AKG (アーカーゲー)のヘッドホンをご紹介しています。
スタジオで使えるフラットな音質のモニターヘッドホンやDJ用があります。
また、Bluetooth接続ができる製品では持ち運びにも便利、ノイズキャンセルができるタイプもおすすめです。
いい音で聴けるヘッドホンを探しているかた向けに特徴をまとめています。ヘッドホンを選ぶときにぜひご参考ください。
探せる見出し
- AKGとは?
- AKGのヘッドホンのおすすめ
- AKG N9 HYBRID ワイヤレスイヤホン【LDAC】
- AKG K52 クローズドバックヘッドホン
- AKG セミオープン型ヘッドホン K240S
- AKG モニター・セミオープンヘッドフォン K240MK2
- AKG K702 ヘッドホン
- AKG K72 クローズドヘッドフォン
- AKG K553 MKII-Y3 密閉型ヘッドホン
- AKG モニター・クローズドヘッドフォン K271MK2
- AKG モニターヘッドホン K371-Y3
- AKG DJヘッドフォン K181DJ
- AKG K701-Y3 モニターヘッドホン
- AKG K361-BT-Y3 Bluetoothヘッドホン 密閉型
- AKG K712 PRO ヘッドホン
- AKG Y600NC WIRELESS ワイヤレスヘッドホン Bluetooth
- AKG Q701 ヘッドホン オープン型 Q701WHT
- AKG N60NCBT Bluetoothヘッドホン 密閉型
- AKG Y50 ヘッドホン 密閉型
- AKG N40 イヤホン / ハイレゾ
- AKG モニターヘッドホン K240 STUDIO-Y3
- AKG K812
- AKGヘッドホンの選ぶポイント
AKGとは?
AKG(アーカーゲー)はオーストリアに1947年に創業された音響機器メーカーです。
プロ用の音響機器を開発するために創立されました。ドイツ語の「Akustische und Kino-Gerate Gesellschaft m.b.H」の略で音響・映画設備といった意味になります。
ハーマンの傘下で親会社のハーマンインターナショナルは世界でも最大級のオーディオメーカーでJBLなどもあります。
AKGは歴史ある音響メーカーで音楽制作など、スタジオで使われているモデルも手掛けています。K812のように高性能な製品もあるので、音質にこだわる方は聞いてみてください。
AKGのヘッドホンのおすすめ
AKG N9 HYBRID ワイヤレスイヤホン【LDAC】
ドライバー | 40mm液晶ポリマー(LCP)ダイナミックドライバー |
---|---|
重さ | 約281g |
インターフェース | Bluetooth 5.3 / 2.4GHzワイヤレスUSBドングル / 3.5mm有線 |
ANC | リアルタイムに補正するハイブリッド・ノイズキャンセリング(6マイク・AI対応) |
通話マイク | 各イヤーカップに2基ずつ搭載(合計4マイク・Zoom認証・防風設計) |
ハイレゾ音質 | LDAC対応・有線/BTどちらもハイレゾ再生に対応 |
特徴
- PU+液晶ポリマー素材採用のメンブレンと独自設計による、AKGのワイドレンジかつ高精細なサウンド
- 2.4GHzワイヤレスUSBドングルが付属/Bluetooth 5.3/3.5mm有線の3系統接続、Apple・Android・PCなど幅広いデバイスに対応
- Zoom認証の高通話品質、AI学習による自動ノイズ抑制、全4マイクで通話しやすい
- マルチポイント接続とGoogle Fast Pair/Microsoft Swift Pairにより複数デバイス間の切り替えができる
- ハイブリッド・ノイズキャンセリングはアプリで手動調整も可能。外音取り込みも瞬時に切替
おすすめしたい人
- iPhoneやAndroidなど複数デバイスを自在に切替えて使いたい人、マルチポイント・Google/Microsoftペアリング機能を重視する方
- スタジオグレードのAKGサウンド、ハイレゾ再生やLDACの高音質ワイヤレスでじっくり音楽を楽しみたい人
- 屋外・移動中のリスニングが多く、周囲の環境音をコントロールしたい人
AKG K52 クローズドバックヘッドホン
AKG K52 クローズドバックヘッドホンは、密閉型です。プロのPAエンジニアなど、現場で培った新開発の40mmのダイナミックドライバーで、18~20000 kHzまで音のディティールを再現。
