FX用モニターは、株やトレードでチャートを表示したい時に便利です。
マルチモニターやウルトラワイドならデータを並べて表示することができます。
解像度は4KやWQHDなど高精細なモニターもあります。2画面、3画面で使えるモニターアームはFXの作業環境を構築するときにおすすめです。
選び方もご紹介しているので、モニターを選んで購入するときに、どうぞご参考ください。
使いやすいFX向けモニターとは?
FXではチャートの表示やレートなど複数枚の画面を並べるのが基本です。ウィンドウを並べて情報を俯瞰することにより判断しやすくなります。
とくに初心者の方は「買い時」や「売り時」の相場を読み取って、良いタイミングで売買できるようにチャート分析する必要があります。
推奨すべきモニターというのはないですが、なるべく広い画面を使うべきです。理由は情報量が多くなるためです。そのため、FXで総合的に判断するために複数表示ができるモニターがおすすめです。
FX向けモニターの選び方
出典:LG
解像度は4Kなど高精細を選ぶ
モニターの解像度は4K(3840×2160)やWQHD(2560x1440)が作業スペースが広く使えます。
画質はフルHDでも十分なのですが、4KモニターはフルHDの約4倍の広さがあり高精細です。内蔵型のGPUなどがあれば問題ないですが古いパソコンやスペックや性能が低いと4Kモニターが使いにくい場合があります。そのような場合にはWQHDもおすすめです。
ただし、価格は4Kと比較してフルHDの方が安価な場合がほとんどなので、2画面・3画面のモニターを用意するならフルHDの方が予算としては検討しやすいですね。
モニター環境は何枚?1~2枚?
FXというとモニターの枚数は6枚以上あるイメージがある方が多いと思います。トレーダーはなるべく多くの情報を一目で見た方が効率が良いためです。
では何枚あればよいかといえば、結論としては多ければ多いほど快適です。ただし、パソコン環境によって使える数に違いがでてきます。たとえば、パソコン側の接続端子がHDMI×2・DisplayPort×2であれば4枚まで使えるということになります。一方で、1~2枚のように数が少ない場合には27インチ以上の大きめ画面がおすすめです。FXのMT4の場合には画面を分割してマルチディスプレイのように、複数のチャートを表示することができるためです。
上級者の方は多い枚数で画面を構成する。初心者やインターフェースが少ない方なら、1枚~2枚で大きめ画面がおすすめです。
複数のトレードモニターを使うならVESAをチェック
VESAは、アームや壁掛けに取り付けるときに必要になります。幅の種類があり、100mm~200mmぐらいまであり、100mmが多く一般的です。
価格が安価なモデルの場合には、モニターの裏側に無い場合があるため注意が必要です。アームを使わずに、2画面で並べてモニターを置いて使うだけであれば、VESAは無くても大丈夫です。ただし、上下のピボットで調整できる方が見やすいでしょう。
サイズは24インチ以上
モニターのサイズは、24インチ(23.8インチ)以上だと見やすいです。
FXで利益が出て作業環境に投資したいと思った際に、24インチモニターなら2画面にするなど次のステップにも進めやすいです。
今後、マルチモニターにすることを考慮して選ぶ場合には、VESAマウントの規格に対応しているモニターを選ぶと良いです。
ネジ穴が付いていればアームに取り付けることができるからです。また、枠が細い極細ベゼルやフレームレスだと、2枚並べるようなマルチモニターで使いやすくなります。
一方で20インチ以下のモニターサイズだと小さいので、2枚の画面を利用した方が効率的といえるでしょう。
大きなウルトラワイドは見やすい
ウルトラワイドのモニターは30インチ以上の場合がほとんどです。大きい画面を利用すれば、モニター1枚でも情報を多く表示することができます。
横長の画面を使うメリットは、画面の境目のフレームが無いので見やすいということです。
ウインドウを2画面、3画面並べてチャートを並べたりトレード記録をしたりするのに便利ですね。多くの情報を表示するために、なるべく大きめを用意するのがコツです。
FX向けモニターのおすすめ
LG モニター 23.8インチ 4K / 24UD58-B
LGの4Kモニターで23.8インチの「24UD58-B」です。
解像度が4K(3840×2160)なので高精細。非光沢(アンチグレア)のIPSパネルを搭載しています。広視野角で水平と垂直が178度まで対応しており斜めからでも色変化が少ないので見やすい画面です。
ブルーライト低減機能が付いており、スキャルピングFXのような集中してモニターを見続けるデイトレードでも目に優しいモニターです。
ディスプレイの機能として表示遅延を抑えるDASモードやチラつきを抑えるフリッカーセーフ機能、カクつきを抑えるAMD FreeSyncに対応しています。
入力端子はHDMI×2、DisplayPortです。
レビューではコスパの良い4Kモニターという口コミが多いです。
詳細スペック情報
