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CAD用パソコンのおすすめ10選 | 建築・図面向けモデルを比較

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CAD(Computer Aided Design)用パソコンのおすすめ製品をご紹介

まず最初に「2D/3Dどちらを中心に使うか」を切り分けます。

2D製図が主なら、GPUは必須ではないですが、3D CADで形状を起こしてビュー表示する、部品点数の多いアセンブリを扱うなら、体感の差が出るのはGPU。この部分でグラフィック性能が低いと操作が重くなってしまいます。

それでは、業務でスムーズに図面を作製していきたい方に向けて、用途ごとに必要スペックとおすすめ機種を10台に絞って紹介します。選ぶポイントも解説があるので、機種選びの判断材料としてご活用ください。

CAD向けパソコン比較表

外観PC名詳細価格チェックCPUGPUメモリー   特徴   
MousePro BP-I7N20詳細へ472,780円2026/02/01 08:37Core Ultra 7 265RTX 2000 Ada32GB排熱設計
HP Z4 G5 Workstation詳細へ711,150円2026/02/01 08:38Xeon w3~w5RTXシリーズ16GB~64GB5つのPCIeスロット
iiyama PC SENSE-F189-LC265K-NMX詳細へ629,800円2026/02/01 08:57インテル Core Ultra 7 265KNVIDIA RTX 4000 Ada 20GB GDDR632GB(16GB×2)ミドルタワー, 360mm水冷クーラー
Lenovo ThinkStation P5詳細へ506,220円2026/02/01 08:58Xeon w3RTX A100016GB冷却システム
arkhive Creator Custom CC-A7R4R Creaton SETA AC-AG8X87ARL4-SS詳細へ702,800円2026/02/01 09:05AMD RYZEN 7 9700XNVIDIA RTX4000 Ada 20GB32GB200mm大型冷却ファン
  • 価格やPC名などでソート可能です。
  • 比較表は横にスクロールできます。
  • スペックと価格はチェックをした価格更新日の時点です。変わる見込みがあるため、詳細にてご確認ください。

CAD用パソコンのおすすめ6選

CAD用のパソコンでデスクトップ型をそれぞれご紹介します。

ARK (アーク) arkhive Creator Custom CC-A7R4R RYZEN 7 9700X / RTX 4000 Ada

CPU AMD Ryzen 7 9700X(8コア / 16スレッド、最大5.5GHz)
GPU NVIDIA RTX 4000 Ada(20GB GDDR6)
メモリ 32GB(DDR5-5600、16GB×2)
ストレージ 2TB NVMe SSD(PCIe 4.0 / 最大読込約7,100MB/s)
電源 750W 80PLUS GOLD

3DCADで制作したい設計者向けの構成。

特徴

  • Ryzen 7 9700Xの8コア16スレッドにより、Revitなどのソフトウェアで再計算や更新処理が一工程で止まりにくい。
  • RTX 4000 Adaの20GB VRAMにより、BIMモデルを開いた状態でも、視点移動やズーム操作が連続して行える。
  • DDR5 32GBなので、メモリ不足による処理待ちが発生しにくい。
  • PCIe 4.0対応NVMe SSDは、起動や保存の待機時間を短縮し、案件切り替えもスムーズ。
  • 200mmファンを備えたミドルタワーケースと空冷クーラーにより、長時間レンダリング中でもクロック低下を抑えやすい。
  • AutoCADやRevitで、オブジェクト回転時の引っかかりを減らしたい建築・設備設計担当者
  • 部品点数が多いSolidWorksやInventorのアセンブリを扱う機械設計者
  • 業務用として安定稼働するデスクトップを用意したい人

ひとことレビュー(編集部)

