人気があるミニタワーPCのおすすめ製品をご紹介します。コンパクトなサイズのタワー型なら省スペースで設置が可能です。
用途としては、ゲームに適した高性能なグラフィックボード搭載のゲーミングPCから、ビジネス向けまであります。メーカーとしてはLenovo・Dell・マウスコンピューターなどが人気。
BTOモデルではCPUやSSDの容量を選択できるタイプもあり、選び方も解説しています。ぜひご参考ください。
探せる見出し
- 人気のタワー型PC比較
- ミニタワーPCのおすすめ
- マウスコンピューター G-Tune ミニタワー ゲーミングPC
- マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A7G7T ミニタワー ゲーミングPC
- Lenovo(レノボ) Tシリーズ Legion T5 30IAX10
- パソコン工房 LEVEL M-Class ミニタワーゲーミングPC
- HP OmniDesk ミニタワーデスクトップPC (インテル )
- SEVEN マイクロタワーPC BTOパソコン ZEFT Z52LK
- パソコンショップSEVEN ミニタワーゲーミングPC Gaming PC ZEFT
- Lenovo(レノボ) Mシリーズ Mini Tower ThinkCentre M70t Gen 5
- Dell(デル) Inspiron / GPUの選択が可能
- iiyama ミニタワー パソコン工房 SENSEシリーズ / microATX
- FRONTIER(フロンティア) AMD Ryzen 7 7800X3D搭載ミニタワーモデル
- TSUKUMO(ツクモ) ミニタワーPC eX.computer AeroStream
- ミニタワーPCとは?
- ミニタワーPCの選び方
人気のタワー型PC比較
人気のタワー型PCの中でも、人気モデルを厳選してご紹介します。
▼デザイン | ▼製品名 | ▼詳細 | ▼価格 | ▼調査日 | ▼CPU | ▼GPU | ▼メモリ | ▼ 特徴 | ▼サイズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | Lenovo Legion T5 30IAX10 | 詳細へ | 236,544円 | 2025/08/01 03:55 | Core Ultra 7 255HX | RTX 5060 Ti | 32GB | AI搭載のグラフィックス | 約 211 x 490.4 x 414 mm |
![]() | mouse NEXTGEAR JG-A7G7T(ホワイト) | 詳細へ | 349,800円 | 2025/08/21 14:06 | Ryzen 7 9800X3D | RTX 5070 Ti | 16GB | 水冷CPUクーラー | 約220×424×410mm |
![]() | iiyama PC LEVEL-M1P5-R45-RGX | 詳細へ | 124,800円 | 2025/08/01 03:56 | Ryzen 5 4500 | Radeon RX 9060 XT | 16GB | 選べるLEDカラー | 約幅220 x 奥行411 x 高さ441 mm |
![]() | G TUNE DG-I7G6T | 詳細へ | 329,800円 | 2025/08/21 14:21 | Core Ultra 7 265 | RTX 5060 Ti | 32GB (16GB×2) | NPU搭載CPU | 約194×411×400mm |
- 価格や製品名でソートできます。
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- スペックと価格は調査日の時点です。変わる可能性があるため、詳細にてご確認ください。
ミニタワーPCのおすすめ
ミニタワーPCは、高速なCPUを搭載していて、省スペースに設置可能な点が魅力です。高負荷時に音を抑えた静音ファンを搭載している製品も。また、スペックにもよりますが、フルタワーと比べて比較的コストを抑えられる価格が多いです。
マウスコンピューター G-Tune ミニタワー ゲーミングPC

