静電容量無接点方式キーボードのおすすめ10選

静電容量無接点方式のキーボードを、信頼性の高い定番モデルを紹介します。

長時間の文字入力で指への負担や誤打が気になる、打鍵の反応や荷重の違いで迷いやすいもの。

キースイッチは、物理的な接点を持たないため耐久性が高く、打鍵時の安定性があります。データ入力のプロも使う方式です。

本記事では東プレ REALFORCEやPFUのHHKBを含む10製品を取り上げ、荷重、配列、接続方式などの判断基準でまとめています。

比較表と選び方を参考に、使用目的に合う1台を選んでみてください。

静電容量無接点方式のキーボードとは

静電容量無接点方式の仕組み

静電容量無接点方式の仕組みとして特徴的なのは、無接点構造ということ。無接点なのでキーのスペーサーを入れることができるわけです。キーの押し心地はどちらかといえば軽く滑らかです。

キースイッチの機構は底打ちしなくても電極により認識するので長時間のストロークでも疲れにくいのが特徴です。タイピングで指の負担を抑えて作業性に優れており、プロのキーパンチャーがデータセンターなどで使われています。

静電容量無接点方式のメリット

引用元:東プレ

静電容量無接点方式のメリットは耐久性に優れており、壊れにくいのが特徴です。キースイッチの接地点に当たらないため、底打ち感は低いです。

また、チャタリングが無いので二重に入力する誤りを防ぐことができるため正確に入力。動作が安定していて信頼性が高いです。

静音性があり、メカニカル式スイッチと比較すると打鍵感は静かです。強くタイピングすればスコスコという感じの打鍵音がします。

静電容量無接点方式キーボードの選び方

押下時の反発力とキーストローク

キーボードで高速にタイピングをするような場合に、静電容量無接点方式キーボードが選ばれています。

人気なのが東プレのREALFORCEとPFUのHHKBは、高速に入力するキーボードで人気があります。

製品によって、キーストロークの深さや、反発力が違うので、選ぶときに必ず確認してみてください。自分が使っているキーボードの押下した重さなどが分かれば、軽いか重いか比較できます。また、キーボードによってはDIPスイッチやソフトウェアでキーの機能を変えたりできるので、自分に合ったタイピングができるのが魅力です。

接続方式

接続方式は有線接続とワイヤレスに対応しているモデルがあります。遅延がなく反応速度をポイントにするなら有線タイプがおすすめです。

静電容量無接点方式のキーボードは、有線が多いです。低レイテンシで応答速度を求めるなら有線がぴったりです。また、低遅延にこだわる場合はポーリングレートも影響します。

Bluetoothはスマホで接続するような場合に便利で、同時接続台数が複数対応しているモデルもあります。

メーカー別特徴

静電容量無接点方式は、HHKBやREALFORCEで採用されているキー方式。国内で業務用入力機器として使われてきた構造です。

配列や打鍵が安定しており、同じ操作感で継続使用が可能。日常的に入力量が多い人ほど、タイピングのしやすさに気づきやすくなります。

PFU|HHKB(Happy Hacking Keyboard)

By:PFU

HHKB(Happy Hacking Keyboard)は、キー数を絞った設計が軸です。
ショートカットは「Control」と「Fn」の組み合わせも使います。「矢印」は独立クラスターを持たず、Fn操作で補います。

選ぶ追加条件として、HYBRIDはUS配列とJIS配列が用意されています。日本語配列の記号位置を使い分けてきた人は英語が検討できる。

無刻印はUSレイアウトで、キートップに印字がない(墨/白/雪)のシリーズはシンプルな外観です。

東プレ|REALFORCE

By:東プレ

REALFORCEは、フルサイズとテンキーレスを展開。
どちらも独立したファンクション列とカーソルキーを備える設計です。

数値入力するなら108キーなら右手で打てて、マウス領域を広く取りたいなら60%~80%サイズが選べる。

また、荷重は45g/変荷重/30gのモデルがあります。

AKEEYO(NiZ系)

By:NiZ

NiZ系は無接点のスイッチでも、一部ではキーキャップ交換ができて、公式ではCHERRY MX互換対応をうたっています。

接続は、Bluetooth/2.4G/有線の3WAYもある。デスクトップとノートPCを切り替えて使う人は検討してみてください。

静電容量無接点方式キーボードのおすすめ11選

東プレ REALFORCE R4 キーボード 30g 日本語 R4HA13

方式 静電容量無接点方式(東プレスイッチ)
キー荷重 30g/変荷重/45g(モデル別)
接続 USB有線+Bluetooth 5.0(最大5台)

