動画編集用マウスは、クリエイターが効率が高く動画制作で使える機種がおすすめ。
トラックボールならドラッグするときに、指先でカーソルを動かせますし、エルゴノミクスマウスなら手にフィットするので自然に握れるのため、長時間の編集に適しています。疲れにくくなって編集作業が快適になると、効率性にもつながってきます。そのため、マウスは動画を編集する機材の1つとして、使いやすさは大事です。
おすすめしたいメーカーとしては、ロジクールやエレコム、Kensingtonなどが人気があります。
動画を編集しやすいマウスの選び方のポイントを解りやすく解説していますので、ぜひお役立てください。
ナビゲーション
- 動画編集にぴったりなマウスの選び方
- 動画編集用マウスのおすすめ
- ロジクール MX Master 3s MX2300
- Kensington SlimBlade Trackball トラックボールマウス
- Razer(レイザー)DeathAdder V3 Pro【遅延なくスムーズに作業】
- エレコム ワイヤレスマウス Lサイズ 8ボタン EX-Gシリーズ
- エレコム マウス トラックボール M-DPT1MRXBK / 接続が3種類に対応
- ロジクール MX ANYWHERE 3 MX1700GR / ワイヤレスマウス
- Logicool G ゲーミングマウス G502 / 有線
- ロジクール MX ERGO Unifying MXTB1s : エルゴノミクス マウス
- Kensington ExpertMouse 無線 K72359JP
- HP 930 クリエイターマウス / 握りやすい
- Logicool G G300Sr パソコン用マウス
- TourBox コントローラー / Windows,Mac対応 / 割り当て
- Apple Magic Mouse 2
動画編集にぴったりなマウスの選び方

疲れにくいマウス
動画編集では疲れにくいマウスがぴったりです。疲れにくい種類として、トラックボールマウスと握りやすい形状をしている、いわゆるエルゴノミクスデザインのマウスがあります。
トラックボールマウスはボールを指で転がして操作するため、動画編集のタイムライン編集などで便利。
配信する時間が長いと、作業する時間も長くなりがちです。そのようなときには、長時間の動画編集でも疲れにくいのが特徴の人間工学に基づいたデザインのマウスを使うのもメリットです。
とくに、握りやすいマウスは、作業が長く動画コンテンツをこだわって作り込むクリエイターさんにおすすめです。
エフェクトを選んで素早くドラッグして編集していくような場合には、軽いマウスを検討してみてください。
DPIによる作業のしやすさ
マウスはDPIが高解像度なセンサーではトラッキング精度が高く細かな作業にぴったりです。マウスポインタを細かく設定できるマウスとしてはゲーミング用マウスなどがあります。機能をカスタマイズすることで、動画の編集作業の効率も高くなります。編集で使いやすいように、マウスを調整できるかチェックしましょう。
DPIは1インチあたりのカウント数なので、数が大きいほど少しのマウス操作で動かせるということになるため、使い心地にも影響してきます。製品によって違いますが、DPIの設定幅は200~4000DPIぐらいあり、滑らかに動かしたい場合に大事なポイントです。
マウスを使いやすくする方法として、DPIによるポインターの調整も大事なポイントになってきます。そのため、設定できる範囲が広いタイプがおすすめです。たとえば、動画編集でトリミングをするときに、マウスが正確に動かせると快適になります。
効率を上げたい
マウスによる作業効率は、長時間の動画編集で必須といえる部分です。おすすめなのはプログラム機能付きの多ボタン搭載モデルで、マウスのソフトによりショートカットを設定できるタイプです。
Adobe Premiere ProやFinal Cut Proでよく使う操作としては、カット・クリップをコピーしてペースト、セレクションツールの切り替えなどがあります。Ctrl + Cのような操作も設定できるので、キーボードの同時押しのような操作は設定しておくと便利です。使う機能は人によって違うので、自由にプログラムできることがポイントです。
接続方法で選ぶ
接続方法は大きく分けて無線接続と有線接続があります。
無線にはUSBドングル(レシーバー)を挿し込んで使う2.4GHzワイヤレスが通信が安定します。Bluetoothでカーソルの動きがに問題があり電波干渉する場合は、2.4GHzワイヤレスがいいでしょう。
有線の接続は遅延がなく快適に操作できます。また、充電しなくても済むので動画制作に集中できるのもメリットです。
