密閉型ヘッドホンは遮音性が良く低音が楽しめます。密閉した構造で音漏れを抑えて音楽を聴くことができます。
ハイレゾで高音質に音楽を楽しめるタイプやゲーミングに適したモデルもあります。
モニターヘッドホンではフラットなサウンドで原音を再生することができます。
Bluetoothでスマホの曲を聴けるヘッドホンから本格的なオーディオを楽しめる人気モデルまでおすすめ製品をご紹介しています。密閉型ヘッドホンの選び方もご案内しているので購入するときにご参考ください。
目次
- 密閉型ヘッドホンとは?
- 密閉型ヘッドホンの選び方
- 密閉型ヘッドホンのおすすめ
- ソニー(SONY) ワイヤレス ハイレゾ対応 密閉型ヘッドホン
- audio-technica(オーディオテクニカ) プロフェッショナル 密閉型 モニターヘッドホン
- audio-technica プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M20x
- JVC 密閉型ヘッドホン 折りたたみ式
- SteelSeries ゲーミングヘッドセット 密閉型
- Bose ワイヤレス 密閉型ヘッドホン
- SENNHEISER ゼンハイザー ヘッドホン 密閉型
- Sennheiser ゼンハイザー MOMENTUM Wireless M3AEBTXL
- AKG 密閉型スタジオヘッドホン
- パイオニア ヘッドホン Bluetooth 密閉型
- パナソニック 密閉型ヘッドホン ハイレゾ対応
- SHURE シュア プレミアム・スタジオ・ヘッドホン SRH1540-BK-A 密閉型
密閉型ヘッドホンとは?
密閉型(クローズド)ヘッドホンはイヤーカップが閉じており、周囲の音を遮断できるので音楽が聞こえやすい設計になっています。外部の雑音が入らないようにして聴きたいときにおすすめです。
密閉型は開放型と比較して遮音性が高く重低音が楽しめるのが特徴です。ボリュームを上げても、開放型と比べて音漏れしにくいでしょう。
メリットは集中して音楽が聴けることで、デメリットは周囲の音が聞こえにくいので歩きながら使うのにはあまり向いていません。
街なかで使うよりも自宅でオーディオやゲームで楽しむのに最適です。
密閉型ヘッドホンの選び方

用途で選ぶ
用途で密閉型ヘッドホン選ぶなら大きく分けて3種類あります。用途が異なると音の特性が変わるので、それぞれ選ぶポイントが違ってきます。
- オーディオ用...ハイレゾ音源に対応しているヘッドホンもあり音楽を楽しめます。
- ゲーミング用...重低音が聴きやすく迫力のあるサウンド。
- モニター用...原音に忠実でフラットな音質で音楽のエンジニア向けです。
オーディオで使うならモニター用は避けた方が良いと思います。モニター用の場合には原音をそのまま聴くのが目的なので低音を強調されたチューニングにはなっていません。
目的に合ったヘッドホンを選ぶことで用途にあった音で聴くことができます。
接続方法で選ぶ
ワイヤレス接続の場合にはBluetoothでペアリングをして使うヘッドホンと有線接続のタイプがあります。
Bluetoothでは音質が落ちることがあるため音声圧縮を対処している機種がおすすめです。例えばソニーの「WH-1000XM4」のようなモデルなら高音質で再生ができます。
有線接続ではUSB接続とミニプラグのタイプがあります。DACを内蔵している場合にはUSB接続の方が高音質で聴くことができます。
また、ヘッドフォンにマイクが搭載されている場合には4極のミニプラグで接続をします。有線タイプは端子の部分を挿せば簡単に使える点が便利です。一方、ワイヤレスは用途が外で利用する場合や、ケーブルが好きではない方が選択すると良いでしょう。
密閉型ヘッドホンのおすすめ
ソニー(SONY) ワイヤレス ハイレゾ対応 密閉型ヘッドホン
ソニー(SONY)の密閉型ヘッドホンでハイレゾ音質に対応している「WH-1000XM4」です。
DSEE Extreme技術による高音質設計でAIによる深層学習でリアルタイムに音を解析しアップスケーリングします。
Bluetoothでもハイレゾ音源が楽しめるLDAC伝送音源に対応しておりイコライザーで音質を調整することも可能です。音楽鑑賞をするのにおすすめです。
ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンは周囲のノイズを抑えてくれます。ノイズキャンセリングは最強レベルで、レビューでのコメントの評価も高いですね。そのため、乗り物の中など騒音がある環境でも没入感のある音楽が楽しめます。また、遮音だけでなく外音取り込みモードを自動で切り替える機能も便利。充電は最大30時間連続再生が可能です。
