クリエイティブ動画編集

動画編集向けノートパソコンのおすすめ9選 | 制作で人気 2025年版

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クリエーター向けの動画編集用ノートパソコンのご紹介です。

動画編集のノートパソコンでWindowsやMacをそれぞれご紹介しています。
動画の制作や編集は、PCへの負荷が高くスペックも必要。GPUを搭載している高性能なモデルでは、メモリやストレージの容量にもゆとりがあります。

持ち運びのできる小さめの13インチから作業性のいい17インチ搭載ディスプレイのモデルまでいろいろ。

クリエイティブワーク向けパソコンを探している方はぜひ、参考にしてみてください。

動画編集向けノートパソコン比較表

デザイン製品名詳細価格チェックCPU特徴サイズ
HP OmniBook Ultra Flip 14(スプリームモデル)詳細へ269,800円2025/11/02 02:04Core Ultra 9 プロセッサー 288VCopilot+ PC14
GIGABYTE AERO X16 1VH93JP864AH詳細へ250,000円2025/11/02 01:53AMD Ryzen AI 7 350Pantone色校正16
ASUS ROG Strix G18詳細へ399,800円2025/11/01 16:27Core Ultra 9 275HXハイスペックなゲーミングPC18
ASUS ProArt P16 H7606WM-AI9321R5060W詳細へ329,800円2025/11/01 16:30AMD Ryzen AI 9 HX 370OLED、Copilotキー搭載、6スピーカー16.0
ガレリア クリエイターノートPC GALLERIA RL7C-R56-C5N詳細へ215,580円2025/11/01 16:31Intel Core i7-14650HX リフレッシュレートが165Hzに対応15.6
Dell XPS 16詳細へ-2025/11/02 00:36Core Ultra 9 185H2Kで500 nitのIPSディスプレイ16.3
MacBook Pro 14(M5)詳細へ236,360円2025/11/02 02:07M5XDRディスプレイ14
DAIV N6-I7G7TBK-C詳細へ379,800円2025/11/02 02:02Core™ Ultra 7 プロセッサー 255HXNVIDIA Studio 認定PC16インチ
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  • 比較表は横方向にスクロールできます。
  • スペックと価格はチェックをした日の時点です。変わる可能性があるため、詳細にてご確認ください。

動画編集向けノートパソコンのおすすめ8選

mouse DAIV RTX5070 Ti【DAIV (NVIDIA Studio PC)】


製品名DAIV N6-I7G7TBK-C
モデル マウスコンピューター DAIV(NVIDIA Studio 認定PC)
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU Intel Core Ultra 7 255HX(20コア 最大5.20GHz)
GPU NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU
VRAM GDDR7 12GB(CUDAコア5888/AI TOPS 992)
メモリ 32GB DDR5-5600(16GB×2)※最大64GB
ストレージ 1TB M.2 NVMe SSD(Gen4×4)
ディスプレイ 16型 WQXGA 2560×1600/ノングレア/180Hz/sRGB比100%
ネットワーク 無線 Wi-Fi 7(最大5.7 Gbps)+ Bluetooth 5、有線LAN 2.5GbE(RJ-45)
端子 Thunderbolt 4×2(映像出力/USB PD入出力対応)、HDMI×1(最大4K60)、USB 3.1 Type-A×2など
バッテリー 動画再生約5.5時間(JEITA v3.0)
サイズ 356×271×19.9mm

特徴

  • RTX 5070 Ti Laptop GPUのGDDR7 12GBとCUDA 5888で4K編集や重めの映像効果をGPUアクセラレーション
  • Core Ultra 7 255HXは20コア/20スレッドかつNPU内蔵でノイズ除去や字幕生成などのAI処理を分散
  • メモリ32GB標準(最大64GB)。Premiere Proでソフトを同時に起動してもタイムライン操作がスムーズ
  • 1TB NVMe Gen4×4を搭載。Gen5 SSDの選択やGen4 SSDの追加にも対応し、プロジェクトとキャッシュを内蔵で管理
  • 16型WQXGA 2560×1600・sRGB比100%・180Hz。ノングレアで色合わせとプレビューの視認性が高い
  • Thunderbolt 4×2/HDMI/2.5GbE/Wi-Fi 7。データ転送が高速
  • 2.5mmベイパーチャンバーと89枚ブレードファンで負荷が続く編集でもパフォーマンスの落ち込みを抑える

