エルゴノミクスマウスは人間工学に基づいてデザインされたマウスです。縦型や垂直型があり、手首をひねらず持つことができるので、疲労を軽減し腱鞘炎防止になります。
マウスは静音なタイプやボタンの数が5つある製品も。また、接続は有線と無線のワイヤレスなどの種類があります。マウスごとに特徴も表示していますので、商品を選ぶときにどうぞご参考ください。
目次
- エルゴノミクスマウスの特徴
- エルゴノミクスマウスの選び方
- エルゴノミクスマウスのおすすめ
- Logicool(ロジクール) 縦型ワイヤレス エルゴノミック マウス LIFT M800GR
- Perixx ぺリックス PERIMICE-719 小型 ワイヤレス エルゴノミクス マウス
- ロジクール ワイヤレスマウス 無線 マウス MX Master 3
- サンワサプライ 400-MA127 ワイヤレス エルゴマウス 静音ボタン
- ロジクール エルゴノミックマウス MXV1s MX Vertical
- ELECOM(エレコム) ワイヤレスマウス:EX-G
- iClever マウス ワイヤレス エルゴノミクスデザイン TM231G
- サンワサプライ エルゴノミクスマウス 静音 ワイヤレス 5ボタン MA-ERGW10N
- ナカバヤシ Digio2 エルゴノミクスマウス BlueLED
- サンワサプライ ワイヤレスエルゴノミクスマウス スティック形状 MA-ERGW19
エルゴノミクスマウスの特徴
エルゴノミクスマウスの特徴は、手首の疲労を抑えて腱鞘炎防止になることでしょう。
長時間の仕事でマウスのリストレストなどを使っても、手が痛いという方は試してみると良いでしょう。ただし、マウスやキーボードで形状が特徴的であるほど、入力するのに慣れが必要になってきます。
とはいえ、使い始めてしばらくすれば快適操作で作業も改善できるでしょう。
価格も3,000円以下の商品で、買いやすいマウスもあります。リーズナブルな商品なら手軽にに使い始められますね。あまり垂直な設計だと違和感があるのであれば、大型で斜めになっている設計のタイプも手首が快適になります。
エルゴノミクスマウスの選び方

人間工学のデザインがポイント
エルゴノミクスマウスは人間工学のデザインがポイントです。縦型(垂直型)またはスティック型があり、手のひらをのせる角度は商品によって異なります。
角度が垂直であるほど通常のマウスと操作の感覚が違ってきます。とはいえ、マウスにトラックボールが付いているトラックボールマウスと違って、マウスそのものを動かす商品は慣れるのも早いでしょう。
サイズは極小のような小型サイズは持ち運びするのには便利ですが、大型の方が手首は楽だと思います。
有線と無線の接続方法から選ぶ
有線のマウスの場合にはパソコンなどの端末にUSBを差し込むだけで使うことができます。バッテリーなどが不要でケーブルから給電できることがメリットです。ただし、コードがあることがデメリットに感じる方は無線の方がすっきりするでしょう。
無線の場合は、Bluetoothとワイヤレスがあります。ノートパソコンの場合にはBluetoothに対応しているモデルもあるので、マルチペアリングなどで使用するのも便利です。ワイヤレスでは付属のUSBレシーバーを差し込むことで安定した無線の接続ができます。
機能をチェック
マウスの機能としてチェックしておきたいところは3つあります。まず1つめがDPIで600dpiや800dpiなどのカウントがあり、数が小さいほど反応が大きく、数が増えるほど高精細に動かせます。また、DPIの数値をマウスのスイッチで簡単に切り替えるマウスもあります。2つめがボタンの数で、機能を多用したい場合にはチェックしておきましょう。また、3つめとしてボタンを押したときに音が静かな方が好きな場合には、静音性のあるモデルを選ぶと良いですね。
エルゴノミクスマウスのおすすめ
Logicool(ロジクール) 縦型ワイヤレス エルゴノミック マウス LIFT M800GR
Logicool(ロジクール)の縦型ワイヤレス エルゴノミック マウスで、LIFT M800GRです。自然な手首の角度で、手首の負担を軽減します。
接続はBluetoothまたは付属の「Logi Bolt USB」レシーバーによるワイヤレスです。(Unifyingには非対応)