スペック
- 梱包サイズ:25 x 18.3 x 7.6 cm
- 重量:約 254g
- 周波数特性:4Hz-40,000Hz
- 対応インピーダンス:40 Ω (有線接続、POWER ON時 1 kHz)、16Ω(有線接続、POWER OFF)
選ぶポイント:
高音質なSONYのワイヤレスヘッドホン
- 高音から低音までバランスが良く高音質
audio-technica(オーディオテクニカ) プロフェッショナル 密閉型 モニターヘッドホン
audio-technica(オーディオテクニカ)の密閉型 モニターヘッドホンです。
ATH-M50xはスタジオレコーディングなどプロフェッショナルでフラットに音を聴くのに最適です。
再生周波数帯域は15~28,000Hzに対応しておりミキシングやDJ、トラックメイキングで使えます。
直径45mmのドライバーを搭載しており世界で累計150万台出荷している定番のスタジオ向けモニターヘッドホンです。
選ぶポイント:
スタジオに最適なプロフェッショナルモニターヘッドホン
- アーティストがレコーディングスタジオで使用するのに最適
audio-technica プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M20x
audio-technicaのプロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M20xです。
音質はフラットで広い音域を再生できるのが特徴です。密閉ダイナミック型で直径がφ40mmCCAWボイスコイルドライバーを搭載しています。
イヤーカップは遮音性が高く耐久性のあるイヤーパッド。
絡みにくい片出しコードでDTMのモニタリングやミキシングに最適です。価格が安く1万円以内で購入できるヘッドホンでコスパが良いですね。(2023年07月14日21:59の時点で税込み6,800 円)
レビューではフィット感が良いという口コミも多く見られます。
スペック
- メーカー: Audio-Technica(オーディオテクニカ)
- 製品型番:ATH-M20x
- 重量:190g
- 周波数帯域:15~20,000Hz
- 発売日:2014年02月14日
選ぶポイント:
コスパが高く普段使いにも最適
- DTM初心者におすすめのエントリー向けモニターヘッドホン
JVC 密閉型ヘッドホン 折りたたみ式
JVCの「HA-S200」は密閉型ヘッドホンで、持ち運びができるような折りたたみ式です。軽量で重さは128gなので、軽い商品を買いたいという方におすすめです。
価格が安くリーズナブルなので、初心者の方にちょうど良いと思います。有線接続でミニプラグです。
製品としては悪くないですが、ノイズキャンセリングやサラウンド対応などには非対応です。機能性は高級なモデルと比べるとパフォーマンスは落ちるものの、普段使いで気軽に使えます。
選ぶポイント:
価格が安い
- 価格は2023年07月14日21:53の時点で税込1,942 円
SteelSeries ゲーミングヘッドセット 密閉型
SteelSeriesの密閉型ゲーミングヘッドセットでArctis 5 Blackです。
有線接続でUSBまたは3.5mm4極ミニプラグのアナログ接続に対応しています。
USB接続の場合にはDTS Headphone: X v2.0で7.1chサラウンドが楽しめます。高品質なドライバーユニットを搭載しており、立体的な音響で定位感を感じて聴くことができます。
イヤークッションは装着性に優れ蒸れにくい素材で、ヘッドバンドにフィット感があるのが特徴です。
パソコンやPS4などゲームをするかたにおすすめです。
Bose ワイヤレス 密閉型ヘッドホン
ボーズのBose QuietComfort 35 wireless headphones II 密閉型ヘッドホンです。
Amazon Alexa搭載しており話しかければ音声で操作することが可能です。音楽の再生やニュース、天気の確認などが行なえます。
ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンで騒音の多い場所で使うのに最適です。
小さな音量でも最適化するイコライザーを搭載しており小さめの音でも優れたサウンドで楽曲が楽しめます。
バッテリーは15分のクイックチャージで約2.5時間、最大で20時間の連続再生が可能。長時間でも装着感の良いワイヤレスヘッドホンですね。
SENNHEISER ゼンハイザー ヘッドホン 密閉型
密閉型ヘッドホンでゼンハイザーのヘッドフォン SENNHEISER HD 598 CSです。
