AmazonのFire HD タブレットのおすすめ製品をご紹介しています。
「Fire HD Plus」、「Fire HD10」、「Fire HD8」、「Fire HD8 Plus」、「Fire7」のそれぞれの特徴と違いがわかる比較表もあるので選ぶときのご参考ください。
サイズとしては3種類なのですが性能や機能が違うので、できることも違ってくるので用途に合わせて選ぶと良いですね。
目次
Amazon Fire HD タブレットとは?
出典(画像):Amazon / Fire HD 8 Plus
Fire HD タブレットはAmazonのFire OSを搭載したアマゾン独自のシステムです。Androidがベースになっており違和感なく使うことができます。
Fire7ではモノラルスピーカーでしたが、Fire HD 8以降ではDolby Atmosに対応しておりデュアルステレオスピーカーで音楽を楽しむこともできます。
またKindleと異なりフロントにカメラ(2メガピクセル)とリアカメラ(720p)を搭載。AppleのiPadなど他のメーカーと比べて価格が安く半額ぐらいの値段設定でコスパに優れています。
タッチスクリーンに対応しておりFire HD 8以降ではVoiceViewで音声による出力も可能になっています。
ネットワークの接続はWi-Fi(a/b/g/n/ac) で2.4GHzの5GHzデュアルバンドで無線LANに対応しています。(Fire HD 7の場合はac未対応です。)
Fire HD タブレット できること
動画を視聴
アプリを使ってPrime Video(プライムビデオ)、Netflix、DAZN、ABEMAなどの動画が見られます。Silk BrowserのウェブブラウザでYou Tubeを視聴することもできます。もちろん、ネットサーフィンも可能です。
寝る前などベッドでリラックスをして映画を見たりするのに良いですね。
タブレット端末としての用途
Fire HDは書籍や漫画など電子書籍を読むのに最適なタブレット端末です。
本を多くダウンロードして読書をする場合には「Fire HD 8」または「Fire HD 8 Plus」ならmicroSDカードスロットが1TBまでの容量に対応しています。立って使用するなら8インチ以下のサイズが軽くておすすめです。
7インチのFire7(282g)ならFire HD 10 Plus(468g)と比較して半分ぐらいの重さなので、片手で持つのも楽ですね。マンガを読むのにちょうど良いです。
また、Amazon Musicアプリで音楽を聴けます。Fire HD 8や10では、2つのスピーカーでサウンドを楽しめます。
Fire HD 7はモノラルなので音質は少し劣ります。
イヤホンなどを差し込めばオーディオとして曲が聴けますね。
ゲームをプレイ
Fire HD 8ではゲームモードを搭載しておりアプリストアにあるゲームを楽しむことができます。
※荒野行動のように3Dで表示する激しいゲームは表示がスペック的に難しいです。(できるという口コミもあるのでフレームレートなど設定を工夫すれば遊べる可能性もあります。)また、通話やショッピングの用途でも便利です。
Alexaで操作
Alexaに対応しているので「アレクサ」と話しかけて曲を再生することができます。
「朝7時に起こして」のようにタイマーをかけることもできます。
天気予報やニュースなど忙しいときにハンズフリーで操作できる音声サービスです。
できないこと
Fire HD タブレットの外観でできそうな見た目なのにできないのが絵を描くことです。
ただし筆圧や角度などを感知して絵を描いたりすることはできません。アプリを使えば一応、イラストのソフトウェアもありますが、あまり適していないですね。
Fire HD タブレットの選び方
性能で選ぶならCPUの動作が速いFire HD 8 / 8Plus / 10がおすすめです。
2GB以上のメモリでストレージが64GBまで搭載できます。
サイズで選ぶなら10.1インチは画面も大きく見やすいです。タブレットを使う理由の1つとしてスマートフォンよりも大きい画面でタッチ操作できるというメリットがあります。
価格で選ぶならFire 7ですね。発売日が2019年5月のモデルなので型落ちですが激安ですね。セールを待たなくても購入できる価格です。6,000円ぐらいのタブレットは魅力的です。
Fire HD タブレットのおすすめ
Fire HD 10 タブレット / 13世代