製品名 | G TUNE DG-I7G6T |
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特徴 | NPU搭載CPU |
OS | Windows 11 Home 64bit |
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CPU | インテル® Core™ Ultra 7 265|20コア(8P+12E)/20スレッド/最大5.30GHz(P)・4.60GHz(E)/スマートキャッシュ30MB |
冷却 | 水冷CPUクーラー(240mmラジエーター) |
GPU | NVIDIA® GeForce RTX 5060 Ti(GDDR7 16GB) |
メモリ | 32GB(16GB×2|DDR5-5600)/スロット2(空き0)/最大64GB |
ストレージ | M.2 SSD 1TB(NVMe Gen4×4) |
映像出力 | DisplayPort×3+HDMI×1(DP 7680×4320@120Hz、HDMI 7680×4320@60Hz) |
インターフェース | USB 3.0(5Gbps)Type-A×9(前面×2/背面×7),Thunderbolt4 (背面 Type-C) |
サイズ・重量 | 約194×411×400mm/約10.9kg |
特徴
- Core Ultra 7 265とRTX 5060 Tiで、DLSS 4やMulti Frame Generation、RTX Neural Shaders、Reflex 2でfpsブーストと低遅延をねらえる構成
- NPUを備えていてAI処理をCPU・GPUと分担。配信時の背景処理やノイズ低減などを効率化
- 底面吸気+サイド取り込み→後方排出のエアフロー設計。240mm水冷と大型吸気口で高負荷時も安定しやすい
- DP×3+HDMI×1で8K出力に対応。Type-CのTB4、Type-A×9などインターフェースが充実
- 幅約194mmのミニタワーPC。デスク下やサイドに置きやすい
おすすめしたい人
- DLSS 4対応タイトルで高めのフレームレートを取りたいゲーマー
- USB機器を多くつなぐ配信環境や周辺機器運用したい人
- ミニタワーで省スペースとデスクトップのパワーを両方ほしい人
ポイント:カスタマイズができるBTOパソコン
BTOショップのため、パーツを組んだときに価格がわかります。そのため、予算を把握したうえで自由にカスタマイズが可能で、目的によって構成を変更できるのが便利。
マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A7G7T ミニタワー ゲーミングPC

製品名 | mouse NEXTGEAR JG-A7G7T(ホワイト) |
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特徴 | 水冷CPUクーラー |
CPU | Ryzen 7 9800X3D |
GPU | RTX 5070 Ti |
メモリ | 16GB |
特徴
- Zen 5世代Ryzen 7 9800X3D搭載で、前世代から最大16%のIPC向上を実現
- NVIDIA Blackwellアーキテクチャ採用RTX 5070 TiはDLSS 4やRTX Neural Shaders対応。AIによる高画質・高効率描画が可能
- ガラスサイドパネル&BTOでLEDカスタマイズ対応。PC内部を魅せてゲーミング空間を演出
- ホコリ対策も徹底。トップと底面にフィルターを標準搭載していて清掃しやすい設計
- 1TB Gen4 NVMe SSDとDDR5-5600メモリ標準装備。最新世代の転送速度やマルチタスクに対応
おすすめしたい人
- 『Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC』が付いていて、すぐにプレイしたいゲーマー
- PCケース内部の見た目やLEDカスタマイズしたい人
- 防塵性や自分でメンテナンスしたいBTO派
Lenovo(レノボ) Tシリーズ Legion T5 30IAX10

製品名 | Lenovo Legion T5 30IAX10 |
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特徴 | AI搭載のグラフィックス |
CPU | Core Ultra 7 255HX |
GPU | RTX 5060 Ti |
メモリ | 32GB |
特徴
- インテル Core Ultra 7 255HXとRTX 5060 Tiによるハイエンドグラフィックス
- AI機能付きDLSS、リアルタイムレイトレーシングによる映像体験
- 32GB DDR5メモリで複数アプリや配信もスムーズ
- Legion Coldfront冷却とARGBファンで、長時間の高負荷プレイも静かで快適
- サイドパネルはパーツ増設やカスタマイズも簡単
- Wi-Fi 7&Bluetooth搭載で最新ネットワーク環境にも対応
おすすめしたい人
- グラフィックの美しさや高フレームレートにこだわるゲーマー
- 最新の無線環境や将来的なパーツ拡張も重視する方
- 静音性と冷却効率を求めていて、長時間PCゲームをプレイする人
パソコン工房 LEVEL M-Class ミニタワーゲーミングPC

製品名 | iiyama PC LEVEL-M1P5-R45-RGX |
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特徴 | 選べるLEDカラー |
CPU | Ryzen 5 4500 |
GPU | Radeon RX 9060 XT |
メモリ | 16GB |
特徴
- LEDケースファンとガラスパネルによるシンプルかつ映えるデザイン。ブラック・ホワイトの2色から選択可
- Ryzen 5 4500&Radeon RX 9060 XTでフルHDでゲーミングが可能
- 16GBメモリと500GB NVMe SSD搭載
- コストパフォーマンス重視で、初めてのゲーミングPCにおすすめ
おすすめしたい人
- 初めてゲーミングPCを導入する人や、コスパを重視するユーザー
- LEDライティングでPCの見た目にも楽しみたい人
- ゲームをフルHDで快適に楽しみたい方
省スペースで使えるゲーミング向けPC
省スペースで使えるサイズで、デスクトップパソコンとしては小型の大きさで、幅が約22cmで高さが約41cmほどです。小さいため設置しやすく、デスクの上にも置けるサイズ。また、ケースのサイドパネルが開けやすいのでメンテナンスしやすいです。
HP OmniDesk ミニタワーデスクトップPC (インテル )

