DTM向けパソコンが欲しい。でも、Cubaseでトラックを増やしたとき、CPU使用率には余裕があるのに音が途切れる。DTMパソコンは、コア数だけ見ても正解がわかりにくいです。
私も最初、Core i7・16GBなら十分だと思っていました。数トラックなら快適。それがKontaktを複数立ち上げ、エフェクトを重ねた途端、反応が鈍くなったりするもの。
32GBの候補へ切り替えると、今度は保存容量が512GBしかなかったり、オーディオIFを挿した後、MIDIキーボード用USBが足りないじゃんってこともある。つまり、仕様表の数字だけでは、楽曲作成時の取り回しまではに気づきません。
複数モデルを比べてわかったのは、
使うソフトと曲の規模、周辺機器に合う構成こそ正解のPCスペックだということ。
今回は、Omnisphereで音を重ねるような作業にぴったりな据え置き型4台と、スタジオへ持ち出せるノート6台を比べました。MIDIキーボードとiLokを挿してもUSBが足りるかまで、ご自分の曲作りの環境に合うか絞ってみてください。
もくじ
[閉じる]使うDAWからDTMパソコンの構成を決める

PCのスペック表を眺めて悩むのは時間の無駄です。DTM用PCの構成は「どのDAWを中心にシステムを組むか」で自動的に決まります。Ableton Liveでリアルタイム処理を多用する構成と、Pro Toolsで多チャンネル録音を行う構成では、必要なインターフェースやポート類、ストレージの転送速度の優先順位が全く異なるからです。
とくに「ソフト音源を何本も立ち上げたい」「ミックスでプラグインを大量に挿したい」なら、CPUとメモリには余裕が欲しい。楽曲にこだわる人ほど譲れない部分だ。
大容量の音源ライブラリを使うなら、SSDも512GBでは窮屈になりやすく、1TB以上を選んだ方が安心です。
結論、DTM向けパソコンで迷ったらこの1台!
DTM向けノートパソコンで迷ったらパソコン工房「iiyama PC STYLE-M48M-285-UHX」をおすすめしたい。ただし、個人的にはメモリ32GB、SSD 1TBへ変更が大正解。
Core Ultra 9 285は24コア24スレッド。ソフトシンセ、Kontakt、EQ、コンプを重ねるDTMで、今回の10機種では処理性能と価格が最も完璧に近い。RTXを搭載していないため、DTMでは効果が少ないグラボへ費用を使わずに済む。
Thunderbolt 4×1、USBは前面4基・背面7基で不便しない。オーディオI/F、MIDIキーボード、iLokをUSBハブなしで接続しやすく、M.2 SSDも2基搭載できます。音源専用SSDを後から追加できる点もめちゃくちゃ良い。
DTM向けデスクトップパソコンのおすすめ
Silent-Master PRO Z890|録音中のノイズを抑える静音型

| CPU | Intel Core Ultra 7 265T(20コア) |
|---|---|
| メモリ | DDR5-5600 32GB(16GB×2) |
| ストレージ | NVMe SSD 1TB |
| グラフィックス | Sycom Silent Master Graphics RTX5060Ti 16GB |
特徴は?
- Noctua NH-P1はファンレスなので、CPUクーラー由来の風切り音が発生しない。マイクをPCの近くに置くならかなり嬉しい
- サイコムの同シリーズ検証では高負荷時28.5dB。標準的なタワー型静音PCの36.9dBより8.4dB低く、静音性はかなり優秀
- ASRock Z890 Pro RS WiFiはThunderbolt 4を備え、Thunderbolt対応オーディオインターフェイスを専用カードなしで接続できる
良い点
- 録音中にPCの駆動音が入り込む心配を減らしたいなら、静音設計はかなり安心感がある
- ソフトシンセやプラグインを増やしても制作を続けやすく、DTM用として最初から余裕を持たせた構成がいい
気になる
- イマイチな点は見つからなかった。あえて言うとすれば、大容量のサンプル音源を何本も入れるなら、注文時に2台目のM.2 SSDを検討。後から容量不足で悩みにくくなる
同じ部屋でマイク録音するなら、一般的な高性能BTOと違い、ストレスなく制作できるのは大きいメリット。
パソコン工房|ミニタワー|Core Ultra 9 285

