サラウンドスピーカーおすすめ11選!2025年版

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サラウンドスピーカーは立体的な音響空間で聴けるスピーカーです。ホームシアター用途では映画館のように、3Dでさまざまな方向から音楽が楽しめるのが魅力。

サウンドバーのようにコンパクトなバーチャルサラウンドのモデルや、サラウンド用のスピーカーとサブウーファーを組み合わせるタイプもあります。メーカーはYAMAHA・DENON・SONYなどがランキングで人気です。選び方や人気の製品をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

サラウンドスピーカーの種類

引用元:ヤマハ(YAMAHA)

バーチャルサラウンドスピーカー

サラウンドスピーカーは仮想的なスピーカーを感じられるのが、バーチャルサラウンドスピーカーです。たとえば、テレビの下に設置するサウンドバーなどがあります。

本来であれば正面だけのスピーカーだけではサラウンドではないですが、仮想のスピーカーも感じられることで、バーチャルサラウンドのスピーカーとして機能します。
トールスピーカーなどをリアルに設置するスペースがない場合や、価格をポイントにする場合にはおすすめ。

リアルサラウンドスピーカーの配置

引用元:ヤマハ

リアルサラウンドスピーカーは、フロントスピーカーとウーファーとセンタースピーカーのように、配置して奥行きのある立体的な音響を楽しめることが特徴です。

もし、リアルで360°の立体的な音響空間を求めるのであれば、スピーカーパッケージのようなスピーカーがセットになっている製品がおすすめです。たとえば、5.1ch(チャンネル)であれば、スピーカー5台とサブウーファー1台ということになります。

フロントは聞く姿勢になった時に、なるべく耳の高さぐらいに合わせます。リアは左右の位置は、高さを合わせて位置を中央に対して均等になるように設置してみてください。
オーディオはじめて使う人でも導入しやすく手頃な価格の製品もあります。また、別売りのシステムとしてデザインされているスピーカーもあります。

サラウンドスピーカーの選び方

音質で選ぶ

音質で選ぶなら音域も確認します。ハイレゾ音源に対応しているモデルなら、高音域の表現も細やかに再生できます。ワイヤレスのモデルならLDAC対応か、コーデックにも注意です。
スピーカーの構造などはメーカーによっても違いがあります。たとえば、ヤマハのエア・ウーファーは空気までも振動板として考えられています。

また、ドライバーのサイズは出力などで鳴りは変わってくるので、総合出力も含めて確認すれば、自分好みのタイプを選べるでしょう。
低音域はとくにバスレフポートやエンクロージャーの形状によっても、音質も変わってきます。

入力端子を確認


入力端子や接続を確認してみてください。ワイヤレスなら無線の接続する規格によっても音質に違いが出てきます。
有線ではプッシュ型のターミナルやRCAの端子が多いでしょう。たとえば、ヘッドホンを有線で接続したいような場合もありますが、サウンドバーでは光デジタルはあっても3.5mmステレオミニジャックがないモデルもあるので、用途によっては注意が必要でしょう。また、着脱する際にはバナナプラグ使いやすいです。

サラウンドスピーカーのおすすめ

ソニー(SONY) HT-A9 ホームシアタースピーカー Bluetooth対応 / 小型



「HT-A9」は、ソニー(SONY)のホームシアタースピーカーのシステムです。
4台のスピーカーにより臨場感のある音が楽しめる製品。立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」に対応しています。疑似的なファントムスピーカーが最大12個できるため広がりのある音場です。
また、Bluetoothでペアリングをするタイプのワイヤレス接続で、音響空間をレイアウトが可能になります。

音質はドルビーアトモスとDTS:X(R)に対応。HDMIで8K HDR/4K 120/4K HDRパススルー対応しています。接続はLDACを使うことで、ハイレゾ音源に対応しているのも魅力です。サウンドモードはシネマ・ミュージック・スタンダードの3種類よりコンテンツに合わせて選択できます。

小型サイズのスピーカーで、高さは約31.3cmほどの大きさです。小さいので設置場所が省スペースで置けます。

選ぶポイント:

4つのスピーカーで360°の立体音響

  • 立体音響の「360 Spatial Sound Mapping」技術によるスピーカー


デノン サウンドバー DHT-S218K【コスパがいい】



デノンのサウンドバー DHT-S218Kです。

バーチャル3Dサウンドにアップミックスすることが可能で、水平方向から頭上の方向まで立体的な音場を再現。コンパクトでも本格的な音の広がりを体感しながら、映画や音楽を楽しめます。