  • 9700X+RTX 4000 Adaはマルチコア性能が高くボトルネックが出にくいバランス。
  • ミドルタワー筐体のため設置スペースを取ります。


SENSE∞ F-Class ミドルタワークリエイターパソコン Ultra 7 265K / RTX 4000 Ada

モデル名 SENSE-F189-LC265K-NMX
OS Windows 11 Home [DSP版]
形状 ミドルタワー / ATX
CPU インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 265K(20コア/20スレッド、最大5.5GHz)
CPUクーラー 360mm 水冷CPUクーラー
GPU NVIDIA RTX 4000 Ada 20GB GDDR6
メモリ DDR5 32GB(16GB×2)、スロット4
ストレージ 1TB NVMe対応 M.2 SSD

特徴

  • 最大5.5GHzまで伸びるCore Ultra 7 265Kで、拡大・回転もスムーズ
  • RTX 4000 Ada(20GB VRAM)を搭載し、3Dビューの再描画や視点移動が軽快
  • DDR5 32GBメモリにより、建築・設備データを同時作業しやすい
  • 1TB NVMe M.2 SSDで、大容量CADデータを読み込める
  • 360mm水冷CPUクーラーにより、長時間の高負荷処理でもクロック低下を起こしにくい
  • 10GBASE-T(10ギガビットイーサネット)対応で、ローカルネットワーク内で超高速データ転送
  • トータルで安定性の高い構成になっていて、業務で使いたいプロの方
  • Thunderbolt 4やUSB、DisplayPort・HDMIもあり、周辺機器も使いやすい。デュアルモニターを使いたい方にもぴったり
  • 内部に拡張余地があり、拡張スロットへ増設をして長期運用したい人

ひとことレビュー(編集部)

  • 水冷CPUクーラーとRTX 4000 Adaにより安定性が高く、Ada Lovelaceアーキテクチャのプロフェッショナル向けミッドレンジで、精密作業できるのがポイント
  • 50万円を超える機種で、2DCADでは過剰スペックになりがちなので注意。3DCADソフトで使う方向けです。


Mouse Pro BP-I7N20 / RTX 2000 AdaデスクトップPC


PC名MousePro BP-I7N20
特徴排熱設計
CPUCore Ultra 7 265
GPURTX 2000 Ada
メモリー32GB

BTOのデスクトップPCでmouse(マウスコンピューター)です。好きなパーツを選んで構成したい場合にぴったり。メモリー・SSDの容量をカスタマイズできます。後々で追加する必要がないため、使用するCADソフトの推奨スペックにスペックを合わせられるのが魅力。

特徴

  • インテルのデスクトップ向けCore Ultraプロセッサーを搭載し、AI処理専用NPUによる高効率なAIタスク実行が可能
  • NVIDIA RTX 2000 Ada世代(16GB GDDR6メモリー)搭載で、3Dモデリングやリアルタイムレイトレーシングなど複雑なCAD業務を高速化
  • DDR5-5600メモリーを32GB実装、ハイエンド設計・図面やBIMデータ処理も快適
  • NVMe Gen4×4 SSD(500GB)による高速なデータ読み書きと安定した作業環境
  • 優れた排熱設計と空冷CPUクーラーで長時間のレンダリング・解析でも高い安定性
  • 建築設計で、AutoCAD・Revit・3ds Max・SolidWorksなどプロユースのCADソフトを使う者
  • 3DモデリングやBIM/CIMデータ処理を行う方
  • AI機能やGPUアクセラレーションによる効率化したい人


HP Z4 G5 Workstation Xeon搭載タワー / RTX A400~5000 Ada

HPのワークステーション「Z4 G5 Workstation」です。スペックの構成としては複数の種類から選べます。

CPUはXeon w3~w5のプロセッサーを搭載しているため、ECCメモリーにより信頼性の高い動作。CADで安定した動作を求める方にぴったり。

グラフィックスはNVIDIA RTX A400~5000 Ada、メモリーは16GB~64GB DDR5で、ストレージの容量は512GB~1TB SSDのモデルがラインナップされています。

ミドルタワー型で、フロント側がメッシュパネルで通気性の優れたスペック。さらに、フロントに冷却性能の優れた3連ファンがあるため、吸気がスムーズで排熱性の高い設計も魅力です。

CPU Intel Xeon w3~w5
グラフィックス NVIDIA RTXシリーズ
メモリー 16GB~64GB DDR5-4800 ECC
ストレージ 512GB~1TB SSD