※このモデルはカスタマイズすると最強ですが、そのままだとメモリとストレージ不足になるので注意です。
| CPU | Core™ Ultra 9 プロセッサー 285、24コア、24スレッド、最大5.6GHz |
|---|---|
| 推奨カスタム | 8GB→32GB(16GB×2) DDR5、500GB→1TB SSD |
特徴は?
- 32GB(16GB×2)化で、ピアノ音源とドラム音源を同時に読み込める
- 24コアCPUで、VSTエフェクトを重ねても処理落ちを減らせる
- Thunderbolt 4により、対応オーディオI/Fや外付けSSDを高速接続できる
- microATXミニタワーなので、後からSSDや拡張カードを増やせる
おすすめの人
- CubaseやStudio Oneで、ソフト音源を複数使う作曲者
- ボーカル録音より、打ち込みとミックス作業が中心の方
良い
- Core Ultra 9 285で、VSTを重ねた時の処理落ちを抑えやすい
- 32GB(16GB×2)にカスタマイズが最強。8GB単枚より音源読込中の待ち時間が短い
- 1TBに増やせば、DAW、プラグイン素材を同じSSDへ置ける
- Thunderbolt 4とUSB端子が多く、MIDIキーボードとAudio I/Fを分けて使える
- 2.5GBASE-Tは、NASに保存したプロジェクトの移動が速い
気になる
- 標準の8GB(8GB×1)はDTM向けとして小さい。32GB変更が現実的
- 無線LANは基本構成に含まれないため、Wi-Fiなら追加費用がかかる
32GBと1TBで、音源ライブラリを同じSSDに置ける
STYLE-M48M-285-UHXをDTMで選ぶなら、標準8GB/500GBのままではなく、32GB(16GB×2)と1TBへ変更した構成がいいです。
ボーカルトラック、WAV素材を同じ制作データに入れた時、8GBでは読み込みが遅いから。もう、メモリ増設は必須!
1TBならVSTやサンプル素材をCドライブに置きやすく、曲ごとの素材管理しやすい。
Audio I/Fドライバーを毎回まとめて使うなら、ここに費用をかける価値があります。
ワークステーション Lepton Mini B860i

| PC名 | Sycom Lepton Mini B860i(Mini-ITX) |
|---|---|
| CPU | Intel Core Ultra 7 265K |
| 冷却 | Noctua NH-L12Sx77 |
| メモリ | 32GB DDR5-5600(16GB×2 Dual Channel) |
| ストレージ | Crucial T500 2TB(M.2 PCIe) |
| GPU | GeForce RTX 5060 Ti 16GB(MSI OC) |
総合評価:8.7
- DTM制作性能:9.5
- 拡張性:8.0
- 設置自由度:8.5
特徴
- DTMやDAWの同時トラック処理でIntel Core Ultra 7 265Kで低レイテンシ
- 32GB DDR5-5600のデュアルチャンネルで大容量サンプルや複数プラグインを安定運用しやすい
- Crucial T500 2TB(PCIe Gen4)でプロジェクトの読み込みや書き出しが高速
- Noctuaクーラーと静音PWMファンで録音中の環境ノイズを抑えやすい
- SSUPD Meshroom Dの全面メッシュで熱だまりしにくく長時間でも安定
- Mini-ITX構成でもRTX 5060 Ti 16GBを搭載し映像編集やGPUエンコードに対応
- 167×363×247mmでデスク上のミキサーと並べて設置しやすい
- Windows 11 HomeでCubaseやStudio Oneのように主要DAWの動作環境に対応
おすすめの人
- DTMでトラック数が多くソフト音源とエフェクトを使う人
- マイク録音でPCファンの音を抑えたい人
- PCIe Gen4 SSDでサンプルライブラリのロード時間を短縮したい人
- MIDI周辺機器やオーディオIFをUSBで多数つなぐ人
- デスクトップパソコンでも小型サイズで制作環境を整えたい人
DAIV KM-I5G60 デスクトップ型

