IODATA(アイ・オー・データ)のゲーミングモニターで、GigaCrysta EX-GDQ271JAのご紹介です。発売日が2023年9月のモデルです。
本記事では製品の機能について解説していて、詳しいスペックについてレビューしていますので、ぜひご参考ください。
モニターの特徴
「EX-GDQ271JA」は27型で解像度はWQHDに対応しており、フルHDと比較すると約1.8倍の情報を表示することができます。
リフレッシュレートが速く180Hzなので、FPSゲームのような動きが速いシーンでも滑らかで見やすいのがメリットです。
PS5のゲーム機にも対応しており、HDMI2.1規格とVRR機能によりフレームレートとリフレッシュレートが最大120Hzで同期するため、ティアリングがなく快適です。可変リフレッシュレートはティアリングやカクつきのスタッタリングを抑えられます。また、PCではグラボと同期できるNVIDIA G-SYNC Compatibleに対応しており、VESA AdaptiveSync認定を受けています。
低遅延なゲーミングをプレイできる点が魅力です。
画面
解像度はWQHD(2560×1440)なので、ゲーミングモニターの中ではハイスペックな方だと思います。4Kまでは必要なくてもフルHDよりは繊細な表示がしたいという方に適しています。
また、リフレッシュレートは最大180Hzで、一般的なモニター60Hzと比べて3倍の速さで、応答速度においては0.2ms(GTG)に対応しています。
色合いはDisplay HDR400に対応しているので、暗いシーンでの黒つぶれや明るい白飛びがなく快調豊かな表示を実現しています。特にゲームで画面の黒つぶれは見えにくくなってしまうので色の表現は重要です。
パネルの種類はAHVAなので視野角が広く、上下左右が178°まで見える仕様です。
機能
Night Clear Vision(ナイトクリアビジョン)の機能を搭載しており、暗いシーンでも見やすくすることができます。
メニューのゲームの項目から設定することが可能で、2段階で設定ができて、自動調整のモードもあります。また、Clear AIM機能を使えば残像感を軽減させる設定も可能です。
スタンド部分は、高さ調整が130mmの昇降が可能で他のメーカーと比較して大きな幅が可能です。角度の調整は上下のチルトと、左右のスイベルに対応しています。ピボット(回転)も可能なので横から縦にして使うことができます。また、VESAマウント規格が100mmに対応しているためアームに取り付けることが可能です。
スピーカーを内蔵していて、2W x2に対応しています。また、ヘッドホン端子と音声出力のステレオミニジャックも備えています。
接続
接続はHDMI 2.1 ×2、DisplayPort×1でつなぐことができます。またケーブルが付属していてDisplayPortケーブル、HDMIケーブル、USBケーブル(A-B USB 2.0)が付いています。
付属品としてはリモコンがあるので離れて操作することができます。
レビュー
IODATA(アイ・オー・データ)は信頼性の高いモニターを開発しているメーカーなので、品質には安心感があります。保証はバックライトも含めて3年間のサポートしているのもポイントです。
また、メーカーではゲーム機との動作確認をしており、PS5 / PS4 Pro / PS4 / Switch /Xboxで使うことも可能です。もちろん、GigaCrysta EX-GDQ271JAは、リフレッシュレートが180Hzに対応しているのでゲーミングPCで使いたい方が多いと思います。
評価として良い点は、180Hzの高速なリフレッシュレートと高精細なWQHDの画質です。一方で悪い点は個人的な好みとしてはリモコンは使わないかもれない感じました、ということぐらいです。
価格は2024年04月30日11:16の時点で税込み43,800 円です。
スペック
製品名 | EX-GDQ271JA |
---|---|
メーカー | IODATA(アイ・オー・データ) GigaCrystaシリーズ |
画面サイズ | 27インチ |
解像度 | WQHD(2560×1440ピクセル) |
コントラスト比 | 1000:1 |
アスペクト比 | 16:9 |
リフレッシュレート | 180Hz(最大) |
応答速度 | 0.2ms(GTG) |
パネル | TFT AHVA |
輝度 | 400cd/㎡ |
カラー | 1677万色 |
サイズ | 高さ403~533x幅615x奥行211mm |
重量 | 6.6kg |