業務向けスタンダードモデル

プロフェッショナルな業務向けのワークステーション。メーカーにておすすめする用途としては、3D CAD/BIM/CIM向けのモデルです。


Lenovo(レノボ) ThinkStation / 設計にも

Lenovo(レノボ)のThinkStationで3D CADに適したハイエンドなパフォーマンスのデスクトップPCで、3D CADやCG作成に対応できます。

ワークステーションでIntel Xeon プロセッサーを搭載していて、細かなスペックは選べます。GPUはNVIDIA T1000 8GB GDDR6グラフィックスで快適な動作。

構成によってスペックに違いがあります。CPUからハードディスクドライブまで、ハードウェアのパーツを自由に選択できます。

メーカーの標準保証は3年間です。

OS Windows 11 Pro for Workstations 64bit
CPU Intel Xeon w3-2423 プロセッサー (2.10 GHz 最大 4.20 GHz)
グラフィックス NVIDIA T1000 8GB GDDR6
メモリー 16 GB DDR5(RDIMM, ECC)
ストレージ 512 GB SSD

特徴:グラフィックボードでスムーズな表示

NVIDIA T1000のグラフィックボードによりスムーズな表示、製品設計におすすめ


TSUKUMO eX.computer Threadripper 9970X RTX5050 ワークステーション

モデル TSUKUMO ワークステーション WE9A-A255/WB
OS Windows 11 Pro 64bit
CPU AMD Ryzen Threadripper 9970X 32コア64スレッド 4.0GHz(Boost最大5.4GHz)L2+L3計160MB
CPUクーラー 水冷CPUクーラー
GPU NVIDIA GeForce RTX 5050 8GB GDDR6
メモリー 64GB(16GB×4)DDR5-4800 ECC 最大384GB
ストレージ 1TB SSD(M.2 NVMe Gen4)
端子 HDMI×1、DisplayPort×3,USB 3.2 Gen2x2 Type-C×1、USB 3.0×2など

特徴

  • Zen 5世代の32コアCPUでマルチスレッド処理に強い
  • ECC DDR5-4800を64GB標準搭載で、大規模アセンブリやBIMモデルのデータに必要なメモリーマージンがある
  • M.2 NVMe Gen4の1TB SSDでプロジェクトのロードや書込みを高速化
  • TRX50プラットフォームとE-ATX基板により、PCIe 5.0 x16スロットで拡張カードの増設に向く
  • Gen5 M.2スロットは16GB/sの帯域に対応し、高速SSD運用に備えられる
  • RTX 5050 8GBは2D CADや軽量3Dのプレビューに適していて、フォトリアル系レンダリングや超高ポリゴン運用はBTOで上位GPUへ切替という判断が取りやすい
  • 10GbE+2.5GbEのデュアルLANでNAS上の大容量データを高速転送し、PDMやBIM 360で使いやすい
  • ATX3.x準拠1000W電源でハイエンドGPUも安定
  • CAD専用の業務環境として、SolidWorksやInventorでアセンブリ編集を行う設計者
  • Revitで重めのBIMモデルを扱う建築系の実務者
  • ANSYSやAbaqusのメッシュ生成と並列ソルバーを常用するCAEエンジニア
  • RealityCaptureや点群処理の前処理したい人


iiyama SENSE 水冷CPU Cooler搭載ミドルタワー デスクトップPC / 建築CADにも

建築CADで使えるスペックがあるパソコン「iiyama PC SENSE-F1B6-LCR99W-NMX」です。3D CADソフトウェアを快適に動作するスペックで、建築設計の業務にぴったり。建築設計の図面作成ではCPUとメモリーの性能が必要です。推奨32GBと4GHz以上のパフォーマンスがあるため、AutoCAD Architectureのソフトに対応しています。

