UMPCはサイズが小さいため出かけるときに持ち運ぶのに便利な、ポータブルゲーミングPCをご紹介。リフレッシュレートが120~144Hzに対応している機種はゲーム用途で使えます。また、Windows OS搭載の作業目的で使えるGPD Pocket系の種類もあります。
この記事でわかること
- UMPCの選び方を解説
- おすすめのUMPC
ゲーミングUMPCを探していて、選び方がわからない方向けに解説。
定番のAYANEOや、使いやすいキーボード付きのONE-NETBOOK ONEXPLAYERなど、特徴を記載。購入前の製品選びにお役立ていただけます。
目次より探す
- UMPCとは?
- UMPCの選び方
- UMPCのおすすめ15選
- One XPlayer X1 Air 10.95インチ Core Ultra 7 258V
- GPD WIN5 | Windows11Home | Ryzen AI Max 385
- AYANEO 3 ポータブルゲーミングPC コントローラーモジュール式
- ASUS ゲーミングUMPC ROG Ally(アールオージー エイライ) X 7インチ Ryzen AI Z2 Extreme
- AYANEO3 ポータブルゲーミングUMPC
- TENKU MOBILE S10 Plus 2in1 / タッチスクリーン
- GPD WIN Max 2 ゲーミングPC / Windows 11 / Ryzen 7 Radeon
- MSI Claw 8 AI+ A2VM / WUXGA
- GPD Pocket 4 / Ryzen AI 9 HX 370 8.8インチ
- GPD WIN4 ポータブルゲーミングPC / Ryzen AI9 HX370
- GPD WIN Mini 7インチ
- ONEXPLAYER G1(ワンエックスプレーヤー ジーワン)
- Lenovo Legion Go ゲーミング向け / マルチタッチ
- GPD MicroPC 2 / 7インチ
- ONE-NETBOOK ONEXPLAYER X1 PRO
- よくある質問(FAQ)
- UMPCについて
UMPCとは?

UMPCとは、「Ultra-Mobile PC(ウルトラ モバイル パソコン)」の略で、頭文字をとっています。
『9型インチサイズ以下のディスプレイを搭載して、CPUがx86系』ということになっています。厳密には7インチまでのタッチスクリーンのようなスペックがありますが、「超小型ノートPC」やWindows搭載のモバイルPCがUMPCのように広がっています。
そのため、この記事でも10インチぐらいまでのPCもご紹介しています。
UMPCのメリット・デメリット
ゲーミング用のUMPCは、携帯できるので移動時でもWindowsのPCゲームをプレイできます。ガジェットのように片手で使えるサイズ。小さいため、持ち物が軽くなるのが最大のメリットです。
一方で拡張性はノートパソコンと比べると、筐体内の空間が少ないことでしょう。
また、スマートフォンのようなモバイルデバイスと比べて、UMPCならキーボードが付いているのでタイピングしやすいです。ディスプレイの画面が360度に回転すると、タブレットのように使えるのも魅力です。
動画視聴であればあまり負荷のかからない範囲であれば可能です。ただし、UMPCの場合にはラップトップと違いバッテリーが小さいため、動画で長時間視聴するような用途には向いていません。持続時間は短めといえます。
UMPCの選び方

UMPCは主要メーカーではLenovo・ASUS・MSIなどがあります。また、UMPC専門メーカーではONE-NETBOOK・GPD(GamePad Digital)・AYANEOが人気です。
たとえば、通常のパソコンメーカーから探すことはできないので注意です。One-NetbookのようにUMPCのメーカーから選ぶこと。CPUも、省電力のプロセッサーが採用されているのが特徴です。
また、UMPCのOSはWindowsが便利。
スペックの選び方

スペックを選ぶための基本ガイドです。構成で重要なのはCPU・メモリー・ストレージです。GPUが搭載されていれば、細かくスペックを確認するようにします。
CPUの速度
CPUは処理能力が重要で、クロック周波数の速度の目安は4.0GHz以上だと快適です。
種類は2種類の人気メーカーがあり、IntelまたはAMDがあります。とくにIntelのCore i3,Core i5,Core i7や、AMD Ryzenシリーズは人気。
また、N100のプロセッサーは、Core iシリーズと比べると価格が安価ですが、そのぶん性能は抑えられています。コスパなモデルならAMD Ryzenから選択するのもおすすめ。
- コア数 ― 処理する基本となる部分で、数が多い方が性能が高い
- スレッド ― 複数のマルチスレッドで処理できた方が速い
- クロック周波数 ― スピードが速い方が高性能で、高負荷なゲームや編集作業に必要な性能
メモリー