特徴:打鍵の耐久性

  • 物理接点を持たない静電容量無接点方式により、キーの摩耗やチャタリングが起きにくく、1億回以上の打鍵耐久で業務利用を続けられます。
  • APC(アクチュエーションポイントチェンジャー)機能で、各キーの反応位置を0.8mm〜3.0mmの範囲で個別設定でき、高速入力と誤入力対策を用途別に切り替えられます。
  • キー荷重展開により、文章入力中心なら30g、指ごとの疲れを分散するなら変荷重と、作業内容で選択できます。
  • 独自の静音スイッチとソフトタクタイルで、長時間入力でも指先への負担を抑えられます。
  • Bluetooth 5.0とUSB接続に対応し、PC・タブレットを含む最大5台まで対応。近接センサーは、手を近づけるだけで復帰できます。
  • PBTキーキャップの昇華印刷とステップスカルプチャー構造で、長期間使用しても印字が消えにくく、ホームポジションを指で把握しやすいです。
  • プログラミングや執筆など、1日中キーを打鍵する人
  • 底打ちを抑えた入力フォームで、指や手首への負荷を抑えたい人
  • 数年単位で使い続けられる耐久性と、入力精度にこだわる人

ひとことレビュー(編集部)

  • APCが使えるのは東プレだけ。1.5mm前後に設定すると、軽い力で入力できる。
  • フルサイズで約1.3kgあるため、持ち運びより据え置き向き。


東プレ REALFORCE GX1 TKL ゲーミング|X1UD11 静電容量無接点方式 ラピッドトリガー


東プレのゲーミング用キーボードで、REALFORCE GX1 TKL(X1UD11)です。静電容量無接点方式のラピッドトリガー ダイナミックモードを搭載しています。Dual-APCで30段階でキーがオンになる位置を設定できます。静音化されています。

静電容量無接点のキースイッチ方式のゲーミングキーボードで、安定感のあるスチールフレームを採用。

サイズは 365mm(幅)×143.1mm(奥行)×38.2mm(高さ)、重さは約1.3kgです。

選ぶポイント:

ゲームにぴったりなキーボード

  • 静電容量無接点方式でゲームができるテンキーレスキーボード


東プレ REALFORCE RC1 Keyboard|C1HJ11 荷重45g


東プレのREALFORCE RC1 Keyboard「C1HJ11」です。キー荷重45gのモデルで、静音性があります。

キースイッチは静電容量無接点方式の東プレスイッチで、ソフトタクタイルフィーリングの打ち心地。

70%サイズの日本語配列なので漢字や記号のレイアウトは入力しやすいです。また、キーの配置はカスタマイズをして、オンボードメモリーに保存できます。

接続はUSBとBluetooth5.0に対応していて、4台までのデバイスとマルチペアリングが可能です。

ブラックとホワイト

カラーはブラック(キーキャップはダークグレーとライトグレー)とホワイトの好きな色をPC環境に合わせて選べる


東プレ REALFORCE R3 KEYBOARD 静電容量無接点方式



東プレ REALFORCE R3 KEYBOARDで静電容量無接点方式のTKLキーボードです。
接続方法はBluetoothとUSBの両方に対応しているのが特徴で、Windows・iPad・iPhone・Androidにワイヤレスで接続できます。

専用のソフトウェアを使用すればキーマップを入れ替えて、押しやすいキーの配置でタイピングできます。静音タイプでキー荷重はAll30g・All45g・変荷重の種類があります。

USBケーブルType-C - USB Type-A(約1.8m)が付属しています。

選ぶポイント:

静電容量で人気のモデル

  • 有線とワイヤレスの両方で使用できるハイブリッド型


Topre REALFORCE R3S テンキーレス 日本語配列 静電容量無接点方式 ‎R3SC31



Topre REALFORCE R3SでUSB接続です。「R3SC31」はテンキーレスの静電容量無接点方式キーボードで荷重45gです。
 
同時押しでも入力できるNキーロールオーバーに対応。ステップスカルプチャーで、キートップの高さはエルゴノミクスで打ちやすいように中段から下段になるにつれて低く設計されています。また、キーは5000万回のキー入力テストを行っており耐久性があります。

ブラックのキーにレーザー刻印の日本語配列キーで、「かな」が見やすくシンプルです。

デザインがシンプルなテンキーレスです。

選ぶポイント:

Nキーロールオーバー

  • 同時押しのNキーロールオーバーに対応


PFU(ピーエフユー) HKB HYBRID Type-S


PFU(ピーエフユー)のHHKB HYBRID Type-Sは高速にタイピングができる静音モデルのキーボードです。Type-Sの「S」はSpeed(高速タイピング性)とSilent(静粛性)の頭文字のSを表しているようです。伝統的な上位機種です。

通常のHHKBとHYBRIDとの違いはBluetoothとUSB Type-C接続の両方対応できるということ。USBコネクタを使いたいかたにおすすめです。(Type-C - Type-Aケーブルは別売りです。)

