「240Hzから300Hzへ上げる意味はある?」「FPS用ならWQHDよりフルHDがいい?」
そんな迷いがあるなら、MSI MAG 255PXFはかなりバッチリな一台です。
24.5インチのフルHDに、最大300Hzと0.5ms(GTG、最小値)のRAPID IPSを組み合わせています。
高解像度へ広げるより、FPSで高いフレームレートを出すことに本気。3万円台前半でこの構成なら、個人的にはかなり魅力を感じました。
もくじ
[閉じる]MSI MAG 255PXFをレビュー|FPSを高フレームレートで遊ぶ構成が良かった
| 画面サイズ | 24.5インチ |
|---|---|
| 解像度 | フルHD(1,920×1,080) |
| パネル | RAPID IPS・ノングレア |
| リフレッシュレート | 最大300Hz |
| 応答速度 | 0.5ms(GTG、最小値) |
| 色域 | sRGB 97%・DCI-P3 90% |
| 同期機能 | FreeSync Premium |
| 映像入力 | HDMI 2.0b×2・DisplayPort 1.4a×1 |
| スピーカー | 2W+2W |
| スタンド | 高さ0~130mm・スイベル-30°~30°・ピボット-90°~90° |
| 保証 | 3年間 |
MAG 255PXFで一番気に入ったのは、性能の方向がハッキリしているところです。
フルHDなら高いfpsを狙いやすく、24.5インチなら視線を大きく動かさず画面全体を把握できます。Apex LegendsやVALORANTなどで、敵を追い続ける使い方と相性が良いですね。
MSI MAG 255PXFで良いと思ったところ
300Hzまで出せるので、240Hzからさらに更新間隔を縮められた
高リフレッシュレートを重視するなら、MAG 255PXFの300Hzは大きな魅力です。
240Hzでは1回の画面更新が約4.17msですが、300Hzなら約3.33ms。差は約0.83msです。
数字だけなら小さく感じます。ただ、マウスを振りながら相手を追うFPSでは、表示位置が細かく更新されるのが嬉しいところ。
「所有欲を満たすゲーミングモニターで、もう一段上のレベルまで欲しい」というこだわりに応えてくれます。
24.5インチのフルHDは、競技FPS用として納得感があった
MAG 255PXFは解像度を欲張っていません。
フルHDならWQHDよりGPUへ掛かる描画負荷を減らせます。300fps付近を狙うゲーミングPCとも組み合わせやすいです。
24.5インチという大きさもポイント。画面端の情報まで視界へ入れやすく、「敵を見つけて照準を合わせる」ことへ集中できます。
高精細さより勝負中の見やすさを優先した設計。私はここがかなり好きです。
RAPID IPSなら、速さだけでなく発色にも期待できた
高速表示だけに特化して、映像が味気なくなるのも避けたいですよね。
MAG 255PXFはRAPID IPSを採用し、sRGBカバー率97%、DCI-P3カバー率90%。約10億7,300万色の表示にも対応しています。
FPSで動きを追いながら、ゲーム画面の色もしっかり楽しめるバランスです。
0.5msはGTGの最小値なので、常時その数値になるわけではありません。それでも300Hzと組み合わせる高速パネルとして、仕様はかなり本気だと思います。
FreeSync Premiumがあるので、fps変動にも対応できる
常に300fpsへ張り付くゲームばかりではありません。
撃ち合いやエフェクトが増えた瞬間は、フレームレートが上下することもあります。FreeSync Premiumは、そんな場面でティアリングやカクつきを抑えるための機能です。
高Hzだけではなく、実際のプレイ中に表示を安定させる機能まで入っているのが良いですね。
高さを130mm動かせるスタンドは、FPS用途で便利だった
モニターの位置を細かく決められるのもMAG 255PXFの強みです。
高さは最大130mm調整でき、左右は30°ずつ動かせます。画面も左右90°まで回転可能です。
FPSでは椅子やデスクに合わせて視線の高さを決めたいので、固定スタンドより自由度があります。
モニターアームを最初から買わなくても、自分のポジションへ寄せられるのは地味に嬉しいポイントです。(意外と高さが変えられるのも少ないです)
AIビジョンは暗い場面の視認性を整えられるのが面白い
MSI独自のAIビジョンにも注目しました。
映像シーンに応じて明るさや彩度などを自動調整します。暗いマップで細部が沈み込みすぎる場面でも、画面を見やすく整えられるのがメリットです。
ナイトビジョンも搭載。MAG 255PXFはパネル性能だけで終わらず、ゲーム中の「見える」に関わる機能がしっかり揃っています。
購入前に確認したいポイント
300Hzを使うならDisplayPort接続が必要だった
ここは大事です。
MAG 255PXFはDisplayPort 1.4a接続なら1,920×1,080/300Hzに対応します。一方、HDMI 2.0bでは最大240Hzです。
PCで性能をフルに使うならDisplayPortを選べばオッケー。DPケーブルが付属するので、別途用意する必要がないのも安心感があります。
HDRより高リフレッシュレートを重視する一台だった
MAG 255PXFはHDRにも対応しますが、最大輝度は250cd/㎡クラスです。
映画で強烈なHDR表現を楽しむことを一番に考えるより、FPSで高速表示を得るためのゲーミングモニターと考えたほうが納得できます。
その代わり、最大300Hz・RAPID IPS・FreeSync Premiumへしっかり予算が使われています。狙いが明確だから選びやすいですね。
フルHDなので、高解像度よりfpsを優先する人に合っていた
細かな景色を高解像度で眺める用途なら、WQHDという選択肢もあります。
MAG 255PXFはそこを競いません。
1,920×1,080へ絞ることで、高fpsを出すハードルを下げています。「解像感より照準を追ったときの滑らかさが欲しい」というFPSプレイヤーなら、この割り切りはむしろメリットです。
MSI MAG 255PXFがおすすめな人
- VALORANTやApex Legendsなどを高フレームレートで遊びたい
- 240Hzよりさらに上の表示性能が欲しい
- 24.5インチで画面全体を把握しながらFPSをプレイしたい
- TN系ではなくRAPID IPSの色合いも重視したい
- 3万円台前半で300Hz対応モニターを選びたい
逆に、MAG 255PXFを検討する時点で「4Kの細かさ」を求める必要はないと思います。
このモデルの魅力は、フルHDだからこそPC側でfpsを伸ばしやすく、その映像を最大300Hzで表示できること。
競技FPSへ寄せた使い方なら、かなり筋の通った選択です。
MSI MAG 255PXFレビューまとめ
個人的な評価として、MSI MAG 255PXFは、24.5インチ・フルHDで高フレームレートを狙う人にピッタリだと思いました。
特に良いのは、最大300Hzだけを売りにしていないところ。0.5ms(GTG、最小値)のRAPID IPS、FreeSync Premium、AIビジョン、高さ調整スタンドまで揃っています。
そして価格は3万円台前半。
「240Hzで十分かもしれない。でも、同じ3万円台なら300Hzまで欲しい」
そんなワガママに応えてくれるのがMAG 255PXFです。
あえてダメなところを上げるとすれば、スタンドの凹凸がない方が好み。ホントどうでもいいことかもしれないですね。m(_ _)m
というわけで、基本的なレベルが高いのでガチなゲーマーも納得すると思う、FPS用ゲーミングモニターとして、大正解の一台。
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