DTM用パソコンおすすめ10選!スペックの選び方も解説【2025年版】

DTM用パソコンおすすめ

これから自分で音楽制作をしてみたい、という方で初めて選ぶときにはスペックはどれぐらいの性能がいいか悩むもの。そこで、理解しやすいようにCPUの種類やメモリ・ストレージの容量などを選ぶ基準も含めてわかりやすく解説しています。

パソコンは曲作りにおいて大事な機材の1つです。こちらの記事では、おすすめのDTM用パソコンをご紹介していきます。

この記事でわかること

  • DTM用パソコンの選び方を解説
  • DTMにおすすめのノートパソコン・デスクトップPC

ということで「DTM用のパソコンを探している、必要なスペックがわからない」という方向けに説明します。特徴を知って製品選びにお役立ていただけます。

まずは、気をつけたいポイントも記載しているので、ぜひご参考ください。

DTM(Desk Top Music)とは?

DTM(Desk Top Music)とは?
「DTM」とは「Desk Top Music(デスクトップミュージック)」の略称で、パソコンや様々な音楽制作ソフトウェア、MIDI機器などを使って自宅や個人のスタジオで音楽を制作することを指します。
プロフェッショナルなレコーディング用のスタジオ設備がなくても、個人が低コストで高品質に作曲を行える環境をいいます。

自分でコード進行から編曲、録音をしてマスタリングまで、音楽制作の全ての過程において、パソコンを使って1人で手掛けます。ボーカロイドで歌を入れる人もいるでしょう。あくまでパソコンを使った楽曲制作の手法のことなので、ジャンルを問わず幅広い音楽制作に活用されています。

ピアノやギターなど様々なパートのメロディーを考えて、コード進行からリズムパターンまで自分で行います。そのため、アレンジまでパソコンさえあれば、最低1人でも楽曲制作できます。楽器が弾けなくても音楽に興味があれば音楽制作できてしまうところが魅力です。

DTM用パソコンの選び方

DTM用パソコンの選び方

出典:Apple(アップル)

OSはWin / Macの2種類

OSはWindowsとMacの2種類があり、どちらでもDTMを始めることができます。たとえば、音楽制作ソフト「Pro Tools」や「iZotope」は両方のOSに対応しているため、互換性の問題もありません。

Windows

一般的なパソコンに多く搭載され、ユーザーが自分で拡張やカスタマイズを行える点がメリットです(ただし、ノートパソコンでは拡張が難しい場合もあります)。また、一部のモデルではタッチパネルを搭載しており、ライブなどでの直感的な操作に便利です。

macOS

Apple製品(MacBookやiMacなど)専用のOSで、基本的には自由なカスタマイズはできませんが、安定性やクリエイティブ用途での使いやすさに定評があります。DJにもよく使われています。

音楽制作ソフトの推奨スペックに合わせるのがポイント

音楽制作ソフトの推奨スペックに合わせるのがポイント
人気がある音楽制作ソフトには、ProTools、Cubase、Studio Oneなどがあります。
マスタリングや楽曲の制作をするならProToolsで、MIDIエディタやリアルタイムレコーディングが使いやすい点が特徴です。

Cubaseは音楽制作や録音で、非常に多くのユーザーに使われているブランドのソフトで、VSTにも対応しています。Studio Oneは多くのサウンドプロデューサーやサウンドエンジニアが使うソフトウェアです。

つまり、楽曲を作るときにはソフトを使うことになるので、使う音楽制作ソフトウェアの推奨スペックを確認しておいてから、パソコンを選択することがポイントになってきます。ソフトによって求められるスペックは違いがあります。

グラフィックボードにはNVIDIA GeForce RTXシリーズや、AMD Radeon RXシリーズがあります。たとえば、Cubaseでは両方に対応していて、できれば合ったほうがいいですね。グラボが必ず必要というわけではないですが推奨になっています。

操作しやすい大きめ画面サイズが便利

音楽制作しやすいサイズなら大きめディスプレイを選ぶ
音楽制作しやすいサイズなら、ノートパソコンは大きめディスプレイを選ぶようにします。画面は見やすいほうがDTMで楽曲の制作も効率的に作業できます。MIDIで曲作りやマスタリングする時には、ディスプレイの大きさが17インチぐらいの画面が便利。

