Razer BlackWidowのレビューをまとめています。BlackWidow V4 Tenkeylessや定番シリーズなどがあり種類も多いです。
軸にはYellow SwitchやGreen Switchなど色によって打ち心地や音の大きさに違いがあります。マクロ対応モデルはゲームで便利に感じるでしょう。
スペックをレビューしていますのでフルサイズやテンキーレスのゲーミングキーボードなど選ぶ時にぜひ参考にしてみてください。
探せる見出し
- Razer BlackWidow ゲーミングキーボードの特徴
- Razer BlackWidowの選び方
- Razer(レイザー) BlackWidow シリーズ
- Razer BlackWidow V4 Low-profile Tenkeyless HyperSpeed
- Razer BlackWidow V3 Tenkeyless JP
- Razer BlackWidow V4 Pro JP
- Razer BlackWidow V4 75% / ホットスワップ
- Razer Blackwidow JP Green Switch(グリーン・メカニカルスイッチ)
- Razer BlackWidow JP Yellow Switch メカニカル ゲーミングキーボード
- Razer BlackWidow V3 JP Yellow Switch
- Razer BlackWidow V3 TKL JP Classic Edition Green Switch
- Razer BlackWidow V3 Mini HyperSpeed JP Yellow Switch
- Razer BlackWidow Lite JP Mercury White
- 総評
Razer BlackWidow ゲーミングキーボードの特徴

引用元(画像):Razer(レイザー)
Razer BlackWidowシリーズの特徴は全てのモデルでメカニカルキーを搭載していることです。Razerのキーボードにおいて主力の製品がラインナップされているシリーズです。
サイズはフルサイズからテンキーレスまでそろっており、プロゲーマーまで対応している種類の幅が多いです。
Razer Synapse 3を使えばマクロで、キーの入力を効率よくゲーミングキーボードをカスタマイズすることも可能です。LEDでライティングにも対応しているので光らせたい場合にもおすすめ。色は単色のモデルと1680万色のRGBカラーのモデルがあります。
Razer BlackWidowの選び方

テンキーレスとフルサイズどっち?
Razer BlackWidowには3つのサイズがあります。フルキーボードとテンキーレスと65%キーボードです。
普段使いするなら数字の入力ができるフルキーボードが便利。ゲームのみで使うならキー数が少なくても、ゲームで使うキーがあれば問題ないでしょう。
テンキーレスのゲーミングキーボードはコンパクトな設計なので、マウスが動かせるスペースが広く使えるメリットがあります。65%キーボードは60%キーボードに近くDeleteキーなどが付いています。
キーボードはコンパクトな方がマウスが動かしやすくなります。キーボードにメディアキーなど多くの機能を求める場合にはフルキーボードが便利です。
接続方法はワイヤレスと有線から選ぶ

Razer BlackWidowはUSB有線接続とワイヤレスがあり、「Razer Blackwidow V4」は2.4GHzと有線のモデルがあります。一部の「Razer Blackwidow V3」ではワイヤレスが使えます。
ケーブルでPCに接続する有線タイプでは遅延がないのがメリットです。ワイヤレスなら2.4GHzのUSBレシーバーの場合はスピードに不満なく、Bluetoothに比べて遅延が少ない特徴があります。
Bluetoothでペアリングをしてゲームをする時に使えます。
軸の種類で選ぶ
Razerのキーボードはキースイッチが3種類あります。
比較表で特徴を確認して選ぶといいでしょう。独自のメカニカルキーで打ち心地や打鍵音に違いがあります。
ゲームで高速に入力したい場合にはキーストロークが浅いスイッチがおすすめです。3種類の中ではアクチュエーションが浅いのはYellow Switchです。
軸の種類 | Razer Green Switch | Razer Orange Switch | Razer Yellow Switch |
---|---|---|---|
軸の色 | 緑軸 | オレンジ軸 | 黄軸 |
クリック感 | ○ | ○ | - |
打鍵音 | ○ | - | - |
アクチュエーション ポイント |
1.9mm | 1.9mm | 1.2mm |
