分割キーボードは、パソコンに向かっている時間が長い方に最適。左右に分離しているスタイルは、自然な姿勢でタイピングができるので腕や手首の負担を軽減をしたり、肩こりを解消する目的で使用できます。
メーカーではFILCO・Keychron・Kinesisのメカニカル式スイッチを搭載しているタイプが人気で、軸を選んで打鍵感を選べるのが魅力。
この記事では、おすすめの分割キーボードを製品ごとに特徴をわかりやすくご紹介しています。日本語配列と英語配列のどちらもラインナップしているので、購入を検討しているかたはどうぞご参考ください。
目次
- 分割キーボードとは?
- 分割キーボードのメリット・デメリット
- 分割キーボードの選び方
- 分割キーボードおすすめ
- FILCO Majestouch Xacro M10SP 日本語配列 エルゴノミクス型 / 70%
- Perixx(ペリックス)PERIBOARD-613B / ワイヤレス
- Kinesis Freestyle2 Keyboard エルゴノミクス キーボード
- Kinesis Advantage360 Professional / Bluetooth
- Mistel BAROCCO MD600v3 RGB ゲーミング分割キーボード 英語配列 60%
- Mistel BAROCCO MD770 RGB JP 日本語JIS / USB-C / PBTキーキャップ
- Matias Programmable Ergo Pro 分割式キーボード
- Keychron Q11 / 75%サイズ
- サンワサプライ トラックボール付き SKB-ERG5BK
- Kensington(ケンジントン) Pro Fit Ergo / K75400JP
- 自作 分割キーボード
- Mistel BAROCCO MD770 RGB 分割キーボード メカニカルキーボード
- Corne V4 Cherry 分割式キーボード【自作】
- 分割キーボードの総括
分割キーボードとは?
「分割キーボード」とは、左と右にそれぞれ半分に分離されているのが特徴です。
2個に完全に分かれているため、両手で打鍵をした時に肩幅をすぼめることなく腕に負担のかからない姿勢でタイピングができます。
一方でエルゴノミクスのタイプは、左右分割タイプのほか一体型になっているキーボードでキーレイアウトもあります。
分割キーボードのメリット・デメリット
出典:Kinesis
メリットは肩が開くことで疲れにくい設計
メリットは肩が開くことで疲れにくい設計といえるでしょう。分割キーボードは、好きな角度や幅で配置することで姿勢が楽になるので肩こりがしにくくなることです。特に肩幅が広い方は肩をすぼめるのが問題になってきますが、分割タイプであればタイピングをする時に腕の形がハの字になりにくいため快適です。
分離式なら左右それぞれ使いやすい位置にキーボードを配置する形状で、肩をすくめることなく手首もひねらずにすみます。左手と右手を置く位置を、自由に調節して姿勢をみなおす方法として最適ですね。
ゆったりパソコン作業ができるので長時間PC作業でも疲れにくいです。
疲れにくくなることでタイピング効率が上がるため、一日中キーボードを使用するかたにおすすめです。
知る人ぞ知るキーボードで、文字を多く入力する用途に最適ですね。分割キーボードは左右で2つに分かれているため、それぞれ設置位置を調整できるのがメリットです。
デメリットはタイピングに慣れが必要
デメリットは分割キーボードを導入したときに、タイピングの慣れが必要ということでしょう。特に左右のどちらの手でも押せるキーは、それぞれ分かれるのでどちらかで押すことになります。
とはいえ、難易度が高いわけではないので、使っていれば少しづつ速く打てるようになります。
また、日本語キーボードからの買い替えなら、英語配列よりも日本語配列の方が書きやすいかもしれません。
入力作業の効率を上げたい人にとっては導入してみたいキーボードではないでしょうか。そこで、選ぶ前の準備として選び方を解説しますので、チェックしてみてください。
分割キーボードの選び方
出典:FILCO
レイアウトによって配指も違う
分割キーボードのレイアウトは通常のキーボード(QWERTY配列)とは異なるレイアウトでも使えます。
例えばMistel BAROCCO MD770の場合は、Dvorak配列やColemak配列も使えるようになっています。左右分離型キーボードでDvorakのレイアウトだとjキーやkキーは、Aキーの下の段の位置です。方向キーの位置が違ったり、無いタイプもあるので実際に指を配置するイメージをしてみてください。分割タイプはシフトが左右に分かれる点も特徴で、キーが押しやすい位置にあるため配指も違ってきます。