メモリー(RAM)は複数の作業を同時に処理する際に、性能が違ってきます。できれば8GB以上の容量です。容量が少ない場合には、複数のソフトを立ち上げてタスクをこなす際に、もたつきを感じる動作。
16GB以上あれば重いアプリケーションでも快適ですが、8GBでもちょっとした作業であれば使えます。ただし、メモリー容量は多い方が快適のため16GB以上がよいでしょう。
ストレージはSSD
ストレージはどれだけ必要か容量をチェック。OSとドライバだけでも物理的な領域は徐々に減っていき、Steamでゲームを複数入れていくと、残り容量は一気に減少します。
とくに、StarfieldやForza Horizonのようなタイトルは1本で100gb級になることもあるため、ゲームの本数やデータの類ごとに必要量を参考値として予測するとよいです。
ストレージ自体はNVMe SSDが主流で、PCIeの帯域差によって、シーケンシャル読み込みが500~7,000mb/sクラスの高帯域モデルまで幅があります。
画面で選ぶ
UMPCは横長で小さくてもワイドになっています。画面サイズが小さいので解像度が4Kの製品はなく、普段のディスプレイと違い、極小サイズなのがUMPCです。
解像度はフルHD(1,920 × 1,080ドット)で見やすい表示ですが、さらに高精細な画像を表示したい場合にはWQXGA(2,560 x 1,600ドット)以上を選びます。
ただし、UMPCは画面が小さいため、グラフィックス性能を考慮するとフルHDの方がゲームが快適です。
バッテリー

UMPCの連続駆動時間は5時間から8時間ぐらいのバッテリーです。用途がゲームで遊ぶのであれば、駆動時間は短くなりますし、ネットで使うような作業ならそれほど消費しないでしょう。
いずれにしても、長時間ではないので、選ぶときに本体内蔵バッテリーは容量を確認しておきましょう。
持ち運び

UMPCは軽量で持ち運びやすいのがメリットです。インチ数が小さいほど重さは軽く。
10インチ以下であれば重さも1kgを下回る製品も多いので、持ち運びをするなら軽い機種がおすすめ。
とくに、どこにでもUMPCを持ち運んで使いたい場合には、薄型軽量のモデルが快適。また、バッテリーの容量は使用時間にも関係してくるので確認しておきます。
移動しているときに自分が好きなゲームをプレイしたいもので、UMPCを長時間使いたいときにはバッテリー容量が重要。
ゲーミングUMPCは新しい方がいい

ゲーミングUMPCなら新型を選ぶようにします。新しいモデルの方が、スペックが高く快適に使用できることが多いためです。型落ちに比べると価格は高くなってしまいますが、スペックが新しい方がバッテリーのメリットがあります。
ゲーミング用であれば、画面のリフレッシュレートが重要。ブラウジングなら60Hzぐらいよいですが、ゲームでは動きが速いため速い方が滑らかに表示ができます。また、応答速度は5ms以下が目安。また、色域は広い方がゲームを忠実に表示できます。
リフレッシュレートの速さ
リフレッシュレートは、1秒あたりの画面でディスプレイ表示が切り替わる数です。リフレッシュが多いほど、フレームが速く変わるので滑らかに見えます。
フレームレートが高くてもリフレッシュレートが対応してないと、画面上の性能を最適化できないため注意です。
とくに、速いゲームをプレイする人にとっては重要です。値はヘルツによって示されます。また、レスポンスは応答速度が関係します。
UMPCのおすすめ15選
One XPlayer X1 Air 10.95インチ Core Ultra 7 258V

