ノートパソコン用として最適な外付けSSDをご紹介です。小型で軽い製品ならポータブルに持ち運べます。パスワードをかけられるSSDや高速に書き込みと読み出しができる性能の高いSSDは便利ですね。
「ノートパソコンを外付けSSDで高速にしたい。」
「外付けSSDで高速にファイルをバックアップしたい。」
外付けSSDではノートPCとデータを同期できるタイプもあります。
万が一の復元用としてバックアップしたい時におすすめです。
外付けSSDがあればノートパソコンの作業も快適です。
便利な使い方やおすすめの外付けSSDをご紹介していきます。

外付けSSDの使い方
SSDとはSolid State Drive(ソリッドステートドライブ)の略です。
外付けSSDの使い方は簡単です。
SSDをノートパソコンのUSBに接続をするだけ。
ドライバを別に用意する必要もありません。
内蔵しているSSDはメーカーから出ている専用のSSDケースに入れれば、外付けのストレージとして使うこともできます。
ノートパソコンで外付けSSDを使うメリット

外付けSSDのメリットは、外付けHDDと比べてSSDは読み書きが速いということです。
USBで接続すれば容量の少ないノートパソコンでもストレージの容量を増やせます。
HDDと比べると衝撃に強く軽いので持ち運びにも最適ですね。
外付けSSDがあれば大量のデータを保存することができます。
カメラで撮影したファイルの大きい画像や動画もSSDに入れて管理できます。性能の良いSSDなら大きなファイルでも高速です。
ノートパソコンのデータに関する機能を補うのが外付けSSDの上手な使い方ですね。
ノートパソコンを外付けSSDから起動する方法
ノートパソコンを外付けSSDから起動する場合にはwindows10なら可能なようですね。
ただUSBでブートするのは初心者には難しいです。
起動する場合には内蔵ディスクから起動するようにしましょう。
もしくは、スマートツインズを使うという方法もあります。
その場合にはスマートツインズ ブートエディション対応のSSDを使いましょう。
スマートツインズ対応のSSD
BUFFALOのスマートツインズ対応の外付けSSD「SSD-PGC2.0U3-BC」です。
USBでノートパソコンなどに接続します。Windows用のバックアップソフトを利用すれば、「スマートツインズ ブートエディション」OSブート機能が使えます。
ちなみに、色の種類はブラックのみで、ホワイトなどほかのカラーはありません。
ノートパソコン 外付けSSDの選び方

ノートパソコンで使うときの外付けSSDの選び方です。
最終的な性能はSSDとノートパソコンの両方が影響します。
最速の外付けSSDを選ぶ時にはUSBインターフェイスをチェックしましょう。
スピードはUSBの規格によって変わってきます。
USBの接続方式をチェック
USB4(USB-Cの形状)は、最大40Gbpsで一番新しいタイプです。商品としてはUSB3.2やUSB3.1(2013年8月の規格)に対応している規格が多いでしょう。
USB 3.0(USB 3.1 Gen1)では最大の速度が5Gbpsに対して、USB3.1(Gen2)では10Gbpsです。さらにUSB4だと40Gbpsの速度なので4倍の速さがあります
スピード重視の場合はUSBの規格をチェックして選びましょう。
※注意点としてはノートパソコン側も同じUSBに対応している必要があります。たとえば、ノートパソコンのGen1のUSBの場合には、外付けSSDがGen2でもスピードはGen1になります。
外付けSSDが遅いという時にはノートパソコンのUSBの規格が古い場合があります。目安としては、430MB/s以上の速度があると快適です。
なるべく最新のUSB規格に対応しているSSDを選んでおけばノートパソコンを買い替えた時に高速で使えるようになりますね。将来的に高速化したい場合にはおすすめです。
SSDとHDDの違い
SSDとHDDはどちらも記憶装置ですが、違いとして構造が大きく違います。SSDの場合には半導体メモリにデータを記憶させます。
HDDはディスクにデータを書き込みます。SSDに比べてHDDの方が価格が安く大容量で使われることが多いです。とはいえ、960GB~1TBぐらいの容量であればSSDでも選べる製品も多くなってきました。
SSDは熱を持ちにくくデータの読み書きスピードが速いのがメリットで内蔵ストレージとしても使われています。また、消費電力が少ないという特徴もあります。
240GB/512GB/1TBなど容量で選ぶ
外付けSSDの容量は1TB前後がおすすめです。なぜなら大容量のデータでも高速に読み書きできるのがSSDのメリットだからです。そのため、ランキングでは1TB~2TBが売れ筋になっています。持ち運びの用途であれば、480GB~512GBもちょっとしたデータを持ち運びするのに便利です。128GB~256GBの容量は5,000円以下で購入できる製品もあるので、予算を抑えたいときには良いと思います。
ノートパソコンにオススメの外付けSSD 8選
それでは早速、ノートパソコンにオススメの外付けSSDのご紹介です。
SSDは持ち歩くこともあるため、落しても大丈夫といった衝撃に強いものがおすすめです。
大きなファイルをあつかう場合には、SSDの読み込み書きが速いスピード重視で選ぶと良いですね。
SanDisk ポータブルSSD:SDSSDE61-1T00-GH25