  • ノートパソコンのサイズなら、15.6~17インチだと見やすい。14インチ以下では持ち運びができる。
  • デスクトップパソコンでは、24インチから32インチの大画面サイズまで使えるのが魅力。

とくに打ち込みのトラック数が多い場合には、液晶画面が広い方が効率的です。一方で、画面サイズは狭いですが、14インチ以下のモバイルノートパソコンなら小型の大きさなので、サイズがコンパクトになります。

また、解像度はピクセル数が多い方が細かく表示できるので、フルHDよりも4Kの方が高密度で表示範囲は広くなります。

マスタリングするときには、大きめの画面で解像度がフルHD(1920 x 1080)以上あった方が制作する時に効率的です。

静音性

DTMの場合には音を扱う作業になるので、なるべく静かなパソコンを購入するようにしましょう。無音のモデルはファンレス型のノートパソコンぐらいしかないですが、DTMをするにはスペックが低い可能性が高いです。

こちらに関しては、回転数が上がらないとファンの音は聴こえないので、店頭でも確認が難しいためスペックやレビューを見てみてください。

音がうるさい原因は冷却ファンの排気音なので、CPUの発熱する温度が低い仕様で、なるべく新しい世代を選ぶようにします。もしくは、水冷式クーラーを搭載しているデスクトップPCも静かです。

とはいえ、DTMではヘッドホンなどを耳に付けるので、イヤーカップ側で遮音するのも1つの方法ですね。

パソコンに必要なスペック

DAWソフトで必要なスペック
音楽制作で使われるDTMやDAWソフトの一例として、Cubaseを使う際に必要なスペックです。

CPUはインテルCore i5以上、メモリ 8GB RAM以上、ストレージの空きディスク75GB以上(+インストール1GB)、グラフィックボードDirect X 10に対応、OSは64ビット。

動作環境は必要最小限のスペックが必要になりますが、他のソフトウェアも利用することも考えると、DTMを目的としたパソコンスペックは高い方が快適に使えます。

つまり、DAWソフトはある程度ハイスペックな性能が必要。また、CPUの世代などパーツは新しい方が基本的に高性能なので、積極的に選択したいところです。Core i3以下だとDAWの用途だと難しい可能性があるため、使うソフトで動作検証されている推奨スペックを確認することは重要です。

CPUのコア数は?Core i7以上を推奨

CPUのコア数は?Core i7以上を推奨

出典:Steinberg

CPUはパソコン全体のパーツの中でも、処理性能に直接関わるため、DTMで作業効率を上げるならCPUの性能は重要になります。もしパフォーマンスが不足した場合には動作が重くなってしまうのが理由です。

世代が古いと動作が遅い場合があるので注意が必要になります。とくに周波数の演算速度の確認をしておきましょう。

というわけで、スペックとして最低Core i5、できればCore i7 14コア以上を推奨したいところです。

メーカーは主にインテルとAMDがあり、好みが分かれるところですがDTMソフトでは基本的にどちらでも動作します。インテルではCore i5,i7,i9、AMDではRyzenなどの種類があり、一般的にグレードが高いほど高速です。また、第13・14世代のように新しい方が速い場合が多くなります。

音楽を作成するソフトウェアは、CPUプロセッサーやメモリ(RAM)はなるべく多い方がパフォーマンスが高く快適に操作できます。

メモリ(RAM) DDR

メモリで選ぶ
メモリ(RAM)は同時に作業するときに必要なパーツです。DTMで複数のソフトやプラグインを使用するなら、少し多めの容量の構成にすると、もたつきなく作業を行えます。基本的に、CPUの性能が高くてもメモリが少ないと同時に処理する場合に動作は遅く感じます。

容量の目安としては8GBだと最小限で、16~32GBあれば余裕があります。後から64GB以上にしたいときには最大容量をチェックしておきましょう。サンプリングの音源を使う場合には、なるべくメモリは多いほうが良いです。また、オンボードで組み込まれている場合は空きスロットがなければ後から追加はできないので注意が必要です。

規格にはDDR4 / DDR5などの仕様があり、数字が大きいほうが新しいので性能が高く、読み書きが速くなります。

音源を多く使うならストレージが大事

音源を多く使うならストレージ
ストレージはデータを保存するパーツです。そのため、DTMで音源を多く使うならストレージも容量を大きめを選んだほうが、音の種類も多く保存できます。また、高音質で音楽制作したい方も容量を必要とします。
また、オリジナルの曲を宅録する場合に、楽曲が増えてプロジェクトファイルのデータを多く保存したい時にストレージが重要です。

