ヘッドホンでiPhoneやAndroidと接続をして使いやすいおすすめ製品をピックアップ。ワイヤレスのBluetoothや有線接続ができるモデルもご紹介しています。ハイレゾ音源に対応しているモデルなら高音質なサウンドで音楽を聴くことができます。
今回は、スマホ用ヘッドホンをご紹介していきます。
この記事でわかること
スマホ用ヘッドホンの選び方を解説
おすすめヘッドホン
ということでヘッドホンを探している方向けに、製品ごとの特徴を知ってお役立ていただけます。
まずは、選ぶポイントを解説していくので、ぜひご参考ください。
目次
- スマホ用ヘッドホンの選び方
- スマホ用ヘッドホンのおすすめ
- ソニー ヘッドホン ULT WEAR POWER SOUND
- audio-technica ATH-HL7BT 開放型ワイヤレスヘッドホン / 低遅延
- ソニー(SONY) ワイヤレスヘッドホン / WH-1000XM5
- JBL(ジェイビーエル) TUNE 510BT Bluetoothヘッドホン
- パイオニア S3wireless ヘッドホン SE-S3BT:Bluetooth
- Anker(アンカー) Soundcore Life Q30 ヘッドホン
- ソニー ワイヤレスヘッドホン WH-1000XM4
- audio-technica ポータブルオンイヤーヘッドホン スマートフォン用 ATH-S100iS
- Bose QuietComfort Ultra Headphones ワイヤレスヘッドホン 新作
- Sennheiser HD 350BT BLACK Bluetoothヘッドホン
- audio-technica SOLID BASS ノイズキャンセリングワイヤレスヘッドホン 重低音
- エレコム(ELECOM) Lightning iPhone ヘッドホン EHP-LF12CMXBK
スマホ用ヘッドホンの選び方
出典:SONY
スマホ用は有線よりもBluetoothのワイヤレスを選ぶ
スマホとヘッドホンとの接続は、ワイヤレスではBluetoothでペアリングをするのを検討しましょう。
というのは、以前と比べて新しいスマートフォンでは有線接続用3.5mmヘッドホンジャックの穴がある機種が少ないためです。
有線で接続できる場合は有線のミニプラグで接続するメリットとして遅延が無く音楽を聴けるメリットがあります。
Bluetoothヘッドホンを選ぶようにします。規格があり、通信はBT5.0以上の新しいバージョンの方が安定するので、チェックするポイントの1つになります。
アクティブノイズキャンセリングで選ぶ
出典:Anker
ヘッドホンの製品によっては、ノイズを軽減してクリアなサウンドで聴けるモデルがあります。
方式は2種類あり、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能は、周囲の雑音をマイクで集音してリアルタイムで打ち消すのが特徴です。
パッシブノイズキャンセリングでは密閉型でイヤーパッドなど耳を塞いで気密性を高くすることで雑音が入りにくくします。
乗り物など騒音がある環境で聴くなら、アクティブ ノイズキャンセリングのヘッドホンがおすすめ。ノイズを抑えたいときに重要です。
軽量なヘッドホンを選ぶ
外で使うなら軽量なヘッドホンが便利です。軽いほうが長時間のリスニングでも、頭へ負担が少なく首にかけたときに快適。
ドライバーサイズが小さい方が重さは軽くなりますが、直径が大きい方が音が豊かな機種が多いので直径40mm以上のドライバーサイズを目安にしてみてください。また、ハウジング部分で折りたたみが可能な製品は、持ち運びで便利です。
高解像度なハイレゾ音質
出典:ソニー(SONY)
ハイレゾはHigh Resolutionの略で、周波数帯域が40,000Hz以上までの音源を再生できます。
高解像度の音質でスマホでBluetooth接続をする場合には、ソニーの機種が対応しています。
高域を再生したい場合はハイレゾ対応モデルかチェックしてみてください。低音から中域まで力強いサウンドを楽しみたい場合には低音域に合わせてチューニングされている機種か、専用アプリでイコライザーで自分で調整する必要があります。
iPhoneやAndroidで使う
スマホでBluetoothヘッドホンを使う場合には対応しているかコーデックをチェックしましょう。
iPhoneで接続する場合には標準のSBCが使えますが、さらに音質を求めるならAACに対応しているモデルがおすすめです。
GalaxyなどAndroidの場合にはApt-XやLDACが高音質です。また、ヘッドホンによっては専用アプリが使える製品もあるので合わせて確認しておきましょう。
スマホ用ヘッドホンのおすすめ
ソニー ヘッドホン ULT WEAR POWER SOUND