デュアルキーボードで2つに分割して左右に配置して使えるので肩や腕の姿勢も楽になります。手首も自然な感触でキーを打鍵することができますね。
キースイッチの種類をチェック
キースイッチの種類では、主に「メンブレン式」と「メカニカル式」の2種類があります。それぞれ、違いを表にまとめてみました。キーボードの入力方式としては、これ以外にパンタグラフ式などもありますが、分割キーボードの場合はほとんどが、以下の2種類です。メカニカル式の場合にはさらに細かく軸の色が選べたりするので、打鍵感やクリック感など好みの軸が選べます。
キースイッチ比較 | メンブレン式 | メカニカル式 |
---|---|---|
価格 | ◯ | △ |
耐久性 | △ | ◯ |
静音性 | 比較的静か | ピンク軸(静音赤軸)は静か 青軸は音が大きめ |
特徴 | 柔らかな打鍵感 | 軸の種類によって、キーストロークの深さや打鍵音が異なる |
用途 | 一般的なキーボード | ゲーミング用キーボード |
接続方法
接続方法は有線でUSB接続が主流です。無線接続のワイヤレスやBluetoothで完全に左右に分離しているキーボードはないです。
エルゴノミクスタイプの一体型キーボードでは、「ぺリックス Periduo-606 キー左右分離型ワイヤレス」などがあります。USBポートがあれば、有線では安定して入力できます。
分割キーボードおすすめ
FILCO Majestouch Xacro M10SP 日本語配列 エルゴノミクス型 / 70%
FKBXS76MC/NB-RKLの特徴
- 日本語配列
- ハードウェアのマクロプログラミング対応
- 底打ちの音を抑える吸音性があるシートを内蔵
FILCO(フィルコ) は、日本のダイヤテックのブランドで品質が高いメーカーです。Majestouch Xacro M10SPは、70%左右分割タイプの日本語配列のエルゴノミクス型キーボードです。日本語JIS の場合には変換しやすく、文章入力も楽です。
キースイッチはドイツ製ブランドの「CHERRY MX」のメカニカル式を搭載しています。製品は青軸ですが、茶軸・赤軸・静音赤軸などの種類があり、押下したときの感覚が違ってきます。専用マクロキーに設定をすれば繰り返しの作業で便利。
耐久性は最大で5000万回まで入力できるので安心して使えます。
レイアウトは70%のTKLタイプで、右の方にはエンターキーの部分まで配置されているタイプですね。摩耗性があるPBTキーキャップを採用しています。
>> 口コミ・レビュー
スペック情報
- サイズ:W336 x D123 x H39mm
- 重量:40g
- 付属品:PC接続用ケーブル(USB-C to USB A)、連結するための専用ケーブル(USB Type-C)など
肩に合せて設置をして入力を軽減
肩の幅に合せて設置をして入力を軽減、マクロにも対応しているので繰り返し作業も快適。自分好みにカスタムしながら使いたい方にぴったりです。
Perixx(ペリックス)PERIBOARD-613B / ワイヤレス
Perixx(ペリックス)のPERIBOARD-613Bは、デュアルワイヤレスで2種類の接続に対応している分割キーボードです。
低遅延のワイヤレス2.4GHzまたは、Bluetoothでペアリングをして使うことができます。キー入力は深めで、反応距離が2.2mm・入力距離は3.6mmとなっています。
キースイッチはメンブレン式ですが耐久性が高く、1000万回の打鍵に対応しています。信頼性があるブランドで、業務用におすすめです。
マルチメディアキーを備えていて、FN Lockキーを押すとメディア操作が可能になります。WidnowsとMacOSの両方で使用することができます。
Kinesis Freestyle2 Keyboard エルゴノミクス キーボード
エルゴノミクスのキーボードでおなじみのブランドで、Kinesis(キネシス)のFreestyle2 Keyboardです。自然な姿勢でタイピングできるように、左右のキーボードの位置を調整して使用できます。人間工学に基づいたデザインになっているため、手首も自然な状態でタイピングできる点が魅力。
Mac用とWindows用にそれぞれ機種が分かれており、テンティングしたい際には別売りの部品で角度を付けることができます。また、パームレストを付けることも可能です。
スペック情報
- メーカー:Kinesis(キネシス)
- サイズ:横約390mm×奥行約185mm×高さ約18-20mm
- 重量:約1kg
- 付属品:キーボード本体、取扱説明書(英語)、保証書