| メーカー | OneXPlayer X1 Air 国内正規版 |
|---|---|
| CPU | Intel Core Ultra 7 258V(最大4.80GHz) |
| GPU | Intel Arc 140V(AI演算性能 64TOPS) |
| メモリ | 32GB LPDDR5X 8533MHz デュアルチャネル |
| ストレージ | 2TB SSD M.2 2230 PCIe 4.0×4 |
| ディスプレイ | 10.95インチ 2560×1600 120Hz 10点マルチタッチ |
| バッテリー | 72.77Wh バイパス充電・いたわり充電対応 |
| 重量 | 837g(本体のみ) |
特徴
- 10.95インチ2560×1600の解像度に120Hzのリフレッシュレートで、モバイル環境でもPCゲームを滑らかに細部まで表示
- Core Ultra 7 258VとIntel Arc 140Vで、3Dゲームや動画編集を安定したフレームレートで処理できる
- 32GBメモリと2TB SSD構成で、SteamやEpic Gamesのゲームをまとめて保存し読み込み時間を短縮できる
- 専用コントローラー接続で、外出先でもWindowsゲームを携帯ゲーム機に近いスタイルでプレイ
- マグネティックキーボード装着で、ブラウザ操作や入力をUMPC単体で完結させてモバイル利用を効率化できる
- 72.77Whバッテリーとバイパス充電で、電源接続時の長時間プレイでもバッテリー劣化を抑える
- AIカメラと指紋センサーで、起動からデスクトップ表示までの認証時間を短縮できる
- Wi-Fi 7やBluetooth 5.2、USB4ポートで接続可能
おすすめしたい人
- UMPC一台でモバイルWindowsゲームをしたいポータブルゲーミング志向の人
- 移動時間に、SteamやXbox Game Passのタイトルを手持ちスタイルで遊びたい人
- スタイラス入力や、直接指でスクロールやドラッグのタッチ操作をしたい人
GPD WIN5 | Windows11Home | Ryzen AI Max 385

| メーカー | GPD WIN 5 国内正規版 |
|---|---|
| CPU | Ryzen AI Max 385 プロセッサー(最大126TOPS) |
| GPU | AMD Radeon 8060S RDNA 3.5 40CU 2.9GHz |
| メモリ | 32GB RAM |
| ストレージ | 1TB SSD + Mini SSDスロット(最大2TB PCIe Gen4×1) |
| ディスプレイ | 7インチ FHD 1080P 120Hz LTPS Gorilla Glass 6 |
| 色域・輝度 | 100% sRGB 輝度500nit 応答速度6ms |
| バッテリー | 80Wh 着脱式 バックマウント/有線給電 |
| 冷却機構 | Frost Wind デュアルファン 4本ヒートパイプ |
| 操作系 | 静電容量式ジョイスティック + ホール効果トリガー |
| OS | Windows 11 Home |
特徴
- クロック数が最大 5.0 GHzのRyzen AI Max 385のCPUとRadeon 8060Sにより、フルHD解像度の3DゲームとAI処理を携帯サイズのUMPCでこなせる
- 7インチFHD 120Hz液晶で、TPSゲームの映像が滑らか
- 100% sRGBと500nitの輝度で、屋外でも明るく見やすい表示
- 80Wh着脱式バッテリーとFlexPowerで、長時間プレイや予備バッテリー交換による駆動時間延長に対応できる
- Frost Wind冷却と4本ヒートパイプ構成で、高負荷ゲーム時の温度上昇を抑え安定したパフォーマンスをキープ
- 静電容量式ジョイスティックは8000Hzサンプリングで、ピクセル単位のエイム調整や視点移動を高精度に入力
- Mini SSDスロットは最大2TBと1600MB/sに対応し、PCゲームライブラリ拡張とロード時間短縮に役立つ
- ホール効果トリガーのロング/ショートストローク切替で、レースやTPSなどジャンル別に入力フィーリングを調整
- Windows 11 HomeとSteamやXbox Game Pass対応
おすすめしたい人
- UMPCサイズのポータブルゲーミングPCで、SteamのPCゲームを自宅でも外出先でも楽しみたいPCゲームユーザー
- 高リフレッシュレート画面と精密なジョイスティックで、FPSやTPSのエイムをしたいプレイヤー
- Mini SSDによるストレージ拡張を活用し、インストール済みゲームを多数持ち歩きたいヘビーユーザー
AYANEO 3 ポータブルゲーミングPC コントローラーモジュール式

