サラウンドスピーカーは立体的な音響空間で聴けるスピーカーです。3Dでさまざまな方向から音楽が楽しめるのが魅力。
サウンドバーのようにコンパクトなバーチャルサラウンドのモデルや、サラウンド用のスピーカーとサブウーファーを組み合わせるタイプもあります。メーカーはYAMAHA・DENON・SONYなどが人気です。選び方や人気の製品をご紹介していますので、どうぞご参考ください。
サラウンドスピーカーの種類

出典:ヤマハ(YAMAHA)
バーチャルサラウンドスピーカー
サラウンドスピーカーは仮想的なスピーカーを感じられるのが、バーチャルサラウンドスピーカーです。たとえば、テレビの下に設置するサウンドバーなどがあります。
本来であれば正面だけのスピーカーだけではサラウンドではないですが、仮想のスピーカーも感じられることで、バーチャルサラウンドのスピーカーとして機能します。
リアルに設置するスペースがない場合や、価格を重視する場合にはおすすめです。
リアルサラウンドスピーカー
リアルサラウンドスピーカーは、フロントスピーカーとウーファーとセンタースピーカーのように、実際に配置して立体的な音響を楽しめることが特徴です。
もし、リアルで360°の立体的な音響空間を求めるのであれば、スピーカーパッケージのようなスピーカーがセットになっている商品がおすすめです。
オーディオ初心者の方でも導入しやすく手頃な価格の製品もあります。また、別売りのシステムとしてデザインされているスピーカーもあります。
サラウンドスピーカーの選び方

音質で選ぶ
音質で選ぶなら音域もチェックします。ハイレゾ音源に対応しているモデルなら、高音域の表現も細やかに再生できます。ワイヤレスのモデルならLDAC対応か、コーデックにも注意ですね。
スピーカーの構造などはメーカーによっても違いがあります。たとえば、ヤマハのエア・ウーファーは空気までも振動板として考えられています。
一般的にはドライバーのサイズは出力などで鳴りは変わってくるので、総合出力も含めてチェックすれば、自分好みのタイプを選べるでしょう。
入力端子や接続をチェック
入力端子や接続をチェックしましょう。ワイヤレスなら無線の接続する規格によっても音質に違いが出てきます。
有線ではプッシュ型のターミナルやRCAの端子が多いでしょう。たとえば、ヘッドホンを有線で接続したいような場合もあると思いますが、サウンドバーでは光デジタルはあっても3.5mmステレオミニジャックがないモデルもあるので、用途によっては注意が必要だと思います。
ランキングから選ぶ
サラウンドスピーカーをランキングから選ぶなら、Amazonのスピーカーパッケージ 売れ筋ランキングが便利です。価格が安いモデルや人気商品を確認できるのがメリットです。また、価格も表示されているので比較しながら選べますね。ただし、ラインナップされている製品は、全てがサラウンドスピーカーではないので選ぶときに注意です。
2023年01月07日09:30の時点では、ヤマハやBoseが人気。DENON サラウンドスピーカーのパッケージやONKYOなどがあります。
サラウンドスピーカーのおすすめ
YAMAHA(ヤマハ) スピーカーパッケージ NS-PA41 5.1ch スピーカーシステム
YAMAHA(ヤマハ) スピーカーパッケージ NS-PA41 5.1ch スピーカーシステムです。
クリアでナチュラルなサウンドの、2ウェイ3スピーカー構成。フロントスピーカーには、2.5cmのツィーターと7cmコーン型ウーファー2個を搭載しています。また、A-YSTⅡ方式エア・ウーファーにより広い音のレンジに対応しています。
5万円以下で買える価格も魅力ですね。2023年01月04日19:17の時点では44,809円です。
選ぶポイント:
テレビと合わせて使いやすい
- 5.1chで豊かな高音質のサウンドを楽しめる
YAMAHA(ヤマハ) サウンドバー YAS-109
YAMAHA(ヤマハ) サウンドバー YAS-109は、バーチャル3Dの「DTS Virtual:X」により前後と左右、さらに高さの方向にバーチャルな音場を再現します。
コンパクトでも本格的な音の広がりを体感しながら、映画や音楽を楽しめます。Bluetoothに対応しており、スマホの音楽も再生できます。
また、アプリによりサウンドの調整を行うことも可能です。
スペック
- サイズ:890W×53H×131Dmm
- 重量:3.4kg
- 付属品:リモコン、光ケーブル(1.5m)1本、電源コード(1.5m)、壁掛け取付用テンプレートなど
- スピーカーユニット:フロントL/R:5.5cmコーン型×2、ツイーター:2.5cmドーム型×2
- サブウーファー部:バスレフ型 / 7.5cmコーン型×2
選ぶポイント:
バーチャル3Dサラウンドに対応
- バーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」に対応