モデル名 SENSE-F1B6-LCR99W-NMX(iiyama PC SENSE∞ F-Class)
OS Windows 11 Home
形状 ミドルタワー / ATX
CPU AMD Ryzen 9 9950X(16コア / 基本4.3GHz・最大5.7GHz / Zen 5)
GPU NVIDIA RTX 4000 Ada 20GB GDDR6
メモリー DDR5 32GB(16GB×2) / スロット4
ストレージ 1TB NVMe対応 M.2 SSD
電源 750W ATX電源
サイズ 約 幅230×奥行465×高さ465mm(突起物除く)

特徴

  • Zen5 + 4nm のRyzen 9 9950X:平均IPCが前世代比で約16%アップ。16コアにより、3DCADの重いアセンブリやモデリング、レンダリングなど高負荷ワークロードを高速処理。
  • RTX 4000 Ada 20GB:CUDA/OptiXベースのレイトレやノイズ除去、NVIDIA RTX アプリのワークフローで威力を発揮。高解像度テクスチャを作業領域で扱える。
  • 冷却とエアフローを作り込んだ筐体:フロント140mmファン×3・リア120mm×1に加え、360mmラジエーターで長時間のレンダリングやVRシーンでもクロックを高く保てます。
  • 拡張性の高い内部構成M.2×2(PCIe×4)、SATA×4、3.5/2.5インチ兼用ベイ×2でNVMe・HDDの増設しやすい。CPU側は最大24レーンのPCIe 5.0に対応。
  • プロジェクト規模に合わせたチューニングしやすい構成。
  • 3DCAD・BIM・CAEの大規模モデルを編集するエンジニア、設計事務所
  • Blender / Maya / 3ds Max でのモデリング?レンダリングで仕上げたいクリエイター
  • AIワークロードの制作環境を整えたい人
  • 多数のUSBで周辺機器・ディスプレイを接続するスタジオ


CAD用ノートパソコンのおすすめ3選

モバイルワークステーション RTX 1000 Ada Laptop GPU搭載

HPのモバイルワークステーションで、「HP ZBook Studio 16inch G11 Mobile Workstation」です。

モデル HP ZBook Studio 16 G11 スタンダード 7Hモデル(AJ1T5PA-AAAA)
OS Windows 11 Pro
CPU Intel Core Ultra 7 155H(16コア / 最大4.8GHz)
GPU NVIDIA RTX 1000 Ada Laptop GPU(6GB GDDR6)+ Intel Arc グラフィックス
メモリー 32GB(16GB×2)DDR5
ストレージ 1TB M.2 NVMe SSD(PCIe 4.0 x4 / TLC)
ディスプレイ 16インチ WUXGA 1920×1200 / 最大輝度400nit / アスペクト比16:10
無線 Intel BE200 Wi-Fi 7 + Bluetooth 5.4
バッテリー 86Wh(6セル)
電源 150W ACアダプター(HP Fast Charge)

特徴

  • Core Ultra 7 155Hの16コアとRTX 1000 Adaで、CAD/BIM/3Dモデリングやレンダリング、動画編集など高負荷ワークロードをしっかり処理。
  • RTX 1000 Ada 6GBはレイトレーシングやAI支援機能に対応。ビューポートの待ち時間を短縮。
  • 16:10のWUXGAパネルは縦方向の情報量が16:9比で約11%増。プレビュー、図面とプロパティを同時に見やすく表示します。
  • 32GB DDR5+1TB NVMe PCIe 4.0 x4で、大容量アセットや読み書き、プロジェクトの差し替えも軽快。
  • Wi-Fi 7(BE200)でクラウド保存やDCCのアセット同期を高速化。
  • 86Whバッテリーと150W Fast Chargeで編集やレンダーパス検証に向く。
  • 主要ISVの認証取得。Autodesk系などプロアプリの互換性検証済みで、ワークステーション運用に適した安定性。
  • AutoCADやRevitなどのCAD/BIM、3DCGのモデリング・レンダリングをモバイル環境で回したいCADエンジニア。
  • 高速NVMeを活用したい人。
  • Windows 11 Proの管理機能とISV認証を重視する法人でモバイルワークステーションを使う人。