| CPU | AMD Ryzen AI 9 HX 370(Zen 5+Zen 5c) |
|---|---|
| メモリー | 64GB RAM |
| ストレージ | 2TB SSD(microSD拡張対応) |
| ディスプレイ | 7インチ OLED 1920×1080 |
| 入出力/拡張 | OCuLink対応/3.5mmオーディオジャック/指紋認証センサー |
| コントローラー | Magic Module方式(取り換え式/自動認識) |
特徴
- 7インチのOLEDとフルHDにより携帯時でもUIの視認性を確保できる
- Ryzen AI 9 HX 370により高負荷のゲームを実行しやすい
- 64GB RAMと2TB SSDにより大容量データをローカルで保持して読み込み待ちを抑えられる
- Magic Moduleのコントローラーを56種類から選べて操作レイアウトを用途毎に最適化できる
※モジュールはオプション - AYASpaceがモジュールを自動認識し設定切替の手間を省ける
- ホールセンサージョイスティックでドリフト発生を低減できる
- 導電性シリコンの十字キーとABXYボタンで連打や斜め入力できる
- リミットトリガー設計により7.5mmのロングトラベルから3mmで確かなクリック感に切り替わる
- 背面デュアルボタンは誤操作を抑える形状でプリセット機能の割り当てに向く
- ABXYとスティックの中心間隔を約11.7mmに抑え操作の切替を早く行える
- 磁気サスペンション振動モーターが線形/ローター両モードに対応しフィードバックの表現幅を確保できる
- microSDスロットでゲームデータや素材の追加保存を行いやすい
- エルゴノミックグリップ2.0と前面オールガラスの一体設計で長時間の携帯使用でも手のひらで保持しやすい
- 標準スティック高17mmでキャップ交換による高さ調整に対応
おすすめしたい人
- アジャイルホールトリガー付きUMPCでゲームをプレイしたいユーザー
- 操作レイアウトをモジュール交換で用途で切り替えたい人
- RAM 64GBと2TB SSDでタイトルやデータを一台にまとめたい人
- ホールセンサースティックや精度重視のボタンで入力の信頼性を求める人
- OCuLinkやmicroSDで拡張性を確保し運用したい人
- 指紋認証ですぐに復帰したいモバイルユーザー
ASUS ゲーミングUMPC ROG Ally(アールオージー エイライ) X 7インチ Ryzen AI Z2 Extreme

| CPU | AMD Ryzen AI Z2 Extreme(8コア/16スレッド) |
|---|---|
| メモリー | 24GB LPDDR5X-8000(オンボード) |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD(PCIe 4.0 x4、M.2) |
| ディスプレイ | 7.0型 1920×1080 グレア タッチ対応(10点マルチタッチ) |
| リフレッシュレート | 120Hz(AMD FreeSync Premium対応、最大輝度約500 nits) |
| OS | Windows 11 Home 64ビット |
| サイズ/重量 | 約290.0×121.0×27.5〜50.9mm(スティック59.73mm)/ 約715g |
| バッテリー/電源 | 80Wh(動画再生約13.9時間/待機時 約22.3時間)/ USB Type-C 65W AC |
| 無線 | Wi-Fi 6E(IEEE802.11ax)/ Bluetooth 5.4 |
| ポート | USB4(PD/映像出力/データ)×1、USB3.2 Gen2 Type-C(PD/映像出力/データ)×1、3.5mmコンボジャック、microSDXC/microSDHC対応 |
特徴
- Ryzen AI Z2 ExtremeとLPDDR5X-8000 24GBの構成でFHD設定のゲーム処理を安定化できる。
- Armoury Crate SEのVRAM割当(最大8GB、1GB刻み)で描画負荷に応じたメモリー配分を行える。
- リフレッシュレート120HzとFreeSync Premiumでティアリングを抑えた滑らかな映像表示が可能。
- 最大輝度約500 nitsのパネルで屋外環境でもUIや文字の視認性を確保できる。
- 80Whバッテリーと省電力設計で携帯モード時に22.3時間の駆動設計。
- USB4が映像出力とPDに対応しドック接続や外部モニター運用に展開できる。
- Wi-Fi 6EとBluetooth 5.4によりワイヤレス周辺機器接続の遅延を低減できる。
- 指紋認証とXboxボタン連携でWindowsログインとゲーム起動の導線を短縮できる。
- アンチグラビティヒートパイプの冷却機構で長時間プレイ時のクロック維持を狙える。
- 軽いUMPCで、重さは約715gと290mm幅の筐体でバッグインで自由に使える。
おすすめしたい人
- windows11のPCゲームを7インチのFHD 120Hz表示で遊びたい人。
- ゲームで必要なXYABボタンやスティックやトリガーのスペック。
- メモリー24GBとSSD 1TBで大容量タイトルと複数ランチャーを同時運用したい人。
- USB-Cドックでモニターやキーボードを接続し据え置き運用も行いたい人。
- 指紋認証やXboxゲームバーで起動からプレイ開始までの手順を短縮したい人。
- 外出先の駆動時間とPD充電するモバイルユーザー。
選ぶポイント:
携帯サイズ
- 携帯をしてWindowsのPCゲームをプレイしたい時に、おすすめの小型PC。マクロのボタンがあるのも魅力で、スピーカーとマイクを内蔵していてポータブルにゲームを楽しめる設計です。
AYANEO3 ポータブルゲーミングUMPC