周波数特性は10~28,000Hzでインピーダンスが23Ω、音圧レベルは115dBです。
E.A.R機構搭載しており人間工学に基づいたエルゴノミックデザインで長時間のリスニングでも装着感が良く疲れにくいです。
自然な振動板のサウンドでバッフルユニットを搭載しています。
有線ケーブル接続で3.5mmプラグと6.3mmストレートプラグに対応しています。
重量:約334g(ケーブル含む)
ドイツのオーディオメーカーで高音質なサウンドを楽しみたいかたにおすすめです。
Sennheiser ゼンハイザー MOMENTUM Wireless M3AEBTXL
Sennheiser(ゼンハイザー)MOMENTUM Wirelessです。高級感のあるデザインでヘッドバンドやイヤーパッドはシープスキンの本皮仕様になっています。
使い勝手の良いヘッドホンで折りたためば自動的にONとOFFが切り替わるようになっています。アクティブノイズキャンセル(ANC)機能を搭載しており3段階で使い分けることができます。
Smart Control Appの専用アプリを使えばスマートフォンで音楽再生や通話の設定が可能です。ネットでは最高クラスの音質というレビューも多く見られる製品で、Amazonでも実際に高評価ですね。
スペック
- 製品型番:M3AEBTXL
- 周波数帯域:6Hz - 22kHz
- バージョン:Bluetooth 5.0(NFC対応)
- 対応プロファイル:A2DP, AVRCP, HSP, HFP
- コーデック:SBC, aptX, aptX 低遅延, AAC
- 製品保証:2年
● 選ぶポイント
- ドイツの音響機器メーカーで人気ブランドのヘッドホン
- おしゃれなデザインも魅力
AKG 密閉型スタジオヘッドホン
AKG(アカゲ) K553 MKII-Y3は、プロ用密閉型スタジオヘッドホンです。
独自のハウジング構造で空気の流れを制御することで透明感のある自然なサウンドで再生することが可能です。
モニターがしやすく音の分離や質感を感じることができます。
定位や奥行きを再現することができる直径55mmの大口径ドライバーを採用しています。
パイオニア ヘッドホン Bluetooth 密閉型
パイオニアのS3wirelessで密閉型ヘッドホン SE-S3BTです。
Bluetoothでスマートフォンとペアリングをして使うことができます。iPhoneがサポートしているAACコーデックに対応しています。
持ち運びがしやすいコンパクト設計で折りたたみが可能です。重量は300gで軽量です。
25時間の連続再生に対応しています。
色はピンク、ブルー、グレー、ブラックから選べます。
パナソニック 密閉型ヘッドホン ハイレゾ対応
パナソニックのRP-HD5-Kは、価格の安いハイレゾ音源対応の密閉型ヘッドホンでコスパに優れています。
直径40mmのドライバーを搭載しています。制振構造ドライバーフレームを搭載しており不要な振動を抑えて再生できます。
再生周波数帯域の音域も広く4~40kHzで再生できます。
直径3.5mmに24K金メッキにL型ステレオミニプラグです。
オーディオとしていろいろなジャンルの音楽を楽しめる有線ヘッドホンです。
SHURE シュア プレミアム・スタジオ・ヘッドホン SRH1540-BK-A 密閉型
SHURE(シュア)のプレミアム・スタジオ・ヘッドホンで密閉型のSRH1540-BK-Aです。
耳全体を覆うサーカムオーラル式(アラウンドイヤー)デザインになっており周囲の雑音を軽減することで、快適に音を楽しめます。
40mmダイナミック型ネオジム磁石を搭載したドライバーは高音質。APTIVフィルムのダイアフラムで、THD(全高調波歪)を低減して再生することができます。
スペック
- メーカー:SHURE(シュア)
- 付属品:ハードケース 、両出しケーブル、交換用両出しケーブル1.8m、標準プラグアダプター、交換用アルカンタラ製イヤパッド
- カラー:ブラック
担当よりひとこと
密閉型ヘッドホンを一覧で解説しました。ヘッドホンの性能は、ハイエンドで高音質なモデルから、価格が安くコスパが良いモデルまでさまざまです。
通勤や通学で使うならノイズキャンセリングを搭載しているモデルもおすすめです。
密閉型のオーバーイヤーだと遮音性が良いので音漏れがなく音を楽しむことができますね。
密閉型ヘッドホンの関連情報
ランキングは最新型のヘッドホンや売れ筋をチェックするときに便利です。密閉型かどうか確認する必要があります。
重低音ヘッドホン
モニターヘッドホン おすすめ
DTM用ヘッドホン
スマホ用ヘッドホン
開放型ヘッドホンは、密閉型と違い高音域の音の伸びがあります。広い音場を楽しみたいときにおすすめです。
ワイヤレスヘッドホン