- サイズ:554×202×421(mm)
- 重量:スタンドあり4kg(スタンドなし3.4kg)
- 型番:24UD58-B
- 視野角:178°
- ブランド:LGエレクトロニクス
選ぶポイント:
4Kの画質で高精細
- 長時間のPC作業でも目に優しい4Kモニター
I-O DATA モニター 23.8インチ WQHD フレームレス
I-O DATA(アイ・オー・データ)のモニターで23.8インチです。
FXでは複数パネルを使うことが多いですが、フレームレスのスリムベゼルで2画面、3画面と複数モニターで使いやすいディスプレイです。
枠が7mmの極細フレームでつなぎ目も目立たずに設置できます。
また、斜めからでも見やすい非光沢なADSパネルで上下・左右は178°の角度まで見えます。
インターフェースが豊富で、接続はHDMIが3つ付いておりDisplayPort、USB、ヘッドホン端子があります。
解像度はWQHD(2560x1440)でフルHDに比べて約3倍の作業スペース。
LCD-MQ241XDBは、2Wのスピーカー付で3年保証です。
VESAマウント規格は100mmピッチに対応しており市販のモニターアームに取り付けできます。
サイズ:541×210×408(mm)、重量:スタンドあり4.1kg(スタンドなし3.7kg)
選ぶポイント:
VESA対応で複数のマルチモニターにも最適
- FXの環境作りがしやすい薄型スリムベゼルのモニター
- 複数のマルチモニターにするときに使うVESA対応
Acer モニター 23.8インチ フレームレス フルHD
Acer(エイサー)のモニターで、大きさは23.8インチです。解像度がフルHDで、IPSなので角度が付いても見やすいディスプレイになっています。フリッカーをやブルーライトを抑える機能を搭載。
フレームレスで、VESAにマウント対応しているため、複数枚の設置が可能です。
FXのローソク足などテクニカル分析の画面を多く設置したい方におすすめの製品です。
価格が安いモニターで2万円の予算で購入できます。実際、2024年04月09日15:42の時点では税込み14,800 円。EK241YEbmixは発売日が2023年08月10日のモデルです。メーカー保証が3年と長いのも安心ですね。
詳細スペック情報
- ブランド:Acer(エイサー)
- 製品:EK241YEbmix
- 入力:HDMI1.4ポート、ミニD-Sub15ピン
- サイズ:約 幅538.8mm × 高さ411.0mm × 奥行き192.0mm
- 重量:約2.68kg
選ぶポイント:
リフレッシュレート100Hz / 応答速度1ms
- リフレッシュレートが100Hzでスムーズかつ応答速度が1msで速いモニター
Dell 4Kモニター 27インチ / 縦置き対応
Dell(デル)製の4Kモニターで27インチ「S2722QC」です。色の幅が広くsRGB 100%で美しい表示ができます。事実、レビューでは画像の映りに満足している感想が多いです。
解像度が4Kで27インチの大きめサイズ。1画面でFXをしたいかたにおすすめです。
高さの調整できる高機能なスタンドで、画面を回転させて縦で使用できるため縦置きしたい方に適しています。また、左右の角度調節(スイベル)、上下の角度調整(チルト)にも対応しています。
3年間無輝点交換保証があり、ドット抜けがある場合には無料で交換してくれます。
接続はHDMIのほか、USB Type-Cが使えるのでノートパソコンとケーブル1本で給電もできます。
詳細スペック情報
- ブランド:Dell
- サイズ:高さ400.1mm-510.1mm×幅611.6mm×奥行174.7mm
- 重さ:4.70kg
- 応答速度:4ms
- リフレッシュレート:60Hz
- 色域:sRGB 99%
- ノートパソコンとUSB Type-C接続にも対応している4Kモニター
- スタンド部分は縦横どちらの設置も出来る仕様が嬉しいポイント
- カラー:ブラック
- タイプ:IPSパネル
- 応答速度:5 ms
- サイズ:611.6 x 370.8 - 565.4 x 242 - 250.1 mm
- 重量:約8.2 kg
- 4Kで高画質な表示ができるモニター
- 1画面で作業スペースが広いウルトラワイド34インチ
- Display HDR 400に対応した横長画面で美しい表示
- 使いやすい2画面用のモニターアーム
- 3画面でFAXのチャートを並べたい場合に最適
- しっかりした構造で安定感のあるモニタースタンド
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● 選ぶポイント
EIZO FlexScan 27.0インチ 4K
EIZOのFlexScan 27.0インチ ディスプレイモニターの「EV2740X-BK」です。
解像度が4K UHDのIPSパネルなので、フルHDと比べて約4倍の情報量を表示することができます。画面はノングレア(非光沢)で、疲れ目対策としてブルーライトを80%カット、自動調光機能があります。