ASUS(エイスース) ProArt P16 RTX 5060

モデル ASUS ProArt P16 H7606WM(16型 OLED 2,880×1,800 / 120Hz / タッチ)
CPU/プロセッサ AMD Ryzen AI 9 HX 370(12コア) NPU 最大50 TOPS
GPU/グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPU(最大105W)
メモリー・ストレージ 32GB LPDDR5X-7500 / 1TB PCIe 4.0 NVMe SSD
OS/ソフト Windows 11 Home 64ビット(NVIDIA Studio Driver推奨)
ディスプレイ 16.0型 有機EL 2880×1800(16:10)/ 120Hz / タッチ / DCI-P3 100% / ΔE<1
サイズ・重量 354.9×246.9×14.9、17.3mm / 約1.85kg
インターフェース USB4 Type-C×1(給電・映像出力・40Gbps)/ USB 3.2 Type-C×1(給電・映像出力)/ USB-A×2 / HDMI 2.1 / microSDカードリーダー(SD Express 7.0)

特徴

  • CAD/3DCADの作図とモデリングが軽快な12コアCPUとRTX 5060で、AutoCADやFusion 360、SolidWorksで編集処理するのにぴったり。
  • GPUアクセラレーション性能があるRTX 5060を搭載。CUDA/OptiX対応レンダラ(V-Ray、Irayなど)でビューポート表示やプレビューを高速化。NVENCで画面収録も効率的。
  • 画面は色基準を合わせ3K OLEDで、DCI-P3 100%とΔE<1で線幅や陰影の区別がつく。
  • 冷却はトリプルファンや計算された通気孔、Thermal Grizzlyの液体金属グリスで高負荷レンダリング中もクロックを長時間維持する。
  • 入出力が業務向けのインターフェースでUSB4 40GbpsとHDMI 2.1で4K外部ディスプレイやドッキングに対応。SD Express 7.0カードリーダーで取り込みが速い。
  • CADで32GBメモリーと1TB SSDの構成は実用性が高く、持ち運びで図面作成やモデリングをしたい人。
  • 16:10の広い作業領域と広い色域の表示を求める人。
  • USB-Cでモニターに接続したい人。


Dell(デル) Precision 3591 ワークステーション

Dell(デル)のワークステーションのノートPCで、Precision 3591です。
作業で負荷の高いワークでも、高いパフォーマンスと電力効率で処理ができるCPUで、Intel Core Ultra 7 165H プロセッサー vPro(最大 5GHz)を搭載。グラフィックスはNVIDIA RTX 1000 Ada 世代です。

CADにおすすめのノートパソコンです。ディスプレイは15.6インチサイズで、sRGBを100%カバーするため色が鮮やか。

プロスペックのパーツを選べて、構成をカスタマイズできます。また、ポートはHDMIやThunderbolt 4 Type Cなどを使えます。
OSはWindows 11 Proを搭載しています。構成がいくつかあるので、スペックをよくご確認ください。

AIが搭載されており、Dell Optimizerによりシステムの状況を学習。効率的にパソコンを使いたい方におすすめです。

CPU Intel Core Ultra 7 165H プロセッサー vPro
グラフィックス NVIDIA RTX 1000 Ada 6GB GDDR6
メモリー 32GB 5600MT/s DDR5
ストレージ 1TB NVMe, SSD

CAD用パソコンの推奨スペックの基準を確認

目安は、2D CADと3D CADで別物です。さらにソフトごとに要求が違うため、各ソフトウェアの「推奨スペック」が指している動作条件(検証済み構成)は把握すべきです。

また、実務で使うならマシンに余裕がある方が安全。チェックすべき中心はCPUとGPUです。

2D中心ならGPUよりもCPUとメモリ優先。3D CADは、必要なパーツ水準が一段上がります。部品点数の多いアセンブリを開く、拘束条件を付けて再計算する、表示設定を上げた状態で視点を動かす場面では、処理待ちが積み上がりやすく、高性能なPCほど手戻りが減ります。