DENON デノン サウンドバー DHT-S217 サラウンドサウンド
DENON(デノン)のサウンドバーでDHT-S217です。
Dolby Atmosによる立体音響のサラウンドサウンドや、ロスレスオーディオフォーマットのDolby TrueHDに対応しています。サブウーハーを2つ搭載しており、パワフルな低音も楽しめます。
端子はHDMIや4K/60Hz・HDRにも対応しています。
Bluetoothに対応しているので、スマートフォンから音楽を再生することができます。
選ぶポイント:
立体音響のサラウンドサウンド
- パワフルなデュアルサブウーハーを搭載
ソニー(SONY) ホームシアターシステム HT-A9
「HT-A9」は、ソニー(SONY)のホームシアターシステムです。
4台のスピーカーにより臨場感のある音が楽しめる製品。立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」に対応しています。疑似的なファントムスピーカーが最大12個できるため広がりのある音場です。
また、ワイヤレス接続なので音響空間をレイアウトが可能になります。
音質はドルビーアトモスとDTS:X(R)に対応。コンテンツは4K120や8K HDRにも対応しています。接続はLDACを使うことで、ハイレゾ音源に対応しているのも魅力ですね。
選ぶポイント:
4つのスピーカーで360°の立体音響
- 立体音響の「360 Spatial Sound Mapping」技術によるスピーカー
JBL BAR 1000 サウンドバー 7.1.4ch 完全ワイヤレスサラウンド
JBL BAR 1000は、7.1.4chのサウンドバーです。完全ワイヤレスサラウンドで電源ケーブルが不要です。
Dolby Atmos・DTS: Xに対応しており立体音響の空間を再現します。製品の特徴としてHDMI入力とHDMI eARC端子を備えています。前後と左右の空間性に加えて、高低の立体的な空間を体感できるイマーシブオーディオです。
ドライバーユニットは合計15基あり880Wでパワフルなサウンドが魅力になっています。
選ぶポイント:
バーチャルなサラウンドを楽しめる
- 「MultiBeam」テクノロジーにより天井から反射される音をつくる
ELAC(エラック) Debut2.0
ELAC(エラック) Debut2.0 OW4.2 オンウォールスピーカーのペアです。
バスドライバーは4インチで1インチのツイーターを搭載しています。インピーダンスは多くのアンプに対応できる6Ωです。壁掛けの金具が付属しています。
リアルなサラウンド環境を構築するため、別売りとなりますがバスレフのスピーカーやサブウーハーなどがあります。
選ぶポイント:
サラウンドサウンド・システム向け
- サラウンドシステム向けのスピーカー
YAMAHA(ヤマハ) YAS-209 サウンドバー Alexa対応
YAMAHA(ヤマハ) YAS-209は、ワイヤレスサブウーファーが付いたサウンドバーです。付属のウーファーはワイヤレスなので好きなところに独立して設置できます。
DTS®Virtual:Xに対応しておりクリアで迫力のある音質が楽しめる、バーチャルサラウンド。3Dの全方位から音に包まれる立体感のあるリスニングが可能になります。
Alexaに対応しているのが特徴で、話しかければ手軽に操作できるのも魅力です。
選ぶポイント:
バーチャル3Dサラウンド対応
- DTS Virtual:X技術によりバーチャル3Dサラウンドが楽しめる
YAMAHA(ヤマハ) スピーカーパッケージ NS-P41(B) 5.1ch
YAMAHA(ヤマハ)のスピーカーパッケージでNS-P41(B)です。フロントスピーカー・サラウンドスピーカー・センタースピーカー・サブウーファーの組み合わせです。
5.1chのリアルサラウンドで広がりのある音響効果を楽しめます。ウーファーはA-YSTⅡ方式によりクリアな重低音を再生。
サブウーファー以外はスタイリッシュなデザインになっており、質感も上質でブラックで統一感があります。
選ぶポイント:
5.1chのリアルサラウンド
- リアルな5.1chによるサラウンドサウンド
まとめ
サラウンドスピーカーの選び方や、注目のおすすめ商品を解説しました。
手軽にサラウンドの環境を楽しむのであれば、サウンドバーとサブウーファーの組み合わせによるフロントサラウンドシステムもセッティングが簡単です。省スペースで設置ができます。
また、没入感がある立体音響で最高の音質を求めていくのであれば、複数のスピーカーによるパッケージを選ぶということになるでしょう。
原音のモニターするようなブックシェルフとは違い、後方や天井など空間性の楽しさもあるのがサラウンドスピーカーの魅力ですね。
テレビで映画のような映像やゲームなどで、サラウンドスピーカーを楽しむのもおすすめです。
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