普段はUSBから電源をとって、持ち運びでは電池を入れていくことができます。小型のサイズで540 gと軽いのもポイントです。

静電容量無接点方式キーボードで下までキーを押し込まなくても反応するため高速にタイピングができます

タイピングがしやすいようにキーボードは3段階に角度を付けることができます。方向キーも付いています。

極めたい場合にはキーを割り当てる「DIPスイッチ」と「キーマップ変更機能」が付いておりカスタマイズが可能です。速記やタイピング競技でも使われています。

プログラマ向けに考えられた配列で、コンパクトボディのため指を動かす距離が短く効率的です。
(PD-KB820WS)


AKEEYO NiZ 静電容量無接点方式 ワイヤレスキーボード|コスパがいい|Windows Mac対応



AKEEYO(アキーヨ)の静電容量無接点方式でNiZ キーボードです。
ワイヤレスタイプでUSBレシーバーが付いておりBluetooth接続に対応しています。パソコンはWindowsとMacの両対応でスマホやタブレットでも使用できます。

専用のソフトでキーのカスタマイズができるのが特徴。キーは35g荷重です。
キープラーが付いており掃除もしやすいです。

静電容量無接点方式としては価格が抑えられたキーボードです。

選ぶポイント:

ワイヤレスのキーボード

  • ワイヤレスのキーボードで静電容量無接点方式


サンワサプライ 静電容量無接点 ゲーミングキーボード 400-SKB060



SANWA SUPPLY(サンワサプライ)の静電容量無接点キーボードです。
400-SKB060はゲーミングキーボードということでバックライトを搭載していて専用ソフトウェアでLEDをカスタマイズできます。
Nキーロールオーバーで最大30キー同時認識します。また、ドライバソフトでキーの割り当てが可能です。キー入力の深さは「浅め」と「深め」で2段階の設定が可能です。

テンキーがあるのでオフィスで使用するのに便利。

レビューでは耐久性に少し問題があるという人も。保証期間は6ヶ月です。


東プレ REALFORCE SA R2 日本語112キー 静電容量無接点方式 静音|APC機能付き



東プレ(Topre)のREALFORCE SA R2は、日本語112キーの静電容量無接点方式キーボードです。ステップスカルプチャーの段差があるのでキーストロークしやすく高速入力が可能になります。
R2SA-JP3-IVは、USB接続で静音なタイプ。

APC機能付きで、アクチュエーションのポイントチェンジャーによりキースイッチの深さを調節が可能です。
キースペイサーは2/3mm付いており、キーの打ち心地を好みによって変更が可能です。
Nキーロールオーバーに対応していて速いタイピングが可能です。

キートップは昇華印刷で「かな」がありです。通常のキーボードと同じような見た目なので違和感なく乗り換えられます。
色はアイボリーとブラックから選べます。

(また、キーが変荷重の「R2S-JPV-IV」もあります。)

選ぶポイント:

有線のテンキー付きモデル

  • APC機能が付いている東プレのフルキーボード


LEOPOLD FC980C キーボード



静電容量スイッチを搭載しているLEOPOLD FC980C キーボードです。わかりやすいデザインで、白いキーとグレーのキーの配色で耐久性のあるキートップです。

英語ASCII配列でコンパクト、矢印キーも搭載しています。DIPスイッチがありキーの入れ替えが可能。
インターフェイスはUSB接続でWindowsのOSに対応しています。

HHKBとREALFORCEの比較

静電容量無接点方式で人気があるHHKBとREALFORCEを比較してみます。
大きな違いはHHKBはWindowsに対応していて、REALFORCEは幅広いOSに対応しているという部分です。

また、R3に比べてHYBRID Type-Sは横幅が、84.7mmコンパクト。省スペースで使いたい方はHHKBだとマウスが快適に使えます。

項目 HHKB REALFORCE
ブランド HHKB REALFORCE
製品名 HYBRID Type-S R3
詳細 Amazonで見る Amazonで見る
白/墨 ブラック
接続 Bluetooth, 有線 Bluetooth, 有線
押下圧 45g 30gまたは45gまたは変荷重
機能 キーマップのカスタマイズ キーマップのカスタマイズ
キー 静電容量無接点方式 静電容量無接点方式
特徴 静音性 APC機能
サイズ 幅 294 ×奥行 120×高さ 40 mm 幅378.7×奥行162.7×高さ38.8 mm
OS Windows Windows、Mac、iOS、Android

おわりに

静電容量無接点方式のキーボードを一覧で解説しました。プロが使う本格的なキーボードなら静電容量無接点方式がいいです。
 
メリットは耐久性が高く底打ちしなくても入力できる点です。一方、デメリットは価格が高いことです。
対応しているメーカーは少なく東プレのREALFORCEやPFUのHHKBが主流です。

スイッチに接点がないため長時間のタイピングでも疲れにくく、耐久性があるので長く使えます。

関連トピック

プログラマー用キーボード
英語配列 キーボード
高級キーボード
テンキーレス ゲーミングキーボード
ロジクールのキーボード
HHKB(PFU) キーボード

参考文献

東プレ株式会社 公式

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