スティックPCのおすすめ機種をご紹介しています。テレビのHDMIに挿すだけで使えるので持ち運びに便利。Windows OSやAndroidなどで人気のスティック型パソコンをピックアップ。
解像度は4KやフルHDに対応している機種もあります。人気の製品を一覧にしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
スティックPCとは?
スティックPCは、その名の通りUSBメモリーのようなスティック状の超小型フォームファクタを採用したパーソナルコンピューターです。小型のパソコンでミニPCよりさらに小さく持ち運びしやすいのがメリット。
モニターにHDMIポートに直挿しをして動画再生やネットのブラウジングができます。デスクトップPCやノートPCと比較するとスペックは低いですが携帯性に優れたパソコンです。
GPUを搭載してないためゲームなどはできません。
パフォーマンスレベルは抑えられていますが、セカンドマシンとして設置自由度が求められるときに活用できます。
スティックPCはオワコン?使い道を解説
スティックPCはオワコンということはありません。使い道を徹底解説していきますので、ぜひご参考ください。
簡易的な作業用PCとして使うのが使い道です。スティックPCはインターネットでWebページを見たり、メールの確認、文書作成などの軽作業に向いています。一時的に使うサブPCとしての利用価値があります。
ほぼこの使い方がほとんどでしょう。スティックPCは用途を限定することで、コストパフォーマンスのいいデバイスとしてまだまだ活用の余地があります。
スティックPCの選び方

引用元:Intel
OSで選ぶ
OSはWindows 10、Android、Chrome OS、Linuxなどがあります。
スティックPCの場合、MicrosoftのOfficeをインストールをして仕事で使えるほどのパワーは無いので起動が速いChrome OSも便利です。
とはいえ、パソコンとして使う場合にはAndroidと比較するとWindowsのほうが人気があります。
スペックで選ぶ
スペックで選ぶ場合にはCPU・メモリ・ストレージは確認ポイントです。
CPUはintelがほとんどでRyzenはほとんどありません。メモリは2GBで探すと選びやすいです。4GBや8GBのモデルは無いためです。
ストレージはeMMCでSSDと比べて小さいサイズで省電力で使えるタイプが搭載されています。64GB~128GBぐらいが選ぶ目安になります。
用途で選ぶ

引用元:Skynew
スティックPCの使い方としてはテレビやモニターのHDMIに差し込んで使います。映像出力のインターフェイスです。
キーボードはトラックパッド付きをUSB接続すると便利です。電源はACアダプタをコンセントに接続する必要があります。
用途としてはテレビやプロジェクターで動画を視聴するために使うかたが多いです。HDMIを搭載したディスプレイにも接続できます。
また、持ち運びができるので外出先のテレビでパソコンを使うこともできます。
熱対策としては空冷になります。コンピューターの構造としてパーツに熱が出ないぐらいの性能になるため、負荷のかからない使い方に限られます。
ビジネスで使用できる?
スティックPCの場合にはビジネスで使用するにはあまり適していません。
セキュリティ的にも紛失してしまう可能性もあるため、会社で導入しているところはあまりないでしょう。
スティックPCのおすすめ
Skynew スティックPC M1S+ Celeron N4000
SkynewのスティックPCで、「M1S+」です。
放熱するためのヒートシンクはアルミニウムが使われています。
CPUは省電力性の高いデュアルコアのインテル Celeron N4000(最大 2.60 GHz) 、メモリは4GB DDR4、ストレージは128GB eMMCを搭載しています。
HDMI端子でテレビやモニターに接続して使えます。
レビューでは動画配信サービスを視聴をするために検討したという方が多いです。
スペック
- メーカー:Skynew
- サイズ:幅45×133×15mm
- 重さ:63.5 g
- メーカー保証:1年
特徴
- Win11 Proを搭載したSkynewのスティック型パソコン
ASUS スティック型 デスクトップ VivoStick TS10
ASUSのスティックPCでVivoStick TS10です。
OSはWindows 10 Pro、CPUはintel Atomx5-Z8350、メモリ 4GB、ストレージは64GB eMMCを搭載しています。
重さが75gとコンパクトでモニターやプロジェクターに接続が可能です。
ワイヤレス接続は802.11 a/b/g/n/acとBluetoothに対応しています。
レビューではCPUの動作性能が少し遅いという口コミがあります。
スペック
- 製品型番:TS10-B174D
- 色:ブラック
- サイズ:幅139mm×奥行き36mm×高さ16.5mm
- 重さ:75g
特徴
- 滑らかなデザインのスティックPC
ASUS Chromebit HDMI スティックPC Chrome OS
ASUS Chromebit(クロームビット)はChrome OSを搭載したスティックPCです。
HDMIを搭載したスティック型デバイスで日本語の環境で使えます。
