マクロキーボードは、繰り返しの操作が便利な商品です。設定すればマクロキーなどで簡単に使えるようになります。
マクロはキーボード本体に記憶ができる、オンボードメモリのハードウェアタイプが人気があります。ゲーム・仕事・クリエイティブなどの用途において、効率良くコントロールしたい時におすすめです。
目次
- マクロキーボードは効率的なパソコン周辺機器
- マクロキーボードの選び方
- マクロキーボードのおすすめ
- エレコム マクロ対応キーボード TK-DUX30BK / ブラック
- Razer(レイザー) マクロ対応 テンキーレスキーボード 静音 BlackWidow Lite JP
- Razer(レイザー) マクロ対応キーボード Ornata V2
- Corsair(コルセア) マクロ対応キーボード K95 RGB PLATINUM XT
- HyperX Alloy Origins Core RGB マクロ対応キーボード
- Koolertron片手マクロメカニカルキーボード / ショットカットキー / 赤軸
- サンワサプライ プログラマブルテンキー NT-19UH2BKN2
- SteelSeries Apex 7 マクロ対応 ゲーミングキーボード
- プログラマブルキーボード 片手マクロ対応
- エアリア メカニカル マクロキー NUMERIC Keypad
- 片手キーボード マクロキーボード / 無線(ワイヤレス)
- Logicool ロジクール マクロ・キーロールオーバー対応キーボード G105
- キーボードマクロをツールで操作する場合
マクロキーボードは効率的なパソコン周辺機器
マクロキーボードはパソコン周辺機器で効率的に入力できるのが魅力です。キーボードにマクロ機能を搭載していれば、繰り返しの入力が楽になります。
ゲーミングキーボードに操作がしやすいように「WASD」キーの左側にマクロキーが付いていることが多いです。
操作をプログラム登録することで、面倒な操作を効率化することができますね。
マクロ機能を使う用途はさまざまで、ゲームで効率的にプレイするという場合や、エクセルなどのオフィスソフトで使用することもあります。
片手用ではクリエイティブな用途で、デザイナーさんにもよく使われています。
マクロキーボードの選び方

出典:Corsair
サイズで選ぶならマクロに対応しているキーボードはフルキーボードとテンキーレスタイプ、片手用デバイスがあります。
小型のキーボードを使うメリットは、マウスの可動領域が広くなることです。
左手でキーを操作する場合には右手のマウスをコントロールするスペースを広く使うことができます。
キースイッチで選ぶ場合には、多いのはメカニカルスイッチです。メンブレン式もありますが数は少ないですね。パンタグラフ式や静電容量無接点方式で、マクロに対応している機種はあまり見かけません。
メカニカルキーの場合には軸を選べる機種もあるので、静音な場合には赤軸や銀軸などを選ぶと良いですね。逆に打鍵音が大きめのほうがよければ青軸がおすすめです。
マクロ対応のキーボードは接続方法はUSBの有線接続がほとんどです。2.4GHzやBluetoothなど無線接続はあまり見かけません。
マクロキーボードのおすすめ
エレコム マクロ対応キーボード TK-DUX30BK / ブラック
エレコムのゲーミングキーボード「DUX」は、全キーカスタマイズが可能なハードウェアマクロ対応です。
TK-DUX30BKは、キーボードの操作をプログラムした通りに再生ができるマクロ機能を搭載しています。同時押しや連射マクロなどを割り当てることが可能です。
マクロの作成方法は手動で入力するだけでなく、操作を記憶するレコーディング機能を使うこともできます。
キーボード本体に保存できるオンボードメモリを搭載しており、何度も繰り返し行う作業を登録すると便利です。キースイッチはメンブレン方式で日本語配列の108キーとプロファイルキー5個が使えます。
フルキーボードなので普段使いにもおすすめです。実際、レビューでのコメントでも評価が高いですね。価格は2023年09月07日22:15の時点で税込み3,616 円で、コスパが高く満足できるでしょう。
対応OS:Windows 11、Windows 10、Windows 8.1、Windows 8、Windows 7
選ぶポイント:
ハードウェアマクロに対応
- ハードウェアマクロにより再生できる評価の高いモデル
Razer(レイザー) マクロ対応 テンキーレスキーボード 静音 BlackWidow Lite JP
Razer BlackWidow Lite JPでテンキーレスのキーボードです。
静音タイプのオレンジ軸で静かにタイピングをしたいかたにおすすめです。音を小さくするためのOリングが付属しています。
