Razer BlackWidowのレビューをまとめています。定番モデルや最新のV4シリーズなどがあり種類が豊富。
軸にはYellow SwitchやGreen Switchなど色によって打ち心地の特徴に違いがあります。徹底レビューしていますのでフルサイズやテンキーレスのゲーミングキーボードなど選ぶ時のご参考になれば幸いです。
便利なナビゲーション
- Razer BlackWidow ゲーミングキーボードの特徴
- Razer BlackWidowの選び方
- Razer BlackWidow シリーズ
- Razer(レイザー) BlackWidow V4 Pro JP
- RAZER Blackwidow JP Green Switch(グリーンメカニカルスイッチ)
- Razer BlackWidow JP Yellow Switch メカニカルゲーミングキーボード
- Razer BlackWidow V3 JP Yellow Switch
- Razer BlackWidow V3 TKL JP Classic Edition Green Switch
- Razer BlackWidow V3 Mini HyperSpeed JP Yellow Switch
- Razer Blackwidow V3 Pro Green Switch / リストレスト
- 人気のRazer BlackWidow シリーズ
- 総評まとめ
Razer BlackWidow ゲーミングキーボードの特徴
出典(画像):Razer(レイザー)
Razer BlackWidowシリーズの特徴は全てのモデルでメカニカルキーを搭載していることです。Razerのキーボードにおいて主力の製品がラインナップされているシリーズです。
サイズはフルサイズからテンキーレスまでそろっており、初心者からプロゲーマーまで対応している種類の幅が多いですね。
Razer Synapse 3を使えばマクロで、キーの入力を効率よくゲーミングキーボードをカスタマイズすることも可能です。LEDでライティングにも対応しているので光らせたい場合にもおすすめです。色は単色のモデルと1680万色のRGBカラーのモデルがあります。
キー入力の正確性はアンチゴーストに対応しているモデルや、Windowsキーをオフにして誤作動を防ぐゲーミングモードが使える製品など細かな使いやすさまでカバーしている製品が多いですね。
Razer BlackWidowの選び方
テンキーレスとフルサイズどっち?
Razer BlackWidowには3つのサイズがあります。フルキーボードとテンキーレスと65%キーボードです。
普段使いするなら数字の入力ができるフルキーボードが便利です。ゲームのみで使うならキー数が少なくても、ゲームで使うキーがあれば問題ないでしょう。
テンキーレスのゲーミングキーボードはコンパクトな設計なので、マウスが動かせるスペースが広く使えるメリットがあります。65%キーボードは60%キーボードに近くDeleteキーなどが付いています。
キーボードはコンパクトな方がマウスが動かしやすくなります。キーボードにメディアキーなど多くの機能を求める場合にはフルキーボードが便利ですね。
接続方法はワイヤレスと有線から選ぶ
Razer BlackWidowはUSB有線接続がほとんどで、最新の「Razer Blackwidow V4」も有線です。ちなみに「Razer Blackwidow V3」ではワイヤレスが使えます。
ケーブルでPCに接続する有線タイプでは遅延がないのがメリットです。ワイヤレスなら2.4GHzのUSBレシーバーの場合はBluetoothに比べて遅延が少ない特徴があります。
Bluetoothはスマホやタブレットとペアリングをしてゲームをする時に使えます。
軸の種類で選ぶ
Razerのキーボードはキースイッチが3種類あります。
比較表で特徴をチェックして選ぶと良いと思います。独自のメカニカルキーで打ち心地や打鍵音に違いがあります。
ゲームで高速に入力したい場合にはキーストロークが浅いスイッチがおすすめです。3種類の中ではアクチュエーションポイントが浅いのはYellow Switchですね。
軸の種類 | Razer Green Switch | Razer Orange Switch | Razer Yellow Switch |
---|---|---|---|
軸の色 | 緑軸 | オレンジ軸 | 黄軸 |
クリック感 | ○ | ○ | - |
打鍵音 | ○ | - | - |
アクチュエーション ポイント | 1.9mm | 1.9mm | 1.2mm |
押下圧 | 50g | 45g | 45g |
