高速なオプティカルスイッチを搭載したRazer(レイザー)のゲーミングキーボードをご紹介です。
Huntsman、Huntsman Elite、Huntsman Mini、Huntsman Tournament Edition、Huntsman V2 Analogの5種類がありそれぞれ特徴をレビューしています。FPSやMMOなどのゲームをプレイしている方へ選ぶ時にご参考ください。
Razer HUNTSMAN(レイザー ハンツマン)の特徴
出典:Razer
Razer HUNTSMAN(レイザー ハンツマン) ゲーミングキーボードは、光の速さで作動するオプティカルスイッチを搭載しているのが特徴です。
ゲームの用途に最適で、素早く反応することができます。また、押し間違えを防ぐゲーミングモードやキーロールオーバーを搭載しています。
マクロにより機能をカスタマイズすることができるので効率的に操作することが可能です。RGBライティングは「RAZER SYNAPSE 3」で光り方を調整できるのも魅力ですね。
Razer Huntsmanの選び方
オプティカルスイッチで選ぶ
Razer オプティカルスイッチは光で作動するメカニカルスイッチで種類は3種類あります。
・リニアオプティカルスイッチは作動距離が1.0 mm、押下圧は40g。
・アナログオプティカルスイッチは作動距離が1.5~3.6 mm、2段階式のアクチュエーションポイントがあり、1回の入力で浅く打鍵すると一つめのアクションを深く押し込む2つ目のアクションを実行できます。
チャタリングが無く浅めのキーストロークで入力することができます。
打鍵音はクリッキーなタイプとアナログは音が鳴ります。リニアタイプはキータッチが軽い仕様で、静音性が高く静かです。
色で選ぶ
出典:Razer:Huntsman Mercury White
選べる色はBlack(黒)、Mercury White(白)、Quartz Pink(ピンク)があります。
Razer Huntsmanのキーボードの種類によってカラーバリエーションが異なります。
日本語配列と英語配列から選ぶ
普段遣いするなら日本語配列(JP)だとタイピングでわかりやすいです。
英語配列(US)はカッコなど記号のキーが並んでいるので好んで使うかたもいます。購入するときにはキーレイアウトがどちらの配列かチェックしておくと良いですね。
Razer Huntsmanのおすすめ
Razer Huntsman V3 Pro テンキーレス / ラピッドトリガー
Razer(レイザー)のHuntsman V3 Pro Tenkeyless JPは、ラピッドトリガーに対応しているキーボードです。
第2世代のRAZERアナログオプティカルスイッチを搭載し、0.1~4.0 mmで調整できるアクチュエーションポイントと軽い押下圧40gを備えています。これにより、高速な連打が可能なラピッドトリガーモードを実現し、応答性の高いゲーミングが可能になります。指をわずかに離すだけでキーをリセットできるため、瞬時の操作が可能です。日本語配列でリストレスト付属、カスタマイズ可能な点も魅力ですね。
選ぶポイント:
TKLタイプのゲーミングキーボード
- コンパクトで省スペースで設置できるTKLタイプ
Razer Huntsman V2 Tenkeyless
Razer Huntsman V2 Tenkeylessで日本語配列のゲーミングキーボードです。
クリッキーで静音タイプの独自のオプティカルスイッチの軸を搭載しているのが特徴です。
遅延がほとんど感じることのない入力レイテンシーで最大で8000Hzのポーリングレートで高速な反応スピードになっています。
第2世代のRazerオプティカルスイッチは、一般的な磁気スイッチと比較して3倍の速さがあります。高速なアクチュエーションで操作していかたにおすすめです。
eスポーツのプロ選手により検証されているTKLキーボードです。キーキャップのアップグレードセットで交換して使用するのも楽しいですね。
スペック
- メーカー:Razer(レイザー)
- 製品型番:RZ03-03941500-R3J1
- 発売日:2021年9月30日
- 本体コネクタ:USB Type-C
選ぶポイント:
コンパクトなTKLキーボード
- TKLなのでコンパクトなサイズが魅力
Razer Huntsman Elite JP