3D CADで曲面やフィレットが多い形状、細かいメッシュ表示、陰影やリアルタイム表示を多用するなら、NVIDIA RTXモデルをチェック。GTX系と比べてCUDAコア数が多く、ビューポートの描画や3D処理で差が出やすいためです。

2DCADと3DCADの性能

CADの設計図には、平面的な2DCADと三次元的な3DCADの2種類があります。3Dでは2Dと違い、3次元の空間でモデリングをするため、情報量も多く処理能力の高いスペックが必要になります。

2Dは平面の図面

2Dの場合には平面図のように、プロダクトを図面におこして作成する用途で使います。断面図・立面図をDWG/DXFで作図し、線幅・尺度・注釈・レイアウトタブとビューポートで紙面を整えるワークフローです。

PCのスペックは3D環境下ではメモリーは16GB以上あったほうがマルチタスクがスムーズ。ソフトによって推奨されるパソコン環境に違いがあるので、設計するソフトウェアは確認しておきましょう。

3Dならグラフィックボード

3Dではレンダリング速度にグラフィックボードやCPUの性能が関係してきます。建築物のように立体の場合にはモデリングをする必要があるので、ワイヤーフレームの表示でも複雑な処理であればグラフィックボードを搭載している方を選ぶべきです。

ソリッド、サーフェス、アセンブリなど3次元で設計していくので高い負荷がかかります。3D作業で待ちが出やすいのは、アセンブリの再生成(拘束解決)高品質表示でのビューポート操作です。例としてAutoCADの場合にはメモリーは32GB、8GBのGPUを推奨しています。(参照:AutoCAD の動作環境)

また、建築や土木ではBIMモデルに対応しているArchicadなども利用されますが、大きなプロジェクトの場合には高い性能が必要になる場合があります。一方で小規模なプロジェクトであればCore i5から利用可能です。

設計図面はビジネスの規模によって違うため、建築士の方は使うソフトウェアや立体図面の複雑さに応じたスペック選びが重要です。

CAD用パソコンの選ぶポイント

By:マウスコンピューター

CAD向けパソコンを選ぶときには、ソフトウェアに適応した機種を選ぶようにします。
ソフトによって推奨するスペックは変わってくるので、PCの検討前にCADで必要な動作環境を確認しておきましょう。

CADソフト以外に、グラフィック系アプリケーションで取り込むような場合には、両方の動作スペック以上にしておく必要があります。

入力はHDMIやDisplayPortの、外部出力できる端子が複数あるか確認します。コネクタが2つ以上あればマルチモニターで接続するときに使いやすくなります。ポート数はディスプレイを2画面で使いたい場合に重要です。

デスクトップの場合にはタワー型とミニタワー型がありますが、筐体は大型の方が拡張性に優れています。メモリーは容量が多いがある方が安定した動作になります。また、後からパーツを追加するなら、電源も重要です。

CPUの処理速度はGHzを確認

CPUの処理速度はGHzを確認するようにします。CADで使うCPUはIntelのcoreシリーズでもAMDのRyzenでも使えます。

たとえば、AutoCADではクロック数が3GHz以上のプロセッサーを推奨しています。世代よりもクロック数を一つの目安として探すときに活用できます。(ストレージは、空き容量は10GBを確保しておく必要があります。)
業務用のワークステーションではXeonも演算が速いのが特徴です。

Intelなら世代が新しければCore i5ぐらいから検討してください。ハイエンドモデルならCore i7やi9はパワーがあります。また、CADの場合には同時に並行処理をするか確認をして、処理速度の速さも確認しておくようにしておきましょう。

たとえば、BricsCADの場合にはIntel XeonやAMD Ryzen Threadripperのワークステーション用のCPUに対応していて、高速なメモリーアーキテクチャーにより高いパフォーマンスを発揮します。

CeleronやPentium 相当の低消費電力 CPU は、CAD 業務では避けた方がよいです。起動して操作はできても、再生成や大きめの図面、アセンブリ編集で処理時間が伸びやすく、作業をスムーズにして効率が落ちます。