DTMパソコン向けミニタワー「DAIV KM-I5G60」。DAWでの音楽制作や録音、プラグインを多く使うトラック制作したい人向けのミニタワー型デスクトップPCです。
| OS | Windows 11 Home 64ビット |
|---|---|
| CPU | インテル Core Ultra 5 プロセッサー 225 |
| グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 5060 |
| メモリ | 16 GB(8 GB×2 / デュアルチャネル) |
| M.2 SSD | 1 TB(NVMe Gen4×4 / TLC) |
| 無線・ネットワーク | Wi-Fi 6E(最大2.4 Gbps)+ Bluetooth 5 / 2.5GbE LAN対応マザーボード |
| フォームファクタ | ミニタワー型デスクトップPC(DAIV KMシリーズ) |
総合評価:8.2
- DTM制作性能:7.5
- 拡張性:8.5
- 設置自由度:8.5
自宅に設置
- インテル Core Ultra 5 プロセッサー 225とB860チップセットがDAWや音源プラグインの処理負荷を分散。
- Core Ultraの内蔵NPUを搭載。AIベースのAudioプラグインや、ノイズリダクション処理をCPUから分離できるのが素晴らしい。
- NVIDIA GeForce RTX 5060がNVIDIA BlackwellアーキテクチャとDLSS 4に対応。
- 16GBデュアルチャネルメモリがサンプラー音源、エフェクト、DAW本体を同時に起動するプロジェクトでもメモリ不足を抑えます。
- 1TB NVMe Gen4×4 SSDが高い読み書き速度。生録音データやファイルを保存し、起動やAudioファイルの読み込みを高速化します。
- ミニタワー筐体がフルタワー級のスロット数がある。PCラックやデスク下に収まりやすいサイズで、スピーカーとのレイアウトを組みやすい点が特徴です。
- ケース内エアフローが背面と上面の排気で効率的に熱を外へ出し、長時間のMusic制作セッション中もCPUやGPU温度の上昇を抑えやすい仕様です。
- 本体上のUSBポートや電源ボタン配置により、AudioインターフェースやMIDIキーボードの抜き差しを上面側で、配線整理がしやすい。
- 別で光学ドライブを追加できる構成で、CD音源の取り込みやオフライン納品用ディスクができます。
DTMパソコンでおすすめしたい人
- 音楽制作でPCを使い、DAWと多数のプラグイン音源を常時起動するクリエイター。
- 自宅スタジオでモニター、Audioインターフェース、MIDI音響機器など周辺機器をつなげて、拡張性のあるDTM環境を構築したい人。
- ミニタワーサイズでデスク周辺スペースを抑えたいDTMユーザー。
DTM向けノートパソコンのおすすめ
MSI Prestige 16 AI+ C3M|Thunderbolt 4・32GB 16型

| CPU | Intel® Core™ Ultra 7 355、8コア(4P+4LPE)8スレッド、最大4.7GHz |
|---|---|
| メモリ | 32GB LPDDR5X、オンボード |
| SSD | 1TB M.2 NVMe、PCIe 4.0×4 |
| ディスプレイ | 16型、OLED |
総合評価:8.5
- DTM制作性能:8.0
- 拡張性:8.0
- 設置自由度:9.5
特徴は?
- USBへMIDIキーボードとiLokを挿せば、USBハブを減らせる
- 32GBメモリなら、16GB機よりKontaktの大型音源を複数読み込みやすい
- 2,880×1,800の16型画面は、Cubaseのトラックとミキサーを広く表示できる
良い
- Thunderbolt 4が2基あるのは抜群。オーディオIFを外さず、高速SSDを追加できる
- 32GBは良い。CubaseでKontakt音源とVSTエフェクトを重ねる際、16GB機よりメモリ不足が少ない
- QWXGA+の16型は表示で後悔することはない。広い画面で作業性が高く、DAWのアレンジ画面とプラグインを同時に開ける
- 16型で約1.59kgは軽い。オーディオIFも持ち出す日の荷物を抑えられる
気になる
- 音声端子はオーディオコンボ1基のみ。マイクや楽器の録音には外付けオーディオIFが要る
レノボ ThinkPad P16s Gen 4 AMD

| CPU | AMD Ryzen™ AI 7 PRO 350、最大5.00GHz |
|---|---|
| メモリ | 32GB DDR5-5600MT/s、最大96GBまで選択可能 |
| ストレージ | 512GB SSD M.2(増設カスタマイズ可能) |
| ディスプレイ | 16型 IPS、60Hz |
| 端子 | Thunderbolt 4×2、USB 3.2 Gen 1×2、HDMI、RJ-45、Wi-Fi 7 |
| OS | Windows 11 Pro 64bit |
総合評価:8.5
- DTM制作性能:9.0
- 拡張性:8.5
- 設置自由度:8.0
特徴
- Ryzen AI 7 PRO 350により、インストゥルメント処理でCPU負荷を受け止めやすい
- 32GB DDR5-5600MT/s構成なら、ソフト音源を複数立ち上げられる
- 最大96GBまで選べるため、Kontakt系ライブラリやオーケストラ音源を多用する制作環境まで伸ばせる
- 16型の縦長表示で、トラック表示とミキサー確認を同じ画面で見やすい
- 有線LANで大容量プロジェクトの転送を安定させやすい
おすすめの人
- Thunderbolt対応オーディオインターフェイスと外部SSDを同時に使う作曲者
- エフェクトを重ねるトラックメイカー
良い点
- メモリやSSDなど構成を選べる点が強い
- Thunderbolt 4の最大40Gbpsの転送速度により、低レイテンシー系オーディオIFが使いやすい
- 16型はDTM向きで、トラック名、ピアノロールを広く見られる
デメリット
- 悪い点はほぼ無いが、512GB SSDでは、サンプルパックや録音データが増やすなら1TBへカスタマイズが必要
- 重さが約1.71kg~のため、持ち運びが長時間だと問題になるかも
自宅とスタジオで同じDAW環境を使える16型ワークステーション
ThinkPad P16sは、メモリやSSD容量を選べるので、制作内容に合わせやすいモデル。VSTプラグインを多く使うなら、CPU性能とメモリ容量が作業の安定感に関わります。MIDI打ち込みに加えて、EQ、コンプレッサーまで使う人は、16GBより32GBのほうが余裕を持って作業できます。
Dell(デル) 16 Premium (DA16250)