HP Pavilion OmniDesk はミニタワーデスクトップPCです。シンプルでスタイリッシュなデザインが魅力、おしゃれのため設置しやすいです。
PCの構成が選べるようになっていて、第14世代 インテル® Core™ i5-14400 またはCore™ i7-14700のマルチコアプロセッサーです。メモリは16~32GB、ストレージは1TBの容量。
日本語のキーボードとマウスが付属しています。
スペック
- 製品型番:HP OmniDesk M02-0000jp シリーズ
- サイズ 約 155 × 315 × 337 mm
- OS : Windows 11 Home
- メモリスロット:2スロット
大容量の1TBのデータに対応
- 1TBの大容量ストレージで保存データが増えたときに対応できます
- よく使うSuperSpeed USB Type-C 10Gbpsポートを前面に配置
- マルチモニターはHDMIとDisplayportの2画面対応
SEVEN マイクロタワーPC BTOパソコン ZEFT Z52LK

SEVENのマイクロタワーPCでZEFT Z52LKです。BTOパソコンのため、オーダーメイドでカスタマイズしたいひとにぴったり。
CPUはインテル Core™i7-14700F プロセッサ、メモリは32GB DDR5、ストレージはSSD 1TBです。グラフィックボードはGeForce RTX 4060を搭載しています。
Windows11 Home プレインストールされていて、ゲームも日常的な用途でも使えます。
Thermaltakeケースを採用
Thermaltakeのマイクロタワーケース「S100 TG」を採用していて、強化ガラスのスイングドアパネルが付いています
パソコンショップSEVEN ミニタワーゲーミングPC Gaming PC ZEFT

パソコンショップSEVENのミニタワーゲーミングPCで、Gaming PC ZEFT R61BBです。Micro ATX / Mini ITXに対応しているマイクロタワーケースながら高性能なモデル。
CPUはAMD Ryzen 9 9950X3D プロセッサ(最大ブースト時 5.7 GHz)、メモリが16GB DDR5、ストレージは1TB SSD NVMe PCIeです。レイ トレーシングとニューラルグラフィックスに優れたGeForce RTX 4060を搭載しています。
冷却能力が高く、大型のヒートシンクのハイエンドなCPUクーラーMUGEN6で冷却する仕様になっています。ワイドレンジRPMにより、低回転から高回転まで対応。長時間のゲーミングでも安定してプレイしたい人にぴったり。
R61BBの特徴
- デフォルトでは空冷ですが、水冷ラジエーターの選択も可能
- サイドは強化ガラスパネル
- 高効率な80 PLUS Bronze仕様の電源
Lenovo(レノボ) Mシリーズ Mini Tower ThinkCentre M70t Gen 5

Lenovo(レノボ)製のMシリーズで、Mini Tower ThinkCentre M70t Gen 5です。
コンパクトなミニPCで大きさは幅が約145 x 前後296 x 高さ346mm、重さは約 5.9kgです。AIを搭載していて、効率性と生産性が高まるように複雑なタスクでもパフォーマンスが向上するように処理できます。
CPUは第14世代インテルのプロセッサーを搭載していて、 Core i3-14100またはCore i5-14400の構成から選べます。メモリは8~16GB DDR5 (UDIMM)です。カスタマイズが可能なモデルで、Core i7-14700 vPro®対応を選択したり、ストレージの容量を変更が可能です。
グラフィックスは内蔵タイプで、低い画質のためゲームより、普段使いのパソコンにぴったり。
接続は DP・HDMIポートやHDMI 2.1 、USB3.2 Gen1 Type-C(データ転送・給電機能)など端子も備えていて種類が多いので便利。
Dell(デル) Inspiron / GPUの選択が可能

Dell(デル)のInspironのデスクトップPCで、サイズとしては高さが約32cmのためミニタワー型のデスクトップPCです。
CPUはインテル Core i5~i7より種類が選べるので、処理が速い方がいい場合にはi7を選択してみてください。
メモリは16GB、ストレージは 512GB~1TB SSD。内蔵型グラフィックスです。キーボードは日本語配列でマウスが付いています。
GPUの選択が可能なモデルで、デフォルトでは内蔵型ですが、NVIDIA GeForce RTX 4060を選ぶことが可能になっています。
スペック
- サイズ:高さ324.30 mm x 幅154.00 mm x 前後292.80 mm
- 重さ:約5.32 kg
- 普段使いしたい人にぴったりなミニタワーPC
iiyama ミニタワー パソコン工房 SENSEシリーズ / microATX