CPUの性能はCADのソフトウェアごとに、必要なスペックが変わります。先にソフトウェアが動作する推奨スペックを確認しておくと、必要なPCが選びやすくなります。

空冷式と水冷式があり、水冷式の方が空冷式よりも冷却力があり放熱性が高いとされています。冷却ファンの場合でも静音ファン搭載モデルなら静音性があり設計業務で使えます。

グラフィックボードのQuadroはRTXへ

グラフィックボード(GPU)は3D CADで、描画速度を確保するために使います。2D CADの図形あればそれほどCPU内蔵型でも使えますが、3Dなら1GB GPU (DirectX 11 互換)は必要です。4GB以上のグラフィックボードだと対応できるソフトウェアも増えてくるでしょう。

GPUの必要性について解説しておくと、作業をスムーズに表示するためには速いほうが効率的。とくにCATIAやREVITのような3DCADソフトではモデリングするために検討すべき。

必要になる理由は、NVIDIAはCADソフトウェアで負荷が高い時でも、動作が安定するスペックなためです。

Quadro(クアドロ)は3DCADのワークステーション向けに設計されたモデルです。ECCメモリに対応していて安定性が高い特徴があります。
ただし、Quadroブランドの後継はNVIDIA RTXシリーズ(特にRTX Aシリーズ、例: RTX A6000など)です。BlackwellアーキテクチャではRTX PROに再ブランド化されています。

RTX 6000 AdaやAMD Radeon PROなどのグラフィックカードは処理も速いので、負荷が高い作業なら検討してください。ノートPCではNVIDIA RTX A3000あたりだと高性能です。

SketchUpでは物理ベースレンダリングで8GB 以上のVRAMを必要としていて、複雑なファイルでは32GBのVRAMを推奨にしています。

メモリー容量は2枚デュアルチャネル

CAD用パソコンでは、メモリーは「容量」と「枚数(チャネル構成)」の両方が重要です。Autodesk AutoCADなどの2D図面主体でも、16GBを下限とし、3Dモデルやレンダリング、立体図面まで扱うなら32GBクラスにしておくと、描画処理やコマンド実行時の待ち時間を抑えやすくなります。

デスクトップワークステーションの場合、メモリースロットに空きがあれば後からRDIMMを増設できます。たとえば4スロット構成なら、初期構成を8GB×2(デュアルチャネル・16GB)にしておき、将来8GBを2枚追加して32GBに拡張するプランが取りやすいです。

また、16GB×1枚よりも8GB×2枚のデュアルチャネル構成の方が、メモリー帯域を確保しやすく、ビューポートの再生成やズーム操作、3Dオービットなどの処理が滑らかになりやすいです。購入前には、メモリー容量だけでなく「何GBを何枚挿しているか」「スロットがいくつ空いているか」をスペックシートで確認しておくと、CAD用パソコン同士の比較がしやすくなります。

SSDのストレージに製図データを保存

ストレージは3Dデータはジオメトリ・モデリング・カーネルで複雑で、ファイルサイズが大きくなりやすいため、容量に注意する必要があります。

HDDよりもSSDの方が高速にデータへアクセスできるため、SSDに対応しているモデルがおすすめ。HDDは2ndのストレージとして、大容量を使えます。

製図データは大きくなりやすく、建築では保存する容量を確保するため多い方が望ましいです。CADで仕事をする時には外部ストレージを使う場合もあるため、本体で管理する必要な容量を選ぶようにします。図面や画像を保管するなら、目安としては500GB以上を検討してみてください。

画面サイズの作業環境

ノートパソコンの場合、画面サイズは作業性に関わるため重要です。15.6インチ以上の大きな画面で作図をすると、全体のパースをつかみやすくなります。大画面であるほど作業をスムーズにして効率が高くなるでしょう。また、デュアルモニターで広い作業環境にできます。

OSを確認

OS(オペレーション・システム)はソフトを決める際に重要になってきます。OSを選ぶ際には、WindowsまたはMacのいずれかになるでしょう。CADのソフトウェアは両方に対応しているソフトが多いですが、Windowsの方が人気です。

CADでは計測値を扱うことも多く、表を使うならWindowsがおすすめ。Macでも表を扱うソフトはありますが、やり取りはマイクロソフトのオフィスソフトもあるためです。

また、建築分野のCADパソコンはソフトウェアごとに必要な性能は違うので必ず推奨スペックを確認してください。3Dではなく立面図として使う場合もあります。

予算内で買うには?