SSDとHDDがあり、SSDは読み込みのスピードが速いです。HDDを選ぶ場合には、セカンドストレージでデスクトップに取り付けるような場合です。

パソコンを注文するときには、パソコンメーカーとBTOショップがありますが、BTOであればストレージを2TBや4TBのように購入前に決めてから注文ができます。

ソフトウェアをPCにインストールする時に空き容量が必要になるので注意ですね。また、あまり少ないとアップデートの設定などで問題があります。

もし、購入するノートパソコンのストレージが256GBぐらいであれば、外付けSSDを使うという方法もあります。512GBや1TBあれば、頻繁にデータを保存するような場合でアクセスが多くても空き残量が気にならない容量です。

デスクトップPCとノートパソコンはどっちが良い?

デスクトップPCとノートパソコンはどっちが良い?

デスクトップPCのメリット・デメリット

デスクトップPCのメリットは拡張性があることです。スロットに空きがあれば、ドライブやメモリを増設することができます。また、増設だけでなくパソコンを自分で組み立てられる方なら、選定パーツを選んで後から取り付けられます。また、インターフェースが多いモデルならディスプレイをマルチで取り付けられます。

また、DTMの環境では、さまざまな編集機器と接続するため、端子が多いことがデスクトップPCのメリットです。USBの数や種類を多く使うことができます。
たとえば、XLRやライン端子を使いたいときには、オーディオインターフェースからパソコンへ接続する場合も多いでしょう。また、ミキサーを使う場合にもオーディオインターフェースを使いますが、つなげる際にはUSBポートが必要になります。

デスクトップパソコンのデメリットは、パソコン本体以外に周辺機器を用意する必要があります。ただし、考え方としてモニターやキーボードなどを選べるのはメリットでもあります。

ノートパソコンのメリット・デメリット

ノートパソコンのメリット・デメリット
ノートパソコンのメリットは持ち運びができること。スタジオなど、DTMのパソコン環境を外で使えます。音楽のライブなど、様々な場所で活用できるのがノートPCの魅力です。

今はMIDIコントローラーやオーディオインターフェースはUSB接続ができる製品が多いのでUSBポートで繋げるだけで使えるコンパクトなタイプなら、場所を選ばずに音を入力できるのでノートパソコンが便利。これからDTMを初めるときに、環境がすぐに整うので初心者のかたにおすすめです。

一方でノートパソコンのデメリットは、オンボードでメモリが変えられない場合もあるので、拡張性はありません。また、タブレットよりは重量があります。

どっちか迷ったらPCを持ち運ぶかどうか、使い方など検討して選ぶと良いですね。

DTM用パソコンのおすすめ10選

BTOパソコン マウスコンピューター DAIV / R4-I7G50WT-B


BTO パソコン マウスコンピューター DAIV
mouse(マウスコンピューター)はBTOパソコンのショップでおなじみのメーカーです。
BTOで注文する場合にはカスタマイズをして、必要なスペックで購入できるのがメリット

たとえば、DTMソフトウェアのABILITYをCDからインストールをする場合には、DVD-ROM ドライブが必要になるため、注文時に外付けドライブを選択も可能です。ストレージは標準で500GBですが8TBまでの選択肢があります。

ディスプレイは14インチの省スペースな設計です。重さが約1.41kgと軽量なため携帯性が高い点が特徴で、持ち運びをしたい方にぴったり。

DAIVはクリエイティブなシリーズで、DTM制作に使えます。
スペックはデフォルトで第13世代のインテル Core i7、メモリは16GBです。OSはWindows 11 Home 64ビットを搭載しています。

サイズ 14インチ
CPU インテル Core i7-13620H プロセッサー(最大 4.90GHz)
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop GPU
メモリ 16GB (8 GB×2) DDR5-4800
ストレージ 500GB

パーツのカスタマイズによりコスパが高いノートPC

使用目的に合わせて自分仕様で柔軟にパーツのカスタマイズができるため、コスパが高いノートPC


ASUS クアッドスピーカー内蔵 RTX4090搭載モデル / 大画面


ASUS 18インチ RTX4090搭載モデル
ASUS(エイスース)のゲーミング用ノートパソコンでROG Strix SCAR 18 G834JYRです。
ゲーム用なのでスペックが高く、CPUはインテルの14世代のCore i9を搭載しています。
RTX4090なので、DTMから動画を扱う人までおすすめです。