ソニーのヘッドホンでULT WEAR POWER SOUND(WH-ULT900N)です。2024年4月に発売された製品で、ブーストボタンを押すと重低音を体感できます。
ULTボタンで重低域をブーストして再生できるのが特徴です。サウンドのモードは3パターンあり、ULT2ではパワー感を強めてベース音を楽しめます。
ノイズキャンセリングは遅延がなくノイズを打ち消して、周囲の外音取り込み機能も搭載しています。
専用アプリ「Headphones Connect」を使えば、音質の調整を設定することができて、低域の強さも変えられます。また、DSEE技術により高音域を再現できます。
耳もとのイヤーパッドは快適な側圧で、フィット感のある仕様のため、長時間リスニングしたい方にぴったり。
スペック
- メーカー:SONY(ソニー)
- 製品型番:WH-ULT900N
- ドライバー:直径40mm
- 色:ブラック
- 周波数帯域:20Hz-20,000Hz
- インピーダンス:32 Ω / 314 Ω
- バッテリー:最大30時間(NC ON時)
- コーデック:SBC, AAC,LDAC
選ぶポイント:
低音域と中高音域が特徴
- ケーブルで接続すれば有線ヘッドホンとしても使用できる
- 力強い低音域が魅力、内蔵されているアンプで歪みが少なく高音質
audio-technica ATH-HL7BT 開放型ワイヤレスヘッドホン / 低遅延
audio-technicaのATH-HL7BTは、開放型のワイヤレスヘッドホンです。
高品位なHi-Fi DACとヘッドホンアンプを搭載しており、53mmのドライバーで迫力のある低音域と中高音が魅力。専用アプリを使うことで、音質や音量を調整することができます。
付属のケーブルで有線接続することも可能なので、長時間使いたい人にぴったり。
BluetoothでペアリングをしてiPhone / Androidなどのデバイスにある音楽を楽しめます。コーデックは高音質なLDACや、AAC、SBCに対応しています。
選ぶポイント:
360 Reality Audioのワイヤレスでオーディオを楽しめるヘッドホン
- 360 Reality Audioに対応しているワイヤレスタイプでスマートフォンで音楽を楽しめる
ソニー(SONY) ワイヤレスヘッドホン / WH-1000XM5
ソニー(SONY)は技術力が高く、高性能な製品を製造しているメーカー。「WH-1000XM5」は、ワイヤレスノイズキャンセリング ステレオヘッドホンです。
ノイズキャンセリング機能を搭載しており、WH-1000XM4との違いは性能の部分です。WH-1000XM4と比べて50%以上ノイズを低減できるようになっています。そのため、騒音があるような環境で使用するのにぴったり。
ソフトフィットレザーを採用しているので、耳も快適。高級感のあるデザインも魅力です。
再生の時間は最大で30時間まで対応しています。ヘッドホンはマイク付でAmazon Alexaを搭載しています。
スペック
- メーカー:SONY(ソニー)
- 製品型番:WH-1000XM5
- 色:ブラック / シルバー / ミッドナイトブルー
- Amazon Alexa搭載
- 最大30時間連続再生
- マイク付(4つのマイクによるビームフォーミング)
選ぶポイント:
WH-1000XM5はハイレゾ対応で高音質
- LDACコーデックに対応によりハイレゾで聴けるワイヤレスヘッドホン
- ノイズキャンセリングを搭載しておりクリアな音質で聴ける
- 30mmのドライバーユニットで低音域から高音域まで再生できるSONY(ソニー)のヘッドホン
JBL(ジェイビーエル) TUNE 510BT Bluetoothヘッドホン
JBL(ジェイビーエル)のBluetoothヘッドホンでTUNE 510BTです。
高域だけでなく中域から低域が再生できるJBL Pure Bassサウンドが特徴です。コンパクトなサイズですが密閉型で周波数帯域は20 Hz ~ 20 kHzまで出力できます。
マイク内蔵しておりマルチポイント接続で別のデバイスの電話着信に切り替えられるので、複数のスマートフォンにも対応できます。USB Type-C充電で最大約40時間連続再生。急速充電は5分で最大2時間の音楽を再生が可能です。
スペック
- メーカー:JBL(ジェービーエル) by HARMAN(ハーマン)
- 製品型番:TUNE 510BT
- 発売日:2021年4月
- 色:ブラック
- インピーダンス:32Ω
- 重量:160g
- プロファイル:A2DP v1.3, AVRCP v1.6, HFP v1.7
- Bluetoothバージョン:5.0
選ぶポイント:
折りたたみポータブルヘッドホン
- 低音域のサウンドが楽しめるポータブルなヘッドホン
