Core Ultra 7(355、358H、366H、258V、255HX)搭載ノート性能比較

妥協せず沼ったPC (執筆/藤田康太郎)

さて、CPUで素晴らしい性能をもつCore Ultra 7を解説をしていく。ブランドのだけでなく、実際に性能を判断できるようにしたい。

CPUって納得いかないと「値段が高いノートパソコンじゃない?」っていう悩みが解消しないんですよね。ですので、失敗したくないという方はぜひ見てみてください。

今回比較する5種類は、CPU Markが18,889~48,405、NPUが13~50 TOPS、ベース電力が17~55Wまで広がる。最上位の255HXは258Vの約2.6倍となるマルチコア性能がある。一方、軽い操作に関係するシングルスレッド差は約13%。Wordの起動やWeb閲覧まで2.6倍速くなるわけではない。

選び方は明確だ。1kg前後の機体で文書作成やWeb会議をこなすなら355、外部GPUなしで画像生成やPCゲームも処理するならIntel Arc B390を備えた358Hが良い。366HはCPU性能こそ358Hと同等だが、内蔵GPUを4 Xeコアに抑えた法人PC向け。258Vは省電力を優先する旧世代、255HXはRTX 5070 TiとAC電源を使って制作時間を短縮する据え置き運用が前提となる。

Core Ultra 7 性能データ比較表

パフォーマンスデータ

結局、どれがパフォーマンスが高いの?っていうのをデータを見ていきましょう。

PassMarkのCPU Markでは255HXが48,405で圧倒的に首位。366Hと358Hは約34,000で並び、355と258Vは約19,000~20,000となった。366Hと358Hの差は1.6%しかなく、冷却やメーカーの電力設定で逆転する範囲だ。ここはCPUスコアで順位を付けるより、Intel Arc B390が必要かどうかで選ぶ方が正確。エンコードや3DCGレンダリングではコア数の差が効くが、Excelへの入力やブラウザ操作ではシングルスレッドが4,008~4,565に収まるため、体感差は小さい。

先に言っておくと性能が低ければダメっていうわけじゃない。例えば、予算が20万円以下で、価格が安ければ納得する場合もあるわけだから。

Core Ultra 7のパフォーマンスデータです。

CPU CPU Mark シングルスレッド 258Vとの性能差 評価
Core Ultra 7 255HX 48,405 4,565 約156%高い 高負荷作業で最速
Core Ultra 7 366H 34,499 4,103 約83%高い CPU処理が速い
Core Ultra X7 358H 33,967 4,122 約80%高い CPUと内蔵GPUのバランスが良い
Core Ultra 7 355 20,473 4,008 約8%高い 普段使いと携帯性を両立
Core Ultra 7 258V 18,889 4,024 基準 省電力の性能が良い

CPU MarkとシングルスレッドはPassMark PerformanceTestの投稿結果を2026年7月20日に参照。サンプル数は355が91件、358Hが263件、366Hが122件、258Vが1,978件、255HXが875件。発売から日が浅いPanther Lakeは今後も平均値が変動する可能性がある。

グラフィック性能はCPU Markから判断できない。358HのIntel Arc B390は12 Xeコア・GPUピーク122 TOPS。258VのIntel Arc 140Vは8 Xeコア・64 TOPS、355と366Hは4 Xeコア・40 TOPSとなる。

TOPSはゲームのfpsを直接示す数字ではなく、 1秒間に何兆(Tera)回の演算。数値が大きいほどポテンシャルが高く、ノイズキャンセリングや、リアルタイム翻訳などの処理が速くなる。

写真編集・動画制作・3D用途で5機種を比較すると、処理性能が最も高いのはGeForce RTX 5070 Ti搭載のSENSEということになる。グラボ非搭載モデルでは、Intel Arc B390を内蔵するCore Ultra X7 358Hが優秀だ。Core Ultra 7 366HはCPU性能こそ358Hに近いが、内蔵GPUは4 Xeコアに限られるため、エフェクト処理や3D表示が遅い。