| プロセッサー | Intel Core Ultra 7 255H(16コア、最大5.1GHz) |
|---|---|
| メモリー | 32GB LPDDR5X(7467MT/s、デュアルチャネル) |
| ストレージ | 1TB M.2 PCIe NVMe SSD |
| ディスプレイ | 16.3型 2K(30–120Hz、500nits、非タッチ) |
総合評価:8.3
- DTM制作性能:8.5
- 拡張性:8.5
- 設置自由度:8.0
オーケストラ音源やソフトシンセを同時に立ち上げて、制作の流れを止めずに進めたいDTM制作者向けのノートPC。
特徴
- 16コア構成のCore Ultra 7 255Hにより、KontaktやOmnisphereなどを複数起動しやすい。
- 音楽トラック数が増えてもメモリ不足による読み込み待ちを抑えられる。32GB LPDDR5Xを搭載。
- 1TB NVMe SSDで、重いプロジェクトや大容量音源のロード時間を短縮できる。
- 30–120Hz可変リフレッシュレートの16.3型で、ミキサーやアレンジ画面を広く表示。
- 液晶ポリマーブレードとベイパーチャンバーを使った冷却設計により、書き出し中や高負荷時でもファンノイズが出にくい。
- Thunderbolt 4 Type-Cポートを3基備え、オーディオインターフェイスや外部SSDを同時接続できる。
おすすめの人
- 32GBメモリーで、重い音源やプラグインを複数使うDTM環境を組みたい人
- ノートPCで自宅とライブハウスの制作環境を一台で使いたい作曲・編曲ユーザー
ひとことレビュー(編集部)
- 16.3インチクラスの2Kディスプレイは表示範囲が広いので長時間作業にいい。
- 約2 kgを超えるため重たい。持ち運び頻度が高い場合はサイズも確認しておきたい。
Apple 2025 MacBook Pro / M5 / 14.2 インチ

Apple MacBook Pro 14インチ M5モデルは、音楽制作やDAW環境をノートPC一台に集約したいクリエイター向けの構成です。
| 製品名 | Apple MacBook Pro 14インチ M5 スペースブラック |
|---|---|
| CPU | M5 10コアCPU |
| GPU | M5 10コアGPU |
| メモリ | 16GB ユニファイドメモリ |
| ストレージ | 512GB SSD(DAW、音源、プロジェクトを保存) |
| ディスプレイ | 14.2インチ Liquid Retina XDR(ミニLED、ピーク輝度1,600ニト) |
| ワイヤレス・端子 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、Thunderbolt 4ポート x3 |
総合評価:8.2
- DTM制作性能:8.0
- 拡張性:7.5
- 設置自由度:9.0
特徴
- M5 10コアCPUと10コアGPUがDAWの複数トラックやエフェクト処理を高速に進め、リアルタイム再生を安定させます。
- 16GBユニファイドメモリが大容量サンプル音源や多数のプラグインを同時に読み込み、楽曲制作プロジェクトの動作を支えます。
- 512GB SSDストレージがOSやDAW、音源ライブラリの起動と読み込み時間を短縮し、制作のテンポを一定のリズムで進めやすくします。
- Liquid Retina XDRディスプレイがミックス画面やピアノロールを高コントラストで表示し、オートメーションの細部を確認しやすくします。
- Thunderbolt 4ポートx3がオーディオインターフェイス、外付SSD、外部ディスプレイに接続し、環境を一台のノートパソコンに集約します。
- 6スピーカーのサウンドにより、空間オーディオに対応。
- Apple IntelligenceとNeural Acceleratorが歌詞案作成やメモ整理などのAI処理をPC内で実行し、音楽制作そのものに作業環境を整えます。
- モバイル性が高い約1.55 kgと、14.2インチのディスプレイ。自宅とスタジオ両方でDTMプロジェクトを続けて作業。
おすすめの人
- Logic ProやCubaseでトラック数の多い音楽制作を進めるDTMユーザー。
- サンプル音源とプラグインを多用し、16GBメモリと512GB SSD構成のノートパソコンをDTMパソコンとして選びたいクリエイター。
- 自宅studioとリハーサルスタジオの両方で同じmacOS環境を使い、音楽機器をThunderbolt 4経由でまとめたい人。
- iPhoneとMacの連係機能でボイスメモやフレーズをDAWプロジェクトに取り込み、musicワークフローをAppleエコシステムで管理したいユーザー。
Macbookは音楽制作でプロのアーティストも使っておりおすすめです。MacではGarageBandの音楽制作ソフトウェアも使えます。
マウスコンピューター mouse DAIV|Core Ultra 7 255HX