パイオニア S3wireless ヘッドホン SE-S3BT:Bluetooth
パイオニアのS3wireless ヘッドホンです。
Bluetooth接続でスタミナバッテリーを搭載。最大で25時間再生が可能になっています。
音声アシスタントに対応しておりSiriやGoogle アシスタントをスマホで使うことができます。
密閉型のヘッドホンでイヤーパッドはヘッドバンド部と同一カラーのデザインです。カラーバリエーションがあり4色から選べるのが特徴です。
価格がリーズナブルなので予算を抑えたい人にぴったり。
スペック
- メーカー:Pioneer(パイオニア)
- 製品型番: SE-S3BT(H)
- 色:グレー
- Bluetooth:標準規格 Ver.5.0 Class 2
● 選ぶポイント
- 大口径40mmのドライバーで力強い低音を再生
Anker(アンカー) Soundcore Life Q30 ヘッドホン
Anker(アンカー)のSoundcoreシリーズ Life Q30です。
Bluetooth 5.0に対応しているワイヤレスヘッドホンで、かざすだけでペアリングできるNFC搭載のスマホに対応しています。
アクティブノイズキャンセリング機能があり雑音を取り除いてクリアなサウンドで聴くことができます。また、周囲の音を聞きたいときには外音取り込みモードが使えます。
ANCはパッシブノイズキャンセリングと違いマイクで音を検知して低周波ノイズを打ち消します。
ハイレゾ音源に対応している40mmのドライバーで高解像度なサウンドです。ハイレゾ対応はAUX接続の場合のみなのでPCなどで再生できます。
>>Anker(アンカー) ヘッドホン
スペック
- メーカー:Anker(アンカー)
- 製品型番:Soundcore Life Q30
- 発売日:2021年1月
- 周波数特性:20Hz-20KHz (Bluetooth接続時) 、16Hz-40KHz (AUXケーブル接続時)
- Bluetoothプロファイル:AVRCP、A2DP、HFP、HSP
- コーデック:AAC / SBC
- 専用アプリ対応
● 選ぶポイント
- アクティブノイズキャンセリング機能を搭載
ソニー ワイヤレスヘッドホン WH-1000XM4
ソニーのワイヤレスヘッドホンでWH-1000XM4です。DSEE Extremeでアップスケーリングができるのが特徴で圧縮音源でも高音質で再生。
LDACコーデックにより、Bluetoothの伝送量が従来のSBCと比べて3倍になるため、無線のワイヤレスでもハイレゾ音源を再生することができます。
空間表現が忠実なサウンドである360 Reality Audio認定モデルで全方位に広がる音でリアルな臨場感を体感できます。
40mmのドライバーユニットで40KHzまでの周波数帯域を再生することが可能です。専用設計のドライバーは音響に優れ、マグネットとCCAWボイスコイルが組み込まれていて高域まで対応。アルミニウムコートのLCP振動板はフラットでクリアな中高音を再生できます。
ノイズキャンセリングヘッドホンはヘッドホンを装着したときに、周囲の環境に合わせられるNCオプティマイザーを搭載しています。
屋外の騒音がある場所や、移動中に高音質で音楽を楽しみたいかたにおすすめです。
スペック
- メーカー:SONY(ソニー)
- 製品型番:WH-1000XM4
- 発売日:2020年9月
- Amazon Alexa搭載
- 最大30時間連続再生
- マイク付
● 選ぶポイント
- スマホの曲をハイレゾ級の高音質で聴ける密閉型ヘッドホン
audio-technica ポータブルオンイヤーヘッドホン スマートフォン用 ATH-S100iS
audio-technica(オーディオテクニカ)のSTREET MONITORING「ATH-S100iS」は、スマートフォン用のポータブルオンイヤーヘッドホンです。有線接続が特徴で音の劣化が少なく周波数帯域は15~22,000Hzの広いレンジをカバーしています。
有線1.2mの片出しコードでφ3.5mm金メッキ4極ステレオミニ接続です。スマホにミニジャックが無い場合があるので注意です。
バッテリーで充電する必要がないのがメリットです。
カラーバリエーションはブラック、ホワイト、ブラックブルー、ブラックピンク、ブラックグリーンから色を選べます。
コスパのよいモデルを探している方にぴったり。
スペック
- メーカー:Audio Technica(オーディオテクニカ)
- 製品型番:ATH-S100iS BBL
- カラー:ブラックブルー
- 周波数帯域:15~22,000Hz
- インピーダンス:32Ω
- マイク内蔵:コンデンサー型(全指向性)
- 重量:約110g
● 選ぶポイント
- インラインコントローラー付き