パームレストの有無をチェック
パームレストやリストレストとは、キーボードの手前に付けるクッションのことで付いているか選ぶ時にチェックしておきましょう。
長時間ゲーミングをするときにセットになっていると、手首の疲労を和らげるメリットがあります。手首を置いてプレイできるのが理由ですが、必要ないという方もいると思います。
ポイントとしては、後からパームレストを別で購入するよりも、キーボードの横幅サイズがぴったりなのが良いところです。
Razer BlackWidow シリーズ
Razer(レイザー) BlackWidow V4 Pro JP
Razer(レイザー) BlackWidow V4 Pro JPで、クリック感のあるGreen Switchタイプです。メカニカル式の軸の色は選択できるようになっています。
他のモデルと比較して機能が高く、実際、専用のマクロキーがありボタンをカスタマイズをすればマクロ操作が可能になります。メディアを操作する専用のボタンも搭載しています。
また、リストレストがあるので手首の疲れを軽減したい方は注目です。
詳細スペック情報
- シリーズ:BlackWidow V4 Pro
- サイズ:23.75 x 46.6 x 4.4 cm
- 重量: 1.53 kg
- 対応:パソコン
- OS:Windows 11, Windows 10
選ぶポイント:
マクロ機能のキー
- 専用のマクロ機能のキーとダイヤルを搭載
RAZER Blackwidow JP Green Switch(グリーンメカニカルスイッチ)
RAZER Blackwidow JP Green Switchです。フルキーのメカニカルキーボードで日本語配列です。
キースイッチは緑軸のGreen Switch(グリーンメカニカルスイッチ)を搭載しているのが特徴でクリック感があり、指でキーを押し込んだときにクリッキーな感触です。8000万回のキーストロークで耐久性があります。オンボードメモリに設定を5つまでプロファイルの保存が可能になっています。Nキーロールオーバーとアンチゴーストに対応しており正確な入力が可能です。
マクロ対応キーボードでキーライティングなどカスタマイズをして使いたいかたにおすすめです。プログラムすることで効率的に操作できますね。
スペック
- 製品型番:RZ03-02860800-R3J1
- 軸の種類:緑軸
- 接続:有線
- サイズ:16.6 x 44.6 x 4.2 cm
- 発売日:2019年4月26日
● レビュー
- USBをポートに差し込むだけで使えるのが便利
- キースイッチはクリッキーで青軸のような打鍵感でカチャカチャ音が楽しい
Razer BlackWidow JP Yellow Switch メカニカルゲーミングキーボード
Razer BlackWidow JP Yellow Switchは、イエロー軸を搭載したフルキーボードです。日本語配列です。
イエロー軸のメカニカルスイッチと緑軸の違いは打鍵音で、静音性に優れています。リニア触感のある入力で反応速度が速いのが特徴です。
Chroma RGB ライティングに対応しており1680万色で光らせることが可能です。
静かにタイピングをしたいかたにおすすめです。マクロはオンボードメモリーとクラウドに保存ができる、メカニカルゲーミングキーボード。
スペック
- 製品型番:RZ03-02862000-R3J1
- 軸の種類:黄軸
- 日本正規代理店保証品
- 接続:有線
- サイズ:16.6 x 44.6 x 4.2 cm
- 発売日:2020年4月24日
● レビュー
- キーストロークが浅く、入力速度が速く気持ちの良い押し心地
- 打鍵音はスコスコした打鍵感でタイピングが静かな静音キーボード
Razer BlackWidow V3 JP Yellow Switch
Razer BlackWidow V3 JP Yellow Switchでリストレストが付いているのが特徴です。手首の位置が上がるので疲労を抑えて使用することができます。
イエロー軸の静音タイプのリニアスイッチを搭載しています。キーキャップはABSのダブルショット成型で耐久性があります。
Razer Synapse 3に対応しておりマクロのカスタマイズも可能です。メディアキーで再生や停止の操作が可能でマルチファンクションのローラーホイールも便利です。
日本語配列と英語配列を選ぶことができます。普段遣いするなら日本語が便利です。
スペック
- 製品型番:RZ03-03542300-R3J1
- 軸の種類:イエローメカニカルスイッチ
- 接続:有線
- Chroma RGBライティング対応
- サイズ:45.07 x 15.48 x 4.21 cm
