ミニPCは、小型で省スペース設計が魅力のデスクトップパソコンです。軽量でコンパクトなため、設置場所を選ばず、必要に応じて移動もスムーズ。特に、モニターの裏にマウントできるタイプは、デスク周りをすっきりさせたい方に人気です。
今回は、メーカーごとにおすすめのミニPCを詳細にご紹介。高性能なゲーミング向けモデルもあります。
この記事でわかること
- ミニPCの選び方を解説
- おすすめのミニPC
ということで「探していているけど、どれがいいか迷っている」という方向けに、特徴を知って製品選びガイドとしてお役立ていただけます。
まずは、選ぶときに気をつけたいポイントもあるので、ぜひご参考にしてみてください。
目次
- ミニPCとは?
- ミニPCの選び方
- ミニPCのおすすめ
- マウスコンピューター BTOミニPC mouse / Ryzen5 日本製
- Apple Mac mini(M4)
- ZOTAC クリエイティブ向けミニPC NVIDIA GeForce搭載
- GMKtec NucBox K8PLUS ミニPC / Ryzen7 8845HS
- レノボ IdeaCentre Mini Gen 8 Intel Core i搭載
- ACEMAGIC ミニPC N97 WIFI搭載
- AOOSTAR GEM12 Ryzen9 6900HX
- ASUS(エイスース) ROG NUC Mini PC GPU搭載ゲーミングミニPC
- BMAX ミニPC N100
- GEEKOM A7 Series AMD Ryzen 9 7940HS Radeon / ハイエンド
- Beelink SER7 ミニPC Ryzen7 7840HS
- HP Pro SFF 400 G9 : ProDesk
- ASUS(エイスース) ミニPC Core i7-13700H
- CHUWI CoreBox ミニPC / 静音性
- Fujitsu FMV ESPRIMO DH / カスタムメイドモデル
- GEEKOM Mini IT13 / ハイスペックなミニPC
- TSUKUMO(ツクモ) ミニPC eX.computer
- MINISFORUM X1 Pro 370ミニPC / Ryzen AI 9 HX 370 / Copilot
- MINISFORUM GK41 / 256GB SSD
- Intel NUC Core i7搭載 小型PCベアボーン
- Skynew ミニPC / 第13世代 Core i7搭載
- ランキングで選ぶ
ミニPCとは?
ミニPCは小型のデスクトップパソコンのことです。マザーボードのサイズもMini-ITXでかなり小型になっており省スペースで設置できるのが魅力。小さなパソコン本体のみでディスプレイなど必要な周辺機器はそろえる必要があります。
筐体が小さいPCなのでファンを搭載していない機種も多く、冷却ファンが無いタイプなら稼働音がほとんど無いため静音性が高く静かなのも特徴です。
ミニPCのメリット・デメリット
ミニPCのメリットは筐体が小さいので設置の場所をとらないということ。狭いデスクの上でも設置場所を確保できます。設置面積が小さいので据え置きでも省スペースです。
また、VESAマウント規格に対応しているモデルではディスプレイの背面に取り付けることも可能です。(100mm、150mm、200mmなど間隔に種類があるので、設置したい場合には確認しておきましょう。)
小型のデスクトップPCなら手のひらぐらいの薄型サイズであれば、持ち運ぶこともできます。重さは1kg前後のモデルが多く軽量です。
デメリットはケースが小さいので拡張性は少ないです。また、高機能なGPUを搭載しているモデルはありません。筐体内が狭いため空気の流れが若干少なくため、排熱は弱点といえるでしょう。そのため、ゲームで日常的に活用を考えている方は注意が必要です。
コンパクトな手のひらサイズ
ミニPCの大きさは、コンパクトなサイズで、20cm×20cm×10cm以内ぐらいです。もちろん、メーカーや機種によっても違いがありますが、パソコンとしては小さい形状をしています。
中に入っているマザーボードのMini-ITXが17 cmぐらいなので、ケースは一回り大きいサイズということになります。
サイズによる他の大きさとの違いとして分かりやすい特長は、小さいので持ち運びしやすいです。一方でコンパクトなミニPCとデスクトップのタワー型と比べて、冷却ファンや拡張スロットが少ないなど、ミニPCは小型なので筐体内の空間に限りがあります。
ミニPCの選び方
ミニPCの選び方を解説していますので、検討前にぜひ参考にしてみてください。
CPU(プロセッサー)の選択
