クリエーター向けの動画編集用ノートパソコンのご紹介です。
動画編集のノートパソコンでWindowsやMacをそれぞれご紹介しています。
動画の制作や編集は、PCへの負荷が高くスペックも必要。GPUを搭載している高性能なモデルでは、メモリやストレージの容量にもゆとりがあります。
持ち運びのできる小さめの13インチから作業性のいい17インチ搭載ディスプレイのモデルまでいろいろ。
クリエイティブワーク向けパソコンを探している方はぜひ、参考にしてみてください。
探せる見出し
- 動画編集向けノートパソコン比較表
- 動画編集向けノートパソコンのおすすめ8選
- mouse DAIV RTX5070 Ti【DAIV N6-I7G7TBK-C(NVIDIA Studio 認定PC)】
- Apple MacBook Pro / M4 Pro
- ASUS ProArt P16 H7606WM AMD Ryzen AI 9 HX 370 RTX 5060
- ガレリア クリエイターノートPC GALLERIA WQHD / RTX5060
- HP OmniBook Ultra
- ASUS RTX 5070 Ti Core Ultra 9 275HX
- GIGABYTE AERO / RTX 5060 / WUXGA / 1TB
- Dell XPS 16 ノートパソコン(9640)Ultra 9 185H
- 動画編集向けノートパソコンを選ぶポイント
- 動画編集向けノートパソコンのポイント
動画編集向けノートパソコン比較表
▼デザイン | ▼製品名 | ▼詳細 | ▼価格 | ▼価格更新日 | ▼CPU | ▼特徴 | ▼サイズ |
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![]() | HP OmniBook Ultra | 詳細へ | 159,800円 | 2025/09/01 19:01 | Ryzen AI 9 365 | AI PC | 14 |
![]() | ASUS ROG Strix G18 | 詳細へ | 399,800円 | 2025/09/01 19:01 | Core Ultra 9 275HX | ハイスペックなゲーミングPC | 18 |
![]() | Dell XPS 16 | 詳細へ | 255,968円 | 2025/09/01 19:02 | Core Ultra 9 185H | 2Kで500 nitのIPSディスプレイ | 16.3 |
![]() | DAIV N6-I7G7TBK-C(NVIDIA Studio 認定PC) | 詳細へ | 379,800円 | 2025/09/18 17:47 | Core Ultra 7 255HX | NVIDIA Studio 認定PC | 16 |
![]() | GIGABYTE AERO X16 1VH93JP864AH | 詳細へ | 250,000円 | 2025/09/01 19:17 | AMD Ryzen AI 7 350 | Pantone色校正 | 16 |
![]() | Apple 2024 MacBook Pro | 詳細へ | 382,687円 | 2025/09/18 18:09 | Apple M4 Pro | Liquid Retina XDR | 16.2 |
![]() | ASUS ProArt P16 H7606WM-AI9321R5060W | 詳細へ | 329,800円 | 2025/09/18 18:49 | AMD Ryzen AI 9 HX 370 | OLED、Copilotキー搭載、6スピーカー | 16.0 |
![]() | ガレリア クリエイターノートPC GALLERIA RL7C-R56-C5N | 詳細へ | 239,480円 | 2025/09/18 19:08 | Intel Core i7-14650HX | リフレッシュレートが165Hzに対応 | 15.6 |
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- スペックと価格は価格更新日の時点です。変わる可能性があるため、詳細にてご確認ください。
動画編集向けノートパソコンのおすすめ8選
mouse DAIV RTX5070 Ti【DAIV N6-I7G7TBK-C(NVIDIA Studio 認定PC)】