おすすめしたい人

  • Premiere ProやAfter Effects、DaVinci Resolveで編集やカラーグレーディングを進めるクリエイター
  • 長尺のレンダリングや複数ソフトを同時に起動して切り替えるマルチタスクが多い人
  • 外付SSDやNASをThunderbolt 4/2.5GbEで接続し、大きな素材を高速に扱いたい編集者
  • AI生成やアップスケーリング、音声の自動テキスト化などNPUとGPUを使いたい人

HP OmniBook Ultra


製品名HP OmniBook Ultra Flip 14(スプリームモデル)
製品名 HP OmniBook Ultra Flip 14-fh スプリームモデル
OS Windows 11 Home
CPU/プロセッサ Intel Core Ultra 9 288V
NPU Intel AI Boost 最大48 TOPS
メモリ/ストレージ 32GB / 2TB SSD
ディスプレイ 14.0インチ 2.8K OLED 2880×1800 タッチ対応
グラフィックス Intel Arc 140V

特徴

  • Core Ultra 9 288VとIntel Arc 140Vの組み合わせで、タイムラインのトランジションやカラーグレーディングをスムーズに処理
  • 32GBメモリと2TB SSDで、ProResやH.265素材の同時編集やプロジェクトの高速読み書きに強い
  • 2.8K OLEDはDCI-P3系の映像確認に向き、VRR対応でプレビューのフレームドロップを抑える
  • Intel AI Boost 48 TOPSにより、ノイズ除去や背景除去などAIエフェクトのプリビューを短時間で実行
  • Poly StudioクアッドスピーカーでBGMとナレーションのバランス確認がしやすい
  • アクティブペン同梱で、ストーリーボードの描写やモーショングラフィックスのラフ作成が直感的
  • 約1.34kgの2-in-1ボディで、ロケ先でプレイバックとカット確認で使いやすい
  • CopilotキーからAIが使えて、ショットリスト作成や要約メモの生成を短時間で完了

おすすめしたい人

  • ノートパソコン一台で動画編集と色確認をまとめたい編集者
  • マルチトラックのカット編集を快適に進めたい人
  • 軽量な2-in-1を携行しつつ長時間の作業をこなす方
  • AIエフェクトや音声処理の時短を狙うクリエイター

※スペックの種類が多いのでご確認ください。


Apple MacBook Pro / M4 Pro

製品名MacBook Pro 14(M5)
モデル Apple 14インチ MacBook Pro MDE04J/A スペースブラック
CPU/プロセッサ Apple M5 10コアCPU
GPU/グラフィックス Apple M5 10コアGPU
メモリ/ストレージ ユニファイドメモリ 16GB / SSD 512GB
ディスプレイ 14.2インチ Liquid Retina XDR 1,600ニトピーク 1,000ニト持続 1,000,000:1コントラスト比
端子/インターフェース Thunderbolt 4 ×3 / HDMI / SDXC / MagSafe 3 / ヘッドフォンジャック
外部ディスプレイ 最大2台に対応
バッテリー 最大24時間
OS/ソフト macOS / Microsoft 365・Adobe Creative Cloudに対応

特徴

  • 10コアCPUと10コアGPUでカット編集やエフェクト適用をスムーズに進められる
  • ユニファイドメモリ16GBでタイムライン再生中のプレビュー落ちを抑える
  • Liquid Retina XDRの1,600ニトピーク輝度でHDR映像のハイライト確認がしやすい
  • Thunderbolt 4を3ポート搭載し外付けSSDからの編集や高速データ移動に向く
  • HDMI出力でリファレンス用モニターに接続して色確認のワークフローを組みやすい
  • Adobe Creative CloudがmacOS上で軽快に動作し編集から書き出しまで一気通貫で進められる
  • Neural Acceleratorを各コアに備えた設計でAIアシスト系の処理が高速

