小学生の子供でもノートパソコンが必要になってきています。
塾などではオンライン授業もあるためです。
また、小学校でプログラミング教育が必修になります。
2020年から開始になったので、どんなパソコンを選べば良いか迷っているお父さんやお母さんも多いのではないでしょうか?
プログラミング学習用に最適なノートパソコンや、キッズ向け製品をまとめましたので、ぜひご参考ください。
子供用のノートPCを選ぶポイント
子ども用のパソコン選びのポイントは安いパソコンでも良いということと、パソコンを操作するときには時間をきめるということです。
いろいろと考え過ぎるとよくわからなくなるので、最低限のポイントをおさえましょう。
選び方としては子供がプログラミングの操作がしやすいかどうかが大事です。スペックよりも操作性にすぐれているほうがPCを使って学習できるようになります。
子ども用は画面の大きなノートパソコンを選ぶ
デスクトップは小さい子供にとっては過剰なスペックなのでノートパソコンで十分だと思います。
ただし、目が悪くならないように10インチ以上の大きな画面のディスプレイを選びましょう。
できれば軽いノートパソコンの方が小さなお子さんには持ち運びがしやすいです。とはいうものの、画面が大きいサイズで軽量なモデルは高いので多少、スペックを落としても良いと思います。
また、子供の目を守るためにノングレア(非光沢)の液晶タイプや、ブルーライトカットを搭載しているモデルもおすすめです。
価格が安いパソコンでも学習できる
子ども用のパソコンは小学生ぐらいなら格安なPCでOKです。最低限の必要なスペックがあれば価格が安価なもので良いでしょう。
そもそも、プログラミングが好きでやるかどうかも買ってみないとわかりません。まずは使いはじめて操作を覚えたり、こういうものなのかという体験をすることが学習の前段階として良い勉強になります。
最初の一台は新品でも6万円以内の予算で見つけたいところです。
タッチパネルならタブレットのように使える
なぜタッチパネルがおすすめかというと、キーボードがネックにならないようにするためです。タッチパネルのディスプレイならタブレットのように使えるので、パソコンの操作が簡単だとスムーズにやり始めることができます。
子ども用のスクラッチでは指で関数を移動すれば、プログラムを組み上げることができます。
子供のプログラミングソフト Scratch
Scratch(スクラッチ)は、子供がプログラミングを学習するための環境で無料で使えます。インターネットがあれば特別なソフトを用意する必要もありません。
絵が動いたり、音がなったりするので感覚的にプログラムとはどのようなものかを体験できます。
いわゆる視覚的GUIでプログラムを作っていくので、プロのようにコーディングするものではありません。
しかし、子供にとってScratchは、とてもわかりやすくおすすめです。遊ぶような間隔で楽しんでプログラミングの基礎的な関数の組み方をパズルのように学べます。
作業するときにはサポートするだけでなく、いろいろな動きをテストして遊ぶのを見守ってあげるのも重要です。
ちなみにRaspberry Piという電子工作のような、パソコンを学ぶためのものがあります。
このラズベリーパイにもスクラッチが入っています。
>>Raspberry Pi とは【できること!】
小学生向けPCのスペック
小学生向けノートパソコンのスペックではCPU・メモリ・キーボードをチェックすると良いと思います。
高学年ぐらいなればある程度使えるようになるので速いPCだと快適です。
CPUのプロセッサーはインテルとAMDが主流です。インテルならCorei5やCorei7が良いですね。AMDでは Ryzen 5や Ryzen 7がコスパが良いです。
子供が使う場合には、キーボードのレイアウトはJIS配列の日本語キーボードを選ぶようにすると良いですね。
価格が安いPCでは英語配列の場合があるので注意が必要です。
ちなみに、プログラミング学習用に最適なPC選びのポイントとしては、大人と同じスペックじゃなくても良いと思います。Chromebookはスペックが少しぐらい低くても起動が速いです。
こだわり過ぎずに「子供がプログラミングをするためのノートパソコン」ということで目的を絞って探した方が安いパソコンを見つけることができます。
タブレットとノートパソコンのどちらが良いか考えている方もいると思います。パソコンを使えるようにするという目的ならキーボードが付いていたほうが良いと思います。
小学生でも低学年ならタブレットでも良いかもしれませんね。
メモリの容量
メモリは8GB以上あるとマルチタスクのような処理で、もたつきが無く軽快です。4GBだと少し遅いと感じるかもしれません。16GB~32GBあればかなりハイスペックですが、ゲームやデザイン制作をするようなパソコンでないと少ないです。
また、価格としても10万円以下で検討することもあるでしょう。少しでも低価格なモデルを探すのであれば最低でも4GB、できれば8GBぐらいあると安心です。
時間の管理が必要
一番大事なのがお子さんがパソコンをする時間の管理です。
文部科学省の資料では、小学生では85分をインターネットをする時間につかっています。
時間を何時までやるかというルールを決めて、子供が理解したうえで使い始めるようにしましょう。
目安としては40分~60分が良いでしょう。集中できる時間は「10分×学年」と言われています。
また、管理のアカウントでは長時間のパソコンができないように、設定をすることもできます。
子供向けノートパソコンおすすめ製品
HP ノートパソコン 14インチ エントリーモデル
ヒューレット・パッカード(HP)のノートパソコンで、 14インチの「HP 14-em」シリーズです。エントリーモデルの入門向けで価格が安いです。ディスプレイは一般的なフルHD(1920 × 1080 )です。
OSはWindows 11で、CPUはAMDのAMD Athlon™ Silver 7120U プロセッサーを搭載、 メモリは4GBでストレージは、SSD 128GBでスペックとしては初心者向けなので速くないですが子どもには丁度よいと思います。