サウンドの調整として、ダイアログエンハンサーにより全体の音量を上げずに、聴きやすさを向上させることができます。

Bluetooth LE Audioに対応していて、LC3コーデックよりも低遅延に音楽再生が可能。スマホの音楽を再生したいひとにぴったりです。

コスパがいい‎2.2サラウンドスピーカーです。

スペック

  • サイズ:890W×67H×120D mm
  • 重さ:3.6kg
  • セット:リモコン、HDMIケーブルなど
  • スピーカーユニット:25mm ツイーター×2、90mm×45mm 楕円形ミッドレンジ×2、75mm サブウーハー×2
  • フォーマット:Dolby Atmos、Dolby TrueHD、Dolby Digital Plus、Dolby Digital、 MPEG-2 AAC、MPEG-4 AAC、リニアPCM(最大7.1ch)

選ぶポイント:

HDMI・光デジタル入力、アナログAUX入力に対応

  • 端子が豊富で、光デジタル入力、アナログAUX入力(3.5mm ステレオミニジャック)、サブウーハー出力に対応。(USB端子はサービスで使うアップデート用で音楽再生はできません。)


YAMAHA(ヤマハ) スピーカーパッケージ NS-PA41 5.1ch サラウンドシステム ‎サブウーファー付き



YAMAHA(ヤマハ) スピーカーパッケージ NS-PA41 5.1ch サラウンドシステムです。トールボーイのスタイルで低音域用の‎サブウーファーがセットになっていて、大音量で音楽を楽しめます。
クリアでナチュラルなサウンドの、2ウェイ3スピーカー構成。フロントスピーカーには、2.5cmのツィーターと7cmコーン型ウーファー2個を搭載しています。また、A-YSTⅡ方式エア・ウーファーにより広い音のレンジに対応しています。サラウンドスピーカーのデザインは楽器のようなフォルムです。

コスパが高い価格も魅力です。

テレビと合わせて使いやすい

5.1chで豊かな高音質のサウンドを楽しめます。大迫力でテレビを視聴したい方におすすめです。


デノン サウンドバー Denon Home Sound Bar 550 サラウンドサウンド



デノンのサウンドバーで、「Denon Home Sound Bar 550」です。Dolby Atmos /DTS:Xに対応しており、コンパクトなサイズで包囲感のあるサラウンドサウンドを聴くことができます。ドライバーは、19mmのツイーター x 2、55mmのミッドバス x 4、50 x 90 mmのパッシブラジエーター x 3基を搭載しています。

設定方法もしやすく、HDMIをサウンドバーに繋げるだけです。あとは、音楽を再生するデバイスとの接続は、BluetoothやWi-Fiワイヤレスのほか、AirPlay2に対応。スマートフォンから音楽を再生できます。

ワイヤレスでサウンドバーを導入したい方におすすめです。コストパフォーマンスにも優れた1台です。

詳細スペック情報

  • パワーアンプ:Class Dアンプ
  • サイズ:650 x 75 x 120 mm
  • 重さ:3.5 kg

選ぶポイント:

立体音響のサラウンドサウンド

  • パワフルな低音を出力するサブウーハーを搭載


ソニー(SONY) サウンドバー HT-A5000 5.1.2ch



ソニー(SONY)のサウンドバーで「HT-A5000」は、5.1.2chに対応している製品です。「360 Spatial Sound Mapping」に対応しており、スピーカーに内蔵されているマイクで自動的に、置かれている空間を把握します。
音声フォーマットは「ドルビーアトモス」と「DTS:X」の3D立体音響により、包み込まれるようなリアルな空間で聴くことができます。

映画を見る目的にぴったりで、360度の立体音響空間をホームシアターなどで体験したい方におすすめです。

選ぶポイント:

没入感のあるサウンドとアップスケーリング

  • 360度の没入感のあるサウンドで、圧縮音源をアップスケールするDSEE Extreme技術により高品質な音を楽しめる


JBL BAR 1000 サウンドバー 7.1.4ch 完全ワイヤレスサラウンド



JBL BAR 1000は、7.1.4chのサウンドバーです。完全ワイヤレスサラウンドで電源ケーブルが不要です。
Dolby Atmos・DTS: Xに対応しており立体音響の空間を再現します。製品の特徴としてHDMI入力とHDMI eARC端子を備えています。前後と左右の空間性に加えて、高低の立体的な空間を体感できるイマーシブオーディオです。

ドライバーユニットは合計15基あり880Wでパワフルなサウンドが魅力になっています。

選ぶポイント:

バーチャルなサラウンドを楽しめる

  • 「MultiBeam」テクノロジーにより天井から反射される音をつくる


ELAC Debut2.0 / バスドライバー・ツイーター搭載



ELAC(エラック) Debut2.0 OW4.2 オンウォールスピーカーのペアです。
バスドライバーは4インチで1インチのツイーターを搭載しています。インピーダンスは多くのアンプに対応できる6Ωです。壁掛けの金具が付属しています。