おすすめしたい人

  • Premiere Pro中心で4K編集を日常運用するクリエイター
  • HDRグレーディングの確認を14.2インチで行いたい人
  • モバイル環境で長時間作業を継続するマックユーザー


ASUS ProArt P16 H7606WM AMD Ryzen AI 9 HX 370 RTX 5060


製品名ASUS ProArt P16 H7606WM-AI9321R5060W
CPU AMD Ryzen AI 9 HX 370(12コア/24スレッド)
GPU NVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPU(最大105W)
メモリ 32GB LPDDR5X-7500
ストレージ 1TB PCIe4.0 x 4 NVMe M.2
ディスプレイ 16.0型 有機EL タッチパネル グレア
解像度 2880×1800 120Hz(3K)
サイズ 354.9×246.9×14.9–17.3mm 約1.85kg
バッテリー 約11.3時間(動画再生) 約21.1時間(アイドル時)
通信 Wi-Fi 7 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be Bluetooth5.4

特徴

  • 動画編集向けの処理パフォーマンスを重視する構成で、CPUが12コア24スレッドとRTX5060がエンコードやプレビューを高速化
  • 有機EL3K2880×1800120Hzでカラーグレーディング時の表示が滑らか。DCI-P3 100%とDeltaE<1の高色精度により微妙なトーンを識別しやすい
  • NPU最大50TOPSで音声認識や自動文字起こしなどAIワークフローを効率化CopilotキーでWindows11のAI機能へ即アクセス
  • USB4とType-CのPD給電HDMIにて外部モニターとの接続が可能
  • 約1.85kgの筐体でスタジオ外でも編集作業がしやすいバッテリーは動画再生約11.3時間
  • 6スピーカー+トリプルマイクでナレーション収録やレビュー確認がやりやすい

おすすめしたい人

  • PremiereProやDaVinciResolveで編集やマルチカムを多用するクリエイター
  • AI対応のCPU搭載モデルを使いたい人
  • 有機ELモニターを搭載しているので鮮やかな色合いで、リアルな動画編集をしたい人に最適


Lenovo(レノボ)ThinkPad ワークステーション 16インチ

モデル Lenovo ThinkPad P16v Gen 2 (16型 Intel)
CPU/プロセッサ Intel Core Ultra 7 155H Eコア最大3.80GHz Pコア最大4.80GHz vPro NPU内蔵
GPU/グラフィックス NVIDIA RTX 500 Ada 世代 Laptop GPU 4GB GDDR6
メモリ/ストレージ 16GB DDR5-5600 SODIMM / 512GB SSD M.2 2280 PCIe NVMe Gen4 OPAL対応
ディスプレイ 16.0インチ WUXGA 1920×1200 IPS 非光沢 60Hz 300nit 45%NTSC
バッテリー 90Wh リチウムイオン

特徴

  • Core Ultra 7 155HとNVIDIA RTX 500 Adaでエフェクト適用を処理する
  • 16GB DDR5-5600とNVMe Gen4 512GBで4K素材の読み込みやタイムライン移動がスムーズに進む
  • WUXGA 1920×1200の16:10画面でタイムラインとプレビューを同時に表示しやすい
  • Thunderbolt 4で外付けSSDやドッキングに接続し8K出力やデータ転送を一括で行える
  • 90Whの大容量バッテリーと170W電源で長尺レンダリングにも対応しやすい
  • 500万画素+IRカメラでレビュー用のオンライン打合せを高精細な映像で進められる
  • Wi-Fi 6Eと有線LANでプロキシ生成やクラウド転送の待ち時間を抑えやすい

おすすめしたい人

  • 外付SSDやThunderboltドックで編集環境を拡張したいクリエイター
  • GPU搭載モデルで動画編集をしたい人
  • 16:10の作業領域でプラグインパネルとプレビューを同時に見たい人