Razer Synapse 3でマクロの割当やショートカットキーの設定ができるようになっています。対応OSはWindowsのみでMacでは使えないので注意です。
日本語配列 / RZ03-02640700-R3J1
評価が2,500件以上付いている人気の商品です。キーの打鍵感が良いというコメントが多いですね。
選ぶポイント:
小型のテンキーレスキーボード
- コンパクトでケーブルの取り外しも可能な製品
Razer(レイザー) マクロ対応キーボード Ornata V2
Razer(レイザー)のOrnata V2は、日本語配列のゲーミングキーボードです。
「Razer Synapse 3」のソフトウェアで機能をキーバーインドやマッピングが可能になっています。独自のプロファイルにマクロを作成・保存してゲームをプレイすることができます。効率的にゲームがしたいかたにおすすめです。
長時間で快適なソフトなレザーレット製のリストレストが付いており、取り外すこともできます。
クリック感のあるメカニカルスイッチを搭載している本格的なゲーミングキーボードです。
また、LEDバックライトで光らせることができます。
【日本正規代理店保証品】 RZ03-03381500-R3J1
選ぶポイント:
バックライト付きメカニカルキーボード
- シンプルなデザインでeスポーツに最適
Corsair(コルセア) マクロ対応キーボード K95 RGB PLATINUM XT
コルセアのCorsair K95 RGB PLATINUM XT MX Speed です。
Cherry MXスイッチの銀軸を搭載しており滑らかな打ち心地。CH-9127414-NA KB513は英語配列のゲーミングキーボードです。
マクロは専用のキーが6つありキーの割り当てやカスタムマクロのプログラムを割り当てられます。
キーマッピングを使えばゲームを有利に進めることできますね。
キーボードには8MBのオンボードプロファイルストレージを搭載しており、最大5個までのプロファイルを持ち運ぶことができます。CORSAIR iCUE ソフトウェアは無料でダウンロードをして使えます。
Nキーロールオーバー、アンチゴースト機能に対応しています。
HyperX Alloy Origins Core RGB マクロ対応キーボード
HyperX(ハイパーエックス) Alloy Origins Core RGBです。日本語配列のテンキーレスキーボードでマクロを使うことが可能な機種です。
HyperX NGENUITYソフトウェアで独自のマクロ設定やゲームモードのカスタマイズが可能です。
オンボードメモリは3プロファイルをキーボードに直接保存できます。接続はUSB-Cの有線タイプです。
100%アンチゴーストとNキーロールオーバー機能を搭載しており同時押しにも対応しています。キースイッチはHyperX独自の赤軸を搭載しています。
選ぶポイント:
USB Type-C対応
- USB Type-Cケーブルは取り外しができる
Koolertron片手マクロメカニカルキーボード / ショットカットキー / 赤軸
Koolertronのマクロが組める片手キーボードで、9キー全てにフルプログラム可能なメカニカルキーボードです。プログラムの内容は本体内蔵のCPUに保存できます。
小型キーボードでカスタマイズできるようになっており、24個までマクロ機能の設定が可能。マクロは最大で792のキーコマンドをサポートしておりゲームや仕事の効率を上げることができます。
オフィスソフトではエクセルなどのショートカット操作やプログラミング作業、AdobeのPs・Pr・Aeなどの複雑な編集作業の効率化をしたいクリエーターにもおすすめです。
キースイッチは赤軸でRGBのLEDバックライトを搭載しています。
片手うちで文字入力をする用途では難しいです。マクロを割り当てて使う用途ですね。
スペック
- 色:ブラック
- RGBライト
- Windows、MacOS(Macでアプリが動かないというコメントあり)
- インターフェース:USB Type-C
選ぶポイント:
左手デバイス
- ショットカットキーを登録して左手デバイスとして最適
サンワサプライ プログラマブルテンキー NT-19UH2BKN2
サンワサプライのプログラマブルテンキーでNT-19UH2BKN2です。
テンキーは専用ソフトで日本語109キーボードの機能を割り当てることができます。
「Ctrl」+「C」のような同時押しのショートカット機能でも割り当てることができます。機能はテンキーのメモリーに記憶されるので別のパソコンでも同じ機能を使うことができます。
メンブレン方式のキースイッチです。連続のキーリピートはできないのでゲーム機よりもオフィスソフトやDTP、CADソフト向けですね。
対応はWindowsのみで、MacやPS4などのゲーム機には対応していません。