| PC名 | mouse DAIV N6-I7G7TBK-C(NVIDIA Studio 認定PC) |
|---|---|
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | インテル Core Ultra 7 255HX(20コア20スレッド|P-core 2.40GHz 最大5.20 GHz|E-core 1.80 GHz 最大4.50 GHz) |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti Laptop(GDDR7 12GB|CUDA 5,888|992 AI TOPS) |
| メモリ | 32GB DDR5-5600(16GB×2|最大64GB) |
| ストレージ | 1TB M.2 SSD(Gen4×4) |
| インチ | 16.0型 2,560×1,600|sRGB比100%|リフレッシュレート180Hz |
| 端子 | HDMI×1、Thunderbolt 4×2(USB PD・映像出力対応)、USB 10Gbps×2、2.5GBASE-T LAN、Wi-Fi 7、Bluetooth 5 |
| サウンド | ステレオスピーカー、デュアルアレイマイク、4極ヘッドセット端子 |
総合評価:8.7
- DTM制作性能:9.5
- 拡張性:9.0
- 設置自由度:7.5
・特徴
- マウスコンピューターのDAW向けの同時処理しやすい20コアCPU。作曲、録音、midi打ち込み、プラグインのエフェクト処理を並列で回しても余力あり
- メモリ32GBで音源やサンプルを多数読み込むmusicプロジェクトでもスワップを抑える
- Thunderbolt 4で低レイテンシ志向のオーディオインターフェイス接続に向く。HDMIにて外部モニターへ分離できる
- 16インチサイズで180Hzのリフレッシュレート、長尺のイベントディスプレイを拡大縮小してもスクロールが滑らか。midiノートが見やすい
- 静音チューニングで2本ヒートパイプ、89枚ブレードファンで発熱を効率的に処理
おすすめの人
- 大容量音源を多用し、DTMでトラック数が増えがちな作曲家や編曲家
- サンプルやプリセットのダウンロードが多く、Wi-Fi 7や2.5GbEの高速転送したいユーザー
- 16型の広い表示でミキサー、アレンジ、プラグイン画面を同時に並べたい人
ASUS ProArt P16|Ryzen AI 9 HX 370|32GB

| PC名 | ASUS ProArt P16 H7606WM-AI9321R5060W |
|---|
| CPU / NPU | AMD Ryzen AI 9 HX 370(12コア/24スレッド) / 最大 50 TOPS |
|---|---|
| メモリ / ストレージ | 32GB LPDDR5X-7500 / 1TB SSD |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop(最大105W) |
| インチ | 16.0型 2880×1800(120Hz)タッチ対応 |
| 端子 | USB4 Type-C(PD/映像/転送)×1、USB3.2 Type-C(PD/映像/転送)×1、USB3.2 ×2、HDMI 2.1×1、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4など |
| オーディオ | IR対応 207万画素、6スピーカー(2W×2+1W×4)、トリプルマイク |
総合評価:8.3
- DTM制作性能:9.0
- 拡張性:8.0
- 設置自由度:8.0
特徴
- DTMワークに必要な同時処理を支えるCPU/メモリ構成:Ryzen AI 9 HX 370と32GBメモリで、DAWのマルチトラック編集やVSTプラグインの積み増し、サンプラー音源の読み込みが安定しやすい。
- 120Hzの表示でイベントディスプレイでの操作が快適:2880×1800の解像度と120Hzにより、スクロールやミキサーのメータ確認が滑らか。
- USB4/Type-C給電でオーディオインターフェイス周りをまとめられる。USB4およびType-Cは給電と映像出力、データ転送に対応。MIDIコントローラや外付けSSD、4K外部モニターを使う場合でもケーブル本数を減らせます。
- 静音性と持続性能を意識した冷却:3つのファン、通気孔デザインにより、高負荷のミックスダウンや長時間の録音中でもクロックをキープしやすい設計です。
- ASUS DialPadでDAW操作:ズーム、トランスポート、パラメータのように、割り当てに応じて手元で操作可能。
- Wi-Fi 7でクラウド音源のダウンロードが高速:大容量のサンプルパック時に安定したインターネット環境に対応。
- 6つのスピーカーを内蔵しているノートパソコンで、2W×2基、1W×4基を使えます。広がる音で制作したい人にぴったり。
おすすめの人
- DAWでマルチトラック録音やソフト音源を多用しつつ、書き出しまでしたいクリエイター
- KontaktやOmnisphereのように大容量ライブラリを使い、プロジェクト/サンプルを1TB SSDにまとめて持ち運びたい人
- スタジオ移動が多く、約1.85kgのノートパソコン。Type-C給電で機材を減らしたい人
DTM向けパソコンの選び方

