動画編集向けノートパソコンのおすすめ8選 | 制作で人気 2025年版

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クリエーター向けの動画編集用ノートパソコンのご紹介です。

動画編集のノートパソコンでWindowsやMacをそれぞれご紹介しています。
動画の制作や編集は、PCへの負荷が高くスペックも必要になります。GPUを搭載している高性能なモデルでは、メモリやストレージの容量にもゆとりがあります。

持ち運びのできる小さめの13インチから作業性のいい17インチ搭載ディスプレイのモデルまでいろいろ。

探している方はぜひ、参考にしてみてください。

動画編集向けノートパソコンの選び方

動画編集向けパソコンのスペック

動画編集をするのにぴったりなノートパソコンはスペックが高めになります。
ある程度スペックがないと編集をしようとしても重くて固まってしまったりするからです。
もしくは、編集作業がもたついて時間がかかってしまうということもあります。

動画編集PCの選ぶポイント

  1. CPUはCorei7以上(最低でもCorei5、またはRyzen7 以上)
  2. 8GB以上のメモリ
  3. グラフィックカードを搭載していること

これは最低限のスペックで、動画編集のソフトウェアや動画サイズによってはもたつくこともあるかもしれません。
それだけ動画編集って機能が必要なんですよね。You Tube(ユーチューブ)用の動画編集でもソフトウェアの推奨環境を満たすスペックがあった方がいいです。

とはいえ動画編集のノートパソコンは少しでも安く買いたいものです。
CPU、メモリ、GPU以外で費用を抑えるといいでしょう。

また、人気ブランドのPCは避けて、BTOショップのクリエイターモデルもコスパがいいです。

CPUは基本的な性能で重要なポイント

CPUは動画編集のノートパソコンのスペックを把握するうえで基本的な性能で重要なポイントになります。
インテルならCore i5、Core i7、Core i9が目安です。AMD RyzenならRyzen5、Ryzen7ぐらいで検討するといいです。
CPUの世代やスレッド数などを確認。クロック数(Hz)で処理速度のスピードを把握できます。

メモリは同時編集でパフォーマンスに影響

メモリは同時編集などのマルチタスクでパフォーマンスに影響します。容量は最低限8GB以上必要で、できれば16GB以上あるといいです。

ノートパソコンのメモリ増設は裏のパネルを開けて入れますが、機種によっては狭いため検討時に必要な容量を選択した方がいいでしょう。メモリは多めに積むと動画編集もスムーズになります。

解像度によってはGPU・グラフィックボードで選ぶ


解像度によって必要になるのがグラフィックカード(GPU)です。
動画の場合は映像なのでグラフィック処理が重要になります。NVIDIAのGeForceやAMDのRadeonが人気です。

特に4K動画を編集するような場合にはハイスペックなGPUが必要です。そのため、予算としては20万円ぐらいはかかるでしょう。負荷のかかる動画編集であればGTX 1650ぐらいの性能があるといいです。

表示するための性能を上げるためのパーツなので、ゲームや高解像度な動画編集をするパソコンに搭載されています。ただし、グラボは全てのパソコンに搭載されているわけではないので、高解像度な動画を編集する方はパソコンに搭載されているか確認した方がよいでしょう。

ストレージの容量で選ぶ

動画編集の場合にはストレージを選ぶのは重要なポイントになります。
写真の保存と違い動画ファイルを保存するストレージは容量もたくさん使うので、ノートパソコン内に保存する必要はないかなでしょう。
高速なUSB 3.0やThunderboltに対応している外付けのSSDなら容量も選べますしデータの読み書きも高速です。コストを抑えて容量を優先させるならHDDを選ぶという方法もあります。

画面サイズで選ぶ

画面サイズは動画編集をするなら、14インチ以下だと小さく感じるでしょう。持ち運びで編集をする場合には、軽量なのがメリット。(バッテリーの重量を含めた重さをチェックするようにします。)

一方で適切な広さが必要であれば15.6インチ以上あった方が快適です。クリエイティブなシリーズのパソコンでは16インチぐらいあるハイスペックモデルもあります。
さらに大きめのモニター環境が必要な場合には、HDMIで外部モニターに接続をして複数ディスプレイにするのもおすすめ。

色域で選ぶ

色域が広くAdobe RGBやsRGB、DCI-P3などをそれぞれ100%カバーしているようなモデルでは、映像で色を調整するときに正確に表示できます。
解像度は4Kなどピクセル数が細かいほうが高画質で、表現できる色数も多いです。