パソコン工房のミニタワークリエイターパソコン SENSEシリーズでmicroATXを搭載。コンパクトケースながら、底面吸気をして上面排気するとこで温度上昇を抑えます。
iiyamaのパソコンでカスタマイズできるBTOパソコンのためメモリ増設は最大64GB(32GB×2)まで拡張できます。(デフォルトで16GB DDR5)
CPUはインテル 第14世代 インテル Core i3 プロセッサー 14100(4.7 GHz)、メモリは16GB、ストレージは500GB対応 M.2 SSDの容量です。大容量な方がいい場合には、1TBまで増やせます。
iiyama PCは国内製のため品質も高いです。1年の保証が付いています。
クリエイター向けのスペックのため、写真編集などで使いたい人にぴったり。
FRONTIER(フロンティア) AMD Ryzen 7 7800X3D搭載ミニタワーモデル

FRONTIER(フロンティア)のミニタワーモデルです。デザインが黒と白から選べるので、ホワイトカラーでゲーム環境を整えたい人にぴったり。
こちらのスペックはCPUプロセッサーが、Ryzen 7 7800X3Dを基本構成として搭載していて、Ryzen 7 9700xをオプションで選べます。メモリは16GB (8GB x2) PC5-44800 (DDR5-5600)、ストレージは1TB M.2 NVMe SSD。グラフィックスカードは RTX 4060 Tiです。
発熱を抑えるためサーマルパッドを付けるなど、冷却効率を上げられるため、ミニタワーぐらいのサイズ感で探すのにおすすめ。
TSUKUMO(ツクモ) ミニタワーPC eX.computer AeroStream

TSUKUMO(ツクモ)のミニタワーPCでeX.computer AeroStreamシリーズです。
静音性に優れた設計になっており、密閉されたサイドパネルにより音漏れを低減。フロントとリアに120mmの冷却ファンがあり排熱のエアフローに優れています。
CPUは第14世代 インテル Core i7-14700 プロセッサー(最大5.4 GHz)、メモリ 16GB DDR4、ストレージは500GB SSD(M.2規格)です。ストレージはシステムでも使うので、サブストレージを追加することにより容量を増やすことも可能です。
インターフェースはUSB3.0ポート、HDMI、DP、VGAを備えています。
スペック
- 製品型番:AeroStream RM7J-D241/B
- サイズ:幅180 x 前後406mm x 高さ358mm
- 重さ:約7kg
- 省スペースでコンパクトながらエアフローがいい
ミニタワーPCとは?

サイズが小さいのがメリットで省スペースで置ける
ミニタワーPCは小さめサイズの、タワー型デスクトップパソコン。コンパクトにゲーム環境をまとめられるのがメリットです。
大きさの目安として幅は19~20cm × 前後40~42cm × 高さ36~37cmぐらいが、基本的な大きさになります。メーカーや機種によっても違いますが、フォームファクタとしてはMicroATXが入っているタイプが多いです。
接地面積が少ないので、省スペースで置くのにおすすめのサイズ感。ミドルタワーと比較すると高さや前後は5cm~7cmぐらい小さいのが特徴です。小さいSFFとミドルタワーの中間のサイズ感になります。
ゲーミング用の場合は、eスポーツのプロゲーマーはミドルタワー以上がほとんどでしょう。
他のケースとの違い

スリムタワーPCとミニタワーを比べるとスリムタワーの方がケースが薄く省スペースですが、ミニPCの場合でもケースは同じぐらいの幅があるので拡張性があるのがメリットです。
ミニタワーは水冷式クーラーなど大きなパーツはPCケースに入らないので空冷式がほとんど。また、自分でパーツを替えるときにはエアフローを高めるために配線を整理していく必要があります。
ケースサイズの比較をまとめてみました、ミニタワーの大きなものとミドルタワーの小さなものは、40cm前後といったところです。メーカーによってサイズの大きさに違いがあります。
ケースの種類 | サイズ | 拡張性 | 冷却性能 | 設置スペース | 主な用途 |
---|---|---|---|---|---|
フルタワーケース | 大 (高さ60cm以上) | 非常に高い (多くのストレージ、複数のGPU搭載可) | 優れている (多くのファンや水冷クーラーを搭載可能) | 大 (広いスペースが必要) | ハイエンドゲーミング、ワークステーション |
ミドルタワーケース | 中 (高さ40cm〜60cm) | 高い (拡張性がある) | 良好 (適切なエアフローが確保できる) | 中 (一般的なデスクに設置可能) | 一般的なゲーミング、オフィスソフトなど |
ミニタワーケース | 小 (高さ36cm〜43cm) | 一部の拡張カードや追加ストレージに制限あり | 冷却スペースが限られるため注意が必要 | 小 (狭いスペースでも設置可能) | 省スペース用途、一般的なデスクトップ作業 |
スモールフォームファクター (SFF) | 非常に小 (高さ36cm以下) | 低い (限られた拡張スロット、低電力CPUが人気) | 内部空間が狭い | 非常に小 (最小限のスペースで設置可能) | 軽作業など基本的な使用 |
ミニタワーPCの特徴

