ホイールマウスのおすすめ製品をご紹介しています。
ホイールが付いているだけでなく、チルトホイールで横スクロールできるマウスや、高速に回転してスクロールできるタイプも便利です。
指先で操作するなら、トラックボールが付いているモデルは、マウスを固定したまま動作できます。
USBレシーバー付きの人気ワイヤレスマウスや静音タイプなど、商品によって機能の種類に違いがあるので、どうぞご参考ください。
マウスホイールの使い方
マウスホイールとは、マウスの中央にある回転するパーツのことです。(左右のボタンの間にあります)
基本的な使い方は、回すことで表示をスクロールすることができます。「高速スクロール」に対応しているマウスでは、一度回すと回り続けるので、何度も回す手間がなく効率的。
横に倒せるタイプは「チルトホイール」といって横スクロールが可能になります。また、製品によってはマウスホイールをクリックすることが可能になっています。
ホイールマウスの選び方

横スクロールのチルトホイール

出典:サンワサプライ
横スクロールはチルトホイールに対応しているマウスが、左右に動かせるため便利です。
マウスにもよりますが、傾けられるホイールの場合には、横スクロールに割り当てられていることが多いです。横長のエクセルなどをマウスだけで左右にスクロールできるのは快適ですね。
また、ホイールは左右に動かせるだけでなく、押して「ホイールクリック」として使える製品もあります。
さらに、カスタマイズができるマウスでは横に倒せば、「進む」や「戻る」のように機能を変更できる製品もあります。自分が最も使いやすいように変えられます。そのため、カスタマイズをしたいときにはボタンの数もチェックしておくと良いと思います。
高速スクロール
高速スクロールは、ロジクールやナカバヤシのような一部のメーカーの製品に搭載されています。
ホイールの回転が速いので、複数行を一気に上から下まで移動して、表示を変えることができます。使用する方法は強めにスピンさせるだけで、製品によっては切り替えボタンが付いています。
ショートカットと違い途中で位置を止めたりできるのもポイントですね。スクロールバーをドラッグするより高速。とくに長いWebページなど、表示がないファイルを最短で移動できるので快適です。
※ホイールマウス全てが高速スクロールできるわけではないので、選ぶときに注意です。
左と右のボタン
マウスには左と右にメインで使えるボタンがあります。メーカーによってはスイッチという場合もあります。
選ぶときには静音タイプか、通常のボタンかチェックしておいたほうが良いでしょう。
なぜなら、静音のボタンの場合にはボタンを押したときに音はしますが静かです。そうでなければ、指で押したときにカチカチというクリック感があります。また、親指の上にもボタンが2つぐらい付いている製品もありますね。
接続
マウスの接続は、大きく分けてワイヤレスと有線の2種類です。高速スクロールができるモデルでは、ケーブルが無いワイヤレスが多いです。
ワイヤレスは2.4GHzのUSBレシーバーを使うタイプが遅延が少なくおすすめです。一方、Bluetoothで接続する製品は、スマートフォンなどのUSB接続ができない入力機器や、持ち運びをするデバイスで便利です。
有線接続も遅延がなく充電する必要もないですが、高速スクロールするモデルは少ないですね。
ホイールマウスのおすすめ
ロジクール MX MASTER3s ワイヤレスマウス MX2300
Logicool(ロジクール)のハイスペックなワイヤレスマウスでMX MASTER3sです。
Masterシリーズで高速なMagSpeed Smartshiftのスクロールホイールを搭載。Darkfieldの高精度なオプティカルセンサーを搭載していて、解像度は8000DPIでトラッキングすることができます。いわゆるレーザー式のセンサーなので光学式と比較して高精細です。
左右のクリックボタンは静音のタイプで、クリッキーですが音の大きさが小さくなっています。スクロール ホイールやサムホイール、ジェスチャ ボタンがあり便利。
デザインはエルゴノミック形状なのでフィット感があります。自然に握ることができるのも魅力ですね。
スペック
- MX2300GR
- BLUETOOTH LOW ENERGY ワイヤレス接続・USBレシーバー(同梱)
- 対応:Windows、macOS、Chrome、Linux
- サイズ:高さ124.9mm * 幅84.3mm * 奥行き51mm
- 重量:141g
選ぶポイント:
静音な高速スクロールホイールのマウス
- 1秒間に1000行のスクロールが可能な、高速スクロールホイール搭載
ナカバヤシ Digio2 高速スクロールマウス MUS-BKF165BK
ナカバヤシ(Nakabayashi)の「Digio2 神速」は、高速スクロールマウスです。
素早いスクロールでホイールを回転できるのが魅力で、縦に長い画面などで便利です。また、使う用途としてOfficeなど複数の行にのびていくアプリケーションで効率的。
また、解像度は800dpi、1200dpi、1600dpiで切り替える機能も付いています。 センサーは光学タイプのBlueLEDです。
マウスの重量が他の製品と比べて、軽い方なので動きも快適です。
価格は2023年03月17日23:14の時点で、税込4,550円で買いやすいですね。
選ぶポイント:
価格が安い5ボタンマウス
- 電池は256日使えてコスパが良い
ロジクール Logicool M575 トラックボール マウス