動画編集向けノートパソコンのおすすめ8選

ASUS ProArt P16 / H7606WV Ryzen AI 9 HX 370 RTX 4060



ASUSのノートパソコンで有機ELパネル搭載のProArt P16です。16インチサイズでウィンドウが広く使えて、動画編集向きです。

CPUはAMD Ryzen AI 9 HX 370で、AMD Ryzen AI (NPU パフォーマンス 最大 50 TOPS)を搭載。オンボードメモリで32GB LPDDR5X-7500です。

NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPUなので、映像処理をスムーズです。

OS Windows 11 Home 64ビット
CPU AMD Ryzen AI 9 HX 370
メモリ 32GB
ストレージ SSD 1TB
ディスプレイ 16 インチ

特徴:有機ELモニター搭載

有機ELモニターを搭載しているので鮮やかな色合いで、リアリティの高い動画編集をしたい人にぴったり。


Dell XPS 16 ノートパソコン(9640)Ultra 9 185H


Dell ノートパソコンでXPS 16(9640)です。ハイスペックで、本格的に動画を編集する方におすすめです。

CPUはインテル Core Ultra 9 185H (16 コア, 最大 5.1 GHz ターボ)、メモリは32GB, LPDDR5X, 6400MT/s、ストレージは1 TB, M.2, PCIe NVMe, SSDです。

グラフィックはNVIDIA® GeForce RTX 4060を搭載しているモデル。NVIDIA Studioドライバーでビデオを編集してエクスポートが可能です。

スペックは選択してカスタマイズが可能です。

OS Windows 11 Home
CPU インテル Core Ultra 9 プロセッサー 185H (最大 5.10GHz)
メモリ 32GB
ストレージ 1 TB SSD
ディスプレイ 16.3インチ

PowerDirectorが使える環境

PowerDirectorの動作環境を満たす性能があり、プロレベルの動画編集をしたい方にぴったり


マウスコンピューター ノートパソコン DAIV


マウスコンピューターの「mouse DAIV」は、動画編集も楽しめるGeForce RTX™ 4060 Laptop GPU グラフィックスを搭載しています。
16インチなので、一般的な15.6インチと比べて画面サイズが大きく作業も快適。画質はフルHDよりも高精細なWQXGAです。

 
CPUは第13世代のインテル® Core™ i7-13700H プロセッサー(最大5.00GHz)、メモリは32GB (16GB×2 / デュアルチャネル DDR5-4800)、ストレージは1TBのM.2 SSDです。大容量なので動画の保存も余裕がある容量があり、BTOショップのノートPCなのでカスタマイズも可能です。(マルチタスクならメモリを32GBや64GBにするのも快適です。)
 
スピーカーやマイクを内蔵しています。WEBカメラは200万画素です。サイズは353.7×245.3×18.5mmで薄型のデザインも魅力です。重さは約1.60kgです。

スペック

  • 製品名:DAIV Z6-I7G60SR-A
  • 解像度:2,560×1,600 (WQXGA)
  • sRGB比 100%
  • インテル® Wi-Fi 6E対応 + Bluetooth 5
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル® Core™ i7-13700H プロセッサー
メモリ 32GB (16GB×2)
ストレージ 1TB(NVMe対応)
ディスプレイ 16インチ

選ぶポイント:

特徴:Premiere向けにぴったりなモデル

  • 動画編集向けノートパソコンとしてPremiere向けにぴったりなモデル
  • GeForce RTX™ 4060を搭載したクリエイター向けのノートパソコン


初心者向けスペック 14インチ ノートパソコン



マウスコンピューターのクリエイター向けノートパソコンのDAIBで、14インチのモデルです。コンパクトなサイズで持ち運びをしたい方は注目です。

CPUはインテル® Core™ i7-12650H プロセッサーを搭載しています。グラフィックはNVIDIA GeForce RTX™ 3050 Laptop GPUで、メモリが16GB、SSDは500GBです。
どちらかといえばはじめて使う人向けの検討しやすい価格です。なぜ価格が抑えられたか理由はCPUの世代が1つ前のタイプだからです。CPUの最大の速度は最大4.70GHzで、グラボもあり遅い仕様ではないですが、簡単な動画編集ができます。

スペック詳細

OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル Core i7-12650H
(最大4.70GHz/10コア/16スレッド)
メモリ 16GB
ストレージ SSD 500GB
ディスプレイ 14インチ

特徴

  • 500GBの大容量ストレージで16GBのメモリを搭載
  • 動画編集ができるスペックでコスパが優れている


Apple MacBook Pro 16.2インチ



Apple MacBook Proで16.2インチです。パワーのある12コアのApple M2 Proチップ プロセッサを搭載しています。
Liquid Retina XDR ディスプレイで画面が綺麗。トラックパッドが使いやすいのも魅力です。
グラフィックはAppleの統合型グラフィックプロセッサのGPUを搭載しています。インターフェースは使いやすいThunderbolt 4(USB-Cポート)・DisplayPortで接続できます。