18インチの大画面なので、作業性にすぐれたパソコンで、大きな画面でDTM作業したい方にぴったり。HDMIもあるのでデュアルモニターでの設置も可能ですね。

サウンド環境は、High Definition Audioに対応。4つのスピーカーを搭載しているクアッドスピーカー内蔵タイプで、2W x2基と1W x2基を搭載しています。どこでも音を聴けるので、自宅のDTM環境以外でも、作った曲を人に聞かせたいときに便利です。

バッテリーは充電をすると駆動時間は、約6.6~9.4時間使用できます。それほど長くはないですが、それほど軽量なモデルではないため、電源から給電するような使い方になることの方が多いでしょう。

サイズ 18インチ
CPU インテル® Core i9-14900HX(最大 5.8GHz)
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 4080または4090
メモリ 32~64GB DDR5-5200
ストレージ 1~2TB SSD

レビューレビュー

G834JYRの特徴

  • Thunderbolt 4 (Type-C)による映像出力
  • クアッドスピーカー内蔵
  • マイクロホン・アレイマイク・Webカメラを備えている


Apple MacBook / M4 Retina XDR【空間オーディオ対応】


Apple製のノートパソコン、MacBook Proで16.2インチの2024年モデル。Apple M4 Proチップを搭載しています。
動作が快適な最大14コアのプロセッサーと20コアのGPUが特徴、メモリが24~48GBでストレージはSSDで512GBの容量を確保していますの仕様です。

Liquid Retina XDRディスプレイは16インチで、色鮮やかにコンテンツを表示できます。6スピーカーのサウンドシステムにより、空間オーディオに対応しています。

ライブでの演奏にも対応できる駆動時間が長いバッテリーで、充電すれば最大24時間使うことができます。
Macbookは音楽制作でプロのアーティストも使っておりおすすめです。MacではGarageBandなどの音楽制作ソフトウェアも使えますね。

Macが好きでノートパソコンを使いたい人にぴったり。

スペック

  • メーカー:Apple(アップル)
  • 色:シルバー / スペースブラック
  • インターフェース:Thunderbolt 5 、HDMIポート、SDXCカードスロット
  • サイズ:幅35.57 cmx奥行き24.81 cmx厚み1.68 cm
  • 重量:2.14 kg
サイズ 16.2インチ
CPU Apple M4 Pro
グラフィックス Apple GPU
メモリ 24~48GB
ストレージ 512GB SSD

選ぶポイント:

CPUがM4シリーズを搭載しているモデル

  • 最新のCPU M4 Proを搭載しています。高性能コアと省電力な高効率コアを備えたことにより、高いパフォーマンスを実現


MSI(エムエスアイ) Prestige B1V


MSI(エムエスアイ) Prestige B1V
MSI(エムエスアイ)は高性能なモデルが多い、信頼性の高いブランドです。
Prestige 16 AI Studio B1Vは、クリエイターノートPCで16インチモデル。解像度が2560×1600の、写真などが細やかに映せるディスプレイです。

CPUはCore Ultra 7でAI専用のNPUを搭載しているのも特徴です。メモリが32GB、ストレージはSSD 1TB。処理する能力が高い、RTX 4060を備えています。

Evo認証の長時間使えるバッテリーで最大で12~24時間に対応しており、ライブパフォーマンスするような場面で使いたい人にぴったり。

さらに顔認証や指紋認証もありセキュリティーも安心です。耐久性においてはMIL規格「MIL-STD-810H」に準拠しています。

ステレオスピーカーやステレオマイクを内蔵しているモデルで、日本語配列のキーボードです。

サイズ 16インチ
CPU インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H
16コア 22スレッド(最大4.8GHz)
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU
8GB GDDR6
メモリ 32GB LPDDR5
ストレージ SSD 1TB / M.2 NVMe

選ぶポイント:

起動が速いEvo対応ノートブック

  • 快適動作のEvo対応ノートブックで起動が速く、バッテリーは最大24時間(JEITA 3.0 アイドル)に対応


HP 薄型ノートパソコン GPU搭載モデル


HP ノートパソコン 16インチ

世界でも人気のノートパソコンを発売しているメーカーで、HP(エイチピー)のノートPCです。
音楽制作用のパソコンではないのですが、高性能でディスプレイが16インチと大きいためDTMにおすすめ。厚みが19.9mmで薄型の設計です。

スペックはCPUが第13世代のインテル Core i7またはCore i9を搭載。マルチプロセッサー技術により、最大2倍の性能と電力効率です。
メモリは16GB (2x8GB) DDR5-4800MHz、ストレージは1TB ~ 2TB SSD。

GPUを搭載しており、NVIDIA GeForce RTXシリーズのグラフィックスが備わっている点が特徴です。非力なモデルと違いパフォーマンスが高いので、性能を重視したい方におすすめです。
 
インターフェースが豊富で、Thunderbolt™ 4 with USB Type-C・USB Type-A・HDMI 2.1・RJ45などを備えているため、音楽の機器も接続しやすいです。

CPUが選択できるので、動作周波数やメモリなどをチェックして、DTMのアプリケーションで推奨されているスペックを選択するようにできますね。

保証は1年で修理とサポートに対応しています。

サイズ 16インチ
CPU インテルCore i7-13700HX プロセッサー(最大:5.00GHz)
Core™ i9-13900HX プロセッサー(最大:5.40GHz)
グラフィックス NVIDIA® GeForce RTX™ 4060 Laptop グラフィックス
NVIDIA® GeForce RTX™ 4070
メモリ 16GB ~ 32GB DDR5
ストレージ 1TB ~ 2TB SSD (PCIe Gen4x4 M.2)

選ぶポイント:

音質が高いメーカーのスピーカーを内蔵

  • 音質が高いBang & Olufsenのスピーカーを搭載


DELL(デル) ノートPC XPS 17


Dell ノートPC XPS 17 クリエイティブ向け
DELL(デル)のノートPCで「XPS 17」は17インチで解像度が1920x1200です。ディスプレイのサイズが大きめで、非光沢のパネルで見やすい画面。

処理スピードの速いCPUで第13世代 インテル Core™ i7-13700H (14 コア/ 最大5.00 GHz ターボ)またはCore i9-13900H (最大5.40 GHz)も選択可能です。
メモリーは16GB ~ 64GB(DDR5, 4800 MHz)、ストレージは512GB ~ 8TB M.2 PCIe SSDを搭載しています。グラフィックはNVIDIA® GeForce RTX 4050 ~ 4080を搭載しておりクリエイティブで使いやすいスペック。

曲のトラックやプリセットが多くてもデータを保存できる大容量のノートパソコン。大きなデータも扱えるので曲数を多く表現するDTMの音楽家におすすめです。

OSがWindows11なので長く使えますね。※スペックはカスタマイズができるので、パーツの性能によって価格に違いがあります。


ドスパラ(Dospara) ノートPC raytrek


ドスパラ ノートPC raytrek
ドスパラ(Dospara)のノートPCでraytrekです。ディスプレイは14インチでコンパクト。
CPUは第13世代のインテル Core i7-13700H (最大5.00GHz/14コア/20スレッド)プロセッサーなので、エフェクトなど負荷のかかる作業でも使えるでしょう。
メモリは32GB DDR5 SO-DIMM、ストレージは500GB SSDです。

スペックとしてはDTMや、映像の作業もできるでしょう。(※RTXのようなグラフィックボードはありません。)

詳細スペック情報

  • メーカー:ドスパラ
  • サイズ:幅314mm x 奥行き220mm x 高さ20~23mm
  • 重量:約1.4kg


マウスコンピューター DAIV フルタワー デスクトップPC / ハイスペック


BTO パソコン マウスコンピューター DAIV デスクトップPC
マウスコンピューターのデスクトップパソコンで、DAIVシリーズです。タワー型の中でも大きめサイズのフルタワーは小型のモデルと比べて、放熱しやすく拡張性に優れている点が魅力です。
ケース部分は冷却と静音に対応しているタイプです。

無線ではWiFi 6Eを標準搭載しています。

CPUは、インテル® Core™ i7-14700F プロセッサー(最大 5.4 GHz)、メモリが16GB (8GB×2)、ストレージはM.2 SSD 1TB (Gen4×4)、グラフィックはGeForce RTX™ 4060 Tiを搭載しています。