Bose QuietComfort Ultra Headphones ワイヤレスヘッドホン 新作
Bose QuietComfort Ultra Headphonesは、2023年10月に発売された新作のワイヤレスヘッドホンです。
周囲の音を遮断して臨場感のあるサウンドで聴ける、ノイズキャンセリング対応のオーバーイヤーのモデル。
3つのモードを搭載していて、クワイエットモードでは静かなサウンドが楽しめます。アウェアモードでは外音を取り込むことで、周囲の注意すべき音も聴くことができます。イマージョンモードは、ノイズキャンセリングと没入感のあるオーディオにより、リアルな音質でリスニング可能です。
バッテリーを内蔵していて、充電方法はUSB-Cケーブルをつなげます。約2時間のフル充電で最長24時間の使用が可能なので、1日中音楽を楽しみたい方におすすめです。
Sennheiser HD 350BT BLACK Bluetoothヘッドホン
Sennheiser ゼンハイザー HD 350BTは、スマホで高音質に音楽が聴けるBluetoothヘッドホンです。
低遅延なaptX-LLコーデックに対応しているのが特徴で、Androidで高品質サウンドを楽しめます。また、iPhoneで採用されているAACにも対応しています。
Bluetooth 5.0 Class1により安定した通信が可能です。
コンパクトに折りたたみができるので持ち運びをするかたにおすすめです。
ボイスアシスタントに連携しておりSmart Control Appも使用できます。
スペック
- メーカー:ゼンハイザー(Sennheiser)
- 製品型番:508384
- 色:BLACK
- 国内正規品
- 周波数特性:18-22,000Hz(-10dB)
- メーカー保証年数:2年
● 選ぶポイント
- 人気の音響機器メーカーでゼンハイザーのヘッドホン
audio-technica SOLID BASS ノイズキャンセリングワイヤレスヘッドホン 重低音
audio-technica(オーディオ・テクニカ)のSOLID BASS「ATH-WS990BT」です。シャープな重低音が楽しめるヘッドホンです。
ドライバーは直径53mmの"ディープ・モーション"ドライバーを搭載しており、鮮明な重低音で再生できるのが特徴です。有線接続ではハイレゾ音源にも対応しており高解像度で再生ができます。
イヤーパッドは柔らかさが異なる2層構造になっているため、長時間の装着をしてリスニングをするかたにおすすめです。ノートパソコンなどではUSBで充電することができます。スマートフォンではBluetoothでペアリングをして使います。
スペック
- 製品型番:ATH-WS990BT
- カラー:BK(ブラック)
- 周波数帯域:5~40,000Hz
- インピーダンス:30Ω
- マイク:全指向性
- コーデック:Qualcomm aptX audio、AAC、SBC
- バッテリー:最大約35時間
- 重量:約300g
● 選ぶポイント
- ハイレゾと重低音に対応しているヘッドホン
- ノイズキャンセリングに対応したワイヤレスヘッドホン
エレコム(ELECOM) Lightning iPhone ヘッドホン EHP-LF12CMXBK
エレコム(ELECOM) EHP-LF12CMXBKは、スマートフォン向けのイヤホンでマイク付きヘッドホンです。
iPhoneのスマホやiPadのタブレットのようにLightning接続端子を搭載した、Apple(アップル)の製品で使用可能です。音漏れしにくく、小さな耳にもフィットするコンパクトなデザインで、φ10mmダイナミックドライバーを採用しており、高音質な音楽再生ができます。
カラーはブラック、ホワイト、ピンク、ブルー、レッドの色から選ぶことができます。
リモコンが付いていて、音量を上げたり通話・最背・曲送り・一時停止などの操作が可能になっています。
おわりに
スマホ用のヘッドホンを解説しました。実際のところスマートフォンには、自分の好きな曲を入れてどこでも音楽を楽しめます。イヤホンと違いオーバーイヤーのヘッドホンは没入感のあるサウンドで音楽が聴けるのが魅力です。
無線ならBluetoothでペアリングをすれば、AndroidやiPhoneどちらでも聴ける機種がほとんど。有線接続の場合には接続する端子に注意です。たとえば、Xperiaの場合には3.5mmミニプラグからUSB Type-Cに変換する必要がある機種もあります。もし迷ったら無線両用タイプを検討してみてください。
スマホに対応していればどこでも好きな曲を聴けるので、出かけるときにヘッドホンがあれば楽しいでしょう。
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