AYANEO3 は、800nitの輝度が高い映りのOLEDディスプレイを搭載している点が特徴です。7インチスクリーンで、ポータブルゲーミングPCを携帯したい人にぴったり。
サイズが小さいゲーム機で、OSはWindows 11。ゲーミングUMPCとして性能が高く、CPUはAMD Ryzen 7 8840Uプロセッサー(最大 5.1GHz)を搭載。
ディスプレイはsRGBのカバー率が150%の色域で色鮮やかです。
コンパクトデザインで、筐体はサイズが横幅289.8mm x 115mm x 厚みが22.4mmの薄さです。
| OS | Windows 11 |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 7 8840U |
| グラフィックス | AMD Radeon 780M |
| メモリー | 32GB LPDDR5X デュアルチャネル |
| ストレージ | 1TB SSD |
| 画面サイズ | 7インチ |
| 重さ | 約690g |
AYA2-R32S2は1kg以下のUMPC
- ジャイロスコープ搭載
- コンパクトボディで1kg以下(690g)
- 精度が高いトリガーで握りやすいハンドリング
TENKU MOBILE S10 Plus 2in1 / タッチスクリーン

TENKU(天空) MOBILE S10 Plusは、キーボード配列が日本語の小型PCです。キーピッチも17.8mmあるため、比較的文字を入力しやすいです。
10.51インチで、小さすぎず使いやすいサイズで屋外で仕事をするのにおすすめ。解像度はWUXGA(2,560 x 1,600ピクセル)で鮮やかな画質です。
液晶ディスプレイは画面を上にして2in1で使用もできます。タッチスクリーンのディスプレイのUMPCです。
低電力設計のN150プロセッサーを搭載していて、メインメモリーは16GBあります。
一回り小さいサイズで持ち運びをしたい方におすすめ。また、外部出力に対応しているUSB4 Type-Cポートがあるので、もう一台のディスプレイとつなげられます。
| OS | Windows11 |
|---|---|
| CPU | Intel N150 |
| メモリー | 16GB LPDDR5 |
| ストレージ | SSD 1TB |
| 画面サイズ | 10.51インチ |
| 重さ | 920g |
TENKU MOBILE S10 Plusの特徴:
- 360°回転式ディスプレイ
- ちょっとしたゲームなら対応できるグラフィックス
- 超薄型で920gの軽いモバイルPC
GPD WIN Max 2 ゲーミングPC / Windows 11 / Ryzen 7 Radeon

