ゲーミングチェアの素材はファブリックとPUレザーはどっちが良い?
ファブリックとレザーはどちらが良いかメリットとデメリットをあげています。通気性や耐久性など気になるところを解説しています。
それぞれおすすめメーカーのゲーミングチェアをご紹介しています。
製品によってリクライニングの角度や、オットマン付きの搭載の有無など機能に違いがあります。商品を選ぶときに、どうぞご参考ください。
ゲーミングチェア「ファブリック」と「レザー」の選び方
出典:GTRACING
ゲーミングチェアはファブリックとレザーの素材があります。
どちらを選べば良いのかそれぞれ、メリットとデメリットを上げています。
ファブリックは通気性が良いのがメリット
ファブリック(布製)のゲーミングチェアのメリットは通気性が良いということです。
高温多湿でも蒸れにくいので、夏場の暑い時や汗をかきやすいかたにおすすめです。
素材はポリエステル繊維を使っている機種が多く肌触りも良いです。座り心地は少し背もたれを倒した時に体が滑りにくく体勢が安定してゲーミングできるというのもメリットです。
デメリットは汚れた時に目立ってしまう点です。ですのでファブリックのゲーミングチェアで真っ白というのは存在しません。
PUレザーのメリット・デメリット
PUレザーのゲーミングチェアは主流です。ポリウレタンや塩化ビニル樹脂の合成皮革で耐久性があるのがメリットです。また、本革は高級感のある素材ですが、ゲーミングチェアはほとんどありません。基本的には牛革(本革)よりもフェイクのPUレザーの方が多く、一般的な素材です。PVCレザーのゲーミングチェアもありますが、PVCと比較して耐久性があるのはPUレザーといわれています。
デメリットはPUレザー(合皮)は蒸れやすいということです。そのため、小さな穴が表面に開いているパンチング加工されてたPUレザーを搭載しているモデルもあり、下で紹介している「noblechairs EPIC」などがあります。ポリウレタンの場合には、加水分解による劣化があります。
また、直射日光にいつも当たる場所に置いておくとゲーミングチェアのPUレザーは経年劣化するので、椅子の置き場所によってはファブリックを選んだ方が良いですね。
PUレザーがダメということではなく、素材の高級感があるので好みで選べば良いと思います。
素材の種類によるお手入れの違い
素材の種類は「PUレザー」・「PVCレザー」・「ファブリック(布)」・「メッシュ」の4種類がほとんどです。
お手入れは、PUレザーやPVCのような合成革のレザーは、ぬるめのお湯や水が付いたウエスなどで、かたく絞って拭くか、乾拭きすれば良いので掃除も簡単です。
ファブリック素材の場合で、万が一ジュースをこぼして汚れてしまった場合には、固く絞ったタオルで軽くポンポンと叩いて汚れをとります。メッシュの場合で、ファブリックに近い素材であれば同じようなメンテナンスで良いでしょう。ただし、こすり過ぎると汚れが取りずらくなるので注意です。
ゲーミングチェア ファブリックのおすすめ
Dowinxゲーミングチェア ファブリック(布張地)
Dowinxのゲーミングチェアで伸縮可能のオットマンが搭載されています。
ハイバックでリクライニングは170度まで倒せるので脚を伸ばして使うと快適です。
ランバーサポートとヘッドレストは立体クッションになっており座りやすい形状。キャスターは静音性に優れています。
手触りの良いファブリック(布張地)で通気性がある素材を使っています。
色合いも優しくソファーのような印象ですね。
カラーは、グレー&ブルー、スカイブルー、ブラックから選べます。デスクに合わせやすいデザインで、落ち着いた配色でおしゃれなゲーミングチェアですね。
選ぶポイント:
価格が安いゲーミングチェア
- 170度までリクライニングできるファブリックのチェア
- 脚を置けるオットマンが付いている
バウヒュッテ(Bauhutte) ゲーミングチェア ファブリック
バウヒュッテのゲーミングチェア。シートの張地は、100%ポリエステル製のファブリック素材です。
日本のブランドで人気があり売り切れになる場合が多いです。メーカーの推奨している身長は150cm以上で、座面を上下に調節できます。
ひじ掛けは上下左右に高さを変えられるアームレストが特徴です。肘でゲーミングの操作を安定させたい時に便利です。
背もたれのリクライニングもできるようになっています。
クッションの品質は柔らかすぎず硬すぎず、快適性が高いですね。
選ぶポイント:
高反発のウレタンクッション
- 肌触りの良いポリエステル100%の張り素材
CORSAIR T3 RUSH V2 ゲーミングチェア
e-sportsなどゲーミングの製品で人気のCORSAIR(コルセア)のゲーミングチェアです。
CORSAIR T3 RUSHシリーズは長く座りたくなる椅子で、ファブリックの張り素材のため通気性が高いです。
リクライニングは、ほぼフラットになり最大で160度まで背もたれを倒る点が魅力。
クッションはランバーサポートとヘッドレストが付属しています。レビューでは座り心地が良いと満足するクチコミが多い製品ですね。
色は4種類ありブラック(CF-9010057-WW)、グレー/ブラック(CF-9010056-WW)、ブラウン(CF-9010061-WW)、ホワイト(CF-9010058-WW)から選べます。おしゃれなデザインで部屋の雰囲気に合わせやすいですね。
選ぶポイント:
高機能なアームレスト
- 落ち着いた配色でデザインが良い
- 4Dアームレストは前後、左右、上下、回転の調整が可能
DXRACER ゲーミングチェア AL-7100 / メッシュ
DXRACER(ディーエックスレーサー)のゲーミングチェアでメッシュ素材のゲーミングチェアです。
eスポーツの主要な大会でも使われているメーカーです。3Dアームでプロゲーマーにもおすすめ。