エントリー向けのためコスパがよいのが魅力で、これからAKGのヘッドホンを使ってみたい人にぴったり。イヤーパッドは通気性があるため着用感がいい仕上がりとなっています。
変換プラグが付いているので互換性が高く、φ3.5mmとφ6.3mmのどちらの条件でも接続できます。
AKG セミオープン型ヘッドホン K240S
AKG K240 Studioはセミオープン型のモニターヘッドホンは、原音を忠実に再生できる機種です。
スタジオ用でミキシングなどの用途にぴったりです。
ドライバーのサイズは直径30mmで周波数帯域幅は15-25000Hzです。セミオープンのため音の抜けもよく自然な聴き心地です。
安くて軽量なヘッドホンで長時間付けていても快適。モニタリング用ですが、レビューでは音の響きがよいという口コミがあります。
重さは約240g。
選ぶポイント:
モニタリングヘッドホン
- 有線の接続のため安定して使用できるモニタリングヘッドホン
AKG モニター・セミオープンヘッドフォン K240MK2
K240MK2はスタジオシリーズのAKGの開放型ヘッドフォンです。
セミオープンのスタジオモニターでバリモーション・テクノロジーで迫力のある低域を楽しめます。
「XXLトランスデューサー」搭載していて振動を抑える「SOUND ZONE」、「Two-layerダイアフラム」になっています。
合皮製イヤパッドは大型のため耳を覆うので装着性も快適です。入力コネクターの接続は3.5mmステレオミニプラグ (金メッキ)が使えます。
スペック
- 感度(1kHz):91dB SPL/mW
- 周波数帯域:15Hz~25kHz
- 最大許容入力:200mW
- インピーダンス:55Ω
選ぶポイント:
特徴 : モニター向けヘッドホン
- 楽器の音もわかりやすいスタジオモニター用のヘッドフォン
AKG K702 ヘッドホン
AKG K702はオープンエアー型ヘッドホンです。
K240 MKIIと比べてK702は周波数帯域も広く10Hz~39.8kHzです。
インピーダンスも高めで62Ωになっておりノイズも無く高音質なサウンドです。
フラットワイヤー・ボイスコイルを採用していて電気信号に繊細に反応します。
スペック
- 感度(1kHz):93dB SPL/mW
- 周波数帯域:10Hz~39.8kHz
- 重さ:290g(除ケーブル)
- インピーダンス:62Ω
- 両耳用オーバーヘッド型
選ぶポイント:
リケーブル
- リケーブルに対応しているため長く使用できる
AKG K72 クローズドヘッドフォン
AKG K72 クローズドヘッドフォンは、バランスのよい音質でボーカルのニュアンスまで楽しめます。
遮音性があり低音域は拡張されているのが特徴で、40mmのドライバーながらパワフルな音質です。聴きやすい周波数レスポンスにより、周波数は16Hz~20kHzまでカバーしています。
頭に合わせやすいヘッドバンドで片出しデザイン。オーバーイヤーの仕様で、交換するためのイヤー・パッドもあります。
選ぶポイント:
クローズドバックスタジオヘッドホン
- 正確なバランスで聴くことができるクローズドバックヘッドホン
AKG K553 MKII-Y3 密閉型ヘッドホン
AKG(アカゲ) K553 MKII-Y3は、プロ用密閉型スタジオヘッドホンです。
独自のハウジング構造で空気の流れにより、透明感のある自然なサウンドで再生が可能です。
モニターがしやすく音の分離や質感を感じることができます。
定位や奥行きを再現できる直径55mmの大口径ドライバーを採用しています。
選ぶポイント:
用途
- 付け心地がよく長時間の録音の作業をするような、スタジオ用途にぴったり
AKG モニター・クローズドヘッドフォン K271MK2
K271MK2は密閉型のAKGのスタジオモニターです。
低域が膨らまないように低減できるバスチューブ機能を内蔵していてクリアなサウンドで聴けるクローズドヘッドフォン。ミュート機能があり、頭からヘッドホンを外すと音漏れしないようになっています。
フラットな音質ですが端切れのよいサウンドで音楽が聴きやすく、プロが使うのにおすすめです。
スペック
- 感度(1kHz):91dB SPL/mW
- 周波数帯域:16Hz ~ 28kHz
- インピーダンス:55Ω
選ぶポイント:
クローズドバック
- 密閉型でも自然なサウンドが魅力のクローズドバック式ヘッドホン
AKG モニターヘッドホン K371-Y3
