IODATA(アイ・オー・データ)の「LCD-YC172AX」が2024年5月下旬より発売されます。LCD-YC172Aシリーズは、17.3型のモバイルモニターです。
本記事では製品の機能について解説していて、詳しいスペックについてレビューしていますので、ぜひご参考ください。
モニターの特徴
LCD-YC172AXは、LCD-YC172Aシリーズで17.3型で持ち運びができる大きさです。サイズは幅が約399mmで、収納するケースも付いています。
USB-Cでノートパソコンと接続をして使うのに便利です。シンプルなデザインなのでビジネスにも最適。
パネルの種類はAASでIPS系のモニターのため、視野角が広く上下左右178°に対応しています。非光沢なので映り込みが少なく見やすい画面です。
画面
解像度はフル(1920×1080)に対応していて、一般的な業務で十分な画質です。
色は1677万色で色鮮やかです。エンハンストカラー機能を使えば、色合いがメリハリのある映像を映すことも可能になっています。また、色の調整が6軸なので綺麗な色味で表現できます。
機能
設定は背面のボタンにより操作が可能で、画面のモードを設定できます。「ブルーリダクション 2」を設定するとブルーライトを低減することができるので、目の疲れを抑えたい人におすすめです。
また、ゲーム用モードもありますが、リフレッシュレートが60Hzなので本格的なゲームは難しいかもしれません。CREX機能では映像に応じてバックライトの明るさを自動で制御します。
注意点としてスピーカーは内蔵していません。また、スタンドは一体型になっています。
接続
モニター本体との接続は、HDMI(ミニ)ポートまたは、USB Type-Cの2種類です。USB-CはDisplayPort Alt Modeに対応しているので、ケーブル1本で給電と映像出力が可能になります。ただし、電源が付属する場合には、別売りの充電器が必要になります。(メーカー推奨 / GP-ACC20R/B)
付属品としてACアダプターは付いていないので、電源が不足する場合には市販のUSBケーブルをつないで使います。
レビュー
アイ・オー・データはビジネス向けの周辺機器の取り扱いも多いので、信頼性も高いです。
IODATA LCD-YC172AXも日常で仕事するシーンで便利になるモバイルモニターと言えます。ノートPCとUSBケーブルがあれば接続が簡単。キャリングケースが付属しているので実用的なモニターです。
評価したい点は17.3インチのサイズ感です。「LCD-YC172AX」の横幅は約40cmで約1kgの重さがあり、毎日の持ち運びというよりは14インチぐらいのモバイルPCを使っていて、大きめの画面が使いたい、作業領域を広げたいというようなデュアルモニターのような使い方に最適です。一方で気になった点は、入力端子はDisplayPortもあればいいかもと思いました。とはいえ、このモニターの場合にはUSB-Cで使う場合が多いのかもしれませんね。
保証が長く3年間のサポートがあるので安心して使えます。
価格は2024年05月14日の時点で税込み40,480円です。
スペック
製品名 | LCD-YC172AX |
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メーカー | IODATA |
画面サイズ | 17.3インチ |
解像度 | フル(1920×1080ピクセル) |
コントラスト比 | 1000:1 |
アスペクト比 | 16:9 |
リフレッシュレート | 60Hz(最大) |
応答速度 | 5ms(GTG) |
パネル | AAS |
輝度 | 220cd/㎡ |
カラー | 1677万色 |
サイズ | 約399×16×248mm |
重量 | 約1.0kg |