キーボードで英語配列のおすすめ機種をご紹介しています。
最初は慣れが必要なものの、ショートカットが使いやすくシンプルなキートップはプログラマなどにも人気があります。
メーカーやキースイッチの種類も多く好きな機種が選べます。
JISよりUS配列で購入を検討しているかたはどうぞご参考ください。
目次
- 英語配列キーボードのメリット・デメリット
- US配列キーボードの選び方
- キーボード 英語配列のおすすめ
- HHKB Professional HYBRID Type-S 英語配列
- Logicool(ロジクール)ワイヤレス キーボード KX800M MX KEYS for Mac(US配列)
- Logitech ワイヤレス キーボード K360 グロッシーブラック Glossy Black(US配列)
- レノボ・ジャパン ThinkPad トラックポイント・キーボード – 英語
- Apple Magic Keyboard 英語US配列 テンキーレス
- Razer BlackWidow Elite Green Switch メカニカル ゲーミングキーボード 英語US配列
- サンワサプライ 英語配列 Bluetoothキーボード
- FILCO Majestouch 2 104テンキーレス茶軸US配列
- BUFFALO USB接続 有線スタンダードキーボードUS English配列
- Corsair K70 LUX CherryMX ゲーミングキーボード 英語配列
- 東プレ REALFORCE TKL R3 英語 テンキーレス(静音タイプ)
- ARCHISS(アーキス)メカニカルキーボード Maestro FL 英語配列 CHERRY MX 静音赤軸(ピンク軸)
- ペリックス PERIBOARD-409 US 英語配列キーボード
- エレコム パンタグラフ式キーボード 99キー Bluetooth Mサイズ 英字配列
- PFU Happy Hacking Keyboard Professional2
- e元素 テンキーレスキーボード 茶軸 81キー
- Perixx(ペリックス) PERIBOARD-106 USB メンブレン キーボード ホワイト
英語配列キーボードのメリット・デメリット
英語配列キーボードのメリットはショートカットや囲みの記号が押しやすいことです。
[]や{}のキーが並列して並んでおりコードで必ず書くプログラマにおすすめです。また、キーキャップを交換する場合は、日本語配列よりも英語配列の方が、商品の種類が多いので選びやすくなります。
デメリットは記号の入力位置が異なるので慣れるまでに時間がかかることですね。
US配列とJS配列の大きな違いとしてカナ表記が無いということと全角半角キーが無いことです。
全角半角は、「Altキー」+「~」を同時に押します。右手の親指と中指で押すので操作は慣れれば難しくありません。
US配列キーボードの選び方

出典:HHKB
US配列のキーボードの種類として、フルキーボードやコンパクトなテンキーレスタイプがあります。
プログラミングでソースコードを書いたり、ゲームをするならテンキーレスは使いやすいです。
接続方法で選ぶ
無線のワイヤレス接続の場合にはBluetoothでペアリングをするタイプと、USBレシーバーを使ってワイヤレス接続をするキーボードがあります。
有線接続はUSB接続またはPS2接続でケーブルの端子をパソコンに差し込んで使うタイプがあります。
有線では入力の応答に問題が起こることは少ないのですが、無線の場合は遅延や入力時に反応しないといったこともあるので注意です。
AndroidやiPhoneなどのスマートフォンやタブレットなどと接続する場合にはBluetoothキーボードを選ぶようにしましょう。(OSが対応しているかどうかチェックした方が良いです。)
キースイッチで選ぶ
静電容量無接点方式は疲労感が少なくデータ入力などプロが多く使っているキースイッチです。
プログラマやゲーマーに人気なのがメカニカルスイッチで、軸の色によって打鍵感や打鍵音が変わってきます。また、アクチュエーションポイントも軸の種類によって深さが変わってきます。
キー荷重が違うラインナップの製品もあるので、小指などで押下するキーが軽いほうが良い場合には30g~45gなら軽いキータッチで入力できます。
メンブレン式は価格が安く静音性のあるキーボードが多く、構造的に防水の機種もあります。メカニカル式の静音キーボードで静かにタイピングをしたい場合は赤軸・ピンク軸などが打鍵音も静かです。
パンタグラフ式はノートパソコンに多く採用されておりキートップのどこを押しても安定して入力できます。
USキーボードの切り替え