選ぶポイント:
有線USB接続
- 有線USBで接続するだけで簡単に利用できる
SteelSeries Apex 7 マクロ対応 ゲーミングキーボード
SteelSeriesのゲーミングキーボード Apex 7 (64639)でフルキーボード108キーです。テンキー付きなので64155を使ってきた方でも違和感なく使えると思います。
マクロの設定ができる商品で、キーのカスタマイズが可能です。
キースイッチはリニアの打鍵感がある赤軸を搭載しています。またイルミネーションの設定も可能です。
リストレストが付いており長時間のゲーミングで手首の疲労を軽減できるのも特徴ですね。
選ぶポイント:
リストレスト付き
- 動画編集のように長時間の作業で快適なリストレスト付き
プログラマブルキーボード 片手マクロ対応
Cloudeckの片手マクロ対応のプログラマブルキーボードです。
9つのキーはカスタムが可能になっており一回のボタンでいろいろな機能が使えます。レイヤーとしては6つあるので、54個の機能まで設定することが可能です。
USBメモリが付属しており、専用ソフトウェアと説明書(ユーザーマニュアル)が入っています。
USB接続でMacOSやWindowsのパソコンに対応しています。
選ぶポイント:
簡単な設定
- 9つのキー全てに設定が可能で、操作が簡単になる
エアリア メカニカル マクロキー NUMERIC Keypad
エアリアのマクロキーがメカニカルな、NUMERIC Keypad 「AS-K24」です。
21キーメカニカルキーボードで、青軸を搭載しています。キーを押し込んだときの深いキーストロークが特徴です。
マクロを設定することが可能になっており、左手用として使用するのに最適。編集したマクロはオンボードメモリに対応しています。よく使う作業を記録しておく入力機器として便利ですね。
片手キーボード マクロキーボード / 無線(ワイヤレス)
片手キーボードのマクロキーボードで、他の製品と比べて大きな違いは、Bluetoothの無線(ワイヤレス)接続ができる点が特徴です。
ショートカットキーやマクロの設定ができるほか、ノブで調整できるのもポイントです。コンパクトな大きさなので、メインで使うキーボードに合わせて手が届くところにあると便利ですね。
製品を選ぶときには、有線と無線の製品やRGBライティングなど種類によって、仕様が違うため注意です。
Logicool ロジクール マクロ・キーロールオーバー対応キーボード G105
ロジクールはキーボードなど周辺機器では人気のブランドです。Logicool G105は、マクロが可能なゲーミングキーボードです。
プログラム可能な6個のGキーを搭載しています。
マクロはキーボードの左側にあるM1-M3で最大18通りのボタン割り当てが可能です。
3つのモードを切り替えることができて、複雑なコマンドを簡単に発動することができるのがポイント。また、複数の同時押しである、キーロールオーバーに対応しています。
接続は有線USBです。
レビューではPS4のFF14で使っているというコメントもあります。カスタマイズをしてキーボード操作にこだわりたい方はロジクールがおすすめです。
選ぶポイント:
カスタマイズして使える商品
- プログラムすることで操作も快適になる
キーボードマクロをツールで操作する場合
キーボードの操作をツールのマクロでコントロールする場合にはパソコンに保存することになります。
エクセルなど繰り返し作業はVBAなどソフトウェアにプログラムとして組むこともできます。(ソフトウェアで機能するのでゲームでは使えません。)
プログラムを組むのが面倒な場合にはマクロ対応のキーボードが便利です。
マクロツールの使い方
マクロツールの使い方はソフトによっても操作方法に違いがあります。
例えばKeyToKeyの場合にはキーにマクロを割り当てて、ボタン入力を記録した流れを再現することができます。DiectInputのゲームに対応しており連打なども可能です。
また、機能を割り当てる「リマップ」できるタイプもあります。マクロさえ組めば繰り返しの実行が楽になります。ただし、フリーソフトが多くセキュリティに注意ですね。
まとめ
マクロ対応のキーボードは繰り返し操作する時に役立ちます。特にゲームでは人がやらなくても良い作業を無心でやり続けて、自動的にできれば良いのにと思うこともよくあります。
完全な自動化をするならHiMacroExやKeyToKeyを使って、キーの連打やマウス操作を記録して再生する方が良いと思います。HiMacroExではループや条件分岐など複雑な内容を組むことができます。
同じことをするのは時間ももったいないので、効率よく操作ができれば快適ですね。
マクロキーボードの関連情報
ゲーミングキーボード
赤軸ゲーミングキーボード