Razer Huntsman Elite JP(日本語配列)はリストレスト付ゲーミングキーボードです。
質感の良いレザーレット製のリストレスト付属しており手首の疲労をやわらげます。
レビューではリストレストのフワフワした感じが心地よいという口コミがあります。
「Razer Huntsman」と同じオプトメカニカルスイッチを採用。違いがあるのはメディアキーが3つありマルチファンクションデジタルダイヤルを搭載しています。
ダイヤルとメディアキーはプログラムが可能になっており音量のボリュームコントロールや明るさ調整などを設定できます。
マクロのプロファイルはローカルとクラウドの両方に保存できるハイブリッドストレージです。
ゲーミングモードに設定するとWindowsキーを無効にしてアンチゴースト機能を効果的に使うことができます。
スペック
- 製品型番(日本語配列):RZ03-01870800-R3J1
- 製品型番(英語語配列):RZ03-01870100-R3M1
- 発売日:2019年 2月9日
- 日本正規代理店保証品
- アルミ製マット仕上げトッププレート
- キースタビライザーバー
- Razer Chroma アンダーグロー・バックライト
- 寸法:23.4 x 44.7 x 3.6 cm
- 重量:1.7 kg
選ぶポイント:
リストレスト付きキーボード
- リストレストとマルチファンクションデジタルダイアル付きのゲーミングキーボード
Razer Huntsman Mini JP
Razer Huntsman Mini JPは、60%小型のゲーミングキーボードでテンキーレスなので省スペースです。
リニアオプティカルスイッチを採用しており滑らかなタイピングが可能です。アクチュエーションポイントは1.2mmで押下圧は48gでタクタイルバンプのないキーストローク。
レビューでは打鍵音が静かという評価があります。静音タイプのキーボードを使いたいかたにおすすめですね。
Razer Chroma RGBライティングのプロファイルの呼び出しはソフトウェアを使わなくてもFNキー+CTRLキーで色の光り方を設定できます。
マクロは最大5つまでキーバインドプロファイルをハイブリッド内蔵ストレージに保存できます。
長時間のゲーミングに対応する耐久性のあるアルミ製で、印字が消えないダブルショットのPBTキーキャップを採用しています。
色はBlack(黒)またはMercury White(白)よりカラーを選べます。
スペック
- 製品型番(日本語 JP):RZ03-03390800-R3J1
- 製品型番(US):RZ03-03390200-R3M1
- 発売日:2020年10月21日
- 接続:着脱式USB-Cケーブル
- 寸法:29.33 x 10.33 x 3.68 cm
- 重量:460 g
選ぶポイント:
リニアのキースイッチを搭載
- リニアキースイッチを搭載した60%キーボード
Razer Huntsman JP
Razer Huntsman JPは、日本語配列でフルサイズのゲーミングキーボードです。
オプトメカニカルスイッチを採用しており、クリッキーな打鍵感でアクチュエーションポイントが1.5mmと浅く押下圧が45gでしっかり入力できます。
耐久性に優れており、1億回キーストロークです。
レビューでは反応速度が速く打鍵音がするという口コミがあり、カチャカチャと高速にタイピングしたいかたには良いですね。
同時押しでも正確に入力できる10キーロールオーバーとアンチゴースト機能を搭載しています。
プログラムはマクロやボタンの割り当てができるようになっており設定したプロファイルはオンボードメモリを5つまで保存できます。またクラウドストレージにも保存することもできます。
バックライトは1,680万色に対応しているChroma RGBライティングで「Razer Synapse 3」で光り方をカスタマイズの設定ができます。
スペック
- 製品型番(JP):RZ03-02520800-R3J1
- 製品型番(US):RZ03-02520100-R3M1
- 発売日:2018年 8月24日
- 日本正規代理店保証品
- 有線接続
- 編組ファイバーケーブル
- 1000 Hz ウルトラポーリング
- 寸法:14.02 x 44.44 x 3.5 cm
- 重量:860 g
