ミニタワーPCおすすめ10選! ゲーミング用で人気モデルも紹介

人気があるミニタワーPCのおすすめ製品をご紹介しています。コンパクトなサイズのタワー型なら省スペースで設置が可能に。

用途としては、本格的なゲームをプレイできる、グラボ搭載のゲーミングPCもあります。メーカーとしてはマウスコンピューターのG-Tuneシリーズやパソコン工房のLEVELなどが人気です。

検討するときに知らないことがあると迷ってしまうものなので、しっかり選び方も解説しています。どうぞお役立てください。

ミニタワーPCとは？
ミニタワーPCの選び方
- GPU
ゲーミング用ミニタワーPCのおすすめ5選
ミニタワーPCのおすすめ5選
性能を比較
ミニタワーPCのまとめ

ミニタワーPCとは？

出典：HP

サイズが小さいのがメリットで省スペースで置くのにおすすめ

ミニタワーPCは小さめサイズの、タワー型デスクトップパソコン。コンパクトにゲーム環境をまとめられるのがメリットです。

大きさの目安として幅は19～20cm × 奥行き40～42cm × 高さ36～37cmぐらいが、基本的な大きさになります。メーカーや機種によっても異なりますが、フォームファクタとしてはMicroATXのマザーボードが入っているタイプが多いですね。

接地面積が少ないので、省スペースで置くのにおすすめのサイズ感。ミドルタワーと比較すると高さや奥行きは5cm～7cmぐらい一回り小さいのが特徴です。一番小さいSFFとミドルタワーの中間のサイズ感になります。

ゲーミング用の場合は、eスポーツのプロゲーマーはミドルタワー以上がほとんどでしょう。

他のケースとの違い

出典：Thermaltake

スリムタワーPCとミニタワーを比べるとスリムタワーの方がケースが薄く省スペースですが、ミニPCの場合でもケースは同じぐらいの幅があるので拡張性があるのがメリットです。

デメリットは水冷式クーラーなど大きなパーツはPCケースに入らないので空冷式がほとんど。また、自分でパーツを替えるときにはエアフローを高めるために配線を整理していく必要があります。

ケースサイズの比較をまとめてみました、ミニタワーの大きなものとミドルタワーの小さなものは境界が曖昧で、40cm前後といったところです。メーカーによってサイズの大きさに違いがあります。

ケースの種類	サイズ	拡張性	冷却性能	設置スペース	主な用途
フルタワーケース	大 (高さ60cm以上)	非常に高い (多くのストレージ、複数のGPU搭載可)	優れている (多くのファンや水冷クーラーを搭載可能)	大 (広いスペースが必要)	ハイエンドゲーミング、ワークステーション
ミドルタワーケース	中 (高さ40cm〜60cm)	高い (十分な拡張性がある)	良好 (適切なエアフローが確保できる)	中 (一般的なデスクに設置可能)	一般的なゲーミング、オフィスソフトなど
ミニタワーケース	小 (高さ36cm〜43cm)	中程度 (一部の拡張カードや追加ストレージは制限あり)	普通 (冷却スペースが限られるため注意が必要)	小 (狭いスペースでも設置可能)	省スペース用途、一般的なデスクトップ作業
スモールフォームファクター (SFF)	非常に小 (高さ36cm以下)	低い (限られた拡張スロット、低電力CPUが主流)	劣る (内部空間が狭いので冷却が難しい)	非常に小 (最小限のスペースで設置可能)	軽作業、メディア再生、基本的な使用

ミニタワーPCはやめとけといわれる理由（デメリット）

ミニタワーPCはやめとけといわれる理由は、拡張性が少ない点がデメリット。そのため、自分でパーツを後から組み替える人にとっては、空きスロットが少ないので物足りないでしょう。
一方で、パソコンのサイズを重視する方にとっては、ミニタワーサイズは有効で、省電力で使える利点もあります。

冷却性能はフルタワーと比べると筐体が小さくなります。ファンの数が少なくなり内部も狭くなるため、冷却性能は高くはありません。また、静音性についてもファンの直径が小さくなるので静かさという点では限界があります。とはいえ、ノートPCよりは内部空間は広くとられているので、動作したときの音がうるさいというほどではないでしょう。

拡張性は低めでグラボが入らないことも

ミニタワーやスリムなケースでは、拡張性は低いため、自作をする方は大きいサイズのグラボは入らないので注意が必要。完成品やBTOの場合は後から入れ替えるのではなく、グラボを搭載しているゲーミングPCを選ぶようにしましょう。
たとえばRTX4080の場合は幅337mm×高さ141mm×厚み40mmですが、搭載されているミニタワーPCもあります。