GPD WIN Max 2はディスプレイが10.1インチを搭載している、4G LTE対応モデルのUMPCです。※4G LTEモジュール内蔵しているモデルとしてない機種があるため、使いたい方は注意です。
WindowsのゲーミングPCで、携帯性にすぐれているのが特徴です。
CPUはAMD Ryzen 7 8840Uプロセッサーで8コア 16スレッド(最大5.1GHz)、グラフィックスはAMD Radeon 780Mです。ディスプレイの解像度はフルHDですが最大WQXGA(2560 × 1600)で高精細な表示も可能です。
メモリーが32GBでストレージの容量はSSD 1TB NVMeを搭載しています。接続はUSB4(PD充電に対応)、HDMI2.1、USB3.2 Gen1が使えます。
ゲーミング用で、キーボードの上にはカバーを開けるとジョイスティックやゲーム用のボタンが付いています。
| OS | Windows 11 |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 7 8840Uプロセッサー |
| グラフィックス | AMD Radeon 780M |
| メモリー | 32GB LPDDR5X-7500 MT/s |
| ストレージ | SSD 1TB |
| 画面サイズ | 10.1 インチ タッチスクリーン |
| 重さ | 約1005g |
充電が速い100W PDで、約20分で50%までの大容量の67Whバッテリーで、フルにした場合には最大5時間まで使用できます。
MSI Claw 8 AI+ A2VM / WUXGA

MSI Claw 8 AI+ A2VMは、ハイエンドなポータブルゲーミング機です。
OSはWindows 11 Home、CPUはIntel Core Ultra 7 プロセッサー 258V 8コア(4P+4E / 最大 4.80GHz)8スレッドで高性能なプロセッサー。メモリーは32GB LPDDR5X、1TB SSDを搭載しています。
ディスプレイは8インチのWUXGA(1920×1200)で、高速な画面。リフレッシュレートが124Hzのため、滑らかな表示でゲームをプレイ。ストレージは1TBの大容量で、多くのゲームをインストールできます。
コントローラー部の握りやすいデザインも魅力、ボタンはマクロにも対応しています。ジョイスティックはRGBバックライトを内蔵していて、ライティングで光るゲーミングが楽しめます。
詳細スペック情報
- 8インチ
- 重さ:795g
選ぶポイント:
- ディスプレイはリフレッシュレート120Hzでゲームで滑らかな表示
GPD Pocket 4 / Ryzen AI 9 HX 370 8.8インチ

GPD Pocket 4は、ディスプレイのサイズが8.8インチで解像度は2.5Kです。
重さは770gと軽く、コンパクトなサイズでどこにでも持ち運べるハンドヘルド型UMPCです。
CPUは最大ブーストクロック 5.1GHzのAMD Ryzen AI 9 HX 370またはRyzen 7 8840Uを搭載、メモリーがLPDDR5xでマルチタスクが高速。ストレージはSSDで1TB~2TBを搭載しています。温度は冷却力を制御するシステムにより、効果的かつ静かに内部を冷やします。
選ぶポイント:
GPU
- グラフィックスコアの高い、AMD Radeon 780Mまたは890Mに対応
GPD WIN4 ポータブルゲーミングPC / Ryzen AI9 HX370

GPD WIN4は、高性能なポータブルゲーミングPCです。6インチの画面でキーボードを使うこともできます。ディスプレイのスクリーン解像度はFHD(1920×1080ドット)です。
ゲームを操作するボタンが搭載されている点が特徴で快適にゲームが楽しめます。加速度センサーやジャイロセンサーも内蔵。
CPUはRyzen AI9 HX370(最大 5.1GHz)、メモリーは32GB LPDDR5x-7500MT/s、ストレージはSSD 2TB (PCI-E 4.0 x4)で大容量。グラフィックスは内蔵型のAMD Radeon890Mです。
ポケットサイズでどこにでも持ち運びができる、598gの軽さは魅力です。軽快に動作する超小型パソコンで、ハイスペックなモデルを使いたい人にぴったり。
| OS | Windows 11 |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen AI9 HX370 |
| グラフィックス | AMD Radeon 890M |
| メモリー | 32GB |
| ストレージ | SSD 2TB |
| 画面サイズ | 6インチ |
| 重さ | 598g |
選ぶポイント:
ゲーミング用ミニPC
- ポータブルなゲーミングUMPC
GPD WIN Mini 7インチ