第13世代のFireHD10 タブレットです。以前のモデルと比較をすると耐久性が約4倍に向上しています。また性能が最大25%改善されています。ディスプレイは230万画素(1920x1200)の解像度で見やすくなっています。
CPUは8コア (2x2.05GHz、6x2.0GHz)、メモリは3GB RAMです。ストレージの容量は32GBと64GBが選べるようになっています。
重量は434gなので持ち運びがしやすく、バッテリーは充電をすると最大13時間使えます。サイズは246mm x 164.8mm x 8.6mmなので、いつでも持っていたいデバイスですね。
Fire HD 8 Plus タブレット / 8インチ
FireHD8 Plus タブレットは、画面が8インチ HDディスプレイです。解像度が1280 x 800 (189ppi)なので画質が以前のモデルに比べて向上しています。
CPUはクアッドコア2.0GHz、3GB RAMを搭載しており、Fire 7と比較すると1.5倍ぐらい性能が速いですね。
ストレージの容量は32GBと64GBを選ぶことができます。
容量が不足するようであれば、市販のmicro SDで最大1TBまで拡張することができます。
カメラやスピーカー内蔵しておりビデオ通話もできます。
バッテリーの充電はUSB-Cケーブルで約3時間フル充電すれば最大で13時間使えます。ワイヤレス充電スタンド付きを選ぶことも可能です。
レビューでは電子書籍を読んでいるという口コミが多いですね。重さが342gと軽量なので片手で持てます。
スペック
- 製品型番:Fire HD 8 Plus
- 第12世代 - 2022年発売
- カラー:ブラック、ブルー、ローズ
- サイズ:201.9 x 137.3 x 9.6 mm
- 重量:342g
● 選ぶポイント
- メモリが3GB RAMを搭載しているモデル
Fire HD 8 タブレット
Fire HD 8 タブレットです。
画面は8インチHDディスプレイを搭載しており、Fire 7と比較して画面の輝度が明るくなっています。解像度は1280 x 800 (189ppi)です。
容量は32GBと64GBが選べます。
本が定額で読める「3か月分のKindle Unlimitedつき」がお得です。解約する場合には自動更新しないように設定しておけば良いですね。
Fire HD 8 Plusとの違いはメモリの容量と充電スタンドが使えないというところです。
CPUはクアッドコア2.0GHz プロセッサー、メモリ 2GB RAMを搭載しています。
WiFiはデュアルバンド a/b/g/n/acに対応しています。
色が選べるようになっており、ブラック・ホワイト・ブルーのカラーバリエーションがあります。
スペック
- 製品型番:Fire HD 8
- カラー:ブラック
- サイズ:202 x 137 x 9.7mm
- 重量:355g
● 選ぶポイント
- 1万円以下で買えるFire HD
Fire HD 10 タブレット
Fire HD 10 タブレットで大きさが10.1インチのHDディスプレイです。
8インチと比較すると外形サイズで約4cmぐらい大きく大画面で使えます。
CPUのコア数はオクタコア2.0GHz、3GB RAMを搭載しています。
内部ストレージは32GBと64GBが選べます。
メリットは画面が大きくCPUの性能が良いこと。デメリットはサイズが大きいので465gと重いですが、以前のモデルは504gだったので改善されています。
通勤や通学に持ち運びをせずに自宅で使うならおすすめです。
オーディオはDolby Atmosとデュアルステレオスピーカーに対応しており映画を楽しむのに良いですね。
レビューではYoutubeやAmazonプライムのような動画視聴の用途として使っているかたに評価が良いです。逆に、電子書籍として使っている方には紙の白さが再現できていないということで低い評価があります。
※ゲームモードには対応してません。
スペック
- 製品型番:Fire HD 10
- 解像度:1920 x 1200 (224ppi)
- 寸法:247 x 166 x 9.2mm
- 重量:465g
- 第11世代 - 2021年発売モデル
● 選ぶポイント
- 大きめの画面で映画を視聴するのに最適
Fire HD 10 キッズモデル
Fire HD10のキッズモデルで、「Amazon Kids+」がセットになっています。子ども向けの商品です。期間は1年間で、数千点のコンテンツで絵本や学習漫画などのコンテンツが使い放題になっています。
セット内容は、Fireタブレット本体、保護するためのキッズカバー、2年間の限定保証、1年間のAmazon Kids+利用です。
