ゼンハイザー(Sennheiser)はドイツのオーディオメーカー。
ヘッドホンやイヤホンは音質に優れています。プロが使う品質でサウンドを聴きたいかたにおすすめ。
低音が楽しめるようにチューニングされているモデルやフラットで自然なモニター用もあります。高性能なノイズキャンセリングを使用したい方は、ワイヤレスを検討するといいでしょう。
新作が発売されることも多く、ゼンハイザーのおすすめヘッドホンを製品ごとに特徴を紹介していますので、ヘッドホンを選ぶときにぜひ参考にしてみてください。
ゼンハイザーとは?
ゼンハイザー(Sennheiser)はドイツの音響機器メーカーです。
歴史があり1945年に創業しており発明家のDr. Fritz Sennheiser(フリッツ・ゼンハイザー)によって創設されました。
世界初のオープエアー型ヘッドホンや放送業界用マイクなどプロフェッショナル用のヘッドフォンを手がけてきた実績があります。
ゼンハイザーのヘッドフォン選び方

引用元:ゼンハイザー
オーバーヘッドまたはイヤホンで選ぶ
ゼンハイザーのヘッドフォンはオーバーヘッドまたはカナル型のイヤホンタイプがあります。
外で使いたい場合にはイヤホンが便利で防水性のあるイヤホンもあります。
長時間、音楽を聴くならオーバーヘッドのヘッドフォンがおすすめです。耳を覆うので密閉型の場合は屋外でも雑音が入りにくくサウンドが楽しめます。
オーディオを聴くならオーバーヘッドなら迫力のあるサウンドが楽しめます。
Bluetoothか有線接続で選ぶ
Bluetooth接続と有線接続のヘッドフォンがあり、音質にも影響するため重要です。
有線のケーブルが気になるようであればワイヤレスがいいです。
コードの取り回しを気にしなくて良いのがメリットですが、デメリットとしては充電が必要になります。
また、バッテリーを搭載しているためヘッドフォンがやや重くなる場合もあります。
とはいえ、断線の心配のない無線接続は人気があります。
有線ヘッドホンはロングセラーの製品が多く、安定した接続ができるのがメリットです。
モニターヘッドフォンやドライバーサイズが大きめのオーディオ品質のヘッドフォンは有線です。
音質で選ぶ
ハイレゾに対応しているヘッドフォンは高精細な解像度で音を聴くことができます。
また、アクティブキャンセリングに対応しているヘッドフォンもあります。周囲が騒がしくてもノイズを抑止をして聴くことができます。
DJやサウンドエンジニアならプロフェッショナルなモニターヘッドフォンがおすすめです。
音源に基づいた自然な聞こえ方でフラットな音質が特徴です。
密閉型と開放型で選ぶ
ヘッドホンのハウジングはドライバーの振動板は密閉型と開放型があります。カジュアルに楽しむなら遮音性の良い密閉型が集中して音楽を楽しめます。
開放型ヘッドホンは音漏れしますが、自然な聴き心地で自宅でオーディオを楽しむのにおすすめです。高音まで伸びのあるのが特徴です。
頭部へのフィット
フィットする快適性は長時間のリスニングで重要です。
イヤーパッドのクッションとヘッドバンドの調節性能が関係します。ヘッドバンドが調節できなかったり、小さいと側圧が高い状況になります。また、クッションの素材や厚みによって装着感も違ってきます。
また、ハウジング部分が可動する方が耳を覆うときに収まりがよくなります。
ゼンハイザーのヘッドフォンのおすすめ
ゼンハイザー MOMENTUM 4 Wireless
ゼンハイザーのMOMENTUM 4 Wirelessです。音質の高い42mmトランスデューサーを搭載している点が特徴です。細部まで鮮やかなサウンドで、低音から高音まで出力。アングルバッフル技術により自然なサウンドで聴くことができます。バッテリーは最大60時間まで再生ができます。
装着感は付け心地を追求していて、耳に装着する空間まで考えられたイヤーパッドになっており、圧迫感が軽減されるように設計されています。
接続はスマートフォンとペアリングをして使うワイヤレスタイプのヘッドホンです。Bluetooth5.2による安定した接続でほかのデバイスと同時接続にも対応。ノイズキャンセリング機能があるので、周囲の騒音を抑えられるので、外出先で使いたい方におすすめです。
特徴:ANC対応
ノイズコントロールはアクティブノイズキャンセリング (ANC)に対応していて、専用マイクと通話用マイクがあり、8つのマイクを備えています。風切り音までノイズキャンセリングをすることでクリアな音質で音楽を楽しめます。
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 4
MOMENTUM True Wireless 4は、Wireless3の後に発売された完全ワイヤレスイヤホンです。
Bluetooth 5.4でペアリング接続をするイヤホンで、自社で開発された直径7mmドライバーです。コーデックはaptX adaptiveやaptX Losslessに対応しています。スマホのアプリで音質を調節できるのも魅力です。
でアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能により音の空間に没入感のあるサウンドを実現。騒音がある環境でも音量を上げることなくノイズを打ち消すことで快適に聴ける商品です。
バッテリーは充電ケースを合わせて最大30時間です。ケースのデザインもおしゃれに仕上げられていて、色はブラックとホワイトから選択できます。
スペック
- 製品型番:700365
- ダイナミック・カナル型
- 周波数特性: 5~21,000 Hz
- 感度:107 dB (1kHz/1mW)
- 付属:イヤーピース
選ぶポイント:
雑音を軽減するノイズキャンセリングイヤホン
- バランスのいい音質の完全ワイヤレスイヤホン
- 雑音を軽減するノイキャン(ANC)を搭載しているノイズキャンセリングイヤホン
ゼンハイザー HD 400 PRO 開放型モデル ヘッドホン
ゼンハイザーの「HD 400 PRO」は、開放型モデルです。
開放バックのスタジオ・ヘッドホンなので、他の製品と比べてリアルなリスニングを重視する方にぴったり。また、高い音圧でも歪みが少ない設計になっています。
角度のついた振動の変換により広々とした空間性。自然な聴き心地と正確な音場で楽しめるのが特徴です。高効率のドライバー・マグネットが搭載されています。
片側コイルケーブルで、音楽制作などにおすすめです。プラグは6.3mmまたは3.5mmで接続できます。また、ストレートも付いています。
スペック
- 周波数帯域:6Hz - 38kHz (-10 dB)
- インピーダンス:120 ?