選ぶポイント:
オプションもチェック
- 別売りのオプションもチェック。左右のキーボードに、それぞれ角度を付けられる。
Kinesis Advantage360 Professional / Bluetooth
Kinesis Advantage360 Professionalは、分割キーボードで接続がワイヤレスのタイプです。Bluetoothの無線タイプなので自由な位置に設置をして使いたい人に適しています。分割タイプのワイヤレスキーボードを使いたい方におすすめです。
エルゴノミックデザインで、自然な手首の角度になり腕の位置が広がるため、肩こりの対策として使えるでしょう。
キースイッチは、メカニカル式で茶軸タイプを搭載しています。タクタイルなタイプなので滑らかな打鍵感が魅力です。外観としてはかなり特殊に見えますが入力しやすいように設計されていて、キーの配列は同じで左右に分かれています。DeleteキーやCtrlキーが親指のあたりにあるのは、大きく変わっています。左右にCtrlキーがあるのでショートカットの同時押しの際に便利です。
詳細スペック情報
- キーレイアウト:英語配列
- サイズ:幅 約387mm × 高さ 約70mm × 奥行 約203mm
- 接続:Bluetooth
Mistel BAROCCO MD600v3 RGB ゲーミング分割キーボード 英語配列 60%
Mistel BAROCCO MD600v3 RGB Classic Blackは、英語配列の分割キーボードです。
MD600は最新の仕様になった製品で、USB-Cポートを採用するなどの違いがあります。左右分離型 60%サイズでコンパクトなメカニカルキーボードです。
ゲーミング用のためメカニカル式のキースイッチを搭載。Cherry MXキーを搭載していて、耐久性があるためゲームに適しています。WASDは左側にあるので、傾けてレイアウトしておけば、FPSゲームのようにマウスを大きく動かしたいときに役立ちます。
また、分離キーボードなので、長時間のゲーミングでも疲れにくくゲーマーさんにおすすめです。
キーバインドをカスタマイズができるのが特徴です。キーのリマップが可能になっておりキーの割当が可能。マクロプログラミングのプロファイルは3つまで保存できます。Fnキー(ファンクションキー)を組み合わせることでフルキーボードの機能を補うことができます。
機能性が高くコスパに優れています。また、どちらかといえば、価格が安い分割キーボードなので、安価な製品を探している方におすすめです。
スペック
- メーカー:ミステル(Mistel)
- 型番:Cherry MX RGB 茶軸:MD600-BUSPDAAT3(4710623445190)、青軸:MD600-CUSPDAAT3(4710623445206)、赤軸:MD600-RUSPDAAT3(4710623445213)、静音赤軸:MD600-PUSPDAAT3(4710623445244)
- キーキャップ:2色成形 PBT(ポリブチレンテレフタレート)
- ポーリングレート:1000Hz
- LED:RGBライティング対応
- サイズ:296 x 125 x 40mm(左右ユニット合体時、スタンド含まず)
- 重量:686g(ケーブル含まず)
- 保証:1年間
選ぶポイント:
マクロ機能を搭載
- キーの割り当てで効率的に入力できる商品
Mistel BAROCCO MD770 RGB JP 日本語JIS / USB-C / PBTキーキャップ
Mistel(ミステル)の製品で「BAROCCO MD770 RGB JP」は、日本語JIS 88キーの配列になっている分割キーボードです。Mistel設計のキーキャップに、中はCHERRY MXスイッチの茶軸が搭載されています。キーキャップは、耐久性のあるPBT 2色成形です。
パソコンの初心者で打鍵の位置の理解に悩んでしまうのであれば、日本語が最適。初めてでも導入しやすく、日本語キーボードを使いたい方にとっては重要です。
機能としてはマクロを利用したり、LEDが有るのでRGBのライティングで表示したりすることができます。接続はUSB-Cを採用。重さが約810gで、軽い点が持ち運びで嬉しいですね。
スペック情報
- サイズ:W320 x D140 x H28〜34.5mm
- 重量:約810g
選ぶポイント:
配列が日本語のキーレイアウト
- 配列が日本語に対応しているキーレイアウトで使いやすいキーボード
Matias Programmable Ergo Pro 分割式キーボード
Matias Programmable Ergo Pro 「FK403QPC-P」は、PC用の分割式キーボードです。 以前から分割しているキーボードを発売しているメーカーです。シフトキーは短く広い形状になっています。