CPUはインテルやAMD Ryzenなどのプロセッサーがあり、PCと同じように必要な処理速度にあったプロセッサーを選ぶといいです。Intel celeronよりもCore i5やCore i7を搭載している方が動作は速いです。ベンチマークで高い性能を求めるならCore i9搭載モデルを選択することになりますが、搭載している製品は少ないです。AMDならRyzen5やRyzen7もあり、基本となる性能はインテルとほぼ並びます。選ぶときはコア数やクロック数などを確認しておきましょう。負荷の高い処理をするには、性能が高いCPUを搭載しているモデルを選ぶ必要があります。
ゲーミング用の場合にはGPUも搭載されています。ストレージは熱を持ちにくいSSDが多く、HDDを搭載している機種はあまりないです。
また、省電力なeMMCを搭載している場合もあり、容量は少ない製品が多いです。ミニPCの場合にはスロットが少ないので、容量の大きいデータを保存する場合は外部ストレージなどのデバイスも便利。
ミニPCの場合にはケースが小さいため放熱性があるタイプがいいです。また長時間使うなら冷却ファンやヒートシンクなど熱対策されているPCは選ぶポイントの1つです。
メモリ
メモリは8GBあれば作業で使えますが、効率的に動かすなら16GB以上が望ましいでしょう。もし、容量が少ない場合には、マルチタスクでもたつく原因になります。
もし、空きスロットがあれば、メモリを追加できますが、ミニPCの場合には拡張性は少ないです。
接続するポートの種類
ディスプレイを接続する場合はHDMI、D-Sub、DisplayPortなど機種によって搭載している映像の映像端子の種類に違いがあります。HDMIのポートが複数あるとディスプレイを用意すれば2画面で使うことも可能です。たとえば、製品によってはHDMI・USB-C(DP対応)・DisplayPortで3画面などもできます。
さらに、SDカードなどを差し込みたい場合には、カードスロットが必要な場合は確認しておきましょう。
有線LANは付いているタイプとWi-FiやBluetooth(ブルートゥース)のワイヤレス対応のみのミニPCがあるので、有線でつなげたい場合には選ぶときにLANがあるか確認しましょう。ミニPCを使う目的が動画などを見るならGigabit Ethernet(ギガビットイーサネット)の端子が搭載されている製品がおすすめ。
性能の基準
ミニPCを検討する際の性能確認の基準は、CPU・メモリ・ストレージ・入力端子です。とくにCPUは処理能力で重要です。
ストレージは高速なSSDを選び、最低256GB以上が理想的です。ミニPCの場合拡張性がないので接続の種類は、何が使えるかという点も確認しておきましょう。予算内で性能のコストがバランスのとれた
組み合わせのスペックを選ぶようにするのがポイントになります。
ゲーミングの用途なら高性能なモデルを選ぶ

引用元:ASUS
ゲーミングの用途なら高性能なハイスペックモデルを選ぶようにします。ミニPCでもゲームによってはグラフィックボードを搭載している必要があります。CPU内蔵グラフィックスと比べるとグラフィックボード(GPU)があった方が、映像を表示する性能が高いです。
ミニPCはコンパクトなため、熱がこもりやすいです。効果的に冷却できるか確認しましょう。冷却不足だと、パフォーマンス低下やハードウェアの寿命が短くなる原因になります。ゲーミングモデルでは、効果的に冷却できるモデルがおすすめです。確認すべきポイントはファンと位置で、エアフローが考えられているケースかどうかが大事になります。
人気メーカーから選ぶ
ミニPCを手掛ける人気のメーカーをご紹介します。
- Lenovo(レノボ)―IdeaCentre Miniのシリーズが小型PCで、CPUの世代も新しいので性能を求める方におすすめです。
- HP―ProDesk/ProOne(プロデスク/プロワン)シリーズがミニPCでデザインが魅力です。
- MINISFORUM―ミニPC専門のメーカーで、次から次へと新製品が入り、コスパがいい製品もあります。
- ASUS(エイスース)―ゲーミングPCやグラフィックボードまで手掛けていて高性能なモデルが多いです。
- マウスコンピューター―mouse CAシリーズはコンパクトなミニPCでカスタマイズできる点が魅力。日本で国内生産しているメーカーです。
- 富士通―ESPRIMOのスモールタイプのミニPCを販売しています。信頼性の高いパソコンメーカー。
ミニPCのおすすめ
マウスコンピューター BTOミニPC mouse / Ryzen5 日本製
マウスコンピューターのミニPCでmouse CAシリーズです。
縦置きできるので、デスクへ省スペースに設置したい人にぴったり。ちょっとした隙間へ、どこでも置けるコンパクトデザインになっています。