製品名 | DAIV N6-I7G7TBK-C(NVIDIA Studio 認定PC) |
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モデル | マウスコンピューター DAIV N6-I7G7TBK-C(NVIDIA Studio 認定PC) |
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OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core Ultra 7 255HX(20コア 最大5.20GHz) |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU VRAM GDDR7 12GB(CUDAコア5888/AI TOPS 992) |
メモリ | 32GB DDR5-5600(16GB×2/デュアルチャネル)※最大64GB |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD(Gen4×4) |
ディスプレイ | 16型 WQXGA 2560×1600/ノングレア/180Hz/sRGB比100% |
ネットワーク | 無線 Intel Killer BE1750x Wi-Fi 7(最大5.7Gbps)+ Bluetooth 5、有線LAN 2.5GbE(RJ-45) |
端子 | Thunderbolt 4×2(映像出力/USB PD入出力対応)、HDMI×1(最大4K60)、USB 3.1 Type-A×2など |
バッテリー | 動画再生約5.5時間(JEITA v3.0) |
サイズ | 356×271×19.9mm |
特徴
- RTX 5070 Ti Laptop GPUのGDDR7 12GBとCUDA 5888で4K編集や重めの映像効果をGPUアクセラレーション
- Core Ultra 7 255HXは20コア/20スレッドかつNPU内蔵でノイズ除去や字幕生成などのAI処理を分散
- メモリ32GB標準(最大64GB)。Premiere Proでソフトを同時に起動してもタイムライン操作がスムーズ
- 1TB NVMe Gen4×4を搭載。Gen5 SSDの選択やGen4 SSDの追加にも対応し、プロジェクトとキャッシュを内蔵で管理
- 16型WQXGA 2560×1600・sRGB比100%・180Hz。ノングレアで色合わせとプレビューの視認性が高い
- Thunderbolt 4×2/HDMI/2.5GbE/Wi-Fi 7。データ転送が高速
- 2.5mmベイパーチャンバーと89枚ブレードファンで負荷が続く編集でもパフォーマンスの落ち込みを抑える
おすすめしたい人
- Premiere ProやAfter Effects、DaVinci Resolveで編集やカラーグレーディングを進めるクリエイター
- 長尺のレンダリングや複数ソフトを同時に起動して切り替えるマルチタスクが多い人
- 外付SSDやNASをThunderbolt 4/2.5GbEで接続し、大きな素材を高速に扱いたい編集者
- AI生成やアップスケーリング、音声の自動テキスト化などNPUとGPUを使いたい人
Apple MacBook Pro / M4 Pro

製品名 | Apple 2024 MacBook Pro |
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モデル | Apple MacBook Pro 16.2インチ M4 Pro シルバー |
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CPU | Apple M4 Pro 14コア |
GPU | 20コア(統合型) |
メモリ | 24GB ユニファイドメモリ |
ストレージ | 512GB SSD |
ディスプレイ | 16.2インチ Liquid Retina XDR |
ワイヤレス | Wi-Fi 6E Bluetooth 5.3 |
OS | macOS |
サイズ | 35.57cm x 24.81cm x 1.68cm |
特徴
- Liquid Retina XDR 1600ニトでHDR映像の確認がしやすい
- 24GBメモリとSSDでAdobe Premiere Proなどのプロジェクトが安定して動作
- Thunderbolt 5×3 HDMI SDXCで素材の取込や外部モニター接続がスムーズ
- 140W USB-C電源アダプタ付属で高負荷タスク中も安定給電
おすすめしたい人
- HDR動画のチェックを16.2インチの高輝度ディスプレイで進めたい人
- HDMIで外部モニターを使いたい人
- macOSでiMovieやFinal Cut Proで動画編集する人
ASUS ProArt P16 H7606WM AMD Ryzen AI 9 HX 370 RTX 5060

製品名 | ASUS ProArt P16 H7606WM-AI9321R5060W |
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CPU | AMD Ryzen AI 9 HX 370(12コア/24スレッド) |
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GPU | NVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPU(最大105W) |
メモリ | 32GB LPDDR5X-7500 |
ストレージ | 1TB PCIe4.0x4 NVMe M.2 |
ディスプレイ | 16.0型 有機EL タッチパネル グレア |
解像度/リフレッシュレート | 2880×1800 120Hz(3K) |
サイズ | 354.9×246.9×14.9–17.3mm 約1.85kg |
バッテリー | 約11.3時間(動画再生) 約21.1時間(アイドル時) |
通信 | Wi-Fi 7 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be Bluetooth5.4 |
特徴
- 動画編集向けの処理パフォーマンスを重視する構成で、CPUが12コア24スレッドとRTX5060がエンコードやプレビューを高速化
- 有機EL3K2880×1800120Hzでカラーグレーディング時の表示が滑らか。DCI-P3 100%とDeltaE<1の高色精度により微妙なトーンを識別しやすい
- NPU最大50TOPSで音声認識や自動文字起こしなどAIワークフローを効率化CopilotキーでWindows11のAI機能へ即アクセス
- USB4とType-CPD給電HDMIにて外部モニターとの接続が可能
- 約1.85kgの筐体でスタジオ外でも編集作業がしやすいバッテリーは動画再生約11.3時間
- 6スピーカー+トリプルマイクでナレーション収録やレビュー確認がやりやすい
おすすめしたい人
- PremiereProやDaVinciResolveで編集やマルチカムを多用するクリエイター
- AI対応のCPU搭載モデルを使いたい人
- 有機ELモニターを搭載しているので鮮やかな色合いで、リアルな動画編集をしたい人に最適
ガレリア クリエイターノートPC GALLERIA WQHD / RTX5060