ガレリア クリエイターノートPC GALLERIA WQHD / RTX5060

製品名ガレリア クリエイターノートPC GALLERIA RL7C-R56-C5N
製品名 GALLERIA クリエイターノート RL7C-R56-C5N
OS Windows 11 Home
CPU・プロセッサ Intel Core i7-14650HX 16コア/24スレッド 最大5.2GHz
GPU・グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPU 8GB
メモリ 16GB
ストレージ SSD 1TB
ディスプレイ 15.6インチ ノングレア 2560×1440 165Hz
サイズ 約362mm × 244mm × 34mm
バッテリー JEITA3.0 動画再生時3.4時間 アイドル時5.3時間

特徴

  • 動画編集向けの高性能構成 CPUの16コアとRTX 5060で映像処理やレンダリングの速度を確保
  • 2560×1440表示でタイムラインの視認性が高くプレビューやスクラブが滑らか 15.6インチの画面でクリップとツールを同時表示しやすい
  • SSD 1TBでプロジェクトやキャッシュをまとめて保存。起動や読込や書込が速い
  • USB-C×2とHDMI 2.1で外部4Kディスプレイへ接続しやすい 編集とプレビューを分けた2画面構成に対応
  • バッテリーは動画再生時3.4時間 編集は電源接続で長時間作業の安定を優先

おすすめしたい人

  • 動きの速い動画を表示できるノートパソコンで編集したい人
  • ローカル保存を重く使うためSSD 1TBを必要とする人


ASUS RTX 5070 Ti Core Ultra 9 275HX

製品名ASUS ROG Strix G18
CPU インテル Core Ultra 9 275HX(24コア/最大5.4GHz)
メモリ 32GB(DDR5-5600 ×2)
ストレージ 1TB SSD(PCIe 4.0 x4、NVMe/M.2)
ディスプレイ WQXGA 非光沢(2560×1600ドット、240Hz、Nebula Display)
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU(最大140W)
バッテリー 約5.7時間(動画再生時)/約11.0時間(アイドル時)

特徴

  • インテル Core Ultra 9 275HX(24コア、最大5.4GHz)搭載しているゲーミングノートPC
  • NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU(最大140W対応、Advanced Optimusサポート)によるDLSSやフレーム生成などAIアクセラレーション機能で次世代グラフィック
  • 18.0インチ WQXGA液晶(2560×1600ドット、240Hz、Nebula Display)採用。170°広視野角で映像制作用途にも対応
  • 32GB DDR5-5600メモリ&1TB PCIe Gen4 NVMe SSD構成で、RAWデータや4K動画編集も高速な動作を実現します。
  • 冷却機構はベイパーチャンバー+Tri-Fanテクノロジー+液体金属グリスの組み合わせ。長時間の高負荷運用にもパフォーマンスを維持しやすい
  • Thunderbolt 5×2、USB3.2 Gen2×3、HDMI、2.5Gbps有線LANポートなど拡張性も充実

おすすめしたい人

  • 18インチの大画面でタイムライン編集を快適に使いたい人
  • 32GBメモリと1TB SSDで大きい動画ファイルを扱いたい人
  • Thunderbolt 5 (Type-C/PD対応)で外部モニターに接続したい方


GIGABYTE AERO / RTX 5060 / WUXGA / 1TB

製品名GIGABYTE AERO X16 1VH93JP864AH
モデル GIGABYTE AERO X16
OS Windows 11 Home 64bit(Copilot+ PC準拠)
CPU AMD Ryzen™ AI 7 350
GPU NVIDIA® GeForce RTX™ 5060 Laptop GPU 8GB
メモリ 32GB DDR5-5600(16GB×2)※最大64GB
ストレージ 1TB NVMe SSD(PCIe 4.0×4)
ディスプレイ 16.0インチ WUXGA 1920×1200 / 16:10 / Pantone色校正 / 4辺スリムベゼル・画面占有率92%
サイズ 幅 約355 × 奥行き250.7 × 高さ16.7 mm / 約1.9kg