デスクトップとして設置することもできますし、ディスプレイにマウントすることも可能です。VESA規格に対応していて、取付キットが付属しているのが特徴です。
国内生産の日本メーカーから検討したいかたにおすすめです。BTOなのでカスタマイズ注文が可能です。オフィスが付いているモデルもあるので、MS Officeを使いたい場合には選択することも可能です。
CPUはAMD Ryzen 5 7530U、メモリが16GB、ストレージは500GB M.2 SSDです。
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CA-A5A01の特徴
- 並列処理能力のマルチコアCPU
- 2画面の同時表示に対応
- 水平方向よりも場所をとらない縦型に設置できるモデル
Apple Mac mini(M4)
AppleでミニPCといえば「Mac mini」です。
コンパクトでサイズは縦横が19.7cmで手のひらにのる大きさです。
CPUは前の世代と比べてパフォーマンスが高い、Apple M4またはApple M4 Proチップのプロセッサを搭載しており、GPUは10コア~16コアです。メモリが16GB RAM、ストレージの容量は256GB~512GBのSSDを搭載しています。
macOSによりセキュリティも保護できます。小型ですが起動が速く性能が高いスペックでMACユーザーにおすすめです。
Thunderbolt 4・HDMIポート・ギガビットEthernetなどが搭載されており、無線ではWi-Fi 6Eのワイヤレスにも対応しています。
見た目のデザインはコンパクトでプライベートで使うのにいいサイズ。シルバーのボディがおしゃれな外観です。
ZOTAC クリエイティブ向けミニPC NVIDIA GeForce搭載
ZOTAC EN374070Cは、クリエイティブ向けに使えるミニPCで、NVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop GPUを搭載しています。グラフィックソフトを使いたい人におすすめです。
スペックはCPUがインテル Core i7-13700HXを搭載、ベアボーンモデルでメモリは無くDDR5 SODIMMに対応しています。ストレージもありません。
NVIDIA Ada LovelaceアーキテクチャによりGPUハードウェアアクセラレーションや、レイトレーシング、AIアクセラレーションに対応しています。
EN374070Cの特徴
- GPU搭載モデルでクリエイティブワークができるミニPC
- HDMI 2.1・DisplayPort 1.4a x2が使える
- ミドルクラスのRTX 4070
GMKtec NucBox K8PLUS ミニPC / Ryzen7 8845HS
GMKtecの「NucBox K8PLUS 」ミニPCのコスパに優れたモデルで、基本的な性能が高い点が魅力。
CPUはAMD Ryzen7 8845HSプロセッサー(最大クロック数 5.1 GHz)、メモリが32GB DDR5 5600 MHz、ストレージの容量はM.2 2280 1TB SSDを搭載しています。用途としては動画を見ることもできる処理性能。
小型の設計で、製品のサイズは13.2 x 12.5 x 5.8 cm、重さは1.78 kgです。
ネットワークの環境はWi-FiやBluetooth5.2に対応。USB type C、HDMIなどの豊富な入力端子を備えています。
映像の出力は4台までモニターへ同時に出力が可能で、HDMIでは8Kにも対応しているミニPC。高解像度な画質で表示したい人にぴったり。
NucBox K8PLUS の特徴
- USB4を搭載
- 4画面表示機能
- 臨場感のあるAMD RDNA 3グラフィックスアーキテクチャ
レノボ IdeaCentre Mini Gen 8 Intel Core i搭載
人気のメーカーでLenovo(レノボ)製のIdeaCentre Mini Gen 8です。
CPUは第13世代インテル Core プロセッサー搭載しており、Core i7またはCore™ i5の構成から選べます。メモリは8GB~16GB、ストレージはSSD 256GB~512GBです。
グラフィックスは内蔵型で、低い設定であればいくつかのゲームができる性能があることをintelにて検証しています。
Wi-Fi 6に対応していて普段使いに適しています。接続はThunderbolt™4 ポートやHDMI 2.1 、DisplayPort、USB-Cなど端子の種類が多いので便利です。