電池は最大で24ヶ月の利用ができるため、電池残量を気にせず使えるのも魅力。
色はグラファイト・ペイルグレー・ローズから選べます。
選ぶポイント:
自然に握れる垂直型
- 垂直型なので自然と握って使えるのが特徴
Perixx ぺリックス PERIMICE-719 小型 ワイヤレス エルゴノミクス マウス
Perixx(ペリックス)の右利き用のワイヤレスマウス「PERIMICE-719」で右手の親指でサイドボタンを押すことができます。静音設計でクリック音が静かな仕様になっているのが特徴です。
垂直型のエルゴノミックマウスで手首の疲れがあるかたにおすすめです。
接続はワイヤレスでUSBのドングル(レシーバー)が付いており無線(2.4GHz)で使うことができます。光学式センサーで分解能DPIは、800dpi/1200dpi/1600dpiの3段階で感度を切り替えることができます。
右手用が「PERIMICE-719」で左手用は「PERIMICE-719L」です。
スペック
- サイズ:105x67x58 mm
- 重量:102g
選ぶポイント:
右手用と左手用が選べる
- 人間工学に基づいた設計
ロジクール ワイヤレスマウス 無線 マウス MX Master 3
高性能なロジクールのワイヤレスマウスでMX Master 3 MX2200sGRです。色々なランキングでも上位に入る1万円台で人気のエルゴノミクスデザインのマウス。Unifyingレシーバーで、無線で使えるので便利。USB-C充電式で1分間の急速充電で3時間使えます。
Logicool Optionsのソフトウェアでカスタマイズができるようになっており、効率的に使えます。
解像度は200~4,000DPIまで調整することが可能でガラス面でも精確にトラッキングができるセンサーを搭載しています。
グラファイトで落ち着いたカラー。機能が豊富で触り心地の良い高級なマウスですね。ファイルをシームレスに移動できるFLOW対応に対応しています。
●選ぶポイント
- 7ボタンで高機能なロジクールのマウス
サンワサプライ 400-MA127 ワイヤレス エルゴマウス 静音ボタン
サンワサプライ「400-MA127」は、ワイヤレスのエルゴマウスです。親指がフィットするようになっていることと、大きめのボタンが特徴です。
静音ボタンを搭載しており静かな環境でも利用しやすいでしょう。ボタンは5つあり左右のボタンと2つのサイドボタン、スクロールホイールのボタンがあります。(チルトホイールではありません)
バッテリーは充電式で連続で約100時間までなので、長時間でも動きます。
選ぶポイント:
価格の安いエルゴノミクスマウス
- WindowsとMacに対応
ロジクール エルゴノミックマウス MXV1s MX Vertical
MXV1s MX Verticalは、ロジクールのエルゴノミックマウスです。人間工学で手首の負担が少ないのが魅力。
デザインが滑らかで高級なマウスですが慣れれば操作がしやすく、手にも優しいですね。
長時間パソコン作業をする方におすすめです。マウスの握り方は右手で使います。親指をサムレストに置いて操作できます。性能が高いモデルで4000DPIの高精度センサーに対応。Unifyingレシーバー、またはBluetoothによりペアリングをして接続できます。
対応はWindowsだけでなくmacOSにも対応。電源は充電式で、フル充電にすれば約4ヶ月使えます。
●選ぶポイント
- 手首の負担を軽減するエルゴノミックマウス
ELECOM(エレコム) ワイヤレスマウス:EX-G
ELECOM(エレコム)のワイヤレスマウスでレシーバーが付属しています。8ボタンマウスのシリーズで"EX-G"は、USBにドングル(送信機)を指すだけで2.4GHzワイヤレスをすることができます。
センサーは、「ULTIMATEレーザーセンサー」を搭載しています。レーザー方式のセンサーなので、ガラス面の上でもトラッキングすることが可能です。
デザインが握り心地にこだわって設計された形状になっています。長時間の使用でも疲れにくいデザインです。
サイズがS・M・Lから選ぶことができて、対応OSはWindows、Macで使うことができます。また、静音性があるモデルも選べます。
