初心者向けパソコンの選び方を解説しています。
初めてのパソコンって何を買えば良いのかわからないものですよね。初めてでも失敗しないように選ぶポイントをまとめています。
また、リーズナブルなPCもあり予算に合う安いモデルを購入する方法も掲載しています。
パソコンがあるととても便利です。
インターネットをしたり映画を見たり音楽を聞いたりできます。
プログラミングなどのパソコンのスキルがあれば仕事でも使える技術になります。
はじめてのパソコンは激安でも良いと思います。PCのスペックがわかったらランキングやメーカーなどを比べてお気に入りの1台を見つけましょう。
初心者向けパソコンの選び方
パソコンを選ぶ基準になるのは性能です。
なにを目的に使うのかによってパソコンを選ぶ判断基準になります。
初めてのパソコン選びではPC(パソコン)のスペックを選ぶための用語を解説していきます。
CPUの性能をチェック
CPUとは「central processing unit」の略です。
パソコンの内部で処理をする速さが関係してきます。メーカーにはIntel(インテル)やAMDなどがありインテルではCore i3、Core i5、Core i7と数が増えるほど性能が高い商品でAMD Ryzenシリーズも同じです。正確に性能を知りたい場合には〇〇Hzというクロック数が目安になります。
ちなみに、激安でノートパソコンを選ぶ場合には処理の性能スピードはあまり速い機種を選べない場合も多いです。なぜならCPUのスペックはパソコンの価格に反映されやすいからですね。そのような時には比較的安いAMDもおすすめです。
メモリとは
メモリとは一時的にデータを記憶する装置です。
RAMと呼ばれます。Random Access Memory(ランダム・アクセス・メモリ)
メモリは作業台に例えられることが多いのですが、メモリが小さいと作業が遅くなります。メモリが大きいと作業しやすい環境になります。
つまりCPUが速くてメモリがある程度大きいとサクサク動くパソコンということになります。
激安PCでも、できればメモリは4GBあったほうが良いですね。動画を視聴する場合には8GB以上あった方が快適です。
グラフィックボード(GPU)
グラフィックボードはGPUやグラフィックカードとも呼ばれます。
ディスプレイに映像を表示するために必要なパーツで、安いパソコンの場合にはCPUと一体型になっています。
ゲームや3Dのクリエイティブのようにレイトレーシングで負荷のかかる場合にはNVIDIAのようなグラフィックカードを搭載しているモデルがおすすめです。また、動画編集をしたい場合にはグラボが搭載されていた方がレンダリングなどで快適に使えます。
メーカーで選ぶ
メーカーで選ぶなら初心者にはHPやDellがおすすめです。
大手メーカーでは動作も安定しており、エントリーモデルと呼ばれる安価に購入できるモデルがそろっています。
NECや富士通はアフターサポートも良いので購入後にわからないことがあれば公式サイトの情報も充実しており初めてのPCでも安心です。
HDDやSSDとは
HDDやSSDは、ストレージと呼ばれる部分です。
ストレージはデータを保存しておくための装置です。
HDDはハードディスクドライブと呼ばれ安いですが、SSDに比べると遅いです。
SSDは(Solid State Drive)の略でメモリのように半導体ですがHDDのように使えて保存ができるストレージです。
HDDよりも小さく、速いのが特徴です。ノートパソコンに搭載されていることが多いですね。
日本のブランドではバッファローの外付けSSDが高速でおすすめです。
ビジネス用途ならMicrosoft Office搭載モデルを選ぶ
Windowsのパソコンの場合にはOffice付きの商品もあります。ビジネスで使うならチェックしましょう。
「Microsoft Office Home&Business 2019」と記載がある場合にはWord、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNoteを使うことができます。
>>Office搭載モデルを見る
これから仕事や勉強でパソコンのソフトを覚えたいという初心者のかたにおすすめです。
持ち運びができる重量を選ぶ
ノートパソコンを持ち運びをするなら重さもチェックするポイントです。
14インチ以下のサイズの場合には軽量なモデルも多く、モバイルPCと呼ばれる場合もあります。
女性の方の場合には15.6インチぐらいまでのサイズで、重量が1.5kg以内の方が運びやすいです。17インチ以上になると2kgを超えるPCも増えてきます。
タブレット型PCはOSをチェック