USキーボードと日本語キーボードの切り替えでWindows 10の場合には言語のオプションからレイアウトを変更します。入力の切り替えは「Alt」+「’」です。
Macの場合には「command」+「スペース」のショートカットで英語入力から日本語入力(かな)に切り替えられます。
キーボード 英語配列のおすすめ
HHKB Professional HYBRID Type-S 英語配列
HHKB(Happy Hacking Keyboard)の英語配列キーボードで「Professional HYBRID Type-S」です。
コンパクトなサイズの合理的なキー配列でプログラミングに最適。重さも540gで軽量になっています。
キースイッチはチャタリングのない静電容量無接点方式になっており、長時間のタイピングでも疲れにくく高速に入力することが可能です。
接続はBluetoothの無線接続とUSB(Type-C)の有線接続に対応しています。
DIPスイッチによる制御キーの割り当てや、ソフトウェアによるキーマップ変更機能も搭載しています。キーマップはキーボード本体に保存されるので他のデバイスでも設定のまま使うことができます。
人気のキーボードで、静音モデルですが打鍵音の評価が高い製品です。ファンクションキーがないので、同時押しをどこにキーマップするかがポイントですね。
選ぶポイント:
静電容量無接点方式のコンパクトキーボード(刻印あり)
- 打ち心地に優れた静電容量無接点方式キーボード
Logicool(ロジクール)ワイヤレス キーボード KX800M MX KEYS for Mac(US配列)
Logicool(ロジクール)のワイヤレスキーボードでKX800M MX KEYS for Mac(US配列)です。
付属品としてUnifyingレシーバー(ドングル)が付いていて、遅延の少ないUnifyingまたはBluetoothに対応しています。
キートップは凹みがあるので打ちやすくなっています。
高性能なバックライトを搭載。充電ポートの仕様がUSB-Cで、Macで作業するならおすすめです。MacBookで使用しているというレビューもありますね。
選ぶポイント:
接続方式がワイヤレスのフルキーボード
- 接続方式はBluetoothで3台まで簡単に切り替えできる
Logitech ワイヤレス キーボード K360 グロッシーブラック Glossy Black(US配列)
Logitechで日本でのブランド名はロジクールです。
US配列のワイヤレス キーボード「K360」でグロッシーブラック(Glossy Black)。
テンキーを搭載していますが矢印キーの位置が調整されておりコンパクトな設計になっています。薄型のデザインでスタイリッシュですね。
Unifying対応レシーバー付属しておりUSBを挿すだけで遅延が起きにくい2.4GHz帯ワイヤレス接続が可能になっています。
OSはWindowsのみでMacには対応してないので注意です。
レノボ・ジャパン ThinkPad トラックポイント・キーボード – 英語
レノボ・ジャパンのThinkPadの英語キーボードです。
シザー・リフトキーでノートパソコンのような浅いキータッチです。コンパクトに見えますがWindowsキーやFnキーなども省略されずにきちんとあります。
トラックポイントを搭載しており慣れるとマウスを使わなくてもカーソル操作ができるのが便利です。
IBM時代からプログラマの方に人気があるキーボードですね。「0B47190」は有線のUSB接続です。
パフォーマンスが高いわりに安価で、コスパが良い製品だと思います。
Apple Magic Keyboard 英語US配列 テンキーレス
Apple Magic Keyboardで英語US配列でTouch IDを搭載しています。
Macと自動的にBluetoothでペアリングされるワイヤレスキーボード。USB-C – Lightningケーブルを付属しています。
対応しているのはmacOS 11.3以降のMac、iPadOS 14.5以降のiPad, iOS 14.5以降のiPhoneとiPod touchで使用できます。
白いキートップで美しいデザインが特徴的ですね。テンキーレスですがキーボードの右下には方向キーも付いています。
スペック
- メーカー:Apple(アップル)
- サイズ:幅278.9mm* 奥行き114.9mm * 高さ4.1-10.9mm
- 重量:0.239 kg
- 発売日:2021年8月5日
選ぶポイント:
Mac用テンキーレスキーボード
- スタイリッシュなデザインが魅力
Razer BlackWidow Elite Green Switch メカニカル ゲーミングキーボード 英語US配列