押下圧 | 50g | 45g | 45g |
パームレストの有無
パームレストやリストレストとは、キーボードの手前に付けてサポートするもので、疲労を感じている方は付いているか選ぶ時に確認しておきましょう。手首を置いて快適にプレイできます
長時間ゲーミングをするときにセットになっていると、手首の疲労を和らげるメリットがあります。
ポイントとしては、後からパームレストを別で検討するよりも、キーボードの横幅サイズがぴったりなのがいいところです。
Razer(レイザー) BlackWidow シリーズ
Razer BlackWidow V4 Low-profile Tenkeyless HyperSpeed

ブランド・型番 | Razer BlackWidow V4 Low-profile Tenkeyless HyperSpeed(Yellow Linear Switch / RZ03-05450100-R3M1) |
---|---|
レイアウト・サイズ | テンキーレス / US 英語配列 / 35.7 × 16.1 cm / 超薄型 前部 18.5mm |
接続・通信 | 2.4GHz HyperSpeed(ドングル) / Bluetooth(3台切替) / 有線USB |
キー・スイッチ仕様 | 薄型イエロー リニア(押下圧 40g / アクチュエーション 1.2mm / リセット同位置) |
デザイン・筐体 | 5052 アルミニウム製トップケース / 超薄型シャーシ |
操作・コントロール | マルチファンクションローラー + 3ボタン(バッテリー・メディア・AIボタン)/ 合計11のコントロール |
バッテリー | 最大 980時間 |
周辺機器 | 対応Razerマウスを同一ドングルへペアリング可 |
特徴
- テンキーレス + ロープロで、前部 18.5mmの低い角度。手首の反りが少なく、長時間の打つのがラク。
- 薄型イエローのリニア特性。1.2mmで反応が早く、連打系のfpsでも入力の戻りが一定でミスが出にくい。
- HyperSpeed 2.4GHzは入力遅延が見つけにくいレベル。Bluetoothは3台切替でノートとPCの並行運用がしやすい。
- クリック式ローラーと3ボタンで音量やメディア、バッテリー確認が片手で完結。
- 5052アルミのトップケースはたわみが少なく、打鍵時のビビりが抑えめ。静音フォームとスタビの潤滑で打鍵音がクリア。
- ドングル共有により、対応ゲーミングマウスとポート占有を削減。デスク周りの取り回しが楽。
評価
まず、押下圧40g・1.2mm作動の薄型イエローは、タップした瞬間に「スッ」と滑るように入る感触。リセット位置が同じなのでリズムよく打鍵できるのが好印象。
HyperSpeedの無線は、2.4GHzらしい反応で、有線から切り替えても違和感が少ないレベル。Bluetooth側は遅延よりも切替の速さが肝で、3台をボタンで順に回せるのは便利だと感じました。
一方で気になった点もあります。まずUS配列だと日本語配列で記号位置のクセが染みついていると、切替直後はミスタイプが出やすいはず。また、ロープロの浅いストロークに慣れていない場合は、打鍵が強めだと底付きが早く感じるかもしれません。
総じて、テンキーレスで机のマウス可動域が広がり、HyperSpeedとBluetoothの二刀流、押下圧40gの軽さが特徴的。バッテリーは980時間とかなり長く、ドングル共有でUSBポートを節約できるのも助かります。
Razer BlackWidow V3 Tenkeyless JP
Razer(レイザー) BlackWidow V3 Tenkeyless JPは、テンキーレスタイプの日本語のゲーミングキーボードです。発色のいいChroma RGBでライティングを楽しみたい人にぴったり。
高精度なメカニカルスイッチで、滑らかなタクタイルバンプが特徴です。トップフレームは頑丈で長時間耐えられるアルミ製です。
プログラムが可能でカスタムプロファイルできます。Razer Synapse 3で自由にマッピングできるのが魅力。高性能なゲーミングキーボードの醍醐味といえる部分です。
RZ03-03491900-R3J1の特徴
- ナンバーのキーパッドがなくコンパクト
- 没入感のあるRazer Chroma RGB
- 静かでスムーズなイエロー軸
Razer BlackWidow V4 Pro JP
Razer(レイザー) BlackWidow V4 Pro JPで、クリック感のあるGreen Switchタイプです。メカニカル式の軸の色は選択できるようになっています。
他のモデルと比較して機能が高く、専用のマクロキーがありボタンをカスタマイズをすればマクロ操作が可能になります。利用しやすい8つの専用キーが素晴らしいと思います。