製品名 | ガレリア クリエイターノートPC GALLERIA RL7C-R56-C5N |
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製品名 | GALLERIA クリエイターノート RL7C-R56-C5N |
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OS | Windows 11 Home |
CPU・プロセッサ | Intel Core i7-14650HX 16コア/24スレッド 最大5.2GHz |
GPU・グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPU 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 1TB |
ディスプレイ | 15.6インチ ノングレア 2560×1440 165Hz |
サイズ | 約362×244×34mm |
バッテリー | JEITA3.0 動画再生時3.4時間 アイドル時5.3時間 |
特徴
- 動画編集向けの高性能構成 CPUの16コアとRTX 5060で映像処理やレンダリングの速度を確保
- 2560×1440表示でタイムラインの視認性が高くプレビューやスクラブが滑らか 15.6インチの画面でクリップとツールを同時表示しやすい
- SSD 1TBでプロジェクトやキャッシュをまとめて保存。起動や読込や書込が速い
- USB-C×2とHDMI 2.1で外部4Kディスプレイへ接続しやすい 編集とプレビューを分けた2画面構成に対応
- バッテリーは動画再生時3.4時間 編集は電源接続で長時間作業の安定を優先
おすすめしたい人
- 動きの速い動画を表示できるノートパソコンで編集したい人
- ローカル保存を重く使うためSSD 1TBを必要とする人
HP OmniBook Ultra

製品名 | HP OmniBook Ultra |
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CPU | AMD Ryzen™ AI 9 365(10コア/20スレッド、最大 5 GHz) |
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メモリ | 16GB(LPDDR5x) |
ストレージ | 1TB SSD(PCIe M.2) |
ディスプレイ | 14.0インチ IPSタッチディスプレイ / 2.2K(2240×1400) |
グラフィックス | AMD Radeon™ 880M | バッテリー | 最大21時間 |
特徴
- AMD Ryzen™ AI 9 365プロセッサー搭載。AIタスクをNPU(最大50 TOPS)で処理し、画像生成やノイズ除去などのAIワークフローもスムーズに実行
- 16GB LPDDR5xメモリ&1TB PCIe M.2 SSDで、大容量RAWデータや4K動画編集も快適
- 14インチ 2.2K(2240×1400)IPSパネルを採用。sRGB 100%カバー&300 nit高輝度で色の再現性が高く、映像編集や写真現像にも最適
- Wi-Fi 7 & Bluetooth 5.4対応で、次世代無線通信環境に対応。クラウド素材の高速DLや複数デバイス連携もスムーズ
- 最大約21時間駆動の長時間バッテリーと、約1.57kgの軽量な設計で、屋外での作業にも適応
おすすめしたい方
- AI生成画像やAIアシスト編集など、NPUによる表現活動を取り入れたいクリエイター
- sRGB 100%対応・高精細2.2Kディスプレイで色味の管理や細部の仕上げを行いたい方
- Wi-Fi 7の高速ネットワーク環境で動画データをやり取りしたい方
ASUS RTX 5070 Ti Core Ultra 9 275HX

製品名 | ASUS ROG Strix G18 |
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CPU | インテル Core Ultra 9 275HX(24コア/最大5.4GHz) |
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メモリ | 32GB(DDR5-5600 ×2) |
ストレージ | 1TB SSD(PCIe 4.0 x4、NVMe/M.2) |
ディスプレイ | WQXGA 非光沢(2560×1600ドット、240Hz、Nebula Display) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU(最大140W) |
バッテリー | 約5.7時間(動画再生時)/約11.0時間(アイドル時) |
特徴
- インテル Core Ultra 9 275HX(24コア、最大5.4GHz)搭載しているゲーミングノートPC
- NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU(最大140W対応、Advanced Optimusサポート)によるDLSSやフレーム生成などAIアクセラレーション機能で次世代グラフィック
- 18.0インチ WQXGA液晶(2560×1600ドット、240Hz、Nebula Display)採用。170°広視野角&デュアルACRレイヤーで映像制作用途にも対応
- 32GB DDR5-5600メモリ&1TB PCIe Gen4 NVMe SSD構成で、RAWデータや4K動画編集も高速な動作を実現します。
- 冷却機構はベイパーチャンバー+Tri-Fanテクノロジー+液体金属グリスの組み合わせ。長時間の高負荷運用にもパフォーマンスを維持しやすい
- Thunderbolt 5×2、USB3.2 Gen2×3、HDMI、2.5Gbps有線LANポートなど拡張性も充実
おすすめしたい人
- 18インチの大画面でタイムライン編集を快適に使いたい人
- 32GBメモリと1TB SSDで大きい動画ファイルを扱いたい人
- Thunderbolt 5 (Type-C/PD対応)で外部モニターに接続したい方
GIGABYTE AERO / RTX 5060 / WUXGA / 1TB