特徴

  • 処理:Ryzen™ AI 7 350のNPU支援と高いパフォーマンスで、Premiere ProやDaVinci Resolveのレンダリング・エンコードを効率化。状況でのプロキシ生成やスタビライズもテンポよく進む
  • グラフィックス:RTX™ 5060を搭載していてCUDAにより、カラーグレーディングやノイズリダクション、After Effectsのマルチフレーム処理までスムーズ
  • メモリ・ストレージ:32GB DDR5と1TB NVMe(PCIe 4.0×4)。キャッシュ、プロジェクト、LUT、音素材をまとめても高速アクセス。M.2増設で大容量ワークにも拡張しやすい
  • ディスプレイ:16:10のWUXGAはタイムラインの視認性が高く、Pantone色校正でsRGBで色合わせがしやすい。プレビューとスコープを上下配置しても見渡せる
  • 静音性:冷却ファン×2で熱を排出。長めのエンコードでもクロックが安定しやすい
  • I/O・通信:Wi-FiとギガビットLANでクラウド素材のダウンロードや納品データのアップロードしやすい

おすすめしたい人

  • Premiere Pro / DaVinci Resolveで4K素材を扱うエディターやモーショングラフィックスをする方
  • 16:10画面でタイムラインとスコープを同時表示し、LUT適用やカラーグレーディングをしたい人
  • 1TB NVMeと増設を活用し、大容量プロジェクトを頻繁に扱う人
  • CUDA前提のレンダリング・エンコードワークフローを使う編集者


Dell XPS 16 ノートパソコン(9640)Ultra 9 185H

Dell ノートパソコンでXPS 16(9640)です。ハイスペックで、本格的に動画を編集する方におすすめ。

CPUはインテル Core Ultra 9 185H (16 コア, 最大 5.1 GHz ターボ)、メモリは32GB, LPDDR5X, ストレージは1 TB, M.2, PCIe NVMe, SSDです。

グラフィックはNVIDIA® GeForce RTX 4060を搭載しているモデル。NVIDIA Studioドライバーでビデオを編集してエクスポートが可能です。

スペックは選択してカスタマイズが可能です。

OS Windows 11 Home
CPU インテル Core Ultra 9 プロセッサー 185H (最大 5.10 GHz)
メモリ 32GB
ストレージ 1 TB SSD
ディスプレイ 16.3インチ

PowerDirector向け環境

PowerDirectorの動作環境を満たす性能があり、プロレベルの動画編集をしたい方に最適

動画編集向けノートパソコンを選ぶポイント

動画編集向けパソコンのスペック

動画編集をするのに最適なノートパソコンはスペックが高め。スペックがないと編集をしようとしても重くて処理が滞ったりするからです。
もしくは、編集作業がもたついて時間がかかることもあります。

動画編集PCの選ぶポイント

  1. CPUはCorei7以上(Corei5、またはRyzen7 以上)
  2. 8GB以上のメモリ
  3. グラフィックカードを搭載していること

ただし、動画編集のソフトウェアや動画サイズによってはもたつくこともあるでしょう。
それだけ動画編集機能が必要になります。YouTube(ユーチューブ)用の動画編集でもソフトウェアの推奨環境を満たすスペックがあった方がよいです。

やはり動画編集のノートパソコンは少しでも安く買いたいものです。
CPU、メモリ、GPU以外で予算を抑えるといいでしょう。

また、メーカーのPCのほか、BTOショップのクリエイターモデルもコスパがよいです。

CPUの性能

CPUは動画編集のノートパソコンのスペックを把握するうえで基本的な性能で重要なポイント。
インテルならUltra 5、Ultra 7が目安です。AMD RyzenならRyzen5、Ryzen7ぐらいで検討するとよいです。
CPUの世代やスレッド数などを確認。クロック数(Hz)で処理速度を把握できます。

コアの合計数・スレッドの総量、L2/L3キャッシュの実測、定格クロックとターボの持続性能、そして電力枠の設定値まで総合的に確認するとよいです。編集解像度別の目安としては、フルHDは28W級、4Kは45W級の上位電力枠が有利です。PL1/PL2やTDPの上限が高いほど、長時間の書き出しで再生速度の低下を抑えやすくなります。