AKGの密閉型モニターヘッドホンでK371-Y3です。
原音に忠実なサウンドで再生帯域が広く、ハイレゾの音域までカバーできるのが特徴です。低域は5Hzから高域は40kHzまでのレンジで出力できます。
大口径50mmドライバーで合皮製のイヤーパッドを採用していて装着感に優れています。
セットは、ヘッドホンケーブル(1.2m OFC)、EK300(ヘッドホンケーブル3m)、ヘッドホンケーブル(3m、OFC)、標準プラグアダプター(ねじ固定式、金メッキ)、キャリングポーチが付いています。
スペック
- 密閉型
- インピーダンス:32Ω
- 周波数帯域:5Hz~40kHz
AKG DJヘッドフォン K181DJ
AKGのK181DJはDJ用ヘッドフォンです。
DJがモニターしやすいようにイヤーカップが自由に回るので片耳で聴けるようになっています。
周波数帯域は5Hz~30kHzで高音よりもやや低音の方が再生する範囲が広いです。
別売りのヘッドホンケーブル(EK-500S)を使うことも可能です。
スペック
- 密閉型
- インピーダンス:42Ω
- 周波数帯域:5Hz~30kHz
AKG K701-Y3 モニターヘッドホン
AKG K701-Y3は、モニターヘッドホンでオープンエアー型です。
美しいデザインでヘッドバンドもおしゃれ。
リボン状のフラットワイヤー・ボイスコイルを採用していて、中高域は残像音まで再生できます。
「TWO-LAYERダイヤフラム」構造で「バリモーション・テクノロジー」によりダンパー特性によりムダな振動を抑制しています。
いわゆるAKGのヘッドホンで澪ホンと呼ばれるモデルです。
詳細スペック
- AKG K701 - Y3
- 構造:オープンエアー型
- 周波数帯域:10Hz~39.8kHz
- イヤーパッド:アラウンドイヤー、着脱式、ベロア製
- 重さ:290g
AKG K361-BT-Y3 Bluetoothヘッドホン 密閉型
AKG K361-BT-Y3 Bluetoothヘッドホンです。
密閉型の大口径50mmドライバーで臨場感のあるサウンドが楽しめます。
コーデックはAAC・SBCでBluetooth5.0に対応しています。ワイヤレスと有線接続の両方に対応しているのが魅力。
K361は折りたたみをして付属のキャリングポーチで、自宅だけでなく持ち運びができます。252gと軽いのもポイントです。
選ぶポイント:
- 機能としては、ヘッドバンドの内側に折りたたみが可能
AKG K712 PRO ヘッドホン
AKG K712 PROはオープンエアー型のヘッドホンで、原音を再現するためのハウジング構造になっています。
ソフトレザーのヘッドバンドで装着性に優れています。
ベロア素材のイヤーパッドは肌触りもよく耳へのつけ心地もよいです。
ケーブルは着脱式になっており2種類が付属していて好みによって選ぶことができます。
キャリングポーチも付属しています。
スペック
- オープンエアー型
- インピーダンス:62Ω
- 周波数帯域:10Hz ~ 39.8kHz
AKG Y600NC WIRELESS ワイヤレスヘッドホン Bluetooth
AKG Y600NC WIRELESSはBluetooth 5.0に対応しているワイヤレスヘッドホンです。
アクティブノイズキャンセリングに対応していて雑音を軽減できるので通勤や通学など外で使うのにぴったり。人間工学に基づくデザインで装着感に優れています。
また、アンビエントアウェア機能で環境音の取り込みも可能です。
コーデックはSBC/AAC対応していて、バッテリーは最大約35時間再生に対応しています。
アプリでイコライザーの音質を調整が可能です。
スペック
- インピーダンス:32Ω
- 周波数帯域:10Hz ~ 24kHz
AKG Q701 ヘッドホン オープン型 Q701WHT
AKG Q701はオープン型(開放型)のヘッドホンです。
オーストリアのデザイン会社でキスカ(Kiska)と協力して設計されており、色は白でケーブルがグリーンでおしゃれです。
音質は歪がなくハイエンドなスピーカーです。
スペック
- インピーダンス:62Ω
- 周波数帯域:10Hz ~ 39.8kHz
AKG N60NCBT Bluetoothヘッドホン 密閉型
AKGの「N60NCBT」はアクティブノイズキャンセルに対応しているBluetoothヘッドホンです。
騒音を低減できるので外出する時におすすめです。
折りたたみができて軽量設計になっており重さは199g。
