを搭載しているため価格が高くなります。グラフィックカードの種類で1万円以上の違いがでることもあります。
 

どうしても、予算を抑えたい状況なら、新品よりもアウトレットを扱うサイトにも、使えるマシンが販売されることがあります。それでも、CPUの世代は新しい方が性能が高いのでリーズナブルであれば、PCの性能はそれなりで動作周波数は低い場合があります。

Q: デスクトップPCとノートパソコンはどっちがいい?

A: ノートパソコンは持ち運びができて、ディスプレイやキーボードが最初からあります。また、ノートPCでは拡張性がわずか、オンボードメモリの製品では導入後にメモリを増やすことはできません。

デスクトップは拡張性があり、複数のディスプレイを接続できます。また、高性能なグラフィックカードなどを搭載したモデルは選びやすいでしょう。

Q: クリエイター向けPCでスペックの目安は?

A: 必要なスペックは、使うソフトに合わせて選択します。クリエイター向けPCといっても、動画編集や3Dのグラフィック、またはイラスト制作では必要なスペックは違います。動画編集で4K出力がしたい場合には、映像の端子も対応している必要があります。3Dではグラフィックカードが必ず必要になるでしょう。イラストレーター向けにパソコンを探すなら、GPUは不要だとしてもCPUやメモリは高い付加に備えておいた方が快適に動作します。

また、これから絵をデジタルで描きたい方であれば、導入しやすい価格帯のPCを検討してはいかがでしょうか。

まとめ

クリエイターPCを一覧で解説しました。クリエイティブでデジタルの場合にはパソコンはスキルと同じぐらい重要です。

ただ、動画制作とイラストレーターなどのグラフィックでは、必要なパーツに差があります。デザイナーさんなら動画制作くらいは必要ないですし、新しいアイデアを出すときだけで使うならさらにスペックは不要になります。そのように、クリエイティブ用PCのスペックは、制作する成果物によっても違うでしょう。

ノートパソコンではディスプレイの色域を確認しておくべきです。また、動画編集ならゲーミングPCと同じぐらいのノートPCや、デスクトップもおすすめです。理由としてはクリエイター向けのソフトは高い性能を必要とする場合があるからです。一例として、Adobe Premiere ProではDisplayHDR 400を推奨していて、ディスプレイにも推奨スペックがあります。

特に負荷が高い作業なら、デスクトップPCにするのも検討しておく必要があります。ノートパソコンとは冷却性や拡張性に違いがあります。

デスクトップを選ぶならワークステーションではクリエイター向けPCが多いです。インテル XeonのCPUをではコア数が多くCPUの性能をフルに処理ができるのが特徴です。

マウスコンピュータでは、クリエイターPCをWEBでカスタマイズができるので便利。個人と法人の両方に対応していて、サポートがしっかりしています。


つながるトピック

出典資料
GPUで高速化するクリエイティブ ソフト- NVIDIA Studio

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