- 発売日:2021年1月22日
● レビュー
- 浅いキー入力なので反応が速くFPSゲームに最適
Razer BlackWidow V3 TKL JP Classic Edition Green Switch
Razer BlackWidow V3 TKL JP Classic Edition Green Switchは、テンキーレスのゲーミングキーボードです。コンパクトなサイズでマウスを動かすスペースが広くなるのがメリットです。
メカニカルキーのグリーン軸を搭載しており、クリック感があるタクタイルスイッチが特徴です。耐久性があるキースイッチで8,000万回まで耐えられます。キーバインドやマクロに対応できるRazer Synapse 3に対応しています。
省スペースなテンキーレスキーボードので、FPSゲームなどマウスも多用したいかたにおすすめです。キーレイアウトは日本語配列です。
スペック
- 製品型番:RZ03-03491400-R3J1
- Chroma RGB ライティングエフェクト対応
- 軸の種類:グリーンメカニカルスイッチ
- 接続:有線
- 色:ブラック
- サイズ:15.48 x 36.2 x 4.1 cm
- 重量:850 g
- 発売日:2020年8月31日
選ぶポイント:
打鍵感に優れたV3 Tenkeyless
- 打鍵感がクリッキーでタイピング音も最高
- チャタリングをするときにはファームウェアのアップデートが必要
Razer BlackWidow V3 Mini HyperSpeed JP Yellow Switch
Razer BlackWidow V3 Mini HyperSpeed JP Yellow Switchは、ワイヤレスで使えるゲーミングキーボードです。
通常のテンキーレスと違い、さらに一回り小さい65%のサイズです。デリート・キーやページのアップ・ダウンキーが付いています。
接続方法が3種類使えるようになっており、ワイヤレスの2.4GHz(Razer HyperSpeed)、Bluetooth、USBケーブルによる有線接続に対応しています。
5時間の充電で最大200時間使用できるロングバッテリーです。
65%キーボードで静音タイプのキーボードを使いたいかたにおすすめです。メカニカルスイッチはイエローで静音設計の滑らかなタイピングができます。
スペック
- 製品型番:RZ03-03891000-R3J1
- 軸の種類:黄軸
- 接続:ワイヤレス / Bluetooth / USB有線接続
- サイズ:13 x 4.05 x 31.85 cm
- 重量:718 g
- 発売日:2021年5月28日
● レビュー
- USBドングルをPCのポートに挿せばワイヤレスが使える
- 無線接続ができるコンパクトなゲーミングキーボードで通信も安定している
Razer Blackwidow V3 Pro Green Switch / リストレスト
Razer Blackwidow V3 Pro Green Switchは、ワイヤレスと有線接続に対応したゲーミングキーボードです。Razer HyperSpeed Wireless 技術により低レイテンシーで接続できます。
グリーン軸でクリッキーでタクタイル感のあるメカニカルスイッチを搭載しています。透明なスイッチハウジングなのでChroma RGBライティングが綺麗に光ります。
キーレイアウトは英語配列に対応しており、eスポーツなどで使用するゲーマーさんにおすすめです。配線を気にせずゲームプレイできますね。価格は税込み24,980 円です。
スペック
- 製品型番:RZ03-03530100-R3M1
- 軸の種類:緑軸
- 保証:日本正規代理店保証品
- 接続:ワイヤレス / Bluetooth / USB有線接続
- サイズ:45.07 x 15.79 x 4.23 cm
- 発売日:2020年11月6日
● レビュー
- リストレストは長時間タイピングするときに疲労軽減できる
- フラッグシップモデルなので価格はやや高め
人気のRazer BlackWidow シリーズ
Razer BlackWidow Lite JP Mercury White
Razer BlackWidow Lite JP Mercury Whiteです。白いキーボードで美しいデザイン。キーのレイアウトは日本語配列です。
静音性のあるオレンジ軸のキースイッチで、音を静かにするためのOリングが付属しているのが特徴です。バックライトは明るさを調整することができます。
Razer Synapse 3でマクロやキーの割り当てが可能です。
白色のゲーミング環境でそろえたい場合におすすめのテンキーレスキーボードです。
スペック