SanDisk(サンディスク)のポータブルSSDです。
SDSSDE61-1T00-GH25は、衝撃に強いので外付けSSDを2mからの落下させても耐えられる構造です。
ノートパソコンといっしょに外付けSSDを置いて、スペック的には誤ってテーブルからSSDを落しても大丈夫ということですね。
5年間限定保証されているのも安心ですね。500GB,1TB,2TB,4TBなど容量を選ぶことができます。端子はUSB3.2 Gen2に対応しています。
スピードも速くノートPCで使う外付けSSDでは一番のおすすめです。
500GBの容量で価格は2023年05月29日16:33の時点で税込み11,917 円です。
バッファロー 外付けSSD:SSD-PG1.0U3-BC
バッファローの外付けSSDで人気のBUFFALO「SSD-PG1.0U3-BC/N」です。
従来製品と比較をするとデータへのアクセスする性能が向上しており、外付けHDD 120.7MB/sから320MB/sへと書き込みスピードが高速になりました。
ポータブルSSDにはコネクタのケーブルで接続をして、WindowsやMac、PS5・PS4(メーカーにて動作確認済)に接続します。USB3.2Gen1に対応しています。
コンパクトなポータブルSSDなのでノートパソコンにはぴったりですね。
振動と衝撃に強いSSDで米国規格MIL-STDに準拠している設計です。
240GB~2.0TBまで容量を選ぶことができます。
スペック
- メーカー:バッファロー(BUFFALO)
- 製品番号:SSD-PG1.0U3-BC
- 電源:USBバスパワー
- サイズ:75×11.5×117mm
- 重量:約110g(ケーブル含まず)
- 発売日:2021年5月
アイ・オー・データ ポータブルSSPH-UA1N/E
アイ・オー・データ(I-O DATA)の外付けSSDで「SSPH-UA1N/E」です。読込速度と書き込み速度は約400MB/sと高速です。
サイズが約8×8cmと小さくコンパクトで持ち運びに便利。
WindowsやMacのノートパソコンやPS5、PS4に接続できます。
SSDがラバー素材の筐体で、振動や衝撃に強いのが特徴の商品です。
1.2mの高さからの落下に耐えられます。(落下試験基準はMIL-STD-810Gに準拠)
WD 外付けSSD 暗号化 パスワード保護:WDBAGF0010BGY-WESN
WDはWESTERN DIGITAL(ウエスタンデジタル)の略です。
WDの外付けSSDはパスワードをかけることができます。
ノートパソコンと一緒に外付けSSDを持ち歩いて、うっかりSSDを無くしてしまった。
っていう時にパスワードがかかっていれば安心です。
また、ソフトウェアでクラウドへバックアップも可能なので便利ですね。USB Type-Cポートで、USB 3.2 Gen 2に対応しており読み書きも高速です。
(容量/500GB/1TB/2TB/4TB。価格は日時や容量によって変動します。)
選ぶポイント:
USB Type-Cケーブル付き
- OSはWindowsとMacの両対応です
Samsung T7 Touch 外付けSSD
Samsung(サムスン)の外付けSSDです。
Samsung T7 Touchは指紋認証機能付きでパスワードロックやAES 256bitハードウェア暗号化などセキュリティーが高くデータを保護できるのが特徴です。
USB Type-C to CケーブルとType-C to Aケーブルが同梱されておりUSB3.2 Gen2で高速です。データの転送速度は最大1,050MB/秒のスピードです。
ノートパソコンで外付けストレージとして便利です。互換性はWindows 7以降、Mac OS X 10.10以降、Android Lollipop以降に対応しています。
Samsung T7 Touchは耐久性に優れており2mからの落下テストにクリアしています。破損のリスクを低減できるので安心ですね。
サムスンは壊れにくいメーカーとしても有名です。
BCN AWARDで5年連続国内販売台数1位。
レビューでの評価も良くメーカーで選ぶなら信頼性の高いSSDのおすすめメーカーですね。
カラーバリエーションはシルバー・ブラックです。アルミボディで軽いのも魅力ですね。
スペック
- メーカー:Samsung(日本サムスン)
- USB 3.2 Gen 2(10Gbps)、/3.0/2.0互換
- サイズ:85 x 57 x 8.0 mm
- 重量:58g
- 保証期間:3年間
エレコム(ELECOM) ESD-EMN1000GSV 外付けSSD USB3.2 Gen1対応