GPUやメモリとの組み合わせでも変わりますが、CPU側では「合計数と総量」「PL1/PL2とTDP」「メディアエンジン」「実測クロックの水準」を押さえておくと、編集向けのクラス選定しやすくなります。外部ストレージを2台以上併用するワークフローでもCPU負荷は残りますので、実作業のプロセスに合わせて電力枠の上限とキャッシュ総量を優先して検討すると良いです。

メモリでパフォーマンスが違う

メモリは同時編集などのマルチタスクでパフォーマンスに影響します。容量は8GB以上必要で、できれば16GB以上あるとよいです。

ノートパソコンのメモリ増設は裏のパネルを開けて入れますが、機種によっては狭いため検討時に必要な容量を選択した方がいいでしょう。メモリは多めに積むと動画編集もスムーズ。

解像度によってはGPU・グラフィックボードで選ぶ

解像度によって必要になるのがグラフィックカード(GPU)です。
動画の場合は映像のためグラフィック処理が重要。NVIDIAのGeForceやAMDのRadeonが人気です。

特に4K動画を編集するような場合にはハイスペックなGPUが必要です。予算としては20万円ぐらいはかかるでしょう。負荷のかかる動画編集であればGPUの性能があるとよいです。

表示するための性能を上げるためのパーツのため、ゲームや高解像度な動画編集をするパソコンに搭載されています。ただし、グラボは全てのパソコンに搭載されているわけではないので、高解像度な動画を編集する方はパソコンに搭載されているか確認した方がよいでしょう。

ストレージの容量で選ぶ

動画編集で長い尺を扱う場合にはストレージ選びは重要なポイント。
写真の保存と違い動画ファイルを保存するデジタルファイルは容量も多く使うので、ノートパソコン内に全て保存する必要はないでしょう。

ストレージは後付けでも、編集するタイムコードにもよりますが1TB~2TBは必要です。とくに、非圧縮(RGB / YUV 4:4:4 など)ファイルは大きくなりがちです。高速なUSB 3.0やThunderboltに対応している外付けのSSDなら容量も選べますしデータの読み書きも高速です。コストを抑えて容量を優先させるならHDDを選ぶ方法もあります。

画面サイズで選ぶ

画面サイズは動画編集をするなら、14インチ以下だと小さく感じるでしょう。持ち運びで編集をする場合には、軽量なのがメリット。(バッテリーの重さを含めた重さをチェックするようにします。)

一方で適切な広さが必要であれば15.6インチ以上あった方が快適です。クリエイティブなシリーズのパソコンでは16インチぐらいあるハイスペックモデルもあります。ただし、大きいほど本体は重くなります。

さらに大きめのモニター環境が必要な場合には、HDMIで外部モニターに接続をして複数ディスプレイにするのもおすすめ。

色域で選ぶ

色域が広くAdobe RGBやsRGB、DCI-P3などをそれぞれ100%カバーしているようなモデルでは、映像で色を調整するときに正確に表示できます。
解像度は4Kなどピクセル数が細かいほうが高画質で、表現できる色数も多いです。

また、ディスプレイがX-Riteでキャリブレーションできる製品は、色精度が高く正確な色合いで表示できます。

外付けモニターで接続するなら、高解像度・広色域・HDR(ハイダイナミックレンジ)対応ディスプレイは動画編集に最適。特にOLEDは色鮮やかです。

動画編集向けノートパソコンのポイント

動画編集をする方は、はじめて使う人向けの軽い動画でも、基本的にPCへの負荷が高くなるためあるスペックが必要。
おそらく動画制作のベテランの方ほど、スペックが低いと、動画の再生や編集でもたつきます。また、動画素材をパソコンのストレージ内に保存するのであれば容量が多い方がよいです。

動画編集作業の長さや解像度によっても違うので必要なスペックは人によって違います。現在利用しているPCの情報を把握して、さらにどれだけの性能が必要か検討してみてください。

また、ノートパソコンの場合には、ピークパフォーマンスで負荷がかかると冷却性能が必要になります。ヒートパイプやインテリジェント・クーリング機能があるとよいでしょう。モーショントラッキングを使う頻度が多い場合には性能が必要です。

検討する予算も重要ですが、コスパ重視であれば、BTOパソコンは比較的安く買えるのでおすすめ。

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