リアルなサラウンド環境を構築するため、別売りとなりますがバスレフのスピーカーやサブウーハーなどがあります。

選ぶポイント:

サラウンドサウンド・システム向け

  • サラウンドシステム向けのスピーカー


YAMAHA(ヤマハ) YAS-209 サウンドバー Alexa対応



YAMAHA(ヤマハ) YAS-209は、ワイヤレスサブウーファーが付いたサウンドバーです。付属のウーファーはワイヤレスなので好きなところに独立して設置できます。クリアボイス機能により、ホームシアターの用途で使ったときに声が聞き取りやすくなります。
DTS®Virtual:Xに対応しておりクリアで迫力のある音質が楽しめる、バーチャルサラウンド。3Dの全方位から音に包まれる立体感のあるリスニングが可能になります。

Alexaに対応しているのが特徴で、話しかければ操作できるのも魅力です。

選ぶポイント:

バーチャル3Dサラウンド対応

  • DTS Virtual:X技術によりバーチャル3Dサラウンドが楽しめる


YAMAHA(ヤマハ) スピーカーパッケージ NS-P41(B) 5.1ch



YAMAHA(ヤマハ)のスピーカーパッケージでNS-P41(B)です。フロントスピーカー・サラウンドスピーカー・センタースピーカー・サブウーファーの組み合わせです。
5.1chのリアルサラウンドで広がりのある音響効果を楽しめます。ウーファーはA-YSTⅡ方式によりクリアな重低音を再生。

質感も上質で統一感があるデザインです。

選ぶポイント:

5.1chのリアルサラウンド

  • リアルな5.1chによるサラウンドサウンド


BOSE(ボーズ) Smart Soundbar 900 サウンドバー / 5.1chサラウンド対応



BOSE Smart Soundbar 900 サウンドバーで、BluetoothやWi-Fiで接続できます。
Dolby Atmosや、キャビネットにある9つのスピーカーにより臨場感のあるサウンドでコンテンツを楽しめるのが特徴です。また、5.1chサラウンドの音源にも対応できます。
アップファイアリング(天井反射)ダイポールスピーカーにより天井から聞こえるような感覚になります。

他のサウンドバーと比較してスピーカーの数が多い製品です。スマートスピーカーとしておすすめです。接続はHDMI - eARC接続と、光デジタル音声接続に対応しています。音質をポイントしたい場合にはeARCでの入力がおすすめです。(※テレビ側も対応している必要があります。)

色はホワイトも選択できます。

スペック

  • サイズ:5.82 cm(H)x 104.5 cm(W)x 10.7 cm(D)
  • 重さ:5.75 kg
  • 同梱:Bose Smart Soundbar 900、リモコン、ADAPTiQ用ヘッドセット、光デジタルケーブル、HDMIケーブル、電源コードなど


SONY(ソニー) サウンドバー HT-A7000


SONY(ソニー)のサウンドバー「HT-A7000」は7.1.2chで独自の音響技術で楽しめるフラッグシップ機です。
新開発のビームトゥイーターで壁からの音の反射により立体感のあるサウンドが特徴です。また、バーチャル技術の「S-Force PROフロントサラウンド」「Vertical Surround Engine」により広がりのある音場で没入感のあるサウンドです。
イネーブルドスピーカーを搭載しており天井に音を反射させてオーバーヘッドサウンドで聴くことができます。さらに、360 Reality Audioなどのバーチャルサラウンド技術を組み合わせていることで、より空間を感じられるスピーカーになっています。

パススルーは8K HDRや4K120にも対応しています。また、LDACにも対応しているので、ワイヤレスを使用してもハイレゾで聴くことができます。

スペック

  • 製品型番:HT-A7000
  • 発売日:2021年8月28日
  • Dolby Atmos DTS:X対応
  • ハイレゾ対応
  • 8KHDR対応
  • サイズ:14.2 x 130 x 8 cm
  • 重さ:12 Kg

特徴

  • 2基のサブウーファーを搭載した7.1.2chのサラウンドシステムのサウンドバー

おわりに

サラウンドスピーカーの選び方や、注目のおすすめ製品をラインナップして解説しました。
導入しやすくサラウンドの環境を楽しむのであれば、サウンドバーがおすすめ。また、サブウーファーの組み合わせによるフロントサラウンドシステムもセッティングしやすく、省スペースで設置ができます。

また、没入感がある立体音響で最高の音質を求めていくのであれば、複数のスピーカーによるパッケージを選ぶということになるでしょう。

その他、原音をモニターするようなスピーカーは、ブックシェルフとは違って後方や天井など空間性の楽しさもあるのがサラウンドスピーカーの魅力です。

テレビで映画のような映像やゲームなどで、サラウンドスピーカーを楽しめるのでいいです。


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オススメPCドットコム編集部

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