製品名 | GIGABYTE AERO X16 1VH93JP864AH |
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モデル | GIGABYTE AERO X16 |
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OS | Windows 11 Home 64bit(Copilot+ PC準拠) |
CPU | AMD Ryzen™ AI 7 350 |
GPU | NVIDIA® GeForce RTX™ 5060 Laptop GPU 8GB |
メモリ | 32GB DDR5-5600(16GB×2)※最大64GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD(PCIe 4.0×4) |
追加ストレージ | M.2(PCIe 4.0×2)空きあり |
ディスプレイ | 16.0インチ WUXGA 1920×1200 / 16:10 / Pantone色校正 / 4辺スリムベゼル・画面占有率92% |
サイズ | 約W355 × D250.7 × H16.7 mm / 約1.9kg |
特徴
- 処理:Ryzen™ AI 7 350のNPU支援と高いパフォーマンスで、Premiere ProやDaVinci Resolveのレンダリング・エンコードを効率化。状況でのプロキシ生成やスタビライズもテンポよく進む
- グラフィックス:RTX™ 5060を搭載していてCUDAにより、カラーグレーディングやノイズリダクション、After Effectsのマルチフレーム処理までスムーズ
- メモリ・ストレージ:32GB DDR5と1TB NVMe(PCIe 4.0×4)。キャッシュ、プロジェクト、LUT、音素材をまとめても高速アクセス。M.2増設で大容量ワークにも拡張しやすい
- ディスプレイ:16:10のWUXGAはタイムラインの視認性が高く、Pantone色校正でsRGBベースの色合わせがしやすい。プレビューとスコープを上下配置しても見渡せる
- 冷却・静音性:冷却ファン×2で熱を排出。長めのエンコードでもクロックが安定しやすい
- I/O・通信:Wi-FiとギガビットLANでクラウド素材のダウンロードや納品データのアップロードしやすい
おすすめしたい人
- Premiere Pro / DaVinci Resolveで4K素材を扱うエディターやモーショングラフィックス制作者
- 16:10画面でタイムラインとスコープを同時表示し、LUT適用やカラーグレーディングをしたい人
- 1TB NVMeと増設を活用し、大容量プロジェクトを頻繁に扱う人
- CUDA前提のレンダリング・エンコードワークフローを使う編集者
Dell XPS 16 ノートパソコン(9640)Ultra 9 185H

Dell ノートパソコンでXPS 16(9640)です。ハイスペックで、本格的に動画を編集する方におすすめ。
CPUはインテル Core Ultra 9 185H (16 コア, 最大 5.1 GHz ターボ)、メモリは32GB, LPDDR5X, ストレージは1 TB, M.2, PCIe NVMe, SSDです。
グラフィックはNVIDIA® GeForce RTX 4060を搭載しているモデル。NVIDIA Studioドライバーでビデオを編集してエクスポートが可能です。
スペックは選択してカスタマイズが可能です。
OS | Windows 11 Home |
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CPU | インテル Core Ultra 9 プロセッサー 185H (最大 5.10 GHz) |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1 TB SSD |
ディスプレイ | 16.3インチ |
PowerDirectorが使える環境
PowerDirectorの動作環境を満たす性能があり、プロレベルの動画編集をしたい方に最適
動画編集向けノートパソコンを選ぶポイント