ロジクールのLogicool M575は2020年11月に発売されたトラックボールマウスです。
傾斜角度が付いているので手首を自然な状態で握ることができます。
なめらかで回転するボールはトラッキングが精確で2,000 DPIの高解像度で操作ができるようになっています。
接続はUnifyingのUSBレシーバーによるワイヤレスとBluetoothに対応しています。OSはWindows、Mac、iPad OS 13.4以降に対応。
色はホワイト(M575OW)やブラック(M575)、グラファイト(M575S)から選べます。
※ちなみに、高速スクロールホイールではありません。
選ぶポイント:
省電力で操作できるモデル
- マウスを動かさずにトラックボールで動かすので、疲労がある方におすすめ
ロジクール M705m 無線ワイヤレスマウス
M705mはトラッキング精度の高いアドバンス オプティカルセンサーを搭載しています。
かぶせ持ちをして使えるサイズ感のエルゴノミックデザインのため、疲れにくいのが特徴です。
高速スクロールも便利で反応が良いとレビューでは高評価です。接続は無線のワイヤレスマウスです。
Windows、Mac、Chrome OSに対応しています。接続は、USBレシーバー(Unifying)で使うタイプです。単3電池2本でちょっと重いけど、コスパに優れている製品ですね。
実際、私も前から利用しているマウスで、ソフトでボタンの割り当てができるため、効率化できます。
選ぶポイント:
高速スクロールができるモデル
- ロジクールの他の高速スクロールホイール搭載モデルよりも小型
サンワサプライ Bluetoothマウス 高速スクロール 400-MAWBT166BK
400-MAWBT166BKは、サンワサプライの高速スクロールに対応しているBluetoothマウスで、マルチペアリングに対応しています。
ホイールの手前にあるボタンにより、速いスクロールと通常の速度を設定できます。左右のボタンとサイドボタンは静音仕様になっています。(ホイールボタンは静音ではないです。)クリック音が静かなのでオフィスで使用するのにおすすめです。
高性能なブルーLEDセンサーで解像度は800・1600で切り替えができます。
選ぶポイント:
チルトホイールを搭載
- 高速スクロールとチルトホイールに対応
- サイドホイールを搭載
ELECOM(エレコム) マウス ワイヤレス 8ボタン M-XGM20DLBK
ELECOM(エレコム)のワイヤレスマウスでM-XGM20DLBKです。
チルトホイールを搭載しており、上下左右のスクロールが可能になります。※高速スクロールには対応していませんので、素早く回転させたい場合には注意です。
マウスの8ボタンは、無料のアプリで機能を割り当てることができます。仕事効率を上げたいときに選択肢の1つとして検討したい製品ですね。
エルゴノミクスの形状で、手の負担が少ないフィット感のある形状が特徴です。
電源は乾電池で約225日使用することができます。
選ぶポイント:
サイズが選べる握りやすいマウス
- マウスのサイズはS・M・Lから選択が可能
- フィットする握り心地で、長時間使用できる
ロジクール トラックボールマウス MX ERGO MXTB1s
ロジクールのトラックボールマウスでMX ERGOです。
チルト(角度)調整が20度まで自分の姿勢に合わせて変えられるので疲労感が少なく3D作業ができます。
手を動かさずにボールを親指で回すことでコントロールするのが特徴です。※高速スクロールホイールには非対応
プレシジョンモードボタン(DPI)とトラッキングをシームレスに切り替えができます。
8ボタンのうち6ボタンはカスタマイズをすることが可能です。
接続は無線で、ワイヤレスのUnifying USBレシーバーまたはBluetoothが対応しています。
スペック
- メーカー:Logicool(ロジクール)
- 製品型番:MXTB1s
- サイズ:高さ 132.5mm×幅 99.8mm×奥行き 51.4mm
- 重量: 164g
- 公称値: 380 dpi / 最小値と最大値: 512~2048 dpi
選ぶポイント:
ボタンの機能をカスタマイズができる
- 8ボタンのうち6ボタンは、機能をカスタマイズができるので効率的
Microsoft(マイクロソフト) ワイヤレスマウス Sculpt Ergonomic Mouse L6V-00013
Microsoft(マイクロソフト)のボール形のワイヤレスマウスです。2.4GHzのワイヤレスで、1,000dpiのセンサーを搭載。
高精細な青色LEDを搭載している読み取りセンサーのBlueTrack Technology(ブルートラック)なので、マウスパッドを選ばずスムーズにトラッキングができます。
マウスにはWindowsボタンを搭載しています。
無線のマウスでかぶせ持ちをしているかたにおすすめです。約155gと軽量で、長時間でも疲れにくい人間工学に基づいたデザインのSculpt Ergonomic Mouse L6V-00013です。
クリックしたことがわかりやすく、静かですがカチカチ音がなるタイプです。※高速スクロールには非対応
選ぶポイント:
4方向にスクロールできるホイール
- チルトホイールで上下と左右に動かせる
まとめ
ホイールマウスのおすすめ製品を解説しました。
スクロールホイールは上下に表示を移動したり、キーボードのControlを押しながら拡大縮小したりと、なにかと便利です。チルトホイールなら左右に動かせるのがメリットで、とくに悪いデメリットというのは無いですが、横スクロールをしなければ、機能として使わない方もいるでしょう。チルトホイール以外にも便利なマウスはあります。マウス本体を固定したまま使用するなら、トラックボールマウスが便利。使い勝手の良いマウスなら仕事でも効率的に操作できますね。
マウスの関連商品
トラックボールマウス
エルゴノミクスマウス
ロジクール(Logicool)のワイヤレスマウス…eスポーツに最適なマウスもご紹介しています。
ロジクール(Logicool)の有線マウス