コンパクトな筐体で大きさは約 195 x 191 x 39mm、重さは約 1.8kgで軽いです。インテルのCPUを搭載した信頼性のある性能で、初めてミニPCを使う方におすすめです。
ACEMAGIC ミニPC N97 WIFI搭載
ACEMAGIC ミニPC は、インテルのCPU N97 を搭載しているモデルです。
インターネットサーフィンのような作業なら、快適に動作するスペック。メモリは16GBで、ストレージは512GB M.2 SSDを搭載しています。
ただし、放熱するための冷却ファンが少し音がするようです。ただし、冷却すること自体は動作を不安定にさせないようにするため必要です。
ゲームプレイには適していないですが、簡単に使用できるミニPCがほしい方におすすめです。スタンドがついていて、垂直に立てて設置できます。
>> 口コミ・レビュー
N97の特徴
- 省電力のCPU N97を搭載
- RGBライティング
- 16GBのメモリ
AOOSTAR GEM12 Ryzen9 6900HX
AOOSTAR GEM12は、CPUがRyzen9 6900HXを搭載したハイスペックなモデルです。
メモリは16GB DDR5で、ストレージは512GBの容量が備わっています。
OCuLinkポート搭載しており、高速に接続できる点が特徴です。また、HDMI 2.1やUSB4も使えます。無線接続では、WIFI6とBluetooth5.2に対応しています。
最大で4画面のクアッドスクリーンが可能なため、ワークスペースを広げて仕事環境を整えたい方におすすめです。
>> 口コミ・レビュー
GEM12-69-32の特徴
- Ryzen 9で実力のあるCPUを搭載
- oculinkポートやUSB TYPE-Cポートが使える
- DDR5 規格で2枚
ASUS(エイスース) ROG NUC Mini PC GPU搭載ゲーミングミニPC
ASUS(エイスース) ROG NUC 760 Mini PC(NUC14SRKU7)は、GPU搭載のゲーミングミニPCです。
CPUはIntel® Core™Ultra 7 Processor 155Hプロセッサーで性能が高いのが特長です。加えて、GPUのグラフィックボードはNVIDIA GeForce RTX 4060を搭載しています。
メモリーは16GB (8GBx2)DDR5、ストレージは512GB SSDです。
OSはWindows 11でゲームができる性能です。ポートはHDMIとDP1.4a、Thunderbolt4(USB4 Type C)の映像端子を備えています。そのため複数の画面でディスプレイへ出力ができます。接続は有線LAN(RJ45ポート)とintel Wi-Fi 6E・BlueTooth5.3に対応しています。
ゲーミング用のミニPCを探している方におすすめです。ただし、幅が270mmあるので、大きさは一般的なミニPCよりは少し大きめになります。
詳細スペック情報
- メーカー:ASUS
- 型番:RNUC14SRKU7168AJI
- 重さ:2.9kg
選ぶポイント:
ゲーム向けの性能
- GeForce RTX 4060を搭載しており、ゲームができる性能
BMAX ミニPC N100
BMAXのB4 PLUSはミニPCで、OSはWindows 11 Proですが、Linux(Ubuntu)をインストールできます。
スペックはCPUがインテル第12世代 Alder Lake CPU N100(最大3.40GHz)、メモリが16GB、ストレージは512gbです。ネットワークはRJ45のほか、WiFiやBluetoothに対応しています。
予算を抑えて検討できるため、コスパがいい製品を探している人にぴったり。
コンパクトサイズで12.5 x 11.2 x 4.4cm。重さは約0.3kgです。
GEEKOM A7 Series AMD Ryzen 9 7940HS Radeon / ハイエンド
ハイエンドなミニPCのGEEKOM A7 Seriesです。CPUはオクタコアでパワフルなAMD Ryzen 9 7940HS(最大 5.2GHz)を搭載、GPUはAMD Radeon 780Mです。メモリは32GB(16GBx2) DDR5のデュアルチャンネルで、ストレージは2TB SSDを搭載しています。
接続はHDMIやUSBにより4画面の同時出力が可能です。無線はWi-Fi6EとBluetooth 5.2に対応しています。
ハイスペックパソコンなので小さいながらも動画編集作業をしたい、というようなストレスフリーで動作させたい方におすすめです。
Beelink SER7 ミニPC Ryzen7 7840HS