OSはWindows用とMac用があるので選ぶときにチェックをした方が良いですね。Escキーなど使用する頻度が高いキーは少し大きめになっているので便利です。
キースイッチがメカニカル式なので、メンブレンやパンタグラフ式と違いしっかり入力できます。独自の静音タクタイルスイッチでクリック感があり、静かなタイピングが可能です。
人間工学のエルゴノミクス型キーボードで自然なフォームでタイピングができます。また、パームレストが付いているのが特徴です。
スペック
- ケーブル長:約2m ×1、約1m ×1
- ブリッジケーブル:43cm
- タクタイルスイッチ、静音タイプ
- 押下圧:60±5gf ・キーストローク:3.5mm
- チルトスタンド
- 色:ブラック
●選ぶポイント
- タクタイルスイッチで静音性に優れた分割キーボード
Keychron Q11 / 75%サイズ
Keychron Q11は、テンキーが無いサイズが75%レイアウトの左右分離キーボードです。コンパクトなキーボードを使いたい方にぴったりです。
機能として、QMKとVIAによりキーのリマップやマクロにも対応。キースイッチは指先に滑らかな打鍵感がある、Gateron G Proのメカニカル式スイッチを搭載していて、ホットスワップも可能なので、キースイッチの交換ができます。
キーキャップは耐久性のあるダブルショットPBTで、長い間キーボードを使っていても文字が薄くなりにくい仕様です。キーボードの内部には高性能なARMのMCUが内蔵、ポーリングレートが1000Hzなので低レイテンシーです。
互換性は、WindowsとMacに対応しています。また、マルチメディアとファンクションキーに対応しています。
詳細スペック情報
- キーレイアウト:US配列
- 接続インターフェース:USB TYPE-C
- サイズ:345 x 134mm x 16.3mm
- 重量:約1186 g
Windows/Macに対応
OSはWindowsとMacの両対応でレイアウトの切り替えが可能で、それぞれキーマップの設定が可能
サンワサプライ トラックボール付き SKB-ERG5BK
サンワサプライのトラックボール付きエルゴノミクス型キーボードでメンブレン式の日本語109A配列です。キーボードは中央で角度が付いておりエルゴノミクスの形状になっています。わずかにパームレストがあるのも嬉しいポイントで、手首の疲れを軽減したい方におすすめの商品です。
キーボードの設計としては本体が2つに分かれるタイプではなく、一体型のモデルです。SKB-ERG5BKは、中央に直径25mmのトラックボールが配置されていて親指でコロコロ転がして操作できます。
PC向けで、OSはWindowsパソコンに対応していて、有線USB接続なので遅延もなく快適です。
選ぶポイント:
エルゴノミクスで分割タイプ
- エルゴノミクス形状で中心で左右に分割してレイアウトされているタイプ
Kensington(ケンジントン) Pro Fit Ergo / K75400JP
Kensington(ケンジントン)の分割キーボードで、Pro Fit Ergo / K75400JPです。
エルゴノミストに人気があるメーカーで、信頼性も高いです。MIL-STD-810Hテストにクリアしているので、汚れたときに掃除で拭き取ることも可能です。
左右でそれぞれ扇形になっているスプリット型です。フルサイズなのでカーソルキーを多用したり、テンキーで数字を入力したいときに便利。ただし、キーボードサイズの横幅が463mmあるので設置スペースは必要になります。
選ぶポイント:
斜めに傾斜がある
- キーボードの中央から傾きがあり、斜めに傾斜があることにより、打鍵時の快適性のある製品
自作 分割キーボード
BitTradeOneの自作で作る分割キーボードのキットで「CORNE CHERRY」です。(別途、キーキャップとキースイッチを用意する必要があります。)
ネジ・ケーブル・基板などがセットになっているので、パーツを組み合わせて作業する必要があります。親指の部分が打ちやすいレイアウトになっています。
部品が多いですが、自分でキーボードを作成できるのが魅力ですね。TRRSケーブルはお気に入りにのパーツに交換したくなるかもしれません。
もし、キーボードに不具合があったら、自身で修理してしまうといった活用の仕方もあるかもしれません。
選ぶポイント:
自作のキーボード商品
- キーを並べて組み立てるキーボードの商品
そのほか、Kailhですが自作では遊舎工房のKeyball61やErgoArrows・JISplit89などもあります。