動画編集向けパソコンのスペック
動画編集をするのに最適なノートパソコンはスペックが高め。スペックがないと編集をしようとしても重くて処理が滞ったりするからです。
もしくは、編集作業がもたついて時間がかかることもあります。
動画編集PCの選ぶポイント
- CPUはCorei7以上(Corei5、またはRyzen7 以上)
- 8GB以上のメモリ
- グラフィックカードを搭載していること
ただし、動画編集のソフトウェアや動画サイズによってはもたつくこともあるでしょう。
それだけ動画編集機能が必要になります。YouTube(ユーチューブ)用の動画編集でもソフトウェアの推奨環境を満たすスペックがあった方がよいです。
やはり動画編集のノートパソコンは少しでも安く買いたいものです。
CPU、メモリ、GPU以外で予算を抑えるといいでしょう。
また、人気メーカーのPCだけでなく、BTOショップのクリエイターモデルもコスパがよいです。
CPUは基本的な性能
CPUは動画編集のノートパソコンのスペックを把握するうえで基本的な性能で重要なポイント。
インテルならUltra 5、Ultra 7が目安です。AMD RyzenならRyzen5、Ryzen7ぐらいで検討するとよいです。
CPUの世代やスレッド数などを確認。クロック数(Hz)で処理速度を把握できます。
コアの合計数・スレッドの総量、L2/L3キャッシュの実測、定格クロックとターボの持続性能、そして電力枠の設定値まで総合的に確認するとよいです。編集解像度別の目安としては、フルHDは28W級、4Kは45W級の上位電力枠が有利です。PL1/PL2やTDPの上限が高いほど、長時間の書き出しで再生速度の低下を抑えやすくなります。
GPUやメモリとの組み合わせでも変わりますが、CPU側では「合計数と総量」「PL1/PL2とTDP」「メディアエンジン」「実測クロックの水準」を押さえておくと、編集向けのクラス選定しやすくなります。外部ストレージを2台以上併用するワークフローでもCPU負荷は残りますので、実作業のプロセスに合わせて電力枠の上限とキャッシュ総量を優先して検討すると良いです。
メモリは同時編集でパフォーマンスが違う
メモリは同時編集などのマルチタスクでパフォーマンスに影響します。容量は8GB以上必要で、できれば16GB以上あるとよいです。
ノートパソコンのメモリ増設は裏のパネルを開けて入れますが、機種によっては狭いため検討時に必要な容量を選択した方がいいでしょう。メモリは多めに積むと動画編集もスムーズ。
解像度によってはGPU・グラフィックボードで選ぶ

解像度によって必要になるのがグラフィックカード(GPU)です。
動画の場合は映像のためグラフィック処理が重要。NVIDIAのGeForceやAMDのRadeonが人気です。
特に4K動画を編集するような場合にはハイスペックなGPUが必要です。そのため、予算としては20万円ぐらいはかかるでしょう。負荷のかかる動画編集であればGPUの性能があるとよいです。
表示するための性能を上げるためのパーツのため、ゲームや高解像度な動画編集をするパソコンに搭載されています。ただし、グラボは全てのパソコンに搭載されているわけではないので、高解像度な動画を編集する方はパソコンに搭載されているか確認した方がよいでしょう。
ストレージの容量で選ぶ
動画編集で長い尺を扱う場合にはストレージ選びは重要なポイント。
写真の保存と違い動画ファイルを保存するストレージは容量も多く使うので、ノートパソコン内に全て保存する必要はないでしょう。
ストレージは後付けでも、編集するタイムコードにもよりますが1TB~2TBは必要です。高速なUSB 3.0やThunderboltに対応している外付けのSSDなら容量も選べますしデータの読み書きも高速です。コストを抑えて容量を優先させるならHDDを選ぶ方法もあります。
画面サイズで選ぶ
画面サイズは動画編集をするなら、14インチ以下だと小さく感じるでしょう。持ち運びで編集をする場合には、軽量なのがメリット。(バッテリーの重さを含めた重さをチェックするようにします。)
一方で適切な広さが必要であれば15.6インチ以上あった方が快適です。クリエイティブなシリーズのパソコンでは16インチぐらいあるハイスペックモデルもあります。デメリットは大きいほど本体は重くなります。
さらに大きめのモニター環境が必要な場合には、HDMIで外部モニターに接続をして複数ディスプレイにするのもおすすめ。
色域で選ぶ
色域が広くAdobe RGBやsRGB、DCI-P3などをそれぞれ100%カバーしているようなモデルでは、映像で色を調整するときに正確に表示できます。
解像度は4Kなどピクセル数が細かいほうが高画質で、表現できる色数も多いです。
また、ディスプレイがX-Riteでキャリブレーションできる製品は、色精度が高く正確な色合いで表示できます。
外付けモニターで接続するなら、高解像度・広色域・HDR(ハイダイナミックレンジ)対応ディスプレイは動画編集に最適。特にOLEDは色鮮やかです。
動画編集向けノートパソコンのポイント
動画編集をする方は、はじめて使う人向けの軽い動画でも、基本的にPCへの負荷が高くなるためあるスペックが必要。
おそらく動画制作のベテランの方ほど、スペックが低いと、動画の再生や編集でもたつきます。また、動画素材をパソコンのストレージ内に保存するのであれば容量が多い方がよいです。
動画編集作業の長さや解像度によっても違うので必要なスペックは人によってこと。そのため、現在利用しているPCの情報を把握して、さらにどれだけの性能が必要か検討してみてください。
検討する予算も重要ですが、コスパ重視であれば、BTOパソコンは比較的安く買えるのでおすすめ。
ノートパソコン関連
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