Beelink SER7は、ミニPCとしてはハイスペックなモデルです。CPUはAMD Ryzen7 7840HS 最大5.1Ghzのプロセッサーで、シングルコアの性能が前の世代と比べて約14%向上しています。メモリは32GB デュアルチャネル (16GB x2) DDR5 4800MHz、ストレージはSSD(M.2 2280 PCle 4.0)で1TBの容量を搭載しています。
USB4、HDMI2.1ポート、DlsplayPort1.4など使いやすい接続端子があるので便利で、HDMIとDPでは高解像度な4K@144Hzに対応しています。(オーバークロックで最大4kをサポート)
また、無線では安定した速度で使えるWi-Fi 6や、Bluetooth 5.2をサポートしていて、2.5Gbpsの有線LANも備えています。
ミニサイズのPCですがレビューでは静音性があるという口コミもあり、高負荷の場合に熱を冷やす冷却ファンの効果が出ているのかもしれません。
詳細スペック情報
- メーカー:Beelink
- 重さ:1.04 kg
- サイズ:12.6 x 11.3 x 4.2 cm
- プリインストールOS:Windows 11 Pro
HDMI出力に対応
- インターフェースが豊富でHDMIやUSBが接続可能な、小さなサイズのPC
HP Pro SFF 400 G9 : ProDesk
HP Pro SFF 400 G9のProDeskシリーズで、スタンダードなモデルです。日本製で品質が高いのが魅力です。
CPUはインテル® Celeron® プロセッサー G6900( 第12世代 インテルCore™ i3-12100・Core™ i5-12500・Core™ i7-12700の構成もあります)、メモリは4GB~16GB、ストレージは256GB ~ 512GB HDDでSSDの構成もあります。(カスタマイズができるモデルなら、最大で2TBの大容量なストレージを使うことも可能です。)
グラフィックスは内蔵型のインテル グラフィックスを搭載しています。(NVIDIA T400 2GBを選択できる製品もあり。)CPUはCeleronも選べますが高速に処理するならCore iシリーズがおすすめです。
OSはWindows 11 Home(またはPro)。キーボードやマウスはワイヤレスにしたい場合はオプションで選択が必要です。
インターフェースはUSB Type-A 3.2 Gen1、USB Type-A 3.2 Gen2、USB Type-C 3.2などを搭載しています。
※構成によって細かなスペックは変わるので、確認をしたほうがいいです。また、オプションでメモリなどは選べるようになっています。
本体の大きさは横幅も27cm以下でコンパクトです。サイズ:270×308×95mm / 重さ約4.35kg
選ぶポイント:
インターフェースの種類が多い
- インターフェースの種類が多いので接続するときに便利
- Windows 11を搭載しているデザインの良いミニPC
ASUS(エイスース) ミニPC Core i7-13700H
ASUS(エイスース) 「PN64-S7303AD」はパワフルなミニPCです。
CPUは第13世代のインテル Core i7-13700プロセッサー(最大 5.20 GHz)を搭載しています。第13世代なので異なるタスクも処理速度にもたつきがなく快適に使うことができます。(Core i7-13700Hも選択できます)メモリは16GB(最大:32GB) DDR5、ストレージは256GB M.2 SSD。グラフィックは内蔵型です。
小型サイズながらインターフェースが豊富で、USB 3.2 Gen2 Type-C、USB 3.2 Gen2、HDMI、DisplayPortなどが使えます。
詳細スペック情報
- サイズ:32.18 x 1.68 x 22.56 cm
- 重さ:1.58 kg
- メモリ:16 GB(最大32 GB)
- 色:ブラック
CHUWI CoreBox ミニPC / 静音性
CHUWIのミニPCで「CHUWI CoreBox」でWindows11 Home 64bitが使えます。
CPUはインテル 第12世代Core i3 - 1215Uプロセッサー(最大 4.40 GHz)。メモリーが16GB RAMと512GB M.2 SSDのストレージを搭載しています。無線LAN(WiFi)によるワイヤレス接続が可能です。
重さは805gなので、軽く持ち上げられるぐらいの小さなボディ。コンパクトなPCになっており、サイズは17.3 x 15.8 x 7.3 cmのスペックです。
稼働音は静音なタイプで冷却性に優れています。接続端子はUSB2.0 Type-A・USB3.0 Type-A・HDMIに対応。microSDカードリーダーが使える点も便利です。