ミニタワーPCの選び方

出典：マウスコンピューター

CPUではインテルとAMDがありインテルならCore i5、Core i7あたりがおすすめです。AMDではRyzen 5、Ryzen 7なら動作も軽快で同等ぐらいの性能になります。コア数やクロック数などでプロセッサーの速度をチェックしてみてください。

メモリは8GB以上あった方が同時作業は快適に。BTO(受注生産)のショップではカスタマイズできるので、さらに16GBなど必要に応じて増設することもできます。

ストレージはSSDとHDDがあり、起動やデータの読み書きスピードではSSDの方がメリットがあります。価格的にはHDDの方が安いですね。ローカルにデータを保存するなら256GB以上あると便利です。

GPU

グラフィックカードはゲームや動画編集をするような場合には必要になるでしょう。統合型のGPUでも性能は向上してきていますが、NVIDIA GeForce RTXシリーズが搭載されていれば負荷の高い表示が可能になります。(もちろん、マイクロソフトのOfficeを使うような作業においては、GPUは無くても大丈夫です。)

ストリーマーが映像を配信するゲーマーの方なら、RTX4050や4090といった40シリーズがハイスペックでおすすめ。これらのモデルは、レイトレーシング性能やAIを活用した映像処理が優れており、高品質な配信やゲームプレイが可能になります。最新ゲームを高いフレームレートで楽しみたい場合や、4K映像を扱いたい方にぴったりです。

ゲーミング用ミニタワーPCのおすすめ5選

ゲーミング用ミニタワーPCは、高速なCPUを搭載していて、省スペースに設置可能な点が魅力です。高負荷時に騒音を抑えた静音ファンを搭載している製品も。また、スペックにもよりますが、フルタワーと比べて比較的手頃な価格が多いです。というわけで、人気のおすすめのゲーミング用モデルをご紹介していきます。

ARK ミニタワーゲーミングPC arkhive Gaming Custom GC-A7G47M

パソコンショップアークのミニタワーゲーミングPCで、ARK arkhive Gaming Custom GC-A7G47Mです。

CPUはZen5アーキテクチャのAMD Ryzen 7 9800X3D(最大 5.2 GHz)、GPUは第4世代TensorコアのGeForce RTX 4070 SUPERを備えていてAPEXなど新しいゲームのタイトルにも対応できる性能です。メモリはDDR5-5600 32GBで、ストレージはSSD 2TBです。

冷却能力が高く、大きめのヒートシンクと5つのヒートパイプで冷却する仕様になっています。長時間のゲーミングでも安定してプレイしたい人にぴったり。

arkで見る

Lenovo(レノボ) Tシリーズ Legion Tower 5i Gen 8 第14世代Intel

Lenovo(レノボ) Tシリーズ Legion Tower 5i Gen 8です。
第14世代Intelを搭載しており、インテル® Core™ i5-14400F(最大 4.70 GHz) またはCore™ i7-14700KF(最大 5.50 GHz)プロセッサーの構成から選択することができます。メインメモリは16～32GB DDR5-5600MHz、ストレージは 512GB～1TB SSD M.2を搭載。グラフィックボードはNVIDIA® GeForce RTX™ 4060を搭載しているのでゲーミングには十分なレベルのゲームマシンです。

Lenovo Vantageアプリが使えることが特徴で、オーバークロックによりプロセッサーを限界まで性能を高くすることが可能です。また、AIによってファンのコントロールを行って安定して冷却を行います。コネクタは電源やイーサネット、ポートはHDMI 2.1、USB3.2 Gen2 Type-CやUSB 3.2 Gen1などがあり充実しています。

スペックによって価格差がありますが、16万円～26万円ぐらいでコスパがいいため、初めてゲーミングパソコンを導入する方におすすめです。

>>口コミでは動作音の静かという内容も。

レノボ公式サイトで見る

Lenovo(レノボ) Mシリーズ Mini-Tower ThinkCentre M70t

Lenovo(レノボ)製のMシリーズで、Mini-Tower ThinkCentre M70tです。
コンパクトなミニPCで大きさは幅が約145 x 奥行き296 x 高さ346mm、重さは約 5.9kgです。AIを搭載していて、効率性と生産性が高まるように複雑なタスクでもパフォーマンスが向上するように処理することができます。

CPUは第14世代インテルのプロセッサーを搭載しており、 Core i3-14100またはCore i5-14400の構成から選べます。メモリは8～16GB DDR5 (UDIMM)です。カスタマイズが可能なモデルで、Core i7-14700 vPro®対応を選択したり、ストレージの容量を変更することが可能です。