メディアを操作する専用のボタンも搭載しています。
また、リストレストがあるので手首の疲れを軽減したい方は注目です。
詳細スペック情報
- シリーズ:BlackWidow V4 Pro
- サイズ:23.75 x 46.6 x 4.4 cm
- 重さ: 1.53 kg
- 対応:パソコン
- OS:Windows 11, Windows 10
選ぶポイント:
マクロキー
- 専用のマクロ機能のキーとダイヤルを搭載
Razer BlackWidow V4 75% / ホットスワップ
Razer BlackWidow V4 75%は、メカニカルキーボードでコンパクト。正直なところ、個人的にはキーボードは小さいほうが理想なのでかなり好感が持てるデザイン。
ホットスワップに対応しているため、PCBソケット対応スイッチと交換することが可能です。オレンジ軸で静かでタクタイル感のあるメカニカルスイッチを搭載しています。タクタイルバンプで応答性の高さが魅力。
キーレイアウトは日本語配列と英語配列が選べるようになっていて、eスポーツなどで使用するゲーマーさんにおすすめ。リストレストがあるので、長時間プレイで快適に使いたい人は欲しくなります。
スペック
- 製品型番:RZ03-05001300-R3J1
- 軸の種類:オレンジ軸
● レビュー
- リストレストは長時間タイピングするときに疲労軽減できる
- フラッグシップモデルなので価格はやや高め
Razer Blackwidow JP Green Switch(グリーン・メカニカルスイッチ)
Razer Blackwidow JP Green Switchです。フルキーのメカニカルキーボードで日本語配列です。
キースイッチは緑軸のGreen Switch(グリーン・メカニカルスイッチ)を搭載しているのが特徴でクリック感があり、指でキーを押し込んだときにクリッキーな感触です。8000万回のキーストロークで耐久性があります。オンボードメモリに設定を5つまでプロファイルの保存が可能になっています。Nキーロールオーバーとアンチゴーストに対応しており正確な入力が可能です。
マクロ対応キーボードでキーライティングなどカスタマイズをして使いたいかたにおすすめです。プログラムすることで効率的に操作できます。
スペック
- 製品型番:RZ03-02860800-R3J1
- 軸の種類:緑軸
- 接続:有線
- サイズ:16.6 x 44.6 x 4.2 cm
● レビュー
- USBをポートに差し込むだけで使えるのが便利
- キースイッチはクリッキーで青軸のような打鍵感でカチャカチャ音が楽しい
Razer BlackWidow JP Yellow Switch メカニカル ゲーミングキーボード
Razer BlackWidow JP Yellow Switchは、イエロー軸を搭載したフルキーボードです。日本語配列です。
イエロー軸のメカニカルスイッチと緑軸の違いは打鍵音で、静音性に優れています。リニア触感のある入力で反応速度が速いのが特徴です。
Chroma RGB ライティングに対応しており1680万色で光らせることが可能です。
静かにタイピングをしたいかたにおすすめです。マクロはオンボードメモリーとクラウドに保存ができる、メカニカル ゲーミングキーボード。
スペック
- 製品型番:RZ03-02862000-R3J1
- 軸の種類:黄軸
- 接続:有線
- サイズ:16.6 x 44.6 x 4.2 cm
● レビュー
- キーストロークが浅く、入力速度が速く気持ちの良い押し心地
- 打鍵音はスコスコした打鍵感でタイピングが静かな静音キーボード
Razer BlackWidow V3 JP Yellow Switch
Razer BlackWidow V3 JP Yellow Switchでリストレストが付いているのが特徴です。手首の位置が上がるので疲労を抑えて使用できます。
イエロー軸の静音タイプのリニアスイッチを搭載しています。キーキャップはABSのダブルショット成型で耐久性があります。
Razer Synapse 3に対応しておりマクロのカスタマイズも可能です。メディアキーで再生や停止の操作が可能でマルチファンクションのローラーホイールも便利です。
日本語配列と英語配列を選ぶことができます。普段使いするなら日本語が便利です。
スペック
- 製品型番:RZ03-03542300-R3J1
- 軸の種類:イエロー・メカニカルスイッチ
- 接続:有線
- Chroma RGBライティング対応
- サイズ:45.07 x 15.48 x 4.21 cm
● レビュー
- 浅いキー入力なので反応が速くFPSゲームにぴったり
Razer BlackWidow V3 TKL JP Classic Edition Green Switch