低価格でも動きが遅いこともなく、普段使いで使えるモデルで、用途がネットを見るぐらいであれば使える性能。手軽な作業で使いやすく、動作時に静かなミニPCです。
Fujitsu FMV ESPRIMO DH / カスタムメイドモデル
小型デスクトップPCでFujitsu FMV ESPRIMO DHシリーズ WD2/H2は、カスタムメイドモデルです。
スリムな大きさで本体のサイズは幅89mm×前後332mm×高さ313mm、重さは約5.7㎏です。CPUは3種類から選択が可能になっており、第13世代のIntel Core i3-13100・Core i5-13400・Core i7-13700から選べます。メモリは4GB ~ 64GB、ストレージは約256GB SSD。(ストレージの容量は約256GB SSD NVMe + 約1TB HDDのようにカスタマイズすることもできます。)
また、オプションで光学ドライブが選択できるようになっていて、DVDのスーパーマルチドライブが選択できる点も特徴です。
無線は付いていないので使う場合には付けた方がいいです。内蔵 (Wi-Fi6 +Bluetooth v5.1準拠)が選べます。
OSはWindows 11 Home 64ビット。オフィスは付いていませんが、オプションでOfficeやディスプレイの画面を選ぶこともできます。
デフォルトの設定では低いですがオプションを選択すればハイスペックな構成にすることもできるので、Core iシリーズを選べばビジネスでも快適に動作する性能で効率的です。
サポートは3年保証が付いています。
選ぶポイント:
パーツを選べる
- 最新のWindows 11搭載している小型のデスクトップPCで、パーツを選んで構成できるのが魅力。
GEEKOM Mini IT13 / ハイスペックなミニPC
GEEKOM Mini IT13は、ハイスペックなミニPCでCPUは第13世代のインテル Core i9-13900H(14コア 最大5.4Ghz)を搭載しています。
メモリは32GB、ストレージはSSDで大容量の2TBです。グラフィックカードは無く、一体型のIntel ris Xe グラフィックスです。
OSはWindows 11 Proを搭載しています。高速処理ができるCPUを搭載しているので、日常使いに適した性能があります。ハイスペックなミニPCを探している方におすすめです。
詳細スペック情報
- サイズ:117mm x 112mm x 49mm
- 重さ1.78 kg
- ワイヤレス:WiFi 6E/ Bluetooth 5.2
TSUKUMO(ツクモ) ミニPC eX.computer
TSUKUMO(ツクモ)のミニPCでeX.computerです。BTOの小型PCなのでカスタマイズをして注文することができます。
構成はいくつかあるので選択できるようになっています。
CPUは第13世代のインテル® Core i3-13100・Core i5-13400・Core i5-13500・Core i7-13700から選べます。メモリは標準で8GB、ストレージは500GB SSDを搭載しています。
ネットワークの機能は有線LANのみですが、オプションでWi-Fi 6Eのモジュールを選択することもできます。ディスプレイの出力はHDMI・DisplayPort・USB Type-C・D-Sub15に対応しており便利。
サイズは幅が8cmで高さと前後が約15.5cmほどのコンパクトな大きさで、デスクの上も広く使えます。
標準的な性能があるスペック。普段使いのオフィス作業などで使いやすいタワー型のミニPCです。
MINISFORUM X1 Pro 370ミニPC / Ryzen AI 9 HX 370 / Copilot
MINISFORUM X1 Pro 370は、ハイスペックなモデル。
CPUはAMD Ryzen AI 9 HX 370 プロセッサーを搭載していて、iGPUのRadeon 890Mを搭載。メモリは32GBでストレージはSSD 1TBです。
Microsoft Copilotを起動するためのボタンを搭載していて、ワンクリックでAIアシスタントが使えるのが便利。Copilotを使って生産性を高めたい人にぴったり。
ボディには放熱パイプが内蔵されており、放熱性能が高いのもポイントです。温度が上がりにくいため安定して使うことができます。
MINISFORUM GK41 / 256GB SSD
MINISFORUM GK41は、コスパがいいミニPCで、軽量省エネのモデルです。
CPUはCeleron J4125プロセッサー(4C/4T、4Mキャッシュ、最大2.7GHz)、メモリは8GB、ストレージの容量は256GB SSDを搭載しています。グラフィックは内蔵型のインテル グラフィックスです。