255HXのNPUは13 TOPSなのでAIを使うなら物足りないといえるかもしれない。高画質な画像をPC内で一から生成したり、大規模なAI言語モデル(LLM)をオフラインで動かしたりするにはパワー不足。とはいえ日常的な文章作成やオンラインAIサービスの利用であれば不便なく活用できる。

CPU 世代 コア/スレッド 動作周波数 ベース/最大ターボ電力 GPU NPU
Core Ultra 7 355 Panther Lake 8/8 4.7GHz 25W/55W Intel Graphics・Xeコア×4 49 TOPS
Core Ultra X7 358H Panther Lake 16/16 4.8GHz 25W/80W Intel Arc B390・Xeコア×12 50 TOPS
Core Ultra 7 366H Panther Lake 16/16 4.8GHz 25W/80W Intel Graphics・Xeコア×4 50 TOPS
Core Ultra 7 258V Lunar Lake 8/8 4.8GHz 17W/37W Intel Arc 140V・Xeコア×8 47 TOPS
Core Ultra 7 255HX Arrow Lake 20/20 5.2GHz 55W/160W Intel Graphics・Xeコア×4 13 TOPS

サフィックスの違い

末尾の文字は、CPU単体の速さより「どの筐体で、何Wを使って動かすか」を示す。Hは薄型高性能機、HXは大型クリエイターPC、Vは省電力モバイルが中心。258VはLPDDR5XメモリをCPUパッケージへ統合して配線距離と消費電力を抑えたが、購入後の増設は不可能だ。HとHXはAC接続時の電力枠が大きく、同じCPUでも冷却ファンの数やヒートパイプの設計によって長時間処理の速度が変わる。

表記 設計 メリット デメリット
355 サフィックスなしのPanther Lake標準モデル 薄型ボディでも扱いやすく、NPUは49 TOPS 8コア構成のため長時間のレンダリングは遅い
H 高性能ノート向け 16コアで書き出しや複数アプリの同時処理が速い 高負荷な時は発熱とファン音が増える
HX 大型ノート向けの最高性能帯 20コアと高い電力枠でCPUレンダリングに強い 本体が重く、AC電源なしでは性能を発揮しにくい
V 薄型モバイル向けの省電力設計 電池持ちが良く、Intel Arc 140Vも実用的 258Vは32GB固定でメモリを増設できない
X7 サフィックスではなく、強化GPUを示す製品ブランド 358HはIntel Arc B390を内蔵し、外部GPUなしでも描画が速い 同じ16コアの366Hより搭載PCが高価になりやすい

358Hと366HのCPU Mark差は約1.6%しかない。しかし、358HのGPUピーク性能は366Hの約3倍。ビデオ編集のGPUエフェクトを使うなら358Hが明確に良い。Excelの大量計算、コードのビルド、複数VMの起動では16コアを使える366Hで不足しない。258Vと355もCPU性能は近いが、258VはIntel Arc 140Vと17Wの省電力設計、355は49 TOPSの新しいNPUと最大55Wの電力枠が利点。新しい355が全項目で258Vを上回るわけではない。

Core Ultra 7 (Panther Lake)搭載ノートPC

Lenovo Yoga|Core Ultra 7 355

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11は、約975gの本体にCore Ultra 7 355、32GBメモリ、1TB SSDを搭載した14型モバイルPC。2880×1800のOLEDは約243ppiあり、Lightroomの細いマスク境界や小さな文字を精細に表示できる。120Hzなのでスクロール時の文字も追いやすい。ただし、高解像度OLEDは60HzのWUXGA液晶より消費電力が増えやすく、75Whバッテリーの大きさがそのまま長時間駆動へ結び付くとは限らない。

CPU Core Ultra 7 355
メモリ/SSD 32GB/1TB
ディスプレイ 14型・2880×1800・OLED・120Hz

メリットは、1kg未満の機体で2.8K OLEDと32GBメモリを使えること。ブラウザ、Excel、Zoom、PDFを同時に開いてもメモリ不足が起こりにくい。NPUはCopilot+ PCの基準を上回る49 TOPSで、Windows Studio Effectsの背景処理をCPUから分離できる。会議中に資料を編集しても、CPUへ余計な負荷が集中しにくい構成だ。