日本メーカーの製品なので品質も安心。価格が5,000円以下で購入できる商品ですね。(2022年12月19日08:12の時点)
●選ぶポイント
- 握りやすいエレコムのマウス
iClever マウス ワイヤレス エルゴノミクスデザイン TM231G
iClever「TM231G」は、垂直型でエルゴノミクスデザインのワイヤレスマウスです。人間工学に基づいたデザインにより手のひらにフィットします。
マウスの感度は1000dpi・1600dpi・2000dpiで切替が可能になっています。節電モードがあり使わないときには省電力モードになります。
サイズは135*77*75mm、重さが94.5gと軽いのもポイントですね。
選ぶポイント:
垂直型のワイヤレスマウス
- 接続方式が2.4GHzワイヤレスの安定したマウス
サンワサプライ エルゴノミクスマウス 静音 ワイヤレス 5ボタン MA-ERGW10N
サンワサプライのエルゴノミクスマウスで「MA-ERGW10N」です。角度は55°で自然に手で持って操作できます。
サイドボタンも含めて5ボタンの静音タイプ。読取りは光学センサー方式(ブルーLED)で、分解能は3段階で800・1200・1600カウント/インチの調整が可能です。接続は2.4GHzのワイヤレスで、WindowsとMac両方のOSに対応しています。 付属品として無線で使うためのレシーバーや電池、説明書があります。
選ぶポイント:
カーソル切替えボタン搭載
- カーソルの速度を3段階で調節ができる
ナカバヤシ Digio2 エルゴノミクスマウス BlueLED
ナカバヤシの「Digio2」エルゴノミクスマウスです。マウスの傾斜角度は51°で手首の負担を軽減します。
ボタンは5個ありWindowsでは「進む」「戻る」の操作ができるので快適です。サイドにあるスイッチを押すとポインターの速さを変更できるのが便利。センサーの読取りはBlueLEDで800/1200/1600dpiで切替できます。
カラーはブラックとホワイトです。2022年12月21日17:17の時点では3,000円よりも抑えた価格で買いやすいですね。
選ぶポイント:
手首の負担を軽減
- 腱鞘炎や疲労をのもとになる手首のひねりを軽減
サンワサプライ ワイヤレスエルゴノミクスマウス スティック形状 MA-ERGW19
サンワサプライのワイヤレスエルゴノミクスマウス「MA-ERGW19」は、スティック形状のデザインが特徴で縦に握って使うタイプです。
ボタンの機能を割り当てることができるので、左右のどちらでも使うことができます。(※ChromeOSでは割当の機能は使えません。)やわらかい素材のリストレストにより手首の負担を和らげます。
分解能は800・1600カウント/インチ、省電力のIRセンサーにより長時間の使用が可能です。接続はUSBレシーバーによる2.4GHzワイヤレス方式になっています。
選ぶポイント:
右利き・左利きで使える
- 左手モードにすれば左利きでも使える
まとめ
エルゴノミクスマウスでおすすめの商品をご紹介しました。マウスの売れ筋ランキングでは、縦型マウスは入っていないですが、エルゴノミクスデザインのマウスがいくつもランクインしています。実際に買われている商品が入るので、少しでも握りやすいマウスを手にしたいという方が多いということでしょう。
いくつかマウスを使ったことがあれば解るのですが、握り心地には好きな形状があったりします。そのため、可能であれば店舗で持って比較しながら試してみるのがベストですが、エルゴノミクスマウスはお店には無い場合もあります。そのようなときには、商品のレビューをチェックしてどの点が評価されているのか確認をしましょう。前に使ったマウスと比べてもう少し大きめが良いとか、形状によっても握った感じが違います。
人間工学で設計されているマウスがあれば快適ですね。
エルゴノミクスマウスの関連商品
ケンジントン(kensington)トラックボールマウス
マイクロソフト マウス
エレコム マウス
ロジクール(Logicool)ワイヤレスマウス
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トラックボールマウス