ワイヤレスの機能として、WiFi、 BT4.2に対応しています。
用途としてWebサイトを見るぐらいであれば主力で使えるスペックです。
Intel NUC Core i7搭載 小型PCベアボーン
Intel NUC Core i7搭載の小型PCベアボーンキット「BOXNUC5I7RYH」です。CPUはCore i7(3.4GHz)を搭載しています。
メモリとストレージは自由に好きなパーツを搭載して使えます。ディスプレイをつなげる場合にはMini HDMIまたはMini DisplayPortです。
グラフィックはIntel HD Graphics 6100。インターフェースは、USB3.0でネットワークは無線LANに対応しています。
RAIDの構成は2.5インチHDD/SSD + M.2 SATA/SSD (RAID-0 RAID-1)になっています。
自分の好みで動作スピードが速いミニPCを構築したい人にぴったり。
- 自作PCを作ったことがあれば組み立てられます
Skynew ミニPC / 第13世代 Core i7搭載
SkynewのミニPCで「W13」は小型のデスクトップパソコンです。
CPUは第13世代インテル Core i7-1360Pプロセッサー(最大5.00 GHz) で効率が高いEコアを搭載しています。他のモデルと比べて高性能です。
メモリは16GB DDR5、ストレージは512GB SSD NVMeです。
接続端子はHDMI (最大4K) とDisplayPort(最大8K)、Thunderbolt4対応USB Type-Cを備えています。そのため複数の画面でディスプレイへ表示ができます。
接続は有線LAN(RJ45ポート)とintel Wi-Fi 6E・BlueTooth5.3に対応しています。規格の部分などが新しく、長く使いたいと考えている方におすすめです。
ランキングで選ぶ
ミニPCの人気モデルを選ぶなら、Amazonの売れ筋ランキングがおすすめです。
ランキングでは価格が表示されていて一覧になっているので、予算の条件に合わせて比べながら選択できます。売れている製品がランクインしているので、コスパに優れた製品が入りやすいのも魅力です。
2025年02月04日07:46の時点では、AppleのMac miniが1位になっています。ランキングでは、3万円以下のモデルもありますが、性能はあまり高くないので選ぶときには、スペックをしっかり確認しておきましょう。とくにCPUのクロック数やコア数には注意です。もし、高性能なモデルで快適に使いたいという人は、少なくても5万円~のモデルから探してみてください。
超軽量なモデルもあるので、モニターの背面に取り付けたい場合には、重さも確認しておくとよいです。
おわりに
おすすめのミニPCを一覧でご紹介しました。ベアボーンなどは1万円台で検討できる価格もポイントです。自作パソコンで拡張していくような、PCに詳しいかたに人気があります。
ミニPCの用途としては、デスクトップPCと比べて軽いので、モニターに取り付けて使うか、コンパクトにデスクに置いて使うのにぴったり。
高性能なCPUを搭載しているミニPCを、日常的に使うならメモリが8GB以上あると同時並行のタスクでもパワフルで使いやすいです。
しかし、ゲーミング用としてミニPCを利用するならGPU搭載モデルを選ぶ必要があります。または、NVIDIAのグラフィックボードを搭載している大きめの筐体で、エアフローやヒートパイプの対策をしている一般的なATXサイズを選択しましょう。本体を冷却できるモデルの方が耐久性があります。プロぐらい長時間のゲームをするような場合には、熱対策が必要になるためです。
また、ミニPCは小さいボディなので、スピーカーが内蔵されている製品はほぼありません。そのため、音を出力したいシーンでは、外付けスピーカーなどを利用することになります。
動作がもたつくような場合は、省電力のモードになっているか確認してみてください。省電力の設定はONにしない方が快適になります。
※Celeron・Pentium・Atom・Core・Inside・XeonなどはIntel Corporationの商標です。
つながるトピック
ミニPCの関連情報
- MINISFORUMのミニPC
- Bmax 小型のミニパソコンのモデルがあります。
- GM-JAPANでは軽量な336gのミニPCも扱っています。
- UMPC
- Windows 11 デスクトップパソコン
- スティックPC
- ミニタワーPC
- MacBook
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