CPUはRockchip RK3288C クアッドコアのプロセッサーでメモリは2GB、ストレージはeMMC 16GBです。
解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)の出力に対応しています。
スペック
- 製品型番: CHROMEBIT-B013C
- サイズ:16.76 x 8.89 x 7.37 cm
- 重さ:316 g
特徴
- テレビに差して使えるクロームOSのスティックPC
Intel Compute Stick スティックPC Linux UBUNTU搭載モデル
OSはLinux UBUNTUを搭載しているスティックPCです。
Intel Compute Stickの「BOXSTCK1A8LFC」VPNサーバーのクライアント用の製品。
レビューではリモートデスクトップ用に使っているという口コミがあります。
CPUはAtom Z3735F(クアッドコア、1.33GHz、 2MB キャッシュ)、グラフィックスはIntel HD Graphics、メモリは1GB DDR3L-1333MHz、ストレージの容量は8GB eMMCを搭載しています。
スペック
- インターフェース:USB 2.0(Type A)、Micro SD(SDXC対応)、Micro USB(電源専用)
- 無線LAN:IEEE 802.11 b/g/n Bluetooth 4.0搭載
- サイズ:14.5 x 8.4 x 7.1 cm
- 重さ:54 g
特徴
- Linuxを搭載しているスティックPC
Lenovo スティックPC ideacentre Stick300
LenovoのスティックPCでideacentre Stick300です。
OSはWindows 8.1 update 32bit、CPUがIntel Atom Z3735Fプロセッサー(1.33GHz-1.83GHz)、メモリが2GB RAM、ストレージは32GBを搭載しています。
HDMI端子でテレビに接続をしてPCとして利用するのにぴったり。
無線通信は802.11 b/g/nとBluetooth v4.0が対応しています。軽量で63gなので持ち運びに便利です。
スペック
- メーカー:Lenovo(レノボ)
- セット:ACアダプター、HDMI延長コネクター、Micro USB / USB 2.0変換ケーブル(電源用)、マニュアル
- サイズ:119 x 37.6 x 14.5mm
- 重さ:約63g
特徴
- microSDカードリーダーのスティックPC
mouse パソコン スティックPC MS-NH1-W10
mouse(マウスコンピューター)のスティックPCで、m-Stickシリーズの「MS-NH1-W10」です。
OSはWindows 10 Home 32ビット、CPUはインテル Atom Z3735F (4コア/1.33GHz / 2MB スマートキャッシュ)を搭載しています。
メモリは2GB、ストレージは32GB eMMCです。
小型サイズなので、持ち運びが簡単なのはメリットです。
micro USB、USB2.0、microSDカードリーダーに対応しています。
スペック
- 製品型番:M-Stick
- サイズ:14.8 x 8.8 x 5 cm
- 重さ:44 g
特徴
- ファンレスタイプのスティックPC
Diginnos Stick DG-STK5S(スティック型パソコン Windows 10 Pro)N4000
Diginnos StickでDG-STK5SはWindows 10 Proを搭載したスティックPCです。
ドスパラのブランドでデジノスです。
CPUはインテル Celeron N4000、メモリが4GB RAM、ストレージは64GB eMMCを搭載しています。
排熱をする空気孔が空いており冷却できるようになっています。
レビューでは都度、電源を入れる必要があるという口コミがあります。
スペック
- サイズ:16.2 x 9.3 x 5 cm
- 重さ:350 g
特徴
- 無線LANとBluetooth 5.0を搭載
Android 5.1 搭載 スティック PC
「MK-809C」はAndroid 5.1を搭載したスティックPCです。
HDMI端子でモニタに接続して使えます。メインチップはRK3229 Cortex-A7 クアッドコア、メモリは2GB RAM、ストレージの容量は8GBです。
Wi-Fiは802.11b/g/n、またはBluetoothに対応しています。
電源はmicro USB給電コネクタで使えます。
レビューではGoogle Playが使えないという口コミがあり、PCに詳しいかたの方がいいです。
スペック
- サイズ:100x40x10(mm)
- 重さ:23g
特徴
- コスパのいいAndroid搭載スティックPC
おわりに
スティックPCはOSの種類も多くメーカーによってもスペックがかなり異なります。高性能な機種もありますが、ノートPCなどと比べると同じような使い道をするよりもテレビ用など目的が明確な方が使いやすいでしょう。
また、Fire TV Stickのようなデバイスはテレビがよりいっそう面白くなりますし、使い方もしやすいです。
うまく活用すればポケットに入る大きさなので外出時などでは便利です。
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