パソコンでもタブレット型のPCはOSをさまざまで必ずOSをチェックするようにしましょう。
とくにWindows・Mac・Chromebook・AndroidとOSが多いのがタブレット型で、それぞれ使えるソフトウェアにも違いがあります。
また、タブレットの形状とノートパソコンとしてキーボードが使える2in1 コンバーチブルタイプも便利です。タッチディスプレイの場合には指で操作することができます。
バッテリーと駆動時間
バッテリーは基本的に、バッテリーの容量が大きいほうが、充電してから駆動時間が長くなります。
持ち運びをするのであれば8時間ぐらいあれば十分でしょう。モバイルノートパソコンのように小さなボディの方が長い時間の場合が多いですね。
もし、自宅で使うようであれば、アダプターに差せば長時間でも使えるので、それほど気にしなくても大丈夫でしょう。
初めてのパソコンおすすめ一覧
初めてのパソコンおすすめ一覧で、初心者におすすめのパソコンは、WindowsかMACかによって変わってきます。
一般的で安いものが多いのがWindowsです。
クリエイターが使うのがMacです。
初心者なら利用者が多いWindowsにしておきましょう。
目的があればもちろんMacでも良いですね。
Lenovo IdeaPad ThinkPad E14
Lenovo IdeaPad ThinkPad E14は、価格が安い製品です。
ディスプレイは14インチでFHD液晶 (1920 x 1080) IPSパネル。CPUは第12世代のインテルCPUを搭載しています。選べるスペックの種類は(インテル® Core™ i7-1260P プロセッサー/Core™ i5-1240P/ Core™ i7-1255U/Core™ i5-1235U/Core™ i3-1215U)5種類あります。
メモリが8 GB、ストレージの容量は256GB/512GB/1TB SSDの3種類です。
指紋センサーは搭載しているのと無いタイプがあるので、普段使いで必要であれば確認しておきましょう。ThinkPadは実際にネットなどのレビューでも評価の高いシリーズです。
タッチパッドやクリックなどの操作性にも優れている製品ですね。また、ワイヤレス接続(WiFi / Bluetooth)も可能です。
スペック
- 保証:1年間
- ワイヤレス機能 : Wi-Fi6 & Bluetooth
- Dolby Audio™スピーカー搭載
- サイズ:約 324x220x17.9mm
- 重量:約 1.64kg~
富士通 FMV LIFEBOOK
富士通はノートパソコンでは14インチ以下が得意なメーカーです。直販では富士通WEB MARTから買えます。1kg以下のモデルなど軽量なモデルを販売しているのが特徴です。また、訳あり品やアウトレットなどもネットで購入できます。
LIFEBOOK MHシリーズは2021年10月発売のモバイルPCでは、コンパクトで携帯性に優れたサイズ感です。14型ディスプレイを搭載しており広視野角なので斜めからでも見やすい画面になっています。
OSはWindows 11で、CPUは第11世代のCore i7-1165G7、グラフィックスはIntel Iris Xe graphicsを搭載しています。(CPUはAMD Ryzen™ 5-5500Uのモデルも選べます。)
インターネットは無線LANのWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応しており、Bluetooth5.1も使えます。
Office Home and Business 2021付きでエクセルやワードが使えるのも便利ですね。
スペック
- LIFEBOOK MH75/F3
- 型名:FMVM75F3B
- HD Webカメラ内蔵(有効画素数 約92万画素)
- サイズ:323.8×216×19.9mm
- バッテリー:約14.8時間(JEITA2.0)
● 選ぶポイント
- 軽量で駆動時間が14.8時間と持ち運びで長く使用できるノートPC
Dell Inspiron 15 3511 ノートパソコン
デルのノート パソコンでDell Inspiron 15 3511です。15.6インチのパネルで、非光沢な見やすい画面です。
OSは日本語のWindows 11 Home 64bitを搭載しており、動作が快適なスペックです。
CPUは第11世代Intel Core i5-1135G7(コア:4/キャッシュ:8MB/最大:4.2GHz)プロセッサー、メモリが8GB(8GBx1)DDR4 2666MHz、ストレージは256GB M.2 PCIe NVMe SSDです。
GPUは内蔵型のIntel UHD Graphicsを搭載しています。