無線でマウスを使いたい場合には、ロジクールのように遅延の少ないUnifying対応を選ぶのもいいでしょう。
動画編集用マウスのおすすめ
ロジクール MX Master 3s MX2300
ロジクール製のLogicool MX Master 3s MX2300で、静音タイプです。ワイヤレスのマウスで、無線で接続できるLogi BoltのUSBレシーバーが付いています(Unifyingには対応していません)。またBluetooth接続に対応しています。
高速スクロールホイールを搭載しており動画編集に便利。Adobe Premiere Proなどタイムラインで効率的です。
マウスのデザインは人間工学に基づいた設計により、長時間の動画編集作業で手の疲労を軽減できます。
FLOW機能は、デバイスをまたいで、動画データなどをマウスドラッグで移動できます。
7個のボタンありメーカーのソフトウェアでカスタマイズが可能になっています。
精確なトラッキングで8,000 dpiセンサーを搭載しています。
USB-Cで急速充電が可能になっており、1分の充電により使える時間は最大3時間です。
対応はwindows、Mac、iPad OSなどに対応しています。
(2年間無償保証)
選ぶポイント:
ボタンをカスタマイズ
- 横スクロールのサムホイールが使える
- Premiere Proに対応しているワイヤレスマウス
Kensington SlimBlade Trackball トラックボールマウス
KensingtonのトラックボールマウスでSlimBlade Trackballです。
動画編集でトラックボールを使っているかたは多いです。
カーソルを直感的に操作できるので慣れれば素早くボールでコントロールできます。また、2つのセンサーにより高精度なコントロールが可能になっています。
ソフトウェアにより操作の速度や4つのボタンのカスタマイズなどが設定可能になっています。
動画メディアで編集スピードを上げたい場合におすすめです。
WindowsとMacに対応しています。
(5年保証 日本語パッケージ)
選ぶポイント:
カーソルを素早く操作
- 手首の疲労を軽減するトラックボールマウスで、カーソルを素早く操作できるのが魅力
Razer(レイザー)DeathAdder V3 Pro【遅延なくスムーズに作業】
Razer(レイザー)DeathAdder V3 Proは、ワイヤレスで遅延のないスムーズな作業をしたい人にぴったり。HyperSpeed Wirelessにより高速な接続性があります。
センサーはRazer Focus Pro 30Kにより高い精度でトラッキングが可能。オプティカルマウススイッチで、0.2msのアクチュエーションで速い操作にも対応します。
軽量化されていて63gなので、快適に動かせるのも魅力。デザインはアーチが高く、握りやすい形をしているエルゴノミックフォームです。
RZ01-04630100-R3A1の特徴
- 応答性が高いモーションシンク
- マウスがデスクから離れたときの、リフトオフディスタンスの設定が可能
- デバウンスディレイが無く9,000万回クリックの耐久性
エレコム ワイヤレスマウス Lサイズ 8ボタン EX-Gシリーズ
エレコムのマウスで「M-XGL50MBSKBK」は、チルトと高速ホイールに対応している点が特徴です。動画ソフトのタイムラインで横スクロールできるのは便利です。(ソフトによってはチルト操作が対応していない場合があるようです。)
サイドボタンも合わせて8ボタン備えています。ソフトで機能の割り当てが可能なので、よく使う操作をしたい目的に適しています。
読み取りはトラッキング性能が高いUltimate Blue LEDセンサーで、1000または2000のカウントに対応。付属のUSBレシーバーでワイヤレス接続ができます。
選ぶポイント:
動画の編集に便利
- 動画の編集に便利なチルトホイール搭載していて、機能性の高いマウスです。
エレコム マウス トラックボール M-DPT1MRXBK / 接続が3種類に対応
エレコムのトラックボールマウス「M-DPT1MRXBK」です。
接続が3種類対応しておりレシーバーによる無線接続、Bluetooth接続、有線接続ができます。
人差指でトラックボールを操作することが可能です。
ボールによりスムーズにカーソルのコントロール。チルトホイールやホイールボタンも含め8ボタン付いています。
左右のスイッチはクリック感があるOMRON社製で1000万回に対応する耐久性があります。
電源は単3電池1本です。
スペック
- 色:ブラック