● 選ぶポイント
- オプトメカニカルスイッチを搭載したフルキーボード
- キースイッチは浅くクリック感があり正確に入力できる
Razer Huntsman Tournament Edition JP
Razer Huntsman Tournament Editionは、テンキーレスの日本語配列ゲーミングキーボードです。
Linear Optical Switchを搭載しており超高速のアクチュエーションポイントが1.0mmで作動。押下圧が40gのリニア触感のキースイッチです。
レビューでは打鍵音はやや大きめという声が多いですね。信号処理遅延がないオプティカル式でNキーロールオーバーに対応しています。
「Huntsman Mini」との違いはある程度余裕のあるキーの配置になっているのでエスケープキーなどが押しやすいのが特徴です。PBTキーキャップなので印字と比べると高級感があります。
Chroma RGBのライティングはカスタマイズが可能です。マクロのプロファイルは5つまでクラウドまたはオンボードメモリに保存できます。
スペック
- 製品型番(JP):RZ03-03080500-R3J1
- 製品型番(US):RZ03-03080100-R3M1
- 発売日:2021年3月4日
- 寸法:362 mm (幅) X 140 mm (長さ) X 37 mm (高さ)
- 重量:752mm
● 選ぶポイント
- リニアタイプのキースイッチを搭載したHuntsman TE JP
Razer Huntsman V2 Analog JP
Razer Huntsman V2 Analog JPはキーの深さを調節できるゲーミングキーボードです。
アナログオプティカルスイッチを搭載しており1.5mm~3.6mmの範囲でアクチュエーションポイントを調整可能できるのが特徴です。
また、2段式で1回の押下で2つのアクション(機能)を設定することが可能になっています。
キーキャップはダブルショットPBTで耐久性があります。
キーボードの上部には4つのメディアキーとマルチファンクションデジタルダイヤルを搭載しており、停止や再生などの操作ができます。
リストレストはマグネット式でキーボードに固定することができます。
スペック
- 製品型番(日本語配列):RZ03-03610900-R3J1
- 製品型番(英語配列):RZ03-03610100-R3M1
- 日本正規代理店保証品
- 発売日:2021年3月18日
- 色:ブラック
- Chroma RGB対応
- USB 3.0 パススルー
- 接続:USB-A / USB-C
- 寸法:44.6 x 14.1 x 4.5 cm
- 重量:1.24 Kg
● 選ぶポイント
- キーの作動する深さを調整できるアクチュエーション
レビューのまとめ
良い点をレビュー
一番の魅力は光で作動するオプティカルスイッチです。キー入力が高速に反応するためストレスなく入力ができます。裏面にはゴムがある製品もあります。
アナログオプティカルスイッチは自分好みの打鍵感で作動点を設定できるのも評価できるところです。また、マクロを設定してオンボードに保存できるのも便利。
悪い点をレビュー
「Razer Huntsman V2 Analog」に関しては価格が高いですね。もちろん、他のメーカーでもアクションポイントを設定できる機種は3万円ぐらいしますがやや高いです。また、Razer製品は売り切れになりやすいように感じます。
RAZERのHuntsmanシリーズを解説しました。総評としては、レイザーのキーボードの中でもHuntsmanシリーズは新しくeスポーツなどプロゲーマーでも使える性能です。もちろん、初めて使う初心者の方でも有線タイプはUSBを差すだけで簡単に使うことができます。やや価格は高いですが、高機能なゲーミングキーボードを使いたいゲーマーさんにおすすめです。使いやすいキーボードはゲームで快適です。
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2021年9月30日発売した新しいモデルには、Huntsman V2 TKLと同時期にRazer BlackWidow V3 Mini HyperSpeedもあります。
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