クリエイティブ動画編集

動画編集向けノートパソコンのおすすめ8選 | 制作で人気 2025年版

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クリエーター向けの動画編集用ノートパソコンのご紹介です。

動画編集のノートパソコンでWindowsやMacをそれぞれご紹介しています。
動画の制作や編集は、PCへの負荷が高くスペックも必要。GPUを搭載している高性能なモデルでは、メモリやストレージの容量にもゆとりがあります。

持ち運びのできる小さめの13インチから作業性のいい17インチ搭載ディスプレイのモデルまでいろいろ。

クリエイティブワーク向けパソコンを探している方はぜひ、参考にしてみてください。

動画編集向けノートパソコン早見表

デザイン製品名詳細価格調査日CPU特徴インチ
HP OmniBook Ultra詳細へ169,800円2025/08/01 02:30Ryzen AI 9 365AI PC14
GIGABYTE AERO X16 1VH93JP864AH詳細へ250,000円2025/08/17 13:39AMD Ryzen AI 7 350Pantone色校正16
ASUS ProArt P16詳細へ329,800円2025/08/01 02:31Ryzen AI 9 HX 370有機ELパネル16
ASUS ROG Strix G18詳細へ399,800円2025/08/01 02:30Core Ultra 9 275HXハイスペックなゲーミングPC18
Dell XPS 16詳細へ255,968円2025/08/01 02:31Core Ultra 9 185H2Kで500 nitのIPSディスプレイ16.3
mouse DAIV Z6詳細へ279,800円2025/08/01 02:31Core i7-13700HNVIDIA Studio 認定16
  • 価格や製品名でソートできます。
  • 比較表は横方向にスクロールできます。
  • スペックと価格は調査日の段階です。変わる可能性があるため、詳細にてご確認ください。

動画編集向けノートパソコンのおすすめ8選

HP OmniBook Ultra


製品名HP OmniBook Ultra
インチ数14
CPU AMD Ryzen™ AI 9 365(10コア/20スレッド、最大 5 GHz)
メモリ 16GB(LPDDR5x)
ストレージ 1TB SSD(PCIe M.2)
ディスプレイ 14.0インチ IPSタッチディスプレイ / 2.2K(2240×1400)
グラフィックス AMD Radeon™ 880M
バッテリー 最大21時間

特徴

  • AMD Ryzen™ AI 9 365プロセッサー搭載。AIタスクをNPU(最大50 TOPS)で処理し、画像生成やノイズ除去などのAIワークフローもスムーズに実行
  • 16GB LPDDR5xメモリ&1TB PCIe M.2 SSDで、大容量RAWデータや4K動画編集も快適
  • 14インチ 2.2K(2240×1400)IPSパネルを採用。sRGB 100%カバー&300 nit高輝度で色の再現性が高く、映像編集や写真現像にも最適
  • Wi-Fi 7 & Bluetooth 5.4対応で、次世代無線通信環境に対応。クラウド素材の高速DLや複数デバイス連携もスムーズ
  • 最大約21時間駆動の長時間バッテリーと、約1.57kgの軽量設計で、屋外での作業にも適応

おすすめしたい方

  • AI生成画像やAIアシスト編集など、NPUによる表現活動を取り入れたいクリエイター
  • sRGB 100%対応・高精細2.2Kディスプレイで色味の管理や細部の仕上げを行いたい方
  • Wi-Fi 7の高速ネットワーク環境で動画データをやり取りしたい方


ASUS RTX 5070 Ti Core Ultra 9 275HX

製品名ASUS ROG Strix G18
インチ数18
CPU インテル Core Ultra 9 275HX(24コア/最大5.4GHz)
メモリ 32GB(DDR5-5600、SODIMM×2)
ストレージ 1TB SSD(PCIe 4.0 x4、NVMe/M.2)
ディスプレイ WQXGA 非光沢(2560×1600ドット、240Hz、Nebula Display)
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU(最大140W)
バッテリー 約5.7時間(動画再生時)/約11.0時間(アイドル時)

特徴

  • インテル Core Ultra 9 275HX(24コア、最大5.4GHz)搭載しているゲーミングノートPC
  • NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU(最大140W対応、Advanced Optimusサポート)によるDLSSやフレーム生成などAIアクセラレーション機能で次世代グラフィック
  • 18.0インチ WQXGA液晶(2560×1600ドット、240Hz、Nebula Display)採用。170°広視野角&デュアルACRレイヤーで映像制作用途にも対応
  • 32GB DDR5-5600メモリ&1TB PCIe Gen4 NVMe SSD構成で、RAWデータや4K動画編集も高速レスポンス
  • 冷却機構はベイパーチャンバー+Tri-Fanテクノロジー+液体金属グリスの組み合わせ。長時間の高負荷運用にもパフォーマンスを維持しやすい
  • Thunderbolt 5×2、USB3.2 Gen2×3、HDMI、2.5Gbps有線LANポートなど拡張性も充実