デメリットは、内蔵GPUが4 Xeコア・40 TOPSに限られること。258VのIntel Arc 140VよりGPU側の計算資源が少なく、世代が新しいという理由だけで動画編集やゲームまで速いとは判断できない。32GBの一部をビデオメモリとして共有できても、GPUコア自体の不足は補えない。USB-AやHDMI機器を接続する場合はハブも必要となり、外出時の荷物が増える。

VAIO SX14-R|Core Ultra X7 358H

VAIO SX14-Rは、Core Ultra X7 358HとIntel Arc B390を約1kgからの14型ボディに収めた高性能モバイルPC。B390は12 Xeコア・122 TOPSで、366HのIntel Graphicsに対してXeコア数は3倍。64GB構成を選べば、大容量PSD、複数VM、ローカルAIでシステムメモリを広く使える。専用VRAMを持つGeForce RTXほどではないが、外部GPUなしの1kg級としては画像処理の余裕が大きい。

CPU Core Ultra X7 358H/Intel Arc B390
メモリ/SSD 最大64GB/最大2TB
ディスプレイ 14型・WUXGAまたはWQXGA

メリットは、強力な内蔵GPUと実用的な端子を両立したこと。Thunderbolt 4×2に加え、USB-A×2、HDMI、有線LANを備えるため、撮影先でカードリーダー、外付けSSD、液晶ペンタブを同時に接続しやすい。5G対応も選択可能。WUXGAと大容量バッテリーの組み合わせではJEITA 3.0の動画再生が最大約20.5時間となり、GPU性能を上げても移動用途を捨てていない。

デメリットは、構成選択で重量と電池持ちが大きく変わること。999gはWUXGAと標準バッテリーの最軽量側。WQXGAグレア液晶と大容量バッテリーでは1.22kg台まで増え、動画再生も約15.5~16時間へ短くなる。メモリはオンボードで増設できないため、LightroomとPhotoshopを併用するなら購入時に32GB以上、VMやローカルAIまで使うなら64GBを選ぶ必要がある。

Panasonic CF-SC7SFHAS Let`s note SC7|Core Ultra 7 366H

CF-SC7SFHASは、12.4型の小型ボディに16コアのCore Ultra 7 366Hを搭載した法人向けLet's note。32GBメモリ、512GB SSD、LTEを標準装備する。SIMを挿したまま通信できるため、電車を降りてすぐVPNへ接続でき、スマホ側の電池も消費しない。vPro対応の366Hを採用しており、企業では遠隔管理や統一した端末運用にも組み込みやすい。

CPU Core Ultra 7 366H・vPro対応
メモリ/SSD 32GB/512GB
ディスプレイ 12.4型・1920×1280・3:2・非光沢

メリットは、約919~954gでCPU Mark 34,499の処理性能を持つこと。1920×1280の3:2画面は一般的なWUXGAより縦が80ピクセル広く、Excelの数行分やPDF本文を余計に表示できる。スクロール回数が減るため、立ったまま資料を確認する場面でも操作が少ない。バッテリーはネジ式で交換でき、MIL-STD-810Hを基にした試験も実施。3年ほどで電池が弱っても、本体を買い替えずに対処できる。

デメリットは、価格の多くがLTE、耐久設計、法人管理へ配分され、描画性能には回っていないこと。366HのCPU Markは358Hをわずかに上回るが、GPUピーク性能は40 TOPSにとどまり、358Hの122 TOPSとは大差がある。12.4型ではタイムラインや横長の表も窮屈。編集用途で外部ディスプレイを常用するなら成立するが、単体で映像制作を完結する機種ではない。


Core Ultra 7 (Lunar Lake)搭載ノートPC

MousePro G4-I7U01BK-E |Core Ultra 7 258V

MousePro G4-I7U01BK-Eは、Core Ultra 7 258V、32GB LPDDR5X、500GB SSDを搭載した約946gの法人向け14型ノート。Intel Arc 140Vは8 Xeコア・64 TOPSで、355や366Hの40 TOPSよりGPU支援へ余裕がある。258VはメモリをCPUパッケージへ統合しているため転送効率が良い一方、32GBで固定。Photoshop、Chrome、Teamsを同時に使う容量はあるが、後から64GBへ変更できない。