DTM用に使えるのはもちろんのこと、動画編集も行えるぐらい高性能なモデルで、ハイスペックなモデルを使いたい方におすすめです。

選ぶポイント:

RTX4000シリーズ搭載モデル

  • Core i7とRTX™ 4060 Tiを搭載


パソコン工房 SENSE / パフォーマンスの高いミニタワーパソコン


パソコン工房 SENSE / パフォーマンスの高いミニタワーパソコン
パソコン工房 SENSEで、パフォーマンスの高いミニタワーパソコンです。
CPUはマルチに処理ができる第14世代のインテル® Core™ i7 プロセッサー 14700(最大5.4 GHz)、メモリが16GB(8GB×2) DDR5-4800 DIMM、ストレージは1TB M.2 SSDです。

コンパクトなケースですが、熱を廃棄する冷却性を備えています。また、カスタマイズでは240mm水冷クーラーのオプションを選択することが可能です。DTM作業では音源データの処理が多いと負荷が高くなるので、熱の対策が必要になりますが、購入時に水冷にしておくと安心ですね。

冷却性に優れている

冷却性があるレイアウトでスムーズに熱を排気することにより、温度上昇を抑える仕様


Dell(デル) ノートパソコン Inspiron / MI63A-DWLS 1



Dell(デル)のノートパソコンで13.3インチの「Inspiron 13」です。見やすい非光沢のディスプレイ。重さが約1.24kgだから持ち運びをしたい人にぴったり。

インターフェースは、USB 3.2 Type-Aがあるので、市販の外付けのDVDドライブを取り付けられるので便利です。ドライブがあれば、音楽の曲を取り込んだり書き出すことができます。※この製品に光学ドライブは内蔵されていません。

使いやすいノートパソコンで、キーボードの部分はテンキーはありません。また、一般的な日本語配列に対応しています。
インターフェースはUSB・HDMIなどを搭載しています。ストレージの容量もある程度あるので、MIDIの曲を保存することもできますね。起動が速いPCIe接続のSSDで、すぐに音楽制作したい人におすすめです。

Microsoft (マイクロソフト)のOfficeは付いていませんが、付属しているモデルも選択できます。

レビューレビュー

サイズ 13インチ
CPU Intel Core Ultra 5 125H
グラフィックス ‎一体型
メモリ 16GB LPDDR5x
ストレージ 512GB PCIe M.2 SSD

これからDTMをはじめる初心者に適したモデル

どちらかといえばエントリーモデルとして、初心者の方が趣味で使うのに適した機種です。

おわりに

音楽制作をするときに、使いやすいDTM用パソコンをラインナップして一覧で解説しました。買う前には性能や機能を比べておくようにしましょう。たとえば、MacBookのようにスピーカーを複数搭載しているモデルでは、品質が高いサウンドを聞けるようなモデルもあります。

性能について、とくにCPUは発売の時期によって速度に違いも出てくるので、世代をチェックするようにします。目安としては第12~13世代ぐらい。一方で新しさという部分においては、で14世代やUltraだと最新です。

ChromebookのSnapdragon搭載しているモデルぐらいだと、アプリで曲作りすることになります。ただし、ボカロを使って本格派のDTMは性能面において難しいでしょう。

また、音楽を取り込みやすい光学ドライブを搭載しているモデルや、Bluetoothで周辺機器と接続できるモデルも便利です。

予算を抑える時にはストレージの優先順位を落とす方法もあります。理由としては後から外付けハードウェアで、HDDやSSDも使えるからです。ただし、外付けサウンドカードなども合わせて使うなら接続する端子の数が充実していた方が安心でしょう。

もし、音楽だけでなく動画なども編集するような場合には、クリエイター向けのグラフィックボードを搭載しているモデルがおすすめです。もしPCが詳しい方ならマウスコンピューター(DAIV)・ドスパラ(raytrek)・パソコン工房のようなBTOでカスタマイズすれば、自分に必要なスペックになります。

というわけで、ノートパソコンはDTMで重要な音楽機材の1つ。軽快に動作するノートパソコンがあれば音楽制作も快適ですね。


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オススメPCドットコム編集部にて記事の執筆及び監修。マニアックなライターが機能を徹底的に調べて、用途ごとに製品をご紹介。買うときに知っておきたい情報をまとめています。

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