おすすめしたい人

  • 18インチの大画面でタイムライン編集を快適に使いたい人
  • 32GBメモリと1TB SSDで大きい動画ファイルを扱いたい人
  • Thunderbolt 5 (Type-C/Power Delivery対応)で外部モニターに接続したい方


ASUS ProArt P16 / H7606WV Ryzen AI 9 HX 370 RTX 4060


製品名ASUS ProArt P16
インチ数16
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU AMD Ryzen AI 9 HX 370
メモリ 32GB
ストレージ SSD 1TB

ASUSのノートパソコンで有機ELパネル搭載のProArt P16です。16インチサイズでウィンドウが広く使えて、動画編集向きです。

CPUはAMD Ryzen AI 9 HX 370で、AMD Ryzen AI (NPU パフォーマンス 最大 50 TOPS)を搭載。オンボードメモリで32GB LPDDR5X-7500です。

NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPUのため、映像処理をスムーズです。

特徴:有機ELモニター搭載

有機ELモニターを搭載しているので鮮やかな色合いで、リアリティの高い動画編集をしたい人にぴったり。


GIGABYTE AERO / RTX 5060 / 16インチ

製品名GIGABYTE AERO X16 1VH93JP864AH
インチ数16
モデル GIGABYTE AERO X16 1VH93JP864AH
OS Windows 11 Home 64bit(Copilot+ PC準拠)
CPU AMD Ryzen™ AI 7 350
GPU NVIDIA® GeForce RTX™ 5060 Laptop GPU 8GB
メモリ 32GB DDR5-5600(16GB×2)※最大64GB
ストレージ 1TB NVMe SSD(PCIe 4.0×4)
追加ストレージ M.2(PCIe 4.0×2)スロット空きあり
ディスプレイ 16.0インチ WUXGA 1920×1200 / 16:10 / Pantone色校正 / 4辺スリムベゼル・画面占有率92%
ネットワーク Wi-Fi、Bluetooth 5.2、ギガビットLAN
サイズ・重量 約W355 × D250.7 × H16.7mm / 約1.9kg

特徴

  • 処理:Ryzen™ AI 7 350のNPU支援と高いパフォーマンスで、Premiere ProやDaVinci Resolveのレンダリング・エンコードを効率化。バックグラウンドでのプロキシ生成やスタビライズもテンポよく進む
  • グラフィックス:RTX™ 5060を搭載していてCUDA/OptiXにより、カラーグレーディングやノイズリダクション、After Effectsのマルチフレーム処理までスムーズ
  • メモリ・ストレージ:32GB DDR5と1TB NVMe(PCIe 4.0×4)。キャッシュ、プロジェクト、LUT、音素材をまとめても高速アクセス。M.2増設で大容量ワークにも拡張しやすい
  • ディスプレイ:16:10のWUXGAはタイムラインの視認性が高く、Pantone色校正でsRGBベースの色合わせがしやすい。プレビューとスコープを上下配置しても見渡せる
  • 冷却・静音性:冷却ファン×2で熱を効率排出。長めのエンコードでもクロックが安定しやすい
  • I/O・通信:Wi-FiとギガビットLANでクラウド素材のダウンロードや納品データのアップロードしやすい

おすすめしたい人

  • Premiere Pro / DaVinci Resolveで4K素材を扱うエディターやモーショングラフィックス制作者
  • 16:10画面でタイムラインとスコープを同時表示し、LUT適用やカラーグレーディングをしたい人
  • 1TB NVMeと増設スロットを活用し、大容量プロジェクトを頻繁に扱う人
  • CUDA/OptiX前提のレンダリング・エンコードワークフローを使う編集者


Dell XPS 16 ノートパソコン(9640)Ultra 9 185H

Dell ノートパソコンでXPS 16(9640)です。ハイスペックで、本格的に動画を編集する方におすすめ。

CPUはインテル Core Ultra 9 185H (16 コア, 最大 5.1 GHz ターボ)、メモリは32GB, LPDDR5X, 6400MT/s、ストレージは1 TB, M.2, PCIe NVMe, SSDです。