Mistel BAROCCO MD770 RGB 分割キーボード メカニカルキーボード
MistelのBAROCCO MD770は、コンパクトな分割キーボードで、英語配列の85キーです。MD600に比べて利便性の部分で改善された最新のシリーズです。
テンキーレスですが右下には矢印キー付きで、US配列でも慣れれば使いやすいです。
正統進化を遂げた分離型キーボードです。以前の機種に比べてファンクションキーが追加されており操作性が向上しています。キーボードの背面にはDIPスイッチを搭載しており、キーの機能を切り替えられるのが特徴です。
また、マクロ機能を搭載しておりキー入力パターンのプログラミングが可能です。マクロやレイアウトの切り替えは付属のマニュアルでわかるようになっています。ハードウェアマクロでキー配置変更などレイヤーを3つまでプロファイルを保存できます。
基本はQWERTY配列になっており、Dvorak配列やColemak配列のレイアウトもプログラムされています。接続はUSB-Cポートでパソコンとつなげて使います。RGBのバックライト機能があり、LEDモードを設定することが可能です。
メカニカルキーボードなのでキースイッチの軸の種類を選べます。つまり、静音タイプや打鍵感を選択できます。同時押しにも正確に入力できるNキーロールオーバーに対応しているため、タイピング技術がある方でも大丈夫ですね。
CHERRY MXの種類
- CHERRY MX RGB 静音赤軸
- CHERRY MX RGB 赤軸(クリック感の少ないリニアスイッチ)
- CHERRY MX RGB 青軸(クリッキーで打鍵音がするスイッチ)
- CHERRY MX RGB 茶軸(わずかなクリック感)
- CHERRY MX RGB スピード シルバー軸(キーストロークが浅い高速で入力できるスイッチ)
キースイッチを選べるのでレビューでも評価が高いです。パソコンとは有線のUSB接続をして使います。
スペック
- メディアキー : 対応
- オンボードメモリー: あり
- ポーリングレート : 1000Hz
- 色:ブラック
- サイズ:幅32cm × 奥行き14cm × 高さ3.45cm
- 重量:約810g
- MD770-BUSPDBBT1
選ぶポイント:
英語配列 88キーのメカニカル方式
- 分割キーボードでCherry MXスイッチが使える
- Windows10、Mac対応
Corne V4 Cherry 分割式キーボード【自作】
出典:遊舎工房
Corne V4 Cherryの自作するタイプの分割式キーボードです。基板自体は左右ともに実装されているので、電子工作が得意な方はぜひ作ってみてください。
内容物は、基盤やケースのほかネジなどがあり、別途キースイッチやケーブル類が必要になります。ただし、Kailhのロープロファイルスイッチは使えないようなので注意です。
キーボードに愛着を持って使いたい方ほど、ぴったりの製品ではないでしょうか。CherryMXで互換性があるスイッチであればホットスワップに対応しているので、自分でメンテナンスもできますね。
分割キーボードの総括
分割キーボードをラインナップして解説しました。まだ、使ったことがない初心者の方は選択するかどうか、迷っている方もいるかもしれません。
キーの配置は慣れたら考えなくても、感覚としてキーが打てるようになるでしょう。一方で、目で見る範囲が広くなるのでブラインドタッチができない方は、最初は難しいかもしれません。
タイピングをする時間が長いと、ずっとパソコンに向かって作業することになります。分割キーボードを選ぶ理由として、フルキーボードと違って中央で分離できるので、姿勢もゆったりとタイピングができます。実際に使いはじめは、少し練習が必要ですが慣れたら快適です。
価格は分割式だと、一般的な目安としては2万円~4万円ぐらいします。普通のキーボードと比較すると安くはないですが、ゆったりキーボードを使いたいかたには検討したい商品です。少しでも楽にキーボード環境を改善できると、長時間の作業で疲れも抑えられるかもしれませんね。
関連
以前はぺリックスのキーボードでトラックボール付の分割キーボードもありましたが、今は販売されていません。また、Naya Createも一時期は話題でしたが日本では販売されていません。
「エルゴノミクスキーボードのおすすめ」記事でも分離型キーボードをご紹介しています。
トラックボールキーボード
ランキングで分割キーボードはありませんが、最新の製品や人気モデルをチェックするには良いかもしれません。
分割キーボード
HHKB キーボード
仕事用キーボードおすすめ