日本語配列のキーボードを搭載しており重量が1.39 kgと軽量なので、子供でも持ち運びするのに適しています。
CPUはAMD Ryzen™ 3 7320Uや、AMD Ryzen™ 5 7530U などの構成も選べます。カメラにはシャッターが採用されているのでセキュリティ対策もできます。また、USBポートを使用しないBluetoothの無線マウスが同梱されています。
レノボ IdeaPad
レノボ IdeaPad Slim 170i 15.6インチです。
エントリー向けのモデルで、スペックの仕様はインテルのCeleron® プロセッサーを搭載しています。
メモリーは8GB、ストレージは256 GB SSD, M.2 PCIe-NVMeです。オフィスが付属している構成など、いくつか選べるようになっています。バッテリーは42Whで、キーボードは日本語です。
ちなみに、最近のノートPCはHDDは少なくSSDなので静音性もありますね。レビューでも子供向けに最適といったコメントが見られます。
学生・保護者・教職員は学割があるようなのでチェックしてみてください。対象は小学生・中学生・高校生・大学生・専門学校なので全ての学生さんですね。
子供に最適なノートPC タッチスクリーン- 2in1モデル 13.3インチ
タッチスクリーンなのでタイピングができない小学生にピッタリです。タブレットのように使える2in1モデルです。
SSDのストレージなので立ち上がりが速く、子供がプログラミングを学習したいという意欲がある時にすぐに立ち上がります。メモリは8GB、ストレージは256GB搭載しています。ある程度、データを保存できる容量ですね。
Windows10なのでファミリーセキュリーができるため子供を保護する有害サイトの設定も楽です。
価格は2023年06月05日22:20の時点で、税込み82,263 円です。
13.3インチなので子供が使うのに丁度よいサイズです。
重さも1.27kgぐらいで軽量なノートパソコンですが、小学生の低学年ぐらいだと落とす可能性もあるので机に置いて使った方が良いと思います。
子ども用のノートPCに最適 Chromebook ASUS C434TA 14.0型
子供にも使いやすい14インチで大きめの画面のASUSのノートPC C434TAです。
このパソコンはChromebookです。
Windowsではないのですが、安いのが特徴です。CPUはインテルCore m3を搭載しています。
もし、プログラミング勉強としてスクラッチをやるならネット環境が得意なクロームブックでも十分。学習アプリを使うのも良いですね。
日本語のキーボードなので、「かな」読める小学生ならタイピングに挑戦するのも良いですね。
価格の相場は5~6万円ぐらいで販売されています。(2023年06月05日22:21の時点で、税込み54,507 円)
子ども用に最適なノートPC Jumper Ezpad 7S
Jumper Ezpad 7S 2-in-1で画面サイズは10.1インチです。
タッチスクリーンタブレットノートパソコンで、解像度は1920x1200のIPS液晶ディスプレイです。
CPUはCeleron N4120、メモリが4GB RAM、ROM 64GB [Win10搭載]
メリットは、他の製品と比較して安く買えるのが魅力です。
また、OSはWindows 10なので子ども用のセキュリティーの設定などがお父さんやお母さんが設定しやすいですね。
外部サイトですが、きっちり制限してから子供にWindows 10パソコンを与えるのが親の責任もリンクしておきます。
デメリットはブランド品ではないということですが、子供にとってはあまり関係ないでしょう。
子ども用のノートPC 富士通 FMV LIFEBOOK LH35/C2
富士通のキッズ向けノートパソコンで「FMV LIFEBOOK LH35/C2」です。
14インチの小さめの機種でCPUはインテル Celeron プロセッサーを搭載しています。
メモリは4GB(DDR4 SDRAM)、128 GBのストレージで入門用として使えるPCです。スピードはやや遅いのですがメモリの増設など入替えはできません。
子ども用のノートPC NEC LAVIE First Mobile
NEC LAVIE First Mobileは子供向けに開発されたノートパソコンです。
10.1インチのコンパクトなディスプレイでタッチパネルに対応しており指で操作することができます。
CPUはンテル Celeron プロセッサー N4100、メモリが4GB、ストレージはeMMC 128GB。
キッズ用で重さが653gと軽量なので小さなお子さんでも持てますね。
ランキングから人気の商品を選ぶ
Amazonの売れ筋ランキングから人気の商品を選ぶのも一つの方法です。
売れ筋ランキングは、低価格なモデルが上位にくることが多いので、価格を重視している場合には選び安いと思います。
CPUは世代が同じであれば、基本的にはCeleron・Core i3・Core i5の順で性能が高くなります。また、ExcelやWordを使いたいときにはOffice搭載モデルがおすすめです。
結論:子供におすすめなノートパソコン
子供におすすめなノートPCは安いもので良いということです。動画編集ができるぐらい高性能なモデルは不要だと思います。また、キーボードで入力するのは小学生の高学年なら挑戦できるように日本語配列を選んであげると良いですね。
教科書と同じような内容を動画で配信して授業をしているサービスもあったりするので、子供にパソコンがあると学習をするのに便利です。
プログラミングの勉強ではスクラッチから始めれば学ぶきっかけになると思います。スクラッチなら指先で動かせるタッチスクリーンも使えるので子供にとっては快適です。
11歳ぐらいまでは手の大きさも小さいのでフルキーボードでタイピングするのは大変なので、画面を触って動かせるのは楽ですね。
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SSDを搭載しているのでスピードも速いです。