CPU Core Ultra 7 258V/Intel Arc 140V
メモリ/SSD 32GB・増設不可/500GB
ディスプレイ 14型・1920×1200・非光沢

メリットは、約946gでもThunderbolt 4、USB-A×2、HDMI、microSDを省かなかったこと。USB-Cハブなしで外部モニターと有線マウスを接続でき、microSDから撮影データも直接取り込める。LTEを追加すれば外出先での通信もPCだけで完結。1920×1200の非光沢液晶はOLEDほど鮮やかではないが、照明の反射が少なく、表計算や管理画面を長く扱う法人用途には良い。

デメリットは、通常モデルが販売終了していること。2026年7月20日時点では大容量バッテリー付きの15周年モデルが購入候補となる。通常バッテリーのJEITA 3.0動画再生は約6時間。17W設計の258Vでも、バッテリー容量、液晶、メーカー設定を含む完成品では長時間駆動にならない実例だ。Lunar LakeというCPU名だけで電池持ちを判断してはいけない。

SENSE-16WR171-U7-UKSX |Core Ultra 7 255HX

Core Ultra 7 255HXはLunar Lakeではなく、Arrow Lake-HXである。258Vとは設計目的が正反対だ。SENSE-16WR171-U7-UKSXは20コアCPUへ最大160Wの電力枠を与え、GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU 12GBを組み合わせた16型クリエイターノート。CPU内蔵NPUは13 TOPSなのでCopilot+ PCの40 TOPS基準を満たさないが、生成AIや映像処理ではRTXのCUDA、Tensorコア、専用VRAMを使う方が速い。

CPU Core Ultra 7 255HX/GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU 12GB
メモリ/SSD 32GB DDR5/1TB
ディスプレイ 16型・3840×2400・120Hz・非光沢

メリットは、CPUとGPUを使い切る作業で比較機を大きく上回ること。CPU Markは258Vの約2.6倍だが、シングルスレッド差は約13%にすぎない。価値が出るのは、DaVinci Resolveのノイズ除去、Premiere Proの書き出し、BlenderのGPUレンダリング、RAW画像の一括現像など、待ち時間が発生する処理だ。メモリ2スロットとM.2スロット3基があり、素材用SSDとキャッシュ用SSDを分ける構成も組める。

デメリットは、3840×2400の標準解像度がGPU負荷も増やすこと。画素数は2560×1600の2.25倍あり、RTX 5070 Tiでも最新ゲームをネイティブ解像度・最高画質で120fpsへ固定するのは難しい。DLSSや解像度調整が必要だ。約2.20kgの本体にACアダプターも加わり、動画再生は約4.1時間。高負荷な時は最大160WのCPUと外部GPUを冷却するため、ファン音も小型機より大きい。


Core Ultra 7のよくある質問(FAQ)

Q1|Core Ultra 7は、どのようなCPUが匹敵となる?(競合を知りたい)

Core Ultra 7全体に匹敵するCPUは一つに決められない。PassMarkのCPU処理では、258Vと355がAMD Ryzen AI 5 435やApple M3の8コアに近い。358Hと366HはRyzen AI 9 HX 370やCore Ultra 7 265Hと同程度。255HXはRyzen 9 8940HXやCore Ultra 7 265HXが競合となる。比較時は、17~25WのモバイルCPUと55WのHXを同じ表へ入れて順位だけを比べないことが重要だ。

内蔵GPUまで含めると競合関係が変わる。358HのIntel Arc B390にはRadeon 890Mを備えたRyzen AI 9 HX 370、258VのIntel Arc 140VにはRadeon 880M系が直接の比較対象になる。Apple Mシリーズはバッテリー駆動が良い一方、Windows専用ゲーム、社内ツールを使う人には置き換えられない場合がある。CPU Markが近いという理由だけで同等とは判断できない。

Q2|Core Ultra 7はi7と同等の性能ですか?