ミニタワーPCの特徴ですが、省スペースで使えるのが特徴です。
冷却性能はフルタワーと比べると筐体が小さくなります。ファンの数が少なくなり内部も狭くなるため、冷却性能は高くはありません。とはいえ、ノートPCよりは内部空間は広くとられているので冷却はできますし、音がうるさいというほどではないでしょう。
ミニタワーやスリムなケースでは、拡張性は低いため、自作をする方は大きいサイズのGPUは入らないので注意が必要。そのため、自分でパーツを後から組み替える人にとっては、空きスロットが少ないことになります。
BTOの場合は後から入れ替えるのではなく、GPUを搭載しているゲーミングPCを選ぶようにしてみてください。
一方で、優れた特徴としてパソコンのサイズがコンパクトのためスペースを有効に使えること、また省電力で使える利点もあります。自分で筐体を開けて拡張しない人にとっては、コンパクトな方がいいでしょう。
ミニタワーPCの選び方

CPUの処理性能
CPUのメーカーにはインテルとAMDがあり、インテルならCore i5、Core i7あたりがおすすめ。
AMDではRyzen 5、Ryzen 7なら軽快で同等ぐらいの性能になります。ソフトウェアなど同時に並行して処理が必要な場合には、マルチタスクに対応するためスレッド数が重要です。
処理性能は重要でコア数やクロック数によって変わってくるため、プロセッサーの速度を確認してみてください。
メモリ(RAM)
メモリ(RAM)は8GB以上あった方が同時作業は快適。BTOショップではカスタマイズできるので、さらに16GBなど必要に応じて増設することもできます。
規格にはDDR4とDDR5などがあり、わずかですが性能が向上。転送速度にこだわるなら注目です。
ストレージの目安
ストレージはSSDとHDDがあり、起動やデータの読み書きスピードではSSDの方がメリットがあります。価格的にはHDDの方がコスパはよいです。
目安として、ローカルにデータを保存するなら256GB以上あると便利。500GB~1TBあると大きめの画像ファイルなども入れておけます。
GPU(グラフィックボード)
GPU(グラフィックボード)はゲームや動画編集をするような場合には必要になるでしょう。統合型のGPUでも性能は向上してきていますが、NVIDIA GeForce RTXシリーズが搭載されていれば負荷の高い表示が可能になります。(マイクロソフトのOfficeを使うような作業においては、GPUは必要ありません。)
ストリーマーが映像を配信するゲーマーの方なら、RTX4050や4090といった40シリーズがハイスペックでおすすめ。 処理能力は3050よりも5080の方がハイスペックで世代も新しいということになります。
これらのモデルは、レイトレーシング性能やAIなど映像処理が優れており、高品質な配信やゲームプレイが可能になります。
最新ゲームを高いフレームレートで楽しみたい場合や、4K映像を編集したい人にぴったり。
排熱をして冷却が重要
ミニタワーPCは内部スペースが限られるため、効率的な排熱設計が重要です。ケース前面から吸気、背面と上面から排気するエアフローを確保し、CPUクーラーやGPU周辺の熱をスムーズ排熱するのが基本です。
120mmクラスのファンを前後に配置し、正圧構成にすることで吸気フィルターに埃が集まりやすく、内部の作業がしやすくなります。
また、CPUクーラーのヒートシンクはエアの流れに合わせて向きを調整し、ケーブルは背面にまとめることで、冷却効率を落とさず安定した温度管理が可能。動画編集や高負荷のゲームを長時間行う場合も、こうした冷却対策が製品寿命や静音性の面で大きく影響します。
まとめ
小型のミニタワーPCはコンパクトなサイズで人気があります。タワー型のデスクトップで、場所をとらない省スペースな方がいいという場合に便利。
外観はガラスパネルで、ARGB対応ファンなどでイルミネーションで発光させるのもおすすめ。
ゲームをする場合には、ミニタワーPCにグラフィックボード(GPU)を搭載しているゲーミング用モデルの方がグラフィックス性能が高く快適です。拡張性もあるので必要に応じてカスタマイズしながら使い続けられるのも魅力といえるでしょう。
マウスコンピューターのミニタワーPCは種類が充実しています。
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