用途としてはYoutubeのような簡単な動画編集ならできるスペックです。Macの場合、ソフトはiMovieから書き出すのもいいでしょう。

OS Mac OS
CPU Apple M2チップ
メモリ 16GB ユニファイドメモリ
ストレージ SSD 512GB
ディスプレイ 16.2 インチ

選ぶポイント:

特徴:macOS搭載

  • MacBookでスタイリッシュに動画編集


HP ENVY ノートパソコン



HP(ヒューレット・パッカード)のHP ENVY x360 13-bfです。
13.3インチワイドのディスプレイはモデルにより違いがあり、WQXGAや2.8Kの高精細なモデルも選べます。視野角が広くて見やすいアンチグレア(非光沢)の液晶IPSパネルまたは光沢があるOLED(有機EL)の2種類です。タッチディスプレイに対応しているので、タッチ操作したい方は便利。

CPUはインテルの第12世代 インテル® Core™ i5-1230U プロセッサー (最大 4.40GHz)または Core™ i7-1250U(最大 4.70GHz)を搭載しており動作も快適です。グラフィックスはインテル® Iris® Xです。どちらかといえば簡単な動画編集で使えるスペックです。
メモリは8GB ~ 16GB、ストレージは512GB ~ 1TBで基本的なスペックに優れています。

OS Windows 11 Home
CPU インテル Core™ i5-1230Uプロセッサー / Core™ i7-1250U
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ 512GB ~ 1TB SSD (PCIe Gen4x4 NVMe M.2)
ディスプレイ 13.3インチ

選ぶポイント:

コスパがいいノートパソコン

  • HPのコスパがいいノートパソコン

※リンク先の下のほうにスペックがありますが、それぞれ製品ごとに構成が違うので確認した方がいいです。


GALLERIA DL7C-IG-C6 DaVinci Resolve認定モデル


GALLERIA DL7C-IG-C6 DaVinci Resolve認定モデルで、ハリウッドの制作現場でも使われている機能性の高い動画ソフトを使いたい人にぴったり。

CPUはCore Ultra 7 155Hで、インテル Arc グラフィックスです。※グラフィックボードが搭載されていないモデルなので注意です。

メモリは32GB DDR5 SO-DIMM (PC5-38400/16GBx2)で、ストレージは1TB SSD (M.2 NVMe Gen4)を搭載しています。


GIGABYTE AERO / RTX 4050 クリエイターノートPC



GIGABYTE AERO 14はクリエイターノートPCです。14インチで解像度がQHD+ 2880x1800の有機ELパネルを搭載しています。

ハイダイナミックレンジのHDR規格に準拠しており、DCI-P3の色域(sRGBよりも25%多くの色)を100%カバー。X-Rite Pantone 社キャリブレーションされていて、色精度が高いディスプレイです。色鮮やかに表示をしたいひとにぴったり。

CPUは第13世代のインテル Core i7-13700Hプロセッサー(最大周波数 5.00 GHz)、メモリが16GB(LPDDR5)、ストレージは1TB SSDです。
グラフィックボードはNVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop GPU 6GB GDDR6を搭載しています。

スペック

  • 製品型番:‎AERO 14 OLED BMF-72JPBB4SP
  • 日本語配列 キーボード

選ぶポイント:

動画編集で持ち運びにおすすめ

  • 14インチの小型サイズなので、動画編集で持ち運びしやすい

おわりに

動画編集をする方は、はじめて使う人向けの軽い動画でも、基本的にPCへの負荷が高くなるためある程度のスペックは必要になります。
おそらく動画制作のベテランの方ほど、スペックが低いと、動画の再生や編集でもたついてどうにもならない感じがご理解いただけるかでしょう。また、動画素材をパソコンのストレージ内に保存するのであれば容量が多い方がいいです。

動画編集作業の長さや解像度によっても違うので必要なスペックは人によってことなります。そのため、現在利用しているPCの情報を把握して、さらにどれだけの性能が必要か検討してみてください。

検討する予算も重要ですが、作業時間を考えるとある程度のスペックは必要になります。コスパポイントであれば、BTOパソコンは比較的安く買えるのでおすすめです。

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オススメPCドットコム編集部

PC歴20年のTechGeekのライターが機能をデータシートまで調べて、用途ごとに製品をご紹介。買うときに知っておきたい情報をまとめています。

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