蒸れにくいので長時間座るテレワークやリモートワークの用途として、オフィスチェアとしても使いやすいタイプです。
リクライニングに加えて、座面がゆれるロッキング機能を備えています。
日本人に適した低座面の仕様で推奨身長155cm~180cmで、耐荷重は100kg。3層構造フレームになっておりホールド感があり、小柄な方でもフィットします。
詳細スペック情報
- ブランド:DXRacer
- サイズ:幅72cm 奥行72cm 高さ130~138cm
- 重量:21.2 kg
- 5年保証
DXRACER ファブリックのゲーミングチェア
DXRACERでファブリックのゲーミングチェアです。肌触りが良い布の生地を使っています。
背もたれや座面がメッシュの布地で通気性があります。高密度で高反発なウレタンとソファのような構造を採用しており、長時間ゲームをプレイでも快適です。
フォーミュラシリーズは、ブラックまたはレッドから選べます。
リクライニングは最大150度まで背もたれを倒すことが可能です。身長は150cm~180cmの方が使える仕様で、身長が低い方でも使えます。
スペック
- サイズ:幅72x奥行72x高さ121~131x座面高42~52cm
- 耐荷重:約100kg
- カラー:ブラック
ゲーミングチェア レザーのおすすめ
GTRACING ゲーミングチェア PUレザー
PUレザーのゲーミングチェアはGTRACINGが有名です。色も豊富で2万円より安く(2024年05月07日22:18の時点で税込み 18,800円)で買える機種ですが、高級感のある素材です。初心者のエントリーモデルとしてもおすすめです。リクライニングは165度まで背もたれの角度を変えられます。人間工学を基に設計されておりフィットする3D形状。腰のクッション(ランバーサポート)もあるので腰痛の方にも使いやすいですね。キャスターやガスシリンダーはSGS認証の部品が使われています。
ランキングでも上位に入っていることが多い人気のモデルですね。色のラインナップも豊富です。
選ぶポイント:
汚れにくい
- PUレザーで耐摩耗性があり、布に比べると汚れにくい
AKRacing ゲーミングチェア
AKRacingのゲーミングチェアは高級な機種です。
PUレザーは耐久性があり10年間の使用テストに合格している素材が使われています。
レザーの摩耗や劣化、昇降機構でも1年は保証しており、それ以外は3年感保証しています。
180°までリクライニングできるフルフラット対応できて、リラックスできます。耐荷重は150kgなので頑丈です。AKRACINGの定番モデルですね。
選ぶポイント:
快適に座れるPro-Xシリーズ
- 快適に座れるPro-Xシリーズで高品質なPUレザーのゲーミングチェア
noblechairs ゲーミングチェア PUレザー
noblechairsのEPIC ゲーミングチェアです。
ドイツの「Caseking」ブランドで違うメーカーとコラボレーションをしたりすることもあります。レーシングチェアのスタイルで高級感がありハイスペックなモデルですね。
素材は通気性のあるパンチングレザーを採用しています。また、一般的には0.9mmの素材ですがnoblechairsでは1.5mmの耐久性があるPUレザーを使っています。長時間座る家具なので、ある程度の素材の強さは必要ですね。
選ぶポイント:
蒸れにくいPUレザー
- 蒸れにくいパンチングのPUレザーのゲーミングチェア
noblechairs ゲーミングチェア 本革レザー
noblechairsの本革のゲーミングチェアでRealです。キャメルのカラーで背面と色が違うところがおしゃれです。耐久性に優れていて、ハイバックのステッチが高級感があります。
リクライニングは135度まで傾けることが可能になっており、肘掛けは4Dのアームレストです。
背中を包み込むような形状をしたシートで、ソフトな素材は長時間の使用に快適。クラス4のガスシリンダーで安定した座り心地になっています。仕事で使う際に多機能なチェアを使いたい人におすすめです。
スペック
- 製品番号:NBL-ICN-RL-CBK-SGL
- 素材:前面 天然皮革 / 裏面・側面 PUレザー
- サイズ:約1240-1300 x 670 x 570mm
- 重量約28kg
選ぶポイント:
質感が高い
- インテリアに合わせたい質感が良い革のゲーミングチェア
商品についてひとこと
ファブリックとPUレザーの生地についてそれぞれゲーミングチェアをご紹介しました。
どちらが良いかいえば個人的にはPUレザーがおすすめです。ファブリックで気にいったものがあれば良いのですが、PUレザーの方が主流なので選べる種類が多いからです。
確かに通気性が悪いので多少は蒸れますが、エアコンを付けられる環境であればそれほど気になりません。
暑い時期はファブリック素材は通気性があるので快適です。布張りの場合は、購入したあとはどちらかといえば汚れやすいので、シミなどが気にならない色が良いですね。
一方で、PUレザーの場合には劣化してボロボロになってくる場合もあるようなので、日当たりの良いところは避けた方が良いでしょう。(ちなみに私は実際にPUレザーの椅子も利用していますが、3年たってもまったく問題なく使えています。)
価格として素材による違いは、布の方が安いと考えられそうですが、どちらが安いという価格差はあまりなく、ブランドごとの価格差の方が大きいです。ですので最終的には好きな方を選べば良いと思います。
関連情報
ゲーミングチェアを素材で選ぶならメッシュのオフィスチェアもおすすめです。ハイバックでリクライニングができる機種もあります。
ゲーミングチェアは身長とサイズなど座面の高さも大事ですね。
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