グラフィックは内蔵タイプで、低い画質なのでゲームは難しいですが、普段使いのパソコンとしては十分な性能があります。
接続は DisplayPort・HDMIポートやHDMI 2.1 、USB3.2 Gen1 Type-C(データ転送・給電機能)など端子も備えていて種類が多いので便利です。

レノボ公式サイト

G-Tune ミニタワーゲーミングPC

マウスコンピューターのブランドでG-Tuneシリーズ、ミニタワー型のゲーミングPCです。コンパクトなサイズですが、発熱に対処するための効率が高いエアフローが魅力で、電源ユニットがパーツに影響を与えにくいように間隔が空くような位置になっています。

スペックの仕様は、CPUがAMD Ryzen™ 5 7500F プロセッサー(最大5.00GHz)、メモリが32GB (16GB×2 DDR5)、ストレージはM.2 SSD 1TBを内蔵。グラフィックボードはAMD Radeon™ RX 7800 XTを搭載しています。
デスクの上に設置しても省スペースなサイズで、本体の大きさは約189×396×390mmです。

無線はWi-Fi 6EとBluetooth 5が使えるので、マウスなどの機器をワイヤレスで使いたいときに便利です。

保証が3年間と長く、実際に24時間の電話サポートがあるため安心して仕様できる製品です。信頼性の高いメーカーです。

カスタマイズができるBTOパソコン

BTOショップなので、パーツを組んだときに価格がわかります。そのため、予算を把握したうえで自由にカスタマイズが可能です。たとえば、ハードディスクはクラウドにデータを保存する人もいれば、大量のデータをSSDにいれたい人もいます。そのため、目的によって構成を変更できる注文方法は便利。

マウスコンピューターで見る

パソコン工房 LEVEL∞ M-Class ミニタワーゲーミングPC

パソコン工房のミニタワーゲーミングPCでLEVEL∞ M-Classシリーズです。
CPUはAMD Ryzen 5 7500F(最大5.0GHz)、メモリが16GB(8GB×2) DDR5 DIMM。ストレージは1TB NVMeの容量があるので、データ保存などに便利です。

グラフィックカードはRadeon RX 7600 XT 16GB GDDR6を搭載しています。
小さなMicroATXのケースですが内部にゆとりがあるのでカスタマイズがしやすくなっています。

低価格なので、まずはゲーミングPCでゲームプレイしたいという初心者向けにぴったり。

スペック

製品名:iiyama PC LEVEL-M7A6-R75F-REX
OS:Windows 11 Home
サイズ:約幅206mm × 奥行432mm × 高さ411mm
インターフェース:ヘッドフォン端子×1、USB 3.0×3(Type-A×2/Type-C×1) 、USB 2.0×2 、1000BASE-T LANポート、マザーボード側ディスプレイ出力(DisplayPort×1/HDMI×1)など

省スペースで使えるゲーミングPC

省スペースで使えるサイズで、デスクトップパソコンとしては小型の大きさで、幅が約20.1cmで高さが約41cmほどです。小さいため設置する場所に困らず、デスクの上にも置けるサイズ。また、ケースのサイドパネルが開けやすいのでメンテナンスしやすいです。

パソコン工房で見る

ミニタワーPCのおすすめ5選

マウスコンピューター mouse MH-A5A60 ミニタワー型

マウスコンピューターのミニタワー型PCの、mouse MH-A5A60です。
CPUはAMD Ryzen 5 7500F プロセッサー(最大5Ghz)でグラフィックはAMD Radeonです。

メモリは16GB DDR5-5200でストレージはSSD 500GB (NVMe Gen4×4)を搭載しています。空きスロットは無いので、増設したいときには差し替える方法でメモリ増設も可能です。

RAW現像や写真編集などクリエイティブな使い方では簡単なものならできるでしょう。

スペック

OS:Windows 11 Home 64bit
電源：550W　80PLUSR BRONZE
3年間無償保証・24時間電話対応
重量:約 7.5kg

10万円台のコスパでおすすめのミニタワーPC

10万円台ぐらいで探している人にぴったりの、コスパでおすすめのミニタワーPC

マウスコンピューターで見る

HP Pavilion Desktop TP01 ミニタワーデスクトップPC

HP Pavilion Desktop TP01はミニタワーデスクトップPCです。シンプルでスタイリッシュなデザインが魅力、おしゃれなので設置しやすいです。

PCの構成が選べるようになっていて、第13世代インテル® Core™ i5-13400 またはCore™ i7-13700のマルチコアプロセッサーです。
メモリは16GB、ストレージは512GBの十分な容量です。日本語のワイヤレスキーボードとマウスが付属しています。
OSはWindows 11 Homeを搭載しています。