単純な同等品ではない。後継に当たるが、進化の中心はCPUの高速化だけでなく、AI処理を担うNPU、強化された内蔵GPU、負荷に応じた電力制御を一つのプロセッサへ統合した点にある。画像生成の補助から長時間のバッテリー駆動まで評価対象がグッと広がったことになる。

14世代のモバイル版i7は14650HXと14700HXで、ベース電力はいずれも55W。対応する255HXのCPU Markは48,405となり、両製品の33,553、36,603を約44%、約32%上回るうえ、13 TOPSのNPUを備える。358Hと366Hは25Wながら約34,000の処理能力と50 TOPSのAI性能を両立しており、少ない電力で従来の高出力モデルに近い速度を得られることが進化といえる。

薄型向けのi7-14xxxUは発売されていないため、258Vと355は15WのCore 7 150U、または旧名称で最後のUシリーズとなった1355Uが比較対象になる。新しい2製品は47~49 TOPSのNPUを搭載し、内蔵GPUと省電力性も強化された。

Q3|Core Ultra 7は高速なプロセッサですか?

高速だが、全型番を同じ「高性能」と扱うのは間違い。Word、Excelでは最下位の258Vでも十分で、255HXへ替えてもシングルスレッド差は約13%。操作の反応が劇的に変わるわけではない。差が大きくなるのは、16コアや20コアを同時に動かす動画エンコード、コードのビルド、3Dレンダリングだ。

PCゲームではCPUよりGPU構成を優先する。外部GPUなしなら12 Xeコアの358Hが最も良く、4 Xeコアの366HはCPUが同程度でもfpsが大きく下がる。255HXが高性能でも、ゲーム性能まで自動的に高くなるわけではない。RTX 5070 Ti搭載のSENSEなら高解像度で遊べるが、255HXと弱いGPUの組み合わせでは同じ結果にならない。

Q4|リスクは?高温になっても安全?

Intelが公表する最大動作温度は、355、358H、366H、258Vが100℃、255HXが105℃。こうしたCPU内部の接合部温度は、キーボードや底面の許容温度ではない。上限へ近づくと温度監視機能がクロックと電力を下げるため、先に速度が落ちる。ベンチマーク開始直後は速いのに数分後から遅くなる現象が、サーマルスロットリングだ。

現実的な問題は故障より、性能低下、ファン音、バッテリー劣化。特に55Wの255HXはバッテリー動作へ切り替えると電力制限が入り、CPU Markどおりの速さを維持できない。ソファなどで吸気口が塞がらないように、硬く平らな机で使う。焦げた臭い、筐体の膨らみ、突然の電源断が出た場合は通常の発熱ではない。異常があれば使用を止めてメーカーへ相談するべき。

Q5|高過ぎない?損せず買い時の性能ランクはどれ?

文書作成と持ち運びが中心なら、Core Ultra 7 355が万能で最も損しにくいといえるだろう。258VよりCPU Markが約8%高く、49 TOPSのNPUもある。16コアの358Hへ上げても、Officeの反応に関係するシングルスレッド差は約3%。画像編集やゲームをしない人が358Hの追加費用を払っても、普段の操作では差を感じにくい。

  • 電池持ちと軽さを優先:258V。旧世代とはいえまだ新しいから中古は品薄かもしれないが、Panther Lake機より明確に安い在庫だけを選ぶ。
  • 内蔵GPUまで重視:358H。Intel Arc B390を使えるため、ゲームで満足しやすい。
  • 法人用の通信と管理機能を重視:366H。Let's note SC7の価格にはLTE、耐久設計、保守性が含まれる。
  • 3DCGで制作するようなハイエンドモデル:255HXは性能は圧巻、処理する時間を短縮できる一方、一般用途では電力と本体サイズが過剰。

外部GPUを搭載しない場合、ゲーム性能はIntel Arc B390(12 Xeコア)を内蔵する358Hが5機種中で最も高い。255HXはCPU処理で上回るが、内蔵GPUはゲーム向けに強くないため、RTXなしでは高いCPU性能をフレームレートへつなげにくいので、ゲーム競技の用途で考えているひとはグラフィックの部分に注意。

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