N60NC WIRELESSはレイテンシが少なく高音質なapt-Xコーデックに対応しています。
スペック
- 密閉ダイナミック型
- 連続使用:約15時間
AKG Y50 ヘッドホン 密閉型
AKG Y50のヘッドホンで密閉型です。
イエローのポップなデザインでオンイヤータイプになっており、外でも耐久性のあるアルミのイヤーカップを採用しています。
ヘッドバンドはステンレスで低反発なイヤパッドで遮音性もあります。
マイクによるハンズフリーで通話をすることも可能。
AKG N40 イヤホン / ハイレゾ
AKG N40はイヤホンのカナル型です。
音質はハイレゾ対応していて高音質です。CDの約3倍以上の解像度で原音に近いサウンドが楽しめます。
低音域を再生するための直径8mmのダイナミックドライバとバランスド・アーマチュア・ドライバを搭載しています。
周波数特性は10Hz~40kHzと広いレンジを再生が可能です。
AKG モニターヘッドホン K240 STUDIO-Y3
AKGの3年保証モデルの「K240 STUDIO-Y3」です。AKGブランドらしい定位感や奥行きが感じられるサウンドです。
有線タイプのため断線することもあるため保証が長いのもポイント。
セミオープンエアー型で音の抜けがよいヘッドホン。
コスパのいい買いやすい価格です。
AKG K812
AKGの「K812」は、定位のあるフラッグシップのモデルです。ドライバーのサイズは直径53mmで、再生できる周波数帯域が広く、5Hz〜54kHzに対応しています。
オープンエアー型のため、高音域がナチュラル。本格的に音楽を堪能ができるでしょう。
付け心地がよく、ハウジング部分は自然な角度でサポートしてくれます。
スペック情報
- 構造:オープンエアー型
- 感度(1kHz):96dB SPL/mW
- 周波数帯域:5Hz〜54kHz
- インピーダンス:36Ω
- 重さ:398g(除ケーブル)
選ぶポイント:
最高級クラスのヘッドホン
- ハイレゾを超える5Hz〜54kHzに対応
AKGヘッドホンの選ぶポイント
引用元:AKG
開放型と密閉型で選ぶ
開放型と密閉型により音の聞こえ方に違いがあるので重要な部分です。自分の好みになりますが、低音域まで聞こえやすいので、迷っている方は密閉型を検討してみてはいかがでしょう。
開放型ヘッドホン(オープン型)はクリアで音の伸びがよいのが特徴です。AKGの場合には開放型はセミオープンが多いです。
一方で密閉型の場合には低音が聴きやすくなります。ただ独特の低中音域がこもるような音質にならないようにバスチューブ機能を搭載されているヘッドホンもあります。また、パッシブノイズを抑えられて深い低音を聴きたい人におすすめです。
インターフェース
接続は3.5mmまたは6.3mmの有線タイプと、Bluetooth接続のどちらかに対応している場合が多いです。
有線の場合にはケーブルがありますがオーディオ品質で聴くなら有線ヘッドホンの方がおすすめです。
無線の場合には遅延の可能性が少なからずともあるからです。
逆に、ワイヤレスでは出かける時にスマートフォンに入っている曲から音楽を楽しめます。
K SERIES / N SERIES / Y SERIES
AKGのヘッドホンには3種類の主要なシリーズがあります。
- K SERIES(Kシリーズ)...リスニング向けで高音質なヘッドホンのシリーズです。基本的には有線接続が多いです。(一部ワイヤレスもあります。)
- N SERIES(Nシリーズ)...ワイヤレスヘッドホンなど屋外で音楽を楽しむためのモデルです。ノイズキャンセリング対応機種もあります。
- Y SERIES(Yシリーズ)...「Young Pro」の意味で若者向けのヘッドホンです。専用アプリが使えるモデルもあります。
まとめ
AKGのおすすめ製品をラインナップして一覧で解説しました。ヘッドホンやイヤホンはランキングがあれば必ず入る人気のメーカー。
開放型や密閉型など種類もバランスよくあるので選びやすいです。モニターヘッドホンやモニタースピーカーを利用するなら、原音をそのまま出力できる製品がおすすめです。
有線タイプならケーブル部分を差すだけで、接続できます。一方でワイヤレスのモデルはケーブルを使わないような持ち運びのシーンにぴったり。
高音質なオーディオで聴けるヘッドホンがあると音楽や映画などを楽しめて楽しいでしょう。
AKGのヘッドホン関連
▲記事のトップへ「AKGのヘッドホン」