DTM向けパソコンを選ぶポイント
- OS:Windowsはパーツの拡張性に優れ、Macはクリエイティブ用途でデザイン性のよさが特徴
- CPU:Intel Core i5以上(できればCore i7 14コア以上やUltraシリーズ)、またはAMD Ryzen 5以上を推奨
- メモリ:推奨16GB以上。音源やAIノイズリダクションを使うなら32GB以上。BTOで最初は8GBというのはよくあるが、そのままではダメなので増設する。
- ストレージ:SSDで1TB以上が望ましい。音源ライブラリが多い場合は2TB以上。外付けSSDも手軽に増やせて使い勝手がいい
- 画面サイズ:スムーズに作業するなら15.6〜17インチ、持ち運びでは14インチ以下
- 静音性:冷却性能が重要。DTMではファン音が小さい静音性のモデルがよい
- 接続端子:オーディオIFやMIDI機器接続用にUSB、Thunderbolt、ライン入力のポート数を確認
オーディオインターフェイスに対応する端子
結論としては、DTM用のパソコンではUSB接続が主流。
Thunderbolt 4 / USB4は「あると良い」ではなく、対応オーディオIFを使う予定がある人だけ確認する端子です。
USB系 80.0%
全629件中
USB 2.0:141件(全体の約22.4%、USB接続内の約28.0%)
USB 3.0:37件(全体の約5.9%、USB接続内の約7.4%)
USBその他・未分類:325件(全体の約51.7%、USB接続内の約64.6%)
Thunderbolt 3:63件(全体の約10.0%、Thunderbolt接続内の約50.0%)
Thunderbolt 4:1件(全体の約0.2%、Thunderbolt接続内の約0.8%)
Thunderboltその他・未分類:62件(全体の約9.9%、Thunderbolt接続内の約49.2%)
あくまで、参考程度にしてください。
いずれにしてもUSBの端子の数が超重要。
特に、Focusrite Scarlett、Steinberg UR、PreSonus Studio、Audient iD、MOTU M2/M4みたいな一般的なUSB接続オーディオIFを使うなら、Thunderbolt 4は不要です。
USB接続オーディオIFはUSB 2.0 / 3.0 / 1.1を含めて幅広く売られているから、それほど心配ないということですね。
OSとプラグイン形式
どちらでもDTMを始めることができます。たとえば、音楽制作ソフト「Pro Tools」は、両方に対応。
ただし、使いたいプラグイン形式を先に確認すると、OSの選択ミスを防げます。
プラグイン形式
- Windows:AUは非対応。主流はVST / VST3で、Cubaseなど多くのDAWが標準です。
- Mac(macOS):AU(Audio Units)に対応。Logic ProはAUフォーマットがネイティブのため、制作するならMac。
Windows
Windowsはパソコンに多く入っているOSで、パーツはユーザーが自分で拡張やカスタマイズを行える点がメリットです(ただし、ノートパソコンでは拡張できない場合もあります)。また、一部のモデルではタッチで、ライブでの操作に便利です。
Mac
Apple製品(MacBookやiMac)専用のOSでは、自由なカスタマイズはできませんが、クリエイティブ用途におすすめで、DJにも使われている。
音楽制作ソフトに推奨基準

人気がある音楽制作ソフトは、ProTools、Cubase、Studio Oneなどが人気。
マスタリングや楽曲の制作をするならProToolsで、MIDIエディタやリアルタイムレコーディングの操作性が高い点が特徴です。
Cubaseは音楽制作や録音で、多くのユーザーに使われているメーカーのソフトで、VSTにも対応。Studio Oneは多くのサウンドプロデューサーやサウンドエンジニアが使うソフトウェアです。
つまり、楽曲を作るときにはソフトを使うことになるので、使う音楽制作ソフトウェアの推奨スペックを確認しておいてから、パソコンを選択することがポイントになってきます。ソフトにより求められるスペックは違いがあります。
GPUはNVIDIA GeForce RTXシリーズや、AMD Radeon RXシリーズがあります。Cubaseはどちらにも対応していて、できれば合ったほうがよいです。
楽曲の表示は広範囲に