グラフィックはNVIDIA® GeForce RTX 4060を搭載しているモデル。NVIDIA Studioドライバーでビデオを編集してエクスポートが可能です。

スペックは選択してカスタマイズが可能です。

OS Windows 11 Home
CPU インテル Core Ultra 9 プロセッサー 185H (最大 5.10GHz)
メモリ 32GB
ストレージ 1 TB SSD
ディスプレイ 16.3インチ

PowerDirectorが使える環境

PowerDirectorの動作環境を満たす性能があり、プロレベルの動画編集をしたい方にぴったり


mouse DAIVノートパソコン RTX 4060

「mouse DAIV」は、動画編集も楽しめるGeForce RTX™ 4060 Laptop GPU グラフィックスを搭載しています。
16インチのため、15.6インチと比べて画面サイズが大きく作業も快適。画質はフルHDよりも高精細なWQXGAです。

 
CPUは第13世代のインテル® Core™ i7-13700H プロセッサー(最大5.00GHz)、メモリは32GB (16GB×2 / デュアルチャネル DDR5)、ストレージは1TBのM.2 SSDです。大容量のため動画の保存も余裕がある容量があり、BTOショップのノートPCのためカスタマイズも可能です。(マルチタスクならメモリを32GBや64GBにするのも快適です。)
 
スピーカーやマイクを内蔵しています。WEBカメラは200万画素です。サイズは353.7×245.3×18.5mmで薄型のデザインも魅力です。重さは約1.60kgです。

スペック

  • 製品名:DAIV Z6-I7G60SR-A
  • 解像度:2,560×1,600 (WQXGA)
  • sRGB比 100%
  • インテル® Wi-Fi 6E対応 + Bluetooth 5
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル® Core™ i7-13700H プロセッサー
メモリ 32GB (16GB×2)
ストレージ 1TB(NVMe対応)
ディスプレイ 16インチ

選ぶポイント:

特徴:Premiere向けにぴったりなモデル

  • 動画編集向けノートパソコンとしてPremiere向けにぴったりなモデル
  • GeForce RTX™ 4060を搭載したクリエイター向けのノートパソコン


Apple MacBook Pro 16.2インチ

Apple MacBook Proで16.2インチです。パワーのある12コアのApple M2 Proチップ プロセッサを搭載しています。
Liquid Retina XDR ディスプレイで画面が綺麗。トラックパッドが使いやすいのも魅力です。
グラフィックはAppleの統合型グラフィックプロセッサのGPUを搭載しています。インターフェースは使いやすいThunderbolt 4(USB-Cポート)・DisplayPortで接続できます。

用途としてはYoutubeのような動画編集ならできるスペックです。Macの場合、ソフトはiMovieから書き出すのもいいでしょう。

OS Mac OS
CPU Apple M2チップ
メモリ 16GB ユニファイドメモリ
ストレージ SSD 512GB
ディスプレイ 16.2 インチ

選ぶポイント:

特徴:macOS搭載

  • MacBookでスタイリッシュに動画編集


ガレリア クリエイターノートPC GALLERIA WQHD

特徴

  • インテル Core i7-13620HとGeForce RTX 4060搭載で、Adobe Premiere ProやBlenderなどGPU活用系ソフトのレンダリングも高速化
  • DDR5メモリ16GB(8GB×2)、M.2 NVMe Gen4 1TB SSD構成で、4K動画に対応できる処理能力
  • 15.6インチ WQHD非光沢液晶(2560×1440ドット、165Hz)を採用。滑らかな表示や、写真・映像の細部確認が可能
  • Wi-Fi 6E(AX211NGW)&1.0Gb Ethernet対応で、最大2.4Gbpsの高速無線通信や有線LAN環境にも即対応
  • RL7C-R46-C5Nには、USB各種・HDMI・LANポートで外部モニターにも接続対応

おすすめしたい人

  • ハリウッドの制作現場でも使われているDaVinci Resolveのような動画ソフトを使いたい人にぴったり
  • 2560×1440の高精細ディスプレイで色味や細部の確認を重視したい人
  • Wi-Fi 6E対応や1TB SSD搭載で、映像系ワークフローで大量の動画を保存したい方

動画編集向けノートパソコンを選ぶポイント

動画編集向けパソコンのスペック

動画編集をするのにぴったりなノートパソコンはスペックが高め。スペックがないと編集をしようとしても重くて固まってしまったりするからです。
もしくは、編集作業がもたついて時間がかかることもあります。