エレコム(ELECOM)の「ESD-EMN1000GSV」外付けSSDはコンパクトで持ち運びに便利なモバイル向けのサイズです。ノートパソコンと接続して人前で見せたくなるスタイリッシュなデザインの外付けSSDですね。
接続はUSB 3.2 Gen 1 USB Type-Aに対応しており、データーの転送速度は最大で読み込み最大400MB/s、書き込み最大350MB/sのスピード。
わずか10gと軽量でコンパクトなストレージを使いたいかたにおすすめのSSDです。
対応ゲーム機はPlayStation 5、PlayStation 4、パソコンではWindowsとMac OSです。
スペック
- メーカー:エレコム
- 寸法:幅64mm×奥行21mm×高さ9mm(コネクタ収納時)
- 重量:約10g
(容量/500GBの価格です。日時や容量によって変動します。)
Crucial X8 外付け SSD:CT1000X8SSD9
Crucial(クルーシャル)の、持ち運びしやすいポータブルな外付けSSDです。
読み込みスピードが高速です。データ転送速度は最大で書込み1050MB/sです。アルミの筐体で最高2mから落下耐性があり、振動の耐久性があります。
USBのインターフェース規格はUSB 3.2 Gen2になっています。
保証が3年間まで対応しているので、安心ですね。
Seagate BarraCuda FAST 外付けポータブルSSD Windows/Mac対応
Seagateの外付けポータブルSSD「BarraCuda FAST SSD」はフォルダを同期して使うことができます。
つまりノートパソコンのバックアップ用として使える外付けSSDです。
SSDにはソフトウェアが付属しおり、ファイルの追加や削除・変更などを同期してミラーリングを行えます。
ファイルの転送も高速でWindowsとMac対応しているSSDです。
外付けSSDの豆知識
外付けSSDのちょっとした知識もまとめました。
外付けSSDを認識しないしない時
外付けSSDを認識しないしない時には原因としては3つ考えられます。
- ノートパソコンのUSBが壊れている。
- SSDのフォーマットが必要な場合。
- SSDの初期不良。
まずUSBが壊れている場合にはSSDは認識しません。また、USBのポート側が悪いというのは意外とよくあるので注意です。
USBのマウスとか別のものを接続してUSBが壊れているかどうかテストしてみましょう。
もし、他のUSB機器が動くようであればノートパソコン側は問題ないのでフォーマットしましょう。
フォーマットの場合には初期化します。
Windows10の場合にはスタートメニューからコンピュータの管理へ進みます。
ディスクの管理で未割り当てのディスクを選択してフォーマットします。
SSDを新品で買った場合にはほとんどないですね。
Windows11の場合には「システム」のオプションから「ディスクとボリューム」にドライブが見つかると思います。
もしパソコンで外付けSSDをまったく認識しないのであれば初期不良なので交換してもらいましょう。
外付けSSDの寿命はどれくらい?
外付けSSDの寿命はおおよそ5年です。
あくまで目安ですが使い方や頻度によっても変わってきます。
海外ではSSDで読み書きをする回数と関係してくるようですね。
HDDも5年ぐらいで故障が増えるので同じぐらいです。
まとめ
外付けのSSDはノートパソコンと合わせて使うと便利ですね。
特に容量が不足するような時やデータを持ち歩きたいときに活躍します。
外付けSSDをもしメーカーで選ぶならバッファローやサムスンが人気ですね。
SSDを買う時には容量によって価格が変わります。120GB~512GBぐらいであれば安いですが、1TBを超えて大きな容量で買うと1万円以上になります。
自分が必要な容量だけ買うのが安く買えるコツですね。
関連情報
PS5向けSSD
HDDの改装ではハードディスクケースがあると便利です。
外付けハードディスク おすすめ
バッファロー(BUFFALO) 外付けHDD