Razer(レイザー)のゲーミングキーボードで英語US配列の「BlackWidow Elite」です。
メカニカルスイッチを搭載しており独自のRazer Green Switchを搭載しています。
爽快な打鍵音でクリッキーな打鍵感です。アクチュエーションポイントは1.9mmとやや深めで押下圧は50gです。
プロゲーマーやタイピングで正確に入力をしたいかたにおすすめです。キーストロークの耐久性は最大8000万回まで対応しています。
マクロの割り当てなどカスタマイズをしたプロファイルはクラウドや内蔵メモリーに保存することが可能です。
選ぶポイント:
ゲーミング用メカニカルキーボード
- RGBバックライトも可能なフルサイズキーボード
サンワサプライ 英語配列 Bluetoothキーボード
サンワサプライの英語配列キーボードで「SKB-BT28BK」です。
テンキーレスのスリムデザインでキーピッチは19mm、キーストロークが2.0±0.1mm、動作力は60±20gです。
パンタグラフ式でキーが浅いことが特徴で、レビューではデザインが良いという感想があります。個人的には浅いキータッチのキーボードは底打ちすると手が疲れやすいですが、速く打てるという方もいるので好みが分かれるところです。
iOSに対応しており、iPadシリーズやiPhoneで使用することができます。接続はBluetoothです。
価格が安いので英語配列に慣れていないかたのお試し用として良いかもしれませんね。
選ぶポイント:
Bluetooth接続の薄型キーボード
- 浅い打ち心地のパンタグラフキー
FILCO Majestouch 2 104テンキーレス茶軸US配列
FILCOのMajestouch 2で、US配列のテンキーレスキーボードです。
キースイッチはドイツ ZF Electronics社のCherry MX 茶軸を搭載しています。
キーストロークは約4mmと深めですが動作点が2mmなので底打ちしなくてもタイピングをすることができます。また、Nキーロールオーバー対応です。
日本のダイヤテック株式会社のブランドで品質が高く、FILCOの製品は全般的にレビューの評価が高いです。
有線接続でUSB&PS2の両方が使えます。
BUFFALO USB接続 有線スタンダードキーボードUS English配列
BUFFALO(バッファロー)のキーボードでUS English配列で、WindowsとPS4に対応しています。
打鍵音が静かなメンブレン方式を採用しています。打鍵のキーストロークは一般的な3mmです。
インターフェイスはUSB(Type-A)接続の有線タイプでケーブル長さは約1.5m。角度調整スタンド装備しています。
防水なのが特徴で、防水機能付きの条件で探している方におすすめです。ただし、防水加工ではありません。
Corsair K70 LUX CherryMX ゲーミングキーボード 英語配列
コルセアの英語配列ゲーミングキーボードでCorsair K70 LUXです。
CherryMX Brown(茶軸)のキースイッチを搭載。(Red 赤軸、Blue 青軸もあります。)正確な入力ができるアンチゴーストと104キーロールオーバーに対応しています。
耐久性に優れたフレームを内蔵。取り外し可能なリストレストが付いているので手首に疲労感があるかたにおすすめです。
有線USB接続です。
東プレ REALFORCE TKL R3 英語 テンキーレス(静音タイプ)
東プレの英語配列 REALFORCE(リアルフォース) TKL R3です。R2と違いワイヤレスに対応しているのが特徴で、接続はBluetooth USB 無線と有線の両対応です。
R3HD11はテンキーレスの87キーでコンパクトで、シンプルな黒のデザインです。静音タイプなので静かにタイピングができます。
87キーレイアウトの標準機でキーストロークが4mmです。
2022年モデルのシリーズです。
選ぶポイント:
キー荷重のスイッチ
- キー荷重はAll45g / All30gで、指に負担のないスイッチ(変荷重はないようです)
ARCHISS(アーキス)メカニカルキーボード Maestro FL 英語配列 CHERRY MX 静音赤軸(ピンク軸)
ARCHISS(アーキス)のメカニカルキーボードで、Maestro FLの英語配列モデルです。
キースイッチは、静かにタイピングができるCHERRY MX 静音赤軸(ピンク軸)を搭載しています。
DIPスイッチやNキーロールオーバーに対応しており、ハイスペックな機能でおすすめです。PBTキーキャップで昇華印字なので耐摩耗性に優れています。
ペリックス PERIBOARD-409 US 英語配列キーボード