モニターコントロールユーティリティ(Screen InStyle Server)は、マルチモニターを一括制御することが可能になっています。1台の電源をオン・オフや輝度・コントラスト・カラーモードなどを他のモニターと連動できます。
入力端子はUSB Type-C、DisplayPort、HDMI×2、USBハブを搭載しています。USB Type-Cは、給電ができる仕様なのでノートPCで便利です。
フレームレスのスッキリしたデザインで、色は2種類ありブラックとホワイトが選べます。レビューでは画質が綺麗と評価の高い機種です。
日本の会社によるブランドなのでサポートも安心ですね。
詳細スペック情報
● 選ぶポイント
LG ウルトラワイドモニター 34インチ
LG モニターで34インチ ウルトラワイドモニターの「34WP500-B」です。
一つの画面に2つのウィンドウが表示できます。FXでチャートやレート、シュミレーションなど並べて表示したい時に便利です。1枚で多くの情報を表示するスタイルの方は注目ですね。
フリッカーフリーの機能があり、チラツキを抑えて目の負担を軽減してくれます。
比率が21:9(2560×1080)のIPSパネルでHDRによるダイナミックな映像が表示できます。
また、色域が広くsRGB95%カバーできるディスプレイです。
HDMI×2が使えます。
サイズ: 817×484×224mm、重量5.92kg
● 選ぶポイント
PHILIPS モニター 曲面 ウルトラワイド
Philips(フィリップス)の49インチモニターで「499P9H1/11」です。横幅が1194mmなので、スーパーウルトラワイド「439P9H1/11」43.4インチのモニターよりも広いのが魅力。
解像度はWDHDのワイドな大画面です。
曲面パネルで視界いっぱいにFXのグラフなどのチャートを表示したいかたにおすすめです。
コントラスト比が80,000,000:1と高く綺麗なVAパネルのディスプレイ。
入力端子はDisplayPort 1.4 x 1、HDMI 2.0 b x 2、USB-C 3.1 Gen 2 x 1(アップストリーム、最大65W電源)に対応。5Wのスピーカーを搭載しています。
● 選ぶポイント
FX向けモニターアームのおすすめ
Amazon 2画面用 モニターアーム
2画面用のモニターアームでFXで為替レートやチャートなど2画面で表示したい場合に便利です。
デスクの天板に挟んで固定するクランプ、またはグロメットで設置できます。
アームは角度調整や横の向きなど自由に調整できるので見やすい姿勢で位置を決められて快適です。
画面のサイズは27インチまで取り付けることができます。耐荷重は2.3~11.3kgです。
VESAマウントに対応しており、モニターを固定するためのネジやレンチなどが付いています。
● 選ぶポイント
グリーンハウス 3画面用 モニターアーム
3画面のモニター設置に対応している、グリーンハウスの液晶ディスプレイアームで「GH-AMCJ01」です。
机に設置方法はC型クランプと棒で差し込むグロメットのどちらかで取り付けられます。
中心はポールに付いており、左右のアームは5関節で、縦横回転など自由に動かせます。
27インチで8kgまでのモニターが使えます。VESAマウント規格(FPMPMI)は、100mmと75mmの両方が使えます。
● 選ぶポイント
エルゴトロン 4画面用 モニターアーム / デイトレで便利
デイトレで便利な4画面のモニターでFXができる、モニタースタンドです。
エルゴトロン「DS100」は24インチ、14kgまで取り付けることができます。
モニターの安定感が良くケーブルをきれいにまとめられます。
アームは動かすことがなく固定されるため、前後に動かしたい場合には2画面用を2つ用意するという方法もあります。
リアルタイムに同時に多くの情報を表示したい、というときには画面は多い方がいいですね。
● 選ぶポイント
商品についてひとこと
FX向けのモニターは1枚ならウルトラワイドが便利です。2枚以上ならマルチモニターにすることでチャートを並べて表示ができます。一つのチャートを研究する方や、複数のチャートを表示する方などやり方はそれぞれ違うので、トレードスタイルによってモニター環境を用意することが重要です。
モニターアームは机の天板に取り付けるだけなので設置は簡単です。トレードルームの作り方としてアームはモニターのインチ数も変わってくるので大事なポイントになります。
投資はスマホでもできますが、本格的にデイトレで稼ごうと思ったらある程度のスペックのCPUを搭載したパソコンで広い作業環境のモニターがあると快適ですね。
米ドルと円の通貨を長時間トレードする方や、取引スピードが速い株式などでモニター画面を見続けている方は目が疲れやすいと思います。もし、目の疲れを感じて困っている方は、ブルーライト軽減機能やLEDバックライトによるちらつきを抑えるフリッカーフリー技術などの機能がモニターにあるかチェックしておきましょう。
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