スペック

製品型番:HP Pavilion Desktop TP01-4000jpシリーズ
サイズ:約 155 × 303 × 335 mm
重量: 約 4.9kg

マルチドライブ搭載しているため、ストレージの容量が増えたときにデータを移動することができます

HP公式サイトで見る

Dell(デル) Inspiron / GPUの選択が可能

Dell(デル)のInspironのデスクトップPCで、サイズとしては高さが約32cmなのでミニタワー型のデスクトップPCです。
CPUはIntel Core i5～i7より種類が選べるので、動作が速い方がいい場合にはi7を選択しましょう。

メモリは16GB、ストレージは 512GB～1TB SSD。グラフィックは内蔵型グラフィックスです。キーボードは日本語配列で有線マウスが付いています。

GPUの選択が可能なモデルで、デフォルトでは内蔵型ですが、NVIDIA GeForce RTX 4060を選ぶことが可能になっています。

Inspiron (3030)デスクトップ(2024年1月26日発売)

スペック

サイズ:高さ324.30 mm x 幅154.00 mm x 奥行き292.80 mm
重量:約5.32 kg

普段使いしたい人にぴったりなミニタワーPC

Dell公式サイトで見る

iiyama ミニタワーデスクトップパソコン STYLE∞ M-Class パソコン工房

パソコン工房のミニタワーデスクトップパソコン STYLE∞ M-ClassでmicroATXのマザーボードを搭載しています。
iiyamaのパソコンでカスタマイズで注文ができるBTOパソコンなのでメモリ増設は最大16GB(8GB×2)まで拡張できます。
CPUはインテル第11世代 Core i5-11400プロセッサー(2.6GHz)、メモリは8GB DDR4-2933 DIMM (PC4-23400)、ストレージはSSD(Serial-ATA)で480GBの容量です。
DVDスーパーマルチドライブがあるのでディスクを読み書きしたい時に便利です。
付属品として電源ケーブルやマニュアル、保証書が付いています。

iiyama PCは国内生産なので品質も安心ですね。

スペック

製品型番:IStDEi-M05M-A114_-UHCSB
OS:Windows 11 Home
寸法:約幅175mm×奥行387mm×高さ360mm

マルチドライブが付いたミニタワーPC

パソコン工房で見る

TSUKUMO(ツクモ) ミニタワーPC　eX.computer AeroStream

TSUKUMO(ツクモ)のミニタワーPCでeX.computer AeroStreamシリーズです。
静音性に優れた設計になっており、密閉されたサイドパネルにより音漏れを低減。フロントとリアに120mmの冷却ファンがあり排熱のエアフローに優れています。

CPUは第14世代インテル Core i7-14700 プロセッサー(最大5.4GHz)、メモリ 16GB DDR4、ストレージは500GB SSD(M.2規格 NVMe)です。ストレージはシステムでも使うので、サブストレージを追加することにより容量を増やすことも可能です。

インターフェースはUSB3.0ポート、HDMI、DisplayPort、VGAを備えています。

スペック

製品型番:AeroStream RM7J-D241/B
寸法:幅180x奥行406mmx高さ358mm
重量:約7kg

省スペースでコンパクトながらエアフローが良い

ツクモで見る

性能を比較

人気のメーカーのミニタワーPCを3つに絞って比較をしてみました。HPは構成が選べるようになっており、内蔵型のグラフィックまたはRTX3050搭載モデルも選べます。
パソコン工房のLEVEL∞はほかの2つと比べるとやや性能は劣るスペックになっています。ただし、種類も多いのでLEVELシリーズが好きな方は、メーカーサイトをチェックしてみてください。
マウスコンピューターはこの中では最もメモリ容量が多く32GBです。

メーカー	CPU	メモリ	ストレージ	グラフィックボード
パソコン工房 LEVEL∞	AMD Ryzen 5 7500F (最大5.0GHz)	16GB (8GB×2) DDR5 DIMM	1TB NVMe	Radeon RX 7600 XT 16GB GDDR6
マウスコンピューター G-Tuneシリーズ	AMD Ryzen 5 7500F プロセッサー (最大5.00GHz)	32GB (16GB×2 DDR5)	M.2 SSD 1TB	AMD Radeon™ RX 7800 XT
HP Pavilion Desktop TP01	第13世代インテル® Core™ i5-13400 または Core™ i7-13700	16GB	512GB	インテル内蔵型グラフィックスまたは、NVIDIA GeForce RTX3050