GPD WIN Mini 7インチの高性能なゲーミングUMPCです。 Gorilla Glassのディスプレイはちらつきのない画面で、120Hzのリフレッシュレートに対応しています。
VRR (可変リフレッシュ レート) やFreeSyncでゲームが見やすい。
CPUはAMD Ryzen AI 9 HX 370~Ryzen 7 8840Uプロセッサー、GPUはRadeon 890Mまたは780M、メモリーは32GB(LPDDR5-6400)を搭載。
長時間でも操作性に優れたジョイスティックが魅力。重さは555gで持ち運びに適しています。
また、micro SDのスロットを搭載しています。
ONEXPLAYER G1(ワンエックスプレーヤー ジーワン)

ONEXPLAYER(ワンエックスプレーヤー ジーワン)の超小型ノートPCで、8.8インチディスプレイの「G1 ONEXG1-376440」です。
CPUはAMD Ryzen AI 9 HX 370プロセッサー(最大5.1GHz)、メモリーが64GB、ストレージは4TB、グラフィックスはAMD Radeon 890Mを搭載しています。ハイスペックゲーミングUMPCを使いたい人にぴったり。
OSはWindows 11。画面は液晶のタッチディスプレイで解像度がWQXGA(2560×1600ドット)です。リフレッシュレートが144Hzで滑らかな表示も魅力です。
USB4 Type-C・USB Type-A・OCuLinkポートなど接続の種類が多いので周辺機器を拡張したいときに便利。セキュリティ面においては指紋認証センサーが付いています。
G1 ONEXG1の特徴
- 処理速度が最大ブースト クロック5.1GhzのRyzen AI 9 HX 370搭載
- 急速で充電できる51.97Whの大容量バッテリー
- US / RGB対応キーボード
Lenovo Legion Go ゲーミング向け / マルチタッチ

Lenovo(レノボ)のHandheldシリーズで、Legion Goのゲーミング向けUMPCです。ディスプレイは144Hzのリフレッシュレートで応答性が高く、滑らかな表示でゲームに没頭したい方におすすめ。
画面サイズは8.8インチで大きさで、解像度はWQXGAの高精細なディスプレイで10点マルチタッチに対応しています。DCI-P3 97%をカバーする色鮮やかな画面です。
CPUはAMD Ryzen Z1 Extreme プロセッサー、メモリーが16GB、ストレージは省電力のeMMCで512GBの容量です。コントローラー部分は握りやすいエルゴノミックデザインを採用しています。
超小型サイズで重さが約 854gで持ち運びをしてゲーミングが楽しめます。キャリングケースを使えば保護も。電源の内蔵バッテリーは、充電すると約7.9時間駆動します。
詳細スペック情報
- メーカー:Lenovo
- OS:Windows 11 Home 64bit
- サイズ(タブレット+コントローラー):約 298 x 40.7x131mm
- 重さ:約 854g
エルゴノミックデザインが特徴
握りやすいエルゴノミックデザインのコントローラーで、長時間のゲームでも疲労をやわらげます。人差し指が上部のボタンを押しやすい形状になっています。
GPD MicroPC 2 / 7インチ

| ディスプレイ | 7.0型 1920×1080(LTPS / DCI-P3 97% / 314ppi / 500nit / Gorilla Glass 6 / DC調光) |
|---|---|
| CPU/プロセッサー | Intel Core i3-N300(8コア/8スレッド / 最大3.8GHz / TDP 6~15W) |
| メモリー/ストレージ | 16GB LPDDR5 / 512GB SSD(M.2 / 最大3.94GB/s) |
| 通信 | Wi-Fi 6 / RJ45 2.5GbE(2500Mbps) |
| ポート/接続 | USB Type-C ×2(USB 3.2 Gen2 / 10Gbps / 映像/給電対応) / USB Type-A ×2(USB 3.2 Gen2 / 10Gbps) / HDMI 2.1(4K/60Hz) / microSD(最大2TB) |
| 外部出力 | 内蔵画面を無効時に4K/60Hz×3台同時出力に対応(HDMI 2.1+Type-C経由) |
| 入力/操作系 | バックライト付きQWERTYキーボード(親指レイアウト) / タッチパッド+3Dマウス / 指紋認証付き電源ボタン |
| OS/ソフト | Windows 11 Pro(24H2) |
| 電源 | 45W PD / バイパス給電 |
| サイズ/重量 | 約170×100mm / 約490g |
特徴
- USB 3.2 Gen2のType-C×2とType-A×2を10Gbps。ハブ経由の拡張、外付SSD、多段接続でも帯域が取りやすい
- HDMI 2.1の4K/60Hz出力に対応。ディスプレイにつなげて即出力
- 内蔵画面をオフにすれば4K/60Hz×3枚を同時駆動
- LTPSフルHDパネルはDCI-P3 97%と500nitで視認性が高い。Gorilla Glass 6とAFコーティングでタッチ操作もサクサク
- Core i3-N300+16GB LPDDR5で軽量な開発ツールがキビキビ動く。TDP 6~15Wの可変設定
- 指紋ボタンでワンタップサインイン
おすすめしたい人
- 外部の4Kディスプレイへ出力しつつ、Type-CドックでマウスやLANを一括接続したい人
- モバイルノートよりさらにコンパクトなUMPCでWindows 11 Proを使いたい人
- 重量約490gの小型軽量ボディに、USB 10Gbps×4ポートやmicroSDを詰め込みたいガジェット好き
ONE-NETBOOK ONEXPLAYER X1 PRO