動画編集PCの選ぶポイント

  1. CPUはCorei7以上(Corei5、またはRyzen7 以上)
  2. 8GB以上のメモリ
  3. グラフィックカードを搭載していること

ただし、動画編集のソフトウェアや動画サイズによってはもたつくこともあるでしょう。
それだけ動画編集って機能が必要なんですよね。You Tube(ユーチューブ)用の動画編集でもソフトウェアの推奨環境を満たすスペックがあった方がよいです。

とはいえ動画編集のノートパソコンは少しでも安く買いたいものです。
CPU、メモリ、GPU以外で予算を抑えるといいでしょう。

また、人気ブランドのPCだけでなく、BTOショップのクリエイターモデルもコスパがよいです。

CPUは基本的な性能

CPUは動画編集のノートパソコンのスペックを把握するうえで基本的な性能で重要なポイント。
インテルならCore i5、Core i7、Core i9が目安です。AMD RyzenならRyzen5、Ryzen7ぐらいで検討するとよいです。
CPUの世代やスレッド数などを確認。クロック数(Hz)で処理速度のスピードを把握できます。

メモリは同時編集でパフォーマンスが違う

メモリは同時編集などのマルチタスクでパフォーマンスに影響します。容量は8GB以上必要で、できれば16GB以上あるとよいです。

ノートパソコンのメモリ増設は裏のパネルを開けて入れますが、機種によっては狭いため検討時に必要な容量を選択した方がいいでしょう。メモリは多めに積むと動画編集もスムーズ。

解像度によってはGPU・グラフィックボードで選ぶ

解像度によって必要になるのがグラフィックカード(GPU)です。
動画の場合は映像のためグラフィック処理が重要。NVIDIAのGeForceやAMDのRadeonが人気です。

特に4K動画を編集するような場合にはハイスペックなGPUが必要です。そのため、予算としては20万円ぐらいはかかるでしょう。負荷のかかる動画編集であればGTX 1650ぐらいの性能があるとよいです。

表示するための性能を上げるためのパーツのため、ゲームや高解像度な動画編集をするパソコンに搭載されています。ただし、グラボは全てのパソコンに搭載されているわけではないので、高解像度な動画を編集する方はパソコンに搭載されているか確認した方がよいでしょう。

ストレージの容量で選ぶ

動画編集で長い尺を扱う場合にはストレージ選びは重要なポイント。
写真の保存と違い動画ファイルを保存するストレージは容量もたくさん使うので、ノートパソコン内に全て保存する必要はないでしょう。

ストレージは後付けでも、編集するタイムコードにもよりますが1TB~2TBは必要です。高速なUSB 3.0やThunderboltに対応している外付けのSSDなら容量も選べますしデータの読み書きも高速です。コストを抑えて容量を優先させるならHDDを選ぶという方法もあります。

画面サイズで選ぶ

画面サイズは動画編集をするなら、14インチ以下だと小さく感じるでしょう。持ち運びで編集をする場合には、軽量なのがメリット。(バッテリーの重さを含めた重さをチェックするようにします。)

一方で適切な広さが必要であれば15.6インチ以上あった方が快適です。クリエイティブなシリーズのパソコンでは16インチぐらいあるハイスペックモデルもあります。デメリットは大きいほど本体重量は重くなります。

さらに大きめのモニター環境が必要な場合には、HDMIで外部モニターに接続をして複数ディスプレイにするのもおすすめ。

色域で選ぶ

色域が広くAdobe RGBやsRGB、DCI-P3などをそれぞれ100%カバーしているようなモデルでは、映像で色を調整するときに正確に表示できます。
解像度は4Kなどピクセル数が細かいほうが高画質で、表現できる色数も多いです。

また、ディスプレイがX-Riteでキャリブレーションできる製品は、色精度が高く正確な色合いで表示できます。

外付けモニターで接続するなら、高解像度・広色域・HDR(ハイダイナミックレンジ)対応ディスプレイは動画編集にぴったり。特にOLEDは色鮮やかです。

まとめ

動画編集をする方は、はじめて使う人向けの軽い動画でも、基本的にPCへの負荷が高くなるためあるスペックが必要。
おそらく動画制作のベテランの方ほど、スペックが低いと、動画の再生や編集でもたついてどうにもならないです。また、動画素材をパソコンのストレージ内に保存するのであれば容量が多い方がよいです。

動画編集作業の長さや解像度によっても違うので必要なスペックは人によってこと。そのため、現在利用しているPCの情報を把握して、さらにどれだけの性能が必要か検討してみてください。

検討する予算も重要ですが、コスパ重視であれば、BTOパソコンは比較的安く買えるのでおすすめ。

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