ペリックス PERIBOARD-409 US 英語配列キーボードです。
テンキーレスよりもさらに一回り小さなサイズで、フルサイズと比べると非常にコンパクトな大きさが特徴です。
買いやすい価格で2023年05月12日19:15の時点では、税込み2,499 円です。
ちなみに返品の場合には未開封の必要があるので、サポートをチェックしておきましょう。
エレコム パンタグラフ式キーボード 99キー Bluetooth Mサイズ 英字配列
ELECOM(エレコム)の英字配列の白いキーボードです。
パンタグラフ式で99キー。テンキーが付いていますがフルキーボードではなく矢印キーのレイアウトの位置が調整されています。
エンターキーが大きいのでエンターを頻繁に使いたいかたにおすすめです。
Bluetoothに対応しておりiPadやiPhoneなどのデバイスと、ペアリング接続で使うこともできます。
PFU Happy Hacking Keyboard Professional2
PFU Happy Hacking Keyboard(ハッピーハッキングキーボード) Professional2です。
キートップは墨/無刻印で英語配列。キー入力でプロ向けの静電容量無接点方式で長時間でも疲れにくいのが特徴です。
60%サイズのコンパクトな大きさでUNIX配列になっており、OSはWINDOWSとMAC両対応で使用できます。
有線接続のUSBキーボード。シリンドリカルステップスカルプチャのデザインになっており押下圧45gで軽い打鍵感でスコスコした打ち心地です。F1などはショートカットキーのように、Fnと数字キーとの同時押しで操作します。
プログラミングの業務などで効率的に仕事をしたいかたにおすすめです。背面のスイッチで割り当てのカスタマイズが可能です。
スペック
- メーカー:PFU
- 製品型番:PD-KB400BN
- 寸法:32.59 x 15.01 x 5.59 cm
- キーピッチ:19.05mm
- 重量:780.18 g
選ぶポイント:
静電容量無接点方式のコンパクトモデル
- 刻印がないブラックのコンパクトなキーボード
e元素 テンキーレスキーボード 茶軸 81キー
e元素のテンキーレスキーボード「Z-88」で英語配列です。茶軸のメカニカル式のため、軽めの打鍵感でソフトなキータッチで打鍵音は抑えめです。手の疲労感を感じている方に良いですね。個人的には茶軸ぐらいのクリック感は長時間のタイピングの時に楽に感じます。
パソコン用のゲーミングキーボードとして使っている方も多いですね。RGB発光のLEDバックライト付きで10種類のモードから選ぶことができます。
キーキャップはホワイトでカナ表記はなく英語配列です。81キーのアンチゴースト機能があり正確なタイピングができます。
USBの有線接続なので高速に反応します。USBケーブルは取り外しができるので持ち運びで便利です。
スペック
- サイズ:31 x 12.3 x 3.7 cm
- 重量: 750 g
選ぶポイント:
LED機能が付いてた有線モデル
- LED機能が付いているシンプルなキーボード
- 茶軸でソフトなキータッチでテンキーレスの有線モデル
Perixx(ペリックス) PERIBOARD-106 USB メンブレン キーボード ホワイト
Perixx(ペリックス)は海外では人気があるドイツのメーカーです。USBポートで接続するタイプのキーボードです。
ペリックス PERIBOARD-106 US Wはメンブレン式で耐久性があり最大2000万回のキーストロークに対応しています。
メカニカルキーのようなクリッキーな打鍵感でタイピングができる仕様になっています。
キートップがカーブするような配置になっており、手首にかかる負担を軽減し疲れにくい設計です。
英語配列でほかの製品と比べると、オフィスで利用できるスタンダードなタイプなので初心者の方にもおすすめです。
カラーはホワイト(白色)のデザインで、ブラックも選択できます。2023年05月12日19:02の時点で、価格は税込み4,999円です。
まとめ
英語配列キーボードを解説しました。最初の使い始めは、記号の入力をいくつか覚えるのが不便ですが、配列を理解して慣れたら快適です。何度も打鍵をして感覚として位置を覚えてしまうのがコツでしょう。
そもそも、英語でキーのレイアウト配列が考えられているので、「Fキー」や「Jキー」も中央になりストレスなくタイピングできます。
標準のJIS配列のフルキーボードを使っているプログラマのかたにおすすめです。
作業効率が上がります。
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