Razer BlackWidow V3 TKL JP Classic Edition Green Switchは、テンキーレスのゲーミングキーボードです。コンパクトなサイズでマウスを動かすスペースが広くなるのがメリットです。
メカニカルキーのグリーン軸を搭載しており、クリック感があるタクタイルスイッチが特徴です。耐久性があるキースイッチで8,000万回まで耐えられます。キーバインドやマクロに対応できるRazer Synapse 3に対応しています。
省スペースなテンキーレスキーボードので、FPSゲームなどマウスも多用したいかたにおすすめです。キーレイアウトは日本語配列です。
スペック
- 製品型番:RZ03-03491400-R3J1
- Chroma RGB ライティングエフェクト対応
- 軸の種類:グリーン・メカニカルスイッチ
- 接続:有線
- 色:ブラック
- サイズ:15.48 x 36.2 x 4.1 cm
- 重さ:850 g
選ぶポイント:
クリッキーにタイピング
- 打鍵感がクリッキーでタイピング音も最高
- チャタリングをするときにはファームウェアの更新が必要
Razer BlackWidow V3 Mini HyperSpeed JP Yellow Switch
Razer BlackWidow V3 Mini HyperSpeed JP Yellow Switchは、ワイヤレスで使えるゲーミングキーボードです。
通常のテンキーレスと違い、さらに一回り小さい65%のサイズです。デリート・キーやページのアップ・ダウンキーが付いています。
接続方法が3種類使えるようになっており、ワイヤレスの2.4GHz(Razer HyperSpeed)、Bluetooth、USBケーブルによる有線接続に対応しています。
5時間の充電で最大200時間使用できるロングバッテリーです。
65%キーボードで静音タイプのキーボードを使いたいかたにおすすめです。メカニカルスイッチはイエローで静音設計の滑らかなタイピングができます。
スペック
- 製品型番:RZ03-03891000-R3J1
- 軸の種類:黄軸
- 接続:ワイヤレス / Bluetooth / USB有線接続
- サイズ:13 x 4.05 x 31.85 cm
- 重さ:718 g
● レビュー
- USBドングルをPCのポートに挿せばワイヤレスが使える
- 無線接続ができるコンパクトなゲーミングキーボードで通信も安定している
Razer BlackWidow Lite JP Mercury White
Razer BlackWidow Lite JP Mercury Whiteです。白いキーボードで美しいデザイン。キーのレイアウトは日本語配列です。
静音性のあるオレンジ軸のキースイッチで、音を静かにするためのOリングが付属しているのが特徴です。バックライトは明るさを調整できます。
Razer Synapse 3でマクロやキーの割り当てが可能です。
白色のゲーミング環境でそろえたい場合におすすめのテンキーレスキーボードです。
スペック
- 製品型番:RZ03-02640800-R3J1
- 軸の種類:オレンジ軸
- 接続:有線
- サイズ:13.3 x 36.1 x 3.62 cm
● レビュー
- スペースキーが短く使いやすい
- Oリングを装着して底打ちしなければ静か
総評
Razerのキーボードの中でも人気があり新しいモデルが発売されるたびに改良されてきたのがRazer BlackWidowシリーズです。製品のコメントなどでは満足しているといった感想も多く見られます。
レビューでの評価が高いのがYellow Switchを搭載しているモデルで静音性があるため、ゲームでマイクを使うときに打鍵音が静かなので便利です。テンキーレスキーボードが好きなので、自分と同じようにマウスを多く使いたい方でフルサイズキーボードと迷っている方は、コンパクトなモデルをおすすめしたいでしょう。
製品が優れている一方で、デメリットとしてはサポートやサービスは日本のメーカーに比べれば悪いかもしれません。そのため、PC操作はできるぐらいの方が悩まずに使えるでしょう。
製品を買うときには、種類が多いので選ぶのが大変な印象があるかもしれませんが、スペックや用途で1つずつ検討していけば好きな製品が決まるでしょう。
お気に入りのゲーミングキーボードが見つかればゲームも楽しくプレイできます。
関連情報
ゲーミングキーボードのランキングでは17位ラピッドトリガー搭載のHuntsmanがランクインしています(2025/09/10 20:05の時点)。
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