セキュリティー対策も万全でビジネスにも最適。Windows Helloの指紋認証リーダーがキーボードの右上に付いています。電源ボタンと一体型で起動の時に指紋で認証できるのが便利ですね。
シルバーでシンプルなデザインが魅力。サポートは1年間の保証が付いています。
HP ノートパソコン 15.6インチ
Windowsのノートパソコンは初心者に最適です。ガイドブックなども充実しており対応している周辺機器も多いからです。
Windowsなら使いやすいのHPあたりが高すぎず、コスパがよく買いやすい価格で購入できます。
初心者の方でもはじめやすい安いノートパソコンです。Webカメラとデュアルスピーカーが付いています。
HP15-db0000のノートパソコンは基本性能が高いのでおすすめです。
DVDが付いているしWindows10なのでセキュリティー面も安心です。
重くないゲームならギリギリできるスペックですね。
メーカー:HP(ヒューレット・パッカード)
商品重量:2 Kg
梱包サイズ:24.7 x 37.7 x 2.6 cm
画面サイズ 15.60 インチ
ディスプレイ最大解像度 1920×1080
CPU:AMD A4
CPU速度:2.30 GHz
プロセッサ数:2
RAM容量 8 GB
HDD容量 256 GB
ハードディスク種類:SSD
OS:Windows 10 Home
5万円以内で購入できます。 (価格は変動します)Amazonでも評判が高くずっと使える1台です。
Macのノートパソコンはデザインをしたい方
MacBook Airはデザインの作業におすすめのノートパソコンです。おしゃれなデザインで大学生にもおすすめです。
高解像度の解像度のディスプレイなのでデザイナーさんなら使いやすいでしょう。
2,560×1,600の解像度、印刷物のようなクリアな画面です。
Macの場合はWindowsとOSが異なるので、周辺機器では使えないものも出てくるので注意です。
安くて良いパソコンの選び方
初心者の方におすすめなのが中国製のノートパソコンです。
GLMやエイサーなど安くて良いものが多いです。
GLMのマイクロソフトのオフィスが入ったノートパソコンが安いです。
BTOのパソコンで選ぶのは、初心者さんにはおすすめできません。
良いパソコンにするために必要以上にスペック高くなってしまうためです。
中古のパソコンで選ぶのは失敗しても良ければ良いでしょう。
中古車と違って中古で安くて速いものを見つけるのは難しいです。
中古で買う場合は、初心者の方は価格で決めてしまいがちですが4万円以上のものにしておきましょう。
安すぎるとメモリが不足していて遅いPCが多いです。
インターネットの設定はどうすれば良いの?
パソコンを買ったら次はインターネットです。ネットを設定するためには、プロバイダを選ぶか無線LANを借りましょう。
プロバイダと契約する
プロバイダ探しはなかなか大変ですね。
大手を使っておけばまず間違いないでしょう。
NTTの下記のサイトが参考になります。
無線LANを借りる
家の中ならLANでインターネットができますが、外で使うときにはWiFiを借りる必要があります。
>>ノートPCはWi-Fiがおすすめ【外出先でインターネットを使いたい】
使い方がわからない時
使い方がわからない時は、ネットがつながる環境でなければ本を見ながらやりましょう。
ネットにつながったら、Googleで調べながら解決していくのが良いでしょう。
操作はパソコンの本で調べる
パソコンの操作は便利な機能がたくさんあります。Amazonなどでわかりやすそうな本を用意しておくとPCの基礎知識などが把握できるので初心者の方には何かと便利です。
ネットの情報では部分的に書いてあることが、体系的に書かれています。ネットを設定する前でも、調べられるのもメリットですね。
PCの買い方を解説
PCの買い方を解説すると、まったくパソコンの用語がわからない方は家電量販店で、店員さんに使いそうな用途や悩みを質問しながら買うのが良いと思います。
個人的にはネットなどで、自分が理解したうえでネット通販で上手に活用していくのがベストだと思います。理由は私なら知らないまま選択するのは嫌なので、徹底的に調べたいタイプだからです。(笑)
初心者の方ならWindowsのパソコンがおすすめです。ノートパソコンなら4万円~7万円ぐらいの安いエントリー向けでも最初は良いと思います。
メモリはちょっと多めにあるとマルチタスクでも動作が速くなります。良い製品が見つかればパソコンも快適ですね。
●関連記事
初心者におすすめのノートパソコン
どこでパソコンを買う?
ノートパソコン CD/DVD/BDドライブ付き