- 重さ:240g
ゼンハイザー HD 450BT Bluetooth ワイヤレスヘッドホン
ゼンハイザーのSennheiser HD 450BT Bluetoothのワイヤレスヘッドホンです。爽やかで屋外で使ってもおしゃれです。
色は他にブラックと部分的にレッドが入っているモデルから選べます。
アクティブノイズキャンセリングに対応しており周囲が騒がしい環境でも自然な音質で音楽が聴きやすくなります。
Bluetooth 5.0で接続できるようになっています。AACコーデックに対応しておりiPhoneやAndroidに入っている曲も楽しめます。
aptX-LLにも対応しており低遅延です。ダイナミックな音質で最大で約30時間聴けるバッテリーを搭載しています。
ボイスアシスタント連携しており、Siri・Googleにも対応。色はWHITE(白)も選べます。
ゼンハイザー モニターヘッドホン密閉型 HD25
ゼンハイザーのモニターヘッドホン「HD25」です。サウンドエンジニア向けのロングセラーのモデルです。ダブルアームで装着するスタイルになっています。
イヤーピースは回転式の構造設計になっていて、DJ用ヘッドホンとして使っているアーティストも多いです。
密閉型ヘッドホンで歪みや音割れのないクリアなサウンドです。音場に優れ細部まで高解像度に再生ができます。
右側片出のスチールケーブルです。コネクタはL型3.5mmステレオミニプラグになっており、スクリュー式6.3mm変換アダプターが付属。リケーブル(Sennheiser 523874)も可能なので断線した場合でも自分でメンテナンスできるのも魅力です。
ゼンハイザー ヘッドホン 開放型 HD599
ゼンハイザーのヘッドホンで開放型のHD599で抜けのある音が楽しめます。
空間的な広がりに浸れるハイエンドトランスデューサーを搭載。ナチュラルで透明感のあるサウンドで聴きたいオーディオファンにぴったり。
周波数特性は12~38,500 Hz、インピーダンス50Ωです。
開放型なので自宅で聴くのにぴったりで、外で聴く場合には音漏れに注意です。
オーバーイヤーデザインで、大型のイヤーカップにソフトイヤーパッドの構成になっていて、長時間着けていたくなるような快適性。
リケーブルが可能なので断線をしても交換できるのがポイントです。接続は3.5mmステレオミニプラグと6.3mmステレオプラグに対応しています。
ゼンハイザー ヘッドホン HD8 DJ ヘッドホン
ゼンハイザーのSennheiser HD8 DJ ヘッドホンです。
密閉型でDJ用として片耳で聴いて使えます。イヤーカップは210度回転する構造で耐久性のあるステンレスが使われています。
プロフェッショナルな音質ですがフラットではなく低音が強調されたチューニング。
カールコードとストレートケーブルなど同梱されています。
ゼンハイザー ヘッドホン 開放型 HD 660 S
ゼンハイザー「HD 660 S」で開放型の高級なヘッドホンです。
有線接続の開放型でトランスデューサーにより歪みを低減しておりドライバーの左右の許容差を一致させています。
インピーダンスを150Ωに抑えたオーディオでハイレゾのモバイルプレイヤーにも対応しています。
本格的に音楽を楽しみたいかたにおすすめです。ミュージシャンの演奏のニュアンスや楽器の音色を感じ取ることができます。
ゼンハイザー 開放型ヘッドホン HD650
ゼンハイザーの開放型ヘッドホンのHD650は、ロングセラーのHD600をベースに音質が改良されているモデルです。
インピーダンスは300Ωで周波数特性は10~41,000Hzです。音質は重低音が強調されていることもなく、自然なサウンドで広がりのあるサウンドです。
レビューではベロア生地のイヤーパッドが快適。
色はガンメタブラックです。
ゼンハイザー 開放型ヘッドホン HD 800 S
ゼンハイザーの開放型ヘッドホンでHD800Sです。HD800シリーズはフラッグシップモデル。細かなニュアンスも楽しめる表現力のある高い性能を誇ります。
アブソーバーテクノロジー技術により共鳴を吸収します。長時間聴いても快適なアルカンタラのイヤーパッドを採用しています。セットとして6.3mmステレオ標準プラグケーブル、4.4mmバランス・ケーブルなどが付いています。
おわりに
ゼンハイザーのヘッドフォンはクラシックなデザインでおしゃれなのも人気の一つです。
ハイエンドなモデルだけでなく検討しやすい価格もあります。
開放型や密閉型など種類も豊富なので気に入ったモデルが見つかりやすいでしょう。
高音質なサウンドで好きな曲を聴けたら毎日音楽が楽しめます。
つながるトピック
ゼンハイザー イヤホン
SONY ヘッドホン
SHURE ヘッドホンはスタジオ向けのモニター用が多いです。
beyerdynamic ヘッドホン
ヘッドホンメーカー
▲記事のトップへ「ゼンハイザー ヘッドホン」