Fire 7 タブレット
Fire 7 タブレットは、画面が7インチディスプレイです。
画面が小さいので軽く286gです。ストレージの容量は16GBまたは32GBが選べます。
CPUはクアッドコア1.3GHz、1GB RAMを搭載。microSDカードスロットは512GBまでになります。
スピーカーが1つのモノラルマイクです。
スペックは多少低いですが、価格が安いタブレットです。ファミリープロフィールでコンテンツの制限ができるので子供が使う用のタブレットにしているかたもいます。
Wi-Fiに対応しており、バッテリーは最大で7時間使えます。
スペック
- 製品型番:Fire 7
- 解像度:1024 x 600 (171ppi)
- 寸法:192 x 115 x 9.6mm
- 重量:286g
● 選ぶポイント
- 軽量で重さは286gのFire タブレット
Fire HD タブレット・Kindleの比較
Fire HD タブレットのそれぞれの特徴をまとめています。また、Kindleも合わせて比較しています。
Fire HDで共通している機能としてAlexaを搭載しておりハンズフリーで音声コントロールが可能です。
「Kindle Paperwhite」は「Fire HD 8 / Plus」と「Fire HD 10」と比較してバッテリーの使用時間が長いのが特徴です。
「Fire HD 10」は他と比べてオクタコアでCPUの性能に優れています。ランキングなどで選ぶより、使いたい大きさで選択するのが使い勝手が良いでしょう。品質よりも値段で選ぶならFireHD8は低価格ですね。実際に持ち歩くなら、重さの感覚は大事なポイントになってくると思います。一方で自宅で使用するなら大きい画面の方が見やすいです。
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Fire HD タブレット比較 |
Kindle (Paperwhite) |
Fire HD 8 | Fire HD 8 Plus | Fire HD 10 |
---|---|---|---|---|
デザイン | ||||
価格 | ¥ 16,980 (広告あり) |
¥ - | ¥ 15,980 | ¥ 19,980 |
ディスプレイ | 6.8インチ | 8インチ | 8インチ | 10.1インチ |
CPU | - | クアッドコア2.0GHz | クアッドコア2.0GHz | オクタコア2.0GHz |
メモリ | - | 2GB RAM | 3GB RAM | 3GB RAM |
ストレージ 容量 | 8GB or 16GB | 32GB or 64GB | 32GB or 64GB | 32GB or 64GB |
microSDカード | - | 1TBまで | 1TBまで | 1TBまで |
バッテリー(最大) | 最大10週間 | 12時間 | 13時間 | 12時間 |
サイズ | 174 x 125 mm x 8.1mm |
202 x 137mm x 9.7mm |
201.9 x 137.3mm x 9.6mm |
247 x 166mm x 9.2mm |
重量 | 205g | 355g | 342g | 465g |
※価格は2023年03月15日10:26の時点です。変動するので必ずAmazonの販売ページにてご確認ください。
まとめ
Fire HDを解説しました。Fire HDやKindleは、価格も安いので買うべきか迷っているかたもいると思います。
現状購入できるのは4機種ありますが、最新のFire HDがおすすめです。理由としてはWebブラウジングや動画の視聴、読書などが使い方のメインになるからです。
オフィスでビジネスで使う、というよりは自分の好きな時間を過ごす方が多いと思いますので、用途で選ぶのが最適です。小さい機種ならスマホとそれほど変わらないのでコンテンツを楽しむなら10インチが良いと思います。
純正のカバーも出ているので本体と色を合わせられるのでおしゃれですね。Fire HDのタブレットは最新の機種でも安いのが魅力。片手で使えるデバイスはあると便利ですね。
Fire HD タブレットの関連情報
●LINE(ライン)をFire HDで使う場合には先にGoogle Playをインストールします。YouTubeなどでやり方をご紹介しているかたも多いので迷わずにできそうですね。
●Fire HD タブレットをお風呂で使う場合には防水性はないため、防水ケースがあります。