音楽制作しやすいサイズなら、ノートパソコンは大きめディスプレイを選ぶようにします。画面は見やすいほうがDTMで楽曲の制作も効率的に作業できます。MIDIで曲作りやマスタリングする時には、ディスプレイの大きさが17インチぐらいの画面が便利。
- ノートパソコンのサイズなら、15.6~17インチは見やすい。14インチ以下では持ち運びができる。
- デスクトップパソコンでは、24インチから32インチの大きい画面サイズまで使えるのが魅力。
打ち込みのトラック数が多い場合には、液晶画面が広い方が効率的。一方で、画面サイズは14インチ以下だと、サイズがコンパクトになるのでスタジオにも持っていける。
また、解像度はピクセル数が多い方が細かく表示できるので、フルHDよりも4Kの方が高密度で表示範囲は広くなります。
マスタリングするときには、大きめの画面で解像度がフルHD(1,920x1,080)以上あった方が制作する時に効率的です。
静音性がある方がいい
DTMの場合には音を扱う作業になるので、なるべく静かなパソコンだと気になりません。DTMの場合にはオープン型のヘッドホンが多いので、耳もとで遮音できない場合があるためです。
回転数が上がらないとファンの音は聴こえないので、スペックやレビューで確認してみてください。
冷却ファンが高回転だと音のノイズになるため、CPUの発熱する温度が低い設計で、新しい世代を選ぶようにします。また、水冷式クーラーを搭載しているデスクトップPCも静かです。
DTM向けパソコンに必要なスペック

音楽制作で使われるDTMやDAWソフトの一例として、Cubaseを使う際に必要なスペックです。
動作環境は必要最小限のスペックが必要になりますが、他のソフトウェアも利用することも考えると、DTMを目的としたパソコンスペックは高い方が快適に使えます。
つまり、DAWソフトはある程度の性能が必要。DAWの用途に適しているパソコンを選ぶには、使うソフトで推奨スペックを確認することは重要です。
なぜ「マルチコアでも音飛びする」のか?DAW処理とCPUの罠

CPUはコア数が多ければDTMで安心、とは限りません。DAWは音声をリアルタイム処理するため、設定したバッファの時間内に演算が終わらないと音飛びやノイズが出る。Ableton Liveでも、CPU全体の使用率ではなく「音を出す期限までに処理できるか」が重要です。
厄介なのは、同じトラックに重いソフト音源やコンプレッサー、EQ、リバーブなどを連続して挿した場合です。こうした1本の信号経路は処理を複数コアへ単純に分散できず、ほかのCPUコアが空いていても、その経路だけ処理が間に合わず音飛びする場合がある。
そのため、DTMパソコンでは「14コアだから十分」とコア数だけで決めるのは避けたいところ。トラック数を増やすにはマルチコア性能が効くが、重いプラグインチェーンを低レイテンシで動かすなら、1つの処理を速く終えられるCPU性能もかなり大事になってくる。
大容量音源を同時に読み込むなら32GBメモリを基準にする

メモリ(RAM)は同時に作業するときに必要なパーツです。DTMで複数のソフトを使用するなら、少し多めの容量にすると、もたつきなく作業を行えます。メモリが少ないと同時に処理する場合に動作は遅くなります。
容量の目安としては16GB~32GBあるとよいです。後から64GB以上にしたいときには最大容量を確認してみてください。サンプリングの音源を使う場合には、なるべくメモリは多いほうがよいです。(Steinberg Cubase 13 / 14で検証すると推奨環境は、32GB以上です。)
また、オンボードで組み込まれている場合は空きスロットがなければ後から増設できません。
Dolby Atmos対応の高品位サウンドでミキシングなら、最低ラインとしてメモリは16GB以上は必要です。とくに、DAW+Dolby Atmos Rendererでは容量を使う。
規格にはDDR5があり、数字が大きいほうが新しいので性能が高く、読み書きが速くなります。
Kontaktなどの音源ライブラリを置くなら1TB SSDから考える

ストレージはデータを保存するパーツ。DTMで音源を多く使うならストレージも容量を大きめを選ぶほうが、音の種類も多く保存できます。また、高い音質で音楽制作したい方も容量を必要とします。
また、オリジナルの曲を宅録する場合に、曲数が増えてファイルを多く保存したい時にストレージが重要です。
SSDとHDDがあり、SSDは読み込みのスピードが速いです。HDDを選ぶ場合には、セカンドストレージでデスクトップに取り付けるような場合です。
パソコンを注文するときには、パソコンメーカーとBTOショップがありますが、BTOであればストレージを2TBや4TBのように検討前に決めてから注文ができます。
ソフトウェアをPCにインストールする時に空き容量が必要になります。
もし、検討するノートパソコンのストレージが256 GBぐらいであれば、外付けSSDを使うのもおすすめ。512GBや1TBあれば、音源をダウンロードしてデータを保存するときでも空き残量にゆとりがあります。
録音中のファン音が気になるなら「簡易水冷クーラー」に注意
簡易水冷は「ファン音」を抑えやすい反面、空冷には存在しない水冷特有の音が出る可能性がある。
たとえば、ポンプの駆動音(「ジー」「ウィーン」)のような音。クーラント(冷却液)を巡回させるため、CPUの頭上に小型のポンプが配置されている。
気泡・水流音(「チョロチョロ」「コポコポ」)。設置向き(ラジエーターの位置)によっては、最初から気泡音がすることもある。
マイク録音において、最も厄介なのは「不規則な音」と「高周波音」。高周波音やランダムに鳴る音は、ボーカルの倍音成分(声のツヤ)と被りやすく、プラグインで消そうとすると声の質感まで崩れてしまう。
デスクトップPCとノートパソコンの特徴