ONE-NETBOOK ONEXPLAYER X1 PROは、10.95インチのディスプレイを搭載したPCゲーム機です。鮮やかなゲームにぴったり。
WASDがわかりやすいカラーのもポイントです。
3Dレンダリングのようなデータ処理にも対応するようなLPDDR5Xのデュアルチャネルメモリーを搭載。CPUはRyzen AI 9 HX 370を搭載しています。付属のコントローラーを装着をすればゲーミングが快適。
OSはWindows 11。ゲーミングUMPCとして性能が高いのが魅力。WindowsのUMPCはどんどん新機種がでます。高性能なゲーミングデバイスを利用したいかたは注目です。
| OS | Windows 11 |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen AI 9 HX 370 |
| グラフィックス | AMD Radeon 890M |
| メモリー | 32GB LPDDR5X |
| ストレージ | 4TB SSD |
| 画面サイズ | 10.95インチ |
| 重さ | 789g |
選ぶポイント:
3in1PC
- ゲーミングモード・ノートブック用モードなど1台で使える
よくある質問(FAQ)
- UMPCとはどんな用途に向いているデバイスですか?
- UMPCは「超小型で持ち運びやすいWindows PC」です。出先でのブラウザ作業・メール対応・Office作業など、軽量なPC作業に向いています。携帯性が高いため、カフェ・移動中・旅行先で使いたい方に最適です。
- ゲームでUMPCは使えますか?
- ゲーム向けUMPCはRyzen AI 9 / 8840U / Radeon 780M〜890Mなど高性能APUを搭載しているモデルなら、インディー系から中量級3Dタイトルまで幅広く遊べます。7~8インチクラスで120〜144Hzの液晶搭載モデルでは、Steamゲームを手軽に楽しめます。
- UMPCで重視すべきスペックは?
- ビジネス用途ならCPU(Ryzen 7以上)・メモリー16GBが目安です。ゲーム用途ならグラフィックス・リフレッシュレートをチェックしてみてください。
- UMPCのバッテリー駆動時間はどれくらいですか?
- 用途によって大きく変わります。一般的なWindows作業であれば5~8時間ぐらいのモデルが多いです。しかし、高負荷なPCゲームだと、1~2時間に短くなる傾向があります。長時間プレイする場合、モバイル用バッテリーの併用がおすすめです。
UMPCについて
おすすめUMPCを一覧で解説しました。小さいサイズだと持ち運びしやすく、携帯してゲームができます。もし、実機で確認できるなら冷却ファンがどれぐらい静音で動作か聞いてみてください。
一方でネット通販でUMPCを選ぶときには、SSDがNVMeの場合にはPCIeかどうかチェックしておきましょう。メーカーはGPD・ONE NETBOOK・AOKZOEが人気、比較表もご参考ください。どこの国なのか気にしなければAYANEOのようにコスパがよいメーカーもあります。
小さくてもスマートフォンと違ってキーボードが付いているwindowsのパソコンで、外でも仕事ができるのが便利、Officeも使えます。
UMPCは持ち運べるサイズで、出かける時には持っていくと便利。指紋センサーでログインできるとセキュリティも高いです。収納するケースもあると便利。
持ち運びができる関連ガジェット
・参考
one-netbook
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