- 対応OS:Windows
- サイズ:13.34 x 9.14 x 5.74 cm
- 重さ:163.29g
選ぶポイント:
持ちやすいサイズ
- 持ちやすいサイズ感
- 動画編集に便利なチルトホイール対応
ロジクール MX ANYWHERE 3 MX1700GR / ワイヤレスマウス
「MX ANYWHERE 3 MX1700GR」はロジクールのワイヤレスマウスです。
Unifyingと呼ばれるUSBのレシーバーによる無線接続、またはBluetoothが可能です。
対応はWindowsとMacの両方のOSに対応しており、ChromeやiPadでも使えます。
トラッキングに優れたマウスで精細な操作が必要なクリエイターさんにおすすめです。左右のボタンはクリック感があります。
Darkfieldテクノロジーのオプティカルセンサーです。4,000 dpiの精度でガラス面の素材でも凹凸を読み取ることができます。
Adobeのソフトをマウスのスクロールで拡大縮小することができますが、MX1700では高速スクロールホイールを搭載しているので素早くコントロールができて便利です。
USB-Cによる充電式で利用できます。1分の充電で3時間、フル充電だと70日間使えます。
ほかの製品と比較して軽くてコンパクトなマウスなので、手の小さめのクリエイターさんにもおすすめです。
スペック
- 2年間無償保証
- 製品モデル番号:MX1700GR
- サイズ:10.05×6.5×3.44cm
- 重さ:99g
選ぶポイント:
デザイナーが操作しやすい性能
- ワイヤレス接続で、精密に操作ができる高性能なマウス
Logicool G ゲーミングマウス G502 / 有線
ロジクールの有線タイプのゲーミングマウスでLogicool G G502 HEROです。
操作性に優れており、ゲーミングマウスを動画編集で使うクリエイターも多いです。有線ケーブルによる接続なので、動画の編集時に遅延の違和感もありません。
11個プログラムボタンがありカスタマイズが可能でプロファイルはオンボードメモリに5つまで保存できます。
HERO 25Kセンサーを搭載しており感度は100DPI~25,000DPIで使うことができます。また3.6gの重さをつけられる仕様になっていて、自分が動かしやすいバランスに調整できます。
有線接続なのでカーソル操作の遅延もなく動画の制作や編集も快適です。
スペック
- LIGHTSYNC RGB
- メーカー保証2年間
- 対応OS:Windows/Mac/Chrome OS
- 重さ:121 g
- レポートレート:1000 Hz (1ms)
選ぶポイント:
トラッキング精度が特徴の有線モデル
- 最大25,000 DPIのトラッキング精度の高いマウス
ロジクール MX ERGO Unifying MXTB1s : エルゴノミクス マウス
ロジクールのトラックボールで「MX ERGO MXTB1s」です。
動画編集で人気のエルゴノミクスのマウスです。親指でボールを転がしてコントロールするタイプです。
角度が20°傾斜しており手首をひねらずに操作ができるので疲労を軽減します。
8ボタンのうち6ボタンを自由にカスタマイズできます。
接続方法は、無線のワイヤレス接続 2.4GHz UnifyingまたはBluetoothです。
充電が早く、バッテリーは1分の充電で約8時間連続で使えます。
OSはWindows、Mac、iPad OSに対応しています。
(2年間無償保証)
レビューではボールの動きがスムーズという口コミがあります。
選ぶポイント:
DPIの切り替えができる
- プレシジョンモードでDPIを切り替えて精度の必要な作業ができる
Kensington ExpertMouse 無線 K72359JP
Kensington ExpertMouse(エキスパートマウス) K72359JPは、無線の接続でトラックボールで操作できます。
無線接続が可能なモデルでBluetoothでペアリングをして使えます。または、付属のUSBレシーバーで2.4GHzのワイヤレス接続も可能です。トラックボール付きのワイヤレスマウスで、WindowsとMacに対応していますがiPadでは使えないので注意です。
コードを気にせず操作したいときにおすすめです。
トラックボールにはリストレストが付属しており手首を支えることができます。
高速オプティカルテクノロジーにより正確なコントロールが可能になっています。2.4GHzの場合にはTrackballWorksのソフトウェアが使えます。
選ぶポイント:
ワイヤレスのトラックボール
- カーソル移動が普通のマウスに比べて正確だと感じます。