デスクトップPC
デスクトップPCの強みは拡張性があることです。スロットに空きがあれば、自分でパーツを選定して後から取り付けられます。また、インターフェースが多いモデルならディスプレイをマルチで取り付けられます。
また、DTMの環境では、編集機器と接続するときに、端子が多いことがデスクトップPCのメリット。
デスクトップパソコンは、パソコン本体以外に周辺機器が必要なので、ノートパソコンと比べて入力端子の種類や数が多いです。音作りするときに周辺機器を多く使う方は端子数も重要になります。
ミキサーでXLRやライン端子を使いたいときや、USBの数や種類を多く使えます。オーディオインターフェイスやマイクをつなげたいときにはポートが多いと便利。
ノートパソコン

ノートパソコンの強みは持ち運びができること。スタジオのようにDTMのパソコン環境を外で使えます。音楽のライブやスタジオに持ち込めるのがノートPCの魅力です。
今はMIDIコントローラーにUSB接続ができる製品が多いので、繋げて使えるコンパクトなサイズなら、場所を選ばずに音を入力できるのでノートパソコンが便利。これからDTMを始めるときに、環境がそろう。
一方でノートパソコンは、オンボードでメモリが変えられない場合もあるので、拡張性は少ないです。
もし迷ったらPCを持ち運ぶかどうか、検討してみてください。
DTM向けパソコン選びで失敗しないために
DTM用PCを選ぶチェックリスト
- CPU:ソフト音源、リバーブ、ディレイを複数使うならCore i7やRyzen 7以上が安心
- メモリ:16GB以上を基本に、音源やプラグインを多く使うなら32GBが賢明
- ストレージ:NVMe SSD 512GB以上、長期間保存するなら1TB以上
- OS:使いたいDAW、オーディオインターフェイスの互換性を確認する
- 接続端子:MIDIキーボード、外部SSD、オーディオ機材を複数接続できるか確認
- 静音性:録音時にファン音が気になるため、稼働時の音が小さいPCを選ぶ
CPUは発売の時期により速度に違いもある。目安はUltraだとAI対応です。
Chromebookだと、アプリで曲作りすることになります。ただし、ボカロを使って本格派のDTMはあまり適していません。
また、音楽を取り込みやすい光学ドライブも音源の扱いで便利。
予算を抑える時にはストレージをローカル本体に入れないのも選択肢の一つ。後から付けたして外付けハードウェアで、SSDも使えるからです。
もし、音楽の他に動画も編集するような場合には、クリエイター向けGPUを搭載しているモデルがおすすめ。もしPCが詳しい方ならmouse(DAIV)・ドスパラ(raytrek)・パソコン工房のようなBTOでカスタマイズで、自分に必要なスペックになります。
そんなわけで、ノートパソコンはDTMで重要な音楽機材の1つ。プラグインを多く使っても軽快なら音楽制作もはかどる。
DTMのことも知っておくと安心

ガチなDTM初心者さんなら先に色々分かっていたほうが絶対いい。買った後だと遅過ぎだから。
「いちばんわかりやすいDTMの教科書」は、網羅的でCubaseやStudio Oneみたいなどのソフトを使おうかな、WindowsとMacどちらでも使えるんだなということもわかる。
PCの知識を強化しておけば、MIDIキーボードも欲しいから、もう少し安いパソコンを選んでおいた方がいいかも、なんて先も見通せる。
松前公高(作曲家)テレビ画面の向こう側で耳に残る旋律を数多く生み出し続けるメロディメーカー。
DTM関連
- クリエイターPC
- 音楽制作・作曲 パソコン
- DTM向けモニター用スピーカー
- MIDIコントローラー
- 動画編集 デスクトップPC【高性能】
- DTM / DAWソフト
- ゲーミングPC
- ストレージ(SSD・HDD)
- PCモニター・ディスプレイ
- AIパソコン
- Windows 11搭載のノートパソコン
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