- 製品型番:RZ03-02640800-R3J1
- 軸の種類:オレンジ軸
- 接続:有線
- サイズ:13.3 x 36.1 x 3.62 cm
- 発売日:2020年4月24日
● レビュー
- スペースキーが短く使いやすい
- Oリングを装着して底打ちしなければ静か
Razer BlackWidow Elite JP Green Switch
Razer BlackWidow Elite JP Green Switchです。パームレストが付いているゲーミングキーボードでフルサイズの仕様になっています。
マルチファンクションのデジタルダイヤルとメディアキーが搭載されているのが特徴です。明るさ調整や音量を調整することができます。
リストレストはマグネット式なので取り外して使用することも可能です。また、インターフェイスとしてUSB2.0ポートとオーディオ(4極3.5mmミニプラグ)用のイヤホンジャックが搭載されています。
マクロの割り当てなど設定は5つまでのプロファイルを内蔵メモリーに保存できます。カスタマイズをしてキーボードを使いたいかたにおすすめです。
キーレイアウトは日本語配列です。
スペック
- 製品型番:RZ03-02620800-R3J1
- 軸の種類:緑軸
- 接続:USB有線
- サイズ:16.4 x 44.8 x 4.23 cm
- 発売日:2019年2月7日
● レビュー
- ゲーミングキーボードらしくカチャカチャ音が鳴る
- 入力が正確で反応が速いと感じる
Razer BlackWidow Ultimate
Razer BlackWidow Ultimateのゲーミングキーボードはフルサイズで日本語配列。
以前のモデルではドイツ Cherry MXでしたが、独自のRazer メカニカルスイッチで緑軸を搭載しており、青軸のように爽快な打鍵音でタイピングを楽しめます。
Blue Switchを搭載しており青軸を使いたいかたにおすすめです。
IP54クラスで耐水性と防塵性があるのが特徴です。キーボード操作で万が一水をこぼしても安心ですね。
同時押しでも認識する10キー ロールオーバーやアンチゴースト機能があります。
スペック
- 製品型番:RZ03-01703700-R3J1
- 軸の種類:グリーンスイッチ軸
- 接続:有線
- サイズ:18 x 44.7 x 4.3 cm
- 発売日:2018年
● レビュー
- LEDバックライトを搭載しており綺麗に光る
Razer BlackWidow Chroma V2 JP
Razer BlackWidow Chroma V2 JPは、日本語配列のゲーミングキーボードです。エルゴノミック リストレストが付いています。
独自の緑軸メカニカルスイッチで作動力が50g、1,000Hzのウルトラポーリングで素早い操作ができます。10キーロールオーバーとアンチゴーストにより正確に入力できるのもポイントです。
Razer Chromaに対応しており他のデバイスとライティングを同期させたいかたにおすすめです。
スペック
- 製品型番:RZ03-02030800-R3J1
- 軸の種類:緑軸
- 接続:有線
- サイズ:3.9 x 47.5 x 17.1 cm
- 発売日:2017年2月13日
● レビュー
- マクロ機能が便利ですが半角全角のキーと位置が近いので押し間違えに注意が必要
総評まとめ
Razerのキーボードの中でも人気があり新しいモデルが発売されるたびに改良されてきたのがRazer BlackWidowシリーズです。製品のコメントなどでは満足しているといった感想も多く見られます。
レビューでの評価が高いのがYellow Switchを搭載しているモデルで静音性があるため、ゲームでマイクを使うときに打鍵音が静かなので便利です。個人的にはテンキーレスキーボードが好きなので、自分と同じようにマウスを多く使いたい方でフルサイズキーボードと迷っている方は、コンパクトなモデルをおすすめしたいと思います。
製品が優れている一方で、デメリットとしてはサポートやサービスは日本のメーカーに比べれば悪いかもしれません。そのため、PC操作は簡単にできるぐらいの方が悩まずに使えるでしょう。
商品を買うときには、種類が多いので選ぶのが大変な印象があるかもしれませんが、スペックや用途で1つずつ検討していけば好きな製品が決まるでしょう。
お気に入りのゲーミングキーボードが見つかればゲームも楽しくプレイできますね。
Razerキーボードの関連情報
ゲーミングキーボードのランキングでは6位ラピッドトリガー搭載のHuntsmanがランクインしています(2024年2月12日の時点)。Logicool GシリーズやSteelSeriesも人気ですね。