CAD向けパソコンは、CPUとGPUのグレードによって価格が大きく変わります。2D図面だけか、3Dモデリングやレンダリングまで行うかで必要なスペックが変わるため、自分の作業の種類に合わせて価格帯を決めていくことが大切です。

Autodesk AutoCAD LTやJw_cadなど、2D図面中心の作業であれば、15〜20万円前後の構成を基準に検討できます。

2Dの製図業務で、AutoCADでレイアウトタブを切り替えながら印刷データを作成する設計者や、建築士試験向けに2D図面を扱う目的の構成です。

2D CADメインのケース(目安 15〜20万円前後)

  • CPU:Intel Core i5-14400以上
    またはRyzen 5 7600クラス
  • メモリー:16GB(8GB×2のデュアルチャネル)
  • GPU
    軽めの図面なら内蔵グラフィックスでも動作しますが、GeForce RTX 3050やRTX 4060を搭載したモデルにしておくと、ビューポートのスクロールや拡大縮小が安定しやすくなります。

Revit、Inventor、Solidworks、ARCHICAD、Civil 3Dのような3D CADやBIMを日常的に使う場合は、30〜40万円クラスのワークステーションを前提にした方が安定します。

3D CAD・BIMメインのケース(目安 30〜40万円前後)

  • CPU:Intel Core Ultra 7 265Kクラス
    またはRyzen 7 7800X3Dなど高クロック帯のモデル
  • メモリー:32GB(16GB×2)を標準ラインとして考える
  • GPU:GeForce RTX 4070以上
    建築ビジュアライゼーションやV-Rayなどのレンダラで負荷が高いプロジェクトを扱うなら、VRAM 12GB〜16GBのGPU構成があるとレンダーパスや再描画の時間が安定しやすくなります。

3Dモデリングとレンダリングを日常業務としている建築設計事務所の実務者や、機械設計向け3D CADを利用するエンジニア向けの価格帯です。案件ごとに複数の立体図面や点群データを開く運用が多い場合、このクラスの構成を基準に比較していくと、自分に合ったCAD用パソコンを選びやすくなります。

CAD用パソコンのガイド

平面や建築に適したCAD用パソコンをラインナップしていますが、もし3Dでマテリアルの反射や、光源やテクスチャまでシミュレーションをするなら、性能が高いPCがおすすめ。

グラフィック性能が高いパソコンは、演算処理で負荷がかかる時でも安定して動作するためです。

ソフトウェアの必要なスペックは年々上がっており、求められるパーツの性能も上がっています。検討の前にはPCの構成が使うCADソフトに適応しているか確認しておきましょう。2Dの平面図面では、CPUとメモリーは確認が必要です。

CADの現場で使えるような価格の目安としては40~50万円ぐらいが相場です。とくに3DCGで立体的にモデリングする用途では、グラフィックスアクセラレータが搭載されている高いスペックが必要になります。ただし、2026年に入ってからはグラボ高騰で60万円ぐらいになっています。

とくに選ぶときに重要になるのがCPUで、TDPが高すぎない方が安定性に優れています。逆にいえば、3DCADの機械設計向けPCでは3次元空間を扱うため、価格帯が低すぎるパソコンは動作の性能が低いことがあります。

また、設計といっても幅広く業界によってはCAEまで行う設計士もいれば、クリエイティブな方々もいます。その場合、PCの構成を検討するときには使うソフトウェアのシステム要件を確認しておきましょう。ぜひ、環境に合った一台を見つけてください。

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カスタマイズができるパソコンは、自由に用途に合わせたスペックで注文ができます。 BTOのマウスなどの通販サイトや、富士通のようなカスタマイズができるメーカーもご紹介。...

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クリエイター向け

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