- ボールが引っかからずにスムーズに動きます。
HP 930 クリエイターマウス / 握りやすい
HP(ヒューレット・パッカード) 930は、ワイヤレス接続のクリエイターマウスです。クリエイター向けの製品で、人間工学に基づいた握りやすい形状をしている点が特徴です。親指の部分が張り出した形になっているため、握ったときにフィット感があります。
センサーは光学式Track on Glassセンサーを搭載しており、アプリのHP Accessory Centerを使うことで、800~3000 dpiの範囲で調節できます。これまでのレーザーセンサー方式よりも高精度なトラッキングが可能になっており、ガラス面でも読み取ることが可能です。
超高速スクロールホイールを搭載しているため、Final Cut Proのシーケンス内の操作で便利。サイドにあるショートカットボタンは、ご自身が使いやすいようにカスタマイズすることが可能です。
詳細スペック情報
- サイズ:約 120.7 mm × 79 mm × 46.7 mm
- 重さ: 約 130g
- バッテリ駆動時間:約 12 週間
Logicool G G300Sr パソコン用マウス
パソコン用マウスで、YouTubeの編集などなるべくスピードを上げて動画編集したいかたにおすすめなのがG300Srです。
プログラム可能なボタンが9個あり、DPIを変えたり割り当てが可能になっています。使いやすくカスタマイズできるのがポイントです。
プロファイルは3つまでオンボードメモリに保存ができます。解像度は200~2,500 DPIで、調整できるHERO 25Kセンサーによるトラッキングです。
左右対称でサイドが指がかかりやすいような形状になっているので、手首に負担が少なく握りやすいマウスです。長時間の編集作業でも手首が疲れにくいデザインです。
スペック
- サイズ:11.5 x 7.2 x 3.7 cm
- 重さ:82 g
選ぶポイント:
コスパがいいマウス
- マウスを安く買いたい動画編集者にぴったりです
TourBox コントローラー / Windows,Mac対応 / 割り当て
動画の編集作業で便利なコントローラー「TourBox」です。
ホイール・スクローラーなど複数のボタンにより操作性に優れています。
対応している動画編集ソフトは、Final Cut Pro、Premiere・After Effects・DaVinciなどに対応しています。
ソフトウェアのショートカットをコントローラーに設定できます。機能を割当ることでソフトを効率的に操作できます。映画のような長時間のビデオ編集を手掛ける人にとっては作業性は大事です。
WindowsとMacに対応しており耐久性の高いコントローラーです。
レビューではビデオエディタ用に使っているかたもいます。
マウスではないですが、ツマミやノブで効率化できる機能性が高いデバイスで、動画編集のクリエイター向けにぴったり。
選ぶポイント:
動画制作の編集ソフトで便利
- ショートカットを割り当てて作業を効率化できるデバイス
Apple Magic Mouse 2
Apple(アップル)の純正マウスで「Magic Mouse 2」です。
クリエイティブで使われることが多いのがMacですが、Macで動画編集をしているかたなら定番のマウスが使いやすいかもしれません。
MacbookやiPadでBluetoothによりペアリング接続できます。
左右対称のシンプルなデザインなので、左手で操作したいクリエイターの方も使いやすいです。底面の滑りがいいのでポインターが動かしやすいです。
選ぶポイント:
Macで映像編集する人向け
- Macユーザー向けの使い慣れたマウス
おわりに
動画編集にぴったりなマウスを解説しました。トラックボールのように普通のマウスとは少し違う製品もご紹介しましたが、実際に制作環境で操作に慣れる必要があるでしょう。
メーカーとしては、ロジクール・エレコム・バッファローなどは人気があります。手の疲れを抑えたい方はトラックボールマウスや、人間工学に基づいた形状をしているデザインのマウスがおすすめです。
横スクロールなど使いやすいデバイスなら効率よく映像制作ができて、使いやすいマウスがあると快適です。
動画コンテンツはYouTubeなど動画共有サイトで世界的にも人気があり、重要性も増してきています。
動画編集は将来性のあるスキルなので、プロのクリエイターともなると道具にもこだわりを持っています。dpiを下げてマウスを大きく動かす人は大型のマウスパッドも便利です。
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